回文は行く その七千百二十四

若紫濃く咲く古希去らむ河回文は行くその七千百二十四

回文は行く その七千百二十三

鹿振るは彼の名尾なのか春深し回文は行くその七千百二十三

回文は行く その七千百二十二

春風の円舞曲果つる輪野瀬駆るは回文は行くその七千百二十二

回文は行く その七千百二十一

未到の地出たる春蓼知能富み回文は行くその七千百二十一

回文は行く その七千百二十

草餅よ神田値段か予知模索回文は行くその七千百二十

回文は行く その七千百十九

行く春よ源も並夜吐く湯回文は行くその七千百十九

回文は行く その七千百十八

腰の張り春夜頼るはリハの四股回文は行くその七千百十八

回文は行く その七千百十七

門下ワイワイ急く清和違和感も回文は行くその七千百十七

回文は行く その七千百十六

綱軽く締めずまず飯来るか夏回文は行くその七千百十六

回文は行く その七千百十五

カキドオシ摘みし足見つ潮時か回文は行くその七千百十五

回文は行く その七千百十四

那覇のこと和になるな接骨木の花回文は行くその七千百十四

回文は行く その七千百十三

鹿の背に神座アザミか偽の果子回文は行くその七千百十三

回文は行く その七千百十二

撥折るは尻振り降りし春落ち葉回文は行くその七千百十二

回文は行く その七千百十一

若芝や新芽仮面しヤバし皮回文は行くその七千百十一

回文は行く その七千百十

春霞田町八街ミスが子よ回文は行くその七千百十

回文は行く その七千百九

禁煙は夏まで待つな半延期回文は行くその七千百九

回文は行く その七千百八

手に円い春萌え盛るは入間にて回文は行くその七千百八

回文は行く その七千百七

潮波の皆捌け花見呑みなおし回文は行くその七千百七

回文は行く その七千百六

回文は行く その七千百五

師が兼ねた役目わめくや種案山子回文は行くその七千百五

回文は行く その七千百四

AIRDOの機内類なき野独活和え回文は行くその七千百四

回文は行く その七千百三

鰊曇りの畏怖祈りも軍師に回文は行くその七千百三

回文は行く その七千百二

肉眼で目の利く木の芽田楽に回文は行くその七千百二

回文は行く その七千百一

手に〆たイカナゴ仲居試し煮て回文は行くその七千百一

回文は行く その七千百

春場所地元お供女子バルは回文は行くその七千百

回文は行く その七千九十九

蜃気楼くたれ揺れた空路禁止回文は行くその七千九十九

回文は行く その七千九十八

句会西東忌子規疎い西鶴回文は行くその七千九十八

回文は行く その七千九十七

莫迦なるは痴態一日春半ば回文は行くその七千九十七

回文は行く その七千九十六

片寄るは櫓漕ぎ凪頃春夜鷹回文は行くその七千九十六

回文は行く その七千九十五

いかがわし慈姑迷惑皺が怪回文は行くその七千九十五

回文は行く その七千九十四

穀雨にて笑みし主見え手に浮く粉回文は行くその七千九十四