2009年10月
内容(「BOOK」データベースより) 東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟、だが二人は互いを尊敬していた、あの事件が起こるまでは…。監督デビュー作『蛇イチゴ』で映画賞を総ナメにした俊英・西川美和が4年ぶりに挑んだ完全オリジナル作品を、自らが小説化。 第58回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)受賞。 映画の脚本・監督を手がけた作者…
内容(「BOOK」データベースより) 高校の先輩、小田切孝に出会ったその時から、大谷日向子の思いは募っていった。大学に進学して、社会人になっても、指さえ触れることもなく、ただ思い続けた12年。それでも日向子の気持ちが、離れることはなかった。川端康成文学賞を受賞した表題作の他、「小田切孝の言い分」「アーリオオーリオ」を収録。 第30回川端康成文学賞受賞。 なんて言ったら良いのか、…
内容(「MARC」データベースより) 元OLの売れっ子占い師、ルイーズ吉田は大忙し! ある日、物事の終末が見えるという大学生の武田君が現れる。ルイーズにもおわりの兆候が見えると言い出して…。表題作ほか3編を収録した連作短編集。 ほのぼのしてて、のんびりさらっと読みました。 占いをしてもらいにくるお客さんに対応するルイーズ吉田が面白いです。 終わりが見える武田君と、師匠のジュリエ青…
第106回直木賞受賞。 内容(「BOOK」データベースより) 古い住宅地図に閉じ込められた思い出の町、あの少女の家は空き地とだけ記されていた…。凍りついた時のゆるやかな復讐が始まる—。表題作ほか7篇。 「直木賞受賞」の帯に惹かれて買った本なので、まさかこんな話だと思いませんでした。 ミステリーなのかホラーなのか、とにかく背筋がぞっと寒くなる短編ばかり。 どの話も「記憶」をテー…
内容(「BOOK」データベースより) 超能力セミナー講師、タイの日本人カモリ屋、彼らは巧みな話術で人々をとりこにする。スレスレ主婦モデル、ダッチワイフを創る人形師、彼らは男たちの欲望に火を点け、お金に換える。警察マニアは無線を傍受し勝手に追跡、汁男優は“発射”に職業人のプライドをかける—。知られざる“仕事師”たちの実態が、今ここに明かされる。著者による、新聞拡張団・冷や汗体験記も収録。
2009年10月
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