月末週となった。おかげでこちらの精神状態はかなり悪い。悪夢にうなったり、もだえたり、果ては絶叫したりと、妻によるとなんとも騒々しいそうだ。小生にも、たしかにその自覚はある。「あんたが一晩中うるさいおかげで、わたしは全然眠れないじゃない!」と、朝から妻に文句を言われる。しかし金欠がその原因なのだから、お金がない状態でどうしたら悪夢から解放されることができようか。翌日、21:00には早々に寝ることにした。ところが、やはり悪夢にさいなまれてしまう。「エルム街の悪夢」ならぬ「本郷村の金欠夢」というところか。その悪夢の内容をうっすらと覚えているのだけれど、なんだったかにまとわりつかれ「なんだ、この野郎、離れろ!」的に恐怖と怒りとがないぜになって腕を振り回した。すると、小生の腕が妻の枕の近くにボカンと振り下ろされたようだ。...本郷村の悪夢
更新するのに時間が経ってしまった。おかげで、なにをどのように考えていたのかを忘れてしまったので、話を整理する。最近のマンガには仮面をかぶる(素顔を隠す)女子キャラが増えてきたと気がついた。その文化現象はどこから生じたのかと疑問を抱いたのが発端であった。だれもいない世界では仮面をかぶる必要などない(ただし、物理的な必要性があれば話は別。宇宙空間で酸素吸入していなければ死んでしまうといった)。したがって、他者のまなざしをさえぎるために仮面をかぶるわけである。そうすると、なぜ他者のまなざしをさえぎらなければならないのかと疑問は進み、このSNS社会において、キャラとパーソナリティの狭間にある自我が生きづらさを覚えているのではないのだろうかと仮説を立ててみた。また、マスク依存症もその仮面の一種なのだろうと思うとも記した。...顔を隠したがる女子(04)
能面という語がある。文字どおりお能のときにかぶる面のことであり、転じて、無表情なさまを指すなんてことはだれでも知っている。それを逆からいえば、さまざまな事情のもと顔から表情を消すために無表情という仮面をかぶった状態ということになる。小生もときと場合によっては、無意識に能面となっているのだろう。電車のなか、明るく楽しい顔つきで本を読んでいるわけがない。それに近いもので、マスク依存症という語が最近広まってきた。マスクをすることで他人の視線を緩和できるような気になり、外に出るときはマスクをかかせないというものだ。その反動もあり、先日新聞で読んだのだけれども、イオングループでは従業員にマスクの着用を禁止する旨を通達したらしい。新聞なのであえて賛否両論を併記したのかもしれないが、その賛否の意見が記されていて読みもせずに飛...顔を隠したがる女子(03)
前回、基本的な確認を怠っていたことに気がついたので補足しておきたい。まず、忍者モノなどの場合、覆面などで顔を覆っている女子キャラがたくさん出ていることだろう。そこで、ストーリーなり作品世界上、仮面を必然とする女子キャラは今回考察対象から除外することにする。次に、マンガ『キングダム』にも触れてしまったが、ググってみると、それは2006年から連載が始まっているようだ。現在も連載中とはいえ、したがって、最近の作品とはいえないだろう。河了貂に関してはよくわからないが、楊端和については仮面をかぶるという生活文化の人物であると設定されている。そこで前回に述べたことを繰り返すが、「素顔で人に接するのが恥ずかしい」ゆえに仮面をかぶる女子キャラが増えたのはどうしてなのだろうか、というのが小生の疑問点であるというところに立ちもどり...顔を隠したがる女子(02)
仕事があまりにヒマなのでマンガばかり読んでいたら、日常では顔を隠している女子のキャラクターが最近増えてきたことに気がついた。思いつくままに挙げてみると、『キングダム』の河了貂、楊端和、『天スラ』のシズ、『ブラクロ』のグレイ、『盾の勇者の成り上がり』のリーシア、『Dr.STONE』のスイカと、管見の限りではあるけれど、素顔をさらすことをさける女性キャラクターが登場することがめずらしくなくなった。この前提をもう少し掘り下げてみると、こうした文化事象についてすでにだれかがなにかを語っているのかもしれないが、それは読んだことがないので、小生は知らない。また、小生がいくらヒマとはいえ、すべてのマンガやアニメを網羅しているわけでもない。したがって、ほかにも顔を隠す女子キャラがいるのかもしれないが、それも知らない。さらには、...顔を隠したがる女子(01)
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、こうした儀礼的なあいさつも大切なのではありますが、それよりもなによりも、2019年はほとんどなにもしなかったに等しい1年でした。オープンにすることのできない事情がいくつか重なり、手も足も出なかったという感じで終わってしまった次第です。そのため、早急に巻き返しを図らないことには、会社の存続がいよいよ危ぶまれる段階に入っています。そのため、今年は勝負の1年になるのかなあと、少しばかりいやな予感が先行しています。その年末。支払いのため銀行に行こうとしたのだけれども、残高がほとんどない、という肝心な事実に気がついた。困ったなあと考えあぐねるものの、ないものはないという同一律は不動の現実である。ならばどうするか。ないものはないという同一律は、なけ...風塵社的恭賀新年2020
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