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  • 四十九ノ三百二日目

    六月十九日(水)曇り長い長い坂道をゆっくりゆっくり歩いて見える景色はあるように長い長い時間をたっぷりたっぷり培って育った関係があるように最近は仲間や後輩や先輩が鎌倉に来る機会が多く僕に会いに来るのはあくまで切っ掛けで寺より海神社より海森より海居酒屋飲みより海岸飲みみたいな海を求めてやってくる今日も演劇人が来たずっと海見ながら缶ビール飲んでこれからのことを語る海は人を正直にさせる海は大きな夢を語らせてくれる小さなことから大きなことまで語って新しく生まれる自分の気持ちも確認しつつ明日に挑む少しずつサイクルを変えつつ種植えをしつつ大きなムーブメントを起こしたいと思う毎朝参拝する神社毎朝自然の美しさに脱帽明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百二日目

  • 四十九ノ三百一日目

    六月十八日(火)雨土砂降りの中2時間半かけて東京の打ち合わせ場所へ来年の舞台公演の打ち合わせかなりみっちりとスタッフと世界観やコンセプトを共有する内容の濃いだったけど終始笑いの絶えない空気で公演の成功を感じられた打ち合わせだった大事なんだよねこういうちょっとした空気感って相性ってのは正直あるしそれが大きく作用するいい打ち合わせだった今日は日本の太平洋側は大雨でしたね人間は大変だったけど木々は喜んでいるように見えたし東京のビルディングの埃を洗い流してくれたように感じた雨は意外と好き今宵はこちら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百一日目

  • 四十九ノ三百日目

    六月十七日(月)晴れひたすらただひたすら文字を書いていた日気が付けば2万文字以上打って朝7時から始まった執筆は夕方6時までぶっ通し今まで書いていたものプラス来週から始まるテアトル全国WSのテキスト作成など時間経てば経つ度〆切は増えていくものだ2万文字打った台本はテアトルオンライン本番用に書いたもの思うがまま書いたこの本を細分化して各チームの作品に少しずつ育てていく要は細分化した物語の切れ端を培養していくってこと休憩がてらお気に入りの立ち食い蕎麦屋食してまた新しい言葉が生まれて書いていくそれの繰り返しそれの繰り返し執筆ほど孤独な作業は無い孤独とは言い換えれば自由ってこと今週はこの物語の切れ端を続々と培養して生き物を生成していく明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百日目

  • 四十九ノ二百九十九日目

    六月十六日(日)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古どう演じるか?ではなくどう読むか?これをテーマに稽古してきたプレ稽古も今度の土日が終了土曜チームは大人半分子供半分日曜チームは殆ど大人使用テキストも違うし駄目出しの種類も違うけど全チーム一環しているのは「ジャンルを成立させる」「構成を読んで物語を成立させる」ってことその上で「役と会話しないで、目の前の俳優と会話をする」「活字と会話しないで、目の前の人間と対話をする」頭では分かっていても出来ないこと出来ないことは全て自分の体を上手く使えていないことが殆どで頭は殆ど関係無かったりするだって頭では分かってるんだからそれは発声活舌柔軟とそんな基礎的な部分が占めている歳を取れば取るだけ甘くなる基礎頭も一緒に体も鍛え...四十九ノ二百九十九日目

  • 四十九ノ二百九十八日目

    六月十五日(土)晴れのち雨劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古プレ稽古も今週土日を入れてあと各チーム2回いよいよプレ稽古集大成この2ヶ月間の稽古と同時並行でチーム分けキャスティング執筆を行っている今日の土曜チーム稽古でもここまでの1人1人の課題をそれなりにぶつけてみて1人1人がどう磨いてくるかを観ている出来た理由をどう語るのか?出来なかった理由をどう語るのか?そんなことも観ている人の芝居をどう観ているのか?人の話をどう聞いているのか?そんなことも観ているだって演技ってどう生きているか?が全部出るからそれが個性そんなことをずっと照らし合わせてる結局人間の観察と人間の研究なんだと思う今日は土曜チームに最後のプレ稽古駄目出しを渡し来週何を持ってくるか?近所にこんな蕎...四十九ノ二百九十八日目

  • 四十九ノ二百九十七日目

    九月十四日(金)晴れ午前中から東京で打ち合わせ2本どちらもまだ形になる前の立ち上げ企画レベルの話こういう打ち合わせもとても好き0が1になる瞬間こういう時間は勝負の瞬間で連続でどんなアイデアを出せるかで実現するかしないかが決まる一歩前進出来た打ち合わせだった昼食も取れないまま先日稽古場見学させてもらった芝居の本番を観劇稽古場で感じたこと本番で感じたことお客さんの反応役者の息吹兎に角本当に参考になり本当に収穫となった時間だった「面白い作品」を創るのは当たり前の価値観で「期待に応える作品」を創るのも当たり前大事なのは「期待を越える作品」を創るのを当たり前にしなくてはならないってこと出演者数名と飲んで演劇話も出来た志の高い役者を語る演劇話は格別だいつまでも語られそうで時間がいくらあっても足りないくらいだ次にこの役...四十九ノ二百九十七日目

  • 四十九ノ二百九十六日目

    六月十三日(木)晴れ「世直し」最近この言葉をよく聞くただ聞くのではなくよく言われる言葉だ誰から?演劇関係者から特にスタッフから言われる言葉色んな意味が含まれているのだがこの言葉の反面には「アンタが動かなくて、誰が動くんだ」って意味も込められている色んなタイミングとか色んなチャンスとか色んな切っ掛けって受け身で受けると良い結果でも悪い結果でもそんなに痛くないしきっと傷付きたくないから受け身になるのだろうけどその結果って大抵は発展性の無い結果ばかりだということは分かっている改め今自分のやるべきことと改めて今自分がやりたいことの輪郭がハッキリして見えて来た日々50を目前に控えてまた残りの人生のことを考えた浜松の朝さ鎌倉に帰ろってその前に急遽スタッフからの連絡はい打ち合わせます未来のために明日も小欲を捨て大欲に立...四十九ノ二百九十六日目

  • 四十九ノ二百九十五日目

    六月十二日(水)晴れ年に数回必ず訪れる土地があるそれが家康くんの居る浜松ポストもこんな感じ日頃から大変お世話になっている人生の大先輩であり人生の同志でもある方と食事をしながら他愛のない話から人生の真意話までかなり幅広い話をする為に浜松に訪れている鎌倉に住んでからは新幹線を使わずに出来るだけ各駅停車で行っている青春18きっぷがある期間はそれを使って景色見ながら執筆しながら大好き缶ビールの1つ静岡麦酒飲みながら各駅停車で約4時間を堪能して夜は食事今夜も人生の整理しつつ人生の展望を観つつ人生の機微を感じれた夜嗚呼やっぱり人は1人じゃ生きられないそんなこと噛みしめて浜松の夜を〆ますああもっと頑張らないといやもっと頑張って愉しませて愉しませないと明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百九十五日目

  • 四十九ノ二百九十四日目

    九月十一日(火)晴れ最近仲間達とよく会っている特に昔ながらの仲間だったり数年連絡取っていなかった仲間だったりだからなのかよく分からないがこっちからではなく向こうから連絡来ることも多々ありそんな時期なんだろうなあと都合の良い解釈におさめている開かなければ開かない動かなければ動かない寄らなければ寄ってこない何だかそんな志で生きている最近今日も仲間数人と会い年内一緒に芝居を創ることになったそんなつもりも多少あって今日会ったこと本当にそうなったのはここ最近の傾向だ人間には【役割】があると思うその【役割】を自分なりに分かっている人と分かっていない人では生きがいが大きく違ってくる分かっているけど分かりたくないって人も少なくない自分の幸せは自分でしか決められないから一概に何が正しいなんて決められないただ自分が喜ぶより人...四十九ノ二百九十四日目

  • 四十九ノ二百九十三日目

    六月十日(月)晴れ前に進みながら後ろを振り返って背中を押してもらうことがある懐かしい映画を観たり懐かしい音楽を聴いたり大掃除で出てきた懐かしい品や写真に夢中になり大掃除が全然進まなかったり後ろを振り返らずって感覚も大事だけど僕は「過去は今の自分を形成するピース」だと思っているのでたまに後ろを振り返ることが多い今日は執筆して過去の自分演出作品のDVDを観たり対談映像なんかを観たりして自分を振り返った去年の自分一昨年の自分五年前の自分十年前に自分全部違う自分でも全部自分未来の自分から見たら今の自分も全然違う自分だと思うと少しは「能動的に動いて来れたのかな?」と自画自賛したり「思ったより変化してねえじゃん」と鼓舞したり今近い未来の準備を少しずつしているその為に1番時間を使っているのは【人に会う】ってこと1人じゃ...四十九ノ二百九十三日目

  • 四十九ノ二百九十二日目

    六月九日(日)曇りのち雨劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古新しい発見新しい領域新しい体験昨日今日の稽古で各チームそれぞれで大きな一歩を踏み出せた稽古だった役で会話せず役と会話せず己で会話し相手本人と会話すること自分に夢中になるのではなく相手に夢中になること各チームプレ稽古は残すところあと二回何処まで仕上がるかこれから来週のシュミレーション贋作オセローのメインビジュアル出来ました神木とシェイクスピアがオセロして出演者が石になってますこれをどう取ります?笑お愉しみに明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百九十二日目

  • 四十九ノ二百九十一日目

    六月八日(土)曇り劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古気が遠くなりそうなくらい一週間が経つのはあっちゅう間で歳を重ねれば重ねるほどその速度を増していくようだと月並みなことを感じている間にも時間は一瞬で過ぎ去っていく稽古している時だって執筆している時だってブログを書いている時だってそして貴方がこのブログを読んでくれている時だって今この文章を書いていても「貴方の時間を少し頂くための言葉なんだ」と思うととっても感慨深い僕の演劇活動は一言で言ってしまえば「繋げる」という行為だと思っている僕が書いた本を読むキャストやスタッフ僕が演出した演劇を観てくれる観客の皆さんこの言葉を読んでくれている貴方今日も全国のテアトルキャストとオンライン稽古プレ稽古もいよいよ終盤に突入「どう...四十九ノ二百九十一日目

  • 四十九ノ二百九十日目

    六月七日(金)曇り時々晴れ帰省最終日の朝逞しい麦をエネルギーをもらい今朝も百点満点の朝ご飯を頂き鎌倉へ帰る四時間の車内ボーっと景色を見ながら様々な思いを巡らせる僕は何処へ向かうのだろう僕は何処へ向かっているのだろう僕は何処へ向かうべきなのだろう僕の向かうべきところは一体何処なのだろう思い返せばなりふり構わず駆け抜けてその速度に落とすために東京を離れた鎌倉に住んで間もなく三年大きく世の中が変わりまた大きく世の中が変わったこの数年間世の中に身を任せるしかなかった部分も政府に飼い慣らされてしまった部分もその全てを体に染みつかせずにきた時には流されてしまっていたことあったでもそれを確固たる意志を持って突き進んでいかなくてはいけないんだなここ数日考えていた故郷に帰り空気を吸いお袋との時間でリセット&リスタートもっと...四十九ノ二百九十日目

  • 四十九ノ二百八十九日目

    六月六日(木)晴れ時々曇り帰省二日目百点満点な朝食を頂き車で思うがままにドライブ小用を片付けつつ向かった先は実家に一番近いワイナリーワイナリーの見学ワインの試飲バッキャローシリーズでは山梨ワイン山形ワインワインガールズでは長野ワイン元々好きだった日本ワインが日本ワインの演劇を創ってより一層好きになった日本人ってやっぱり凄いなとこのワイナリーに来て改めて実感したこともちろん安曇野ワインも購入鎌倉で味わおうと思う実家に戻ったら当然晩酌スタートキムタクのドラマを観ながらキムタクの魅力について飲み語り合う75と49の親子平和な時間色んな山を乗り越えてきたからこその平和な時間話は尽きないこれもまた有難き関係の証いつもそうだが帰るとよりいっそう体調が良い空気と景色と食事なんだろうなきっと明日鎌倉に帰ります明日も小欲を...四十九ノ二百八十九日目

  • 四十九ノ二百八十八日目

    六月五日(水)晴れ今日から実家に帰らせて頂きます鎌倉から長野の実家までは約四時間景色見ながら執筆しながら長野県内に入ればご当地もの頂きます密かに人気の長野県内JRにある木製ベンチ今回も「お袋の手料理を頂く」「お袋と一緒に飲む」これが目的故郷に着いて墓参りして買い物して晩酌スタートそして長野に帰って来たんだからワインガールズやってたから塩尻ワインはいきます帰省初日男子バレーを見ながらお袋と飲んだくれて終わりましたとさ明日はお袋をドライブがてら色々回ります明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十八日目

  • 四十九ノ二百八十七日目

    六月四日(火)晴れ久々の鎌倉朝ご飯KOBAKABAへ数ある鎌倉朝ご飯屋さんで一番好き今朝は鯵の開き自分ではなかなか作れないこの品目そして優しい味付けの数々朝から頂ける贅沢感謝生かされてるなとつくづく感じる日中執筆に没頭し夜は東京へ演劇仲間と近況報告なんぞをしつつ秋の演劇俱楽部の話今キャスティングが最終段階今週末に新たな出演候補の仲間に会って全キャストが決まりそうだ気が付けばワインガールズが終わってから一ヶ月この一ヶ月で僕は何を得て何を失ったんだろう前に突き進むために毎日を的確に着実に遊びを入れながら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十七日目

  • 四十九ノ二百八十六日目

    六月三日(月)晴れ先日お邪魔した稽古場に再度稽古見学前回は返し稽古を今回は通し稽古を台詞動き空間スタッフワーク全てが僕の稽古場とはまるで違う当たり前のことなんだけどこの当たり前を感じるためにお邪魔させてもらった稽古場見学以前別の作品で何度も使ったスタジオでもあったのでより違いを感じられた非常に面白かったし非常に勉強になった好きなことも嫌いなことも明確に分かった来月から年末まである怒涛の稽古場稽古に向けて今月はこういった下準備と執筆に没頭しようと思うもっと良い本をもっと良い稽古をもっと良い作品を命は有限可能性は無限今宵はこちら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十六日目

  • 四十九ノ二百八十五日目

    六月二日(日)晴れのち雨劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古今日も全国のテアトルキャストとオンライン稽古今はもう当たり前だけど十年前いや五年前では考えられない稽古形態日本全国のキャストと僕の台本を使いながら顏突き合わせてオンラインで稽古をしている会えなかったあの時期があったからこそ生まれたこの当たり前この当たり前を当たり前にし過ぎないようにこの当たり前を大事にしていきたいと思う今日の稽古では今期稽古のテーマであるどう演技するのではなくどう読むのかに立ち帰って各チームに「台本を構成で読む」ってことを軸にして会話の構成を伝授した「言われれば分かる」ってことは「言われなくても分かる」ってこと「言われても分からない」ってことじゃないからここを甘んじないでここを強化して...四十九ノ二百八十五日目

  • 四十九ノ二百八十四日目

    六月一日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古表層を埋めるのではなく深層を埋めること台詞の表面に翻弄されず台詞の裏面を軸にすること自分のイメージを疑い自分を疑い新しい概念を掴むことそんなことが今回の稽古のテーマだったり今日の稽古の総括する言葉だった人を成長させたり人を変えていくって本当に容易なことじゃないけどほんの少しでもほんの一言の台詞でも美しく素敵に聞いてる相手役を動かしたり観劇してくれるお客さんの背中を押すようなものになれるように僕たちはずっと稽古をしている今日は今日の課題を渡し来週の稽古に挑む稽古後敬愛する演劇プロデューサーとお世話になってる俳優さんと会食同じ演劇界でも僕の住む演劇界からすれば一階も二階も高い世界にいらっしゃる方々色んなお話を聞...四十九ノ二百八十四日目

  • 四十九ノ二百八十三日目

    五月三十一日(金)曇りあっちゅー間に五月最終日ワインガールズ終演から早くも一ヶ月が経とうとしている今日は月末ってのもあり事務作業や金融機関を渡り歩いたり雑務に追われた午前中からの日中夜は昔演出をさせてもらってたミュージカル忍たま乱太郎の最新作を観劇僕が演出をさせてもらっていたのは第6弾~第9弾今はもう第14弾進化して広がっていて嬉しかった観劇しながら「昔住んでた町に遊びに来た」感覚だった変わらない部分もあるし新しくなった部分もあるし知っている住人も居るし知らない新しい住人も居るし大きくなったけど小さく感じる部分もあるし逆も然りだし兎に角第14弾まで続いていることがとても素晴らしいこと繋いでくれている現行キャストとスタッフの皆さんに感謝と共に大きな拍手を送りたいと思います終演後ドクタケ忍者のタツヤが撮ってく...四十九ノ二百八十三日目

  • 四十九ノ二百八十二日目

    五月三十日(木)晴れ演出家って仕事をしていると自分の稽古場しか行けないんですね役者は色んな現場で色んな演出家の稽古場に行けるんですけど演出家って他の演出家の稽古場って行けないんですよま当たり前のことなんですけど笑で先日ある演劇プロデューサーと飲んでてこの話をしたら稽古場見学していいってことで今日行ってきたってわけです演出家も出演者たちもスタッフたちもたまたま知ってる連中ばかりだったからってのもあるんですがいや非常に面白かったですね稽古進行駄目出し休憩の取り方出演者の居方演出家の立ち振る舞いそして稽古場の空気台本も読ませてもらい演出家の世界観と僕が感じた世界観の差異を咀嚼しながら演劇の無限の可能性を感じた演劇って何だろう演出家って何だろう毎日毎日上書きされるこの普遍的なテーマは今日もまた思いっきり上書きされ...四十九ノ二百八十二日目

  • 四十九ノ二百八十一日目

    五月二十九日(水)晴れ時々曇り朝海岸で境内でカフェで台本を書く鎌倉に移住して染み付いた朝の日常の一コマ東京に居た二十五年があったからこそ選んだ今の鎌倉での生活羨ましがられるけど特別な生活は何にもしてないし贅沢なんて全然していない寧ろ東京に居たころよりお金使わないし余計なものを買わなくなったし東京に行く用事がなければ海に行ってコーヒーかビール飲んで執筆しながら一日を過ごすお参りも日常手を合わせて祈る神様や仏様に毎日手を合わせるだけで自然体で居られるようになれた気がする生きていれば色々あるけど生きてるから色々あるわけで死んだら色々無いわけで色々あるのは生きている証ってことで明日も宜しく明日も小欲をさて大欲に立つ四十九ノ二百八十一日目

  • 四十九ノ二百八十日目

    五月二十八日(火)曇りのち雨台本を書いたり打ち合わせをしたり演出を考えたり稽古をしたり本番をチェックしたり色々と実務は山のようにあるけど時には仲間や後輩の悩みや葛藤を飲みながら聞いたりアドバイスしたり背中を押したりそんなことをするのも僕が僕であるために必要不可欠な時間だと最近強く思っているそれは僕が今まで生きて来て先輩や仲間たちとのそんな膨大な時間にかなり助けられてきたからだ歴史は繰り返されると言ったら大袈裟なのかもしれないけど振り返れば「次は僕たちの番だ」と思わされた四十代だったここ十年で多くの演劇界の大先輩たちが天国に旅立ったその度に思ってた「次は僕たちの番だ」残り三ヶ月の四十代次の十年をどんな目的で生き抜いていくのかどんな野望で邁進していくのかそんなことも考えながら毎日を大切に生きていきたい考えたと...四十九ノ二百八十日目

  • 四十九ノ二百七十九日目

    五月二十七日(月)雨今日は執筆に費やした日劇団Focus×テアトルアカデミーオンライン公演のプレ稽古用台本の追加そして本番用の台本も書き始めた先週から本格的にオセローの深い部分を調べ始めていて今日で執筆するにあたって自分が納得出来る部分まで深掘れた少しだけ書き始めて冒頭場面を全て削除して新しい冒頭場面を書き始めた贋作オセローとタイトル付けたけど当初の予想より贋作になりそうだw文字を書くこと昔は苦手だった絵を描いてる方が得意だったじゃあ絵が上手かったわけではなく絵を描いている方が好きだったそう好きだった今も文字を上手く書けてるとは思ってないが文字を書くのは好きだ2時間の台本を書くと3万から4万文字になる年間6本書いたら18万~24万文字だそれに至るまでの準備稿なんかも合わせたら40万文字くらいになるだろうし...四十九ノ二百七十九日目

  • 四十九ノ二百七十八日目

    五月二十六日(日)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古昨日に引き続き台本を使ってのプレ稽古自分以外の人生が自分の役には書かれていて自分には無い知識や概念が自分の役には書かれていて自分が知らない人たちとの関係が自分の役は書かれていて自分が行ったこともない場所や自分が立ち会ったこともない状況が自分の役には書かれていてそして自分以外の誰かが書いた言葉が自分の役には書かれているだから自分の知識や概念や定義みたいなものを優先して台本を解釈すると大抵は間違った解釈になる多分こうだろうな恐らくこうだろうは間違っていることが多い「自分を疑う」非常に大事なことだ稽古とはちゃんと読みちゃんと準備をして来て駄目出しを解消して台本と演出家の求めている芝居をし場面を創っていくことだ...四十九ノ二百七十八日目

  • 四十九ノ二百七十七日目

    五月二十五日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古先週から始まった台本使っての稽古この一週間で何を読み何を準備してくるのか?そこが一番問われる上手だったか下手だったかが大事なのではなく何を読み何を準備してくるのか?稽古以外でしてきたことが全て演技に出てくるから逆を言えばどれくらい読んで来たのか?どれくらい準備をして来たのか?は演技を観れば分かってしまうってことだまだある個人差やって来た人やって来なかった人やって来たつもりだった人やって来た人のモチベーションとやって来なかった人とやって来たつもりだった人が感化される瞬間そこを埋めていくのもこのプレ稽古の目的片手間の人と本気の人の差が少しずつ開き始める時期各チームのモチベーションをコントロールしていくのも演...四十九ノ二百七十七日目

  • 四十九ノ二百七十六日目

    五月二十四日(金)晴れ脚本を担当したShinPro戯言タワゴト~男性版~戯言ザレゴト~女性版~公演初日両公演観させて頂きましたどちらの公演も執筆時にイメージしていた演出とは全く違う代物になっていてとても面白かった演出の矛先役者の解釈これが違うだけここまで違うかとだからこそ演劇って面白い最後まで展開を予想させない最後まで裏切り続ける最後までひっくり返していくワインガールズの稽古と本番中に何度も何度も伏線を散りばめては削除して何度も何度も頭から読み返して仕掛けを作っていた日々が懐かしいwここまでのサスペンスミステリーは初めて書いたので今後こういったジャンルをもっと書いていこうと思えた演劇でしたキャストスタッフのみんなに感謝お陰様でほぼ完売状態とのこと嬉しい限りです千穐楽まで走り抜けられること祈ってますおやすみ...四十九ノ二百七十六日目

  • 四十九ノ二百七十五日目

    五月二十三日(木)晴れ先月渚バカが終わりバッキャローシリーズ福島編が終わり次作バッキャローシリーズは千葉県を題材とし本年十月に上演します今日はそのモデルとなる千葉県房総半島へ行き取材をしてきた兎に角素晴らしい景色の数々快く取材を受けてくれた人生の先輩感動感動感動の連続これは絶対に伝えたい!そんな生活がここにありましたかなりの情報量だったので今夜いったん纏めます笑要は日本人が日本人らしく暮らす一種のモデルケースってことですねまっちゃん明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百七十五日目

  • 四十九ノ二百七十四日目

    五月二十二日(水)晴れ四国三日目昨日今日の愉しい時間を振り返るような朝ご飯をご夫婦とご一緒して四国を発った特急をこんな感じで待って手を振ってくれる奥様に手を振り返して本州へ向かう昨夜の日本料理の〆鯛めしをお土産にして奥様が新幹線用にとその鯛めしを使ってお弁当を作ってくれたとっても助かる四国から鎌倉に帰る車内で色んな資料を見たり執筆したり流れる景色を眺めたり七時間って時間は一瞬で過ぎ去った夜は東京で会食お付き合いのある芸能会社の社長さんと小さな展望から大きな野望の話までをじっくり出来た思ったら吉日正にこの精神で邁進しよ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百七十四日目

  • 四十九ノ二百七十三日目

    五月二十一日目(火)晴れ四国二日目ご夫婦のご自宅に泊まらせてもらい朝食を頂き夕方までは自由時間ご自宅のテラス席で午前中を過ごす読みたかった本を読んでその本の歴史を調べながらあっという間にお昼今日の四国は夏のような気温午後は前から行きたかった酒造さんへ行き関東ではなかなか手に入らない大好きなお酒たちを買ったわりと買ったので宅急便で時間差で鎌倉に届くのが愉しみだ昼からハイボールしかもオールドパーハイボール贅沢夕方ご近所の日本料理屋に連れていって頂いたお料理がどれも神こちらも久々に頂きました山崎ーー!明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百七十三日目

  • 四十九ノ二百七十二日目

    五月二十日(月)雨のち晴れ遠出をねしております新幹線に乗って西へ西へいつも僕を応援してくれる大好きなご夫婦に会いにこちらからこちらに乗って今四国におりますこの大好きなご夫婦とは出会ってからかれこれ八年のお付き合いなんですが「もう八年か」ってより「まだ八年か」ってくらい濃いお付き合いをさせて頂いております瀬戸内の料理と絶品なお酒とコアな演劇話で今宵は楽しみますやっぱり日本人も日本も大好きだ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百七十二日目

  • 四十九ノ二百七十一日目

    五月十九日(日)曇り劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古昨日に引き続き書き渡した台本をどうinputしてどうoutputするのか?愉しみにしていた今日昨日と同様にどう演じるか?を先に持ってきてしまうのだがもう1つ共通していることがあったどう台詞を言うか?これが先に来てしまうどう演じるか?ってことであればそれよりももっと前にしなければならないことがたくさんある例えばその中の1つが役の人物の造形を深く掘り厚く構築させていくこと自分のイメージだけで解釈するのではなく作家が描いた人物像をしっかりと考察することどう台詞を言うか?の前にやらねばやらないことの1つこれはこれで今回の稽古で伝授していきたいと思うそう考えると伝えたいことや伝えなきゃいけないことは山のようにあるん...四十九ノ二百七十一日目

  • 四十九ノ二百七十日目

    五月十八日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古先週の稽古ではヒアリングを中心に互いを知るためのコンセンサスを取りそれぞれのチームに合う台本を執筆昨日までに書き上げた台本を出演者たちがどうinputしてどうoutputするのか?愉しみにしていた今日チームごと出演者ごとの特性が非常によく分かった稽古が出来たやはりどう演じるか?を先に持ってきてしまう傾向があるキャリア関係なくその傾向があるそこら辺から施術していこうと改めて確信する役が与えられていたとしてもまずは本が伝えたいことは何か?どうしてこの役が書かれたのか?ここから読まないと本の真意は掴めない今月来月のプレ稽古ではその土台を固めていきたい今宵はどうしても瓶ビールが飲みたくてふらっと徘徊明日も小欲を捨...四十九ノ二百七十日目

  • 四十九ノ二百六十九日目

    五月十七日(金)晴れ晴天今日は鎌倉から一歩も出ずに午前からカフェ行ったりランチしながら執筆作業週末のテアトルオンラインプレ稽古用台本を全チーム分無事に脱稿出来たいつもよりわりと書き込んだプレ稽古台本になったどんな風に今回の出演者たちが読んでくるか楽しみだ午後からは東京から役者仲間たちが鎌倉に来た随所を案内するってより海が見たい願望を叶えるために海岸で潮風浴びながらビールを飲んだ基本芝居話ばかり店で飲むよりみんなが元気になるのが分かるみんなが笑ってる時間が多いのが分かる日没まで海岸で飲みながら語り明かした稽古して本番終えて繋がりを保ちつつ鎌倉まで会いに来てくれる役者たちに感謝明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十九日目

  • 四十九ノ二百六十八日目

    五月十六日(木)晴れ今日も芝居を観た昨日に引き続き若い世代の団体でも扱っている戯曲は50年前に書かれた名作僕も色んな劇場で色んな団体が再演されたものを何度も観ているもちろん本家の団体で上演されたのも何度も観ているそれを踏まえての観劇そして改めて思うどう演じるか?ではなくどう読むのか?これって本当に大事だなと強く思った例えば「熱い思いを届けます」という台詞があるとするその「熱い思い」の「熱さ」はどんな「熱さ」なのだろうか?役者は自身の思う「熱さ」を台詞に乗せようとするこれはどう演じるか?を先行させているからであるどう読むか?を先行させた場合はどうなるのか「この台詞を書いた作家の熱さとは、どんな熱さなのか?」これを探ることが大事だと言うことだ脚本は他人が書いたものであるさ帰ります明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十八日目

  • 四十九ノ二百六十七日目

    五月十五日(水)曇り芝居を観た最近は若い世代の脚本演出家がとても頑張っている今日はそんな若い世代の団体とても攻めていてとてもさらけ出していてとてもやりたいことが伝わってきて心地良かった上手いとか下手とかそんな次元じゃなくて自分のスタイルがしっかりあって良かった自分のスタイルって昔はよく見失っていたそれって自分で決めること?他人が決めること?自分で決めるもんでしょ?他人が決めるもんでしょ?てなことはよく考えるけど結局毎回作ってるもんが違うしここ数年「人は毎日変わる」って概念で生きているからスタイルなんてのはあって無いようなもんなんだろうな今日の演劇はスタイルがあったでもそれは今回のスタイルであって次回のスタイルは変わっているんだろうなきっとまた観に行こうと思う明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十七日目

  • 四十九ノ二百六十六日目

    五月十四日(火)晴れ稽古が時期になると鎌倉に来客が増える今日も後輩達がやってきた鎌倉から海岸沿いを歩き買い食いして海見ながらビール飲んで中でもこのベーグル屋は好評だった僕も愛用してる海って人を正直にさせる稲村ケ崎からの江の島後輩達の夢や悩み葛藤などを聞きながら偉そうに先輩面してアドバイスそれがどれだけ彼らのためになったかは分からないけど一緒に過ごした時間が確実にあったことこれが何より尊い証だ帰り改札で見送った彼らが溌剌としていた今日は陽射しも穏やかに差し込み彼らの体に陽射しと潮風が沢山入り込んだからだ自然は体が喜ぶ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十六日目

  • 四十九ノ二百六十五日目

    五月十三日(月)雨映画観たり本読んだりしてinput作業をしつつ執筆したり打ち合わせしてoutput作業をする毎日長年観たいと思っていた映画をオンデマンドで鑑賞みんな本当に面白い作品を作っている本も演出も良い役者も山のように居ていつかご一緒したいと心から思う近頃来年はもちろん再来年の話が出てくるようになってきたここまで遠い話はわりと大きな劇場での公演で企画自体も大きいのでしっかりと時間をかけて準備していきたい今日はそれとは別件の打ち合わせで新しい企画が動き始めた二十年来の昔の仲間と共に出来そうな企画共に生き残って来た仲間大事にしたい今度は神奈川を盛り上げたいと思ってる明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十五日目

  • 四十九ノ二百六十四日目

    五月十二日(日)曇り劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜日チーム稽古昨日同様プレ稽古を朝から日没手前まで今日で全出演者と会ってプレ稽古の内容本番チーム分け本番脚本の構想などが具体的にイメージ出来た明日からプレ稽古用のテキストを作って今度の週末は実践的な稽古をしようと思う何のための演劇か?毎日考える問いを今日の稽古を終えた時に考えた先日唐十郎さんが亡くなったこの十年で現代演劇の多くの演出家が旅立った蜷川さんだって浅利先生だって宮沢章夫さんだって中島敦彦さんだって師匠の青井陽治だって先人たちが切り開いてくれたからこそある今の芸能界今の演劇界これを継承していくことが演劇人としてやらねばやらないこと演劇の尊さ演劇の愛おしさ演劇の奥深さ近代演劇の歴史は明治維新以降でまだ約百五十年...四十九ノ二百六十四日目

  • 四十九ノ二百六十三日目

    五月十一日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜日チーム稽古始まりました本番は九月ここから五か月間お盆以外の殆どの土日がこの稽古に費やす今月来月はプレ稽古新旧入り乱れている出演者たちの成長や人間性役者としての特性なんかを僕が知る期間としてそして出演者たちに僕を知ってもらう期間誰かが書いて誰かが演出して誰かが演じて誰かに届ける命のバトンリレーそんな根本的な部分から共有していこうと思う毎週土日朝から日没前までのオンライン稽古梅雨夏と全国の出演者と演劇を愉しも今宵はこちらで明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十三日目

  • 四十九ノ二百六十二日目

    五月十日(金)晴れ兎に角日中は執筆どれもこれもといったような感じで請け負っている全ての脚本を毎日ジワジワと書き進める日々気が付けば五月も十日毎日一瞬で過ぎ去っていくことは分かっている分かっているけど「早いよ!終わんの!」と毎日この時間になって叫んでる稽古してる時もそうなんだけど執筆してる時間ってのはどの時間よりも一番早く時が経ってしまう夕方から今年下半期の打ち合わせをしに東京へ打ち合わせ場所付近の神社に行きここは西荻窪です今宵はこちらで演劇話のハナを咲かせようと思います何やかんや毎日演劇のことばっかホント演劇ばっかそんな僕の周りは演劇バカばっか明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六十二日目

  • 四十九ノ二百六十一日目

    五月九日(木)晴れ午前中雨が降った五月も半ばだというのに三月中旬並みの気温そう簡単には過ごしやすい季節になってくれるわけじゃないのねそれだけ甘えるなってことだと自分を戒めて今日も執筆作業から昨日から書き進めている来年本番の脚本神秘的な世界を書いていると今生きている現実世界のことを冷静に見れる愛しいこともくだらないことも全部でもやっぱり思うのは人生は有限だってことだからこそやりたいことやって会いたい人に会ってそのためにやらねばやらないことやって喜び溢れる愉しい人生を送りたいと思うのです昼過ぎ晴れた気持ちの良い陽射しを浴びながら今夜も人と逢うどんな時間になるんだろうどんな会話をするんだろう毎朝起きれたことが奇跡毎日過ごせることが奇跡生きるって奇跡の連続なんだ今日が終われたことに感謝明日もまた来ますように明日も...四十九ノ二百六十一日目

  • 四十九ノ二百六十日目

    五月八日(水)晴れのち雨近々書き上げなくちゃいけない脚本より何故か一年後本番の脚本の方が真っ直ぐに世界が浮かぶので今日はそちらの冒頭場面を書いていた僕にしては空想的で幻想的で神秘的なファンタジーな世界観の脚本でだからこそなのか分からないけど自由に書けているファンタジーっていいんですよね全部が嘘だから観客も嘘を前提として観てくれるから「そんなことあるわけねえだろ」って概念が無いから言ってしまえば何やったっていいわけでノンフィクションテイストの作品が多い僕としてはとても新鮮な気持ちで書けている今週はこの脚本を少し書き進めてみようと思う夜劇場バラシで打ち上げに参加出来なかったワインガールスタッフ陣と打ち上げたまたま予約した海鮮専門店で塩尻ワインが!しかも五一ワイン!「こんなことある?」とスタッフ陣と驚いたんだけ...四十九ノ二百六十日目

  • 四十九ノ二百五十九日目

    五月七日(火)雨人間生きてりゃ色々あるわけでだからこそ人生なわけででも波風立たずに生きたいし心労せずに生きたいけど結果そんなことはあり得ないから生きるって困難だけど困難だから人生なのだから苦労しているうちは幸せなんだなと思うわけです今日もインプットしながら執筆をしてました細かい台詞よりももっと大枠な部分の構築辻褄など気にせず正に書き殴った粗書きこれをまずは量産しようと思ってるよく殺人事件が起こると犯人の「動機」を警察が追求するけど「動機」って本当にあるんですかね?裁判するためには「動機」は必要だけど人間の行動全てに「動機」なんて無いと思ってるんですよあるとすれば「衝動」なんじゃないかな大人になるってことは「衝動」を抑え「動機」を形成することのように最近強く感じます「動機」を言葉で組み立て生きている人を僕は...四十九ノ二百五十九日目

  • 四十九ノ二百五十八日目

    五月六日(月)曇りGW最終日GWって何だっただろ?と思う間もなく終わってしまったけど確実に言えることはGW前半は舞台ワインガールズに費やしGW後半は休息に費やした仕事とプライベートと両立出来たんだからこれ以上の幸せはありませんよね感謝しかない今日も生きていることに有り難さを感じられた一日仲間が鎌倉に来てくれましたそれはそれは有難いことで鎌倉ついでに会いに来てくれることがとても嬉しいんですね因みに鎌倉前は月島に住んでいてもんじゃついでに会いに来てくれることも多くてそれはそれで嬉しかったりしてたんですねそうついでで良いんだなって今思ってるんです観劇のついで稽古のついでワークショップのついで何でもいい大事なのは「人と人が会うこと」「人と人が同じ時間を共有すること」その切っ掛けをずっと作り続けているような気がする...四十九ノ二百五十八日目

  • 四十九ノ二百五十七日目

    五月五日(日)晴れ昨日に引き続きインプット作業本映画YouTube目一杯追いかけ続けて結局深夜まで海にも行ったけど本日風強し滞在断念して散髪いつもの古民家美容室やっと行けた会員カード見たら半年振り今回はバッサリ切ってブリーチし直す本を何冊か注文した近々で読みたい新たなる世界の入り口ここ三ヶ月で短編四本長編二本の執筆スケジュールまだ時間はあるけど今から書いておかないとあとで大変になるの分かってるけどもうしばらく開放感を味わっておきたい自分も居るこちら先日発表になりました今回は神木優企画ですこちらも当然執筆します明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十七日目

  • 四十九ノ二百五十六日目

    五月四日(土)晴れ行楽日和楽しそうな表情の観光客たちとすれ違いながら地元道に入りこみいつもの空気に落ち着きを取り戻しながら今日はひたすら読書しつつ新たな物語を想像した一日まだまだ知らないことが多い知れば知るほど知らないことを知る本や資料を読むたびに自分の知識の浅はかさに気付くインプット作業って入れる作業ではなく自分を知る作業なんだな今日も海に行って潮風も陽射しも浴びた観光客が行かない稽古中に行けなかった地元店に行って昼ごはん夕ごはんを頂いた今週は天気に恵まれそうだ充分に浴びよ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十六日目

  • 四十九ノ二百五十五日目

    五月三日(金)晴れ海に居ましたずっとずっと今日は天気も良くずっと渚のバッキャロー‼︎ワインガールズ二月三月四月と取材準備執筆稽古に費やした三ヶ月全てが終わり駆け抜けた日々を振り返りながら海に居ました陽射しを浴びて潮風を浴びて今年初の日焼けをしここまでどれだけ屋内に籠っていたことかヒリヒリとした肌を感じながら自然と繋がったことに人間が本来あるべき姿を再認識する頭を使わず体から感じる一日あるがままなすがままそんな一日生きていることに感謝そんな一日明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十五日目

  • 四十九ノ二百五十四日目

    五月二日(木)晴れ無事ワインガールズ千穐楽全公演が無事に終わりました観劇してくれた貴方本当にどうもありがとう沢山の拍手を頂き沢山のご意見を頂き僕らはまた新たなステージに行きたいと強く思えた千穐楽でしたとても良い初日でとても良い千穐楽でもまだまだもっともっと今後の課題千穐楽を観ながら探す探す探す脚本家として演出家としてやりたかったことよりやらねばならなかったことまだまだまだまだまだまだそれを見つけたい良き評価も沢山頂いたけどももっと高みを目指したいけどもとっても良い作品になったやれることは全部やったしみんなも作品もどんどん成長したしただもっともっともっと色々考えたい全部僕の話キャストスタッフは最大限やってくれたありがとうもっと良い脚本をもっと良い演出をただ最高の出会いが山盛りであった今作紡いでいきたい明日も...四十九ノ二百五十四日目

  • 四十九ノ二百五十三日目

    五月一日(水)雨一息吐く時間忙しい毎日には忘れがちな時間張っている心をそっと緩める時間緩めてみたら張っていたことに気付く時間そんなことを味わった今日という時間生きていれば常に纏まり付いてくる時間という概念あったり無かったり欲しかったり要らなかったりでも全人類唯一平等なのは一日が二十四時間だということ退屈な時間も夢中な時間も同じ時間どんな時間にするのかは自分次第だということ今日から五月今年の上半期の大きな山を越えた感覚そんな時間が始まった今日今月は少し速度遅めな日々これも同じ時間舞台ワインガールズは明日千穐楽明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十三日目

  • 四十九ノ二百五十二日目

    四月三十日(火)晴れ舞台ワインガールズ休演日ここまで突っ走ってきたキャストスタッフの休日充分休んで残りの公演に挑んでもらいたい僕は溜まりに溜まった事務作業やら市役所やら法務局やら行き社会人的作業の一日久々に書類たくさん書いて印鑑たくさん押した笑GWは社会人的作業をする際は金融機関休みだし郵送物止まるし公的機関も休みだしでなかなかスムーズに行かない今日から三日間の平日で何とか片付けたいてなわけで半端ない機動力で今日の任務は終了魚屋が出しているクラフトビールで乾杯四月も今日でおしまい今年の三分の一おしまいここまで生きて来れましたありがとう感謝明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十二日目

  • 四十九ノ二百五十一日目

    四月二十九日(月)曇り舞台ワインガールズ公演四日目そう言えばGWだそうでそんなことは全く意識せずに劇場に通っている毎日珍しく次の現場が入っていないので近年稀に見ぬ本番観劇量今のところ毎日劇場に居る今日は仙台からテアトルアカデミーの袮津さん薫子さんが観に来てくれたとても愉んでもらえたみたいでこっちも嬉しくなってしまった観劇後はワインガールズおすすめのお店でワインを飲んで帰られたそうで塩尻ワイン演劇を観たあと塩尻ワインで乾杯というゴールドコース🍷演劇で町づくり去年の珈琲いかがでしょうから今回も足立区さんとのコラボ広げて繋がって笑顔の花の種を植えていくそんな演劇活動をもっともっとやっていきたいな明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十一日目

  • 四十九ノ二百五十日目

    四月二十八日(日)晴れ舞台ワインガールズ公演三日目今日も沢山の方に観てもらいました観劇してくれた貴方どうもありがとう本当に温かい拍手を毎回頂いています今日は母と弟が観に来てくれました当然飲んだくれるわけですでも考えてみれば僕の演劇があるからこうやって集まるんだからこれはこれで演劇を続けてる意味でもあるだなと完全酔っ払いモードまこれも幸せ芝居の話殆どしてなかった笑次の劇場公演は夏来月は帰省しよ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五十日目

  • 四十九ノ二百四十九日目

    四月二十七日(土)晴れ舞台ワインガールズ公演二日目終了精度が公演毎に上がりお客さんに育てられているのが物凄くよくわかる演劇のあるべき姿舞台上にある出演者の命舞台袖にあるスタッフの命客席にあるお客さんの命それが劇場という空間で重なり合う演劇の尊さを今日の本番を観ながら感じられた今日のあの場面良かったなあとか思いながら終演後久々のお客さんと食事五一ワインご用意してくださいました嬉しいーワイン演劇観劇後ワインを頂く贅沢な時間「良い演劇をありがとう」と喜んでくださり生きる勇気をくれたこと感謝しかない明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百四十九日目

  • 四十九ノ二百四十八日目

    四月二十六日(金)曇り舞台ワインガールズ開幕ここまで来れました公演前のゲネプロ終わりでやはり追加の演出も加わり昨日より成長した舞台ワインガールズそしてお客さんに育ててもらった今夜また更に更に成長させていただきましたとても良い初日でした満席ではなかったけどそれに近い拍手でした本当に温かい拍手でキャストは感動しておりましたご来場の貴方本当にありがとうございましたワイン作りに青春をかけた女子高生たちと家族の物語日本ワインの美味しさ日本ワインの歴史日本ワインと戦争色んなものがこれでもかと言わんばかりに詰まってます一週間前休憩込みで二時間四十五分あった今作は今日で休憩込みで二時間十五分かなりシェイプアップしてスリムになりました良い感想もたくさんいただきました感謝ただまだまだ上はあるまだまだ高みを目指して公演し続けま...四十九ノ二百四十八日目

  • 四十九ノ二百四十七日目

    四月二十五日(木)晴れ舞台ワインガールズ劇場場当たり稽古二日目手数が多い転換タイトな早替えスタッフキャストの迅速な対応そして集中力をもって事故も無く全ての場面を当たることが出来た場当たりしながら追加した演出もたくさんあった今日出来ることは今日追加して準備して明日追加するものもある各スタッフが作品が良くなることを第一優先にしてくれた作品がまた成長した手にかければかけるほど作品は成長していく稽古場ではなし得なかった課題は劇場に入って何なく解消されていく改めて演劇は総合芸術なんだと実感する演出台から舞台を観つつ上手側下手側から観え方をチェックしつつこの劇場の特性を活かしつつ全て完了そして演出家として最後の大仕事は今日終わった良い仕上がり明日開幕開幕前のゲネプロでまた何か思い付くかもしれないけど明日は明日の自分に...四十九ノ二百四十七日目

  • 四十九ノ二百四十六日目

    四月二十四日(水)晴れ戯言脱稿最後は悩みに悩みぬいたけど何とか着地出来た早速納品毎回そうだけど一言目を書いた時に何となく思い描いていた展開や結末に一度もなったことがないそれが良いのか悪いのか分からないけど僕はそうなのだだからプロット書いてくれと言われると本書いちゃっていいですか?と答える僕は映像向きじゃないんだなと来月稽古場に顔を出そうと思う舞台ワインガールズは劇場場当たり稽古一日目今回は仕込み日四日間ととても贅沢なスケジュールを頂きスタッフも準備万端一幕の半分をスムーズに当たれて本日は終了怖いくらい順調でこれは良き準備が出来た賜物だなと実感明日は丸一日かけて残りの場面の場当たり稽古明日から当たる場面は転換が激しい場面ばかり一致団結で行こ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百四十六日目

  • 四十九ノ二百四十五日目

    四月二十三日(火)晴れ舞台ワインガールズは劇場仕込み日スタッフたちが作業をしてくれてますキャストはお休み僕も休みをもらってひたすら執筆作業来月上演する舞台「戯言」脚本提供します今回プロデューサーからのオーダーは騙し合いなかなか僕のところには来ないオーダーで愉しみながら執筆してきた今日は丸一日かけての総仕上げ伏線の張り巡らせ方と伏線の回収の仕方そして仕掛けが大きなポイントになるんだけど今回は敢えてそのポイントに重きをおかず仕掛けよりも多少分かりづらくてもドラマ性を重視して観客によって全然違う解釈が生まれるような脚本を目指してた早朝から書き始めて気付いたら夕方書けば書くほどアイデアが出てくる無限ループにハマり今日の脱稿は断念残すはラストシーンのみ明朝仕上げることに出来てるところまでをプロデューサーに渡した良い...四十九ノ二百四十五日目

  • 四十九ノ二百四十四日目

    四月二十二日(月)晴れ舞台ワインガールズ全ての稽古が終了毎回そうだけどやれることは全てやった欲を言えばキリがないが決して妥協ではなくこのメンバーでこのスケジュールでこれ以上やれることがあったら教えて?ってくらい充実した稽古が出来たと演出家として思ってます今日も良い瞬間がたくさん生まれたけどこれも明日以降は出ないだってここは稽古場本番は劇場だから舞台セットが組まれた状態での芝居は大きく変わるある意味で新鮮味を持って空間に立てるわけだ何が生まれるかな愉しみで仕方ない良い稽古だった明日はキャストはお休み今日からスタッフは劇場に入り仕込んでる稽古後劇場に立ち寄った珈琲いかがでしょう以来一年振りのシアター1010好きな劇場の一つ明日は僕も休みを頂いたそんな明日は舞台ワインガールズの稽古をしつつ少しずつ書き進めていた...四十九ノ二百四十四日目

  • 四十九ノ二百四十三日目

    四月二十一日(日)雨日々積み重なるように場面に命が吹き込まれ新しい瞬間は生まれ始めている今日の舞台ワインガールズ稽古はまた演劇の可能性に勇気をもらえた日だったラストの手前先祖の想いを登場人物たちが熱弁する場面がある今日はその場面からの稽古今まで掴めなかったものが今日掴めたふとした瞬間だったあるキャストの第一声に全員が感化されとんでもない場面が生まれたこれだから稽古場ってのは尊いんだたった一言で全員の感情が上がった昨日までとは全然違う場面になりキャストたちも驚いたこれだから演劇は面白いその流れからの通し稽古昨日まで流れなかった涙が場面場面で流れ始めたいけるそう確信した通し稽古だった今日で稽古場での通し稽古は最後明日は全員揃わないので場面稽古この通し稽古が出来た上での明日の場面稽古はかなり基調な稽古最後までブ...四十九ノ二百四十三日目

  • 四十九ノ二百四十二日目

    四月二十日(土)晴れ今日も舞台ワインガールズ稽古衣装付き通し稽古衣装ヘアメイク全て有りの通し稽古出演者のスタンバイも通し稽古開始の二時間前マイクも全員着用して衣装との不具合マイク位置の調整など稽古場での作業も大詰めになってきた上演時間も昨日より十分ほど短くなった殆ど台詞のカットはしてないが会話のテンポを上げて場面の繋ぎをスムーズにしただけで別作品のような仕上がりこれで重複している情報台詞で説明しなくても演技で伝える情報を明日バッサリをカットしてまた稽古していく泣けるところはほろっと泣かせ笑えるところはくすっと笑わせ圧倒させるところはがっつり圧倒させるのが今の課題通し稽古後の駄目出し自分のために台詞を使わないこと台詞の軸を自分にしないこと相手の芝居を受けるのではなく自分の芝居を相手がどう受けたのかを受ける何...四十九ノ二百四十二日目

  • 四十九ノ二百四十一日目

    四月十九日(金)曇り今日の舞台ワインガールズ稽古は出道具を駆使した転換稽古と衣装早替え稽古から演出部スタッフとアンサンブルキャストが一体になって四十以上ある場面を創っていく誰が何処から何を持ってくるのか?誰と誰が何処から何を捌けていくのか?この瞬間の照明はどのくらいの暗さなのか?そんなことを検証していき今日の通し稽古で試していくその後カーテンコールを作り久々の通し稽古今日も目的は場面場面をしっかりと繋げていくこと一幕一時間三十分二幕一時間休憩十五分計二時間四十五分これを計二時間十五分まで明日からの稽古でシェイプアップしていきます稽古後数名のキャストたちと夕飯を今日の通し稽古の話題で持ち切り僕は終電が早いので先にお暇したけど白熱したみんなはまだまだ芝居を語り合ってるだろうな今は鎌倉へ帰る電車の中さっき駅のホ...四十九ノ二百四十一日目

  • 四十九ノ二百四十日目

    四月十八日(木)雨今日も舞台ワインガールズ稽古一幕を中心に一日かけて場面稽古をみっとりと今作はワイン醸造をする女子高生たちの青春群像劇でもあるんだけどワインと戦争そして家族と先祖ってテーマもある今日稽古した場面は家族と先祖が軸になった家族の場面を中心にイタリアンレストランを経営する父親がステージ3の胃癌になってしまう場面実家のワイナリーが経営不振で買収されそうになってしまう場面曾爺さんが火山灰ばかりの塩尻を開拓して葡萄畑を作ったが戦争で亡くなってしまった場面そんな根の深いエピソードがこの舞台ワインガールズに散りばめられています大きな物語の渦を緩急つけながら演出していく小説を舞台化当然小説全てを観せることは出来ないエピソードは小説の三分の一ほど演劇でしか出来ない表現をしつつ「菅野臣太朗がこの小説を演劇にする...四十九ノ二百四十日目

  • 四十九ノ二百三十八日目

    四月十六日(火)晴れ渚のバッキャロー‼千穐楽無事に全公演終了ご来場の貴方本当にどうもありがとうございましたダブルカーテンコールのあとはスタンディングオベーション感動の景色とても嬉しかった今回取材でたくさんお世話になった南相馬の大槻陽子さんとお母さまお母さまには南相馬で夕飯を作ってもらいましたキャストたちとも交流が生まれたようで良かった去年の四月から南相馬に通わせてもらって昨年十月の波のバッキャロー‼そして今回の渚のバッキャロー‼東日本大震災を扱った作品当然重いし苦しいし辛い作品だったけど最後には前を向いて明日を迎える作品に仕上がったと思えていますやり残したことはありません次に向かうだけです次の題材都道府県は千葉県タイトルは里のバッキャロー‼上演は今年秋ご期待くださいお袋も長野から観に来てくれました当然終演...四十九ノ二百三十八日目

  • 四十九ノ二百三十七日目

    四月十五日(月)晴れワインガールズ稽古しつつ実は新作執筆もしてますそれはこちら戯言ってタイトルで男優版を戯言(たわごと)女優版を戯言(ざれごと)で書き上げます現在絶賛執筆中だけど今まで書いたことの無いテイストで台詞も自分でも無意識な新しい単語や文節が出てくるのでなかなか面白く書いてますクライムだけどサスペンスでもコメディでもあるしシリアスでもある脚本を書いてます演出が他人でもあるのでそれはそれで色んな仕掛けを入れておこうと思ってますワインガールズ稽古本日は通し稽古まだ大きくもったりしているのでもっとシャープにもっと躍動感ある作品にするのがここ数日の課題明日から画期的な稽古をしてシェイプアップします明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十七日目

  • 四十九ノ二百三十六日目

    四月十四日(日)晴れ今日も今日とてワインガールズ稽古冒頭場面と若手キャストたちの集中稽古出来る出来ないではなく思えてるのか思えないのか共感出来てるのか共感出来ていないのかそのコンセンサスをとっていく稽古そして技術面でのアドバイスを一人一人にしていく稽古上手い下手ははっきり言ってどうでもいい大事なのは圧倒的にモチベーションそこに尽きるそれを若手に伝えていくそれも演劇界の先輩としての仕事朝長谷寺テラスで執筆来月上演の執筆のみの演劇明日情報公開です稽古終わって夜の鎌倉この風情ある感じが好きなんですああ今日も無事に終わった明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十六日目

  • 四十九ノ二百三十五日目

    四月十三日(土)晴れワインガールズ稽古キービジュアルが解禁原作小説によせて撮影しましたさ今日の稽古は主に大人チームの場面色々と試しながら出来上がった場面は昨日までとは打って変わった斬新な瞬間がたくさん生まれた積み上げる稽古とはまた一味違う稽古可能性を広げる稽古大人たちだから出来る稽古固める稽古ではなく柔らかく広げる稽古今日は今日で最高の瞬間を作る稽古明日は明日で最高の瞬間を作るための稽古機微そんな稽古日々新しい瞬間を生んでいく稽古明日は冒頭場面を集中的にそして若手の特訓DAY明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十五日目

  • 四十九ノ二百三十四日目

    四月十二日(金)晴れ舞台ワインガールズ稽古日朝から衣装パレード全キャストの場面場面での衣装確認今回は場面数が多いので着点数もかなり多い早替えも多い本番中は舞台でも裏でも休むことなくスタッフキャストが稼働している演劇になってます全ての衣装をチェックして昼過ぎから通し稽古まだまだ高みを目指さねばならないまだまだみんな自分のための芝居相手のための芝居じゃないこれを今週の残りの稽古で脱却してもう一歩でも進めていきたい稽古後はまた渚のバッキャロー‼本番前の円陣開場前の劇場この波布はみんなで準備してますアッちゅう間に週末一瞬で一日が終わり一秒で一週間が終わるでもこれって幸せなことだよな明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十四日目

  • 四十九ノ二百三十三日目

    四月十一日(木)晴れ昨日無事に渚のバッキャロー‼の初日が明き今日から舞台ワインガールズに没頭する毎朝参拝する神社の近くの公園の桜が満開隣にはこれまた満開の菜の花完璧な春到来いらっしゃい春今日のワインガールズ稽古は今まで細かく稽古出来なかった場面を集中的に稽古稽古して分かることたった一言だけど書き手と演者で違う認識してしまってるいる部分を修正したり共通認識をとったりととても貴重な稽古だった少人数だったけど少人数だったからこそ出来る稽古が出来て明日以降の稽古のためにも有意義な稽古時間だった気が付けば四月も十日過ぎ稽古後に渚のバッキャロー‼本番を観てあとは現場スタッフに任せようと思えるくらいいい意味で安定してきた今夜観劇してくれた大先輩の演劇プロデューサーにお墨付きを頂き大きく背中を押してもらえた頑張ろもっとい...四十九ノ二百三十三日目

  • 四十九ノ二百三十二日目

    四月十日(水)晴れ渚のバッキャロー‼無事に初日が明きましたこれも賢明なキャストの努力ときめ細やかなスタッフのケアの賜物とても良い初日でしたほぼ満席の客席の一番後ろの席からお客さんの背中をずっと観てたけどちゃんとしっかり物語に没頭していたのが分かった「僕たちの伝えたいメッセージは、ちゃんと届いていた」そんな印象でしたカーテンコール後前の女性のお客さんが「こんなに泣いた演劇初めて」「一瞬で終わったけど、一生忘れなそう」「これ〇〇ちゃんに絶対観せたい」と話していたりエレベーター待ちの男女グループのお客さんが「南相馬のノマオイって知ってた?」「菜の花迷路ってホントにあるのかなあ」とスマホで検索してたりとこの演劇を観て劇場を出ていくお客さんがまるで【希望を運ぶ伝書鳩】のように見えましたただ僕たちは高みを目指すべくま...四十九ノ二百三十二日目

  • 四十九ノ二百三十一日目

    四月九日(火)雨のち晴れ渚バカ劇場での場当たり稽古昼から夜までスタッフとキャストとの合わせ稽古が場当たり稽古稽古場でしか見れなかったことが劇場で見えることが多々ある特に舞台美術照明なんかは本当にそう稽古場では分からない大きなセクション稽古場通りに役者を立たせても強いことに弱いことに気付く場当たり稽古兎に角稽古場での仕上がりよりも劇場入りした今日の芝居が愕然と変わったこれでお客さんが入ったらとんでない作品になるわ渚バカいよいよ開幕明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十一日目

  • 四十九ノ二百三十日目

    四月八日(月)曇り渚バカスタッフ劇場仕込み日キャストと僕はオフ日そして僕はワインガールズ稽古場へ今日は先週から続いてる場面稽古でまだ余っていた場面を朝から出来るだけ事細かに稽古して夕方からは粗通し稽古全員で舞台ワインガールズを全て体感出来たキャストには作品の大きな唸りを体感してもらいスタッフにはその唸りを各セクションで共有してキャストを煽っていくこれが総合芸術の醍醐味だワインガールズ稽古は大きな一歩を踏んだ一日音楽も入り始めて場面がドンドン埋まっていくまだまだだけどまだまだ伸びしろがある作品渚バカ同様伝えなきゃいけないワインの物語今宵は急遽都内のホテルを取ってワインガールズ作戦会議を日本ワインを飲みながら主要メンバーでしましたホテルでの〆は安定の角ハイです笑明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十日目

  • 四十九ノ二百二十九日目

    四月七日(日)晴れ渚バカ全稽古無事に終了今日はラストシーンをみっちり稽古してでも決して固めずに柔軟なベクトルをしっかり定めた稽古が出来た三週間の稽古ワインガールズ稽古との兼ね合いもあったけどとても良い稽古が出来た三週間だった効率良い稽古も出来た打率の高い稽古も出来たもちろん欲を言えばいくらでもあるけど余すとこない稽古が出来たスタッフ陣から「今回、責めてますね」「今回、また新しいですね」「今回、更に挑戦してますね」と本当にそんな演劇になりましたあとは劇場場当たり稽古で答え合わせいい顔してるでしょ?みんな良い稽古が出来た証拠新宿駅からこんな陽射しも久々明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十九日目

  • 四十九ノ二百二十八日目

    四月六日(土)晴れ今日明日で渚バカ稽古終了てことでワインガールズ稽古オフ渚バカの仕上げの週末スケジュールNGのキャストが出ていない場面を頭から徹底的に稽古していく稽古して新たに見えたことが非常に多くて稽古の大事さが一段と如実に見えた今日稽古場が本番である演出家にとってこれほど無限の可能性を秘めた稽古場という空間に一礼も二礼もしたいそれだけ稽古場は尊くも愛しい空間であるキャストたちと稽古後にビール飲みながら芝居の話をひたすらするこれも稽古意志の疎通って芝居作りに一番大事なこと幸せだなずっとこんな時間が続けばいいのに色んな人と一緒にそのために僕が動くことはたくさんあるけど全国のみんなで共有するモチベーションは高いので心当たりのある貴方は待っててね春来たでしょ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十八日目

  • 四十九ノ二百二十七日目

    四月五日(金)晴れ今日もワインガールズ稽古からワイン戦争命先祖そんなテーマもある中で恋愛青春ってテーマもしっかりある今作今日は高校生たちの恋愛や青春が浮き立つ場面の稽古もちろんリアルな高校生が演じるわけではないけどそれに近い二十代のキャストが一生懸命稽古に挑んでる初々しいさってのがキーワードだと思っていてそれがどれだけキャストたちが体感出来るのかここ演出家としては勝負どころだと思ってますまだまだ序の口だけど若手キャストたちの意欲も感じるのでこれからの成長が愉しみ渚バカは最終通し稽古また一段と階段を昇った通し稽古だった制作さんも「かなり泣いた」と太鼓判を押してくれたはい一番良かったのが出ました稽古場でこれが出て演出家としては確信を得られたこれはとんでもない作品になります明日明後日で渚バカは総仕上げ先日怒涛の...四十九ノ二百二十七日目

  • 四十九ノ二百二十六日目

    四月四日(木)晴れ本日はワインガールズ稽古から序盤の短い場面を細かく稽古出来た一言一言の背景を互いに共有しつつ僕が観せたい景色と役者が考えて来た描写の擦り合わせ「なるほど」と思うこと「そっちじゃなくてこっち」と伝えてコンセンサスを整える命の在り方生きる価値観そして死とは何なのかそんなテーマが入り混じったワインと戦争と命の物語まだまだ更に深く深くお次は渚バカ稽古本日も通し稽古グッと絞まった作品に仕上がってきた最近至るところで地震が起こっている日本中敏感になりつつも何を備え何をして何を覚悟するべきなのかそんなことの切れ端がこの渚バカにはあります悲しいかな少しずつ遠くなってしまう様々な事件や災害能登地震も段々と遠くなっている気がする日々起こる新しい事変にどんどん上書きされてるから致し方ないことなんだけどそこに生...四十九ノ二百二十六日目

  • 四十九ノ二百二十五日目

    四月三日(水)晴れ渚バカ通し稽古繰り返してきた場面が一気に繋がる瞬間は稽古場でしか味わえない醍醐味繋がることで場面場面が積み重なって新しい感覚が生まれていくもう二度と生まれないその瞬間たちは舞台上に吹くそよ風が何処かへ連れ去っていく捨てていく良い瞬間こそ捨てていくずっと握ってると次が掴めないから今日の課題明日への活力帰りの電車でまた考えるもっと良い演出もっと良い駄目だしもっと良い稽古そんなことを延々繰り返して今日も秒で終わろうとしている明日はワインガールズ稽古からの渚バカ稽古ダブルヘッダー稽古がまた始まる二つの稽古場で僕を待ってくれているキャストとスタッフが居るそれだけで僕は毎日を生きることが出来るしその先に居る本番を愉しみにしてくれている貴方が居るから僕は生きていられるのですそしてこのブログを今読んでく...四十九ノ二百二十五日目

  • 四十九ノ二百二十四日目

    四月二日(火)晴れ今日明日とワインガールズ稽古オフ渚バカ稽古に没頭する二日間ここが勝負ここからが勝負そんな二日間が繰り広げられますいい稽古が出来ました役者たちが言葉よりも肉体を使いまくった今日でした言葉なんて大したことなんてないなと思いましたどんな美辞麗句よりも人気野球選手のホームランだったり人気サッカー選手のゴールだったりそっちの方が人の感動を誘うことがありますが僕は演劇の可能性を信じて演劇を創り続けています本日お花を頂きました日頃の感謝ってことで頂きました僕を評価するのは僕ではなく周りなんだと強く思えましたありがとうございます今日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十四日目

  • 四十九ノ二百二十三日目

    四月一日(月)雲り本日は渚バカ稽古オフワインガールズ稽古を丸一日かけて二幕の大人達の山場からの物語の大きなうねりからのラストシーンへの軌跡をキャスト全員を共有しながらの稽古今日一日で7場面のシーン稽古と演出家として余すとこなく細部に渡って稽古した為入れ替わり立ち替わり来るキャストとの午前11時から午後20時までの稽古はわりと痺れるもんでそれでもシーンが構築出来たことも達成感が半端なくて稽古終わりに演出助手のユカちゃんとビール乾杯してしまったそれだけの大仕事が達成出来た今日新年度のスタートらしく大きな一歩を踏んだ若者達も多かったであろう日そんな若者達が未来を抱ける社会を作りたいと改めて思うのです今宵も赤星で乾杯明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十三日目

  • 四十九ノ二百二十二日目

    三月三十一日(日)晴れ今年度最後の日晴れましたとても良い気候朝からとっても清々しい由比ガ浜から長谷を抜けて小道を抜けて海岸へ最近ずっと追われていたような毎日でふと神社行って鎌倉の裏路地歩いて海岸行ってボーっとする時間が無かったからとってもチャージ出来た時間だった渚バカ稽古しっかり場面を創ってきましたどれも愛おしい場面になってきた明日から新年度なんて信じられない時間を過ごしているけど大事なのは一日一日をちゃんと生きていることそれが人生なんだと痛感する毎日です僕は生きています色々あるけど生きています前を向いてちゃんと明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十二日目

  • 四十九ノ二百二十一日目

    三月三十日(土)晴れ快晴寒桜は新緑に良い季節になってきた鎌倉が愉しみな季節渚バカワインガールズが無事に成功したら思いっきり満喫したいと思いますそれまでは演劇に没頭します今日から二日間は渚バカ稽古一色昼から夜まで中盤三場面を集中稽古新しい瞬間がたくさん生まれた昨日まで想像していなかった感情に飲まれたキャストたちは未知の体感が出来たようだっただからといってこれは今日生まれたもの明日また同じ瞬間が生まれるわけではないからこれは今日捨てる明日はまた違う新しい瞬間を生んでいくただそれの繰り返しでも良い稽古だった前作浪バカのDVDが出来たそうです波バカが上演されている頃僕らは能登で地震が起こるなんて想像もしていなかっただからあの頃に思い描いていた渚バカとは全然違う作品になってますもう何となく風化し始めている能登の地震...四十九ノ二百二十一日目

  • 四十九ノ二百二十日目

    三月二十九日(金)雨のち晴れ午前中は土砂降り午後から一気に晴れていよいよ春到来ワインガールズ稽古と渚バカ稽古の平日ダブルヘッダー稽古も今週はこれで終了週末はワインガールズ稽古オフ渚バカ稽古に丸々集中ってスケジュール今日のワインガールズ稽古で全体の三分の一の場面の芝居稽古が出来た来週の稽古で三分の二の場面の芝居稽古をして再来週の月曜日に粗通し稽古が出来れば因みにその再来週の月曜日ってのが渚バカ劇場入り日のスタッフ仕込み日遠いと思ってた日がどんどん近付いてくる一日が秒で思っていくけど兎に角ずっと稽古してるずっと演劇のことを考えている大変なこともあるししんどいこともあるけど先輩に助けられ仲間に救われ後輩に支えられ今日も締めくくれることが出来た先のことも大事だけど今日一日をちゃんと生きること明日は当たり前のように...四十九ノ二百二十日目

  • 四十九ノ二百十九日目

    三月二十八日(木)雨今日もダブルヘッダー稽古ワインガールズは大人キャストの場面が中心こちらのカンパニーは下は二十代前半上は七十代前半と幅広い年齢層その分経験値も違うしやってきた演劇のジャンルも違う小劇場育ちアイドル育ち元宝塚元東宝ミュージカル2.5次元初めましてのキャストが多い中稽古を進めると同時に僕の思う演劇僕が伝えたい演劇を感じてもらいながら一人一人のキャストの演劇を見据えていく定義の統一化これがこの二週間の主な作業相手を知って自分を知ってもらうキャストによって変えている駄目出しもその目論見がありつつ届けた言葉をどう反応しているかも稽古場を出て次の稽古場に行く電車の中で反芻している渚バカ稽古は全七場の一場から三場までの通し稽古上演時間の約半分であるこの三場面を流しながら物語の導入から事件が起こるまでの...四十九ノ二百十九日目

  • 四十九ノ二百十八日目

    三月二十七日(水)雨今日から三日間は午前中から昼過ぎまでワインガールズ稽古昼過ぎから夜まで渚バカ稽古ダブルヘッダーで鎌倉から出向き都内を横断場面も多いしキャスト数も多いワインガールズは頭から順番にってよりスケジュールの合うキャストが出揃う稽古可能な場面を虱潰しに当たっていくスタイル一幕三場やって二幕二場やって一幕七場やって全体の演出構成を明確に持ちつつ細かい場面に命を吹き込んでいく良い場面が出来たけどまだまだやらなければならない場面は山積み渚バカ稽古こちらはワインガールズに比べるとキャスト数も場面も少なく上演時間も短い二週間後公演初日ってこともあり場面をじっくり創り込んでいます行間を埋めていき空間を生んでいく書かれた台詞はあくまでも切っ掛けにすぎないから登場人物の肉体から迸る「気」みたいなものを感じ合って...四十九ノ二百十八日目

  • 四十九ノ二百十七日目

    三月二十六日(火)雨ワインガールズミザンス付け丸一日かけて無事に全場面のミザンスが付いた一幕は全七場二幕は全四場全てのミザンスが付いた時は稽古場でキャストたちから拍手頂きました上演時間休憩十五分込みで二時間十五分昨日の本読みでは二時間半少しカットをしながら芝居のテンポ感も調整しつつこの一ヶ月で仕上げていきます稽古後キャストたちと夕飯をもちろんお供はワインですワインの舞台創りながらワインを稽古後に仲間たちと飲むしかも日本ワインをこれって演劇の幸せの形の一つこういう時間のためにも演劇を創っている今年は演劇でこういう時間を多く作っていこうと思うもちろん全国で貴方の街にも行きますんで今夜も塩尻ワイン明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十七日目

  • 四十九ノ二百十六日目

    三月二十五日(月)曇り舞台ワインガールズ顔合わせ本読み稽古いよいよ始まったついに始まったそんな感じのワインガールズ準備期間が濃密だったためここまで辿りつけたのが感慨深いのです初めてのキャスト久々のキャスト僕的に新旧入り乱れた座組だけどある意味期間限定劇団のようなカンパニーを作っていければと思ってます何故日本ワインが生まれたのか?何故塩尻がワインの土地なのか?先人たちが僕らに残したことが如実に分かる演劇ですさて明日はワインガールズに全シーンのミザンス付け今日明日はワインガールズに没頭明々後日からは一日二現場を行ったり来たり明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十六日目

  • 四十九ノ二百十五日目

    三月二十四日(日)曇り渚バカ稽古一つ一つの瞬間を一つ一つの場面を丁寧に細かく紡ぎでいく稽古一言の意味一言の矛先誰に言うのか何処に向かうのかそんな方向性をキャストたちに受け渡しながら返し稽古をした一日演出家がキャストに与えるもの演出家がキャストから貰うものそんなことが混在している稽古場は日々何かが生まれる無限の可能性を秘めた空間になっています演出家の本番は稽古場ですからね例え本番が一ヶ月あっても例え本番が一日でも稽古期間は変わらない芸術です今日も沢山の新しい瞬間が生まれたこれをひたすら繰り返していくだけただそれだけさて明日からはワインガールズの稽古も始まるここから二週間は二つの稽古場を掛け持ちます南相馬にも春が訪れ始めてるそうです明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十五日目

  • 四十九ノ二百十四日目

    三月二十三日(土)曇り渚バカ稽古本日は粗通しこの二日間で付けたミザンスを元に頭から一気に通してみるキャストも僕も最後まで通してみて気付くことが多々ある今日の粗通しでは一時間半ここから肉付けをして一時間四十五分弱今までのバッキャローからすると短めの上演時間だが短くて濃縮な演劇を目指しているいつもは二時間越えた本を書いて稽古中にカットしていくやり方だったが今回は骨組み作って肉付けしていく明日は返し稽古ここから細かい場面稽古が始まるまだキャストたちが掴んでいない台詞の裏側を伝えていく作業稽古場近くの八幡様こちらで参拝して稽古場に入る日々もまた始まりました明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十四日目

  • 四十九ノ二百十三日目

    三月二十二日(金)晴れ稽古前に来週から稽古が始まる舞台「ワインガールズ」のビジュアル撮影現場に全ては立ち会えなかったけどここもここで僕の現場僕の大量の衣装イメージを具現化してくれた衣装の阿部さんには大感謝衣装の力は絶大で着る役者もそれを見る共演者にも影響力が半端ない今回はじっくり衣装に向き合いたいと思います渚バカ稽古今日は後半場面のミザンス付けと芝居稽古これでラストシーン以外のシーン創りは出来た明日はラストシーン創って通し稽古移動中には渚バカのパンフコメントを書き終えまあ余すとこなく今日も一日が終わりそうだ今夜はテアトル札幌校の寿代さんから頂いた北海道純米酒で乾杯明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十三日目

  • 四十九ノ二百十二日目

    三月二十一日(木)晴れテアトルアカデミーオンライン公演の興奮冷めやらぬまま渚のバッキャロー‼︎略して渚バカ今日から日曜まで完全なる没頭稽古前半三場面のミザンスと時間の許す限りの会話稽古そちらを稽古開始からギリギリまで創り上げる期待を持って福島を訪れる移住者傷をひた隠しにして生かされている福島の人たちそんな場面が繰り広げられる本作重いと言えば重いけど逞しいと言えば逞しいそんな人間たちを丹精込めて創り上げたい昨日のテアトルアカデミーオンライン演劇でキャストから花束を頂きましたとても嬉しかった何だか認められたような気がしてまだまだだねまだまだだからまだまだやるね明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十二日目

  • 四十九ノ二百十一日目

    三月二十日(水)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四土曜班三チーム本番無事に終わりましたまずは「控えめに言って、私のせいなんです」Aチームお次に「むかし僕が空を飛んだ理由」Aチーム最後は「控えめに言って、私のせいなんです」Cチームどのチームも最大限の力を出してくれましたもちろん今後の課題はあるけど今後の課題の無い演劇を僕はこの三十五年創ったことはありませんそれの繰り返しずっとそれの繰り返しだからこそ終わらないし終われないし明日も演劇を創っていくんでしょうねそれはまるで演劇を創ることをやめた途端世界が滅びるスイッチを持っているかのようにさこれで今期のテアトルアカデミーオンライン演劇は終了またあるでしょうありますその時までまた明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十一日目

  • 四十九ノ二百十日目

    三月十九日(火)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜班場当たりゲネプロ今日明日は三チームとも実地公演カメラマンは引き続き菅野臣太朗演劇倶楽部の桃るい莉央です一昨日の本番を経験しているだけにカメラマンたちもかなりスムーズに撮影出来たしシステム的にもかなり落ち着いてとても安定感のあるスタッフワーク各チーム良い意味で沢山の課題を持って明日の本番に挑めるだろうな夜は全国から集結した仲間たちと演劇の輪広がってる最高の至福明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十日目

  • 四十九ノ二百九日目

    三月十八日(月)晴れテアトルアカデミーオンライン公演最中に本日はこちらの顔合わせ渚のバッキャロー‼︎遂に稽古開始です去年の波のバッキャロー‼︎からの後編でも殆ど新作に近い本を書きましたそれは元旦の能登地震を受けて「人生は想定外」とよく台本に書きますがまさか渚バカの上演前に大地震が来るとは思っていませんでした駄目ですね想定内にしてしまうのは先月の福島訪問も含めかなりシビアでかなりセンセーショナルな内容を扱いながら光ある希望に向かった本に仕上げました人って生まれた時点で死ぬことが決まっていて幸せが前提で生きるととても辛くて不幸が前提で生きると意外と逞しくなれて小さな幸せが途轍もない幸せに感じれてそんな想いがたくさんたくさん詰まった演劇です今週はテアトル本番と渚バカ稽古に費やす明日も小欲を捨て大欲を立つ四十九ノ二百九日目

  • 四十九ノ二百八日目

    三月十七日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜班三チーム本番が無事に終わりましたまずは「むかし僕が空を飛んだ理由」Bチームお次は「控えめに言って、私のせいなんです」Bチームそして最後は「控えめに言って、私のせいなんです」オンラインチーム三チーム共駆け抜けました二ヶ月のプレ稽古から三ヶ月の本稽古そして本番カーテンコール後の楽屋ではキャストと僕とスタッフで涙と笑いに溢れた素敵な時間を過ごせました演劇続けてきた意味がまた一つ明確になった瞬間の連続でした自分のための演劇ではなく人のための演劇をこれからもやり続けることが僕は使命なんだなきっとみんなお疲れ様ー!最後は有志と打ち上げ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八日目

  • 四十九ノ二百七日目

    三月十六日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン公演二〇二四春日曜班場当たりゲネプロ日曜の三チームの場当たりとゲネプロが終わった実地公演二チームと完全オンライン公演一チーム実地公演に関しては事前に三人のカメラマンと作ったカメラ割りを出演者と合わせていく場当たり稽古決められた場所で決められた台詞と動きその制限の中でどれだけ最大限のパフォーマンスが出来るか?演劇だけど映像映像だけど演劇でも生配信そんな斬新な演劇を僕らは四年前の第一回目の緊急事態宣言下の中作り始めましたあの頃多くの演劇人がやっていたオンライン演劇未だにやり続けているのは僕らだけ単独公演はここ最近やれてないけどテアトルアカデミーと手を組んで全国のテアトルアカデミー所属者と演劇の輪を広げている今年一発目の本番は明日カメラマンは菅野臣太朗演劇倶楽部の...四十九ノ二百七日目

  • 四十九ノ二百六日目

    三月十五日(金)晴れずっと海に居ましたよく考えると明日から現時点でワインガールズ千穐楽まで休みが無いことに気付き急遽休みっぽい過ごし方をしようとずっと海に居ましたもちろん書かねばならないことは海岸で書き休憩がてら好きな蕎麦屋さんに行ってまた海岸に行ってボーっとしつつ缶ビール飲んで原稿書いて夕暮れで久々に好きな中華屋さん行って今日は終了ちゃんと鎌倉を肌で感じまくった一日満足明日明後日は東京でテアトルアカデミーオンライン明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六日目

  • 四十九ノ二百五日目

    三月十四日(木)晴れ今日から関東は春が始まった気がしますもちろんまだ肌寒い日はあると思いますが何だかそんな気にさせてくれた今日でした渚バカも脱稿しました満足してる脱稿です今年の能登地震も踏まえた十三年経った福島のこと思いっきり書きました僕の見た福島を全部書きましたそんな渚バカですワインガールズ渚バカ何とか脱稿出来て一安心あとは明日来年舞台のPR動画用の台本を書いて明後日テアトルアカデミーオンライン公演前半チームの場当たりとゲネプロ忙しいけど自分見失わずマイペースで生きますわ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五日目

  • 四十九ノ二百四日目

    三月十三日(水)昨夜ワインガールズのプロデューサーから台本修正の要望があり早朝すぐに第三稿を送る昼にはOkをもらいこれにて稽古用台本としては完成稽古は月末からワインガールズは取り合えず納品完了お次は渚バカ今日明日で脱稿するために兎に角没頭した今日ついにラストまで辿り着いたあとはラストをどう書くかこれは明日に持ち越して明朝読み返して明日決めたいと思う電車を降りると眩しいほどの夕陽こちら小田原駅これも見てふと思い付いたラストシーン今まで書こうとしていたラストシーンなんかよりずっとずっといいラストシーン慌ててスマホを取り出し思い付く言葉をメモに書き殴った帰りの江ノ電でもひたすら書き続け家に帰ってパソコンで清書二時間前に思っていたラストシーンとはまるで違うでも良いラストシーンになりそうだ結局どう生きてるかしか台本...四十九ノ二百四日目

  • 四十九ノ二百三日目

    三月十二日(火)雨あいにくの雨日中は何処にもです渚バカそしてワインガールズの仕上げワインガールズは無事に第二稿が脱稿早速プロデューサーに送るそんでもって渚バカ執筆いよいよゴールが見えてきた見えてきたというか腹を括った綺麗なラストはやめようと思った何ももって演劇的と言うか分からないが僕なりに演劇的な締め括りにしようと思った整合性よりももっと乱暴でいいんじゃないかと今日書いていて思っただからラストへのもって行き方は今までのバッキャローシリーズでは無いしそもそも前作波バカから役が変ったキャスト半分くらい居るし何役かやるキャスト居るしみたいなそんなとげとげしい作品になっているしそうするつもりアンパイ狙わずグラングランに揺れた演劇にしたい明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三日目

  • 四十九ノ二百二日目

    三月十一日(月)晴れ僕は今日ずっと鶴岡八幡宮に居ました何でしょう寂しかったんでしょうか怖かったんでしょうかあれから十三年この一年ずっと東日本大震災に向き合ってきて今もその台本を書いていて色んな想いを直に感じてきて色んなお話を直に聞いてきて体中にズンとあるからこそ黙祷の時間は神様のお膝元に居たかったんですね午前中から敷地内のベンチに座りながら渚バカを執筆してました数年前までは鶴岡八幡宮でも慰霊祭をやってた気がしたんだけど今年は無いみたいで僕は境内の隅っこでiPadで繋いだ福島で行われていた追悼式を開きながら午後二時四十六分黙祷しました黙祷の一分間境内を普通に歩く人の声を聞きながら様々な感情が湧きましたけど僕にも当てはまることは腐るほどある黙祷が終わった足で由比ガ浜海岸に行き今まで書いた渚バカを読み返しました...四十九ノ二百二日目

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