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2006/08/09

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  • 當麻寺のボタン(1)奥院(おくのいん)

    先日、「長谷寺ではボタンの花を切り落としている」というショッキングな話を紹介した。「當麻寺のボタンは、大丈夫だろうか」と心配していたところ、昨日(2020.4.29)の毎日新聞と奈良新聞に「當麻寺のボタンが見頃」という記事が出ていた。今日からは、ちょうど七十二候の第十八候「牡丹華(ぼたんはなさく)」(4/30~5/4頃)だ。居ても立ってもいられなくなり、昨日(4/29)、當麻寺にお参りした。奥院、西南院、中之坊の3つの塔頭を訪ねたので、1ヵ所ずつ紹介する。参道でも、ボタンや藤が花盛り!「ウエザーニュース」(4/30付)《七十二候「牡丹華」王者の風格漂う牡丹について知ろう》によると、今日からは七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」です。中国では「花の王」と呼ばれ、華やかさの象徴とされる牡丹。日本でも「高貴」や「王者...當麻寺のボタン(1)奥院(おくのいん)

  • 今が見頃!初瀬ぼたん園 by 花のなかむら(桜井市初瀬)

    花のなかむら(桜井市大字初瀬850−2)さんは、長谷寺参道でフラワーショップを営んでおられる。しかし今年は新型コロナ禍で長谷寺の「ぼたんまつり」が中止され、参道を訪れる人が激減している。お寺は参拝者が訪れないようにと、ボタンの花を切り落としているというから、これではボタンがかわいそうだ。※写真はすべて、神野さん(花のなかむら専務)からいただいた花のなかむらさんは「せっかく咲いたボタンの花を、そのままお店で枯れさせてはもったいない」と、半額セールを実施中である。私も、大きなつぼみの「鎌田藤」(紫色の花が咲く)を半額の2,000円(税込み)で買い求めてきた(2020.4.26訪問)。専務の神野(かみの)さん(社長の娘さん)が運営するFacebook(4/20付)には、半額でボタンを販売!追加お知らせ桜井市内配達無料...今が見頃!初瀬ぼたん園by花のなかむら(桜井市初瀬)

  • 2020年 桜回顧(2)ご近所(近隣公園)の桜

    見わたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける素性(そせい)法師『古今和歌集』前回の「辯天宗宗祖御廟の桜」に続き、今度はウチの周辺(奈良市西郊)の近隣公園の桜を紹介する。なお近隣公園とは「およそ500メートル以内の近隣の住民を対象として、休養・散策に供する公園」(大辞林)で、以前はよく児童公園と呼ばれていた。※トップ写真は、近隣公園の中でたった1本だけ見つけたヤマザクラ(2020.4.6撮影)。以下、撮影は日付順。こちらは「見頃」を迎えたソメイヨシノ、3月30日(月)の撮影新型コロナ騒動で外出自粛がいわれるが、時々の散歩やジョギングはOKとされている。桜の時期、私は積極的に近所を散歩した。歩ける範囲内で3ヵ所ほどの公園があり、うち2つはとても広い。ここで私は朝の散歩と称して、3月30日(月)~4月9日(木)の間の...2020年桜回顧(2)ご近所(近隣公園)の桜

  • おやじバンド「まほろばclub」が、ドラム担当を募集!(2020 Topic)

    「まほろばclub」は、南都銀行の現役・OBからなる奈良の「おやじバンド」である(女性が1人入っている。女性を除く平均年齢は50歳代後半)。ボーカル&ギター、ギター、ベース、キーボード、ドラムスの5人構成だが、ドラムスの担当者が都合により脱退することになったため急遽、新メンバーを募集している。詳細は以下の通り。南都銀行の関係者でなくても構わないし、レギュラーメンバーではなく「助っ人」でも構わない。年齢、性別、バンド歴(音楽歴)、スキル不問。お申し込み・お問い合わせはリーダーの大村公伸(おおむら・きみのぶ)まで、ご連絡を!(090-2060-9410またはfan-mailletter@freecats.jp)ドラム急募!!奈良のおやじバンド“まほろばclub”のドラムを募集しています。当初は“助っ人”的な参加から...おやじバンド「まほろばclub」が、ドラム担当を募集!(2020Topic)

  • 璉珹寺(れんじょうじ)のご本尊は聖観音菩薩像だった!/毎日新聞「やまと百寺参り」第51回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。先日(4/23)掲載されたのは「紀寺跡に伝わる三尊像/璉珹寺(奈良市)」執筆されたのは、大阪市出身・奈良市在住で、小倉涼眞の法名を持つ小倉つき子さんだった。※トップ写真は、三尊像のうち脇侍の聖観音菩薩像、しかしこの像が本来の本尊だったという小倉さんは今、奈良県内(主に東部)廃寺の仏像の行方を調査されており、近々、これを1冊の本にまとめて刊行される予定である。さすがに目のつけ所が違う。今回の記事も、「本来のご本尊は、脇侍の聖観音菩薩像だった」というご住職の話を紹介されていて、これは初耳だった。では全文を紹介する。今のご本尊・裸形阿弥陀如来像 七世紀後半、飛鳥の地に創建...璉珹寺(れんじょうじ)のご本尊は聖観音菩薩像だった!/毎日新聞「やまと百寺参り」第51回

  • 菅谷文則氏の遺作『大安寺伽藍縁起幷流記資財帳を読む』/奈良新聞「明風清音」第37回

    奈良新聞「明風清音」欄に月2回程度、寄稿している。昨日(2020.4.23付)掲載されたのは「大安寺の威光しのぶ」、菅谷文則著『大安寺伽藍縁起幷流記資財帳(がらんえんぎならびにるきしざいちょう)を読む』(東方出版刊)の話だった。早くに奈良新聞は、本書出版のことを「資財帳から見る天平の大安寺」の見出しで報じている(2020.3.22付)。一部を抜粋すると、大安寺は聖徳太子が平群郡に建てた熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を発端とし、舒明(じょめい)天皇が太子の遺志を受けて設立した最初の官立寺院、百済大寺に始まるとされる。大安寺伽藍縁起并流記資財帳(重文、国立歴史民俗博物館蔵)は、天平19(747)年に作成された公式文書で、百済大寺が九重塔を持つ当時最大の規模で造営された伽藍だったことを伝える。現在は、桜井市の吉備池廃...菅谷文則氏の遺作『大安寺伽藍縁起幷流記資財帳を読む』/奈良新聞「明風清音」第37回

  • 2020年 桜回顧(1)辯天宗 宗祖御廟(五條市野原東)

    さくらさくらさくら咲き初(そ)め咲き終わりなにもなかったような公園俵万智『サラダ記念日』今年もヤエザクラなどを除いて、桜の季節が終わった。今年ほど桜の美しさが心に染みた年はなかった。1つは新型コロナ禍のせいだが、私には別の理由があった。昨年秋の彼岸に母を亡くし、またこの3月には会社で1歳年上の友人だったMさんを突然死のような格好で亡くしたのである。母は私が撮った昨年の桜の写真を喜んで見てくれたし、Mさんは毎年のように、大阪城公園で花見をされていたと知った。「花見は自粛を」とのお達しがあり、今年は吉野山はおろか大阪城公園に行くのも憚(はばか)られたが、人出の少ないオープンスペースを選び、急ぎ足で桜の写真をカメラに収めた。そのいくつかを紹介したい。初回の今日は五條市野原東の「辯天宗(べんてんしゅう)宗祖御廟(しゅう...2020年桜回顧(1)辯天宗宗祖御廟(五條市野原東)

  • かぎろひ歴史探訪に参加(4月16日)、次回は4月26日(日)初瀬川源流へ!(2020 Topic)

    かぎろひ歴史探訪ウォークは、「奈良大和路を一歩深く紹介して散策にいざなう情報誌」である『かぎろひの大和路』からスピンアウトした歴史ウォークで、同誌編集者の豊永かずみさんが幹事をお務めになる。「事前申し込みなしの当日自由参加」で参加費は@1,500円・弁当持参。これら3枚の写真は泉橋寺境内のヤエザクラ4月16日(木)に開催された前回は「もうひとつの奈良、高麗路」で、コースは、JR奈良線上狛駅⇒泉橋寺⇒茶問屋街⇒上狛環濠集落⇒大井戸跡⇒西福寺⇒上狛駅前公園⇒上狛墓地の石仏・石碑⇒高麗寺跡⇒サエの石神像⇒小林家住宅⇒環濠集落⇒上狛駅幹事の豊永かずみさんがご自身のブログ「かぎろひNOW」で紹介されていた。そこには、4月16日の「かぎろひ歴史探訪」は、新型コロナウィルスの猛威がおさまらない状況下、参加者がいなければ中止、...かぎろひ歴史探訪に参加(4月16日)、次回は4月26日(日)初瀬川源流へ!(2020Topic)

  • 大和当帰葉、ドクダミ、ヨモギ、吉野葛などを駆使した大願寺の薬草料理/毎日新聞「やまと百寺参り」第50回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。先週(4/16)掲載されたのは「工夫された料理/大願寺(宇陀市)」、執筆されたのは宇陀市在住の松浦文子さん。※トップ写真は大願寺の薬草料理(=同寺提供)。以下の写真は私の撮影(2015.10.17)奈良まほろばソムリエの会の田原敏明さんと、コンビを組んでガイドした大願寺の薬草料理は私もいただいたことがある。西日本経済界の代表者の皆さんのツアーで、ガイドを務めさせていただいたのである(2015.10.17)。境内をぐるりと案内してから、大広間に入った。ここで出てきた数々の薬草料理は、他では味わえない素晴らしいものばかりだった。最初がこれ。前菜、胡麻豆腐、酢の物、白和え...大和当帰葉、ドクダミ、ヨモギ、吉野葛などを駆使した大願寺の薬草料理/毎日新聞「やまと百寺参り」第50回

  • 日本最古クラス!端正なお顔立ちの「伝 薬師三尊石仏」を安置する石位寺/毎日新聞「やまと百寺参り」第49回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の発刊を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。本年(2020年)4月9日付で掲載されたのは、「最古級の薬師三尊石仏」、筆者は同会副理事長の小野哲朗さんだった。※トップ写真は石位寺の礼拝堂。奥に収蔵庫が見える石位寺は住職などの僧侶ではなく、住民(桜井市忍阪区の区民)が守っている寺である。それだけではなく、同区内の忍坂坐生根(おしさかにいますいくね)神社や玉津島明神の灯明も、住民によって毎晩交替で点灯されていることを、この記事で初めて知った。石位寺の「伝薬師三尊石仏」は、額田王の念持仏だったという伝承もある。では全文を紹介する。桜井市忍阪(おっさか)は神武東遷の大室屋(おおむろや)、忍坂坐生根(おしさかにいますい...日本最古クラス!端正なお顔立ちの「伝薬師三尊石仏」を安置する石位寺/毎日新聞「やまと百寺参り」第49回

  • UCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏は田原本町唐古出身!/奈良新聞「明風清音」第36回

    以前にも当ブログ(2020.3.4)で少し触れたことがあるが、UCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏は、田原本町唐古のご出身である。ご生家のすぐ近くには、氏を讃えた「UCC唐古庭園」がある。「唐古・鍵遺跡史跡公園」の北側に隣接し、「道の駅レスティ唐古・鍵」のお向かいである。氏のことは『実録創業者列伝Ⅱ』(学習研究社刊)に詳しく出ていた。裸一貫で故郷を出て、大阪と神戸で修業したのち、23歳(昭和8年)でUCC上島珈琲の前身となるコーヒー焙煎(ばいせん)卸業を開業された。私が自宅で飲んでいるコーヒーは、アピタ大和郡山で販売しているUCCの「PrimeONE(アピタのプライベートブランド)有機栽培コーヒー」(レギュラーコーヒー)である。厳しい環境基準をクリアした「レインフォレスト・アライアンス」認証農園産のコーヒー豆を3...UCC上島珈琲の創業者・上島忠雄氏は田原本町唐古出身!/奈良新聞「明風清音」第36回

  • 加藤雅也の「角角鹿鹿(かくかくしかじか)」(奈良テレビ放送)4月18日(土)スタート!(2020 Topic)

    この土曜日(2020.4.18)から、奈良テレビ放送で「加藤雅也の角角鹿鹿」(21:30~22:00)という30分番組がスタートする。高山トモヒロの「気ままにいってきバ〜ス」の後枠だ。本放送と再放送が交互に放送されるので、新作は隔週放送ということになる。同番組のHPによると、番組概要野生の鹿が人と共存する奈良の風景…他にもまだまだ沢山ある世界に類を見ない奈良県の魅力を発見する番組が始まります!「かくかくしかじか…」省略せざるを得ないほど奈良への情熱があふれる奈良出身の俳優・加藤雅也。彼は2020年春、奈良の面白いスポットを世界に発信するための研究所を立ち上げた…その名も「角角かくかく鹿鹿しかじか奈良研究所」。奈良の新たな観光資源、地元のニッチな名所などを発掘し旅のプランや町おこしのアイデアを生み出す小さな研究所...加藤雅也の「角角鹿鹿(かくかくしかじか)」(奈良テレビ放送)4月18日(土)スタート!(2020Topic)

  • かぎろひ歴史探訪ウォークに参加(4月2日)、次回は4月16日(木)開催!(2020 Topic)

    かぎろひ歴史探訪ウォークは、「奈良大和路を一歩深く紹介して散策にいざなう情報誌」である『かぎろひの大和路』からスピンアウトした歴史ウォークで、同誌編集者の豊永かずみさんが幹事をお務めになる。「事前申し込みなしの当日自由参加」で、参加費は@1,500円、弁当持参だ。※トップ写真は佐保川の桜(2020.4.2撮影以下、同じ)成務天皇陵で田中龍夫さん(『かぎろひの大和路』主宰)のお話を聞く瓢箪山古墳の麓を歩く4月2日には「佐紀盾列古墳群から佐保川沿いの桜並木」というツアーが実施され、私も参加してきた。当日の様子は豊永さんのブログ「かぎろひNOW」に詳しく紹介されている。抜粋すると、隆光大僧正墓石。隆光とは《[1649~1724]江戸中期の新義真言宗の僧。大和の人。字(あざな)は栄春。将軍徳川綱吉の信を得て筑波山の知足...かぎろひ歴史探訪ウォークに参加(4月2日)、次回は4月16日(木)開催!(2020Topic)

  • 明日(4/13)の「ゆうドキッ!」(奈良テレビ放送)は「天理駅前レトロ食堂」ベスト3です!(2020 Topic)

    4月から、放送時間が「17:30~18:30」と30分早くなった奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員は、毎週月曜日と水曜日に交代でコメンテーターを務めています。明日の月曜日は私の担当で「天理駅前のレトロ食堂」ベスト3を紹介!※写真は、すべて天理本通り商店街で撮影(2019.9.21)レトロ食堂とは、たいてい駅前にあり、昭和レトロな雰囲気を残す大衆食堂、そば屋、中華屋、お好み焼き屋などのこと。それが全国的に減ってきています。ご店主の高齢化と後継者難、お客の動線の変化(駅前からロードサイドへ)、嗜好の変化(お洒落な洋食を好む)などが原因と思います。しかし、珍しくレトロ食堂がたくさん残るのが「天理本通り商店街」などの天理駅前。私は「レトロ食堂の聖地」と呼んでいます。数あるレトロ食...明日(4/13)の「ゆうドキッ!」(奈良テレビ放送)は「天理駅前レトロ食堂」ベスト3です!(2020Topic)

  • 西垣靴下(大和高田市)の布製マスク/3枚1セットで1,500円(税別)!

    新型コロナ騒動で不織布マスク(使い捨てマスク)の品不足が続いているので、先日(2020.3.18)当ブログで、奈良県特産の蚊帳生地でマスクができないか、と書いた。その後、ぼちぼちと商店街の雑貨屋さんやお土産物屋さんでも布製マスクが店頭に並び始めたが、まだ数は少ない。※トップ画像は西垣靴下の直売サイトから拝借そんななか「靴下メーカーが布マスク」という記事が毎日新聞奈良版(4/9付)に出ていた。奈良県特産の靴下(膝サポーター)の技術を応用したもので、こちらの直売サイトで3枚1セット(税別1500円)で販売しているという。色合いもいい。記事全文を紹介すると、大和高田市の靴下メーカー「西垣靴下」が8日、地域特産の靴下の製造技術を活用した布製マスクを発売した。サポーター専用の織り機を使って鼻やあごまで覆える大きさと伸縮性...西垣靴下(大和高田市)の布製マスク/3枚1セットで1,500円(税別)!

  • 奈良県下のテイクアウト情報が満載!奈良ハッピーtakeout/奈良テイクアウト

    昨日(4/9)は外出する用事があり、ランチは大和西大寺駅周辺でとることにした。ところが北口にある目当ての店(寿司居酒屋)は、新型コロナ感染拡大防止で臨時休業!あわてて南口に回り、お好み焼き屋に行くと「3月末に廃業しました」、洋食屋も居酒屋も臨時休業、やっと5軒目に訪ねた「らーめん小舎熊っ子」が開いていて、ここで美味しい「日替わりチキンカツランチ」(ミニ醤油ラーメン、ごはん、サラダつき)税込み800円をいただいて、ホッとひと息ついた。西大寺駅周辺でランチ難民になるとは、思いもつかなかった。「こんな状況なら、テイクアウトして奈良公園で食べるのが賢明だな」と思っていたら、Facebook友達の寺本忍さんから昨夜、こんな連絡をいただいた。奈良ハッピーtakeoutのホームページが完成、奈良県中からテイクアウトのお店情報...奈良県下のテイクアウト情報が満載!奈良ハッピーtakeout/奈良テイクアウト

  • 上窪良二さんご夫妻(上窪和紙)が、奈良県伝統工芸士に認定!

    先月(2020年3月26日)、奈良県伝統工芸士の認定証授与式が行われたという記事が、奈良新聞(4月7日付)に出ていた。見出しは「県伝統工芸士上窪さん夫妻に認定証吉野手漉き和紙を製作」。おお、上窪さん、おめでとうございます!※トップ写真は、奈良県産業振興総合センターのHPから拝借上窪良二さんは南都銀行のご出身。本部にも勤務されていたので、私もよく存じ上げている。当時は橿原市内から通勤されていたが、ご実家は吉野郡吉野町南大野(上窪和紙)で、吉野和紙を漉(す)いておられると聞いていた。記事には上窪夫妻は吉野町で、表具の裏打ちに用いられる美栖(みす)紙づくりを行っており、掛け軸など文化財の保存、修復に欠かせない材料を提供するとともに、後継者の育成にも尽力。県伝統的工芸品指定委員会で同工芸士に選定された。良二さんは「吉野...上窪良二さんご夫妻(上窪和紙)が、奈良県伝統工芸士に認定!

  • もみない・もむない(不味い=関西方言)の語源

    奈良県や和歌山県でよく使われる方言に「もみない」「もむない」がある。『デジタル大辞泉』で「もむない」を引くと「(関西地方で)うまくない。味がよくない。まずい。もみない」。※トップ画像は「がくげいイラスト素材集」より『日本方言大辞典』によると、奈良・和歌山だけでなく、京都府、大阪府、兵庫県、島根県(石見地方)、広島県(山県郡)でも使われるそうだ。では、この「もみ」とは何か。答えは『日本書紀』にある。応神天皇19年冬11月、「国栖舞(翁の舞)」が奏上された。Wikipedia「国栖奏」によると、国栖奏(くずそう)とは奈良県吉野郡吉野町南国栖の浄見原神社(きよみはらじんじゃ)で、毎年旧暦1月14日に奉納される歌舞である。今日では国栖奏という呼称が定着しているが、従来は「国栖舞」または単に「翁の舞」と呼ばれ伝えられてき...もみない・もむない(不味い=関西方言)の語源

  • 天誅組史跡公園(東吉野村鷲家)で、松本奎堂(けいどう)を偲んでください

    今朝(2020.4.5)の奈良新聞に《天誅組が育む交流東吉野の松本さん「史跡公園」を整備奎堂を顕彰、紹介板も》という記事が出ていた。リード文には、松本泰明さん。写真はすべて、東吉野村前教育長の阪本基義さんからお送りいただいた文久3(1863)年に最初の武力討幕を企て、明治維新のさきがけになったとされる天誅組が、幕府軍と戦ってついえた東吉野村鷲家(わしか)で、同地の林業家松本泰明さん(77)が家族友人らの協力を得て「天誅組史跡公園」を整備した。誰でも自由に出入りできる広場で、村内外の交流を育んでいる。詳しくは記事本文をご覧いただきたいが、この公園敷地は松本泰明さんの私有地。愛知県刈谷市出身で天誅組総裁の1人・松本奎堂が紀州藩の銃撃で戦死した山への登り口にある。刈谷市の旧国民学校が昭和17年に石碑を立てていた。松本...天誅組史跡公園(東吉野村鷲家)で、松本奎堂(けいどう)を偲んでください

  • 子どもから老人像までが揃った「渡海文殊群像」(安倍文殊院)/毎日新聞「やまと百寺参り」第48回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行を記念して、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。昨日(2020.4.2)掲載されたのは「幼・青・壮・老の菩薩群像安倍文殊院(桜井市)」、執筆されたのは桜井市在住で同会副理事長の雑賀耕三郎さん。トップ写真のキャプションは、「人の一生を感じさせる文殊菩薩群像=安倍文殊院提供」安倍文殊院の5体の国宝・渡海文殊群像について、お寺のHPには《獅子に乗る文殊菩薩を中心として、向かって左に維摩居士(最勝老人)と須菩提(仏陀波利三蔵)、向かって右に獅子の手綱を持つ優填王と先導役の善財童子、四人の脇士を伴う「渡海文殊群像」は、雲海を渡り、私達衆生の魔を払い、智恵を授ける為の説法の旅に出かけているお姿です》とある。これが幼年から老年までの一生...子どもから老人像までが揃った「渡海文殊群像」(安倍文殊院)/毎日新聞「やまと百寺参り」第48回

  • 五重の大塔跡が残る華厳宗元興寺/毎日新聞「やまと百寺参り」第47回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。本年(2020年)3月26日付で掲載されたのは「往時の栄華語る塔跡/元興寺=華厳宗(奈良市)」、執筆されたのは奈良市在住の池川愼一さん。池川さんは「奈良歴史漫歩」というブログを書かれている。※トップ写真のキャプションは、「元興寺の塔跡は奈良町のサクラの名所=奈良市芝新屋町で」元興寺は、「元興寺極楽院」(真言律宗元興寺)と「元興寺塔跡」(華厳宗元興寺)の2つに分かれる(より正確には「元興寺小塔院」を入れて3つ)。今回登場するのは「元興寺塔跡」の方である。奈良国立博物館に寄託されている木造薬師如来立像(国宝・平安時代)と木造十一面観音立像(重文・鎌倉時代)は、ともに「元興寺塔跡」の仏像である。では全文を紹介する。わ...五重の大塔跡が残る華厳宗元興寺/毎日新聞「やまと百寺参り」第47回

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