赤バジルとその栽培法・利用法(随想録―番外編) @イタリアンが好きな女性であれば、パスタやピザに不可欠なバジル(ハーブの王とも言われます)を知っているでしょう。ところで、日本食には欠かせないシソと、イタリアンのバジルは、同じヒマラヤ山脈の山麓が原産地で、西に伝わったのがバジル、東に伝わったのがシソです。 (2022.07.09)そして、面白いことに、バジルもシソも、青葉種と赤葉種を持っています。赤シソにあたるのが赤バジルです。たぶん、普通の女性は、そこまでの知識を持たないでしょうから、利用法を知れば、購買意欲が湧くでしょうね。 赤バジルは1年草ですので、毎年種を蒔くことができます。私はポリポッ…
『魔入りました!入間くん』(マンガ、アニメ)の魅力+雲南百薬(随想録―46)
『魔入りました!入間くん』(マンガ、アニメ)の魅力+雲南百薬(随想録―46) アニメは、NHK・Eテレで断続的に放映されている。教育的かどうかは解らぬが。設定がスゴイ。まさしく悪魔のような両親に振り回されたあげく、大悪魔:サリバンに売り渡された主人公:鈴木入間(すずき・いるま、当時14歳)。よほどひどい目に会わされるかと思いきや、サリバンは入間にかしづくかのように接し(むしろ溺愛)、悪魔の子供たちが学ぶ魔界学校:バビルスに通うようになる。そして、彼はバビルスで青春を謳歌する。 悪魔とは言え、その有様は人間の世界と同様だ。期末テストもあれば、学園祭もある。悪魔にも性別があるので、若い身空の恋愛感…
「天は足りすぎる者から奪い、足らざる者に与える」(老子)+筋トレ(随想録―45)
「天は足りすぎる者から奪い、足らざる者に与える」(老子)+筋トレ(随想録―45) これは、『老子』の言葉ですが、こう続きます・・・「しかし、人は違う。人は足らざる者から奪い、足りすぎる者に与える・・・これは天の道ではない」、と。この言葉、現代の世界を蔽う、忌まわしい新自由主義のことではなく、金持ちたちが跳梁跋扈した古代中国を、老子が観測した結果、吐いた言葉なのです。 如何にも人類が科学技術を発展させても、その果実が金持ちに集中する有様は、古今東西変わらないのです。マルクスも、現代のトマ・ピケティも同じ真理を伝えているのですね。でも変わらない。人の営みは変わらない。 ところで、人に大きな被害を与…
大河ドラマは、「人を描く」作品群だったはず(随想録―44) 我が家の場合、よくNHK大河ドラマは観ていたが、「いだてん」以降のものは観ていない。詰まらないからだ。私は思うのだが、大河ドラマの出来のいい作品は見事に、「人」を書ききっていた。そんな作品として最後の光芒を放ったのが「葵―徳川三代」(2000年放映)だったと思う。ここで描かれていたのが、怜悧で優れた父:徳川家康と、跡取りとしては心許ない子:徳川秀忠の愛と葛藤の物語が展開されていた。ちょうど、中国・漢の歴史家:司馬遷の『史記』のような視点と言ったらよいのかな。 『史記』の場合、時代を描くつもりで書かれたのではあるまい。司馬遷は人間を書き…
コロナ禍と私の基礎体温(随想録―番外編) コロナ禍がかまびすしくなった2020年の秋頃から、私の会社では朝の出社前の体温測定が義務付けられた。そして2020年9月から2022年9月までの毎日のデータが揃った。(測定は現在も続けられているが)、この2年間の体温データから、私個人について読み取れたことを記す。 データは、各月から3個のデータを代表させ(各月5日、15日、30日あたりの3データ)、グラフにする。グラフで特徴的なのは、2021年8月のデータがひときわ高く、このピークでグラフが2分割されること。 その2区間では、はっきり基礎体温が違っていることがわかる。前半は、おおむね35.4℃、後半が…
「ドクターG」である軍医と防衛医科大学校(随想録―43) 私は、受験生の頃、複数の医学部(3校)を受験したが、1校だけ落ち、防衛医科大学校の場合学科試験に合格し、あとは裸にされ、睾丸(こうがん)を調べられるという2次試験を受ける気がせず、それはパスした。十分に学力は認められたという形だ。 このときの数学の問題は極めて難しく、数学に、腕に覚えのあった私も、歯が立たなかった。他の科目で評価されたのだろう。東京大学理科1類の新入同級生同士で話したところ、彼も防衛医科大学校を受験し、2次もパスしたそうで(!!睾丸を見せたわけだな!!)、数学がけた違いに難しかったということでは合意した。彼は後、理学部数…
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