Illuminated Manuscripts and Early Printed Books from the Collection of Elaine and Alexandre Rosenberg 装飾写本のオークションやってたみたいです。 かなりまとまった数の売り立て。 これだけの物がまとまっているの…
最近はネットでばかり読んでいて久しぶりに本となったものを読みました。 というか・・・久しぶりにブックオフ行って、本を買ったかな? 図書館も古書店ももう半年以上、行ってなかったので・・・。 そもそも家には未読本が山積みですが、なかなか紙の本を読む気になれなくてねぇ~。 さて、よくある系の…
もうだいぶ前に、著者のあの有名な「ハーメルンの笛吹き男」を読んで大変感銘を受けたものですが、その著作に至るまでの著者の在り様、考え方、生き方、学問に対する姿勢等が本書からは伺え、本当に興味深い本でした。 あと・・・大塚久雄氏の名前が出てきたのには、そうなんだ!と別な意味で感慨深いものがありました。 他にも私でも存じ上げているような方の名前なども出てきて、そちらもいろいろと思うことがありました。…
「オーバーロード」1~13巻 丸山 くがね KADOKAWA
アニメにはまって、原作にいったパターンです。 最近見たアニメの中では一番面白いかと。amazon primeで1期~3期までを通しで3回見て、映画も観て、いつまで経っても4期が来なくて待ち切れなくて、原作ラノベを定価で全巻一括購入して、一気に読み切りました! ラノベもアニメとはまた違ったところ…
「本好きの下剋上 第二部「神殿の巫女見習いⅠ~Ⅳ」 第三部「領主の養女Ⅰ~Ⅴ」」香月美夜 TOブックス
第一部では、正直どうかなあ~? 読むのを止めようか迷っていましたが、読み続けて良かったです!! 第一部の最後辺りから徐々に盛り上がり、第二部辺りから、はっきりと面白くな…
古書関連で知らぬ者などいない著名な著者による古書を取り扱った推理小説です。 著者の他の同様な作品ではそこそこ面白かったので改めて読んでみたのですが、残念ながら、本書はハズレです。 既に当時の時代背景とははるかに遠く隔たり、過去の時代の話として読んでもストーリー自体が実につまらない。 一旦、犯人が判明した後にまたいろいろと後日談ではないですが、いろんな話が出てくるのですが、その辺を踏まえても古書…
「本好きの下剋上 第一部「兵士の娘Ⅰ~Ⅲ」」香月美夜 TOブックス
売れているライトノベルで本絡みということで読み始めました。 設定的には気が付いたら異世界で・・・・といういつものパターンで著者はなろう系のご出身みたいですね。 まあ、それはいいんですが中身について。 1巻については、正直、小さな幼女が主人公で何もかもが幼過ぎて、ストーリー的にもかなり苦痛…
河出の澁澤龍彦全集を全巻持っているし、読了しているので本書に出ているものも全て1回以上読んでいるはずなのに、それでも読んでいてこんなのあったっけ?というものが幾つもありました。 さすがは東氏の編集といったところでしょうか。 久ぶりに改めて澁澤さんらしさを強く感じました。 ドラコニアのと…
名前は知っておりましたが、芥川賞作家さんだったんですね。 しかも本書で。 少し前に読んだ「読書で離婚を考えた。」という本で著者に関心を持ち、あと、元々伊藤計劃の未完作品の共著でも名前を聞いていたのでいつか読んでみたいと思っていて、本書を見つけたので読んでみました。 なるほどね、こういう作…
僕僕先生シリーズのその前段階のお話という設定での新編シリーズの開幕。 なんだけれど・・・・。 正直、本書はつまらない。 読んでいて苦痛でした。 その為、途中で読むのを止めました。 う~ん、著者の作品期待してたんだけれど、この前の僕僕先生シリーズも最後の方で低迷してたけれど・・・。 全巻揃えよう…
元伊藤忠の社長さんの本。 著者が書いた経済記事とか本について書かれた記事とかは以前から読んでいて、共感&勉強になることが多かったので期待して読みました。 今回、まとめて4冊読んだ読書ハウツー本の中では一番有用な本かと。 で、どこが有用かというと・・・・。 先週ぐらいに読んだから、もう内…
著者の書いた経済記事は以前からよく目にしていて、個人的には馴染みのある著者の書いた読書ハウツー本。 こちらも標準的な内容ですね。 一部、個人的には納得しない点もありますが、まあ、大筋、こんな感じの読み方が多いです。私も。 本書で特徴的なのは、紹介されている本はなかなか斬新な内容の…
ライフネット生命の創業者(所謂ビジネスマン)の書かれた本です。 何と言いましょうか、実に標準的な or 教科書的な、まさに本の利用方法のハウツー本かと思います。 悪い意味ではなく、いい意味で。 ただ・・ね、本を読んで役立てようという発想自体がもう私的には古臭い前時代的な発想に思えてなりま…
読書に関する本を4冊一気に読んでみた。その中の一冊。 ・読書の価値 ・本の「使い方」 ・見る読書 ・死ぬほど読書 有名な作家さんで多作なようで書店や図書館でしばしば目にするものの、タイトルや目次から一度たりとも私の関心を惹いたことがなく、作品未読の作家さんでしたが、やっぱり駄目でした。 どんな本でもきちんと読む。 どんな本でも必ず価値がある。 そんな点が正直、もうどうにも我慢できず、違和感…
コロボックル物語1 だれも知らない小さな国(講談社文庫) (amazonリンク) コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ(講談社文庫) (amazonリンク) コロボックル物語3 星からおちた小さな人(講談社文庫)(amazonリンク) 小学生か中学生の時に読んだ本。 すっかり忘れていたのだけれど、先日、関連書籍を…
「西欧精神の探究」上下巻 堀米 庸三(編)、木村 尚三郎(編) 日本放送出版協会
内容は拾い読みをしていましたが西欧中世と言えば名が挙がる有名所の方々が各章を担当されてます。 但し、各章の文章量の制限故か、相当深い内容のことを書いていても表現的にはかなり圧縮された形で書かれている為、書かれた文言の背景にあるところを…
ファーストコンタクト物になるのでしょうか? 文体はいいのですが、最後の最後のところでSFとしてもう少しなんとかならなかったのかなあ~というのが率直な感想です。 途中まで、さりげなく引き込むので何気に期待させておきながら、軽い肩透かしをくらった、そんな感じです。 …
『胡蝶の失くし物』3巻 『さびしい女神』4巻 『先生の隠しごと』5巻 『鋼の魂』6巻 『童子の輪舞曲』7巻 本シリーズは通し番号が振ってないので、この本読んだから次の本はどれか分からなくなるのが難点。 その辺、出版社さん不親切じゃないかなあ~。何らかの意図があるのかもしれませんが、イチイチ順番 を控えておかなければならないのが面倒だったりする。 さて、3巻は刺客が登場するのですが、あっさり道中…
最近、御朱印巡りをしているのでこの手の寺社仏閣に関する本をあれこれ読み漁っていて見つけた本。 とにかく普通のこの手の本では出てこないようなマイナーな神社や寺がいろいろと出てきます。 大きな神社や寺ではないのでご由緒や縁起等、簡素なものしか記述はありませんが…
「ビブリア古書堂の事件手帖」1~7巻 KADOKAWA 三上 延
1巻だけだいぶ前に読んでいて残りも後で読もうと思って放置したままだったのですが、ちょっと時間が出来たので1巻からまとめて全巻を読了しました。 最初はかなり長閑ないい雰囲気だったのですが、途中から段々と方向性が変わり、居なくなった母親が出てくるようになってから、一気に…
シリーズの2作目の作品。 仙人とその仙人に縁あるものの仙人になれないゆとり世代のニートみたいな若者とのとりとめもない旅日記的な何か。 良くも悪くも、のどかな時間の流れが心地良い作品。 中国の支怪小説の風情濃厚な作品。 聊斎志異とか平妖伝とか読んでる人には懐かしい感じがしますね。 出てくる不思議な存在達は、それほど珍しいものではないが恋愛感情についての記述が多いのは今風ですね。 その辺はもっと淡…
これはいささか退屈な本でした。 他に読んだ西洋中世綺譚集成は、もっと面白かったんですけれどね。 ローマのプリニウスの書いた百科事典みたいな感じで、世界の驚異について、種々述べたものなんですが、なんだかね? 少し拾い読みしましたが、全部の項目を読みたいほどではなか…
【目次】 1 愛書家の面影 2 書物研究の世界 3 ヴィクトリア朝の書物文化―中世趣味の行方 4 書物の書物 愛書家の年輪 (ビブリオフィル叢書) (amazonリンク)
単行本で大昔に本編は読了していたものの、外伝には全く手を出していなかったんだよねぇ~。 今更ながら、タイトルを見つけてふと手に取り、読み出し始めました。 うん、懐かしい内容ですね。 そして普通にあの散文調の淡々とした形の語り具合が懐かしくてイイ♪ …
正直なところ、もう順番通りに読んでいないので今回の作品を読んでいたら、ずいぶんといろんな知らない人やその後のあれこれがあった後のお話となっていて、時系列的にはどの辺なのかも分からないまま、とりあえず久しぶりに読んでみました。 アニメもその後も続いているようで、そちらも見ているのだ…
紅一点には何故かなり得ない、いささか病んだひぬくれ者もどきの眉美ちゃんが相も変わらず、頑張ってます。 柄に合わない生徒会長を務めながら、大切な(唯一の取柄である)おめめさえも失明の危機に瀕します。 でも、そこはジュブナイル! 良い子で頑張ってしまおうとする姿が健気(?)で涙を誘います。 …
著者があのグロデッキで翻訳者が柳 宗玄だったので読んでみました。 もうちょい、ゴシック建築とかロマネスク建築、聖遺物や装飾写本とか出てくるかなあ~と思ったんですが、フランスのものが意外と少なく、シャルトル大聖堂とかほとんど出てこないうえに、ドイツの中世建築とか・・・ね。 なんか私の求めているものとは、かなりずれているのを感じました。 説明文も多いのですが、中世美術や宗教関係の記述もちょっとな…
「中世の知識と権力」マルティン・キンツィンガー 法政大学出版局
う~ん、このシリーズは時々、面白いものがあるので読んでみたのですが、ハズレですね。 現代的視点から、中世を見てどうのこうの言うってのは、まあ、分かるんですけどね。 人は常に自分の立ち位置からしか、それ以外のものを見ることは出来ないってのは確かに歴史というものが内在せざるを得ないものであることは別として、個人的にはそんなこと不要で、さらに言うなら無駄な著者の独り言でしかないかと。 それ以外にも…
「今夜、珈琲を淹れて漫画を読む」いしかわじゅん 小学館クリエイティブ
漫画は好きなんですが、最近はほとんど読んでいませんね。 以前は週刊の漫画を週に3、4冊読んでいたので、新しい漫画に対しての情報も自然と集まり、あとは作者から作品を広げていく、というやり方で読んでいましたが、満喫も何年も行ってないし、漫画どころか雑誌も買わなく…
一時期、ブックオフで100円で購入した本をamazonマーケットプレイスで売り抜ける、ニート御用達の「セドリ」が流行ったことがありましたが、その頃でしょうか、非常に有名な本書の名前を何度も目にした覚えがあります。 もう今時では、競合多数の安値競争で淘汰されて上記のような安易なセドリは消え…
えっと本書の存在を知ったのは立花氏の本だったかな? それとも5ちゃんねるのスレだったかな? 車で新小金井街道を走っていると滝山団地というところを何度か通り、記憶の片隅にあった地名が別な視点から光が当たり、えっ、なんか有名なの?って感じで本書のタイトルが気になっていたのですが、たまたま、図書…
ささみさん頑張らないの原作者ということで読み始めたのですが・・・。 『虫』がグロくて、正直もう駄目。 私、イナゴ食べれる人だけど、こういう文章は気持ち悪くて・・・。 冒頭から読み進める気力を失い、それでもなん分の一か読み進めたのですが、私的にはツライので断念しました。 …
円城氏の名前はあちこちで見かけるものの、タイトル他私の関心をそそるものがなく、今まで読んでこと無かったのですが、本書で初めてご夫婦共に作家さんなのを知りました。 何よりも夫婦で互いにお薦めの本(課題図書)を紹介し、相手方がそれを読む&感想を述べる、な~んてあり得ないことを…
おっと、ついにカスの男装の少女が生徒会長に立候補。(作中の本人談) 後の副会長さんがとっても素敵な趣味の持ち主で・・・あっ、これはこの巻ではなくて続巻の話なのでもう何冊か先を読んでいるので私の中では話が前後しまくりですが、そういう抜きにしても普通に楽しく読める少年探偵団ものです。 ジュブナイル…
普段、随筆とかエッセイ系の本は読まないのですが・・・・タイトルと中をパラパラと眺めた時に視覚に入ってきた本がまさに山と積まれ、壁となり、崖となった部屋の様子を映した写真を見て、つい、ふらふらと購入しちゃいました。 早稲田大学でやってた古書市で初めて行ったものの、大した規模…
【目次】 巻頭対談「読書の未来」―石田英敬(東京大学附属図書館副館長)×立花隆 私の読書日記―2006.12~2013.3 掲載書目一覧 いつもながらの立花氏の書評の本。 その当時に新刊で出版されて本屋で並べられていたものから、著者の視点で選ばれた本についての短評。 率直なところ、以前見て目から鱗とか、ショックを受けたとかそういった斬新さは特に今回のものからは感じられなかった。 …
何冊か関連書籍は読んでいたので、本書の内容も大体は知っていたのですが、日本にも来てたんですねぇ~。 あと、DELLとかって笑えた。 ちょうど今、並行して陸軍中野学校の本とかも読んでますが、大戦中に陸軍が商社の社員を偽装して(実際、表向きは商社マンとして仕事するんだけど…
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛」入間 人間 KADOKAWA
10巻で完結。 そう思っていたのに、本屋で続きを見つけてビックリしましたね。 えっ、えって!! なんか10周年記念企画とかで、みーまーのお子さん達のお話とのことです。 懐かしい、あの文体というかスタイル、世界観の再来です。 最後の解説で説明される毒ある、優しい(救われな…
【目次】 居酒屋から日本が見える 第1章 格差社会の居酒屋 第2章 居酒屋考現学事始め 第3章 銀座礼賛 第4章 ヤミ市の夢の跡 第5章 やきとりとは何か 第6章 国境の町を行く 第7章 下町居酒屋の越境体験 第8章 「山の手」の幻影 第9章 格差拡大と日本の酒文化 …
古本で有名な作家さんの本。 率直に言って著者の本、以前読んだ限りでは自分の感性に合うところがなく、もう読まないようにしようと思ってたはずでした。 今回、古書関係というか本・出版関係で読むものがなく、適当にそれっぽいジャンルの本として、ブックオフで買って放置してたので…
コンパクトにまとめた感のある「人と思想」シリーズの一冊。 図書館でラス・カサス、トマス・アクィナスと同時に借りたのが本書。 本当は偽アレオパギテスとか探したんだけれど、それは無かったのでね。 さて、本書の玄奘ですが、最初にある具象と抽象という思惟の相違がもたらした仏教受容の形態と…
【目次】 1.不思議の国に密入国 2.才能だけでは入れない 3.好きと嫌い 4.天才たちの頭の中 5.時間は平等に流れない 6.音楽で一番大事なこと 7.大仏、ピアス、自由の女神 8.楽器の一部になる 9.人生が作品になる 10.先端と本質 11.古典は生きている 12.「ダメ人間製造大学…
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