半世紀に亘るドラマチックラブロマンス(ラブコメディ?)。先の見えない未来を紡ぐ恋人達の切ない恋物語
第3章 約束の地へ 目を覚ますと、辺りは薄暗い夕闇に包まれていた。 「ここは?」 ベッドの上だ。 体を起こそうとした時、背中に走った痛みに被弾したことを思い出した。 「そうだ。僕は……」 リン
ようやく第3章に入れます。 最近、ちょっとシビアな内容なので書いていて辛いです。 基本、コメディが大好きなので。 内容は決まっているもののなかなか題名が決まらず、時間が掛かってしまいました。 すみませ
「そろそろ時間だな」 リンは腕時計に目を落とすと、椅子から立ち上がり、ゆっくりと私の方へと歩いてきた。 『リンは危険だ。陸軍士官学校のプロフェッサーというのはあいつの表向きの顔で』 ジョージの言葉
彼女と私の目が合った。 と、思ったけれど、彼女は直ぐに「準備は出来ているわ」と言いながら、先生を抱きかかえているリンと一緒に奥へと入って行った。 扉が閉まるほんの一瞬、奥に医者らしき白髪の男性が腕を捲
しんと静まり返った川面を祈る思いで見つめた。 どれくらい経ったのか…… 静寂を破る水飛沫の音と共に、二つの影が水面に現れた。 「先生!」 リンは先生の顔を上に向かせ脇で抱えるようにして川を横断し、私
すみません。 戻ってきたと書きながら、途絶えてしまっています。 ごめんなさい。 このFG2を書き始めた第1話から既に3年も経ってしまっているんですね……。 FG1からはこの6月で4年。 書いている本人もビ
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