3、アンリ

コナキノコの形を崩さずに摘み取るのは結構難しいことだった。それぞれに渡された鉢植えの木の幹のそばには大小さまざまなコナキノコが生えている。「はい、じゃあ皆さん、先ほど言った手順で形崩さずにキノコを収集して下さいねー」小太りな中年女性教師の声

3、ケイト

「魔力を放出しすぎると、自分の身を滅ぼすかもしれないので･･･」教師の言葉を左耳から右耳に流しながら、ケイトは鉛筆をくるくる回しながら外を見つめていた。それというのも、さっき煙と砂埃が学校に向かっていたからだ。煙と砂埃は門の一歩手前で止まっ

バレンタイン過ぎちゃった

更新停滞すいません；；；脱スランプ出来ました！これでじゃんじゃん書けますーvvvv･･･なんて思ったらテストが近くなってしまいました(号泣)うわーん、すいません！でも、出来る限りアップしていきたいと思います。今日いろいろ新しい設定も思い浮か

2、ブラッドタイガー

学校の門の手前では、呪文教師・アデラが腕組みをして仁王立ちになっていた。これは、遅刻してきた生徒が遅刻届けを出さないで学校に入ろうとするのを防ぐためである。授業開始から二十分、彼はすでに十人もの生徒を捕まえていた。男にしては細身な身体だが、

スランプきたーー･･･がくり

ご無沙汰しててすみません；；私生活が本当に忙しくて･･･(言い訳言うな)とりあえず本編のアップし始めました。ちょっと･･･いきなりスランプに入っちゃって文がめちゃくちゃですけど許してください(；w；)ｳｳｯ次アップするときは脱スランプしたい

一章 『1．ロム』

昨日の天気予報どおり、今日は快晴の青空だった。雲ひとつなく、数匹の鳥たちが大きな翼で優雅に弧を描いている。「ロム、早くしないと学校に遅れるわよ！」そう言いながら、寮長のベガがロムの部屋の扉を威勢良く開けたのは授業開始の十分前。十分前というも

初めましてです。

さっき更新したはずなんですけど、しょうせつに消されてしまってますね；；まあもう一回書きましょう。。+：ONE Day：+。管理人：笹目 蓮華です。ええと、当ブログはオリジナル小説サブログですので(たまに日常生活も更新します)、不快感を感じる

プロローグ

炎、水、風、光。その昔、この世界では、この四つの力が絶えずぶつかり合い、そして消えあっていた。彼らはお互いを理解しようとせず、またしようともしない。誰もがこう思っていた。『彼らは分かり合えるはずがない』洞穴の中で飢えと戦い、死を恐れる日々。