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クルシャの天地 https://blog.goo.ne.jp/uxuyat-ulta

人が大好き。シルバーでヘブンリーな丸顔猫。 名にし負うは救世主の友達。

飼主
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2006/09/15

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  • 毎日が猫の日

    本日はウルタ君の14回忌。様々な方面で、猫に偏りすぎだと指摘される飼主ですが、疾風の勁草、埋もれ木の友、世界への窓であった存在は猫だけであったのだから当たり前のことです。猫への敬意が最優先。来世があるならば飼主も猫の国へ行きますね。教え込まれたので、一人前の猫の礼儀は身に付けてますよ。日没の背後にある山(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 毎日が猫の日

  • ひとりになった猫

    アリアンが居なくなってからひとりになったランス君です。ひとりになったランス君は、以前より穏やかで心も安定しているように見えました。彼もまた高齢なので、身体にはいくつかの慢性的不調があります。ひとりになって、その身体と付き合う時に、目を弱く開ける横顔には、飼主で無くても侘び枯れた寂しさを読むことができるでしょう。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや ひとりになった猫

  • 態度の大きな猫

    腕を組んで、なかなか態度が大きそうなクルシャ君です。そろそろ寒くなってきたから、避寒を兼ねて沖縄にでも行こうかなと思うのですが、クルシャ君も行きますか?良くありません。環境と稀少種を護るべきです。飼主のおかげで種が絶滅したらどうするんですか?飼主が独り行っただけで絶滅する種があるのですかね。ニッポンダルマクチカクシゾウムシはとても狭い樹冠部に生息しています。飼主のせいで簡単に絶滅するかもしれません。それ、最近発見された新種。随猫興説一上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 態度の大きな猫

  • 宇宙まで望む深い空

    天高くなる秋ですよクルシャ君。水蒸気も塵も少ない青空の青い色は、底が黒く拡がって見えることがあります。高層大気を通して外気圏まで見えているんじゃないかと思いますね。地球は丸くないと信じてる集団があるそうですね。日常的に丸いかどうか実感せずに生きて行けるからなんだろう。紀元前三世紀にエラトステネスが確実に立証してるんですけどね。水平線が見渡せる岬の突端で観察すると、水平線が丸いことが分かります。歴史を持ち出さなくても、うまくすれば自分の目で地球の丸さを確認できますよ。青空の向こうが宇宙背景放射しかない真っ暗な宇宙だと実感するのは、どんなものですか?ああ、天に落ちていくような感覚ですね。目で見るニヒリズムですよ。明日は朝四時に起きてくださいね。生業と時間割が文明を四角い地球と、生命にフレンドリーな環境の基礎的...宇宙まで望む深い空

  • 秋の居場所

    夏の間、涼しげな居場所を求めて玄関の土間や洗面所、バスタブの中にまで進出していたクルシャ君ですが、涼しくなってようやく人の目に付く場所で時間を過ごすようになりました。飼主も年中同じ場所に張り付いていないで移動して下さい。秋から冬にかけて、何処へ移動したら良いんですかね?クルシャ君はどう思いますか。訊いてみましょうか。ウラン・ウデあたりに移動して下さい。ウラン・ウデ。ブリヤート共和国ですが。飼主ならウラン・ウデに居ても怪しまれませんよ。何語を使うの?ロシア語でいいんですかね。屋内にあるクルシャ君用のベッドを移動しながら暮らすついでに、飼主の様子を時々見に来るクルシャ君です。随猫興説一上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 秋の居場所

  • DiffusionBeeを使う

    AI描画ソフトDiffusionBeeを飼主も使うようになりました。道具なので使いようでありますよ。使い方はとても簡便。キーワードを入れて、変換イメージを伝えるだけで良いのです。上の画像を変換してみます。クルシャ君は猫なのでcatを入れてみます。!!!!!!だ、誰ですか?これが分からない。秋っぽくしてみました。落ちてるじゃないですか、fallって入れましたね?じゃ、autumnで。これは猫は?消えてるじゃ無いですか。跡形も無い。おかしいな。だから誰?君です。もっとアップの写真で生成してみよう。猫の画像ですよね。増えてるし、微塵もクルじゃないんですが?おかしいなあ。京都怪異迷歩(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや DiffusionBeeを使う

  • 一緒に居るつもり

    家の中で、互いに過ごしている場所が異なっていても、クルシャ君は一緒に居るつもりです。こちらは玄関なのですが、飼主が過ごしている場所は三階なので、随分と離れているわけですが、飼主が階下へ降りていきますと、彼は階上へ上がってきて挨拶します。飼主の気配が分かる範囲内であるならば、一緒に居るつもりなわけです。というわけで、飼主が寝室で身じろぎでもしますと、駆け上がってきてたたき起こすなどということが平気でできるわけです。ウルタールのうる:1巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 一緒に居るつもり

  • 真夏のクルシャ

    今年は夏が長かったようです。稀にクルシャ君がしっとり毛を濡らした姿でうろついているなと思ったら、浴槽で涼んでいました。身体を舐めて冷やすのも限度があるということですね。暑かった夏を工夫して過ごす気持ち分かります。京都市内の真夏と言えば、祇園祭でした。ほんの短い間で組み立ててて、また解体されてしまう山鉾たちです。今年は飼主も手近な辺りを通っただけでしたね。とにかく、人も多くなりますので、邪魔にならないようにしております。偶にこんなものを見つけては面白がって撮影しただけでした。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 真夏のクルシャ

  • サリーの布に興奮する猫

    とある筋からサリー、あるいはレヘンガと呼ばれる民族衣装一式を頂いた飼主は、三階の手すりから二階に流す布として使えまいか、とその布を下げてみました。綺麗な装飾が施してあって、家のファブリックとして使うのには勿体ない品物であることが分かりました。その上、長すぎる。丁度一反くらいもあります。そしてクルシャ君ですが、余った布の真新しい匂いに夢中になっております。転がった上に引き被ってテンション高くなる。美形のクルシャ君と豪華な布がよく釣り合ってますよ。あまりこうして出していると贅沢な布が傷むかも知れませんのですぐに回収いたしました。いいものは猫をも虜にする。と篤胤:其の一天狗印刷(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや サリーの布に興奮する猫

  • アリアンに最後のキスを

    アリアンが去ってしまう二日ほど前、飼主は様子を見に行きました。この日の三日ほど後が満月。中秋でした。猫たちの生滅は月のサイクルとほぼ同じなので、飼主もこの日が彼女と会う最後の日だと覚悟して居りました。最早自力では起き上がることも出来ず、頭を持ち上げること位しか出来ません。彼女がまだ元気だったとき、抱っこが苦手なアリアンを抱いて、飼主は軽くキスをしました。その際、目を大きくして喜んだことを想い出します。この日は飼主がアリアンに近寄って、軽くキスをしました。朦朧としながらも、キスには応じてくれました。そしてまた横になる。どうか旅の途中でもウルタ君と出会って欲しい。二度、そして三度、アリアンにキスを。全ての炎を使い切ったアリアンにも最後のキスを。ありがとうと告げるために、花を献じました。アリアンに最後のキスを

  • アリアン去ってしまう

    細くなりながら、食事も喉を通らず毎日頑張っていたアリアンが去りました。大型の猫でしたが、弱くなった頃には体重も1.6キロになっていました。耳も聞こえず、彼女の視界に入って挨拶してから触れなければ驚かれて仕舞う状態でした。去ってしまう二週間ほど前のアリアンでしたが、この後急激に衰弱していきます。瞳の色も澄んでいました。ウルタ君を記憶としてこの世界に保っていたアリアン。辛そうにはしていなかったのが救いです。最後の一月間程は排便にも苦労していましたので、襁褓をしていました。とても細くなったアリアン、子猫の時、段ボールに入れられていた時に迎えに行った日のことを飼主は何度も想い出します。「ここから早く出して」と飼主の胸に飛び込んできてくれましたね。そしてウルタ君としばらく暮らしている間「こんなに幸せでいいの」といつ...アリアン去ってしまう

  • ワクチン接種おわり

    今年のワクチン接種を終えたクルシャ君。病院では良い子でした。戻りますと、息を荒くして、はあはあしておりました。ワクチンの所為なのかどうか分かりませんが、とにかく数日は安静にするようにと注意されています。丸一日しますと、落ち着いたようです。身体が弱いクルシャ君はワクチン接種でも体調を壊すので見守る飼主も気を遣います。体重はやや増えました。弱くても長生きする猫になりましょう。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや ワクチン接種おわり

  • どこでもクルシャ

    日本銀行券の新札を目にするようになりましたね。飼主はAA券というものを保存しております。記番号がAAで始まる新札のことです。また変なもの集めてますね。珍しい札で発行初期にしか手に入らないというお宝なのですよ。どれくらい珍しいかというと、AA券で検索すれば分かりますよ。猫に検索はできんか、ははは。侮ってはいけません。飼主の本が如何程売れているか、夜中にこっそり調べてますよ。それはお見逸れしました。このように、クルシャ君は何処にでも自分の場所を持っておりますから、対面して飼主と雑談をする毎日なのです。随猫興説四上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや どこでもクルシャ

  • アリアン細くなる

    彼女は死の過程にあります。7キロあった体重は4キロ台となり、クルシャ君より軽くなりました。病院との往復もしていますが、話し合いを続けて彼女の衰弱に関して無理なストレスを与えずに、ある程度自然な流れに任せるという方針に決しました。食事量も激減して、運動量も減りました。今はお世話と愛情によって余命を繋いでいる具合であります。すべての猫が経ていく過程です。飼主は最初に彼女と出会った閃きのような生命力と活力の印象を決して忘れません。随猫興説五下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや アリアン細くなる

  • 仰向けになると襲う

    昼間、少し事情がございまして、少し仰向けになって身体を横たえているとクルシャ君が走り寄ってきて髪の毛を引っ張ります。彼がじゃれる時によく髪の毛を引っ張るという行動を示します。毛繕い行動の変化かも知れませんね。寝転ぶ、腹を見せるという行為は、猫にとって遊びに誘っているような行動とすっとこどっこいなのですね。どっこいどっこい、ですね。いや、クルシャ君にやられたな。しかし、あまり人の間違いの揚げ足を取っているとめぐみ殴って自分にふりかかるのですよ。巡り巡って、ですよね。めぐみって誰ですか?殴らないで下さいよ。誰が殴られてるんだ。助けなければ。義を見てセザールはマンションだな。随猫興説一上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 仰向けになると襲う

  • 階段待ち

    昼間、自分の好きな場所で寛いでいるクルシャ君。夏の終わりに接種しなければならないワクチンの案内が来ましたよ。自分のことについては聞き逃さないクルシャ君。不機嫌そうです。まあ、年に一度、短時間のことなので我慢しましょう。今年はよく食べたので、体重も増えていると好感されるかもしれませんよ。本当ですか?病院の評価が良ければ、検診も臨時の検査も減りますよ。飼主を誘う際に、こうして階段の途中で待って見返ることの多いクルシャ君の姿を写真にしました。待っている間に、つい自分の考えに捕らわれてしまうこともあります。雑念の多い猫です。篤胤:其の一天狗印刷(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 階段待ち

  • 夏祭り

    旧暦盂蘭盆会の中日です。世間的には夏祭りも落ち着いた頃でしょうか。京都市では五山送り火を見ますと、夏も過ぎていくのを実感できるようになります。聞こえたぞ、笑ったな。誰だ、今笑ったのは。うう。夏祭りと申しますと、正に盛夏とも呼ぶべき時期に祇園祭があります。地方によって盛夏となる期間が違うと思いますけれども、京都市に限っては丁度先月の半ば辺りが特段夏の厳しい期間となります。急に暑くなるから厳しさを増して感じるのかもしれませんね。悪事でも中半端にやると失敗するんだよ。highwaymanやるんだったら、道を確り塞がないと、逆に獲物から追い詰められてしまうぞ。木乃伊盗りと同じだよ。はっ。そんなわけで、夏祭りの夏と申しましても細かく分かれて居りましていよいよ夏も押し迫って参りますと、地蔵盆という行事がございます。に...夏祭り

  • 篤胤 : 其の一 天狗印刷

    『篤胤:其の一天狗印刷』が出版されました。篤胤:其の一天狗印刷(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 平田篤胤と言えば、冥界や幽界について極めてゾロアスター教的な考え方を鼓吹した畸人として日本の歴史上唯一無二の提唱者であります。ゾロアスター教ではメーノーグとゲーティーグという世界の二面性を強調致します。人丸はこの人物を放っておくことが出来ないので、彼を取り上げて十年ほど前に創作をしておりました。その結果いくつかのシナリオ原作を作成し、漫画化の依頼をしておりまして、時を経て漸く出版となったわけです。続編もございますが、未着手の状態です。原作原稿は既に出版済みとなっております。琅玕筠庭録翠一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや個性の強い篤胤の魅力を引き出すために、武士の家に入り婿として入った篤胤の人物を見抜...篤胤:其の一天狗印刷

  • おしりと顔

    クルシャ君の尻尾を接写しております。どうも洗面所のドアを開けたいようです。いつもは開いているのです、この後で直ぐに開けました。洗面所にはクルシャ君のトイレがありますので洗面所のドアが閉まっているというのは彼にとっても切実な難儀なのであります。トイレから戻ってきたクルシャ君。洗面所のドアは外開きなので、飼主が間違って閉めない限り開いています。というより、必ず開けておくことにしています。しかし、外開きということは、クルシャ君が伸び上がって推すと閉まると言うことでもあります。難しそうな顔をしているところを見れば、どうもやはり自分で閉めておきながら、飼主に洗面所のドアを開けておくれと訴えていたようです。猫と暮らすというのは、どんな部屋から部屋へのアクセスでも可能なように、開かれた風通しの良い暮らしをするということ...おしりと顔

  • 族長の誇り

    初夏頃から毎朝四時丁度に、寝ている飼主を起こしに来る猫のおしりです。このところ、よく食べて居るのと無関係でも無いとは思いますが、おしりが立派になって参りました。族長の面目躍如。よく育ったおしりは、良い食事からですね。朝四時丁度、殆ど深夜ですが、この時間にフードを要求するのは、Dawn&Dusk仄暗い時に活性が高くなる猫の性質と関係あると思いますよ。そうしますと、秋を過ぎて日が短くなりますと、起こしにやってくる時刻も遅くなる筈です。写真からなんとなく判るように、体長も長くなっております。その証拠が臍の上下長の拡大でありますよ。大抵の猫の臍というのは丸いのですが、クルシャ君の臍は縦に長いのです。成長につれて、臍も長く伸びているという訳です。その臍ですが、以前に計測したときより、更に長くなりました。うちのラガマ...族長の誇り

  • すべてが猫になる

    ブログをはじめた頃、猫はまだよく理解されて居ませんでした。ジャクソン・ギャラクシーも居なかったのです。久しぶりに見たら、一回りいや二回りほど小さくなっていて、急激な体型の変化がおありだったようで、服も余るほどの様子に心配しましたが、問題ないのでしょう。ギャラクシーさんのことですが。とにかく飼主が猫話を続けている間、社会は飼主と関係なく、猫たちへの理解を深めていきました。喜ばしいことです。キャラクターが猫なのも、猫たちがヒトのようであるような描写も既に違和感が無くなる程にまで、猫が理解されています。猫の国実現まで、長くはかからないでしょう。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや すべてが猫になる

  • 子猫顔

    クルシャ君は他の猫と暮らしたことも無く、また生後一月半という、今では考えられない幼さで母猫から離されて飼主の手元にやってきました。猫同士で学ぶことも猫にはあります。また母猫と一緒に居る時間は子猫にとっては貴重な躾の時間でもあります。母猫や周囲の成猫と出会って、猫同士の距離感などを身に付けていくわけですけれども、クルシャ君にはこの大事な養育期間が無かったのです。というわけで、子猫の質を今でも保っています。顔見れば判ると思いますが、口元が子猫のままです。身体だけは長くなっています。ウルタールのうる:巻三十(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 子猫顔

  • ブログ更新終了までの予定

    いつものように飼主が見える場所から横になって見守ってくれているクルシャ君です。ウルタ君が子猫の時分から、欠かさずこのブログは更新されて来ました。初期の頃は毎日更新しておりましたが、この数年ほどは一日おきに更新するようになりました。よくネット上には更新が長い間止まっているブログがございますが飼主はこちらのブログを放置することも、突然死亡することもまずは無い予定でおります。シニアになっても子猫の顔をしてくれるクルシャ君と過ごせる幸せは続くことでしょう。しかし、このブログもいずれ更新を停止する予定です。飼主に必ず訪れる帰天に向けて、ゆっくりと更新頻度を減らしながらここでお終い、という宣言をすることになろうかと存じます。前回の記事から既に定期更新の間隔を長くしております。ウルタールのうる:1巻(うるたやBOOKS...ブログ更新終了までの予定

  • オリーブの花

    道を歩いていますと、オリーブの花を見つけたので撮影しました。小さくて判りづらい花でありますが、これでも月桂樹の花よりも見やすい花であります。判りづらい花と言えば榊の花なんか判りづらいですね。樒の花も小さい。毒性のある方が樒です。しかしクルシャ君、実がなる木は大抵花が咲くと言うことであるならば、飼主はイチョウの花を見たことが無い。しっかりと秋に黄色い実をつけるわけですが。調べてみますと、実に判りづらい小さな花を咲かせています。ちょっとこれはそこに花があるものだと思って探さないと本当に認識できないくらい地味ですよ。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや オリーブの花

  • カーブに合わせる

    飼主があちこち掃除をいたしますと、掃除中は待避するクルシャ君ですが、終わりますと、掃除が終わった場で転がります。綺麗になった場所から飼主の掃除を待っているクルシャ君。暇つぶしには、首の下掻くのが一番ですよね。飼主は真似できませんが。小さなマットの毛だらけになったあたりを拭き取りますと、こうして転がりにやってきますが、この転がり方。進んで清掃はしないけれども、置物のカーブには自らの身体をきっちりと合わせる良い子なのです。ウルタールのうる:巻二十五(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや カーブに合わせる

  • 南向きの猫

    テーブルの上に寝転んで南向きの窓に顔を向けているクルシャ君。昼間に顔を南に向けてくれると、寄って写真を撮りやすくなりますね。クルシャ君の顔の細部までよく判ります。下顎のピンクは、まるで子猫のようです。今は襟毛が長く伸びていますが、換毛が終わりきったらもう少しすっきりするでしょうね。瞳孔が線になっているので、複雑な色の瞳が観察出来るよい機会です。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 南向きの猫

  • するする

    昼間、テーブルの掃除をした直後にテーブル上にて転がっているクルシャ君。ただ、清拭しただけなのですが、テーブル表面がほんの少し綺麗になるとクルシャ君は転がりにやってきます。既に彼の毛がテーブル上にありますから、また後で拭きますね。トイレや食事台周辺やベッドなどを掃除しますと、喜んで使います。綺麗な方が好きみたいなのですが、あっさり汚すわけです。しかも、飛んできて汚す、と。なんとなく飼主も気持ちは分かります。いつでも飼主はクルシャ君が毛だらけに出来るように、あちこち綺麗にしておきますね。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや するする

  • スマホを持ち歩くのを止めるべきか

    飼主も外出いたしますが、出先でスマホを通話で用いることが殆どありません。今は習慣のようにスマホを何処にでも持って歩くわけですがiPhoneにはジャーナルというアプリがございます。このジャーナルというものが何なのか分からないので、開いて使うことも無いのですけれども、定期的に通知を送ってきます。ある日、外食をして戻りますと「某で食事をした感想をジャーナルで記してみませんか」というサジェスチョン通知が来ました。これは怖い。どこで何をしたか、出先での行動をスマホが微細に把握しているということに他ならない。勿論、何もかも知られても構わない外出なわけですけれども、飼主の移動や行動が把握されたとして、この情報が他所に流されないという保証は無いのではないか。少しばすり不便になりますが、スマホを持ち歩かずに出掛けてみようか...スマホを持ち歩くのを止めるべきか

  • 暗渠工事

    ブログも記録代わりになるということで、稀に飼主も記事を防備録代わりにすることがございます。クルシャ君、飼主の居る場所の東西でもう長い間地下工事をしています。設置された工事機械を見ると、最新の地下工事機器であることが分かります。もうね、十年以上前に太平洋セメント本社ビルの東で稼働しているのを飼主が見た工事機器より小型で、高性能になっているのがよく分かります。近寄ると何をするマシンなのか書いてあるのが読める。暗渠工事をしているようなのですが、水害対策ですかね。そういえば、東西どちらの通りも昔は川だったのです。地下に川があるのですか?そんなところですが、補強が脆弱だと内水氾濫が発生します。飼主も四条が川になってるのを何度か見たことありますからね。京都市の通りはかつて川であったというのが多いのです。邸内に水を引い...暗渠工事

  • 飼主の背を見て寝る

    寝子として、様々な寝姿を見せてくれるクルシャ君。こうしてクルシャ君のブログの更新記事を書いていますと飼主の背中を見に来たような形で寝ているクルシャ君にこちらが気付く、といった事がございます。緊張させないように、写真だけ撮ります。夏になると、この姿をよく見ることになります。そうなると、やはりこの姿で寝ているクルシャ君の写真がブログ記事に増えることになります。寝直そうとしていたクルシャ君ですが、耳を欹てております。やはり気になるようで。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 飼主の背を見て寝る

  • 夏の午睡

    時鳥が鳴き始めて、梅雨も始まった頃。換毛が始まって、よく毛玉を吐くようになってきたクルシャ君が午睡をしていたので、写真にしました。午睡を続けていてもらいたいのですが、飼主の気配で起きてしまったようです。眠たげな顔してますね。後ろ脚のあたりに毛繕いの後が見えます。どうしても首回りが、もよもよになってしまうのは、舌が届かないからのようです。毎日見えないところで、丁寧に毛繕いしていることが分かりますね。何もしていないと、全ての毛が、この首回りのようになってしまいます。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 夏の午睡

  • 猫の影

    南側から射し込む光に向かっているクルシャ君。陽の方を向きますと眩しいので、顔を横に向けております。影の中に凜々しい横顔を見せてくれる、飼主の好きな写真であります。飼主が幼いとき、窓辺から落ちた猫の影を見て彼等の姿と存在が刻印された事をよく覚えております。クルシャ君の作る影も印象的です。しかし、影の所為だかどうだか分かりませんが、クルシャ君もいろんな顔してくれますね。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 猫の影

  • 夜明け前のキス

    ボーイキッサーのポーズをしているクルシャ君。自分からキスしてくるのは、クルシャ君が機嫌の良い時か、あるいは強烈な要求を通したい場合に限られます。後者のキスは唐突で不適切、且つ容赦無いものです。容赦ないキスは、フードが無くなった夜明け前に行われます。髪の毛を毟らんばかりに引っ張ってくる。ぐるぐる鳴きながら、飼主の顔を前足で叩いてくる。キスしながら噛んでくる。この日も夜明け前にキスして、切迫した要求が満たされたクルシャ君は優雅に寝そべっていました。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 夜明け前のキス

  • 夏伸び

    身体が大きくなって、バランス的に顔が愈々小さくなったクルシャ君。この長くなった身体を使って、夏を過ごすには、伸びるしかありません。まだ冬毛なので、毛の薄いお腹の色は透けて見えませんが夏毛になりますと、毛もするするになってきます。自分の胸毛(エプロン)で視界が限られる姿勢。このもわもわを冷やすのも大変そうです。ウルタールのう:37巻ウルタールのうる(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 夏伸び

  • クルシャ君のキス

    猫とのキス。顔を寄せて、鼻や頬を擦り付けることです。一日のうち何度も機嫌が良いクルシャ君とキスしておりますが写真にしたことがうりませんでした。カメラを構えていると、寄ってこないわけです。この日はクルシャ君が特別機嫌が宜しかったようです。カメラを構えている飼主にキスしてくれました。カメラが嫌いなわけではなくて、やはり気分次第のようです。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや クルシャ君のキス

  • ECサイト

    客や家人とリビングにおりますと必ずやってくるクルシャ君です。小さな足先をしています。この小さな足先のために、歩き方がとても優雅になります。ラガマフィンとしては貧弱なクルシャ君でも、体長は長いので個性的です。ところで、飼主は初めて海外のECサイトを使って買い物を致しましたよ。安全でしたか?品物の到着に時間が掛かりました。しかし無事に届きました。毎回同じように、無事に届くかどうかは分かりません。国内で同等品を購入すると四倍の値段になってしまうので、いや送料込みで五倍ですか。少しリスクを取ったのです。そうしますと、輸入元国からの詐欺メールが七通くらい来ました。仕方ない。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ECサイト

  • 風を通して御簾を下げる

    夏になりますと、猫は体表をできるだけ風に曝すようにして寝ています。毎年のように身体が長くなってきたクルシャ君は、流石に伸びる場所を確保するのが容易ではなくなってきたようです。顔はますます小さくなっていきます。バランス的に。御覧の通り、夏でもマフ(襟毛)は伸びております。昨年の冬毛の毛量は少なめでした。夏毛はどうなってしまうのでしょうか。冬毛よりは減るのでしょうね流石に。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 風を通して御簾を下げる

  • 夏の寝姿

    夏ですね。春から夏にかけまして、京都市の神社では祭が続きます。自分が爪で傷つけたワックスの剥げた床を見つめているクルシャ君も夏を感じているようです。飼主も地元の人と話をすると、今日も明日もあちこちで祭があるぞと教えて下さいます。まあ、飼主は簡単に出掛けられないものですから、いずれ出向こうとは思うのです。しかしながら、祭と申しましても所謂神事でありますから早朝だったり深夜だったり、場所も川辺だったり境内以外の関係者しか知らないような処で行われますので、余程観光目的で珍しげに物見に行くような祭ではないわけです。クルシャ君と一緒に夏の暮らしを今年も過ごします。ウルタールのうる:36巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 夏の寝姿

  • クルシャ君10歳以降の身体変化

    クルシャ君に与えるフードや水換え、療養食と環境維持を常に改善している、という前提を下敷きとしてクルシャ君の10歳以降の身体変化を概括します。10歳の時、体重減がありました。1キロ程度減ったので水の供給の仕方を変更して、フードを換えました。この頃、身体は細くなりながら、同時に長くなっていました。猫用ファウンテンの利用が良くなかったらしく、適時日に何度も新鮮な水換えを行って、療養食にウェットフードを加えました。半月で体重を戻し、体長の増加は10歳でほぼ止まりました。現在は丸くなっていく段階のようで、かなり丸くなって体重も増加。持ち重りがするほど明らかに太くなりました。してみると、ラガマフィンは10年近く成長し続ける猫かもしれません。これからシニアを越えて、加齢の段階で毎日違う様子を見せていくことになると思いま...クルシャ君10歳以降の身体変化

  • 筋トレとストレッチの励行

    猫のように自由になって天使の仲間入りを見据えて、飼主も時間を割いて筋トレやストレッチをしておりますよ。しかし、クルシャ君のように反り返ったことが無かったのでつい真似してみたら、それなりに気持ちよく身体を伸ばせましたよ。懸念したように、肋間が攣ったり、首を痛めたりすることはありませんでした。実はクルシャ君の身体の変化は、八歳以降も続いておりまして、計測によると、八歳から十歳までの間で、更に体長が長くなっております。そのため、脚がバランス的に短く見えるようになりました。また、顔が更に小さくなったように見えます。脳化指数が低下したことになるので、賢さは低下したかもしれません。ウルタールのうる:2巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 筋トレとストレッチの励行

  • 堅い?

    身体の柔らかさを見せつけてくれているクルシャ君です。こんな姿勢の真似でもしようものならば、筋いわせたり関節外したりしそうですね、飼主ならば。そんなことでは、猫の見習いにもなれませんよ。君等、励んで猫になったわけではないだろう。空を飛べる程自由な身体を持つと天使になりませんか、というスカウトが来ますよ。本当だね?聞き捨てならないね。嘘ですよ。クルシャ君、嘘や冗談が言えるようになったのですね。嬉しい。ウルタールのうる:巻三十三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 堅い?

  • 老荘と猫

    まだ中国に猫が居なかった頃、「猫」という文字は狸のことでした。しかしながら、自然の力に抵抗することなく、柔然として謂わばレジリエンスの高い生き方というのを紀元前の道家たちは理想としておりました。赤子が怪我をしないのは柔らかくて、力に抵抗しないからだという理屈ですが、猫なんかを知っていたならば、全ての道家は猫を理想としたに違いないと思いますね。現に飼主が、猫家として猫談を既に始めてから久しいのですから。ウルタールのうる:巻十一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 老荘と猫

  • 尻尾に着いて来てください

    飼い主の近くで手入れをしたり寛いで見せてくれたクルシャ君。ふいと居なくなって、自分の居所でしばらく休んでいますと飼い主が探しても見当たりません。しかし、自分の用が出来ると、飼主を誘いにやってきます。目的地まで尻尾を立てて誘導するのが彼の流儀ですが、尻尾を立てて導く猫はよくいると思います。この日は台所でフードを調達した後で、今度はリビングで遊ぼうというコースの先導をしておりました。ガイドの旗と違って、標の先がうねうねするのが猫であります。水のソーテール5:ベッセン・ベリテン・ベリオ(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 尻尾に着いて来てください

  • 遊びの準備体操

    身体の柔らかさを見せつけてくれるクルシャ君。飼主の方を見ながら爪とぎの体操。海水浴、プールの前には必ず準備体操をするようにクルシャ君も飼主と遊ぶ前には、こうして伸びながら爪とぎの準備体操をするようです。今回は念入りなので、かなり遊びの期待が込められています。しかし飼主が何もしないと、自分の爪の手入れを始めてしまいます。日没の背後にある山(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 遊びの準備体操

  • 頭に尻尾の先を付ける猫

    クルシャ君が反り返って寝ています。こうやって寝ているのが気持ち良いようなのですが、なるほど尻尾の先が後頭部に接触するわけです。別に頑張って反り返っているわけではない、というところが彼の個性でありますよ。あまり反り返ると、自分の尻尾が邪魔になりそうだからこの辺りで止めている、とも。よく見ると、腰の辺りを捻っているのですが、こんな格好で休める身体が飼主は羨ましいですよ。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論五(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 頭に尻尾の先を付ける猫

  • 春の疏水あたり

    京都市には美術館や文化施設、催事会場などが纏まっている地域があります。飼主も用がありましたので、近くを歩いておりますと、暖かくなってきた春の陽を透す水が照り返す光の模様を見せてくれる川がありました。丁度桜も満開の頃です。クルシャ君も背中を丸めて眠る季節では無くなりました。ウルタールのうる:巻十(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 春の疏水あたり

  • 陽の中にいよう

    ようやく春の陽が気持ちよくなってきた頃。クルシャ君に誘われてリビングで日向を愉しむことになりました。近寄っても嫌がらないのですが、こうして陽の中に居るクルシャ君の姿がなかなか可愛いので写真にしました。飼主は猫では無いので、毛の中に春の陽を通す気持ちよさというものが分かりません。猫が温泉の気持ち良さが分からないのと同じようなものだと思います。ウルタールのうる:巻二十三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 陽の中にいよう

  • 連れうらら

    春の陽の愉しみ。クルシャ君に誘われて、日射しの中にやってきました。猫はヒトのことを猫だと思っているらしいので、飼主と一緒に日射しを愉しもうと誘ってくれたようです。せっかくのお誘いなので、飼主も少し陽に当たりました。日光浴で生きる生物というのも聞いたことありますね。たしか有名な話では、蜘蛛の子が何も食べずに生きていられるのは日光で栄養を合成できるからだ、という説を読んだことありますね。与太としての引用だったかもしれませんが。猫は毛を日向に晒して、ビタミンを合成するそうです。飼主は干し椎茸なんかを食べるので、わざわざ彼と一緒に春の連れうららをする必要は無いんですけどね。ウルタールのうる:巻三十四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 連れうらら

  • 日射しに誘われる

    敷居を守っているクルシャ君。狛犬の起源は唐代に寝所の隅を護るために置かれた獣の形をした鎮墓獣のようなものなわけですが猫やビッグキャットが濫觴ではありません。残念なことに。スフィンクスです。あの形からして、顔を削られてしまう前の姿は、おそらくリカオンか何かですな。昼間、クルシャ君に呼ばれて二階に連れて行かれました。クルシャ君の要求となれば、大抵はフードか遊びなのですがこの日は違いました。リビングの日射しまで飼主を誘って転がります。一緒に日向を愉しもう、ということらしいのです。京都怪異迷歩(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 日射しに誘われる

  • 敷居を守る

    クルシャ君は日に何度か飼主の見守りをしにやって来ます。和室の入り口の丁度敷居の辺りでクルシャ君が飼主の背中を見ていたようです。彼を探そうとして振り向いたときに、そこにいました。よく、床に輪を描いただけで猫たちがその輪の中に納まるという話を聞きます。実際に魔方陣でもあれば、真ん中に居座るのが猫というものであります。苟も猫たるものは、敷居、結界、境や橋というものを尊ばなければならないもののようであります。あたりまえでしょう。しかし、その理由までは教えてくれません。ウルタールのうる:巻九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 敷居を守る

  • お手入れ中

    布団の上でお手入れ中のクルシャ君。長い時間を掛けて、お手入れして、綺麗なボーイキッサーになります。お手入れも忙しそうなので、飼主も邪魔しないように撮影しますが、それでも気になってしまうようです。飼主を見ながらお手入れしている様子なんかは、ちょっと見てはいけないものを見ている感があるのですが。何か用ですか?と、忙しいのに邪魔をしてしまったようなことになってしまいました。邪魔しているわけではないのです。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや お手入れ中

  • 春の花たち

    京都市の街路が碁盤の目状になっているのは皆様ご存知のことと存じます。所謂日本の街区は近代以降、町単位というのがあって、その中に地区があったりいたしますが京都市の場合、その地区が町となっております。細い通りを区切られて、上がる下がる西入る東入るから町名の区分になりますので、正式な住所が無闇に長い。こちらは飼主が初めて通った狭い通りの家前に丹精に手入れされた春の花たちが置かれている風情であります。京都の町家や民家はこの十年余りで半分になってしまいました。古い地図で見ると、今の町は「丁」と記載してあります。通りから通りまでを東西南北に分けて丁にしてありますから、町自体の規模がとても小さいのであります。しかも、抜けられる道と抜けられない道がありまして、抜けられる道でも途中で名前が変わる。小路(こうじ)なんかによく...春の花たち

  • 遅い桜の写真

    物陰で飼い主の心を読んでいるクルシャ君。大きな目をこうして開いているときには、クルシャ君はむしろ自分の心を見ています。明らかに何も見て居ないのが分かりますね。クルシャ君、この日早咲きの桜が道に一本だけ咲いておりましたよ。まだマフラーが必要なほど寒い日でした。随猫興説五下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 遅い桜の写真

  • クルシャ君も心配する

    見ない間に、この数年で身体が弱くなったアリアン。いよいよ急変となったり、急変しそうなら、必ず連絡して頂くようにとお願いして戻りました。幼いときに一度だけ会ったことのあるアリアン。クルシャ君覚えていますか。彼も飼主の様子から心を読める猫なので、何やら飼主の心配に同情してくれているようです。ウルタールのうる:7巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや クルシャ君も心配する

  • おすわり猫

    眠っている時に触ると、耳が聞こえていないので驚いてしまうアリアン。起きているときに、彼女の視界にあって認識されながら挨拶したり、触れたりするしかなさそうです。猫はヒトより音をよく感知して、情報を得ているようです。歳を取ると衰えますが、帰宅する家人の訪れを遠くから聞いているようです。おすわりしているアリアン。身体機能が衰微する速さもヒトの五倍くらいでしょうか。ランス君越しのアリアン。普段起きているときは、いつもこんな感じでおすわりしているそうです。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや おすわり猫

  • アリアンの睡り

    アリアン、大きな耳をしています。彼女の睡り方が最近変わってきているそうです。眠り込んでいるときに、名前を呼んでも起きない。家人が戻っても眠り込んでいる。寝ているアリアンに触れると、驚いたように目覚めるというので、病院で診て貰ったところ、耳が遠くなっているそうです。耳が遠いと言うより、ほぼ聞こえていないかもしれない、とのことです。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや アリアンの睡り

  • 細くなったアリアン

    アリアンに会いに行って様子を見ますと、耳の表側の毛が薄くなっていて、後ろ脚の大腿の外側あたりの毛も少なくなっていました。相変わらず美しい瞳の色。そして複雑なキャリコ。数年前のアリアンは今のクルシャ君のように丸かったのですが。長く会って居ませんでしたが、飼主であることはよく分かってくれていたようです。何度も彼女の名を呼びました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 細くなったアリアン

  • アリアンに会いに行く

    クルシャ君が日向を愉しんでいた日、飼主はアリアンが会いたがっている、と聞いたので出掛けました。食が細くなって、痩せていました。肝臓の数値が良くないと聞きました。そろそろ16歳になるアリアン。ウルタ君のことを覚えているでしょうか。抱き上げて、キスをしました。随猫興説五下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや アリアンに会いに行く

  • 丸くなる

    この頃のクルシャ君を見ていますと、寝ている時以外、大体食べている。イタズラして回られるよりは余程安心ですが、飼主も新製品のキャットフードが、蔓を引けばごろごろ出てくる瓜のように現れてくるので、それらを買い与えているのです。クルシャ君も新しい味を期待しているようです。とにかく目新しいフードはよく食べる。彼が転がっている様子を御覧頂ければ、胴体が丸くなってきているのがお分かりになるかと存じます。瓜みたいに。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 丸くなる

  • 春の嵐

    クルシャ君も風や雨音を室内からでも知れるので、外の様子とりわけ天気などはよく判っていると思います。写真は昼間の午後ですが、三月末あたりに春の嵐がありました。テンペストですかね。すこし丸くなった自分の影を見つめるクルシャ君。日射しがほどよい午後、陣風が空をかき混ぜて雲が走り、驟雨が到来したかと思えばまた止み、明るくなった空の下を、廊下に水を流したような道を急いでおりますと、今度は寒風が来る。そうすると案の定夕方になって、雨が雪となり、小一時間も吹雪に遭う、といった迷惑な嵐に飼主も春を感じました。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 春の嵐

  • 一日七度のお運び

    大概の猫はお気に入りのおもちゃがあると思います。クルシャ君は専用のおもちゃ箱を持っていて、中にいくつもおもちゃがあります。放っておくと、遊んで欲しいおもちゃを咥えてきて、遊びを要求します。毎回持ってくるおもちゃが違うこともありましたが、最近はずっとこれです。栗鼠だか山鼠だかを象ったふわふわに飼主が紐を結わえ付けた代物です。之をよく飼主が放り投げて、クルシャ君を走り回らせていたのです。あるいは、他のおもちゃを飼主が選んで遊ばせることもありますが、その直後には当のおもちゃを運んできます。遊んで貰ったおもちゃを好きになるようです。というわけで、クルシャ君は一日にこのおもちゃを七回くらい階上まで運んできます。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 一日七度のお運び

  • 『琅玕筠庭録 翡二十八』

    『琅玕筠庭録翡二十八』が出版されました。琅玕筠庭録翡二十八明鹿人丸うるたや 『琅玕筠庭録翡二十八』には、以下の脚本タイトルと付随する調査資料及びコラムが集録されております。シャルダンカリオストロフュースリーキリストの墓2コラムマレーヴィチ2コラムタイター提案用タイター提案用2タイター提案用3タイター提案用4ベル・ウィッチ結語これで、依頼されて創作した一連のシリーズ琅玕筠庭録の翡のみは終わりになります。瑞々しい竹の碧さを見ながら、諸事に勤しんだ菅家の集中と勤労は報われました。しかし、明鹿人丸は放逐された。その理由は未だに分かりません。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理されている明鹿人丸の世界からご確認下さ...『琅玕筠庭録翡二十八』

  • 体重が増える

    クルシャ君に何種類かフードを替えながら与えていると以前よりよく食べるようになりました。稀に、猫は野生状態で同じ物ばかり食べているから、好き嫌いはしないなどという説を聞きますが、確かに猫用フードしか食べないもののフードの選り好みはするようです。そして、体重が増えたクルシャ君は、高い場所が苦手になりました。もう本棚の上などに跳び上がるのを一年ほど見ていないのです。全体に華奢で小柄なのは変わらないのですが、丸くなりつつあります。ウルタールのうる:巻二十九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 体重が増える

  • 毎朝の再会

    寒い時期には暖かい場所を探して、飼主の近くで寝ていたクルシャ君ですが、春になるとどこか知りませんが、飼主の寝床があるフロアーの階下あたりで寝ているようです。飼主が起き出す気配があると、鳴きながら寄って来て挨拶。フードを要求しているわけではなくて、この朝の挨拶つまりつきまといと鳴き声は、飼主が彼を抱き上げて、おはようクルシャ君と言うまで止みません。リビング脇の居場所から、卓上の何かに釘付けになっているクルシャ君。何もかもこうして顔に出るから、分かりやすいですね。テーブルに上がってきました。彼が気になっていたのは、新たに出した古い酒瓶だったようです。随猫興説五下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 毎朝の再会

  • お世話される幸せ

    昨年辺りから、クルシャ君はドライフード(下部尿路障害配慮)が餌台に盛ってあるにも拘わらず、パウチや猫ガムやちゅーるを頻繁に欲しがるようになりました。それらのおやつを与えても、食べ残すことさえあるのに、欲しがります。そして、盛んな要求に応えて与えますともらったー、もらったーなどと喜んで、走り回ったり、おわおわ鳴いて喜びます。なんやー、クルの気持ちが分かるんかーなどと、文句を言ってますが飼主は掌を指すように分かります。美味しい食べ物が欲しい、のではなくて構ってもらえた、要求が満たされた、そのことが嬉しいんですよね。ん、まあ、そんなこともありませんが要するに、お世話されることで愛情を確認してるんですよね。そ、そんなことありませんから。じゃあ、家人が寝静まっている夜中の三時に、フードがあるにも拘わらず、寂しくなっ...お世話される幸せ

  • 幽玄ナイトランプ

    突然ですが大容量トスカナワインの瓶の処分について悩んだことはおありでしょうか?ゴミとして出すよりも、使い途があるとしたら。飼主は、このワインボトルに似合うような、光源を乗せてナイトランプにしました。窓辺に置いて、昼間は太陽光で蓄電して、暗くなるとこのように幽玄な感じで灯るのであります。それ、意味がありますか?部屋の照明を落としたときにだけ光るんですよ。庭用の明暗センサー付き照明を乗せたのです。象が光る蓮の花を鼻でもって掲げてるナイトランプって面白いから、いいじゃないか。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 幽玄ナイトランプ

  • 居場所で丸くなる

    リビングの飼主側右隣に、クルシャ君は居場所を与えられました。ここなら飼主の邪魔をするも、側にいて寛ぐのも、あるいは撫でて貰いたいときに要求するのも気楽です。そのまま、丸くなっても良いのです。でも彼がこの居場所を使うのは、飼主がリビングに居る時だけです。いまのところ。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 居場所で丸くなる

  • クルシャ君の席

    リビングに飼主が居りますと、クルシャ君も寄って来ます。なんなら、猫の手でも貸そうかというくらい。なんでも飼主の手元を見たがって、尻尾で薙ぎ払うという悪癖を緩和してもらいたいので、飼主の席の横にクルシャ君の居場所を設置致しました。この居場所に落ち着いてもらえれば、猫の手を貸されてしまうという災難を転じることができるのです。クルシャ君もしばらくベッドを移動されて神妙に見ておりましたがやがて落ち着いてくれました。飼い主の意図を「理解しました」という顔、してますね。暮日(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや クルシャ君の席

  • 春の掃苔

    みなさん掃苔してますか。墓参ではなくて、掃苔です。『近世畸人伝』なんかに出てくる異能の天才たちの墓所というのが京都市にはいくつもあるのです。暖かくなって、外歩きも楽しい季節となりました。ただ歩くというのもつまらないので、いくらでも目標設定が出来てしまう京都市で、飼主は掃苔することにしました。この春だけでも。そんなことされたら寂しいじゃないですか。主目的は歩くことなのです。すると偶然そのあたりに上田秋成の墓があったりするので掃苔して帰るわけです。そんなに長く開けませんよ。クルシャ君、木菟みたいな顔して警戒してますが、あまり嫌なら君と一緒に過ごしますよ。ウルタールのうる:巻二十八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 春の掃苔

  • 遊ぼう

    クルシャ君もそうですが、猫の健康のためには適度に遊んだり転がしたり、跳ばしたりすべきです。おもちゃを使うことをジャクソン・ギャラクシーが推奨しています。尤もだと飼い主も思います。クルシャ君は転がされて、嬉しそうにしています。素手で遊ばせると、獲物に見立てて噛み付いてくるので玩具で遊ばせるのが良い、というわけです。ところが御覧の通り、クルシャ君はboykisserなので飼主との接触を求めます。ここは、痛くても捨身飼虎の心を以て、敢えて追いかけたり転ばせたり、噛まれたりするのです。こんなに嬉しそうにしているのだから、多分悪いことではありませんよね。遊びや接触の欲求が満たされると、悟ったような顔つきで窓辺に佇むクルシャ君です。ウルタールのうる:4巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 遊ぼう

  • 『琅玕筠庭録 翡二十七』

    『琅玕筠庭録翡二十七』が出版されました。琅玕筠庭録翡二十七明鹿人丸うるたや 『琅玕筠庭録翡二十七』には、以下の脚本タイトルと付随する調査資料及びコラムが集録されております。キヨッソーネカンディンスキー天叢雲剣ボナール速水御舟『琅玕筠庭録翡』のシリーズは次回二十八巻で終わりとなります。集英社の青年誌に連載されていたアート漫画のネームレベルでの作品であって、著作権的には作者を冠すべき作品群です。この頃には常にウルタ君が傍に居て、飼主の姿を見守っていてくれました。彼がいつも優しくしてくれるので、飼主も次第に穏やかで優しくなって行けたように想い出されます。現実が過酷であっても。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理...『琅玕筠庭録翡二十七』

  • ヘーゲル的自己防衛

    ヘーゲルの歴史哲学に於ける教訓的言い回しのひとつとして、歴史に於いて学び得ることは人類が歴史から学ぶ習性を持たないということである、という皮肉がございます。してみると、同様にヘーゲル的な観点から犯罪や災害について論ずるならば、犯罪被害を極力避けるには、犯罪に巻き込まれないことに徹するのが最も重要であり、同様に災害被害を極力減ずる事に同様の論理を用いるならば災害に遭わないことが最も災害被害を減ずるとことになる、という単なるトートロジーになってしまうのであります。いやね、飼主がカード犯罪の被害者になってしまった為に、このブログにも影響が出てしまったので、実に面倒なことであるな、と。gooの有料会費をカード払いしてたんですか?そういうことです。カード止められてしまったので、新規会員登録からやり直したのであります...ヘーゲル的自己防衛

  • カード情報盗まれる

    クルシャ君、ある日の午前中にカード会社から電話がありましたよ。リボ払いの勧誘ですか?大体その類だろうと思って電話に出ましたら、二ヶ月前から飼主のカード情報が抜かれていて、利用していない代金請求を飼主が支払っていた、と報されました。自分で気付かなかったのですか?三ヶ月してカード会社が気付いて、連絡してきたわけですね。カード利用は即時停止。新規発行カードの到着まで三週間。犯罪によって飼主が被った損害については、いつか知らないが弁済されるであろう、ということでした。被害者なのに、デメリットしかないんですね。そうなんですよ。ネット上での取引に於いてカード決済は便利ですが、どこで情報が抜かれるか分かりませんね。カード会社からは逆に「何処で抜かれたか覚は無いか?」と尋ねられましたよ。覚はあるのですか?それが、あるんで...カード情報盗まれる

  • 春のおしり問題

    おしり問題、それはすべての猫に起こり得ることです。おしり問題とは常におしりを鍛えて綺麗に保っているクルシャ君をも稀に悩ませてしまうアクシデントです。簡単に言うと、それは、し損ないがおしり周りに張り付いてしまうという状況のことです。重篤なおしり問題が発生しますと、猫は不快の原因となっている付着物をはいじょしたいが為に、特殊な「おしり問題排除行動」を行います。後ろ脚を上げて、前脚だけで床を移動しながら、おしりを床に擦り付けて移動する行動です。まあ、何故こんな話をしているかといいますと、ついさっきクルシャ君に重篤なおしり問題が発生したからなのです。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 春のおしり問題

  • 遅いひな祭り

    いつものことですが、オンタイムでは無い遅れ気味の話題を今回も致しますよ。雛祭りのお菓子熊だし蝶ネクタイしてるし、蛍光色に近い「源」の文字が目に痛いほど派手に組み合わされている特異なデザインの箱なのですが、目出度い感じはいたしますね。絵馬がお菓子の上に乗っていてよく解りませんがこのお菓子の正体はどら焼きなんだぜこちらは同種のカカオ味のどら焼きでございます。この種のデザインの玄人好みなんでしょうか。Noway.なんで英語。暮日(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 遅いひな祭り

  • クルシャ君のキス

    一日の間におもちゃを何度も運び、キスを何回もするクルシャ君ですがboykisserのようにチュピチュピはしません。擬音にするなら、すりすりグルグル、といった感じですね。顔を寄せてすりすりして、喉をぐるぐる鳴らします。頸の細さや体形はboykisserに似ていますが、まあ舐めない。中身が子猫同然なのは近いかも知れません。このあとすりすりグルグル、一度だけしました。ウルタールのうる:36巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや クルシャ君のキス

  • こっち来い寝

    寝室に置いてあるクルシャ君の冬用ベッド。ペットヒーターを敷いてあります。彼の気配が無い時に、偶然寝室に入った飼主は、クルシャ君の小さな鳴き声を聞きました。彼のベッドに目を向けると、片腕を伸ばして欠伸をして、そのまま伸ばした腕をベッドの端に掛け降ろしました。そうしてクルシャ君は部屋に入ってきた飼主に挨拶をすると、そのままの姿勢でまた眠ってしまいます。片腕を伸ばして欠伸をするのは、猫たちの親愛を示す挨拶。そして、その姿勢のまま片腕を降ろして寝ている様子を飼主は「こっち来い寝」と呼んでおりますよ。寝室の明かりを消してそっと去ります。クルシャ君はこの後、こっち来い寝をするでしょう。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや こっち来い寝

  • 『琅玕筠庭録 翡二十六』

    『琅玕筠庭録翡二十六』が出版されました。琅玕筠庭録翡二十六明鹿人丸うるたや 『琅玕筠庭録翡二十六』には、以下の脚本タイトルと付随する調査資料及びコラムが集録されております。ジョット林武モナリザ正倉院キスリングビアズリーまた、今回は『随猫興説五下惑星のシンボリズム』も同時に出版されています。随猫興説五下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 『随猫興説五下惑星のシンボリズム』には、以下の内容が含まれます。金星のシンボリズム前回分、水星のシンボリズム補稿金星と古代ローマ神学『随猫興説五下惑星のシンボリズム』では、古代史、占星術錬金術、民族学、天文学、神話及び地域の俗信や過去の事件に関する意味の網と連続性について語っております。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感...『琅玕筠庭録翡二十六』

  • 三月の宝船

    クルシャ君の顔が続いていますのでブログにも違う写真を載せるタイミングですよね。クルシャ君の長い睫毛と複雑な色をしている瞳を観察するのも良いのですが年に一度だけ特別な日に拝受できる宝船の写真を。「嘉賀美能加和」と書いてあります。五條天神から頂ける日本最古の「宝船図」です。五條天神が面している西洞院はかつて川だったのですが当時は「かがみのかわ」だったのかもしれませんよね。中央の印は何ですか?神代文字だそうです。読み方は分かるが、意味が分からないらしい。縁起が良さそうですね。先月に頂いてきた宝船ですが、ブログを御覧の皆様にも、どうか宝が届きますように。京都怪異迷歩(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 三月の宝船

  • 眠いときにこそ寄る

    昼間に休んでいるクルシャ君。斜めから見るクルシャ君の顔は寄って撮影する価値があります。普段はここまで寄ると、手を出してきたり、走り去ってしまうのですが穏やかな今こそ、この美形を鑑賞する機会。マズルは短いので、真横から撮影しますと、少し弱い。IsyourfigurelessthanGreek小顔なので、口も小さいのです。Isyourmouthalittleweak螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 眠いときにこそ寄る

  • おやすみ中

    いつものように窓辺から外の気配を確認しているクルシャ君。いつもの見回りを終えたクルシャ君は、しばらく気配が無くなるのですが、何をしているか探しに行くとベッドの上で休んでいます。休んでいるところに寄ってこられたので、眠そうです。それでも直ぐに目に光が戻ってきました。遊べるものなら、遊ぶのも吝かでは無いといった様子。しかし、飼主はクルシャ君に休んでいてもらいたいので写真だけ撮影して、この場を離れるつもりなのです。随猫興説五上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや おやすみ中

  • ちょっとした守り

    クルシャ君、飼主はいくらか頑張りましたけれども医師から進められたられたので、ちょっとした守りを使うことになりましたよ。クルシャ君も加齢で弱くなっていくかもしれないのに、飼主も君を守る力が日々弱くなっていって申し訳ない。この辺りも日々変わっていく。何時までもは居られないかもしれませんね。だ、飼い主が使う守りは、普通の物とちょっとだけ違うのです。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや ちょっとした守り

  • クルシャ君の避寒所

    ダイニングのカフェテーブル。この椅子の上がクルシャ君の冬場の一時的な避寒所になります。一時的な、と申しますのは、この場所の真上にエアコンがありまして暖風の吹き出し口から近いのです。故に、エアコンを運転している間は、ふわふわしながら、毛の間に暖かい空気を取り込めるというわけなのです。冬毛を増やすと、もっと暖かくなりますよ、クルシャ君。最近は食欲が増してきたので、毛では無くて脂肪の蓄積で寒さを乗り切ろうとしているのかもしれません。ウルタールのうる:1巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや クルシャ君の避寒所

  • カレーライスを食べましょう

    京都市内で一番美味しいと飼い主が思っている店に招待されましたので、当然のようにカレーを頂いて参りました。アミューズはカレーに付かないのですが、サービス。そして、エスカルゴも付かないのですが。ソースまで綺麗に頂きました。既にこの時点でお腹いっぱい。深い味のする、欧風カレーなのです。デザートも付かないのですが、サービスして頂きました。美味しゅうございました。とんでもない歓待でしたね。まあ、偶にはこういうことがあるのです。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや カレーライスを食べましょう

  • 花の春

    季節の話題なら大いにすると、前回書きました。今頃ですと、山も町も春の花が咲き始めている具合でしょうか。目が大きすぎる猫の目にも花凡そこれくらいの時期になりますと、色の花より香りの花。夜になって植物らが語りはじめるので春の花を知るといった思いの夜を過ごすことになりますよ。思いの夜は過ごしても、花を探しに行くことは無いのです。クルシャ君は花より弱いのです。おや、何か不満があるようですね。そうです。なかなか出掛けることが出来ない状況をクルシャ君の所為にしてましたね。これは謝った。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 花の春

  • 『琅玕筠庭録 翡二十五』

    『琅玕筠庭録翡二十五』が出版されました。琅玕筠庭録翡二十五明鹿人丸うるたや 『琅玕筠庭録翡二十五』には、以下の脚本タイトルと付随する調査資料及びコラムが集録されております。コロー源内焼カラヴァッジョトンパ文字古代技術「源内焼」を作った平賀源内は、各地で殖産興業の為に鉱山調査を行ったり、新たな技術開発による生産品の開発を行っていました。有名なのは「火浣布」という石綿の開発事業でしたが鉱物であり、とても布として開発可能な技術もノウハウもありませんでしが、清国の軍人が平賀源内の「火浣布」の噂を聞いて、彼に発注してきました。その際、「試作品のような一寸四方程度の物では要らないぞ」と釘を刺されてしまいます。古代技術に於いては、所謂オーパーツと称される物を扱っております。よく、「滑車もクレーンも無かった古王朝エジプト...『琅玕筠庭録翡二十五』

  • 季節の話題

    当ブログでは時事の話題を扱いません。稀に、仄めかすことなどがあるくらいです。先月、JPモルガンのジェイミー・ダイモンが「アメリカ経済は崖に向かって時速100マイルで走っている自動車だ」と言ってましたが、米経済は崩壊してますか?崩壊しているならば、今頃のタイミングでは無かろうかと思うのですが、一応記録しておきますね。そして本当に明白な危険がある場合には、警告しておりますよ。それ以外は、主に季節の話題となりましょうか。飼主、あんな凄いことがあったのに知らないんですか?クルシャ君が滅多にしないような、切迫した顔つきをしております。いやあ、知りませんな。一月前にこれを書いていますから。それ故に、時事の話題もしないのです。つまり、話題に出来ない。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 季節の話題

  • 目を伏せる

    飼主に侍っているクルシャ君。近くに寄ってきてくれたからといって、カメラを向けますと、彼は必ず目を伏せてしまいます。猫は、自分が撮影されていることを理解しているのでしょうか。どうも恥ずかしがっているように、主観的には見えます。目を伏せたかと思えば、横を向いたりいたします。そのうち、カメラも気にならなくなって、他の事に気が向いていきます。そして、長い睫毛が見えるほど、綺麗な横顔を見せてくれるわけですが、カメラを向けますと、まず最初に目を伏せてしまいます。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 目を伏せる

  • 拝む

    クルシャ君を拝み上げるような角度から撮影致しました。細い前肢も力強く見えます。御覧になる皆様の幸いが増し、難を避けられますように。あの弱かったクルシャ君も、拝めるほどに力強くなりました。鋭い目つきも頼もしげに見えてきます。ところで、飼主のIMに、知らぬ間にAIが乗せられているようです。これが少し邪魔です。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 拝む

  • ふわふわ

    ある寒い日の晴れた日、クルシャ君はリビングで陽に当たってふわふわしていました。毛の中に陽光を含ませて、身体の中まで温まります。お風呂にでも入っているかんじでしょうか。眩しいので、背中を中心に陽を受けております。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ふわふわ

  • お見送り

    お出迎えする猫はよく居ります。外から家人が携えてきた情報、匂いや持ち込まれた物たち家人の見かけの変化などを確認したいから、寄ってくるらしいのですが、見送りする猫はどうかといいますとただただお出かけを惜しむわけです。見送るクルシャ君には、飼主が必ず戻ってくる時間と、戻る様子などを伝えます。不安そうにしていますね。しっかりと戻ることをこの時に伝えるだけでも彼は心やすくなるのです。それから、クルシャ君、飼主は事故に遭わないようにしますよ。ここでくるんと首を回しました。喜んでいるようです。気持ちが高揚すると、首を回すのはクルシャ君の癖なのであります。付け加えるならば彼はBoykisserでもあります。Boykisser(song)まだ回してますね。安心して、留守番していて下さいね。螢火白楊(うるたやBOOKS)東...お見送り

  • 平均台運動

    ソファーの背の上で行われるクルシャ君の平均台運動を御覧頂きます。蹲って、上目遣い。なかなかバランスが取れています。目を伏せて、やや耳を傾げる運動。運動?伸び上がって、背伸びをしながら欠伸を催すかのような姿勢。そして、背伸びから、その場を動かない着地です。点は付きません。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 平均台運動

  • 耳中心

    目より高い位置に耳がある猫。こんなに魅力的な目をしていますが、猫のセンシングの割合はヒトの耳からのそれよりも多いのではなかろうかと。しかも、両耳を片方別に動かすことも出来ます。伏せることも、立てることも、背後の音を聴くことも出来てしまいます。耳だけこうして見ていても、ヒトより優れたものではなかろうかと思いますね。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 耳中心

  • 『琅玕筠庭録 翡二十四』

    『琅玕筠庭録翡二十四』が出版されました。琅玕筠庭録翡二十四明鹿人丸うるたや また今回は『随猫興説五上』も同時に出版されております。随猫興説五上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 今回のうるたや出版は上記二冊となります。『琅玕筠庭録翡二十四』には、以下の脚本タイトルと付随する調査資料及びコラムが集録されております。ラファエロ和製銃バイオリーチング正宗ムラージュ集録タイトル中、「ラファエロ」の脚本部分は失われています。『随猫興説五上』に於いては「星のシンボリズム」一部とそれに続く「惑星のシンボリズム」続いて「水星のシンボリズム」の話題を扱っております。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理されている明鹿人丸...『琅玕筠庭録翡二十四』

  • 蹲る

    うずくまる、茶器の名前に蹲るという言葉が使われていますよね。クルシャ君は窓辺の居所に挨拶をしています。これから去るので、名残をそれなりに惜しんでいるわけです。挨拶も済んだし、去って行きます。去った先はリビング。ソファーの背の上で蹲っておりました。随猫興説五上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 蹲る

  • 鳥に脅される

    窓からいつもの眺めを観ているクルシャ君。稀に、外の鳥が窓際の猫に気付いて挑発しにくることがございます。目の前二メートルくらいの場所で、鳥を観てしまったクルシャ君。釘付けです。意識を全部鳥に持って行かれてしまいました。目も飛んでいます。これから、鳥が飛んでいった先の南側の窓へと移動するところです。完全に鳥の方が賢いのでした。誘導されたクルシャ君は、また鳥に遊ばれてしまうのでしょうか。でしょうか、というか、間違いなくからかわれて仕舞うことになりますね。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 鳥に脅される

  • 支配者

    猫も、ひょっとすると年齢や経験による指導権限の支配力の移行を意識したり主人として行使するようになるのかもしれません。現に飼主なんかより、実際に長上となったクルシャ君はすっかり飼主より偉そうになさっておられますよ。美しいふわふわの被毛を見せながらも、飼主に対するクルシャ君の管理圧力が現に増したように思われるのです。甘えてお願いする、というより命令して指示するような態度になってきているような気が致しますよ。意志力が強くなるのは良いことです。さらにクルシャ君の行動を観察して、意志力の頂点を極めた時、そして、その後にどうなっていくのかを観察していきたいと思っております。暮日(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 支配者

  • みまわり

    クルシャ君のこの時期の屋内移動は日の移りに従っていて、それなりに正確なのです。向日葵の花が太陽を追跡するように。夏のひまわり冬のみまわり午前と午後は窓辺にやって参ります。クルシャ君が決めたみまわりなので、誰も止められないし彼は彼の決めた事を貫くのです。向日葵の首振りを批判する者が居ないのと同じですね。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや みまわり

  • 嬉しいときも気をつけよう

    遊んでいる最中、追いかけて欲しいときクルシャ君は尻尾を立てて、飼主の方を振り返りながら、誘うように首をくるんと回してから、走り去っていくのですがこのとき、回した首が前に向くより早く足が先へ進んでいるので、進行方向の障害物によく小さな頭をぶつけております。それでも遊びたい気分が勝るならば、走り待っていられるのですけれども頭をぶつけて悄気てしまうこともあります。こちらは頭をぶつけてしまって、意気阻喪したクルシャ君がぼんやりしているところです。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 嬉しいときも気をつけよう

  • 遊びの準備

    とても硬い素材で編まれた猫ベッドは、こうしてクルシャ君が何年も爪を立ててみても損じることがありません。こうして爪をベッドの端に掛けて気分を上げているクルシャ君。これから遊び回る準備をしているのです。遊びは、大凡走り回ったり、飼主に飛びかかったり、おもちゃを見つけて転がして回ったり、普通の遊びですけれども、飼主を獲物に見立てて狩りに来ることもございます。その場合、足首を狙って噛みついて来るので、こちらも対処法をいくつか用意しておりますよ。クルシャ君が喜ぶのは、反撃ですね。逆に追いかけてみる。すると、おしりをあげて、誘ってきます。ウルタールのうる総集編:2(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 遊びの準備

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