本日も、少し古くなるが。「原左都子エッセイ集」2013.09.23公開バックナンバーより再掲載させていただこう。私は、物理学者アルベルト・アインシュタイン没後、ほぼ半年の後にこの世に生を受けている。30代にして再び学問の道に入り、当時自分が目指す専門ではない哲学の一分野である「量子力学的実在論」の世界に魅了された。大学の授業「科学哲学」の恩師である非常勤講師先生に「量子力学」の入門書とも言えるゲーリー・ズーカフ著「踊る物理学者たち」の紹介を受け、早速購入して多忙な日々の中時間を見つけてはむさぼるように読んだものだ。そして、私はまるで子どもの様に考えた。(私がこの世に生まれ出たのはアインシュタイン没後、ほぼ半年後。実はこの私こそがアインシュタインの生まれ変わりであり、今後一生哲学や量子力学的実在論分野の研究...再掲載「『調弦理論』はパラドクスを超えて“神の数式”となるか?」