中国拳法<意拳>を伝える意拳修養拳学舎のブログです。 教室案内も載せてます。
中国拳法<意拳>を伝える意拳修養拳学舎のサイトです。 管理人の武術について思ったこと感じたことも書いている備忘録でもあります。 教室案内も載せてます。
今回は、道新拳論148 以下 上述の比較をつぶさに見ると、兵器の、戦場を長い期間経た招数は、刺す、断つ、押し上げる、ずらす、などの簡単なもののみに過ぎない。 複雑な招式を説く必要がないのは、この簡単なものも刻苦磨練しなければならず、初めて掌握することができる。 重要なのは、運用中に、精神と気力を兵器に貫くことであり、兵器と身体を一体と融合させることである。 まるで、自分の手腕の延長である…
今回は、道新拳論147ということで書いてみたいと思います。 以下 但し、兵器の使用は拳脚のところに及びもしない。 兵刃は、人体運動の一つ身の外のものであるからである。 その、持ち上げ、手に取り、運用し、引き寄せるのは、空手の便利自在には及ばない。 ゆえに、兵器の練習と応用は、拳術よりはるかに難しい。 他に、近接距離の戦闘中に、いくつかの兵器は、すなわち、効能を発揮するのが難しい。 以上…
今回は、道新拳論146ということで書いてみたいと思います。 以下 兵器の威力は、拳脚よりも大きい。 その原因は、兵器はさらに大きな打撃空間範囲があり、とても高い硬度があり、そして、極めて小さな接触面積に力量を集中させる。 というのがある。 他に、てこの原理より、兵器の末端は、高めの速度を備えている。 それによって、振り回し突き刺す衝撃力を増加する。 以上 今回の箇所は武器の特性について書か…
今回は、道新拳論145ということで書いてみたいと思います。 以下 兵器の種類はとても多く、昔“十八般兵刃”の説があった。 但し、実際の種類は、はるかにこれにとどまらない。 一般に、長兵(槍、棒)、短兵(刀、剣)、超短兵(匕首)、軟兵(鞭)、と抛射兵刃(弓箭)などにまとめる。 これらはみな、鋭い、あるいは先のとがった金属物を配合した長い竿、あるいは、グリップ形状の木物質で構成するところのも…
今回は、道新拳論144ということで書いてみたいと思います。 以下 後世は、はては、兵刃を捨ててしまって、顧みない。 わずかに、拳を学ぶのみである。 近代になってやっと、世に流行するのは、套路(型)であり、兵器の実戦用法は極めて珍しく貴い。 我々は、これに対する以上、学習を進行し、徹底して本末と実質を見極めなければならない。 以上 趙道新先生の生きた時代であっても、すでに兵器訓練というの…
今回は、道新拳論143ということで書いてみたいと思います。 以下 昔は、械闘(武器を持った闘い)に訓練士兵を用いた。 現在、銃剣、剣術等の軍事過程が残っている。 兵刃訓練中の死傷者が減っている。 拳術は、一種の兵器を使用する準備技術をなし、育み、生み出す。 武を学ぶものは、まず拳術、その後兵刃が多くなる。 以上 今回は、兵器訓練について書かれているようです。 昔は、兵器を使った訓練が主で…
今回は、道新拳論142ということで書いてみたいと思います。 以下 兵器 兵器(冷兵器を指す)の産生は、拳術より早かった。 はるか昔の時代の原始人は、すでに石の塊、と木棒を運用することと、赤手空拳に比べてさらに、有効に,、けだものや、敵に対処することができた。 人類の文明の発展によって、材料は、石器より、銅器に変わり、ついで、また鉄器に取って代わられた。 兵器の製造はまた、徐々に良く多…
今回は、道新拳論141ということで書いてみたいと思います。 以下 両の手指をそして、かき乱す五指をもって、相手の柔らかく弱い部位を突き打つことを含み、 同様に、とても高い実用価値も備えている。 手指をもって、相手を突き打つのは、打撃範囲が大きい、接触面積が小さい、成果を収める速度が速いの優越なところを備えている。 ただし、力量が小さい、手指の堅固が低いの不足もある。 これは、我々が正確に…
今回は、道新拳論140ということで書いてみたいと思います。 以下 人体は、しかしながら、あのような全身運転の穴道は存在しない。 ただし、かえって多くの生理上の薄弱な環節(部分)がある。 もし、これら急所部位が、打撃を受ければ、必然と、大脳、神経と内臓に影響する。 ゆえに、打撃部位は、拳術の必ず従い行うところの法則である。 以上 ここでは、点穴の実際について書かれているようです。 不思議な…
今回は、道新拳論139ということで書いてみたいと思います。 以下 拳術がこれにより、用をなすのは、明らかに不適当なところがある。 多くの穴道は、たとえ命中したとしても、どのような効果もない。 ゆえに、点穴を説くのは、それらの幻想に迎合することであり、某種の少しも力を費やさない絶技を用い、意外な効果を得る人の心理であり、何の根拠もない創作したものである。 以上 今回は、短くなりましたが点穴…
今回は、道新拳論138ということで書いてみたいと思います。 以下 明代の黄百家の著するところの<王征南墓志銘>などの内家拳説、絵は一つの銅人を作り出し、その中に標明する穴道は:死穴、唖穴、晕穴、蛤蟆(カエル)、猿跳、曲池、鎖喉、解颐(笑う)、合穴、内関、三里などがある。 その中には、根拠のないもの、異名のもの、人体の生理的弱点もある。 こ れは、おそらく点穴がこれによるところの誇大な材料であ…
今回は、道新拳論137ということで書いてみたいと思います。 以下 中医学の中に、あんま、穴を押さえる、人体の穴位をもって、病気、けがを治すものがある。 記載によると、我が国昔の病患に対する原始療法は、石針法、そののち、針、石針併用であった。 後にまた、灸法が出現した。 明朝灸に到って、初めて、完備した。 穴道を挙げると、写真、図表、文章も盛りだくさんである。 興奮、抑制、流れを良くす…
今回は、道新拳論136ということで書いてみたいと思います。 以下 我々は、数十年、実際に見聞し、人と人が、遊戯競技、あるいは、相互にたたきあう(殴り合う)時において、偶然、相手の穴道に命中し、それによって、制御能力を失い、また種々の姿態を現したことはあるだろうか? このように多くの人、このようにこの長い時間、このように多くの機会で、なおかつ一件のことがないのなら、彼らの説法が、また、言うまで…
今回は、道新拳論135ということで書いてみたいと思います。 以下 時刻によると、点穴の説法は、始めから終わりまで、まるで人体内に、一つの“生き物”があるように、それは全身に沿って、巡る。 某時刻に必ず、某所に進む。 ゆえに、点穴は、この“生き物”上を、つかなければならない。 じゃないと、効き目がない。 私は知らないが、もし、二人の点穴を使う人が遭遇すると、彼らは皆、某時の某穴の所在を知っ…
今回は、道新拳論134ということで書いてみたいと思います。 以下 期待する攻撃効果を収めるのは、いずれもみな、一つの簡単なことではない。 まるで、一旦点穴術を学べば、すぐに使用ができるかのようである。 時間と相対応する穴上に着き、相手を自我の能力制御を失わせ、その意のままに任せることができる。 どうやら、これはすでに幻想に近く、荒唐(でたらめ)これははなはだしい。 以上 今回は、点穴術…
今回は、道新拳論133ということで書いてみたいと思います。 以下 私は、点穴を学んだことがなく、その中の奥秘を知らない。 ゆえに、みだりに評論を加えない。 ただし、彼らは事実を取り出して、彼らのこの一論述を証明したことがない。 これは、怪しいと思わないわけではない。 我らは、拳術を学んで、数十年の純功と同道の軽技を備えている。 それでさえ、発して、必ず当てることはできない。 すなわち、…
今回は、道新拳論132ということで書いてみたいと思います。 以下 彼らの意見と作法によると、時間により、両指頭が突く点は、人身の違う部位にあるので、この人を動作の能力を失わせることが出来る。 自我の制御をできなくし、人をもてあそぶままにする。。 そして、度合いは心に従い、発を収めるのは任意、ひいては死地に人を置くことが出来る。 穴道は三百六十の数あるといい、大概、死穴、唖穴、哭穴、笑穴、…
今回は、道新拳論131ということで書いてみたいと思います。 以下 点穴一説 拳術の中に“点穴”の一説がある。 数十年中、我はただこのような意見を聞いたに過ぎない。 しかし、これまでずっと、一人このようにしたのを見たことがない。 とりわけ、それは二、三十年代の時、聞くところの道は、ただ点穴、点穴!にほかならない。 以上 今回からは、点穴一説ということで書かれています。 点穴とい…
今回は、道新拳論130ということで書いてみたいと思います。 以下 承認しなければならないのは、快攻を発動することが、必ず成功を獲得するとは限らないことである。 ゆえに、相手に命中することができなければ、快攻の最終終了をなす。 また、撃打の後に、迅速に元の臨戦時の姿勢に修復しなければならない。 防御を強めて、そして意識上、また次の快攻の準備をする。 以上 ここでは、快攻戦術の締めくくり…
今回は、道新拳論129ということで書いてみたいと思います。 以下 結束段階はあらかじめ敵に最終的な打撃を与える段階である。 快攻の動機の結合体は、我々に有利な時機をとらえさせる。 快攻の行動段階は、我を優勢に立たせる。 時間、空間を掌握した後、エネルギーの活用を注意しなければならない。 そのため、優勢は一時的で、これによりついてくるものは、とても大きな危険であるかもしれない。 危険…
今回は、道新拳論128ということで書いてみたいと思います。 以下 この種の特徴において照らすと、速度は、まとまった快攻行動の精髄である。 それは、“快攻”の二字が本当に含む意味を表現している。 快攻の行動は、最大限度、速度と速度の変化を向上させなければならない。 時機の出現は、およそ実に行動の完成である。 このように、快攻行動の動作は、それらの最も自然をなし、最も簡便をなすべきである…
今回は、道新拳論128ということで書いてみたいと思います。 以下 行動段階は、快攻の発動と加速段階である。 快攻の戦機を発現し、そして、戦機を利用することにおいて一律でない。 戦機を利用することは、行動を採取しなければならない。 そして相手が、防御にもどり、かわし、あるいは、また撃つ前に行動を完成する、 この種の特徴において戒める。 以上 今回は、行動段階ということで書いてみたい…
今回は、道新拳論125ということで書いてみたいと思います。 以下 動機段階は、快攻の形成段階であり、その間の最も重要な問題をなすのは、快攻時機の掌握である。 この一時機は、相手がその本身の急所の護衛を参考にして、出現する瞬間の空虚(すき)である。 発現し、そしてこの一瞬間をとらえられるかどうかは、快攻を実行する前提条件である。 この一瞬間を十分に捕捉できれば、快攻を発動できる。 もし…
今回は、道新拳論124ということで書いてみたいと思います。 以下 対峙、攻進あるいは防御中に、突然の変化、あるいは急な侵襲としてあらわれ、また意外と勝ちを制する。 この種の閃撃戦術の最も顕著な特徴は、行動が突然、迅速また簡捷である。 快攻は一つの統一行動整体といえども、もしその構成を深く掘り下げて分析するなら、快攻戦術のまとまった過程の分解は、動機、行動と結束の三つの段階をなす。 以上…
今回は、道新拳論123ということで、書いてみたいと思います。 以下 一名のたくましく、力があり、攻撃性がとても強い人は、非常に速度、霊活度などの方面において、欠陥が存在する可能性がある。 これは、まさに、快攻が存分に活躍するところである。 快攻は、実戦対抗中において、発展しはじめる最も積極的な進攻戦術である。 もし、強攻が相手を防御できなくさせることができるというなら、その快攻は敵の根本…
今回は、道新拳論122ということで書いてみたいと思います。 以下 快攻戦術 高レベルの格闘は、力比べというより、むしろ知恵比べである。 実のところ、人毎にみな、自己を保護するのと敵を攻撃する本能を備えている。 人々の拳術を学習するのを渇望する理由は、その原因は、彼らが、自分と比べてさらに強い相手に戦勝したいと思うからである。 人は決して、完美無欠ではない。 また、高明な技芸も非の打ち…
今回は道新拳論121ということで書いてみたいと思います。 以下 防御は、専門の訓練を進行しなければならない。 歩法の移動に、跳びゆれる、急に変える、身法上縦揺れ、回旋、ひねり翻り、手法あるいは腿法上の(相手の攻撃の)遮断、吸空、化解など各方面は、みな必ず、苦しい修行を積まなければならない。 そして精確な距離感、方向感、時間感と劲力感を培養しつくさなければならない。 必ず心に刻みこまなけれ…
今回は、道新拳論126ということで書いてみたいと思います。 以下 これは我々が有効に心理を制御できるのを求める。 強烈な進攻意念、冷静な頭脳とゆったりとした心境保持することによってである。 ただ、このような注意力があって、初めて集中でき、感覚は初めて鋭敏にでき、初めて目まぐるしい競技中に相手の破たんを発現することが出来る。 動機段階は、発現時機から、行動を開始するに到る段階である。 また、戦…
今回は、道新拳論120ということで書いてみたいと思います。 以下 我々の進攻時に、自己の防御が虚弱な状態にある。 これにより、強固に進攻中の自我の保護も極めて重要なものである。 進攻中に、一度手を発したなら、効果を見る必要がある。 めちゃくちゃではいけない。 蜻蛉点水と同じように出撃する。 以上 今回は、短くなりましたが、キリが良いのでここで区切りました。 進攻中は、どうしても防御が弱い…
今回は、道新拳論119ということで書いてみたいと思います。 以下 他に、比較的苦しい交戦中に、また用いることができるのは: 身体中の比較的硬い部位をもって相手の打撃を受け、阻止し、守る。 縮んで、身体の姿勢を収縮し、打撃を受ける面を減少し、縮み、守る。 その上、殴られる時、どのように減軽するか、或いは損傷を罷免するかを学び会得する必要がある。 無論、あの種の守りが、みな大事なことである…
今回は、道新拳論118ということで書いてみたいと思います。 以下 防守の方式方法は多種多様なものである。 相手の攻撃を我の急所よりそらせ、ブロックし守る。 自己の移動を通して避け、あるいは相手の打撃を滑らせ、かわし守る。 相手の出撃の前に、それを阻止しようとし、押さえ込み守る、それから、ぴったり相手に付き従う、あるいは、ぴったり相手の距離に貼りつき守る。 以上 今回は、防御の方式が…
今回は、道新拳論117ということで書いてみたいと思います。 以下 防守動作は、快速、霊敏の直覚(予感)反応と思惟的支配下において、自然な、本能の防護動作を進行しなければならない。 それは時間がなく、拳法に基づいて、理論倒れにならず、実際の状況に合わせて、問題を処理する。 万能の防御方法は存在しない、某種の防御方法は、なんなく一種の進攻を無形に化解できる。 また、別に一種の進攻に対して、なす…
今回は、道新拳論116ということで書いてみたいと思います。 以下 振り返ってみて、当時の情形を分析すると、正確な防御は、実戦に対して、下のような作用があると総結できる。 (1)より明確に相手を撃打する規律をはっきりとつかむことができる。 (2)自己の打法を隠し、あらわさない。 (3)勝ちたい気持ちが切な相手に、油断の心理を作る。 (4)相手の防守の空虚を作る。 (5)相手の疲労或いは…
今回は、道新拳論115ということで書いてみたいと思います。 以下 時には、進攻者は人より少しすぐれた技であったとしても、それは、一人の優秀な防御者に負けるのを避けるのは難しい。 我々師兄弟の一度の力較べをしたのを見てほしい。 進攻者の技術は、熟達していて、出撃は勢いが迅速で猛烈である。 防御者は、阻止し、身をかわす、衰えをうかがい、また撃つ。 進攻者は、剛烈な攻勢をもって、速決を考え…
今回は、道新拳論114ということで書いてみたいと思います。 以下 防御の要訣は、あなたが迅速に敵を打ち負かす、また敵とわたりあうのに関係なく、少なくとも敵の時刻を、あなたの攻撃に気にかけさせなければならないことにある。 防御技術の運用は、進攻するのがはるかに難しい。 進攻は自分の作りたいと思う情況を執行するために、防御は相手の作りたいと思う情況に対応しなければならないからである。 これに…
今回は、道新拳論113ということで書いてみたいと思います。 以下 防御 どんな人も、襲撃にあう時、みな本能的に抵抗をすることができる。 防御は、まさに、この種の自然な防衛能力の発展である。 進攻に対して、適当な防護性反応を作り出すことが出来れば、すなわち、実戦中に合理的に防御の技術を運用しなければならない。 伝統の拳法中に、“静をもって動を待つ、後に発して、人を制する”の曲解に対応す…
お約束通り、この資料の訳は引き続き行っていきたいと思います。 今回は、道新拳論112ということで書いてみたいと思います。 以下 拳手は格闘中において、進攻型と防守型に分けることができる。 進攻型の選手の重点は、実戦中の進功回数を追求する。 また防守型の選手は、進攻を重視しないではなく、進攻の成功率を注意するだけである。 背の低い人にとっては、縮こむ式の架式を応用する。 できるだけ、相手…
おはようございます! 渕田です。 さて、先日の練習会で意拳修養拳学舎を閉会したのですけど、ブログはおそらく意拳を学習する人の参考にはなると思うので、残しておくことを考え、お約束していました。 ただ、意拳修養拳学舎の名前をそのまま使っておくのもなんなので、これも公言していた通り、タイトルを変えることにしました。 まだ、あくまで仮なのですけど、<流浪人拳士のつぶやき日記(仮)(旧意拳修養拳学…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 意拳修養拳学舎閉会の練習会でした。 今回は、九州・山口の生徒さん達も来てくださり、なかなかの賑わいになりました。 今回も、単操手、打拳は、生徒さんたちに進行をお任せして、站椿や試力の基本的な考え方から、練習の進め方などを説明していき、総復習的に行っていきました。 最後はグローブ練習で、意拳の両手合一について説明し、その特徴的な動きを練習しても…
今回は、道新拳論111ということで書いてみたいと思います。 以下 防守中は、始終反攻(反撃)する意識を保持しなければならない。 まさに、以上述べたところのようにである。 相手の進攻が強いほど、その防守はますます弱くなる。 ただ、彼の攻撃を脱することがさえできれば、反攻はとても功を奏しやすい。 反攻と快攻はとても多く似たところがある。 反攻は、防御上に快攻を加えたものである。 以…
今回は、道新拳論110ということで書いてみたいと思います。 以下 すでに準備をしているところの敵に対して、強攻をもって突破、あるいは敵の防御体系を粉砕しなければならない。 強攻は功力の抗争、素質の勝負である。 これは、死ぬことを少しも恐れない闘志、果決の判断と高い殺傷の招数を必要とする。 しかし、強攻の時は自己の防御状態の最も低いところであり、敵に乗られやすい。 ゆえに、軽々しく強攻を使…
今回は、道新拳論109ということで書いてみたいと思います。 以下 快攻を発動するには、必ず良好な時機をとらえなければならない。 このようにその不意を突いた進攻は、たびたび、相手の防御を及ばなくさせる。 それは小をもって、大を制する、技巧をもって戦勝する力量の最も有効な手段である。 とても豊富な内容を備えている。 さらに具体的な探討をなす。 以上 今回は、快攻について説明をしてるよう…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、以前から連絡をくださっていた方から、最後に是非見学したいという希望をいただき、最後の見学者として参加していただきました。 単操手、打拳の練習から始まり、当初予定していた内容から、站椿の機能的な説明から、必要なイメージトレーニングなどの説明へと変更して行っていきました。 通しで説明するのも久しぶりだったので、なんだか新鮮に感じましたね。 …
今回は、道新拳論108ということで書いてみたいと思います。 以下 それは、奇計で虚を突くのを用いることになる。 相手の判断の誤りを作り出す。 佯攻は、自己の厳密な防衛を保持する条件下で、実施するものである。 佯攻の背後は、快攻と強攻が、まさに手ぐすね引いて待っている。 一触即発である。 佯攻は、うそで真実を隠すことが出来る。 その運用は、進攻のうその動作とうその神志(知覚と意識)、また…
今回は、道新拳論107ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻は、多種多様なものである。 大体のところは、佯攻(みせかけ)、快攻、強攻と反攻などの基本形式に分けることができる。 それらおのおのは、その特徴と妙用がある。 攻戦中にこれらの形式は、相互に組み合わさり、相互に補い合う。 但し相互の代替えはできない。 佯攻は、通常、進攻の先鋒をなす。 それは、“火力偵察”をすすめるにお…
今回は、道新拳論106ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻の基本打法を出来るだけ多く掌握するほど、その格闘技術はより良くなる。 しかし、幾つかの拳術名家は彼らの実戦活動中に、一二種の進攻方法が主要な武器となる。 但し、その言うことも重んじられない優秀な拳手(使い手?)は全面の技法を掌握しなければならない。 全て自由、全て接触式の実戦中に、主要な進攻は撃法、摔法、拿法と掷法を…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、寒空の中、野外練習となってしまい、申し訳なかったのですが、動いていると余り気にならなくなってきましたね。 今回からは、予告していた通り、今まで私が前に立って進めていた練習を、生徒さんたちに行ってもらうという試みをしてみました。 単操手の練習から入ったのですが、「あれ、もうちょっと説明していたよな?」というところが多々あり、ちょっと一抹の不…
今回は、道新拳論105ということで書いてみたいと思います。 以下 要するに、進攻の質量を高めるには、訓練と実戦中に、努めて進攻を快速、突変、簡捷、准確にさせなければならない。 そして、進攻の奥行きを高めるには、打撃の力量、硬度を強め、接触面を減少し、打撃の部位を明確にする。 我々は、進攻の成功率を保証する基礎上において、とても多く進攻しなければならない。 ただし、決して進攻の高回数を追…
今回は、道新拳論104ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻路線を縮短する。 進攻の突変性表現は、進攻の発起、停止、転向と変換をなし、突然、急激に行わなければならない。 運動の加速度を高めのみならず、同時に動作の無規性に注意しなければならない。 以上の叙述をはっきり、明朗にするため、ここに下のようにまとめる。 有効な進攻回数——進攻回数 進攻成功率==有効率 …
今回は、道新拳論103ということで書いてみたいと思います。 以下 どのように進攻させ、その不意を突けば、敵が推測することが出来ないのであろうか? 一は、攻撃の進行時間の短縮を求める。 二は、進攻の突変勢を高める。 進攻の進行時間は、戦機を発現してから、進攻終了までに費やした時間である。 意は、この少しの時間を短縮するのを欲し、必ず快速に進攻、端的にするべきである。 快速系は、比較的短…
今回は、道新拳論102ということで書いてみたいと思います。 以下 何が、進攻の命中率と有効率を高めるのか? 命中率を高める二つの方法は、 その一、進攻を相手の予想を超えさせる。相手を予測しがたくさせ、変化に間に合わなくさせる。 その二、快速運動中において、進攻の正確性と精確度を高める。 然る後、有効率を高める方法は、できるだけ、比較的大きなエネルギーを、相手のできるだけ薄弱な部位に施す。…
2月2日(土) お休み 2月9日(土)9:00〜12:00 屋外 公園 2月16日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田 2月23日(土)9:00〜12:00 屋内 相川 練習会最終日 変更等がある場合は、随時予定を更新していきますが、不安のある方は遠慮なく私に連絡して確認して下さい。見学を希望される方は必ず前日までに予約をして下さい。申し込み・お問い合わせ
今回は、道新拳論101ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻を発動し、まだ目標に命中しないなら、有効と言えない、さらに成功と言えない。 これにより、“攻めすなわち必中”は、進攻の基本要求である。 しかし、ただ命中目標に到るだけなら、不十分である。 それら肝心なところをざっと触れるだけで済まし、痛くもかゆくもない無効の進攻は、たとえ命中させたとしても、成功と計算できない。 ゆ…
今回は、道新拳論100ということで書いてみたいと思います。 以下 なので: 実効のある進攻回数=進攻回数*進攻成功率 ゆえに、実効のある進攻回数を高めるのは勝負する中で、様々な方策を講じ、進攻の条件を創造する必要がある。 優勢を占拠し、それによって比較的多くの進攻回数を保証する。 但しさらに、重要なのは、進攻を謹慎しなければならないことである、 進攻の成功率を高めるのに注意をする。 …
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手から、体の動きを促すための補助練習を中心に行っていきました。 我々の行っている意拳には、戦闘に有利な動きを促すための補助練習が割とあります。 一般的には、站椿、試力、走歩(摩擦歩)、打拳(発力)、推手、断手(散手)が知られていますが、我々の意拳には単操手という補助練習ううんがあります。 また、単操手にも属さないような補助練習という…
今回は、道新拳論99ということで書いてみたいと思います。 以下 進攻 拳術は、これまで発展してきた。 単に防守にたより、勝ちを取るのは、極めてまれにみる。 人々はただ相手の誤りに頼ることはできない、最も傑出した防御も風雨を通さないことはできないのを知らなければならない。 敵に戦勝するのを渇望するのは、かならず主動的行動を採取するべきである。———進攻 進攻は、積極的に自身の比較的硬い部位…
今回は、道新拳論98ということで書いてみたいと思います。 以下 (7)不审強弱:相手の長短のところを視察しない、人にまた違う場所によって、実施対策できない。 (8)見空不入:手を縮め、脚を縮め、消極的に敵に対応する。機を失い、勢を誤る。 (9)着点不実:ただ、きれいであるのを求め、実効にかかわりあわない。 (10)気浮力猛:心があせり、気が焦り、ヒステリックで、頭がぼやけて何が何だかわからな…
今回は、道新拳論97ということで書いてみたいと思います。 (二) 応敵十三忌 (1)怯敵:相手の名声をおそれ、あるいは敵に面して、緊張する。そして挫折中に闘志を喪失する。 (2)軽敵:敵に応じる前に、思想と技術上の準備をしない、戦闘中に軽はずみな行動をし、向う見ずに進む。 (3)軽試:喜んでおなじく見知らぬ人とたやすく手を交え、少しも人を防ぐ心がない。 (4)酒後:飲酒あるいは精神状態が不良…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手から、打拳の練習に入り、後半は基本拳法の用法を対人で練習していきました。 意拳の基本拳法は、特殊な形をしていますが、どのように使用するのかというのは、見た目だけではなかなかわからないところがあります。 もちろん、見た目に想像ができるものもあるのですけど、おそらく見た目からだけでは想像ができない使い方があります。 そういったものを、…
今回は、道新拳論96ということで書いてみたいと思います。 以下 (18)股の部分を広げっぱなしにする。 (19)直立;膝関節が完全にまっすぐ伸びている。 (20)老歩:歩が大きく踏み出し過ぎる、霊活に発を収めることが出来ない。 (21)軟腿:腿が不協調 (22)放松を知らない。 (23)腰を用いるのを知らない。 (24)双手を一斉に出す。 (25)行くのはあるが、戻らない。 (26)みだりに…
今回は、道新拳論95ということで書いてみたいと思います。 以下 動作の病点と実戦の禁忌 (一)動作病点三十四例: (1)歪斜:身体に中心なし、不穏定 (2)低頭(頭が低い) (3)軟頂:無頂劲 (4)目を見開く:ゆえに怒りの表情を作る。 (5)口を張る。 (6)寒い肩:両肩がそびえたつ。 (7)胸を出っ張る:含胸が過度である。 (8)弓背:脊椎が極度に前に曲がる、ラクダの背のように。 (9…
今回は、道新拳論94ということで書いてみたいと思います。 以下 しかし、粗雑で闘いを好むもの、あるいは善良で事をおそれるものは、長時間、強烈な意念を保持するのは難しい。 その実、性格は複雑なもの、多くの性格は、推しはかることが難しい。 しかし、拳術の鍛錬は、人の性格を改善することができる。 弱気を変え、剛強になす、愚鈍をかえ聡明となす。 ゆえに、拳術意念の訓練は、拳術心理訓練中、欠け…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手から打拳の練習をしていきました。 基本拳法の練習を中心に行っていたのですけど、原則を考え過ぎると動きがおかしくなるという質問がありました。 確かにそういうところもあって、単に体の関係性の原則だけから動きを導き出すと、結果としておかしな凝りすぎな動きというだけになってしまいまい、技撃としては役に立たない動きとなってしまいます。 そう…
今回は、道新拳論93ということで書いてみたいと思います。 以下 拳術中意念の向上と人々の性格と意志は、緊密な関係にある。 性情剛毅、果敢な人は対抗中において、たびたび主動進攻し、無情に手を出す。 そして、困難な考験(試練)を受けることができる。 智慧、頭がよく仕事もよくできる人は、敵に遇い、冷静である。 反撃は、一つ一つおさえる。 以上 今回のところは、その人の性格や、考え方によっ…
今回は、道新拳論92ということで書いてみたいと思います。 以下 戦闘中に、技を較べ、格闘見なす。 すでに、生死度外視し、敵に戦勝するのは神聖な職責をなす。 ただし、本当はこの一点を行い、一件で成功に近づく簡単なことではない。 これは必ず、自身と環境を高度な融合統一に到達させるべきである。 以上 ここの箇所では、大まかにいうと勝負には勝たないといけないが、そう簡単なことではないと言っ…
今回は、道新拳論91ということで書いてみたいと思います。 以下 しかし、意念が度を過ぎて強烈であると、神経系統はかえって、抑制の状態に置かれる。 同時に大脳に敏鋭の思惟を影響する。 したがって、力度、速度と霊敏度は下降させられる。 この外、才気が外に現れる、一か八かの勝負に出る、加速疲労などの副作用を生み出しやすくなる。 拳術中意念の合理運用は、適中の意念強度をもって、訓練あるいは実戦の…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 新年初めての稽古になります。 あまり、新しい年だという感覚も実感がわかないままですけどね。 今回は、単操手から、站椿と進んでいきました。 この時に、1年くらいはやっている生徒さんが、定八字歩の作り方を知らないことに気づき、改めて説明をしていきました。 結構、説明しているつもりですが、なかなか来れない生徒さんだったりすると、基礎的な説明を聞かない…
今回は、道新拳論90ということで書いてみたいと思います。 以下 拳闘中に、意念の不足は、神経が十分の興奮を得られないことになる。 注意力は貫注するのが難しい。 反応は、遅く鈍く、感覚器官が外界の刺激を接収してから、筋肉が相応の収縮を作り出すのに到る。 あるものは、進攻の機会を発現してから、進攻の動作が求める所の時間が比較的長く、完成する。 そして、留情(手心)、ためらい、思い過ごしを生…
1月5日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田 1月12日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田 1月19日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田1月26日(土)9:00〜12:00 屋外 公園 変更等がある場合は、随時予定を更新していきますが、不安のある方は遠慮なく私に連絡して確認して下さい。見学を希望される方は必ず前日までに予約をして下さい。申し…
今回は、道新拳論89ということで書いてみたいと思います。 以下 代価を惜しまない。 また死地の欲望において、敵を置く。 訓練中に、もしこのような意念の備えがなければ、ただ独自に、それは少しも主宰のない空洞動作をすることになる。 これは、厳重に技術レベルの向上を妨げる。 交戦中に、もし意念を失えば、とても遺憾ながら一人の実力が比較的低い相手に負けることになるだろう。 以上 今回の箇所は…
明けましておめでとうございます。 とうとう2019年を迎えました。 今年からは、新しい元号も始まるということで、また新しい時代が始まるという期待がありますね。 新しい元号とともに、より明るい社会になるように願いたいと思います。 意拳修養拳学舎は、昨年お知らせした通り、今年の2月の最終練習日までで教室活動をひとまず終わります。 ある意味、一つの終わりですが、また新たな始まりでもあります…
こんばんは。 意拳修養拳学舎の渕田です。 今年も、そろそろ終わろうとしています。 先日、今年は生徒さんの募集をしていなかったと改めて発表しましたが、そういったこともあって、こじんまりと練習してきたなという感じがしますね。 割と、初心者向けに、シリーズものとして、まとまった講義もしてきたつもりなので、出席率が良い人は、この拳術の練習体系、個々の練習の意味が良く分かったのではないかなと思いま…
今回は、道新拳論88ということで書いてみたいと思います。 以下 意念は、そしてどんな神秘或いは超高級なものではない。 それは、精神上、某種の明らかな目的に到達しようとするものであり、また生み出す一種の抽象、また強烈な願望は。人体運動のまとまった動向である。 仮にもし、一つの手があなたの頭部を水中に押せば、あなたは何か上向きの意念を体験することが出来るだろう。 拳術の意念は、その他の競技…
今回は、道新拳論87ということで書いてみたいと思います。 以下 拳術意念 拳術訓練と実戦中に、たびたび、このような一種の間違いの傾向を見るに至る。 操拳者の技術動作は、すでに相当熟練したといえども、ただし、精神は散逸し、動作は脱節し、筋肉は制約がある。 表現は敵情観念薄弱となっている。 よく、”かっこが良い”招式を見せびらかしている。 良好な戦機を把握できず、連続性の攻撃を進めるのが…
今回は、道新拳論86ということで書いてみたいと思います。 以下 当然、爆発力の使用の成功率は,やはり競技状態、相手の実力と外界よりの妨げなどの因素の影響を受ける。 ゆえに毎回、実戦前後に、みな更に具体的な分析研究を進める必要がある。 最後はまた、注意を請い求める。 ただ年齢が適宜、身体健康の人だけが、爆発力の訓練を進めることができる。 ただ、順序は徐々に進めることが出来、根気よく続ける…
今回は、道新拳論85ということで書いてみたいと思います。 以下 爆発力の施用は、規律性があってはならない。 但し、みな明確な目標がある。 どの一種の爆発力発放時にも、みな力を求め、放松を求める。 出撃の速度を増加するために。 まさに、目標に接触する前の刹那、筋肉整体は突然緊張し、力量は突然集中、劲はすぐれ、またはっきりしている。 すぐ後に迅速に復元し、放松する。 そして意念上は、すでに…
道新拳論84 以下 厳格な訓練を経過し、発力動作の強調、精確と連貫、呼吸規整、全身発育が、一種の飽満、光潤、弾性が豊富にある流線型の筋肉を生み出す。 この種の筋肉は、平常松柔、敏感で、ただしおよそ意念衝動と同時に、すぐ収縮の極点に達することが出来る。 実戦時、重んじるのは、随時、思い切り、爆発力と連続の爆発力を運用することが出来る。 巨大な力量は、瞬間突発的であるため、相手に少しも受…
今回は、道新拳論83ということで書いてみたいと思います。 以下 ほかに、一つの発力動作ごとに、みな特に、関係のある筋肉の協調配合と無関係の筋肉の高度放松に言及しなければならない。 そのため、それぞれの爆発力の発放は、みな体内の関係のある多くの環節から発揮できるところのもの求めることがある。 例として:一種の手撃動作は、腕、肩、体が、腹、尻、腿の相互配合が生み出す速度旋転動作を採取するのに…
一応、生徒さんを募ってきたこともあり、お知らせをしておくべきであると思い、ここで発表をすることにいたしました。 意拳修養拳学舎の大阪での活動は、2月の最終練習日までで終了とすることにいたしました。 理由は、運営者である私、渕田 友教が、九州への移住を考えているためです。 実は一年くらい前から移住を考えていて、会の生徒さん、関わりのある方たちにはお伝えしており、生徒さんの募集も停止していま…
道新拳論
昨日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今年は、これで稽古納めになります。 山口県の生徒さんも来てくださいました。 基本站椿から通して、特殊站椿の説明もして、練習してもらいました。 次に、定歩試力の動作を一通り見せて、一緒に練習していきました。 その後、歩法を交えて、活歩試力に移行し、徐々に自由試力に移っていきました。 後半は、対人練習として、断手練習を簡単な打拳練習から、絡め…
今回は、道新拳論81ということで書いてみたいと思います。 以下 爆発は、力量と速度の統一である。 我々がほとばしり発出させる極大の力量を、爆発力(俗に、炸劲、惊劲、弾劲と称する。)と称する。 力学中において、力量と速度の乗積は功率に等しい。 爆発はすなわち、人体功率釈放の最大極限(あるいは最も良い極限)に達する。 これにより、爆発力の向上は、力量の素質と速度の素質の共同向上において決…
今回は、道新拳論79ということで書いてみたいと思います。 以下 撃打の最終段階の通常は、劲力爆発式の発揮である、 これは最も恐れるべきものであり、最も豊かに実効の劲力がある。 必死になって打つ中に、多く致命的打撃をなす。 古今の拳術名手の“神奇功力”は、この種の高質量の爆発力である。 以上 今回は、短くなりましたが、撃打の最終段階について書かれているようです。 これは、<劲力爆発…
今回は、道新拳論79ということで書いてみたいと思います。 以下 本力の大小に頼るだけでなく、同時にまた力の方向と、力の変化、着力点、発放の速度など多くの因素がお互いに関係している。 それは、言い換えると、劲力の実用効果は、このいくつかの総合体現である。 強烈な勝ちを取る欲望は、人々を攻守運用の難関を突破させようと促す。 現在の発展は、一種をなし、意念を進攻する支配下において、積極的に…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手の練習から、基本拳法の練習に入っていきました。 まずは、幾つかの側面から打拳の練習をして、試声を合わせて打つ練習をしました。 その後、幾つかの発力動作でタイミングを合わせる練習を試みてみました。 実際に生徒さんに発力をしてもらうと、タイミングがズレているのが分かりました。 見た目にはわかりづらいですが、動作のタイミングがズレて発…
今回は、道新拳論78ということで書いてみたいと思います。 以下 論爆発 拳術は、実戦の操練である。 また、実戦は実際上劲力の相互伝達である。 ゆえに、劲力の運用は、拳術の最も重要な課題である。 組打ち中、身高く力大きい者は、たびたび勝ちを取りやすい。 ただ、弱をもって強を制する戦例はさらに、たびたび見ていて珍しくない。 これは、劲力運用の効果をなす。 以上 今回は、爆発について論じて…
今回は、道新拳論77ということで書いてみたいと思います。 以下 弁劲は拳劲の分析と区分である。 それの目的は、習拳者に実用時において、やみくもに当てはめさせることではなく、彼らに具体的情況を根拠に、一套の科学的で、高い効果の拳術訓練を作り出すのを助けることができる。 同時に、拳術の経験と力学の理論の初歩の結合の試みもさせる。 以上 今回の箇所は、ちょうど章の区切れになるので短くなりました…
今回は、道新拳論76ということで書いてみたいと思います。 以下 空劲〜場劲:いわゆる空劲は接触を通さず、かつ相手の超距力(隔たる力)に対して力を施すことを指す。 磁鉄間の吸引、あるいは排斥の場力に似ている。 人が言うのを聴くと“百歩打人”、“隔山打牛”“軽功”など、これに基づきまた生まれる。 人体はまた、いくつか未知の功能と潜力(潜在能力)がある。 ただし、この幾つかの“特異功能”が技…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手を終えてから、まだ試声に慣れていないであろう生徒さんが先に来ていたので、やり方の説明をして実際に行ってもらいました。 やり方自体は、それほど難しいものではないのですが、段階練習もあり、手順通りやらないと上達するどころか、とても害になるので注意が必要です。 意拳の試声は、最初「イー」からはじまり、「ヨッ」で終わります。 そこにイメージ…
12月1日(土)9:00〜12:00 屋内 相川 12月8日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田 12月15日(土)9:00〜12:00 屋内 吹田 13:00〜忘年会 変更等がある場合は、随時予定を更新していきますが、不安のある方は遠慮なく 私に連絡して確認して下さい。 見学を希望される方は必ず前日までに予約をして下さい。 申し込み・お問い合わせ
今回は、道新拳論75ということで書いてみたいと思います。 以下 向心力〜離心力:二人の旋転は、向心力と離心力に関連する。 ただし、この二つの力量は二人において作用を分ける。 一人は別の一人が振り回されはじめ、旋転者は向心力を受ける、被旋転者は離心力を受ける。 二人が離れる田後、被旋転者は旋転周辺線速度の方向にそって、投げ出される。 この力は、旋転半径と同じ旋転角度の平常の乗積に比例をな…
今回は、道新拳論74ということで書いてみたいと思います。 以下 借劲〜化劲:借劲と化劲は力の合成、あるいは、速度の合成の問題に属する。 図に示すようである。 ⇒:相手がなす力量あるいは速度方向 →:我…
今回は、道新拳論73ということで書いてみたいと思います。 以下 直劲〜螺旋劲:一方向への用力は、直劲をなす。 それは,大きな力、速度は速い、使用しやすいなどの優れた点を備えている。 但しそれは、回旋、変化しにくく、解かせるのが簡単など、不足がある。 方向が随時変化する劲は、曲劲と称することができる。 軌跡を変化し、円をなす時、すぐに転がる動きをなす。 それらの変化の霊活は、ただ速さに…
今日は、朝から意拳の練習会をしてきました。 今回は、単操手の練習から、站椿、試力の練習を少し長めにしていきました。 意拳の站椿、試力には、イメージトレーニングが豊富にあります。 どういったイメージトレーニングを採用するかは、問題になりますけど、一番最初に採用するのは、リラックスするようなイメージトレーニングになると思います。 養生で使うようなイメージトレーニングがそれにあたりますけど、そ…
今回は、道新拳論72ということでかいてみたいと思います。 以下 聴劲〜運劲:聴劲は耳朶を用いて聴こうとすることではない。 また皮膚を用いて相手の劲路を感じることである。 筋肉の放松を必要とする。注意力が集中して、はじめてその感覚を霊敏にさせることが出来る。 運動は、発劲前の神経と筋肉の準備である。 一般の表現は、神経の興奮と筋肉の引き伸ばしなどとみなし、そして動悸、呼吸の加快現象を伴う。…
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