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  • 「足音がやってくる」マーガレット・マーヒー

    the hauntingマーガレット・マーヒー(Margaret Mahy)岩波少年文庫 2013.2.(original 1982)1983年にカーネギー賞を受賞した作品です。主人公は父が再婚し、もうすぐ子供の生まれる継母と2人の姉と5人で暮らす8歳の少年バーニー。あるときバーニーの前に幽霊のような少年が現れ、「バーナビーが死んだ!ぼくはとってもさびしくなるよ」と告げる。動揺したバーニーが帰宅すると、バーニーがその名前もらった叔父のバーナビーが亡くなったと聞かされ、バー...

  • 映画「屋根裏部屋のマリアたち」

    Les Femmes du 6ème étageフランス20102012年7月公開DVD鑑賞評判の良いフランスのコメディにハズレなしなので楽しみにして鑑賞しました。1960年代のパリ、株の仲買人をする資産家のジャン=ルイは妻が新しく雇ったスペイン人のメイドマリアのことを気に入り、やがて同じアパートの屋根裏部屋に暮らすスペイン人のメイドたちと交流をするようになる。彼の様子がいつもと違うことに気付いた妻はジャン=ルイが未亡人と浮気をしているのではないかと疑うようになり・...

  • 映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」

     Beasts of the Southern Wildアメリカ20122013年4月公開劇場鑑賞今年のアカデミー賞で話題になっていた作品です。事前情報をほとんど入れずに鑑賞してみました。舞台は巨大な堤防で守られた街の外側の湿地帯にある「バスタブ」と呼ばれるスラム地域。6歳の少女ハッシュパピーはいつも酒を飲んでいる父と二人で暮らしていた。あるとき、大嵐が湿地帯を襲い、バスタブは水に浸かってしまう。そして追い打ちをかけるように、バスタブに暮らす人々は難...

  • 「死美人辻馬車」北原尚彦

    死美人辻馬車北原尚彦.講談社文庫 2010年6月ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にした幻想短編集ということで、これでもかというくらいにツボをついていくる1冊でした。日本の作家による作品なのだけれど、英国好きの思い描くヴィクトリア朝のイメージを壊すことなく、この世界観に酔いしれることのできる素敵な1冊です。9作品が収録されているのですが、実在の人物や、文学作品の登場人物なんかを題材に取った作品が多いのも、ニヤリとさせられて嬉しかったです。以下気に入った作品にコメントを...

  • 映画「リンカーン弁護士」

    the lincoln lawyerアメリカ20112012年7月公開DVD鑑賞法廷ものとしては久々に良い評判を沢山聞いた作品です。主人公ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は愛車リンカーンの後部座席を事務所代わりに、ときには汚い手段をも厭わないやり方で敏腕弁護士として活躍していた。あるとき、ミックは殺人の容疑をかけられている資産家の青年ルイス(ライアン・フィリップ)の弁護を引き受けるが、事件の真相を調べていくうちに衝撃の事実が発覚し・・・。前評判がかなり...

  • 映画「偽りなき者」

     Jagtenデンマーク20122013年3月公開劇場鑑賞地味ながらも見応えのある1本です。ある日、幼稚園で働くルーカスは、勤務先の幼稚園で親友テオの娘クララからキスをされ、ハートの形の贈り物をもらうが、ルーカスはそれを本当に好きな人にあげるようにと優しく注意をする。その日の夕方、落ち込むクララを心配した園長が声をかけると、クララは兄とその友人に見せられたポルノを思い出し、その意味も分からずルーカスがクララに性的な行為を行ったかのようなことをほのめか...

  • 「SOSの猿」伊坂幸太郎

    SOSの猿伊坂幸太郎.中公文庫 2012年11月(original 2009)順調に文庫化が進む伊坂作品ですが、伊坂作品は単行本が出たときにどんな作品なのだろうかとタイトルから色々と想像するのも楽しみだったりします。さて、そんな伊坂作品の中でもちょっと内容が想像しづらかった不思議なタイトルの1冊ですが・・・。親戚からひきこもりの子どものみてほしいと頼まれた悪魔祓いの青年と、巨額の損害を生んだ株の誤発注事件を調査する男。二人の物語を孫悟空が結びつけていく・・・。文庫化に至...

  • 映画「アルゴ」

    Argoアメリカ20122012年10月公開DVD鑑賞アカデミー賞の作品賞作品が絶好のタイミングでDVDリリースされたので見てみました。劇場公開時は気にはなってたけれど、地味な印象があってちょっと避けてしまってたんですよね。1979年、イランのアメリカ大使館が占拠され、なんとか抜け出しカナダ大使館に身を寄せている6人の外交官たちを救出するためCIAが映画撮影と称してイランに入国したという実話を映画化。確かに面白かったのだけれど、自分がなんとなく感じていた印象はや...

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