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2007/03/04

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  • 2024◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2624ナイス数:235三河雑兵心得 【十三】-奥州仁義 (双葉文庫 い 56-14)の感想茂兵衛江戸に居を構える。相変わらず中間管理職の悲哀が滲む本書。九戸政実の乱でその微妙な立場でも茂兵衛らしい采配に読み手もホロリ。読了

  • 2024◆1月の読了メモ

    1月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2405ナイス数:187魔女の冬: 冬の王3 (創元推理文庫)の感想冬の王三部作の完結編。著者キャサリン・アーデンはこのファンタジーに史実であるクリコヴォの戦いをクライマックスに織り込むことで永遠のテーマである宗教的対

  • 2023◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1352ナイス数:135長島忠義 北近江合戦心得 (〈二〉) (小学館文庫 Jい 04-2)の感想シリーズ第二弾。一段目で中々すんなり乗って行けなかったので暫し懸念しながら手にした本書。うん~~~ん。なんだかなあ~の気分のまま

  • 2023◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1680ナイス数:162幸運には逆らうな (創元推理文庫)の感想ちょっぴりご無沙汰だった『ワニ町』シリーズ。今回も期待通りのロートルレディ、アイダ・ベルとガーティ大活躍!?大奮闘!?もちろんフォーチュンも。それにし

  • 2023◆9月の読了メモ

    9月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1188ナイス数:144警部ヴィスティング 疑念 (小学館文庫 ホ 2-4)の感想シリーズ第12作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』に始まる未解決事件4部作の中の4部作目の本書『疑念』。ヴィスティングもちょっぴり老齢に

  • 2023◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2880ナイス数:252アーマード 生還不能 上 (ハヤカワ文庫NV NVク 21-22)の感想グレイマンシリーズでお馴染みのマーク・グリーニーの作品。新シリーズになるのかな?上巻で気になる御仁は仲介コンサルタントのオスカル・カ

  • 2023◆7月の読了メモ

    7月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1094ナイス数:191イクサガミ 天 (講談社文庫)の感想切った張ったで終始する話なら、ちょっとなあ~と躊躇した本書。読友の皆さんのレビューであながちそうでもなさそうなので手にしてみた。さあ~愁二郎と双葉、東京まで

  • 2023◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1811ナイス数:128消失の惑星【ほし】の感想米国生まれの著者ジュリア・フィリップスは、高校生のころからロシアに興味を持ち、それ以来ロシアとのかかわりを深め、約10年かけて上梓した本書。舞台はカムチャッカ半島。こ

  • 2023◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2698ナイス数:261サブリナとコリーナ (新潮クレスト・ブックス)の感想駄目だったあ~。手にしてると、ドンドン気持ちが重くなる。それでも頑張って読了するべきか・・否否ギブアップするっきゃないでした。読了日:05月03

  • 2023◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2034ナイス数:238義民が駆ける (講談社文庫)の感想歴史小説である本書は「天保義民」と呼ばれている羽州荘内領民の藩主国替え阻止騒ぎをかの藤沢周平が記したものです。流石、藤沢周平 有り体の美談としてでは無く登場人

  • 2023◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1870ナイス数:196スナイパーの誇り(上) (扶桑社ミステリー)の感想前作『第三の銃弾』が、ちょっと何だかなあ~の気分だったので・・でもって本作は?ハイ!良い感じです。第二次世界大戦のロシアの女性スナイパーの過去と

  • 2023◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2146ナイス数:226ダーク・アワーズ(下) (講談社文庫)の感想ちょっぴりロマンスの花が咲くかと思いきや・・山好きと海好きでは無理だったかあ~。なにしろ孤軍奮闘のバラード!それでも強い味方の我らがボッシュが何時でも

  • 2023◆1月の読了メモ

    1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2574ナイス数:248海軍士官候補生 (ハヤカワ文庫 NV 36 海の男 ホーンブロワーシリーズ 1)の感想今結構嵌ってる『三河雑兵心得 足軽仁義』シリーズの作家井原忠政氏のインタビューで本書がオマージュだとのことだったので

  • 2022◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1784ナイス数:182暗殺者の回想 上 (ハヤカワ文庫NV)の感想若~いころのジェントリーに会えた。12年前と現在が交互にお目見え。一粒で二度美味しい状態で下巻へ。読了日:12月04日 著者:マーク・グリーニー暗殺者の回想

  • 2022◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2183ナイス数:211三河雑兵心得 足軽仁義 (双葉文庫)の感想お初にお目通りの井原忠政氏による『足軽仁義』。17歳の百姓茂兵衛。父亡きあと惣領息子としてお人好しの弟を庇い、ナメられてなるものかと、方々で悶着をおこし

  • 2022◆10月の読了メモ

    10月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3323ナイス数:254精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫)の感想「忘れられた本の墓場」シリーズ四部作完結編。まだかまだかと待っていたけどちょっと長い日々。案の定、殆ど途切れ途切れにしか記憶がない。それでもアリシアの独

  • 2022◆9月の読了メモ

    9月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2332ナイス数:195あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)の感想シリーズ十二話。幸が九つでこの五鈴屋へ奉公に上がって今や四十歳とは・・毎回、何かしら幸に難題が降りかかり、その度にハ

  • 2022◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:3304ナイス数:218囚われのスナイパー(下) (海外文庫)の感想車椅子って可成りな重さあるよね。こんな使い方があったなんて・・・今回は概ねデルタとナイナーに軍配。オッと忘れちゃいけないシャーロット・ヴェナブル下院議

  • 2022◆7月の読了メモ

    7月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3136ナイス数:259幸村を討て (単行本)の感想天下一の老獪な狸爺を相手に挑む真田家。あっぱれ也。読了日:07月29日 著者:今村 翔吾襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想本シリーズの終盤は、疾走感と共にページ

  • 2022◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1690ナイス数:215ライオンのおやつの感想小川糸氏お初でした。『ポラリスが降り注ぐ夜』と並行して手にした結果、何故か中々時間がかかってしまった・・・・。読了日:06月06日 著者:小川 糸挑発する少女小説 (河出新書

  • 2022◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2197ナイス数:208彼岸花が咲く島の感想李琴峰氏お初です。ちょっと変わった風習のある南の小さな離島にたった一人で流れ着いた少女をめぐる話です。そこはかとした余韻のまま読了でした。読了日:05月04日 著者:李 琴峰

  • 2022◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3455ナイス数:237夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想シリーズ6話。舞台は吉原そして役者はあの彦弥。粋でいなせな彦弥が妓楼の大屋根の上を軽々と走り回る様が目に浮かぶよう。蝙蝠スタイルの蕎麦の出前ってのも乙な

  • 2022◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3265ナイス数:250通訳者たちの見た戦後史 月面着陸から大学入試まで (新潮文庫)の感想鳥飼玖美子氏の著作はお初です。興味深く手にして特に第9章「言葉のこだわり」、大10章「思い込みからの脱却」は印象に残るものでした

  • 2022◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2169ナイス数:244警告(下) (講談社文庫)の感想コナリー殿マカヴォイを主人公にしてるのになんか愛情が感じられない。もう少し魅力あるおっさんにしてあげても良いんじゃない?題材は面白かったのに・・色んな意味でちょっ

  • 2021◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2339ナイス数:236メディチ家の紋章<下> (Sunnyside Books)の感想巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチに助けられた少年マッテオもすっかり恋する青年に成長。医師への夢を持ちながら運命の友パオロの望む戦場に駆り出される。そ

  • 2021◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2774ナイス数:239天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想一筋縄ではいかなさそう。それにしても臨床心理士のサイラスもイーヴィも尋常じゃない過去の持ち主。すこぶる下巻が気になる。読了日:11月05日 著者:マイ

  • 2021◆10月の読了メモ

    10月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2938ナイス数:218ブラック・リスト (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想女探偵 V・I・ウォーショースキーが健在。本当にすっかりご無沙汰でした。ヴェネツィアさんありがとう。それにしてもこの分厚さは・・9.11を契機に成立

  • 2021◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:12読んだページ数:3943ナイス数:310続・用心棒 (ハヤカワ・ミステリ 1966)の感想続編。面白かった~ぁ!我らがジョーを筆頭に其々問題を抱えてるけど、それなりに一致団結チームプレーも楽しませてくれる。ドナの元夫。自業自得でスッキリ

  • 2021◆7月の読了メモ

    7月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3145ナイス数:292三体III 死神永生 上の感想いやあ~!もう大変!!下巻が気になって考えが纏まらない。ところで今後あのウェイドも表舞台に現れるのだろうか?このままフェイドアウトするとは思えない・・なにしろ下巻が

  • 2021◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2142ナイス数:189ホテル・ネヴァーシンク (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想ホテル・ネヴァーシンクの創業者一族とその関係者たちの断片的物語がこの巨大ホテルの栄枯盛衰と共に語られる。その根底に一族の呪縛が影を

  • 2021◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3171ナイス数:265誓願の感想前作『侍女の物語』を2016年7月に読了の際、このディストピア感を消化できずに読了メモをスルーした。そして本書。性懲りもなく同じ轍を踏むかと・・・結果、案ずるより産むが易しでした。本書

  • 2021◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:3917ナイス数:366弥勒の月 (光文社時代小説文庫)の感想あさのあつこの時代物。はっきり言って今まで食わず嫌いでしたが、読友の方のレビューを見て心を入れ替えて手にしたらあらまあ~でした。持つべきものは読友の方々

  • 2021◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2355ナイス数:221古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル (ちくま学芸文庫)の感想「ローマは一日にして成らず」なんて簡単に言えない。西暦100年のこの時代にこれだけの統率力を持った軍隊を率いる古代ローマ帝国軍!その入隊

  • 2021◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3170ナイス数:265オルガ (新潮クレスト・ブックス)の感想久々にシュリンクの作品を手にした。三部構成になっていて第一部では三人称で主人公オルガの半生が語られ、第二部でフェルディナンドがオルガとの出会いを語り、

  • 2021◆1月の読了メモ

    1月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2731ナイス数:230暗殺者の悔恨 上 (ハヤカワ文庫NV)の感想一人称での語りのグレイマンってちょっとひょうきん!でもって今回もご多分に洩れず乗り掛かった舟で火中の栗を拾う。2020年と2021年の年をまたいでグレイマンフ

  • 2020◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2178ナイス数:256月のケーキの感想ジョーン・エイキンお初です。ちょっと不思議で捉えどころがありそうでなさそうなお話しが散りばめられた短編集。美味しい紅茶と共に手にするにはぴったりの一冊でした。読了日:12月01

  • 2020◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3071ナイス数:215【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結びの感想人形浄瑠璃好きにはやや物足りなさが残った作品。近松半二の生涯が主題なのに何故か輪郭がぼやけて見える。もっと太棹のお腹に響く音。義太夫

  • 2020◆10月の読了メモ

    10月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3682ナイス数:303天国でまた会おうの感想『その女アレックス』の同じ著者とは俄かに信じられない趣の異なった本書でした。ブルジョア階級出のエドゥアールと庶民階級出のアルベールの死生観の違いが興味深かった。読了日

  • 2020◆9月の読了メモ

    9月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2481ナイス数:206美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)の感想面白かった!流石中野京子氏。『中野京子と読み解く 運命の絵 もう逃れられない』も、さっそくネット予約しました。楽しみ~です。読了日:09月04日 著者

  • 2020◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2998ナイス数:200ベルリンは晴れているか (単行本)の感想『戦場のコックたち』が結構面白かったので本書も期待して手にした。1945年7月この時期の混沌としたベルリンを舞台に主人公アウグステを狂言回しのようにして

  • 2020◆7月の読了メモ

    7月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2233ナイス数:221ザリガニの鳴くところの感想幼い時に置き去りにされ、たった一人で生き抜いてきた主人公カイアの圧倒的な孤独と生存本能に鷲づかみにされたような読後感を持った本書。女性のあらゆる面を生き生きと描写

  • 2020◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2758ナイス数:154落花狼藉の感想朝井まてか氏の作品を手にする時おぼろげに彼女の独特な死生観を垣間見る気がするが、本書もそんな思いを持って読了。あの吉原で儚くそして強かに生きる女たちの影でそれを支える男たちも

  • 2020◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:616ナイス数:142★★★コロナの影響で図書館が休館になり途端に読書量が減った。それにしてもたった二冊とは情けなや。台湾 百年ストーリーの感想台湾をこよなく愛する横山透氏の台湾案内書。歴史ある建物の紆余曲折

  • 2020◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1356ナイス数:108犬から聞いた話をしようの感想本書を手にしながら、私が幼稚園の年長さんの時に初めて我が家に来た秋田犬のちっちゃなちっちゃなリルを思い出していた。本当にくんずほぐれつ良く遊び、そして私の頼もし

  • 2020◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2640ナイス数:21011月に去りし者 (ハーパーBOOKS)の感想久しぶりに大人の恋愛物を手にした気がする。時は1963年11月。世界中に衝撃がはしったジョン・F・ケネディ暗殺。ニューオーリンズでギャングの若手幹部ギドリ

  • 2020◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2951ナイス数:143草のつるぎ・一滴の夏―野呂邦暢作品集 (講談社文芸文庫)の感想野呂氏の芥川賞受賞作品。昭和32年6月から8月末までの2か月間を自衛隊員として過ごした経験が語られている。当時なべ底景気と言わ

  • 2020◆1月の読了メモ

    1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1670ナイス数:113真夜中の太陽 (ハヤカワ・ミステリ)の感想『バスを降りたのは真夜中だった。おれは太陽に眼を細めた。』逃亡者ウルフが最果ての極北の地に降り立った時の始まりがこの描写だった。極北の眠らない大地に暮

  • 2019◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1773ナイス数:121空色勾玉 (徳間文庫)の感想本書も又上橋菜穂子氏のブックリストより。萩原規子氏は『古事記』と『日本書紀』をベースにファンタジー作品『空色勾玉』を私たち読み手に送り届けてくれた。ギリシャ神話の

  • 2019◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2142ナイス数:131死んだら飛べる (竹書房文庫)の感想我が連れ合いは大の飛行機嫌い!ここ何十年も飛行機移動をを拒否!すべて陸路。そんな人にはお勧めしない本書です。かく言う私は飛行機より大観覧車の方が怖い。なの

  • 2019◆10月の読了メモ

    10月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:3362ナイス数:137天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)の感想いやあ~!!参ったです。途中投げ出しそうになったけど、この手のことをここまで真剣に取り組んでるものを他では中々お目に掛かれないから、

  • 2019◆9月の読了メモ

    9月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2530ナイス数:156天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)の感想第一話から一転して現代の日本に話が移ったのはよいが、結果はゾッとする現実味を帯びた話。世界規模で抱えた問題はどっちの方向に向かっていくのか興味津々で

  • 2019◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:3779ナイス数:289リボルバー・リリーの感想恩田陸の『蜜蜂と遠雷』の後、手にした本書。脳内にはまだクラシック音楽が飛び交ったまま関東大震災の真っただ中に引きずり込まれてワオ!!状態。のっけから百合姐さんの小気

  • 2019◆7月の読了メモ

    7月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3205ナイス数:197帰れない山 (新潮クレスト・ブックス)の感想久々に琴線に触れる作品に出会った。様々な余韻を残して読了。読了日:07月01日 著者:パオロ コニェッティデセプション・ポイント 上の感想随分以前に手にし

  • 2019◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:4000ナイス数:113炎立つ 弐 燃える北天 (講談社文庫)の感想吹雪の中の死闘!畳の上では窺い知ることのなかった武士の矜持と男気が炸裂。経清の温情が吉と出るか凶と出るか。不安を残して、三、四、五巻にいく前にダン・ブ

  • 2019◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2447ナイス数:134チョコレートコスモス (角川文庫)の感想久々の恩田陸氏の作品。『蜜蜂と遠雷』が気になって、ネット予約したら三桁待ち。ではその前にこちらを軽い気持ちで手にしたら、中々どうしてしっかり、きっちり、

  • 2019◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2813ナイス数:106続 横道世之介の感想えっ!あの世之介の続編??と思いつつ本書を手にして・・しっかりやっぱり能天気に暮らしてるよコイツ。そしてこの先少なくとも50回は桜をめでることが出来る云々は、前作を手にした

  • 2019◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3016ナイス数:135七王国の騎士 (氷と炎の歌)の感想亡き老士の教えを愚直なほど守って騎士道を貫こうとする、まだ年若い大男のダンクと減らず口の従士エッグの二人が織りなす放浪の旅の始まりが、『草臥しの騎士』『誓約の

  • 2019◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:4405ナイス数:168BUTTERの感想柚木氏、お初です。町田里佳の取材中の食遍歴を体現したら私の場合確実に10㎏なんてもんじゃない事請け合いです。人と人の関わり合いの難しさと面白さがバターに絡み合ってどっこいしょ。

  • 2018◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1815ナイス数:74竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5)の感想小人で父親殺しで飲んだくれで減らず口のティリオンの登場とタイトル通りデナリース、そして壁で悪戦苦闘するジョン。彼らの話が中心の本書です。まだまだ先は遠い!ど

  • 2018◆11月の読了メモ

    11月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3265ナイス数:178爆風 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)の感想犬好きで手にした本書。実はオオカミも好きだったので二倍ラッキー!ただヒロイン、ヒーロー、も含め登場人物がかなりステレオタイプなところが、い

  • 2018◆10月の読了メモ

    10月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:4563ナイス数:156アウシュヴィッツの図書係の感想戦争がもたらす狂気の中で、たった8冊の本を守り通したディタの勇気と信念が読み手に迫ってきます。中学の時ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』を手にして、その衝

  • 2018◆9月の読了メモ

    9月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:3648ナイス数:101剣嵐の大地 (上) 〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1876)の感想3部の上巻読了。この巻の主要登場人物のページが8ページもあったけど次の中巻は12ページもある・・なんてことは考えないことにして、最も

  • 2018◆8月の読了メモ

    8月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:5042ナイス数:201強盗プロフェッショナル (角川文庫)の感想ドートマンダーシリーズ第二弾。なんともほのぼのとした、泥棒物語。避暑地でのんびりと手にするには持って来いの一冊です。読了日:08月04日 著者:ドナルド・

  • 2018◆6月の読了メモ

    6月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3734ナイス数:118鳩の撃退法 下の感想東山彰良、糸井重里、伊坂幸太郎が絶賛!そして我が友もお薦めの本書。はっきり言ってこの方々と私の脳内環境が著しく違っているんだな~と自覚。なんだかなあ~。。。で読了。読了日

  • 2018◆5月の読了メモ

    5月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3112ナイス数:146ギリシア神話の感想この時代に語られた神々のなんと人間臭く、一筋縄で行かない面々なんだろうと、石井桃子氏の分かりやすい本書を手にしながら再認識した。あとがきで石井氏も述べていらっしゃる神々の

  • 2018◆4月の読了メモ

    4月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1889ナイス数:101小説 君の名は。 (角川文庫)の感想若い若い友人が借してくれ、手にした本書。青春そのもの感が良いです。アニメも観てみたくなりました。読了日:04月02日 著者:新海 誠ウイスキー! さよなら、ニュー

  • 2018◆3月の読了メモ

    3月の読書メーター読んだ本の数:15読んだページ数:4905ナイス数:217アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)の感想前回は火星今回は月。主人公は女子。男気があって、キュートで頭も良くてちょっぴりのん兵衛のジャズ。その彼女に降ってわいたミッションとは?・・・読了日

  • 2018◆2月の読了メモ

    2月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2699ナイス数:91天使のゲーム〈下〉 (集英社文庫)の感想現実なのかダビッドの妄想なのか?話は混とんとしたまま過ぎていく。唯一生き生きとしていたイサベッラにも暗い影が落ちてくる気配が・・・毒を食らわば皿まで気分

  • 2018◆1月の読了メモ

    1月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2607ナイス数:151ウィッチャーII 屈辱の刻 (ハヤカワ文庫FT)の感想面白い!が登場人物が半端なく多い。多すぎ5人の国王、1人の女王その家来たち、そして魔法使いたちがごちゃまん!それらがあっちについたり、こっちにつ

  • 2017◆12月の読了メモ

    12月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2254ナイス数:69罪責の神々 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫)の感想いよいよ下巻!リーガル・シーゲルにはいつまでも元気でいてほしい。読了日:12月06日 著者:マイクル・コナリー罪責の神々 リンカーン弁護士(下) (

  • 2017◆11月の読了メモ

    読んだ本の数:9冊未成年 (新潮クレスト・ブックス)読了日:11月01日 著者:イアン マキューアンメメントモリ・ジャーニーの感想お初の著者メレ山氏です。このお若い方が『旅と死』をテーマにって・・どんな切り口何だろうと手にした本書。まさか動物の骨格標本や剥製作り

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