chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に https://blog.goo.ne.jp/endoublog

漢方養生法や漢方薬体験例のブログ。漢方体験(生理不順、不妊、更年期など)、漢方の知恵ブログ

漢方薬局を営む薬剤師(やく)です。ウォーキング好きだけど途中植物や鳥に出会うとなかなか前へ進めません。自然の恵みを感じながらのびやかに。

やく
フォロー
住所
佐倉市
出身
未設定
ブログ村参加

2006/04/29

arrow_drop_down
  • 食養生:中国人が驚く日本の食堂の氷水

    昨日はZOOMで漢方研修会参加。中国人の中医師で日本で開業している方々の話を聞き、漢方相談の患者への細やかな気配りに感動するとともに、もうひとつ驚いたことがありました。「日本に来た当時、一番びっくりしたことは何ですか?」の質問に、口々に「食堂のどこへ行っても氷水がでること。やめてほしい」との答え。以前テレビで、街頭の外国人に日本について質問する番組を見た時も、若い中国人家族の答えがやはりこれでした。そういえば、中国でも台湾でも食堂ではまず、水ではなくて温かくて美味しいお茶が供されたのを思い出しました。冷たいものは体によくない冷たいものを摂らないという習慣が身についていているのを羨ましく思いました。日本の、特に若い女性の皆さん、冷え性なのに冷たい水を飲むのはやめてくださいね。それから、マスコミの影響で日本で...食養生:中国人が驚く日本の食堂の氷水

  • PMS(月経前症候群)の解決法

    PMSとは、月経前症候群、生理前緊張症などと言って、生理前1週間くらいまたは人によっては排卵ごろからずっと、イライラして機嫌が悪い、気分が落ち込み悲観的になる、肩こり、背中の張り、頭痛などなどの不快症状が続くこと。子宮内に血液が集まってくる時期で、骨盤内を中心にあちこちが停滞して張りつめてくる、中医学で言う「気滞」状態が発生するのです。なので、生理出血が始まって子宮内のうっ血が解消すると心も体もスッキリするのがPMSの特徴でもあります。軽い運動で骨盤を動かしたり、香りのある食べ物で気分をスッキリさせるとよいでしょう。ふだんから心配事や仕事のストレスが大きかったりすると気滞に陥りやすいので、できることなら気分転換の時間を確保してください。それでも解消しないなら、理気作用のある漢方薬を活用しましょう。先日の地...PMS(月経前症候群)の解決法

  • 「土と内臓」微生物がつくる世界・ヒトの消化管は植物の根と同じ

    まさに今、多くの人が知るべき素晴らしい内容でした。近年、自己免疫疾患と慢性炎症疾患が多発しているのは、マイクロバイオームつまり微生物叢が乱れているから。「きれいすぎる環境、極度に殺菌された食物や水、抗生物質の繰り返しの服用、土や自然との接触の少なさ、こういったすべてのことは私たちにとって不利益になる。」土壌の健康と人間の健康は、微生物によって直につながっている。植物の根は土壌内の微生物と密接に共生しお互いの防衛力を上げている。ヒトの大腸内もまったく同じ環境にあり、ヒトの免疫系の約80%は腸特に大腸に関係している。「腸内細菌バランスの異常は、肥満、ある種のガン、喘息、アレルギー、自閉症、循環器疾患、1型および2型糖尿病、うつ、多発性硬化症などとともに、腸管壁滲漏症候群や炎症性腸疾患が含まれている。」「マイク...「土と内臓」微生物がつくる世界・ヒトの消化管は植物の根と同じ

  • 汗をかきやすくなったのはなぜ:衛気虚対策

    「汗をかきやすくなった」というご相談が数件続きました。この頃の不順な天候の影響もあるとすれば、気虚を考慮すべきでしょう。汗をコントロールするのは皮膚の機能。これ中医学では「衛気(えき)」といい、その力が落ちているのを「衛気虚(えききょ)」といいます。寝汗がひどいという60代の女性のこと食欲もなくお粥をやっと食べるくらいだそうで、痩せて体力もなく、心配性で気持ちも弱っています。寝汗、痩せている、というのは陰虚も考慮すべきで、衛気虚と気陰両虚を養う2種類の漢方薬を選択しました。きちんと飲んでいただいて、徐々に食欲が増し顔色が良くなってて、その後約2か月、まったく寝汗をかくことがなくなりました。なにより初めの頃より、ぱっと見が、元気です。漢方対策の特徴は、「汗を止める」ではなく、汗をコントロールする「体力を養う...汗をかきやすくなったのはなぜ:衛気虚対策

  • 妊活:35歳から陰血は半減するので補腎剤が必要

    「陰血」とは、体を潤いしてる栄養液体(血液を含む)というイメージ。女性の生理で言えば、たっぷりの陰血が血管を通って卵巣に運ばれ卵子がぐんぐん育つ。子宮内膜もこれによって増殖しその中にも陰血があふれて、受精卵が着床した時にはすぐさま栄養を与えるのです。女性の生殖能力がピークに達するのは20代で、その後徐々に下降線をたどるのですが、その一つの原因が陰血が不足してくるからともいえ、以下のような状態が見られるようになります。・若い頃より生理周期が乱れやすい(周期が短くなったり長くなったりする)・経血量が減ってきた、または、さらっと薄くなってきた・排卵期のオリモノが少なくなってきた生殖系の栄養不足が起こって卵巣や子宮が衰え、卵子が十分に育たず内膜も薄いのです。ヤマコウバシ(山香ばし)という素敵な名前の実この状態にが...妊活:35歳から陰血は半減するので補腎剤が必要

  • 湿気の多い日はすぐに去湿

    体が重だるい動くのが億劫、足腰が重痛い、ムカムカして食べ物がおいしくない、お腹の調子が不安定…秋バテかな?それは「湿邪」のせいかもしれません。連日曇りか雨。そんなベタベタ湿気が体を覆うのです。湿邪の特徴は「重い」そして一度こびりつくと「取れづらい」なので、天気がスッキリしない日は、素早く去湿対策しておきましょう。一番のおすすめ漢方は「勝湿顆粒」思いのほかスッキリして、体が軽くなりますよ。食材なら、海藻類や緑豆モヤシ。ただし冷え性の人は温かいメニューで食べてください。香水をつけて歩いている人がいるのかな?と、ここ数日きょろきょろしながら歩いていたら、雨上がりに香りがクリアになって、やっとキンモクセイだと気が付きました。漢方家ファインエンドー薬局HP漢方家ファインエンドー薬局フェイスブックいいねクリックどうぞ...湿気の多い日はすぐに去湿

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、やくさんをフォローしませんか?

ハンドル名
やくさん
ブログタイトル
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に
フォロー
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用