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  • 節分の豆まき舞台組み立て中/山門向う車列は長し(喜多院)

    28日の土曜日、琵琶橋から信号のある五差路に出て小さな坂を上る。少し歩くと、ずっと先まで車が並んでいて、その最後尾に白い車がつこうとしていた。この道は喜多院の山門に向う道だが、この時期の長い車列に驚いた。乗用車の列の中に大型のトラックが並んでいた。おそらく、新琵琶橋が工事中なので迂回してきて、この渋滞にはまったのだろう。その先の丁字路から先は左の道幅が拡がり、喜多院に用のない車はその脇を通れるが、それまではじっと待つしかない。山門の前には警備員が数名いて車を誘導している。反対方向から来て駐車場に入ろうとする車には、迂回するようにアナウンスしている。山門には、黄色い看板がよく目立つ。すでに先週にはここにあったが、大きく節分と赤字で書かれている。その下に追儺豆撒式一時とある。もちろん午後一時のことだろう。境内...節分の豆まき舞台組み立て中/山門向う車列は長し(喜多院)

  • ヴェール脱ぎ蝋梅の花陽にとける(よく通る細道)

    以前見たロウバイはかなり良く咲いていたが、多くの花は黄葉した葉に隠れていた。もう葉が散っているだろうと思って細道を進むと、思った通り遠目からもロウバイが光って見える。近づいてみると、より一層その輝きを増す。上に行くほど枝が多く、その分花も多い。中を覗くと、ほとんど花で埋まっている。ところどころに明るい陽が差し込んでいる。横に廻ってみても、ほぼ同じように見える。上を見上げると、青空にロウバイの花が際だって見える。さらに前に廻ってみても、以前とは全く違って見える。この直ぐ近くに同じ種類と思われるロウバイがあるが、それはあまり良く咲いていない。その木はブロック塀と家に挟まれたところにあるためだろう。ここのロウバイは、全身で陽を浴びている。ヴェール脱ぎ蝋梅の花陽にとける(よく通る細道)

  • 鈴なりの栴檀の下鳩3羽/栴檀は高欄ともに消え去りぬ(新河岸川・新琵琶橋)

    12月の下旬、小仙波跨道橋脇のセンダンには多くの実が生っていた。垂れ下がった状態で生っている所がある。一方で、上の方にまとまっている所もある。横に伸びた枝にも多くの実がなり、その向こうに新琵琶橋とその上流が見える。その実から下を見ると、橋脚の基礎の上になにか黒っぽいものがある。コンクリートの基礎の上に3羽のハトがじっと日向ぼっこをしている。この時、橋の工事は進んでおらず、以前見たままだった。その状態は、1月の上旬も続いていて、センダンは葉が少なくなり実がめだっていた。ところが、その1週間後に跨道橋を渡って来ると、あのセンダンが消えていた。その時は雨が降っていたので、写真は撮らなかった。さらにその1週間後、跨道橋の下には看板が増えていた。跨道橋の下から県道へ出る道は通行止めになっていた。そして、そこにあった...鈴なりの栴檀の下鳩3羽/栴檀は高欄ともに消え去りぬ(新河岸川・新琵琶橋)

  • ホテルうえ最上階が頭出し/川越一になりそうもなし(川越駅西口とその周辺)

    川越駅前に建設中の25階建てのビルは、暮の内にはU_PLACEの東武ホテルの上に頭を出していた。これは1月3日の写真だが、かろうじて上部が見える程度だった。それから10日ほどして、あの麦畑越しにそのビルを見る。手前の集合住宅は、外装工事が終り、黒いネットが撤去されている。建設中のビルはやはり高いが、周囲の建物もそれなりの高さがあるので、それほど違和感はない。国道16号と254号が合流する烏頭坂上の歩道橋から川越駅方向を見る。途中は川越線と東武東上線の線路で遮るものはないのでよく見える。周囲の建物よりは際だって高く見える。新河岸川と不老川が合流する地点からは、NTTの電波塔と建設中のビルの両方が見える。NTTの電波塔は川越で最も高い建造物で、台地の上にあるので周囲からよく見える。現在建設中のビルも、この場所...ホテルうえ最上階が頭出し/川越一になりそうもなし(川越駅西口とその周辺)

  • 菅原は紅白の梅そろい咲き/そばの蝋梅蕾は固し(菅原神社)

    工事中の滝下橋の歩行者用の橋のたもとに、こんもりした木がある。以前見たときは、白い実が鈴なりに生っていて良く目立った。いまは、実の色がすっかり変わっている。実は小さなブドウのような色になっている。少し粉をふいたように、鈍く陽を受けている。この実を撮っているとき、下流の方からけたたましい鳴き声で鳥の群れが飛んできた。あっという間に頭上を通りすぎ、上流の方へ飛んでいった。先ほど見たヒドリガモの群れのようだった。あれほど、のんびりと泳いでいたが、一体なにが起ったのだろう。緩い坂道を上りはじめると、これも以前見たピラカンサの赤い実がなっていた。実は減るどころか、むしろ増えたようにも感じる。実の付いた枝は、重そうに垂れ下がっている。仙波河岸史跡公園の白梅が1本咲いていたので、菅原神社はどうかなと思って寄ってみた。石...菅原は紅白の梅そろい咲き/そばの蝋梅蕾は固し(菅原神社)

  • 土手滑り園児の声聞きヒドリガモ/われ関せずと川面に浮かぶ(新河岸川・不老川合流)

    畳橋の下流にJR川越線の鉄橋があり、その下に小さな堰がある。この辺りには、よく水鳥たちが居るのだが、この日は全く見当たらない。川の水量が減ったためか、流れ落ちる水の先に並んでいる鉄の杭が頭を出している。さらに下流の新河岸川と不老側が合流する辺りへ行くと、子どもたちの元気な声がする。新河岸川の対岸を見ると、土手で園児たちが遊んでいる。どうやら土手すべりをしているようだ。いつもは近くを走り回っているだけなので、ここでこの遊びを見るのは初めてである。カラフルなプラスチック製のそりを使っているようだ。このい色と子供たちの服の色が、枯れ草の土手を彩っている。尻餅をついている子もいれば、そりを引き上げようとする子もいる。不老川の上流を見ると、対岸には土砂が溜まっているが、こちら側には水が流れている。その流れを辿ってい...土手滑り園児の声聞きヒドリガモ/われ関せずと川面に浮かぶ(新河岸川・不老川合流)

  • 岸辺にはネット連なり工事中/滝下の橋は架かれど未完なり(新河岸川・畳橋~滝下橋)

    仙波河岸史跡公園を出ると、新河岸川の岸に沿ってオレンジ色のネットが張られていた。下流側は、岸辺の樹木が全て撤去され、畳橋の方まで能く見える。上流側を見ると、滝下橋には新しい橋が架かっているようだった。ネットに沿って下流へ歩くと、途中で仮設の柵になる。その柵の直ぐ下には、白い帯が続いている。路面より少し低くなった所に、コンクリートと思われる細い帯が少しカーブして下流へ伸びている。上流側を見ても、その帯は続いている。その帯の上に、4人ほどの作業員がいて何か話していた。さらに下流へ行くと、帯の幅が道路側に少し広くなり、低い段差もある。その段差を埋めるため、細いスロープが4本並んでいる。さらにその先は急に高くなり、川側に壁がある。壁の下は横に伸び、全体にL形になっている。これが、以前この近くであった男性が言ってい...岸辺にはネット連なり工事中/滝下の橋は架かれど未完なり(新河岸川・畳橋~滝下橋)

  • 白梅は1本咲きて子らの声/ハクモクレンはもう咲くばかり(仙波河岸史跡公園)

    仙波河岸史跡公園の中を歩き、北側の梅の木の方へ行ってみた。あちこちで、梅が咲いたという声が聞こえてくるので、もしかしたら咲いているかと思った。手前の歩道脇の梅はまだだったが、奥のフェンス際の1本だけ白い花が見えた。近づいて見上げると、ポツポツとではあるが、間違いなく咲いている。当然ながら、蕾のほうが多い。あちこち見回して、すこしまとまっている所を撮った。この右手にも背の高い梅があるが、それらはまだ咲いてなかった。その咲きに枝垂れ桜があり、その周囲は小さな広場になっている。そこに園児たちがいて、大きな声を出して走り回っていた。そこから右手を見ると、池の水面は少しの乱れもなく、周囲の木々を映し込んでいる。池の中央部の木製デッキは、まだそのままだった。仮設のフェンスの向こう側に、赤いものが見えた。金網の間から覗...白梅は1本咲きて子らの声/ハクモクレンはもう咲くばかり(仙波河岸史跡公園)

  • 赤き実のソヨゴの下にサザンカも

    以前、木の杭にコートが掛かっていた空地の反対側に建物があり、その東と南側に植木が並んでいる。その角に近い所に、背の低い木がある。葉は色づいて、一見すると枯れているように見える。しかし、良く見ると葉とともに赤い実が生っている。小さな実は、枝の先の方に固まって付いている。名前が分らなかったが、木の幹を見ると緑い色の小さな名札がある。そこには、「ソヨゴモチノキ科」と白抜き文字で書いてある。冬青とも書くらしいが、葉は色づいていて合わない。ソヨゴの根本には、ピンクのサザンカが咲いていた。こちらは冬も葉は緑で、陽光をうすく照り返している。この赤い実はかなり長く生っていて、鳥には目立つはずだが残っている。まだ食べごろではないのかもしれない。根本のサザンカも、時々遠目で見るが、つぎつぎと花を咲かせ続けている。赤き実のソヨゴの下にサザンカも

  • 大絵馬のうさぎかわいや橋の上/先年まではあと7年に(川越八幡宮)

    川越八幡宮の前から境内を見ると、参拝する人の姿が見えた。奥の鳥居から社殿まで、順番を待つ人たちが並んでいた。参道そばの相撲稲荷にお参りする人もいる。社務所で、お守りなどを求める人もいる。相撲稲荷から参道を挟んで左を見ると、大きな絵馬がある。去年はここにもう少し小さな絵馬があり、大きな絵馬は外の駐車場の方にあった。それがここにあるということは、駐車場の方にはないのかも知れないと思った。創建1000年まで、あと7年、と書かれた下にはウサギが何匹も描かれている。一番下には、川越市立川越第一中学校美術・文化総合部とある。今年は、他校との合作ではないようだ。ウサギたちがのっているのは、伊佐沼の遊歩道のようで、奥で左へ直角に曲っている。歩道の中央に色違いの3匹がいる。左の手摺りには、白うさぎを先頭に3匹がいる。1匹は...大絵馬のうさぎかわいや橋の上/先年まではあと7年に(川越八幡宮)

  • 色づいた葉陰に光る蝋梅花/校門に杉の香ありて新学期(川越工業高校近く)

    喜多院からの帰り道、毎年見ているロウバイが咲いているか気になった。遠目では分らなかったが、横を通りながら見るともう咲いていた。通り過ぎてから木の全体を見る。色づいた葉が散らずに残っていて、似た色の花はよく見えない。近づいて上の方を見ると、ようやく花の咲いているのが分る。さらに真横に行って見上げると、陽を受けて葉も花も明るく見える。花はより陽を通すので、見え方が全く変わる。だれが名付けたか知らないが、蝋梅という名はこの花に相応しい。これだけ多くの花が咲いているのに、あの甘い香りはしない。写真を撮り終ってからすれ違った人も、何を撮っていたの?という感じで、花を見ることもなく通り過ぎた。川越工業高校の校門近くに行くと、ぷんと杉のような香りがする。驚いて前を見ると、塀際に脚立を立て剪定する人がいて、路上には伐った...色づいた葉陰に光る蝋梅花/校門に杉の香ありて新学期(川越工業高校近く)

  • 大師さま過ぎても長き車列あり/それを追い越す親子後ゆく(喜多院)

    これは1月6日(金)の喜多院参道だが、いつものように車の列が出来ていて、なかなか動かない。道を渡ると前に親子がいて、男の子が「歩いたほうが早いよ」と言いながら歩いて行く。前を歩いていた親子が、ちょうど山門の石段を登ろうとしていた。境内にも人の多くの人の姿が見える。参道の両側には、食べ物を売る露店がならんでいる。境内の中心部は、思い思いの方向に人々が歩いている。北側の参道にもまだ露店が出ていた。その反対側の店は、だるまではなく獅子頭などが置いてある。手水舎の前のだるまと破魔矢の販売所は、いつも通りの場所にある。慈眼堂下にもダルマなどの販売所が並ぶ。その直ぐ先には、熊手を売る店があり、人が集まって何か話していた。。本堂に近い慈眼堂の下には、破魔矢の手前にミニ熊手を売る店がある。本堂の階段などは、列を分けるライ...大師さま過ぎても長き車列あり/それを追い越す親子後ゆく(喜多院)

  • 初詣神社を出ればシーサーが屋根の上から阿吽とにらみ

    正月3日、雀ノ森氷川神社には大きな幟が立てられていた。石鳥居の前には、笹が立てられている。境内には数人の人がいるだけで、ひっそりとしている。元日に初詣の人が多く、甘酒が振る舞われたが、この時はそんな雰囲気はない。境内を出てすぐ左手に白い壁のビルがある。その玄関の屋根に何かのっている。四角の屋根の両端にシーサーが置かれている。狛犬と同様に阿吽の像になっている。右側の阿の方は、威嚇するように怖い顔をしている。一方の吽の方は口を堅く閉じて、意思の強さを感じる。ここは元は駐車場だったが、何年か前この建物ができた。通る度にこのシーサーは気になっていたが、ちゃんと見るのは初めてだった。神社には狛犬はいないので、喧嘩することもないだろう。初詣神社を出ればシーサーが屋根の上から阿吽とにらみ

  • 金柑は年を越してもまだ緑/この木に集まる雀賑やか

    キンカンは今年も去年のように多くの実をつけた。去年もそうだったが、色づいた実に混ざってまだ緑の実も多い。目立つのはやはり色づいた実である。一方で、まだ緑の濃い実がある。緑の実が集まっている所もあれば、色の違う実が隣り合っている場所もある。下から見ると、下に陰があり感じが違う。下から見ても、まだ色の薄い実が見える。青空をバックに上の方を見ると、やはり色の違う実が生っている。この所、毎日のように外が賑やかになるときがある。それを見ようと外に出ると、一斉に木から飛び立ち近くの電線にとまる。スズメの群れで、10羽以上いる。外から帰ってきたときにたまたまいると、パーッと飛び立つ。一旦は近くで様子を見ているが、あきらめ早くどこかへ行ってしまう。どうやらこの場所が、雀たちの1日の移動コースに入っているらしい。金柑は年を越してもまだ緑/この木に集まる雀賑やか

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