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虹色教室通信 https://blog.goo.ne.jp/nijiirokyouiku3/

0歳~小学生の教室です。算数、思考力を育む方法、自閉症・発達が気がかりな子への関わりや学習支援の具体的な方法を紹介しています。

奈緒美
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大阪府
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大阪府
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2007/03/25

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  • 集団生活になじめない子と過ごすかけがえのない時間

    いきなり個人的な話から入って悪いのですが、わたしは子どもの頃からの夢だったこともあり、虹色教室の合間に物語を書いているんです。これまで3作書いたのですが、そのうち2作は原稿用紙300枚を超える長編になってしまい、字数制限の厳しい新人向けの公募先が見つからず、いつかチャンスがめぐってくるまで家で寝かしておくことになりました。そうやって物語を書きながら、子育てについて感じたことがあるんですよ。物語書いていると、書いているうちに、「生む」行為に夢中になって、だんだん何が何やらわからなくなって、どこか客観的に自分の書いているものを見ていない親バカ状態になるんです。すごくいいとか思っているわけじゃないんです。わが子だから、どんなだってかわいい!という心境です。そんなことを考えるうち、実際の子育てでも、そして物語の創作でも...集団生活になじめない子と過ごすかけがえのない時間

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪ビー玉コースターが大好き(1歳11ヶ月)めめ、めめ、くち、かみザーザー(1歳11ヶ月)こぐまくんの数遊び2(1歳11ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 3

    『学校ってなんだろう』に登場する専門家たちは、学校を、「新しい知識を得、可能性を引き出し、選択肢を広げる場」であり、「社会性を育んだり、生活リズムを整えたりする意味でも、大事な役割を持っている」とする一方で、次のような意見も付け加えていました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学校は一つの学び場に過ぎず、本人が必要とするスキルが得にくい環境なら、他の場所も検討していい(前田佳宏さん)対話を通じて相手を理解したり、自分の軸、スキルを持って行動したりする力を育めるなら、必ずしも形式的な「学校」にこだわる必要はない(鬼澤秀昌さん)学校には役割があるものの代替えできないものではない(車重徳さん)無理してまで学校に行く理由は何もない。本人が安心できる場所で本人に合った学びができれば良い(政井マヤさん)ーーーーーー...不登校の子の声に耳を澄ます3

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 2

    『学校って何だろう』に寄せられたどの意見も、確かにそうだとうなずけるものでした。中でも、臨床心理士の村中直人さんのこんな言葉が心に響きました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私は実は「絶対に学校に行かなくてはいけない」とは思っていません。だから学校に“行かない・行けない“こと自体は、何も悪いことじゃないと考えています。そして私は、学校に行くことよりも自分で学べる人になることのほうが、これからの時代を生きる子どもたちにとってとても大切だと思っています。(中略)私は、これからの学校は、「一人ひとりの学び方を尊重できる」ようにならなくてはいけないと思っています。(『学校ってなんだろう』ソクラテスのたまご編集部編P35P36)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー村中直人さんによると、学校というのは、必要な学...不登校の子の声に耳を澄ます2

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 1

    先日、こんなコメントをいただきました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー長い間ご無沙汰しています。小学生のときお世話になった○○の母です。(九九タワーの発案者?です)以降もずっとブログを拝見しておりました。先生が予言されたとおり中学3年になったとたん猛烈に勉強を始め、無事希望の高校に入学しました。今年高3になります。順調に学校生活も進んでいたのですが、最近「学校は疲れた。朝早く起きて電車通学して、つまらない授業を受けて、緊張して」と言いだし不登校になりました。「受験勉強がしたいのに毎日学校へ行くと疲れて、何もできなくなる。そもそも朝なぜそんなに早く起きなければならないの?塾の自習室で勉強したほうがいい。でも高校卒業しないと大学へ行けないから卒業はする。学校は体育をしたり、友達に会ったり息抜きをするとこ...不登校の子の声に耳を澄ます1

  • 機能不全家族について もう少し3

    先の文章にこんなことを書きました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー父も母も妹も、自分の親と自分自身がプログラムした思考の罠が、自分の人生を蝕んでいくことから、どんなにあがいても抜け出せなかったのに、どうやってわたしはそこから出たんだろうと考えると、いくつか思い当たる理由があります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーひとつ目の理由として、多くの親以外の大人たちから可愛がられてきたことを書きましたが、自分が囚われている認知の歪みから解放されるためには、それとは別に、自分が長年培ってきた技術のようなものも役立ったと感じています。子どもの頃のわたしは、とにかく高いところに登るのが好きでした。当時は、三輪車に乗っているような子も、団地の前の自転車置き場の屋根の上を遊び場にしていましたから、それはわたしに限ったもので...機能不全家族についてもう少し3

  • 機能不全家族について もう少し 2

    過去は変えられないものなのに、世代間連鎖を断ち切ることができた理由のひとつに、親以外の大人たちから注がれた愛情を挙げると、そうした縁に恵まれなかった方に対して、何のアドバイスにもなっていないようで心苦しいです。でも、そんな方も、自分の子どもたちに負の連鎖をつなげないための方法として、こうした捉え方があることを知っていただきたくもあり書くことにしました。機能不全家族で育つと、何に対しても強い責任感を持つようになる方が多いと思います。子育てをするにしても、親のような子育てはしたくない、子どもには幸せな人生を歩んでほしい、世代間連鎖を断ち切りたいと強く望むため、親のがんばりだけで子どもの人生をコントロールしようとしてしまいがちです。でも、そうやって、一生懸命がんばる方角に向けていた針を、あまり無理をせずに、自分が楽し...機能不全家族についてもう少し2

  • 機能不全家族について もう少し

    これで終わりにしようと思っていたのですが、機能不全家族の問題にこれから向き合いながら子育てをしていこうとしている方からコメントをいただいたり、遠方に住んでいる親しい人からメールで苦しい胸の内を打ち明けられたり、レッスンの中で世代間連鎖を断ち切る難しさを相談されたりするうちに、あれでは少し不親切な答え方だったと思い直しました。たいした力にはなれませんが、もう少しだけ、自分が当事者としてこの問題と関わり続けて、気づいたこと、理解したことについて書いてみようと思います。先の記事を書いている最中に、次のようなコメントをいただき、ーーーーーーーーーーーーーーーーいつも拝読させていただいております。私は父がDV、母が家族に共依存しているという典型的な機能不全家族に育ち、3歳、1歳の育児をしています。今、実家は家族の機能不全...機能不全家族についてもう少し

  • 機能不全家族について 3

    父がどうして、少し話をするだけで、相手の弱みやコンプレックスや罪悪感のありかを嗅ぎ付けて、それを掌握してしまうことができたのかといえば、おそらく父にはちょっとした仕草や戸惑いや躍起になって弁解する瞬間や、言葉にしたこととあえて言葉にしなかったことから、相手の心の動きが手に取るように見えていたからでしょう。また父には、何かを観察する時に、結論を急がず、ひとつひとつ詳細に分析していくところがありました。学問の世界とは無縁で、仕事も肉体労働に終始していた父ですが、時折、「ああ、またか」と家族をうんざりさせる形で、父の頭の使い方を知る機会が何度かありました。母の療養のため、父母が田舎に移り住むことになった時、「日曜ごとに競輪や競馬に通い詰めている父が、退屈な田舎暮らしに我慢できるのか」と心配していたところ、母から、「父...機能不全家族について3

  • 機能不全家族について 2

    母の子育てに特別な問題がなかったとすれば、問題の根は妹にあったのかというと、そうとは思えませんでした。妹の感情の起伏の激しさや情熱的で真っすぐなところや単純さ、愛情に飢えているところ、お調子者で自信家で称賛を欲しているところ、物に釣られやすく、扇動されやすいところが、常に、父と母にいいように使われていることをわたしはずっと知っていました。妹の心は、父と母の意識に上らせることができない憎しみあいやら、愛情の駆け引きやら、わたしの奪い合いやら、心の空虚さを埋めることやら、自分たちの影を投影することやらに利用され続けていました。それに最初に気づいたのは、ひとつ違いの従妹が泊まりにきた時です。わたしは従妹の心が、ちょっとしたやり取りの間に、父の思うがままに動かされるようになっていくのを見てハッとしました。わたしの父とい...機能不全家族について2

  • 機能不全家族について 1

    小学校低学年頃だったと思います。わたしは妹と近所の年下の子らを連れて、坂を5分ほど上って行って給水塔のそばの広場で遊んでいました。そこは駐車場でもあるのですが、昼間の車の出入りはなく、四葉のクローバー探しの穴場でした。小さな子たちを連れて、大人の目のないこんな場所まで遊びに行っていたのも、団地の前の庭には、じめじめした雑草が生い茂っていて、やぶ蚊やムカデや蛇がいるので、遊びといっても、探検ごっこか落とし穴作りしかしようがなかったからなのです。ひとしきり遊んで、みんなでぞろぞろ来た道をくだりはじめた時、郵便配達人の格好をした20~30歳くらいの男性がこちらに近づいてきました。優しい口調で話しかけてきましたが、その雰囲気や表情からは、気味が悪いような恐ろしいような得体の知れないものが感じられました。当時、その地区で...機能不全家族について1

  • パートの学べる場 学べない場の話

    これまで、私のお仕事ネタで、ファンシーショップの話ファンシーショップの話2ファンシーショップの話3お仕事裏話など書いてます。勉強の話ばかりじゃ疲れるので、第3弾じゃないですが、昔々、私が某大手スーパーの早朝パートをしていた時の話を書かせてくださいね。かつて、まだ若さが残っていた頃、早起きが取り柄だった私は、数年ごとに、パン屋の早朝パートとか、コンビニの早朝パートなどをして、お小遣い稼ぎをしておりました。うちの子たちが起き出してくるまでに、2時間ほどの仕事を終えて、猛ダッシュで帰ってきて、朝食、朝の支度とバタバタしながら、子どもたちを園や学校に送り出していました。あるとき、時給の高さに釣られて、2駅ほど先にある大手スーパーの早朝パートに行くことに……。担当は、鮮魚コーナーです。数日、勤めるうち、他の部署のパート仲...パートの学べる場学べない場の話

  • シャボン玉で描いたミクロの世界

    (過去記事です)もうすぐ1年生の女の子たちと、シャボン玉で絵を描いて遊びました。シャボン玉の液に絵の具を少しだけ混ぜで、画用紙の上にシャボン玉を作ります。すると、長い間、シャボン玉が割れずに保たれるほど、縁のある魅力的な形ができあがります。『粘菌』の本や『いのちのひろがり』の本を見ながら、「これに似ているよね」「ミカヅキモみたいよね」といった話をして盛り上がりました。3歳ころから形が好きでたまらないAちゃんが、『粘菌』の本にあった粘菌アメーバーの拡大図が気に入ってねんどでも作っていました。算数の勉強は、買い物クイズとサイコロの数あてをしました。「130円のお金を持って、3個パンを買います。どれとどれでしょう?」という問題に、みんな苦しみ、いっしょに来ていたお姉ちゃんにヒントをもらっていました。この日は、それぞれ...シャボン玉で描いたミクロの世界

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