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クルシャの天地 https://blog.goo.ne.jp/uxuyat-ulta

人が大好き。シルバーでヘブンリーな丸顔猫。 名にし負うは救世主の友達。

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2006/09/15

  • 『琅玕筠庭録 翡四』

    『琅玕筠庭録翡四』が出版されました。資料集もテキストの後に付いているので、楽しめる作となっております。琅玕筠庭録翡四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 雑誌に於いて実現されたテキストは、当然ながら明鹿の提出した作品と違います。むしろ、私の目から見ますと、遊ばれ、クオリティを下げられているようです。私は読者に最高の作品を提供する心算で毎回作っていたわけですが会社の事情があるのか、組織の体裁があるのか、とにかく毎回意図的な改変が加えられています。読者に対する何らかの意図が現れた結果だと思って良いかと考えています。打ち合わせの際に、原稿と変わっていますが、良いですかと何度も尋ねられましたが、その度に私は、掲載された作品こそが最終的な完成品であり、最高の作品だと信じていますから、何も不満はございません、と答え...『琅玕筠庭録翡四』

  • ハート型2

    前回のハート型のクルシャ君の寝相が気に入ったので、続きが御座います。猫のハート。ボナールの猫は、背伸びして、足の長さが四倍くらいになってますが、あれも可愛い。あんな風になる猫は居ませんよ。それはみんな知ってます。でもクルシャ君はハート型になれる。そうですね。足先が小さいから出来る寝相かも知れませんね。リンクスやユキヒョウ(殊に足が大きい)では無理でありましょう。Stardust-NatKingCole本日の名曲最後に、きれいなハート型のポーズをしてもらってから、視線を頂きました。琅玕筠庭録翡二(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ハート型2

  • ハート型

    クルシャ君が子猫の時からよくとる姿勢。というより、寝方ですね。寝相と言いますか。それがのこのハート型。尻尾も足先も、全ての先端を胸先に集めて、自らは上から見たところ、ハート型になる。こちらは、さしずめ、顔起こしのハート型崩れ、でありますよ。Antonio'sSong(TheRainbow)本日の名曲先端が集まっている部分だけ、寄って撮影してみましたよ。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ハート型

  • 左手を見られているぞ

    まだ寒さの残る春の陽を集めた場所でクルシャ君が寛いでいます。ガラスの向こうから飼主が見ているので、彼も面白そうにしています。しかし、飼主が見ているのは、君のその小さな左手ですよ。ネコ科の生き物たちがたまに、仲間や子供たちを庇う時にこの手先を相手の背中に優しく掛けることがあります。SeptemberSong(1999/DigitalRemaster)本日の名曲クルシャ君の場合、楽な姿勢をとっていて、左手がはみ出しているだけのようですが。この手の掛け方を飼主は気に入っているのです。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 左手を見られているぞ

  • 南西角のキャットタワー

    春先ならば、陽光を感じられる最高の場所そこに午後のクルシャ君の居場所があります。真夏の午後ならば最悪なので、寄り付きもしません。彼の居る部屋そのものがサンルームのようになっています。写真でお分かりかと存じますが、飼主は彼をガラスの外から撮影しています。隣の部屋のベランダからでたところですね。そこに現れたのか、とでもいうように、半身を引いているクルシャ君です。飼主はあまりいろんな場所に出ませんからね。讃美歌467番思えばむかし本日の名曲穏やかに陽を愉しむに若くは無し、と思い定めたようであります。京都怪異迷歩3(うるたやBOOKS)東寺真生うるたやエッセイ漫画の3巻目が出版されました。あくまでも主観による語りで創作されたエッセイなので、すべて作者視点のゆるいお話として流して下さい。 南西角のキャットタワー

  • 背もたれでお話

    前回の続きです。遊んで欲しいクルシャ君の強引な接近。近いので、良い写真が撮れました。これだけ強引に要求をしている最中でも、顔を寄せてすりすりしますと、ぐるぐると喉を鳴らしてくれます。そして、話しかけたり、すりすりを繰り返していますと次第に優しげな顔つきになっていきます。この後、おもちゃで遊ぶことにはなりますけれども。PeggyLee-TheParty'sOver本日の名曲翌日、陽を独り占めできる場所に居たクルシャ君は、満足そうにしていました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 背もたれでお話

  • おさそい

    昼間や、休んでいる間はこのような姿で思うように過ごしているクルシャ君。彼は、用事があると自分のタイミングで飼主にアプローチします。猫だから。飼い主の使っている椅子の背に飛び上がって、飼主の後頭部をかき回したり、抜けよとばかりにそのあたり髪の毛をグルーミングしてくれます。Savethelastdanceforme-TheDrifters本日の名曲。他の猫たちを見る限り、グルーミングは優しくて細やかなものかと思ってましたが、クルシャ君の毛繕いは自分に優しく他者に熱心かつ剛強に断じて行う、そういうものらしいのです。横目で見ているその表情が、なんだか強い。遊びへのおさそい、というより強要なのですが、随うことにしております。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや おさそい

  • 花の季節に花睡り

    クルシャ君、窓を開けていますと春の花の香りが流れ込んでくるようになりました。クルシャ君は花以外の気配を感じているようですが日々変わっていく花の香りは、窓からだけでも感じられるから、この風が齎してくれる感覚を飼主は愉しんでいますよ。耳を立ててていますから、余程集中している何かがあるらしいのですが、飼主には分かりません。いずれ、生き物の出す気配だとは思います。彼のセンシングもなかなか鋭いもので、家人が戻る10分前にはもうお出迎えを先取りしてわくわくしたり飼主に報せに来たり、客がお出でになる時刻の前に察知していたりするようです。BridgeOverTroubledWater本日の名曲。センシングをオフにしているときは、こんなのですが。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論七(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 花の季節に花睡り

  • 『琅玕筠庭録 翡三』

    『琅玕筠庭録翡三』が出版されました。一本のシナリオ作成期間は凡そ五日ほど。最短で、半日です。琅玕筠庭録翡三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや その間に必要な資料を自分で購入して、付箋だらけにして全て読み込み、構成と細部まで創り上げるわけですが読み込む資料は平均五冊程度。喫茶店に三冊持ち込んで、半日掛けて只管読み込むという日々でありました。完成しますと、データを送ってから資料本を会社に届けるわけですが、いつも深夜三時過ぎくらいだったと思います。そうしますと、夜中に自転車(住まいから近い)で千代田区辺りを走っている、というだけで三回に一度くらいは、巡察の警官に誰何される。これが本当に嫌で、閉口していたというお話。徒歩であっても、誰何されていたのかも知れませんが。悪いことしてない、むしろ頑張って清々しく戻る...『琅玕筠庭録翡三』

  • 前肢

    猫の前肢。手首から先。PAWの表ですね。こぢんまりと揃えて上品にするのがクルシャ君。ビッグキャットが獲物を襲撃するときには、大きく開いて殴るように叩き付けているあのPAWですが、クルシャ君がそんなことをする状況を見たことがありませんよ。TheLastWaltz❤️EngelbertHumperdinck🎤Flashback本日の名曲。どうです?昔のラジオみたいでしょう。いや、そんなことをする必要は生涯ないのですよ。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 前肢

  • 春の陽と猫

    柔らかく暖めてくれる春の陽が集まる最高の場所にクルシャ君のベッドがあります。小さな彼にとっても、狭いキャットタワーですが、ここで毛を陽に曝しながら長い間毛繕いするクルシャ君です。穏やかで幸せそうにしてくれていると、天下の騒ぎにもかかわらず飼主も穏やかになって参ります。AufWiedersehnundDankeschön今日の名曲夜中は、遊びに誘おうとして、監視にやってくるのですが。ウルタールのうる:巻二十九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 春の陽と猫

  • 三重の酒

    クルシャ君、飼主も所用というものがありましてついでにどこかに寄ったりしてます。あまり見ない三重の銘酒。ラベルの印象通りに、美味でした。最近、日本酒のことも細かく表現していくことがありませんが濃醇系で純米、できれば生ならば飼主は大体満足しておりますよ。京都市内では珍しいのが、赤味噌系のおでん。随分前に、おでんばかり食べ歩いているライターがおでんは赤味噌にしてしまうのが常道、と話していました。最初は出汁であっさり炊いて、後から赤味噌にして愉しむのが良いと。飼主も同意します。TheD-DayDarlings-We'llMeetAgain(OfficialVideo)今日の名曲であります。日本酒に良く合うからでしょう。日本酒に凝り出す前から、赤味噌が好きでした。『京都怪異迷歩2』が出版されました。クルシャ君があど...三重の酒

  • あまりにも昔のまま

    クルシャ君も飼主もあらゆるものが日々変化していくわけですがクルシャ君はよく毛繕いしていますけれども、この冬はお風呂を避けてきたので、毛乱れが分かりやすくなっている、というのも変化のひとつかと思いますよ。そして偶然土産で頂きました、この、くるみ黒糖。数十年前と何も変わっていない。あまりに懐かしく感動したので、写真にしました。袋を開けてしまいますと、直ぐに無くなりますからね。ウィーン少年合唱団ドイツ民謡ムシデンViennaBoy'sChairGermanFolk-songMubIDenn趣向を変えまして、毎回名曲でも貼っていこうかと。欠かさない恵方巻の美味しさも、変わらないものでした。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや あまりにも昔のまま

  • 側に寄ると鳴く

    あらゆる猫に個性がありまた、あらゆる猫の鳴き方やその調子も違います。大方、鳴き方で何かを伝えようとしているのは分かりますし伝えたいことも分かります。飼主は、女の子(猫)が安全な位置に居て、「こんにちは」程度の挨拶をしてくれるときの鳴き方が好きです。呼び止める、という程でも無い。「ごきげんよう」くらいの細くて優しい感じの鳴き方です。クルシャ君の場合も、彼の居所を知らずに飼主の用があって近くを通ったりすると、「ここにいますよ」くらいの弱い鳴き方をします。キャットタワーからはみ出しながらでも、挨拶はしてくれるのです。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 側に寄ると鳴く

  • 別のランチ

    以前は良くこのブログでも食事の写真を載せていたのです。しかし、記録すべき食事もしていないので、料理の写真が出て参りません。すっかり穏やかな顔になったクルシャ君。その代わり、もう来月の話をしている事になるのだが、つまり現時点2月後半なわけですが、別のランチの話がしたい。それは、ランチじゃないでしょう。そうなんだ。クレジットクランチの可能性を21世紀の変数が吸収できるのかどうかの瀬戸際なんですよという話。クランチとランチは達磨と火だるまくらい違います。ミンスキーモーメントという流動性爆弾の起爆によって市場が爆散霧消するという話題。20世紀に何度かあった。経験者諸氏は、現物資産を持ちましょうと仰るのですがその話を微笑みながら聞いている、更に偉大な経験者がおられました。現物でさえ価値が無い。そうです。あらゆる現物...別のランチ

  • 緊迫感のある要求

    御用の際、クルシャ君は飼主の隣にやってきてひと声細く鳴くだけなわけですが、余程差し迫ったときになりますと、机に飛び乗ってきます。目が飛んでますね。もう真っ直ぐ見ていられない。緊張しながら見つめています。どうも遊んで欲しいようです。血を見るような殺気を出しながら要求することでは無いと思いますよ、飼主は。ゆるゆるいきましょう。ゆるゆる。ひととおり遊び終わりました。まだ遊びたい気分のクルシャ君。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 緊迫感のある要求

  • 臘梅

    雪見中のクルシャ君。雪を背景にして、素敵なクルシャ君の横顔を写真に出来ました。同じ時、親切に丹精を込めて咲かせて下さった臘梅を表に出して見せて下さる家もありました。臘梅も春の先駆け、冬の底みたいなものですな。一陽来復。エナンティオドローミアとギリシア語で言いますが。どうでもいいか。どうでもいいエッセイ漫画が初めてうるたやから出版されました。京都怪異迷歩(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 向かって左に居る小さい生き物、ご確認ください。クルシャ君だそうです。臘梅

  • 『琅玕筠庭録 翡二』

    『琅玕筠庭録翡二』が出版されました。投げられた仕事をこなすつもりは最初から無くて、御題を頂いて自分の著作物を積み重ねる場所を与えられたのだと思いながら、手を抜かず、掛けられる時間と集中力を注ぎ込んだ作品群となります。琅玕筠庭録翡二(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 他の方がどのような水準で、どのような調査と熟考過程を経て脚本を作っているのかについては、全く興味がありませんでした。また今も無いのでありますが、自分のようではなかろう、と。ふと見た他の作家の原稿によって、構造から方法論から丸ごと違うのを痛感した覚が御座います。私からドラマトゥルギーの簡便な要を抜こうとする者もありました。私は求めに応じて丁寧に説明をしました。そして、全て誤解されております。理論書でも書くより、現物を見た方が早いでしょうという...『琅玕筠庭録翡二』

  • 夢を覗く猫

    クルシャ君、数年来憶えが無かったけれどもつまり、起きてしまったら忘れているのだけれど最近また飼主は夢を見るようになりましたよ。知ってましたよ。レメディオス・バロの猫みたいに飼い主の夢に溶け込んでくるから、分かるのでしょうか?実際、クルシャ君は飼主の心を読みますから夢も分かるのかもしれませんね。中身は別にして、夢は良くありませんよ。今の飼主にとっては。いろいろと回収しているのですよ。播いてきたくさぐさのことどもを。分かるね。最後の過程です。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論六(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 夢を覗く猫

  • 寒いのにふかふか

    ふかふかのものを見ると、飛び込んだり掘ったり、ふみふみする猫なわけですが雪道を歩く猫が雪に飛び込んで遊ぶこともあるかもしれない。飼主は濡れた足を寒そうにして、宙に上げながら降っている猫しか見たことありませんが。あるいは、もう気にしなくなって座り込んでいるか。一度、子猫たちが新雪に飛び込んで、掘って遊んでいる様子を見たこともあるような気がします。ふわふわだから飛び込んでみようか、クルシャ君。それどころではなく、窓外の一変に只管感嘆しているだけのクルシャ君の横顔です。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 寒いのにふかふか

  • ぬくぬくしていないで、外も見よう

    先月初頭辺り。殊に寒い日が続きました。クルシャ君もエアコンの温風を独占して、暖かい場所から離れようとしませんが、クルシャ君、外は雪だよ。気になるでしょう。一度ぬくぬくから離れて、外を見ませんか?わーう。真っ白ですよ。次回も雪見を楽しんでいるクルシャ君の様子など。琅玕筠庭録翡一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ぬくぬくしていないで、外も見よう

  • 温風でふわふわする

    ダイニングのカフェテーブルの椅子を占拠しているクルシャ君。エアコンを運転すると、丁度椅子辺りに温風が吹き出してきます。温風に当たるのが気持ちよいらしくて、ここを動かないのを良いことに、写真を撮っております。風で毛が靡く様子なども気持ちよさそうです。動画にはしておりませんが。エプロンの辺りに暖かい空気を入れて、膨らませると立派な姿に見えてしまいますね。はい言い方を間違えました。そう睨まないで下さい。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 温風でふわふわする

  • 頸の細さ

    よく話題にしております、クルシャ君の頸の細さ。冬毛となっても、まだ細いのが判ってしまいますね。要求も主張も強いけれども、弱い者には優しい。ライオンくらい優しい。自己イメージはホワイトライオンです。去年は虎だと聞きました。虎とライオンと、頸が太い方はどちらですか。ライオンかな。じゃライオンで。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 頸の細さ

  • 観たらすぐ寄れ

    日常的な距離感で撮影されたクルシャ君。大型猫種なのに、小さい。上を向いてくれると、良い顔になるので上を向くように誘導しますが、それでも小さい。故に、上を向くように誘導しながら、寄って撮影します。これでも、まだ寄り足りないようです。最早、置物的な扱い。下を向いているクルシャ君も素敵です。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 観たらすぐ寄れ

  • 『琅玕筠庭録 翡一』

    『琅玕筠庭録翡一』が出版されました。前回は『琅玕筠庭録翠一』でした。琅玕筠庭録翡一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや このシリーズは、翡翠に分けてあって、翡の巻と翠の巻とがございます。内容、構成、テーマが互いに異なるので二つにしております。分量的には翡の方が多くなるでしょう。英語のタイトルもKINGとFISHERに分けています。KOOKAとBURRAにしても良かったのですが、それだと色の翡翠に合わないし、そもそもKOOKAとBURRAとは何だ?ということになりますので、可愛さよりも金属のような硬質の美しさの連想を選びました。タイトルが分かりにくい、とさっそくうるたや内部から苦情が出ておりますが、今だけ身の回りだけで盛り上がろうとする為にこの事業を続けている訳ではないので、志と理念とを理解して頂きたいと...『琅玕筠庭録翡一』

  • 値上がりが続く

    地元の生活周りの話なんか滅多にしないのですが継続して生活用品を購入していると、10年前から随分と値段が上がったなと思ったりしますね。同じ物ばかり買っているからですよ。同じ物でないと価格比較できないではないか。京都市内の有名パン屋の有名パンは、倍ほどになったようです。あんパンの値段に、ねずみ男が驚くという場面が『ゲゲゲの鬼太郎』にあったような気がする。二月のFOMCでパウエル議長がディスインフレの徴候があると観測している、と言っていました。日本時間の朝四時過ぎくらいですが、猫だとオンタイムで観られる時間帯ですよね。アメリカのインフレに興味ありますか?インフレは通貨が安いという現象で、物品の価格上昇とちょっと違う。ところで、カルネは美味しいですか?当日中に食べるのが鉄則ですよ。すぐ堅くなる。地方の名物パンが全...値上がりが続く

  • 撮り易い時に撮り溜める

    前回に続きまして、布団の真ん中で午睡中のクルシャ君の写真です。撮りたいときに追い詰めたりするなど、彼の行動制限すると良い写真になりません。むしろ、写真にさえならない。こうして、午睡でもしていて呆としている顔つきを寄って撮るくらいが、撮影の良い機会となります。胸の毛越しの、睫毛が子猫の頃から変わらない美しさ。目を覚ましたのかも知れません。起きてしまうと、逃げ回って写真にならない。そうでもないですよ。クルシャ君らしい顔。こうして、撮らせてくれることもあります。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 撮り易い時に撮り溜める

  • 英語版『水のソーテール』

    英語版『水のソーテール』第一巻が出版されました。ElSoterdeaqua1.BAPTIZEDAPSARAS(EnglishEdition)TOJI,MASAMI 世界観とモチーフが日本の文化と異質なのでそもそも海外の言語にすべき、と指摘されていました。今回漸く、海外のAmazonで出版。数日間の審査が必要でした。また、オーサーセントラルに登録しようとしたら表記が漢字の名前ではないが、これは本当に君か?と問われています。こちらの問題もまた審査や手続きがありまして、しばらくするとオーサーセントラルに登録されることになるでしょう。既に日本語の段階で、ブラジルやモルドバやブルガリアで読まれていた作品ではあるのです。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。...英語版『水のソーテール』

  • 自分を抱き解す

    布団が気持ちよい季節。朝早く起きなければならない冬場は、辛かったりします。飼主が去った布団を存分に使いながら、自らの柔らかさを布団に委ねているクルシャ君です。猫の抱き解し、飼主もストレッチしてます。座る時間を短めにして、首肩腰を回すような事ですが。クルシャ君は寝起きの顔。自分を布団にして、暖まることが出来ます。してみれば、抱き解されて気持ちいい方は、むしろ布団の方ではないか、と。自分を抱き解す

  • 三月の難

    この記事を書いているのはまだ二月ですが春先には花粉系のアレルギー症状でお困りの方をよく見ます。クルシャ君は桜のアレルギーらしい。この深海魚のように大きな目が、春には小さくなります。くしゃみも連発するようになります。春先にクルシャ君がくしゃみを連発している動画をYouTubeにアップしていたと思います。飼主は寒風そのものがアレルゲン。そんなことあるんでしょうか。別の機序だと思いますが、寒風にあたりますと涙が止まりません。春先のクルシャ君の辛さが分かりますよ。辛いときには、助けあいましょう。クルシャ君にはいつも助けられていますから。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 三月の難

  • 今年の冬毛

    夜中に遊んでいて、おやと思いました。今年の冬毛は、盛りが少ないですね。元来が小柄で、小鳥のようなクルシャ君ですが、冬毛によってこの季節にはそれなりに豪華な姿に見えたものですが。ちょこんと伏せているから小さく見えるわけではなくて、冬毛の長さも量も、例年より少ないようです。あ、睨まれた。クルシャ君の最大毛量は例年4月くらいになりますのでもう少し待ってみたいと思います。琅玕筠庭録翠一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 今年の冬毛

  • おもちゃと幸せ

    真夜中に遊んでいるクルシャ君の表情です。背後に見える猫桶は、彼専用のベッドだったはずですが全く使わないので、おもちゃ入れになっています。数えたことはありませんが、十個余りあると思います。おもちゃも、使っていますと消耗するので買い足したりまた補修したり、あるいは改造したりなどして、クルシャ君が飽きないようにしております。それら玩具の中でも、手を付けようともしないものもあり、また頻繁に連れ回す玩具もあります。それでも、特定の玩具で楽しく遊んでやりますと彼のお気に入りになるようで、飼い主の近くに運んで持って来ます。これで遊んだのが楽しかったから、また遊んで下さいといった感じでしょうか。猫の幸せとおもちゃの関係はシンプルで、ほわんとさせられます。琅玕筠庭録翠一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや おもちゃと幸せ

  • 子獅子たちの悪戯

    少し離れて撮影すると、その小柄さが目立つクルシャ君。真夜中のプレイタイムできゃふきゃふになっている顔です。彼の子猫時代からの悪戯のおかげで、様々な物品が破壊されたのでした。悪戯は猫の甲斐性。小さくても心は獅子です。そこは虎じゃないんだ。ネコ科だから、心は似てるかもしれないが、猫とビッグキャットの一部は、耳が違うのです、耳が。まず、虎やライオンの耳先は丸い。そして、彼等の耳の裏側には白い点や黒い点がある。猫には無い。子獅子たちの悪戯を見てみましょう。まんまLiveのよう!パパ🦁おはよう💖と活発三姉妹💕/AsahiyamaZoofan動物園のライオン家族。子供達は悪戯しかしていない。チビちゃんとお話し⁈シマシマ🐯お隣トラさんから見た!🦁オリトファミリー/AsahiyamaZoofan隣に虎がいるようです。耳先...子獅子たちの悪戯

  • 『琅玕筠庭録 翠一』

    予告通りの猫の日出版『琅玕筠庭録翠一』が出版されました。琅玕筠庭録翠一(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 本書は、十年以上前に漫画用の原作脚本として成立したものでありますが、『ウルタールのうる』がそうであるように、状況と筋立てとキャラクターが明確にしてありますので、読み物でもあります。書をお取りにになって、序を御覧になればタイトルの意味や出版意図や経緯などもお分かりになると思います。琅玕(ろうかん)そのものが翡翠の事なので、このシリーズは翡の巻と翠に分けています。予定の構想があるので二つに分けました。本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理されている明鹿人丸の世界からご確認下さい。琅玕筠庭録翠一(うるたや...『琅玕筠庭録翠一』

  • 出掛けてすぐ戻る

    猫の日。寒そうにしているクルシャ君のために暖房をかけたまま、少し外出。本物によく似たものが置いてある店です。そして、すぐに戻りました。家を空ける時間と、戻る刻限をクルシャ君には必ず伝えてから外出しております。予定通りに戻りますと、このように喜んでくれます。やや早いと、迎えに来ない。遅いと、怒っています。彼の期待を充たすと、このように寒くてベッドに埋まっていても飛び出してきて、ご挨拶。猫の日にうるたやも蠢動はじめる予定。ウルタールのうる:1巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 出掛けてすぐ戻る

  • うるとくる

    かつて忘れ物を取りに去ったかのように、去ったウルタ君の写真の傍に、ペットヒーターを仕込んであるクルシャ君のベッドがあります。睡たげなクルシャ君の横でウルタ君が見守っています。クルシャ君はというと、相当寒さを感じているようで丸くなった上に、ベッドに潜り込んでいます。首も上げたくないくらい寒いようです。毛布でも掛けてやりたいくらい寒そうにしています。毛布は、掛けませんでした。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや うるとくる

  • 陽の方も見る

    前回に続きまして、陽に当たっているクルシャ君。窓の外で気配がしたようです。どうも。何か伝えたい感じでこちらを見ています。何が分かったのか、飼主にはちょっと分からない。自分の不幸も伝えられなかった餓鬼丸と違って、俊徳丸はまだ余裕がありました。どちらも救われますが。クルシャ君が伝えているのは、外のことらしいとは分かります。飼主は弱法師より弱いから、潰された上に笑われて終わる。自分を笑うことも無い。不語怪神ーアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 陽の方も見る

  • 日時計猫

    寝覚めの頃、クルシャ君は布団の上で一緒に寝てくれています。そして春の日射しを受けるリビングで、こうして背中を暖めています。自分の影が傾いていくのでも見ているのでしょう。猫の瞳の大きさで刻を計った昔は、日のある時間を分けていたから出来た事です。現在のt時間が時刻の基本になったのは最近のことですよ。といっても100年くらいのとですが。クルシャ君、やはり影を見ているようですね。日時計猫

  • 春の花でも待つ季節

    クルシャ君、また春の花が咲く季節ですよ。陽も暖かくなりますね。本読みとしては、本棚の本の背を焼いてしまう日光は有り難くない、そう言わずに陽を浴びた方が良いですよ。クルシャ君が言うなら、そうしようかな。休んでいても日の方を見ています。後頭部を陽に当てると、自分の影しか見えない。横目でも見る。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 春の花でも待つ季節

  • 妖しげになる

    影になった顔の、首の細さと冬毛の伸び方から、なんだか妖しげになっているクルシャ君。細くて毛が長いシニアというだけで、妙に雰囲気があります。実は何かを狙っているだけのようですが。光に当てて、下から撮影しますと、やはりそれなりに雰囲気はあります。賢老猫と呼ばれる日も近い。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 妖しげになる

  • 猫チェック

    猫と暮らしていると、必ずやられる猫チェック。彼の領域に入ってきた、新たな物品について、検閲を行います。クルシャ君の緑色の瞳に、ターコイズの箱の色が映っています。嗅いだら何か分かるんですかね。主に獲物か動物の匂いを検出しようとしているようです。何も無かった?それはそうです。瓶類が入っていたのです。ウルタールのうる:巻十三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 猫チェック

  • 雑に買い込む

    インフレマインドとは何か。素通りしていたような品物に対する態度の逆転です。とにかく、見つけたら手に入れる。イェニラキ買いました。ウゾとかペルノみたいなものですな。その他雑酒への愛。クルシャ君も戸惑っています。これがインフレマインド。時も同じですか。時というより、機ですよね。カイロス的な、逃すならば二度と得られない。雑酒なんかはいつでも買える。クルシャ君、飼主割と良いこと言いましたよ。心を強くしたような顔をして、思うことは別にありますよね。良いこと言いましたからね。ウルタールのうる:巻十五(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 雑に買い込む

  • ようやく冬毛

    長毛猫の末席にいるクルシャ君。随分寒くなってきて、暖かい場所に蹲っている様子を見ますと、彼もようやく冬毛になってきたようです。首回りですね。夏毛になりますと、この毛が短くなります。そして、体型さえ細長く見えてしまいます。顔つきも大人らしい、いい表情をしてくれます。中身は子猫同然です。しかし毎日のように学ぶ姿は、飼主も感心します。せめて、飼主も猫並みではいよう、と。学んだ分を身に付ける過程を、この生きている時間を共有しつつ観察しております。彼もまた同様に飼主を観察していることでしょう。明日のクルシャ君は、昨日より賢い。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ようやく冬毛

  • たまに使うタワー

    クルシャ君は、最も見晴らしが良い、二面ガラス張りの角に自分のタワーを持っています。しかし、このタワーはウォッチ用ではないのです。こうしてクルシャ君のタワーの使い方を見ますと、二面から射し込む陽光を背中に受けるために使っているようです。つまり、避寒用ベッドにしているようです。そして、稀に外も見ます。やがて眠たくなってきたので、このまま丸くなりそうです。でも、飼主には何か言いたげな雰囲気。飼主が去れば、寝てしまうでしょう。水のソーテール2:歌うメムノン(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや たまに使うタワー

  • 天気の異変を伝えたがる猫

    前回に続きまして、雪雲を珍しそうに見ているクルシャ君です。飼い主も思います。あの雪雲の中で何が起きているのか知りたい。それくらい宛然胎流しているのが見える。そしてこの表情。逆行で見えづらいのですけれども、クルシャ君が異変を飼主に伝えようとしている時の表情です。飼主は彼の全体の文脈と様相から、伝えたいことの内容を理解するわけです。この場合、「雪ですかね?」とでもいった感じ。そしてまた観察を続けます。更に小さな変化が見つかったならば、また振り向いて飼主に教えてくれます。賢い猫です。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 天気の異変を伝えたがる猫

  • 雪空を眺める

    クルシャ君、雪を孕んだ深い雲を見つめてます。シルバーの被毛なので、日中の光に紛れるばかりでなくユキヒョウのように、雪中迷彩の効果があるかもしれません。雪の中を跳びはねて回りたいですか?以前、ベランダに積もった雪を見せた事があります。無関心どころでは無い。嫌がってましたよね。でも、あの怪しげな雪雲の動きには興味があるようです。ウルタールのうる:巻三十(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 雪空を眺める

  • 先人の斜面遺構

    高い場所を占拠した、かのように見えるクルシャ君。飼主も、もう出ることは無いが、山を歩いてよく石積みなんかを見つけたことがあるのですけれども、山の集落遺構を探索している方の動画なんか、たまに拝見します。見下ろす位置を占有する猫が、君らの間では強いみたいですが。山地が多い日本国では、耕作地を拡げる為に、斜面に石を積んで平地を作っていたのです。飼主は、本当に山歩いてたんですか?秋から冬の間、飼主のズボンはオナモミ、イノコヅチ、センダングサの種みたいなのがいつも貼り付いてましたよ。人の手が入らない山は、とても優しくない。それでも開墾して農地を拡げた人たちがいた。YouTubeのこちらのチャンネルなどは、伊予の斜面地に丹精を捧げた先人の史跡と言うべき場所の紹介が為されていて、感動しますよ。ナレーションが立て板に水。...先人の斜面遺構

  • ペットヒーターに勝る陽光

    他者と決して争わず、総てを譲り、また何もかも飼主によってストレスレスな環境を配慮されているクルシャ君は、今年の冬の寒さを案じられて久しぶりに猫用ベッドにペットヒーターを設置されました。それでも、陽のあるうちはこうして陽の射す居間で遊んでいます。ヒーターのぬくもりに、陽が勝るようです。消毒も出来るし、ビタミンDの合成はできるしで、当然かもしれませんが。ものの本で、そう書いてある。なんでも陽に当てた毛を舐めるとビタミンDの摂取ができるとか。いや、知らんけど。小さな手で椅子の背を抱えて伸び上がるクルシャ君です。日本唯一の天使の街で、天使として生きています。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや ペットヒーターに勝る陽光

  • 冬毛を伸ばす

    最も寒い時期へ向けて、クルシャ君も冬毛を伸ばしています。首回りは充実し始めていますが、背中全体はまだ育毛中のようです。毛並みを観察していた飼主を見つけたクルシャ君。きらきらしています。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 冬毛を伸ばす

  • 初春の陽に紛れ込む

    真夏の強い陽の光には蹴倒されそうになりますけれども初春の朧気な弱い光には紛れ込めそうです。そして、明るい場所の陰影に紛れ込む天性のシルバーマッカレル迷彩を持っているクルシャ君は、飼主の前で光に紛れ込んでいきます。どうですか?何が?見えなくなりました?クリアに見えていますよ。ふふふ。そのうちあ、見えない。クルシャ君が見えないぞ。眼球に陽の影を透過させると、その表面に薄赤い影が出来ます。美しいものです。クルシャ君も弱い陽と戯れています。ウルタールのうる:巻二十八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 初春の陽に紛れ込む

  • icy storm

    昨年末のクリスマス前後、歴史的な爆弾低気圧というものが観測されました。丁度、この記事を書いている最中なんですけどね。この間、家を閉ざして暖房を使っても、屋内で0度(℃)以下だと訴えている人の中継動画を観ました。クルシャ君は、同様に寒かったこの極東に於いて、大体布団の中に潜って過ごしていたようです。ベルクマンの法則によって、小造りで細く、耳が大きいと寒冷地には適さないのです。そもそも猫の先祖は東アフリカの低緯度地域に居たのだから、仕方ない。寒いのが平気な猫もいますが。でも、陽は暖かいですよ。一陽来復。エナンティオドローミア、とヘラクレイトス先生が仰っている。この際、憶えておきなさい。あれ?違ったかな。極東寓話集(うるたやBOOKS)明鹿人丸 icystorm

  • みせつける

    冬場はクルシャ君の首回りが豊かになる、と前回お話ししました。飼主が彼の首回りを鑑賞しているとクルシャ君も自覚します。頸の急迫見とれていると、誇るように見せつけてきたり、このように距離を詰めてきます。見ていないで、さわりなさいということでしょうか。見られている、と自覚することそのものがクルシャ君のテンションを上げます。テンションが上がると、目線を上にしますが、特に何も見ていない。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや みせつける

  • 21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 下

    『21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下』が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 本巻を以て、『隠秘学』揃い全巻の出版を終えたことになります。元原稿は、全文をメール本文に貼り付けたものを最終稿にするようにと当時指示されていました。理由はよく解りません。いずれにしても、メール本文をコピーした文書を後に開きますとアスキー文字が混ざり込んでいて、そもそも文書を開けないなどということが頻発。それでも、あらゆる試行を繰り返して元原稿を開き、混ざり込んだアスキー文字等の削除、誤字のチェックなどを繰り返してなんとか確保できた原稿を書籍にすることが出来ました。もちろん、私独りの作業では到底昨年の一夏では為し得なかった作業でした。刊行完了の御報告と共に、改めてアムルタ...21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論下

  • クルシャ君の首回り

    猫の背中は友愛の徴。去年くらいからディスクレーマーの提示があらゆる場面で必要になってきました。おそらく、このブログも免責事項を掲示することになると思います。免責飼主は主に猫の話をします。そして猫以外の話題であっても、飼主は猫に話すように語っています。この「免責」も、猫じゃらしを片手に書いています。正直こそが徳であり、どんな局面からでも間違いは生まれます。正直への追究、誠実さの実践の結果の過誤について、飼主は責任を負いません。クルシャ君の免責案を採用。天はこのような飼主を許すでしょうか?さあね。滅ぼすかもしれないが、こんなことで一々滅ぼされるようでは敵いませんよ。仲良しに背中を見せるように、クルシャ君は飼主に、彼の細い頸を無防備に見せてくれます。冬は、首回りの毛が充実してくるので、見た目もよくなります。不語...クルシャ君の首回り

  • 本能を制する猫

    卯年。ウサギを見れば虎は襲う。大型猫に出会ったとき、必ず何度も注意されるのが、背中を見せるなということなわけですが、それも、背を見ると彼等は獲物だと認識して襲うように行動がセットされているからなわけです。ところが、ここに本能を制した猫が居ます。窓辺に張り付いて、鳥などを見つけると、猫は葛藤鳴きとでも呼べるような、特異な反応を示します。口を小さく開けて、連続的に、声を出しながら歯を見せて口の開け閉めを繰り返す。獲物が見えるのに手が出せない状態で、獲物に心が奪われている状態です。本能なんだからどんな猫にもあるんだろうと飼主は思いますが。しかし、クルシャ君の葛藤鳴きを、飼主は見たことが無いのです。上の写真は、小鳥の気配がする窓を気にしながら、目を逸らしているクルシャ君。なんだろうね。カント的な道徳律でも獲得した...本能を制する猫

  • 寅年が終わっても虎だ

    どんなときでも心は虎なクルシャ君。ふっ。いや、もはや猫のふりをした虎でしょうか。そんなクルシャ君にウスリースキー(なんだそれ)を買ったぞ。寅年が終わっても、虎のクルシャ君は続くのです。ところでこのリキュールは、ウォッカベースの薬酒らしい。飲み方も知らないのに手に入れてしまいました。もちろん、虎に持って行かれた感じです。それはちょっと。前足の揃え方が丁寧でな虎ちゃんです。君も飼主を見張っておかないと、虎が増えたりするぞ、と。ウルタールのう:37巻ウルタールのうる(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 寅年が終わっても虎だ

  • 興奮すると自分を蹴る猫

    遊びたい気分の時、見つめられただけでテンションが高まってしまう猫の気持ち。わかりますね?そんなとき、クルシャ君も目を丸くして、興奮したまま後ろ脚で自分の前脚を蹴ります。痛くないように蹴ることはできるらしい。飼主にも配慮してもらいたい。ぺろりそれとこれとは別、ですか。マズルを膨らませて、期待しています。もう、ウィスカー(ねこのひげ)なんかも、立ち気味。そして足下を確認する。やる気だ。ウルタールのうる:巻二十八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 興奮すると自分を蹴る猫

  • 猫鉾

    反り返ったり、儀式的に硬直している様を鯱鉾張る、などと申しますが猫の反り加減はしゃちほこのそれを上回るのです。蝦反っている蝦の頭殻部分がこちらだとするならばこれが全身。補脚パンチを出しますよ。それは蝦蛄だろう、と。シャチから、わざと海老反りに誘導して、シャコに曲げる。今年も、かわいいクルシャ君とこんな感じで、反り返って参りますよ。ウルタールのうる総集編:3(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 猫鉾

  • 寝て過ごす

    猫は皆きゅっと纏まる季節。クルシャ君は鷹揚にしていますが、この記事を書いているときにはまだ寒くないのです。こんなに前肢を伸ばしてなど居られないくらい、寒いでしょう。お腹を外気に晒すなどありえないくらい寒い。この姿は、去年のラスト猫反りですかね。めでたいので、正月らしくもう1枚。ウルタールのうる:巻二十九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 寝て過ごす

  • 正月タワー

    正月のクルシャ君にも、外の澄んだ空気などを見せたいと思いますよ。最近は見上げる物が増えたこの街でも、まだ見上げられる京都タワーです。この展望台の円形部分は、回るのでしょうか?登ったことが無いから、分かりません。面白そうにしてくれています。正月過ぎたら、小正月です。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 正月タワー

  • もうすこしだけの正月

    年に数日だけのゆるい日々。クルシャ君は、少し不安のようです。年が更新したからといって、現状や基礎的な何かが変わるわけではない。本日くらいまで、ゆるくして、既に出来ている計画に従って進捗率を上げて参りましょう。まあ、株主が居たり経営計画が出ているわけではありませんが。猫の日々には、数分単位で日々の予定がある、らしいことが飼主には判りました。ヒトなんかよりも、余程精確に刻と行為とを結びつけています。こんな可愛い顔するのも予定なのかも知れないかも知れないかも、と疑いますね。不語怪神ーアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや もうすこしだけの正月

  • 見送りから元日猫

    クルシャ君と共に昨年を見送りました。そして明るい元日を迎えました。おめでとうございます。クルシャ君も、マフを伸ばしながら新たな年を喜んでいます。さあこれから、日を確実に踏んで参りましょう。高みへのカウントアップです。飼主もクルシャ君と同じ物を見ていきます。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 見送りから元日猫

  • 『不語怪神‑ビーチウォーカー』

    『不語怪神‑ビーチウォーカー』が出版されました。不語怪神ー歩岸足(ビーチウォーカー)(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 『不語怪神』の第一巻『不語怪神‑アルバンベルクのバイオリン協奏曲による幻想』不語怪神ーアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたやに続く、『不語怪神』の第二巻となります。 作品の中には、献辞が付いているものがあります。作品を献呈した方々は、皆尊敬できる極めて優秀且つ人品骨柄円満な方々ばかりであります。虎は死して皮を遺し、人は死して言葉を遺すとかや。荘周先生に言わせると、「古人の糟粕」ではありますが、荘周先生の自己を例外とされないので、俺の言うことなんかを有り難がるな、とでも仰せなのであります。故に尊い。ウルタ君もこの気品と、暴力によって記憶されま...『不語怪神‑ビーチウォーカー』

  • 歳を見送る猫

    今年は年初から大変だった。一年が五年分ぐらいありましたね。見送られるかどうかも、この歳は定かでは無い。いつものように窓辺で振り返ったりしているクルシャ君です。日常の取り回しで日を過ごすと、過ぎるのは早いが、何も残らない。それ故に、今日が最後と思いながらも、寝て過ごしたりもするのです。意味が分かりません。酔生夢死を覚悟するという、死に場所が無い武士みたいなものだ。ええ?『日暮硯』にはやることないし、死に場所も無い。趣味は金が掛かる。覚悟して午睡をするのみである、などと書いてある。武士道というのは、そんなものです。日本の武士道は午睡なのだ。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論四(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 歳を見送る猫

  • 21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 十

    21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論十が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論十(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 本巻でこの『21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論』のシリーズは最終巻となります。短い期間に、現代隠秘学関係の話題は、網羅し得たものと思われます。表面的には。ただ、よく間違われる神秘主義の分野に関しては、殆ど立ち入っていない、というのがお分かりになるでしょう。21世紀になってこの分野に散見されるようになった新たな話題といいますと、AIの話題、新種の発見、分子生物学の進展による種の分類再編と、おそらくは政府と軍中枢がUFOの実在を「公式に」認めたこと、くらいでしょうか。古代世界や文化についての新たな発見も付け加えられるでしょう。過去についての新たな知見も、先端の知識のあわいに想...21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論十

  • 年末おおはしゃぎ

    クルシャ君の年末は、食事内容を変更したり水換えを頻繁にしたり、といった飼主の配慮によって、安定しています。遊びたいときには、お誘いに応じて、忙しくても相手を致します。といったあたりが効いているのかどうか知りませんが、年末のクルシャ君は元気です。飛び上がったりもします。来年は、空を飛んで貰いたい。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 年末おおはしゃぎ

  • 年末千鳥格子

    陽が射す限りは居間で過ごしているクルシャ君。つめとぎは、走り回る用意。彼専用の千鳥格子の毛布は長く使っています。千鳥格子と言うから、日本の物だろうと思ったらさにあらず。繊維産業が盛んだった頃の英国で生まれたデザインなのです。なんだか、このデザイン設定が当時の編機で簡単にできたからだとか、技術的で合理的な理由だったと思います。爪とぎが終わると、狙いを定めます。そして、演習をしてみる。狩の演習です。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 年末千鳥格子

  • 年末用意

    我々に冬至はあっても、クリスマスは無い。そうですね、クルシャ君。あ、無視。クリスマスに参加していると、年越しが間に合わないので先んじる代わりにクリスマスを逸しているだけですが。主に飲食の準備ですよね?他に何があるというのか。馳走というくらいで、なかなか用意できない物があったりするのです。求めに行って、あれば買う、くらいの馳走をしなければ落ち着かない。では、こちらも準備を。それ、遊びの準備だよね?天空の瞳エキセントリック・メモリー(うるたやBOOKS)東寺真生 おや、ルドルフの鈴の音が。光より早くプレゼントを配るのだ。しかし、サンタさんという呼称はひどくないか?名前ですら無い。日本なら、聖さんとか御坊さんとかになりますね。あんまり違和感ないですよ。我が国にも「決定往生の印」というのを配る生き仏がいらっしゃい...年末用意

  • 夜が長い

    当たり前ですが、このところ夜が長い。しかも寒いですね。話題にすべきことでも無いのですが、猫とはそんな話をします。雨ですね、とか。クルシャ君が先に気付いて教えてくれることもあるのです。「雹が降ってますよ」とか「雷が来ますね」とか。まあ、スマホに注意報が入るから、飼主も事前に知っている事だったりします。そんな内容まで分かるのか?という疑問は当然です。猫が何に反応して、何を伝えようとしているか、それだけのことなのです。喋っているわけではないのです。水のソーテール2:歌うメムノン(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 夜が長い

  • おやすみまえと昼間の寝起き

    布団の上に一緒に寝みにきてくれたクルシャ君。こうして、猫の重さを感じながら睡りに沈みます。そしてこちらは、昼寝中のクルシャ君の寝起き顔。目は開いているだけで、殆ど寝ている状態。構わずに、寝続けて貰おうと思います。このままそっと去れば、また午睡をはじめてくれそうです。不語怪神ーアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや おやすみまえと昼間の寝起き

  • 爪の手入れを横撮する

    京都駅地下街。飼主が越してきたとき、そこは寂れていました。しかし、今は違う。三重の銘酒も飲めるのです。写真をこうしてみると、ラベルが「裏」半蔵だから文字も反転しているのです。アップして判る符合。夜中に手入れをしているクルシャ君を撮影。背中を舐めた後に、爪の手入れをしていたようです。フラッシュを点けてしまったのには、後悔しています。特にこの写真は、悪かったなと。お手入れ後の毛並みは綺麗です。極東寓話集(うるたやBOOKS)明鹿人丸 爪の手入れを横撮する

  • 飼主に笑ってもらいたいクルシャ君

    外でどんなことがあっても、戻るとお迎えして喜んでくれるクルシャ君。リビングで食事していると、彼も楽しげにあちこち移動しながら飼主の反応を引き出そうとして、いろんなことをしてくれますが最近は、こんなことをして、飼主が笑うのを喜んでくれるようになりました。確実に飼主を笑わせようとして、カーテンの内側を移動し、こうして鼻だけ、前足だけ見せてくれます。拡大しました。この素晴らしいあどけなさのおかげで、飼主も救われます。ダグマのサオスヤント(うるたやBOOKS)明鹿人丸 飼主に笑ってもらいたいクルシャ君

  • 21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 九

    21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論九が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論九(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 来年も継続すると思われるうるたやの出版事業に於いて、この『隠秘学』は重要な地歩を画することになります。クリエイター諸氏は、大方が自己の制作物や関わった企画に関する記録を保全し、次の仕事に繋げるものであります。あるいは、一種の職歴として誇る。賞歴についても同様。飼主は、この類の事を一切してこなかった。漸く人生も終わろうという頃になって、過去の仕事を纏め始めたという訳です。後生真田幸村と呼ばれた武将は、逼塞中に「最近はやることもなく、歯も抜けるほど老いて、気力も無い」といったような(まあ正確には覚えていない)手紙を書いていましたが、最期は己一騎になるまで戦いを已めず、ついに敵の...21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論九

  • 子猫時代と同じ寝方

    冬の初め頃、無防備に腹を晒して寝ていたものだから、或日お腹を壊したクルシャ君の翌日の寝方。寒い日が続くのだから、腹は暖かくしなさい、と何度も繰り返して言い聞かせた結果。話せば解る猫なので、仰向けに寝ることは変えなくても腹は守っているようです。この寝方、子猫時代によく飼主の机の上でやってました。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 子猫時代と同じ寝方

  • 近くでモロコをいただく

    クルシャ君にほんの少しだけ外出すると告げて僅か数十歩先の店に入りました。少し大きなモロコが出てきました。これだけで有り難い。天使突抜の案内本があるとは知りませんでした。在地の方が著者なんでしょうか。新たな店を見つけることもあります。晩秋のぐじ、甘鯛をいただきました。本当に癖が無い。上品な味です。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 近くでモロコをいただく

  • 直ぐ近くへの外出

    外出や外泊に対して、国策で補助が出ていた頃。飼主はクルシャ君のお世話を寸時も欠かすわけにはいかないので、外出を極限まで減らしていました。機嫌が良いと、こうして横になって、自分で自分を蹴ったりするクルシャ君。彼の様子を見ている幸せ。もう10年も前に、東寺の終い弘法という歳末市を見に行って戻ったら、ウルタ君が死んでいました。彼の最期の刻を共に出来なかった。すこし笑っていますね。出掛けても、買い物くらいにしています。長くても数時間。この日の夕方も、ほんの二時間余り、すぐそこまで出ていました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論三(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 直ぐ近くへの外出

  • クルシャ君のシニア検診

    猫風邪を避け、アレルギーも乗り越えて、この秋に体重の減少が見られたクルシャ君は、腎臓の様子を検査するためにまた病院に行きました。飼主が彼から見えない角度にあると、騒いだり不安がったりしますので、こうして順番待ちの間は見つめてあげたり、猫バッグの隙間から指を入れて触れていたりします。若い頃に下部尿路障害を起こして、血尿を出したことがあるので、以来ずっと腎臓と下部尿路ケアのフードを与え続けています。検査の結果は、そんなに悪くなかったのです。ただし、常に新鮮な水を与えるようにと指示がありました。猫用ファウンテンは論外。猫病院の先生は、猫のために出来ることを何でもしなさい、と厳命される方なので、飼主は信頼していますよ。というわけで、クルシャ君の水は一日に六回以上、新しくする掟ができました。極東寓話集(うるたやBO...クルシャ君のシニア検診

  • 見たことが無いものを見よう

    クルシャ君がクッションの形に合わせて丸くなってます。背中を背当てに合わせているから、猫としては正しい座面の使い方ではないかと。12月になってなんですが、いつものように飼主は、またナショジオから新たな知識を得ましたよ。また、ですか?またなんだ。記事が正直だしね。たとえば、君はアッシリア弓兵の姿なんか知らないだろう。これがアッシリアの正規弓兵だ。長衣を着ていて、兜を着けず、馬手に次の矢を持ちながら弦を引くのだ。怪我するんじゃないですか?短弓とはいえ、矢を放った後に弦が跳ねる。引き手に次の矢を何本か備えていたら、そいつで自分を射しそうなんだけど、怪我しない秘訣でもあるんだろ。やればわかる。そして、新たにコノハズクの仲間が見つかった。我が国では、声のブッポウソウと呼ばれる、かわいらしい鳥の仲間だが、発見と同時に絶...見たことが無いものを見よう

  • 晦冥の12月

    年が暮れていく。クルシャ君も落日を見つめます。祭の終わりだ。長すぎた祭りは破裂して終わったようですね。夜の前の光を浴びましょう。次の日がまた現れるまで。飼主にもまだ希望あります。総ての方々と同じように。水のソーテール1:洗礼の天人(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 晦冥の12月

  • 黄金の猫

    クルシャ君、秋の日暮れに窓辺で過ごしています。首回りのマフの白毛に秋の柔らかい光が射し込んで金色に見えます。小さな足で、狭い場所を器用に渡っています。小柄なクルシャ君でも、こうして角度を付けて光の助けがあれば、立派な獅子の子くらいには見えますよ。見えないか。この日は、もう少し日が傾くまでこの場所に居てくれました。夕日と一緒にクルシャ君の影を捉えてみたいと思いますよ。螢火白楊(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 黄金の猫

  • 21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 八

    21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論八が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論八(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 先回刊行分の『総集編上』につきましては、ファイルサイズが大きすぎるとの指摘がシステムからございました。総集編の再編につきましても課題といたします。この巻あたりから、英語原文原稿に於いて翻訳化されなかった記事の差し替え原稿として、人丸のオリジナル企画原稿が度々出て参ります。原文原稿が収載されなかった理由としましては、記事の根拠を調査すると、構成の基本に関わる事実に於いて真偽が極めて疑わしい、歴史的に確認できない、論拠として挙げてある記述に誤りが認められる、そもそも同一事実に関して、記事の解釈が成立しない、などといった決定的な過誤を内包する、などといったことがありました。このた...21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論八

  • タイムライン

    飼主は最近いろいろと急いでおります。何も作らずに、拱手傍観しつつ他者をあれこれと難詰して我が楽しみとするような梟漢とは違うので手当てをしていない仕事が固まって錆を吹いていることに気付かされまして。今はこれを解し、また纏めているのです。創造したら、育ててやらないといけないんですよ。それが今になって解った。猫でも解ることを知らないと苦労するのです。この有様を、何かまた道学者のようなのが抽象的な主観論であれこれ言うのだろうけれども、じゃ君私と替わってもらえるかね?と。人生のタイムラインというものがある。永遠には生きられないのだ。今手当てしなければ、育つことも無い。そんなものが手の中にある。例えばの話、飼主の命数があと半年しかないとすれば、それでも道学者や梟漢は、急くは損なり、と言うのだろうか?黙って居るべき時と...タイムライン

  • 秋の窓辺猫

    クルシャ君が転がっている写真が続きます。転がったついでに、手先の手入れをします。午後の光の中では、逆光を受けた窓辺の影を見せてくれます。ずっとこうしていてもらいたいけれども、写真になるのは一枚だけ。僅かな間、鳥のように佇む。屋内で見ますと、神秘性が無くなるのでやはり陽光の力は偉大だな、と。すこし、機嫌を悪くしたようです。七夕おばけ(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 秋の窓辺猫

  • 陽と戯れる

    秋の陽の睟然たる光の中で寛ぐクルシャ君。毛の中にも秋の光を入れましょう。あ、床は長い間細かくワックスを剥がしているところです。剥離剤を使っても、なかなか取れない。シルバーの毛色に、陽光を半分重ねると、なかなかの麗しさです。褒められると、つい転がってしまうのが猫。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 陽と戯れる

  • クルシャ君腹を冷やす

    先月辺り、急に寒くなった頃に、こうして昼間は日向を追ってリビングで猫時計を見せてくれているクルシャ君も体調を悪くしました。いつものように、お腹を出して寝ていたようで、朝方にお腹の具合が悪いと訴えてきました。クルシャ君、寒いときにはお腹を守りましょう。さもないと、またお腹が痛くなりますよ。後光を受けている場合では無いのです。水のソーテール11:洗礼のダエーナー(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや クルシャ君腹を冷やす

  • 威厳あるシニア

    細い身体でも健康に生活できるようにクルシャ君のフードや水には気を遣ってきました。ふわふわに見えますが、このあと数回お風呂に入りましたから、10月頃が最も毛量が少ない時期になります。だって真夏日が10月過ぎてもあるような気候が続いたのです。それでなくても、クルシャ君の毛量と気温変化とは毛量が遅行する関係なのですから。もちろん、猫保健も継続中。飼主と違って、指導者なのだから。世界のふわふわと幸せは君にかかっている。威厳あるシニア

  • 第12回うる忌と桔梗の花

    昨日、21日はウルタ君が帰天してから11年目でした。クルシャ君もいよいよシニアになって、虚弱ながら子猫のように無邪気なままでいてくれております。細い歯を見せながら、なんだかじゃれているようですが。外で見事な桔梗を見つけたので、写真にしてきました。実は、うる忌の記事では外の光をできるだけ入れていきたいと思っているのです。クルシャ君をこれからも守りながら、時間を大事に過ごしていきたいと思います。遊んでいたら、お腹だけの写真が撮れてしまいました。ウルタールのうる:1巻(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 第12回うる忌と桔梗の花

  • 一度失われた最高の食材だが、食べてはならぬ

    かつて絶賛した店に再訪した話の続きです。何れもとても美味なので、つい日本酒の二杯目を注文。二杯目は死神です。開封すると、急激に酸化が進行してまろやかになっていくというお話を店主から伺いながら、新たに開封頂いた死神と味比べができました。ありがたい。どうです。死神二本。滅多に撮れない写真。実際、開封直後の死神の方が癖が強い。ところで、伝説の失われた食材シルフィウムがトルコで発見されましたよ。クルシャ君は興味ないみたいだが、飼主はプリニウスを読んでこの幻の食材を知り、そして脚本のネタとして用いたことがある。生きている間に幻を目にすることが出来て感慨深い。しかし、記事にあるようにシルフィウムは極めて成長が遅いために大量栽培には向かないのです。しばらくは種の保存と管理が必要になるでしょう。水のソーテール2:歌うメム...一度失われた最高の食材だが、食べてはならぬ

  • 寄れば撮れるか

    あまりに分かりやすいので、クルシャ君の微細な表情を撮るだけで、彼の反応的では無い自律的な思考も見えるんでは無いかと、撮影。漁港に並んでいる魚のようなものが撮れただけでした。やはり、分からないものです。無心なのか、虚脱しているのかさえわからない。やや、こちらを観察し始めているのは分かりました。極東寓話集(うるたやBOOKS)明鹿人丸 寄れば撮れるか

  • 『21世紀直前の隠秘学‑謎 奇現象 方法論 総集編 上』

    『21世紀直前の隠秘学‑謎奇現象方法論総集編上』が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論上(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 本巻は、『21世紀直前の隠秘学‑謎奇現象方法論』の第一から第五までを一巻に収録した巻となります。寝覚めてすぐに資料を読み、あらゆる項目についてできる限り情報を集めて、方針を決めて議論し、書き起こしては、二稿、三稿とやりとりをして気が遠くなる頃に寝入っては、他のことを何もせずに次の日を迎えるという毎日は、最早出力能力が低下した今となっては不可能な生活となりました。とはいえ、いずれ何かの形にはするだろうと予感しつつも封印していた著作集です。収録された総ての著作物についてのメタデータは初稿、および出版社に提出した日付のまま保管してあり、且つ秘匿された数カ所に分割してあり...『21世紀直前の隠秘学‑謎奇現象方法論総集編上』

  • ひとりでたのしむ

    猫が独りで過ごしているときも、独りを守っているのでは無くて、おそらくはあなた方と共にいます。こっそり入った寝室で、クルシャ君は枕の傍を我が場所としていました。いつでも会える場所でも、誰かの傍に居る。餌台の傍には、いつも好きな玩具が転がっています。玩具を持って来て、一緒に食べるような心算なのでしょうか。こんなときのクルシャ君に、寄っていって頭を寄せるとぐるぐる喉を鳴らしてくれます。同じ気持ちですね。ウルタールのうる総集編:1(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや ひとりでたのしむ

  • 再訪

    以前こちらで絶賛した店にまた寄ったお話です。立派な鹿ヶ谷南瓜が置いてありました。自分に俊寬僧都のようなことはあるまいと、迂闊に生きたことを後悔しつつ撮影。もうこれだけで美味しそうですよね。これから、楽しい時間になります。実際、素晴らしい時間となりました。おでんもなにもかも美味しかった。例のあれ、も出てくるのでしょう?もちろんです。次回。天空の瞳エキセントリック・メモリー(うるたやBOOKS)東寺真生 再訪

  • おもちゃをみつける

    秋になりまして、少し増えた多肉系植物の葉を落としました。その葉がクルシャ君には、最高のおもちゃになったようです。前足で常に押さえて、目を丸くしながら見つめてきます。これで遊びたい、ですね。これでも、かなり遊び回った後なのですが、楽しかったのでいつまでもおもちゃに前足を添えています。前に回りました。いつでも好きなだけ遊んであげましょう。君が飽きるまで。いいおもちゃ見つけましたね。日没の背後にある山(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや おもちゃをみつける

  • 陽に寄る季節

    最近のところ、ブログで飼主は敢えて何かを示したり論じたりしてません。クルシャ君の襟毛を見て幸せな時を、こうして載せていければ良いかと、そう思っておりますよ。あまりカメラが寄ってくるから、自分の腹の下に何かあるのかと、つい探ってしまうトータルエクリプス。何も無かったので、前足のお手入れを始めます。鼻に皺が寄ってしまうのは、前歯を器用に使うためであって、嫌悪感の表現ではありません。クルシャ君の異名は多いのです。たしか、おしり族族長だったような気もします。おしりも育てて参りましょう。不語怪神ーアルバン・ベルクのバイオリン協奏曲による幻想(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 陽に寄る季節

  • では始めましょう

    小鳥のように細く、白酸漿のように軽いクルシャ君。華奢な身体を支えている小さな足を隠しているようですがこれから、この場所を使うのです。そんなの聞いてない?伝えてませんからね。この場所は人々によって占有されます。居直ったようです。何人来ようとも気にしないとの姿勢を示しています。でも、想定より余計に来たらどうしよう?横顔だけ見ても、何考えているか、すべて読めます。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論七(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや では始めましょう

  • 丸くない

    シニアになりましたから、クルシャ君も体重が軽い方が楽なのかも知れませんが、ラガマフィンのみなさんを拝見すると、みんな丸いんですよね。丸くなくてもいいか。頬にこけているような影があるように見えるのも気にしなくて良いか?栄養食を用意してあるから、食べましょう。極東寓話集(うるたやBOOKS)明鹿人丸 丸くない

  • そっと触れて暖める

    秋が闌けて肌寒くなり始めた頃、何よりあたたかいのが猫暖房ですよね。正確には、部屋を暖めるわけではないので猫懐炉とか猫湯婆とすべきか。やわらかくて、ふわふわで、肌に近い体温で湿りもあるから理想的です。川端康成後期の作品で「眠れる美女」という短編があったけれども、幻想でも何でも無く、既に実現されているのです。しかし、猫懐炉のある宿は、いや飼主がそのあたり不詳なだけであるんでしょう。近くに寄るとフレンドリーな顔してくれるクルシャ君も離れた場所から警戒していると、違う顔をします。何を警戒しているのか知らないが、猫懐炉になってくれている時の顔ではないと思いますよ。ダグマのサオスヤント(うるたやBOOKS)明鹿人丸 そっと触れて暖める

  • 21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 七

    21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論七が出版されました。21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論七(うるたやBOOKS)明鹿人丸うるたや 自己の著作物を、作成経緯と資料と議論とを併記してひとつの読み物として成立させた書となります。本書を構成、編成、出版に至るまで労を惜しまず協力して下さったアムルタート様には重ねて御礼申し上げます。20世紀に於いては「量子論」関係の話、不確定性原理などに触れたりいたしますと即座に「プラトンの徒」であるなどという貶黜を全方位から受けることを覚悟しなければなりませんでした。20世紀後半の書籍などを御覧になりますと、口を極めてパウリ等を貶めている本など、いくらもあります。隠秘学の影に潜みながら、知的体系の大枠は神話に過ぎないと平然と言い放っている記事も無かったのではなかろうかと自負し...21世紀直前の隠秘学-謎奇現象方法論七

  • 台風の月

    9月末から10月にかけて、二日おきくらいで台風が現れる、そんな期間がありました。台風時には、表においてあるものたちを、部屋に入れます。飼主の家で表に出ている、というとこの月桂樹くらいしかありません。部屋に上がり込んだ月桂樹をクルシャ君も気にしています。クルシャ君を構ってあげていると、何も起こらないのですが共に同じ部屋で過ごしながらクルシャ君を構わないでいますとこうした目つきをして、必ず何かして気を惹こうとします。台風から避難中の月桂樹などは、彼にとって良い人質みたいなものです。不可思議立体(うるたやBOOKS)東寺真生うるたや 台風の月

  • 外を見ているクルシャ君

    猫病院に出掛けるために外出中のクルシャ君。下方の空気穴らしきところから、毛が。寂しがったり不安になるときには、ここから指を入れたりしてませんが、できると思います。触れていると落ち着く。外の観察ができるくらいには落ち着いたようです。猫バッグの脇は、網になっています。通りをこの有様で歩いていたら、通り過ぎた方に「なんか入っとると思たら、猫か」と呟かれました。猫なんですわ。ちょっと虚弱な。水のソーテール7:海のアシラト(うるたやBOOKS)東寺真生うるたやBOOKS 外を見ているクルシャ君

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