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虹色教室通信 https://blog.goo.ne.jp/nijiirokyouiku3/

0歳~小学生の教室です。算数、思考力を育む方法、自閉症・発達が気がかりな子への関わりや学習支援の具体的な方法を紹介しています。

奈緒美
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大阪府
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大阪府
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2007/03/25

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  • オンライン教材販売終了のお知らせ

    虹色教室のオンライン教材の新規販売終了のお知らせです。・虹色オンライン算数教室・虹色オンライン教室〜学ぶことが好きになる工作遊び上記2つのオンライン教材の新規購入受付を、2023年3月31日23時59分をもって終了させていただきます。今までたくさんの方にご購入、ご利用いただき、誠にありがとうございました。今後は、時代の変化に応じて、皆様にとってより使いやすい形での新たなオンライン展開を検討していけたらと考えています。なお、虹色オンライン算数教室および虹色オンライン教室を既にご購入いただいている皆様には、今後もサポートを続けさせていただき、今まで通りお使いいただけますので、どうぞご安心ください。虹色オンライン算数教室のおまけブログも変わりなくご覧いただけますので、ぜひご活用ください。※虹色オンライン算数教室...オンライン教材販売終了のお知らせ

  • 数学的な勘が身につく教室で大人気のボードゲーム

    『ポーションエクスプロージョン』は教室の子で嫌いな子がいないほど大人気のゲームです。対象年齢は14歳以上と書いてあるのですが、ルールのややこしすぎる部分をちょっと甘めにしたら3,4才の子から楽しめています。魔法のお薬を作ったり、魔法を使ったりしながら、得点をためます。魔法の薬を使う時に、「各色につき最大1個づつしか獲得できない」「隣同士の異なる色を二個選ぶ」「連続する同じ色の材料を二個以上選んで獲得する」といった言葉を、幼児であっても、やり方を見せてから難しい言葉のまま説明しています。(間違えても注意せず、何度も正しい方法を見せ、耳で触れさせています。テストしたり教え込んだりはしません。教えるためにしているというより、そうした言葉を難しい言葉だからとシャットアウトしないで、自分で理解できるものととらえるこ...数学的な勘が身につく教室で大人気のボードゲーム

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪2歳半のこぐまくんの成長記録こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 子どもの好きなものに敏感になる

    子どもが好きなもの。好きなおもちゃ、好きな色、好きな感触、好きな活動、好きな展開、好きな景色、好きな言葉。身近な大人がその子独自の「好き!」に敏感になることは、その子の潜在能力を最大限に伸ばす手助けとなります。また、子どもにとって毎日がわくわくの連続となり、何にでも意欲的に真剣に取り組む態度がはぐくまれます。子どもの「好き」に敏感になるということは、ただアニメのキャラクターが好きだとか、果物が好きといった漠然とした把握の仕方ではなくて、「どんどん物を積んでいくときの……あっ今にも落ちそう、ヒヤヒヤするなぁといった場面で、この子いつも真剣な表情になっているな。崩れた時は大笑い。ヒヤヒヤドキドキするような手に汗握るような展開が好きなんだな~」「この子は自分のアイデアに耳を傾けてもらった時、一生懸命になるな」「...子どもの好きなものに敏感になる

  • 算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

    虹色オンライン算数教室のおまけブログに、「算数のつまずき克服」の記事をアップしました。★体験不足があると、小学生がつまずきがちな算数問題(小2、小3、小4)(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。今から1週間、どなたでも見れるように公開していますので、興味のある方はリンク先をのぞいてみてくださいね)算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

  • 子どもの個性にあわせたおもちゃ選び

    虹色教室にはさまざまな種類のおもちゃがあります。そのひとつひとつのおもちゃについて、「遊んだらそれでおしまい」「ちょっと遊んだら飽きちゃった」という結果で終わらないように、いろいろな工夫をしています。今回は、教室でどんな工夫を凝らしているのか書いていこうと思います。おもちゃを選ぶとき、木製などの質の高いものを与えなければならないか…というと、必ずしもそうではないと思います。子どものタイプによって、おもちゃの質より遊び方や自由度が大切で、100円グッズや紙があれば十分…という子もいるのです。うちの子たちもそうでしたし、特に息子は、紙とえんぴつとハサミさえあれば満足している子でした。教室の2~3歳の子にもこうした子はいて、おもちゃの扱いは少し雑なのですが、自分のこしらえた工作物は、宝物のように大切にしています...子どもの個性にあわせたおもちゃ選び

  • 「魔の2歳児」落ち着かせる方法

    ★かんしゃくを起こしてばかりの「魔の2歳児」落ち着かせる方法『ナチュラルな子ども時代』(産調出版)という本によると、2~3歳児というのは、爆発的に意志が発達する時期なのだそうです。だから、かんしゃくをしょっちゅう起こすんですね。自意識が発達するにつれ、ここにいる「自分」と自分に脅威を与える「他人」がいるという状態になります。「自分の意志」と「他人の意志」の対立に気づきます。子どもの「意志の力のエネルギー」はとても激しいものです。どんなに辛抱強くて理解ある親もついていけない…それが「魔の2歳児」(3歳の間もしっかり続く子も…)です。この困ったおちびさんに、どう付き合えばいいのでしょう?どうすれば、かんしゃくはおさまるのでしょう?まず親は、この困ったちゃんぶりが、いつまでも続かないことを知っておかなくてはなり...「魔の2歳児」落ち着かせる方法

  • 2、3、4歳の子たちと工作を思いきり楽しむには?

    2~4歳の子との工作が広がらない、「ママ作って」で終わってしまう、導入の仕方がわからない、途中でうろうろして飽きてしまう、発展しない……という相談のコメントをいただくことがよくあります。そこで、2~4歳の子らの工作する姿を紹介しながら、どんなふうに工作が始まるのか、どんな点に気をつけているのか、どのように発展していくのか書かせていただくことにしますね。4歳1ヶ月のBくん、4歳4ヶ月のCくんの工作風景です。『しんかんくんいえにくる』という絵本を読み聞かせている時のこと。二人とも、しんかんくんの話を聞いていたせんろくんが、「そおれい」と空に向かって、ぐんぐん伸びていくシーンに目を輝かせていました。そこで二人と一緒に、両手を上げてグーンと伸びをしながら、「そおれい!!」とせんろくんになりきって遊びました。反り返...2、3、4歳の子たちと工作を思いきり楽しむには?

  • 算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

    虹色オンライン算数教室のおまけブログに、「算数のつまずき克服」の記事をアップしました。★算数の難所と急所とつまずきの予防1★算数の難所と急所とつまずきの予防2今日から1週間、どなたでもご覧いただけるよう公開していますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね。(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。)算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

  • 数の敏感期と文化の敏感期

    幼児期には、子どもが内側からの欲求で、数が好きでたまらなくなる数の敏感期が存在します。大人が子どもを信じて、ゆったりと無駄な時間…子どもがぼんやりと想像の世界や思考の世界で遊ぶことを許してあげていたら、子どもは自分で数のルールを発見していきます。また、幼児期の後半には文化の敏感期というものがあり、宇宙のこと、自然のこと、世界のことなどさまざまな身の回りの不思議や知識に強く惹きつけられる時期が存在します。この2つの時期はとても不思議です。虹色教室には、写真のような科学の本や図鑑類や学習漫画をたくさん置いています。それが、小学生になってから虹色教室に通っている子は、そうした本を読もうとすることはまずありません。とても成績が良い子でもそうなのです。でも、幼児期のこうした敏感期を大切にしてあげてきた子たちは、小学...数の敏感期と文化の敏感期

  • デュプロブロックで0〜2歳児のおもちゃ作り

    レゴデュプロブロックを買ったものの、まだ自分で何か作るのは難しい‥という0~2歳児のためのおもちゃを考えてみました。写真の左に積み上げているのは「いす」です。0~2歳児は「いす」にお人形を座らせるのが大好きです。4色のはっきりした色が、子どもの色についての理解力も高めてくれますよ。レゴデュプロブロックを写真のように組みます。ビニール袋をブロックではさんだら「乾燥機」のできあがり♪色紙のお洋服を入れて、フーっと息を吹き入れると、洋服がくるくる回ります。どうすればよく回るか工夫してくださいね。デュプロブロックで0〜2歳児のおもちゃ作り

  • 算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

    虹色オンライン算数教室のおまけブログに、「算数のつまずき克服」の記事をアップしました。今日から1週間、どなたでも見られるように公開していますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね。★小学生の子どもたちが、算数のどんな部分でつまずきだすのか?1★小学生の子どもたちが、算数のどんな部分でつまずきだすのか?2★小学生の子どもたちが、算数のどんな部分でつまずきだすのか?3(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログです。)算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

  • 将来、才能が伸びていくかどうかは幼児期にわかる?

    まだ発達途上の子どもの能力は、ゆっくり大きく育つ子、自分なりの順序で育つ子、優越機能と劣等機能の関係などから、目に見える部分で比べても、あまり意味がありません。私は他の子よりできることが少ない子や物覚えの悪い子の方に、将来すごく伸びていくすばらしいものを感じるときがあるし、何でもこなせ、テストで測れるものでは良い成果をあげている子に先の伸びの不安を感じることもあります。幼い頃、接していて、今大きく成長した子たちに会うことがあると、その予感があまりに的中していて驚くことがあります。もちろん、物覚えが悪いほうがいい…できることが少ない方がいい…などという表面的な判断ではないのです。幼児期に表に表れている能力より、その潜在意識のあり方や方向性が、その子を将来に導いていく部分が大きい気がしているのです。さまざまな...将来、才能が伸びていくかどうかは幼児期にわかる?

  • 3分でできる 簡単ピタゴラスイッチ

    折り紙を数回折っただけでできるこんな簡単なレールなのに、子どもはクーゲルバーンの積み木と変わらない興味を示します。ブロックを使うと、傾斜する台ができます。<作り方>折り紙を半分に折って長方形にします。さらに折って細い長方形にします。ふちを折り返したら、できあがり。セロテープで補強すると、かなり丈夫です。折り紙は、100円ショップの和紙の折り紙や両面折り紙のように、少ししっかりしたものを使うと、もちが良いです♪少し手間をかけて、前回のレールを2~3本連結して、先を折り返して(はさみで切り込みを入れてから)テープでとめ、穴を開けると、遊びの世界が広がります。3分でできる簡単ピタゴラスイッチ

  • 子どもが言うことを聞かなくて困るときに 2

    3歳までと、3歳~を年齢でバシッと線引きできるわけではないのですが、3歳までの子の「言うことをきかない」と、3歳以降の子の「言うことをきかない」は、少しわけて考えた方がよいかと思います。3歳以降の子は、集団の場などではとても上手に過ごせるのに、お母さんや親しい人をたたく、大人をにらみながら反抗するという子がいます。この、一方では非常に良い子で、あるとき、「わがまま」と見える態度がある子は、大人をたたいたり反抗したりしているときに、同時に大人に強く甘えたがっている子が多いと感じています。「園ではおりこう、お母さんには反抗的」という子を教室でお預かりしていると、最初は良い子すぎ、次に私をたたきはじめ、しまいに私のひざにのったり、抱きついてきたりしてべったり甘えていて、最後に、良い子すぎでもなく、反抗的でもない...子どもが言うことを聞かなくて困るときに2

  • 子どもが言うことを聞かなくて困るときに

    子どもの性質によって兄弟姉妹でも雲泥の差があるものの、子育て中の誰もが、子どもが言うことを聞かなくて困るという体験をしたことがあるのではないでしょうか?叱る、見守る、我慢する、言い聞かせる、罰を加える、「おばけがくるよ」「こわいおじさんがくるよ」とおどかす、子どもがこわがっている人物に叱ってもらうなど……家庭によってさまざまでしょうが、どの方法が良くて、効果があるのか悩むことと思います。言うことを聞かない、かんしゃく、泣き叫ぶ、がんこ、ごね続ける、お友だちのおもちゃを取る、たたく噛む危険な場所で走り出すなど、子どもの「困った」態度はさまざまです。私の場合、子どもの年齢によって、対応を分けるようにしています。<3歳までの子の場合>1歳、2歳の子は、自分の感情のコントロールが上手にできません。また、自分の中に...子どもが言うことを聞かなくて困るときに

  • 問い方で思考力が変化する 2

    「結局、どんな問い方が子どもの思考力を育てるの?内言を発達させるの?」と疑問を抱えたままの方がいらっしゃるかもしれませんね。私が思うのには、子どもの感情が揺さぶられるような問い方、それまであたり前だと思っていたことの思いもかけない側面を発見した時、つまり「びっくりした」時にちょうどいい問いを投げかけることだと思っています。問いといっても、必ずしも言葉で問いかけるのではなく、無言の手助けがそのまま子どもへの問いである場合もあります。あえて問わないことが、問いになることもあるでしょうね。感情が揺さぶられるとき、人は本気で考えるものです。つまり、揉め事のあるところには、思いっきり知恵を絞る絶好のチャンスがあるということです。問題を解決するために頭を使うのは、国の場合も、危機に面した時ですよね。子どもたちにしても...問い方で思考力が変化する2

  • 問い方で思考力が変化する 1

    子ども時代というのは、自分の心のなかの声、つまり内言が発達していく時期です。内言というのは、「音声を伴わない自分自身のための内的言語で、主として思考の道具に用いられる」と言われています。サピア・ウォーフの仮説によると、言語はその話者の世界観の形成に関与する、とされています。わたしも子どもの内言の内容や発達いかんによって、その子の思考力の幅や質や世界の認識そのものが違ってくると思っています。なぜ子どもを大人の指示で動かして、競争させて、強迫的に何かを訓練させることがまずいのかというと、最も重大な害は、子どもの内言を失わせること、心の声を陳腐なものにさせること、内面を雑音だらけにすること……と言えると思います。子どもにできあがっているものを見せて、「どうしてこれは動くんだと思う?」とたずねると、「そんなの、~...問い方で思考力が変化する1

  • 1〜2歳児の工作素材にピッタリな紙皿工作

    1〜2歳児の工作素材に、紙皿はピッタリです。色をつけたり、ちぎった色紙をのりで貼るだけで、「ホットケーキ」「ピザ」などの食べ物に見立てることができます。丸いシールで目をつけると、動物の顔にもなります。短いひもやボタンやスパンコールなどをたくさん用意して、自由に貼らせて、「たこ」「くらげ」「もじゃもじゃ」「おばけ」など子どもが好きなように命名して楽しむ独創的な作品を作ることもできます。1〜2歳児の工作素材にピッタリな紙皿工作

  • オンライン教材の使い方について

    虹色オンライン算数教室について、「2歳から小学6年生までの内容をいっしょに詰め込むとは、扱っている範囲が広すぎるのでは?」と感じている方がいるようなので、それについて少し説明させてください。この教材を作ったのは、子どもが何かに夢中になっている時、お母さん方から、「先生には、いろいろなアイデアの引き出しがたくさんあるので、子どもが何かを好きになったら、それをどんどん広げていってあげることができるのでいいですね。わたしの場合、今、子どもにこれがヒットしているな、ブームだな、と思っても、どう発展させてあげたらいいかわからないんです」という声をたくさんいただいていたからです。そんな話をうかがううちに、こんなことを思うようになりました。もし子どもがはかりにいろいろな物を乗せて遊んでいたら、それが小学校で習う学習内容...オンライン教材の使い方について

  • 歴史をテーマにした創作活動

    教室の子どもたちと、積み木やブロックで歴史の1シーンを再現して遊びました。↑は江戸時代の長崎の出島。↓は江戸時代の参勤交代の様子です。↓は、平安時代に建てられた厳島神社です。歴史をテーマにした創作活動

  • 絵が好きな子にどんなことをしてあげるといいでしょう?

    ★くんは、絵が大好きな5歳の男の子です。教室に来ると必ずといっていいほど、絵を描きたがります。前回のレッスンでは、水彩絵の具を使わせてあげると、とても喜んでいました。子どもが絵を描くのが大好きだと、「上達させるために何をしてあげられるかな?」「絵画教室を探そうかな?」と悩んでしまいますよね。子どもが何かに喜んで熱中しているとき、そうした親側のあせりは禁物です。すぐに何か教えたり、習わせる前に、子どもの姿をよく観察すると、今の「大好き」を起点にして、さまざまな方向に伸びていく可能性が見えてくるからです。とにかく急いで、既存の枠にはめてしまうと、他の可能性を遮断してしまうかもしれません。★くんは、絵に熱中する前まで、積み木で日本のお城を作ることを繰り返していました。正確に高さをそろえたり、橋の形通り再現したり...絵が好きな子にどんなことをしてあげるといいでしょう?

  • 算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

    虹色オンライン算数教室のおまけブログに、「算数のつまずき克服」の記事をアップしました。今回は、長文の文章題についてです。★長文の文章題、子どもが即座に「わからない~」と言うときは?(おまけブログとは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログですが、今日から1週間、どなたにもご覧いただけるようにオープン公開していますので、興味のある方はリンク先をのぞいてみてくださいね。)これからも、「算数のつまずき克服」についての記事を随時追加していく予定です。算数のつまずき克服★おまけブログを更新しました

  • 「遊園地」より「原っぱ」

    『おせっかい教育(鷲田清一・釈徹宗・内田樹・平松邦夫著/株式会社140B)』で、「遊園地」ではなく「原っぱ」的な遊びを……という提案があり、「現代の子どもたちのメタ認知力や地頭力が下がっているのは、これが原因だなぁ」と感じました。同じ遊び場でも、遊園地というのは、そこに行ったら何をするかというメニューがすでにあって、その中でどれを選ぶか、どんな順番でやるかという場所です。今の大学・学校もカリキュラムがあって、大学の授業は「勉強する遊園地」となっているそうです。鷲田清一氏が、この著書の中で次のようにおっしゃっています。「ぺんぺん草が生えて空き缶が転がっているだけという原っぱに、学校にも家にも居づらい子が、一人で来て空き缶を蹴ったりしていると、よそから同じような子がやって来て、お互いに意識しあう……。でも遊び...「遊園地」より「原っぱ」

  • 学びの原動力は「謎」

    『小さな友へ』という詩は、10年ほど前に、子どもたちに向けて書いた詩です。もし何でも子どもたちにプレゼントできるとすれば、何を贈ればいいだろう?私が子ども時代に手にしたもので、最高にすばらしかったものって何だろう?今も宝物となっているものは何だろう?そんな考えをめぐらせながら書いた詩です。当時、私が、「子どもがもらって、心がときめくのはこれしかない」と考えたのは、『答えのない問い』でした。つまり、『謎』であり、『不思議』であり、自分独自の『知りたい思い』『まだ答えが与えられていない未知の課題』です。この思いは、10年経った今も、少しも変わっていません。先日、『おせっかい教育論』著者鷲田清一釈徹宗内田樹平松邦夫(株式会社140B)という著書のもくじ欄で、『子供が育つには「謎」が必要』というタイトルを目にし、...学びの原動力は「謎」

  • お菓子作りで算数

    虹色教室では、子どもの要望に合わせて、時々お菓子作りをしています。だいたいの場合、クッキーか、小さなホットケーキを作ります。私が「お菓子作り」を通して、子どもにマスターして欲しい…と考えているのは、次の3つです。お料理の本を見て、材料を用意したり、手順を読み取る力「はかり」の使い方と重さの単位時間の量最近の子は、本を見てその意味を理解する力が弱いです。便利な世の中になった代償でしょうね。ところが、受験の際にはそうした弱点をねらって、図や表を読み取る新問題が年々増えているんです。「数学検定」では実際、料理の手順表の問題が出ていました。問いは、砂糖の分量を半分にして作る場合…?といった、料理したことない子にはピンとこない難しい問題…。次の「はかり」の使い方…これって教科書で習ったくらいでは、なかなかマスターで...お菓子作りで算数

  • 競争心を刺激してがんばらせる幼児教育

    早稲田大学名誉教授の加藤諦三氏の『妬まずにはいられない症候群』(PHP文庫)という著書では、競争意識をかき立てる家庭で育った子の不幸について、胸が痛くなるような内容でつづられています。子どもが競争心を煽られて育つと言うことは、つまり、子どもが「自分が自分であることによって、家族に受け入れられていない」ことを感じて育つということです。つまり、自然な自分であってはいけないのです。のんびりやだったり、運動嫌いだったり、想像力や創造力が豊かで、競争よりもクリエイティブであることを好んだりする子であってはいけないのです。頭脳活動を好む子は、他の子と自分を比べるより、自分の内面の好奇心を追いかけてのんびり過したがる子が多いですが、それは許されないのです。大人が望む運動での競争、基礎計算や文字を書くことをがんばるかどう...競争心を刺激してがんばらせる幼児教育

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪自分で考えたアイデアを披露してくれるこぐまくん(2歳3ヶ月)おしゃべりなこぐまくん(2歳3ヶ月)こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • ブロックで理科実験

    子どもたちと今日したいことを話し合うと、Nゲージやブロックで遊びたいということでした。そこで、ブロックで駅を作ることから、遊びをスタートしました。ブロックの傍らに、科学遊びに使うさまざまな小道具を出してあげると、子どもたちがめいめい気に入ったものを手にして、「いいこと考えた!こうしたら?」「これは信号になる」などアイデアを出し合っていました。アイデア1<駅の冷房装置>100円ショップのミニ扇風機が気に入った★くん。「駅をこれで涼しくしたい」ということでした。そこで、窓枠のブロックパーツに氷を置いて、そこにミニ扇風機の風を当てるアイデアを提案すると、大喜びでした。氷に当てた風は本当にひんやりしていて、子どもたちめいめいが手をかざしては感激していました。アイデア2<信号機>色の変わるライトを、信号機として使い...ブロックで理科実験

  • ダンボールで簡単に子どもが乗れる舟を作る方法

    スーパーでもらってきた段ボール。切り込みを少しだけ入れて、子どもが乗れる舟を作ってみたら好評でした。側面の下部分をたてに切り、上部分は折り目用の傷をつけます。ひっぱると下のような舟ができます。周囲に紙やカラーの布テープを貼るとさらに舟らしくなります。ごきげんで乗り込む子どもたち。虎も乗っています。ダンボールで簡単に子どもが乗れる舟を作る方法

  • 算数のつまずき克服★おまけブログ更新しました

    虹色オンライン算数教室のおまけブログに、「算数のつまずき克服」というカテゴリーを作りました。記事を2つアップしています。★九九の練習を嫌がる子と楽しく暗唱する方法★両替の意味がよくわからないこれからも、「算数のつまずき克服」についての記事を随時追加していく予定です。(おまけブログは、虹色オンライン算数教室を購入いただいた方に見ていただける鍵付きブログですが、上記の2記事は、今日から1週間、鍵なしで公開していますので、どなたでもご覧いただけます。)算数のつまずき克服★おまけブログ更新しました

  • 小学生のつまずきと教え方 3 (知的ゆっくりさん)

    知的障害を持っている子たちに勉強を教えるときには、大きく分けて3つの視点が必要だと感じています。ひとつには、障害児専門の家庭教師の方々や特別支援教室の先生方がしてくれるようなハンディーに合わせた「教えたい内容の一部分だけに特化して、スローステップで教える」方法です。それには学習内容をよりシンプルにして、噛み砕いて提示する工夫が必要です。また「目で見えて、手で操作できる」教具を使って教えることも大切です。文字を大きくしたり、漢字にふりがなを打ったりして、学習しやすくすることも必要です。私が会ったことがある知的障害の子に関する印象は、人が好きで温和で素直ということです。ですから、できないことは恐がってしないけれど、できることは何度もやりたがり、褒められるといきいきとしてがんばります。ルールが易しいトランプやボ...小学生のつまずきと教え方3(知的ゆっくりさん)

  • 小学生のつまずきと教え方 2 (興味の範囲が狭い子)

    小学生が学習につまずくとき、何らかのハンディーキャップが原因で、できていない場合があります。「努力しないから」とか「先生の説明を聞いていないから」などと安易に決めつけず、ていねいに原因を探る必要があります。写真はアスペルガー症候群の女の子に勉強を教えていたとき使っていた紙です。この子は、障害特性のせいで、「興味の範囲がとても狭い」です。動物が大好きで、寝ても覚めても動物の話をしています。私が「お家では、お姉ちゃんとどんなことをして遊ぶの?」とたずねても、「この問題の解き方はわかる?」とたずねても、「今日は、カーコちゃん(うちの鳥です)は何をしているの?」「どうしてカーコちゃんは、飛んでいってしまうの?」と自分の好きな動物の話題にすりかえてしまいます。何とか計算はできるようになっているものの、算数の概念の多...小学生のつまずきと教え方2(興味の範囲が狭い子)

  • 小学生のつまずきと教え方 1

    診断はくだっていないグレーゾーンの子も含めて、発達障害や知的障害がある子と、障害のない子では、つまずく原因も、できるようになるための手立ても異なるケースが多いです。ですから、子どもが「わからない」と言っているからと、どの子にも同じ方法で教えたのではうまくいかないように思います。発達障害などがない子たちに教える場合、いきなり解き方を教えるよりも、まず学習に対する主体的な態度やメタ認知力をつけていくことが大事だと考えています。文章題が苦手な子にも、やる気がない子にも、学習の力の入れどころがずれている子にも、他の子と計算時間などを比べて、「計算をもっと練習したらできるようになるよ」といったアドバイスをするのは、あまり良い教え方とは思えません。そうした子たちには、大人が、「遠回りで本質からずれた方法でも、まず練習...小学生のつまずきと教え方1

  • 『未来のだるまちゃんへ』メッセージ

    『だるまちゃんとてんぐちゃん』などの人気絵本を世に送り出してきた、かこさとしさんの『未来のだるまちゃんへ』で先生方に向けて書いたメッセージを読んで、考えさせられました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今は学校の先生方も忙しくてそれどころではないかもしれませんが、本当は生徒さんたちがひとりひとり、どんなものが好きで何に関心を抱いているのか、その生態を見極めて、先達としてうまいこと導いてあげられないものか。型にはまった目標を掲げて、お尻をひっぱたくだけでは才能があっても埋もれたままになってしまっている気がする。「君が持っている、ものすごい鉱脈はそれだよ」そう気づかせてやることさえできれば、子どもは、大人が叱咤激励なんかしなくたって自分からぐんぐん成長していけるのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...『未来のだるまちゃんへ』メッセージ

  • かんたん紙コップ工作♪ 雨ふらし機+いろいろ楽しめる!

    2歳児さんたちが、とても満足する工作です。とんがったえんぴつで紙コップの底に穴をあけます。上から力を入れるだけで穴があくので、これができるようになった2歳の子たちはコップの底にたくさん穴をあけたがります。コップに水を入れると、雨が降ってきますよ。<2歳児さんの発見>2歳のAくんが作った雨降らし機で遊んでいた時のこと、Aくんがコップを水の中に沈めようとしました。すると、コップ内の穴から水が、噴き上がってきました。「噴水!」Aくんがうれしそうに声をあげました。そうして遊んだあとで、紙コップに自分でしゃぼん玉を膨らませてもらいます。<遊び方>1.しゃぼん玉液(台所洗剤を少しだけ溶かした水かせっけん水)に、穴をあけた紙コップの底をつけます。2.ボウルなどに水を入れて、底にしゃぼん玉液をつけた紙コップを、写真のよう...かんたん紙コップ工作♪雨ふらし機+いろいろ楽しめる!

  • ジオラマ作りに夢中

    小3のAくんとBくんのレッスンで、(一緒に来ていたAくんのお兄ちゃんも手伝ってくれています)ジオラマを作って遊びました。最近、教室で話題に上ることが多い、明石海峡大橋と瀬戸大橋をイメージして作っています。ジオラマ作りに夢中

  • 勉強が好きになるまでのプロセス 2

    前回の記事にこんなコメントをいただいたので紹介します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「間違っていてもいいからやる気があふれだしている状態」↑これがすごく大事なんだな〜って最近ひしひしと感じています。先生もご存知の通り、娘の書く漢字の中には不思議な形の物がチラホラ、、、(;^ω^)でも何故か漢字の練習を頑張らせよう、とかいう気になれず、しばらく様子見、、すると案の定、個人面談で先生に「漢字がちょっとね、、、漢字の書き取りをご自宅で頑張らせて下さい」言われました、、、勿論、はい!と返事をし、で、そのまま何もやりませんでした(;^ω^)それから約一年は見るも無残な点数ばかりで酷い状態でしたが、何故か私も娘もち〜っとも気にならず、、、そうこうしているうちに娘の方が自発的に漢字の書き取りをするようになり...勉強が好きになるまでのプロセス2

  • 勉強が好きになるまでのプロセス 1

    算数のレッスンをしていると、見慣れないものを目にするたびに、よく見もしないで……また、数秒、考えてみることもしないで、即座に、「習ってない!そんなのわからん!」と突っぱねる子……(「習ってない!くんタイプ」とします)と、やる気まんまんで、積極的に参加しているんだけど、考えていく手立てが身についていなくて、答えを間違ってばかりいる子……(「やる気がからぶりくんタイプ」とします)の2タイプの子たちがいました。「習ってない!くんタイプ」と「やる気がからぶりくんタイプ」が、能力もできていることも同じくらいだったとすると、これから先の伸びとか可能性という面では、「やる気がからぶりくんタイプ」の方が利があるのです。「習ってない!くんタイプ」は、チャレンジする前から、耳をふざいで、目を閉じて、心にシャッターをおろしちゃ...勉強が好きになるまでのプロセス1

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪こぐまくんと工作(2歳1ヶ月)「ぷつぷつ、なあに?」(2歳1ヶ月)こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 学校に通い出したら、どんどん勉強嫌いになっていく?

    「明後日(あさって)の感覚」って聞いたことがありますか?アーティストの日比野克彦氏が、哲学者で大阪大学総長の鷲田精一氏との対談中に使っておられた言葉なんですが、目にしたとたん、「良い言葉だな~」という感動を通り越して、自分の生きてきた方法とか、やってきたこととか、考えてきたこととか、そうしたもの全てに太い一本の芯が通って、「あ~、私はこうした感覚を大事にしてきたんだ」と納得したような気持ちになりました。日比野氏が、明日のことはある程度はっきりわかる。1ヶ月後のことは全然わからない。自分の絵の描き方やワークショップなどの共同作業は、ちょうど、「明後日」のように、ぼんやりと大まかなところだけわかっている感じなんです。……(中略)ある一つのアクションが次のアクションを生み、この人と出会ったから、このアクションに...学校に通い出したら、どんどん勉強嫌いになっていく?

  • 遊びと学びの中間ゾーン

    工作はただ工作するだけでも、巧緻性や創造力や芸術的な感性を高めてくれる楽しい活動です。でもそれではちょっともったいないな~と感じるのです。工作活動を支援する大人がほんの少し工夫するだけで、工作は小学校に上がってからのさまざまな分野の学力の基盤を作ってくれるものだからです。そのためにはどんな工夫をすればよいのか、私が気にかけている点を書いてみます。工作教室やアトリエに通っていると、「もう工作はしたから十分」と大人は思ってしまいがちです。けれどもそうした創作活動だけを主とした場とは別に、工作と勉強の中間ゾーンを意識した活動時間も持っていただきたいのです。工作中、どんなことに気をつけると学力につながるのか……というと、まずひとつは、★見積もる力をつけるということです。見積もる力は、大人の指示に従いながら、集団で同じも...遊びと学びの中間ゾーン

  • 食べ物を使った理科の実験

    小2の☆ちゃんと、食べ物を使った理科の実験を楽しみました。にんじんの中央にスプーンで少し穴を掘って、塩を詰めます。2~3時間の間にどんどん水が出て、にんじんがしわしわになっていきます。簡単な実験ですが、作業が楽しくて、子どもからさまざまな気持ちや疑問を引き出す実験です。これまで、この実験では、子どもたちから、野菜には水が含まれているのか……。塩が水を吸って湿ってくるのが面白い。にんじんが汗をかいたり、おしっこしたりしているみたい……。といった感想がありました。野菜からでんぷんを取り出す実験もしました。牛乳に柑橘類の汁を入れて、ヨーグルト状に固める実験もしました。食べ物を使った理科の実験

  • 感覚、思考、直観、感情タイプで違う勉強のモチベーション

    私が子どもたちの学習を見ていてしみじみ感じるのは、それぞれの性格タイプによって「やる気のもと」となるものは異なるし、「勉強嫌いの原因となるもの」もずいぶん違うということです。十把ひとからげに「子どもは競争を好むもの」とか、「子どもは褒められればがんばる」といった捉え方をしている場合には、性格タイプによる勉強との付き合い方の違いを知ると、少し考え方の幅が広がるかもしれません。それでは、算数の学習について、それぞれの性格タイプの「やる気のもと」と、「勉強嫌いにさせないコツ」について私の考えを書かせていただきますね。感覚タイプの子は、コツコツと几帳面に作業をこなしはじめると、そうした作業そのものにモチベーションを感じることが多いです。幼い頃、パズルをしたり、モンテッソーリの教具のようなもので遊びだすと、ひとりで何度も...感覚、思考、直観、感情タイプで違う勉強のモチベーション

  • 道具と楽しくつきあう

    虹色教室には、すぐ出せる場所に置いていて、遊びのシーンでも、工作のシーンでも、雑談のシーンでも、ちょっとしたことがあるたびに出してきて使う道具があります。・1メートルのものさし・コンパス・分度器・デジタル顕微鏡・指で針が動かせる時計・イラストつきの地図の図鑑など。・アナログのはかりもそのひとつです。何かあるごとに登場していると親しみがわくし、実際に便利で、使いながら当て物クイズをするのも楽しいですから。たとえば、教室の子がお菓子を持ってきた時なども、食べる前にはかりに乗せています。めもりはそれぞれの年代の子がちょっと集中すればわかるレベルで読んでいます。2歳くらいの子なら、動いた目盛りの先に指をおいて、量っている気分にひたるだけで十分ですし、数字が読める子には、「50グラムより重い?」とたずねたり、「もう少しで...道具と楽しくつきあう

  • プラレールとと理科実験 (ついでに算数も)

    小学4年生のAくんとBくんのレッスンで。科学実験学習キットで、LEDを点灯させる回路を作った二人。プラレールの列車が通ると、LEDが点灯すると言うしかけ作りにチャレンジしました。じゃばらに折った紙を貼ったアルミはくに1本のワイヤーをつなぎ、もう一本のワイヤーはアルミはくから少しだけ浮かした状態でおきました。じゃばらにレールを載せておきます。列車を走らせてみるものの、LEDは光りません。そこで、列車に重しを乗せてみたり、じゃばらを薄くしたりして、試行錯誤を繰りかえしました。最後はちゃんと光るようになりました。せっかくプラレールの線路をつないだので、この日の算数も、プラレールを使って学びました。AくんもBくんも、学校レベルの速さの問題はきちんとマスターできているので、電車が鉄橋を通過した時、道のりが鉄橋と電車の長さ...プラレールとと理科実験(ついでに算数も)

  • 女の子の友だち関係が難しい~(早期教育が仲間はずれの理由を作る場合も…)

    女の子たちがグループで遊ぶ姿を観察していると、年少さんの時点で、(男の子なら年長さん……)友だちの輪に入って仲良く遊ぼうと思うと、かなり高い人間関係的知能が必要です。よく言う「空気が読めて」いるかいないかで、仲間はずれにされたり、女の子集団によるいじめを受けたりする姿を見かけるのです。だから女の子は、年少さんまでに人間関係的知能を高めておかなきゃダメ、環境を状況判断できる力が必要というわけではないのです。それが苦手な子がいるのはもちろんですし、そうしたことが苦手な子は、別の部分で非常に優れたところがある場合がよくありますから、「個性」の問題で、優劣とは何ら関係がありません。けれど、困るのは、お友だちの輪に入れない「本人の悲しさ」や「自己否定感」です。それと重要なのは、その場をおさめる目的だけの親や先生の介入やア...女の子の友だち関係が難しい~(早期教育が仲間はずれの理由を作る場合も…)

  • ひっくりかえったがんもどき

    私の父は、粗暴で困った人ではありましたが、気持ちが優しく、ユーモアがあって、話し上手な一面もありました。私の父のことを、周囲の人はよく、「芸能人」に似ていますね……と評することがありました。若い頃は石原裕次郎にそっくりだと言われ、年を取ってからは、ビートたけしと梅宮アンナの父を足して2で割ったような感じに見えると言われていました。機嫌が良いときの父は、子どもの頃の話を、面白おかしく、時にはしんみりとしてくれるときがありました。そんな話のひとつで、心に印象深く残っているのが、「ひっくりかえったがんもどき」の話です。父は兄や姉のたくさんいる子沢山の家に生まれたようです。でも実際に父が何人きょうだいであるのか、私は詳しく知りません。一方的に自分の話したいことを話す父の話は、どれもバラバラのパズルのピースのように断片的...ひっくりかえったがんもどき

  • 鍋いっぱいのプリン

    母の実家の田舎のだだっ広い家に対して、都会のわが家は2Kの団地住まいでした。2DKだって、4人家族にすれば、狭苦しいわけだけど、2Kとなると、ダイニングと寝る部屋が昼夜で忙しく入れ替わらなきゃならないわけで、まるで芝居の舞台みたいに、ひとつの部屋がこたつや布団といった舞台道具で、キッチンになったり寝室になったりと、忙しい家でした。そんな狭っ苦しい家に暮らしながらも、人って幼年期や子ども時代に染み付いた身体感覚が抜けないもんなんでしょうね……母は、電子ピアノじゃなくて、どでかい本物のピアノを購入してみたり、食べきれないような料理を作ってみたりと、実家の9人きょうだい仕様の暮らしを引きずっていました。私も妹も夏生まれで、誕生会には母のお手製のフルーツポンチが登場しました。特大サイズのすいかを、ギザギザした切り口でふ...鍋いっぱいのプリン

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪こぐまくんとボードゲーム(2歳0ヶ月)鉄道博物館に行ってきました♪(2歳0ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 幼い子の工作で大切なこと

    幼い子たちといっしょにする工作で気をつけるポイントを紹介します。一番大事なのは、大人の満足のための工作にしないということです。子どもが美しい出来栄えに気を配って作品を作るようになるのは、さまざまな段階を経た後です。最初は、「切る」という楽しさや「切る」ことで可能になることに気づくこと、「貼る」ことでできることや「貼る」方法に気づくこと、などが重要です。そのため、出来栄えに気を配らず、作りをできるだけシンプルにして、子どもの気づきをうながすようにしています。たとえば、こんな工作があります。箱をふたつ貼りつけただけの「パクパクさん」「こわいこわいガブガブするワニ」といった工作は、1~3歳の子たちを夢中にさせます。手動なので、1箇所にテープを貼れば、できあがり。口を開いたり閉じたりして、相手の手をかじる真似をして遊び...幼い子の工作で大切なこと

  • 子どもは「星の王子さま」

    サンテグジュペリの『星の王子さま』は、「子ども時代、何度か読んだことがあるけれど、当時はよく意味がわかっていなかったな~、今だと心の深い部分でしっくりするな~」と感じる童話のひとつです。サハラ砂漠に不時着した主人公が、星の王子さまに「羊の絵を描いて」とたのまれて、しまいに投げやりになって、簡単な箱を描いて、「君の欲しがっている羊はこの中にいる」と告げると、王子さまが顔を輝かせて「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ」と大喜びし、「このヒツジ、たくさん草をたべる?」とたずねるシーンがあります。「ただの箱」の中に想像するものをありありと見て、心を躍らせるのって、子どもだからこそできるすごい才能だな~と思います。虹色教室通信別館つくるんクラブで、ティッシュ箱に折り紙2枚貼って、少し切り込みを入れただけ…...子どもは「星の王子さま」

  • 様変わりする算数セット……算数セットを使わない学校もあるそうです

    最近の小学校の算数セットは、ひと昔前のものと比べてずいぶん様変わりしたようです。かつて、わが子の就学を控えた親たちをうんざりさせた算数セットの名前つけ作業も、今では、単語カード風に束ねてある計算カードとせいぜい10個までの具体物、プラスチックの時計などに名前をつければいいだけのようです。算数セット自体、使わない学校すらあって、ないならないで授業が成り立つなら、算数セットなどという面倒な道具をどうして購入させていたんだろう、と古い教育の無駄なあり様を疑問に思う方もいらっしゃるようです。確かに、授業中の手遊びのもとになるようなセットがあるのは面倒なだけかもしれないし、ちまちました小物は無くし物と忘れ物の元凶となることでしょう。それでも、「1年生で教えるのはここまでだから……」という数の棒やチップの横で幅をきかせる計...様変わりする算数セット……算数セットを使わない学校もあるそうです

  • 10代の子とのチグハグなやりとり 2

    「勉強中、外へ出て行ったのは、奈緒美先生が本の話を出したからだ」というAくんの言い分に、当初はあきれるやら、おかしいやら、開いた口が塞がりませんでしたが、時間が経つにつれて、Aくんを数キロ先まで向かわせるほど熱狂させている『ガフールの勇者たち』という本が気になりだしました。タイトルから、ゲームやマンガを小説化したような軽い冒険ものかと思っていたのですが、読んでみると、フクロウの生態の研究を土台にして描かれている正統派の児童文学でした。わたしもすっかり『ガフールの冒険』の世界に引き込まれました。Aくんに、『ガフールの勇者たち』の感想を伝えて、他におすすめ本がないかたずねると、『ドンキホーテ』『三銃士』『ああ無常』『精霊の守り人』の名前が上がりました。『精霊の守り人』以外は、どれも、一昨年、クリスマスプレゼントとし...10代の子とのチグハグなやりとり2

  • 10代の子とのチグハグなやりとり 1

    思春期、またプレ思春期という時期の子に、周囲が、「こうしてあげよう」「ああしてあげよう」とその子に心を砕いても、身構えて殻を固くするだけだったり、心そこにあらずでそれどころじゃなかったりしますよね。投げた善意のボールが、思わぬ激しい拒絶として打ち返されるのは、めずしくありません。私は、そんなうまくかみ合わずに終わった関わりを心に置いて、遠ざかったり、近づいたり、さまざまな方向から眺めてみたりする癖があります。わたしの好きな言葉に「たった一つのシーンに実は多くのものが眠っている」というものがあります。映画やアニメにもなった『守り人』シリーズで有名な児童文学者の上橋菜穂子さんの言葉です。それは、心理学者の河合隼雄先生の「人間の体験は面白い。体験を語ろうと思ったら、ほんちょっとの短い体験でも、ものすごく長くかかる」と...10代の子とのチグハグなやりとり1

  • 年少さん 学習の土台を作る遊び

    4歳前後の子たちは、「数量概念の形成」を目的とした遊びが、とにかく大好きです。将来の算数の力の土台となるパターンを自分の中にインプットしていこうとするような貪欲な遊び方です。その年代の子のグループレッスンも、個人レッスンも、この「数量概念の形成」を促進させるような遊びが自然と生まれ、どんどん発展していく姿を見かけます。そうした子どもの知能の成長を飛躍させる遊びが、いきいきと繰り広げられるようにするには、身近な大人が、「子どもがどのように数量概念の形成していくかを理解し、子どもの学習の妨害をするのをやめて、環境を整えていく」必要があります。4歳前後の子たちのグループレッスンでは、お弁当を持ってピクニックに行く遊びの中で、自分から「氷を3個ずつコップに入れてジュースを作りますからね」と言って、ジュースを作っていたり...年少さん学習の土台を作る遊び

  • 怖いもの知らずで聞き分けのない2歳児。強く叱った方がいい?

    怖いものしらずで、聞き分けのない2歳3カ月の☆ちゃん。そうした相談をママ友や祖父母にしたところ、「まだ2歳だから言うことを聞かないのは当たり前。いちいち怒る必要はない」というアドバイスと、「昔のように怖い人がいないから、大人の言うことを聞く気がない。もっと大きな声で厳しく叱った方がいい」という正反対のアドバイスを受けて、どう接したらいいのかわからなくなったそうです。叱られても知らんふりするか、笑い声をあげるかして、悪さを続ける☆ちゃんに対して、怖がらせるほど強く叱った方がいいのか、危ないことをしたときには体罰を加える必要もあるのか、まだわからないのだから、抱きしめて気をそらしてやればいいのか、迷っていたのです。そんな相談をうかがいながら、わたしは☆ちゃんと☆ちゃんのお母さんと連れだって公園に遊びにいきました。そ...怖いもの知らずで聞き分けのない2歳児。強く叱った方がいい?

  • 怖いもの知らずで聞き分けのない2歳児。 強く叱った方がいい?

    怖いものしらずで、聞き分けのない2歳3カ月の☆ちゃん。そうした相談をママ友や祖父母にしたところ、「まだ2歳だから言うことを聞かないのは当たり前。いちいち怒る必要はない」というアドバイスと、「昔のように怖い人がいないから、大人の言うことを聞く気がない。もっと大きな声で厳しく叱った方がいい」という正反対のアドバイスを受けて、どう接したらいいのかわからなくなったそうです。叱られても知らんふりするか、笑い声をあげるかして、悪さを続ける☆ちゃんに対して、怖がらせるほど強く叱った方がいいのか、危ないことをしたときには体罰を加える必要もあるのか、まだわからないのだから、抱きしめて気をそらしてやればいいのか、迷っていたのです。そんな相談をうかがいながら、わたしは☆ちゃんと☆ちゃんのお母さんと連れだって公園に遊びにいきました。そ...怖いもの知らずで聞き分けのない2歳児。強く叱った方がいい?

  • 今の時代を生きるということをめぐって (わが子とおしゃべり)3

    息子「お母さんがさ、表面的には似通っているし、見栄えとしたらその方が立派なのに、こういう体験は子どもに与えたくないって言うものについて聞いていると、シンプルに言いなおすと、親から子へ、大人から子どもたちへとも言えるけど、商業的な色づけをされたものを、あまり与えたくないってことなんじゃない?マニュアル化されて、個人に向けたような格好を取りながら、集団に向けた画一的な価値観に色付けされた体験を与えたくないんだよね。ぼくも、お母さんと近い気持ちで、子どもに向けて、個人に対する手紙のように体験が与えられるのがいいと思っているよ。まるで社会に対して言いわけでもするように、子育てを完璧にする自分という像を作るために子どもを教育し、体験を与える親を見かけるし、そういう人は、言葉にしても、子どもに向けて言いながら実は子どもに向...今の時代を生きるということをめぐって(わが子とおしゃべり)3

  • 今の時代を生きるということをめぐって (わが子とおしゃべり)2

    数日前、「現代の子どもたちの体験が、事前に何を得て、何を感じるべきか定められているような体験が増えていること。習い事にしても、エンターテイメントの場にしても、1つのレールを走る列車に子どもを乗せてしまうような体験になっていて、その子は、その線路の方角にしか進めないし、そこで得られる価値は、どれだけの距離をどれだけの時間で移動できるかって価値に限定されてしまう」ということについて、夕食時に話題になりました。その時、私は、言葉にしたいことがあるものの、うまく言い表せなくて、何とか伝えようと、尻つぼみの意見を言いかけて、そのままになっていました。すると、昨日、食後にのんびりipodタッチをいじっていた息子が、画面から顔を上げて、次のようなことを言いました。「この間、お母さんが言ってた子どもを1本のレール上を進ませるよ...今の時代を生きるということをめぐって(わが子とおしゃべり)2

  • 今の時代を生きるということをめぐって (わが子とおしゃべり)1

    当時、高校生だった息子と交わした懐かしい会話です。(イラストは息子が学校の美術の授業で描いてきた絵です)ブログやツイッターが盛んな今、好きな芸術家や学者の素顔や普段の生活に触れることができる一方で、「あれれ?」「うーん……」と困惑してしまうような失言や行動を目にすることも多くなってきました。人間なんだし、完全完璧であるはずないし……と思いつつも、それをいっせいに攻撃する匿名の人々が、ネット内には、うようよいますし、誰かのファンとして心穏やかに、純粋なあこがれだけを抱いていくことは難しい時代のように感じます。そんなことを息子と話しているとき、普段は、「ぼくは作品重視だよ。ゴシップや失言と作品の価値とで、はっきり線引きしているんだ。作品や考え方のクオリティーしか見ない」と言っていた息子が、慎重に言葉を選びながらこん...今の時代を生きるということをめぐって(わが子とおしゃべり)1

  • 作るものが変化すると、考える力も変化してくる

    工作が大好きな小1のAくん。これまでは、車や駅などを見える通りに仕上げたいという作り方だったのに、急に、着眼点が変わってきました。今回は、教室にある二進法のおもちゃを作りたがって、「レバーを右にやったり左にやったりすると、ビー玉がこっちの道にいったり、あっちの道に行ったりするようにしたい」と言っていました。Aくんが、こうしたからくり部分の働きに注目して作りたがるのはめずらしかったので、「こういう風に作る時の着眼点が変わるとき、考える力がとても伸びる子が多いんですよ」と、お母さんにお伝えすると、「そうなんです。家でも作るものが変わってきて、しかけのある工作を作りたがるようになってきたんですが、確かに、急に考える力が伸びてきた気がします。実際のお金を少し扱わせるようにすると、おつりの計算までパパッとするようになりま...作るものが変化すると、考える力も変化してくる

  • 発達に凹凸のある子たちの学習意欲を引き出すためにしている工夫

    発達に凹凸がある子たちの就学準備グループの子たちの算数タイムの様子です。集中して活動することが難しい子たちの学習意欲を引き出すためにしている工夫を紹介します。★最初に、「好きなものを選ぶ」行為から学習を始めると、意欲的に取り組みやすいです。上の写真では、最初にゴリラ、ハイエナ、ライオン、キリン、ワニなどの人形から、好きな動物を選ぶことから学習をスタートさせています。他の子らから見えないように手の中に隠すように言って、次のような質問をします。「その動物の頭につく文字、最初の文字はなあに?」「その動物は何文字?」「その動物の一番最後の文字はなあに?」「ラ」とか「4文字」といった答えをヒントに他の子らが動物の名前を当てます。こうした遊びは、耳で聞きながら数を確認する力をつけてくれます。頭につく文字から動物の名前を簡単...発達に凹凸のある子たちの学習意欲を引き出すためにしている工夫

  • 宇宙関連のまとめ記事

    宇宙関連の人気があった記事をいくつかアップします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー教室に来るなり、年長のAくんが大きな声をあげて笑っていました。見ると、巨大な工作物が教室の中に運びこまれています。Aくんの自信作、太陽系。太陽、火星、地球、土星などのひとつひとつがキラキラするきれいな色紙で包まれて、名札がつけられています。Aくんの希望で、惑星が回る軌道を作ることにしました。太陽の周りをまわる地球の軌道をかいた後で、地球の周りをまわる月の軌道をかきました。地球をまわす時は、土台全体をまわし、月をまわす時は、地球を中心にした小さな円盤をまわして動かします。Aくんは自分で作った惑星が愛おしくてたまらない様子で、ひとつひとつ手にとって眺めていました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...宇宙関連のまとめ記事

  • 拡充学習 と教室の活動のまとめ

    レンズーリは、子どもの潜在能力を伸ばすために「拡充の三つ組モデル」と呼ばれる組織化のモデルを用いています。<拡充の三つ組モデル>タイプ1一般的探索の活動全生徒が対象。一般的探索の活動からなり、普通カリキュラムではあまり取り上げられないような、新しくておもしろいトピックや考え方、学問分野に子どもが触れられるように計画されている。その活動は、さまざまな種類やレベルの継続学習への「招待」だと子どもが自覚している。多様な種類の継続学習のために、種々の機会や物的資料、奨励がある。タイプ2集団訓練の活動広範囲の「処理技能」を発達させるように計画されている。①認知的訓練(分析、組織化、批判的思考、創造性)②感情的訓練(内省的、対人的、人生の危機への対処)③学習の仕方の学習(聴く、認識する、ノートをとる、要約する、面談・調査す...拡充学習と教室の活動のまとめ

  • 内向的直観タイプのわかりにくさについて

    教室でひとりひとりの子とじっくり関わっていると、その子が「感覚」、「感情」、「直観」、「思考」、どれを主にしてものを考えていくのかよく見えてきます。とはいえ、見えやすいタイプ、見えにくいタイプというのはあって、子どもの姿の一部分だけ捉えて、「この子は○○タイプだろう」と決め付けてもあまり意味はないと感じています。「こういう面があるから、この子は○○タイプじゃないかな」という印象は持っても、「やっぱり、○○タイプなんだろうな」と実感するのは、何年もの期間、遊んだり、物を作ったり、考えたり、おしゃべりしたりする姿を見守り続けた後となります。「この子は、○○タイプじゃないかな」と思っても、関わる時間が増えるにつれて、「最初の印象とは別の○○タイプの子にちがいない」という確信を持つようになる子もいます。教室でスーパーボ...内向的直観タイプのわかりにくさについて

  • 集団生活になじめない子と過ごすかけがえのない時間

    いきなり個人的な話から入って悪いのですが、わたしは子どもの頃からの夢だったこともあり、虹色教室の合間に物語を書いているんです。これまで3作書いたのですが、そのうち2作は原稿用紙300枚を超える長編になってしまい、字数制限の厳しい新人向けの公募先が見つからず、いつかチャンスがめぐってくるまで家で寝かしておくことになりました。そうやって物語を書きながら、子育てについて感じたことがあるんですよ。物語書いていると、書いているうちに、「生む」行為に夢中になって、だんだん何が何やらわからなくなって、どこか客観的に自分の書いているものを見ていない親バカ状態になるんです。すごくいいとか思っているわけじゃないんです。わが子だから、どんなだってかわいい!という心境です。そんなことを考えるうち、実際の子育てでも、そして物語の創作でも...集団生活になじめない子と過ごすかけがえのない時間

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪ビー玉コースターが大好き(1歳11ヶ月)めめ、めめ、くち、かみザーザー(1歳11ヶ月)こぐまくんの数遊び2(1歳11ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 3

    『学校ってなんだろう』に登場する専門家たちは、学校を、「新しい知識を得、可能性を引き出し、選択肢を広げる場」であり、「社会性を育んだり、生活リズムを整えたりする意味でも、大事な役割を持っている」とする一方で、次のような意見も付け加えていました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー学校は一つの学び場に過ぎず、本人が必要とするスキルが得にくい環境なら、他の場所も検討していい(前田佳宏さん)対話を通じて相手を理解したり、自分の軸、スキルを持って行動したりする力を育めるなら、必ずしも形式的な「学校」にこだわる必要はない(鬼澤秀昌さん)学校には役割があるものの代替えできないものではない(車重徳さん)無理してまで学校に行く理由は何もない。本人が安心できる場所で本人に合った学びができれば良い(政井マヤさん)ーーーーーー...不登校の子の声に耳を澄ます3

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 2

    『学校って何だろう』に寄せられたどの意見も、確かにそうだとうなずけるものでした。中でも、臨床心理士の村中直人さんのこんな言葉が心に響きました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私は実は「絶対に学校に行かなくてはいけない」とは思っていません。だから学校に“行かない・行けない“こと自体は、何も悪いことじゃないと考えています。そして私は、学校に行くことよりも自分で学べる人になることのほうが、これからの時代を生きる子どもたちにとってとても大切だと思っています。(中略)私は、これからの学校は、「一人ひとりの学び方を尊重できる」ようにならなくてはいけないと思っています。(『学校ってなんだろう』ソクラテスのたまご編集部編P35P36)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー村中直人さんによると、学校というのは、必要な学...不登校の子の声に耳を澄ます2

  • 不登校の子の声に耳を澄ます 1

    先日、こんなコメントをいただきました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー長い間ご無沙汰しています。小学生のときお世話になった○○の母です。(九九タワーの発案者?です)以降もずっとブログを拝見しておりました。先生が予言されたとおり中学3年になったとたん猛烈に勉強を始め、無事希望の高校に入学しました。今年高3になります。順調に学校生活も進んでいたのですが、最近「学校は疲れた。朝早く起きて電車通学して、つまらない授業を受けて、緊張して」と言いだし不登校になりました。「受験勉強がしたいのに毎日学校へ行くと疲れて、何もできなくなる。そもそも朝なぜそんなに早く起きなければならないの?塾の自習室で勉強したほうがいい。でも高校卒業しないと大学へ行けないから卒業はする。学校は体育をしたり、友達に会ったり息抜きをするとこ...不登校の子の声に耳を澄ます1

  • 機能不全家族について もう少し3

    先の文章にこんなことを書きました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー父も母も妹も、自分の親と自分自身がプログラムした思考の罠が、自分の人生を蝕んでいくことから、どんなにあがいても抜け出せなかったのに、どうやってわたしはそこから出たんだろうと考えると、いくつか思い当たる理由があります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーひとつ目の理由として、多くの親以外の大人たちから可愛がられてきたことを書きましたが、自分が囚われている認知の歪みから解放されるためには、それとは別に、自分が長年培ってきた技術のようなものも役立ったと感じています。子どもの頃のわたしは、とにかく高いところに登るのが好きでした。当時は、三輪車に乗っているような子も、団地の前の自転車置き場の屋根の上を遊び場にしていましたから、それはわたしに限ったもので...機能不全家族についてもう少し3

  • 機能不全家族について もう少し 2

    過去は変えられないものなのに、世代間連鎖を断ち切ることができた理由のひとつに、親以外の大人たちから注がれた愛情を挙げると、そうした縁に恵まれなかった方に対して、何のアドバイスにもなっていないようで心苦しいです。でも、そんな方も、自分の子どもたちに負の連鎖をつなげないための方法として、こうした捉え方があることを知っていただきたくもあり書くことにしました。機能不全家族で育つと、何に対しても強い責任感を持つようになる方が多いと思います。子育てをするにしても、親のような子育てはしたくない、子どもには幸せな人生を歩んでほしい、世代間連鎖を断ち切りたいと強く望むため、親のがんばりだけで子どもの人生をコントロールしようとしてしまいがちです。でも、そうやって、一生懸命がんばる方角に向けていた針を、あまり無理をせずに、自分が楽し...機能不全家族についてもう少し2

  • 機能不全家族について もう少し

    これで終わりにしようと思っていたのですが、機能不全家族の問題にこれから向き合いながら子育てをしていこうとしている方からコメントをいただいたり、遠方に住んでいる親しい人からメールで苦しい胸の内を打ち明けられたり、レッスンの中で世代間連鎖を断ち切る難しさを相談されたりするうちに、あれでは少し不親切な答え方だったと思い直しました。たいした力にはなれませんが、もう少しだけ、自分が当事者としてこの問題と関わり続けて、気づいたこと、理解したことについて書いてみようと思います。先の記事を書いている最中に、次のようなコメントをいただき、ーーーーーーーーーーーーーーーーいつも拝読させていただいております。私は父がDV、母が家族に共依存しているという典型的な機能不全家族に育ち、3歳、1歳の育児をしています。今、実家は家族の機能不全...機能不全家族についてもう少し

  • 機能不全家族について 3

    父がどうして、少し話をするだけで、相手の弱みやコンプレックスや罪悪感のありかを嗅ぎ付けて、それを掌握してしまうことができたのかといえば、おそらく父にはちょっとした仕草や戸惑いや躍起になって弁解する瞬間や、言葉にしたこととあえて言葉にしなかったことから、相手の心の動きが手に取るように見えていたからでしょう。また父には、何かを観察する時に、結論を急がず、ひとつひとつ詳細に分析していくところがありました。学問の世界とは無縁で、仕事も肉体労働に終始していた父ですが、時折、「ああ、またか」と家族をうんざりさせる形で、父の頭の使い方を知る機会が何度かありました。母の療養のため、父母が田舎に移り住むことになった時、「日曜ごとに競輪や競馬に通い詰めている父が、退屈な田舎暮らしに我慢できるのか」と心配していたところ、母から、「父...機能不全家族について3

  • 機能不全家族について 2

    母の子育てに特別な問題がなかったとすれば、問題の根は妹にあったのかというと、そうとは思えませんでした。妹の感情の起伏の激しさや情熱的で真っすぐなところや単純さ、愛情に飢えているところ、お調子者で自信家で称賛を欲しているところ、物に釣られやすく、扇動されやすいところが、常に、父と母にいいように使われていることをわたしはずっと知っていました。妹の心は、父と母の意識に上らせることができない憎しみあいやら、愛情の駆け引きやら、わたしの奪い合いやら、心の空虚さを埋めることやら、自分たちの影を投影することやらに利用され続けていました。それに最初に気づいたのは、ひとつ違いの従妹が泊まりにきた時です。わたしは従妹の心が、ちょっとしたやり取りの間に、父の思うがままに動かされるようになっていくのを見てハッとしました。わたしの父とい...機能不全家族について2

  • 機能不全家族について 1

    小学校低学年頃だったと思います。わたしは妹と近所の年下の子らを連れて、坂を5分ほど上って行って給水塔のそばの広場で遊んでいました。そこは駐車場でもあるのですが、昼間の車の出入りはなく、四葉のクローバー探しの穴場でした。小さな子たちを連れて、大人の目のないこんな場所まで遊びに行っていたのも、団地の前の庭には、じめじめした雑草が生い茂っていて、やぶ蚊やムカデや蛇がいるので、遊びといっても、探検ごっこか落とし穴作りしかしようがなかったからなのです。ひとしきり遊んで、みんなでぞろぞろ来た道をくだりはじめた時、郵便配達人の格好をした20~30歳くらいの男性がこちらに近づいてきました。優しい口調で話しかけてきましたが、その雰囲気や表情からは、気味が悪いような恐ろしいような得体の知れないものが感じられました。当時、その地区で...機能不全家族について1

  • パートの学べる場 学べない場の話

    これまで、私のお仕事ネタで、ファンシーショップの話ファンシーショップの話2ファンシーショップの話3お仕事裏話など書いてます。勉強の話ばかりじゃ疲れるので、第3弾じゃないですが、昔々、私が某大手スーパーの早朝パートをしていた時の話を書かせてくださいね。かつて、まだ若さが残っていた頃、早起きが取り柄だった私は、数年ごとに、パン屋の早朝パートとか、コンビニの早朝パートなどをして、お小遣い稼ぎをしておりました。うちの子たちが起き出してくるまでに、2時間ほどの仕事を終えて、猛ダッシュで帰ってきて、朝食、朝の支度とバタバタしながら、子どもたちを園や学校に送り出していました。あるとき、時給の高さに釣られて、2駅ほど先にある大手スーパーの早朝パートに行くことに……。担当は、鮮魚コーナーです。数日、勤めるうち、他の部署のパート仲...パートの学べる場学べない場の話

  • シャボン玉で描いたミクロの世界

    (過去記事です)もうすぐ1年生の女の子たちと、シャボン玉で絵を描いて遊びました。シャボン玉の液に絵の具を少しだけ混ぜで、画用紙の上にシャボン玉を作ります。すると、長い間、シャボン玉が割れずに保たれるほど、縁のある魅力的な形ができあがります。『粘菌』の本や『いのちのひろがり』の本を見ながら、「これに似ているよね」「ミカヅキモみたいよね」といった話をして盛り上がりました。3歳ころから形が好きでたまらないAちゃんが、『粘菌』の本にあった粘菌アメーバーの拡大図が気に入ってねんどでも作っていました。算数の勉強は、買い物クイズとサイコロの数あてをしました。「130円のお金を持って、3個パンを買います。どれとどれでしょう?」という問題に、みんな苦しみ、いっしょに来ていたお姉ちゃんにヒントをもらっていました。この日は、それぞれ...シャボン玉で描いたミクロの世界

  • 虹色教室のレッスン【遊びと工作と学びのつながり】

    虹色教室のレッスンはそれぞれの子が興味を持っていることややりたがることをする中で、子どもの知的好奇心が動いた物事をテーマに学びを発展させるようにしています。工作、アナログゲームなどの遊びや理科実験と学びを行き来しながら、教室で過ごしている様子を、紹介しようと思います。小学1年生のAちゃんのレッスンの様子です。Aちゃんは幼稚園時代、ボードゲームやカードゲームに夢中で、工作はあまりしたがりませんでした。でも、小学校にあがって、ていねいに手作業をすることへの関心が高まっているようでした。そこで、コンパスを使って作るメダルの見本を見せると、作りたがりました。子どもと工作をする時、ワクワクして何度もやりたくなるような作業が含まれるようにしています。マスキングテープを貼っていく作業は子どもたちの大好きな作業です。(こうした...虹色教室のレッスン【遊びと工作と学びのつながり】

  • 算数が得意になる幼児のくらし

    幼児期、毎日のくらしのちょっとした工夫で、算数大好き♪算数が得意♪という子になるコツを、いくつか紹介しますね。算数が得意になるには、「交換」に対するイメージが、とっても大事です。中学生の関数の学習や方程式になっても、ある点を別の言い方であらわしていくある数を別の言い方で言い換えていくという交換のイメージがつかめているかが大事なんです。もちろん、小学1年生の学習でも、小学校受験でも、交換のイメージがきちっとつかめているかは、重要課題です。小学校受験の場合、きりんマーク1つ=赤い丸2つくまマーク1つ=赤い丸3つきりんマーク2つでは、赤い丸はいくつかくまマーク3つでは赤い丸いくつかといった問題を解く力が必要です。小学生のくりあがりくりさがりでは、1円10枚と10円ひとつを交換できることがわかる力が必要。もちろん高学年...算数が得意になる幼児のくらし

  • 古墳を作りました♪

    AくんとBくんが、レゴデュプロブロックで古墳を作りました。ハムちゃんたちが大活躍しています。古墳を作りました♪

  • 算数が好きになる遊び

    トングで「デコレーションボールを2個ずつ配り、いくつになったか数える」課題をしています。「2つずつ配るのをやってみたい子?」とたずねると、ハイ、ハイ、と元気に手が上がりました。4歳の子を筆頭に3歳の子もきちんと2つずつ置いて、数えることができてうれしそうでした。「もう一回やらせて」と何度もせがまれました。子どもたちが大好きな数を数えながら、小物を並べていく課題。「19、20!」と数えて置いたあとで、20個目を戻して、「20引く1はいくつ?」とたずねると、まだみんなわからないのですが、「19だったね」というと納得しています。こうした並べながら計算する遊びは、さまざまな年齢の子たちとしています。子どもたちが一つひとつ手に取るたびにわくわくするような小物を100個くらい集めておくと、算数の世界に触れることが楽しくなり...算数が好きになる遊び

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪バラバラの知識が、つながる瞬間(1歳10ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 円の面積と円周を簡単に覚えられるカルタを作りました

    円の面積と円周を簡単に覚えられるカルタを作りました。九九を覚え始めた子とならすぐ遊べます。このカルタ、ハンディーキャップがあるため、円の面積の学習でつまずいて困っていた子のために作ったのですが、その子はもちろん、小学校低学年の子まですぐ覚えてあそんでくれました。ちなみに、この学習でつまずいていた子はこんな複雑な面積の計算もできるようになりました。子供といっしょに作ります。子供にコンパスの幅をものさしで測ってもらいます。厚紙(段ボールなど)にコンパスで円を描きます。円より少し大きいサイズで切ってから、いったん裏返して、いろいろな柄のマスキングテープをびっしり貼ってから円を切り取ると下の写真のようにきれいなカードができます。子供はこの作業が大好きなので、いっしょに作ると愛着がわきます。<遊び方(学習の仕方)>いろい...円の面積と円周を簡単に覚えられるカルタを作りました

  • 第一次世界大戦、戦艦大和のジオラマ

    「歴史の一シーンの積み木で作りたい!」と、AくんとBくんが第一次世界大戦の世界を積み木で表現していました。教室のおもちゃは、折り紙やマスキングテープで、武器に変えられています。第一次世界大戦、戦艦大和のジオラマ

  • メタ認知力を使うことで、脳自体が向上する

    『滅びゆく思考力(J.ハーリー著/大修館書店)』では、思考力の向上と「メタ認知力」の関わりについて、さまざまな重要な指摘がされています。『メタ認知力』のキーワードは『方略』。新しいことを学んだり理解したりするときに、自分自身を援助するために用いる、知的なプロセスのことです。現在の環境は心の混乱を引き起こし、子どもたちの内言を失わせています。また、子どもたちが大人たちとあまり長い時間を過ごさない家庭や、データーの記憶を学習(知識偏重の学習法)している学校は、メタ認知力という脳の特別な長所を無視し、注意の持続の問題で子どもたちを危機に陥れているそうです。イスラエルのルーベン・ヒューエルスタインは、変化する環境に対して人間をより抵抗力や適応力があるようにする「メタ認知的方略の訓練」によって、脳はそれ自身も向上するもの...メタ認知力を使うことで、脳自体が向上する

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪いろんなことに興味しんしんのこぐまくん2(1歳9ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 玉入れ と 計算

    小1の子たちと、玉入れ遊びをしているところです。本格的に天井からカゴを吊って投げ入れて、その後、玉の得点計算をしました。すべての玉が1個ずつ入っていたので、1+2+3+4=10点ついでに少し難しい問題にチャレンジ。色ごとにA~Dの記号をつけて、A+2×B+Cとか、3×B+Dを計算。なんとか解けました。玉入れと計算

  • 星座を作って遊んだよ ♪

    小3のAちゃんのレッスンで。黒い紙がたっぷりあるので、星座の絵を描いて遊びました。星の部分に目打ちで穴を開けています。星の色に合わせてセロファンを貼っています。サソリ座です。こいぬ座はこんな感じになります。星座を作って遊んだよ♪

  • 子育ての悩みから抜け出すための あれこれ

    子育ての迷いや悩みが答えを出せないまま堂々巡りし続けているとき、ちょっとした枠組みを作ってみることで、解決しやすくなることがあります。悩んでいるときというのは、心が気にかけている「そのこと」に一点集中していますから、一つの明快な答えを求めて真っすぐ真っすぐ、悩みを追いかけているものです。でも、子育ての悩みって、機械ではない人間相手の困りごとですから、「線」で対応するより、最初からズレやブレを想定した枠で囲った「面」で対応したほうがうまくいきやすいのです。たとえば、子どもが何をするのも、「ママ、やって!」と頼り気味で、ぐずぐずだらだらして覇気がないことを悩んでいるとします。「線」悩んでいると、注意してもダメ、叱ると泣いて余計にぐずぐずする、褒めておだてても依存するばかり……もっと構ってあげればいいのか、もっと厳し...子育ての悩みから抜け出すためのあれこれ

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました。いろんなことに興味しんしんのこぐまくんよかったらのぞいてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 遊びが長続きしない子が集中して遊べるようにするにはーーーーー

    3歳のお子さんをお持ちの親御さんから、次のような質問をいただきました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうちの子は非常に気が散りやすいタイプで、遊びが長続きしません。おもちゃも次から次へと変えていきます。もう少し集中して遊び込めないものか・・・と悩んでおります。よろしくお願いします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー3、4歳の子たちは遊びが長続きせず、おもちゃを次々変えていくことはよくあります。一つの遊びで遊び込むことができるように導くために、次のような点に注意して関わっています。①それぞれの子の敏感期に注目する。手作業で夢中になること。知能面で敏感になっていること。②その子の好み。個性。色、形、作業の好み。頭の使い方の個性。遊び...遊びが長続きしない子が集中して遊べるようにするにはーーーーー

  • 小さい子でも簡単に作れる冬の工作

    とっても簡単で子どもが熱中する工作の作り方見本を考えてみました。紙コップに毛糸を上のようにセロテープでつけて巻いていきます。コップのふちまで巻いたらテープでとめます。顔を描いたら、人形のできあがり。ひもを巻く作業が、子どもたちの心を集中に誘うようです。目を描いたり、耳をつけたらできあがり。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<おまけ>1算数タイムの様子です。20より大きな数について学び中。<おまけ>2小学2年生のAちゃんが作ったテントです。(こうした工作は見本なしに子どもが自分で工夫して作っています)家族でキャンプに行っているそうです。小さい子でも簡単に作れる冬の工作

  • スーパーヨットを作ったよ♪

    小学2年生のAくんとBくんのレッスンで。Aくんの小5のお兄ちゃんにも手伝ってもらって、スーパーヨットを作っていました。大きなサイズのものを作っていくプロセスは、見ているだけでワクワクします。今日の算数は、スーパーエリート問題集を使って学びました。↓のような文章題と図形や計算の問題にチャレンジしました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー①長さが8cmの紙テープ4本と、長さが10cmの紙テープ2本を2cmかさねて(のりしろが2cm)つなぎました。紙テープのはしからはしまで何cmになりますか。②たろうくんはある日の午前8時30分から40分間べんきょうすると10分休けいをとることにしました。3回目のべんきょうがおわったところで、この日の問題はおわりました。3回目のべんきょうがおわったのは、何時何分ですか?ーーーーーー...スーパーヨットを作ったよ♪

  • メリークリスマス♪

    レゴ・デュプロで作ったクリスマスツリーに100均で購入したライトを飾りました。(ライトは、マジックで色づけています)ツリーの下を電車がくぐれるようにして遊んでいます。孫のこぐまくんとキッズプラザに行ってきました。サービスでお菓子のくじ引きをやらせてもらったところ、当選しました♪メリークリスマス♪

  • 遊んで育つという言葉が成り立つのは、普段の遊びのレベルが高い場合

    KID´Sいわき・ぱふ代表、にほんこどもの発達研究所の岩城敏之氏が『子どもの遊びをたかめる大人のかかわり』という著書のなかで、「遊んで育つという言葉が成り立つは、基本的には普段の遊びのレベルが高い場合です」とおっしゃっています。岩城氏はこんな例を挙げて説明しておられます。大人が子どもたちに鶴の折り方を教えたとします。上手な子はパパッと折って、下手な子は手伝ってもらいながら作ります。もっと折りたいという子もいれば、もうこりごりという子もいるはずです。そこで、もっと折りたいと思うときに折れる状況が大事で、折り紙コーナーがきちんとあるという環境を設定します。教わった折り紙が面白かった子は、そこに集まって自分たちでどんどん勝手に遊びますし、もしひとりも集まらなかったとしたら、そこが幼稚園や保育園の場合、教えていた先生だ...遊んで育つという言葉が成り立つのは、普段の遊びのレベルが高い場合

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました.仕組みが気になるこぐまくんこぐまくんの数遊びよかったらのぞいてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました

  • 幼い頃に見えるその子の本質

    人の本質というのは、そうそう変わるものではなくて、一粒の種子が人生の全てを包むような核心を成しているのに似ているという話を目にしたことがあります。<特に子どもというのは、小さいがゆえに経験より想像力に頼るため、その時期に「何を作りだし、何を垣間見たのか」が、良くも悪くも深くその人の本質を形成してしまうのです。>としめくくられていました。幼児と接していると、特に3歳以下の幼い子らといっしょにすごすと、もうすでにその子にしかない個性のきらめきがあって、心を打たれます。そうしたその子らしさの芽を大事に見守っていると、最初は欠点にしか見えなかったものや、誰にも気づかれない目立たないものであっても、その子にしかない核となるものがどんなに面白く魅力的に展開していくのか、毎回驚かされます。写真は2歳児さんふたりのレッスンの様...幼い頃に見えるその子の本質

  • 小学校に行ってから大きな力になるカード遊び

    4歳の☆くんが、1~50までの数字がついている電車のカードを、1~1011~2021~3031~4041~50に並べています。数の敏感期が半ばを過ぎると、こうした遊びに熱中する子はとても多いです。いっしょに楽しみながら並べるのがいいと思います。ひとりで完成させるからいい…のでなくて、こうした遊びを繰り返す中で、数のルールに気づき、頭の中に数の秩序が整理されていくことが大事です。ほどほどに援助しながら、何がわかっていて何がわかっていないのか、課題は何かを探ります。子どもがこうしたことに熱中し始めると、一人遊びをしてくれて助かった…とすぐに場を離れる方もいますが、それを繰り返すとこうした活動が一時期の熱中で終わって、学習にまでつながらないように感じています。知的な作業をしているときはできるだけそばにいて、励まし、子...小学校に行ってから大きな力になるカード遊び

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