◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2320 『夜明けのすべて』 >瀬尾まいこ/水鈴社優しい気持ちになれる心温まるストーリー。メンタルに課題を抱え、大企業を辞めてしまった男女2人。PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない藤沢と、パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。再就職先は従業員
アメリカで眼科を受診したことは先日記載した通り。日本で作成した老眼鏡の度が合わなくなり、近距離の読書が辛くなってきたので、眼鏡を新調することにしたのだ。眼科で作成してもらった処方箋をもって近所の眼鏡屋に行ってきた。処方箋があるため、眼鏡屋では特段の検査
◯2319 『MBAリーダーシップ(新版)』 >グロービス経営大学院/ダイヤモンド社リーダーシップに関する理論がコンパクトに纏められている良書。今更MBAを取るつもりはないのだが、米国でのリーダーシップの発揮の仕方に行き詰まりを感じ、たまたま知り合った方の勧め
◇2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 >ガイ・ドイッチャー/早川書房自分自身で言葉に興味があると思っていたのだが、言語学にはさほど惹かれていないことを実感。先日、『日本語が消滅する』という本を興味深く読み、その延長線上で本書も手にしてみた
先日、英語の「こなし方」について記載したが、実は困るのが長文のPDF。まず、コピー可能なPDFであっても、改行部分に連続性がないため、DeepLのような翻訳ソフトに貼り付けると、英文がぶつ切れになってしまい、きちんと和訳されないのだ。またフォーマットによってはコ
最近、英語学習に関してマンネリを感じるようになってしまった。米国駐在もほぼ4年。通常の仕事のやり取りでは、ほとんど苦労することがなくなったせいだ。語学の4つの要素、聞く、話す、読む、書く、に関しては、次のような感じでこなしてしまっている。「こなしてしま
2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み』
◇2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み(第3版)-ファブから検査まで製造装置を俯瞰する』 >佐藤淳一/秀和システムこちらも前著と同時に購入したのだが、どちらか1冊を持っていれば十分ではなかろうか。ちなみに半導体プロセスの方は202
2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み』
◇2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み(第4版)-シリコンが半導体になる製造工程を俯瞰』 >佐藤淳一/秀和システム入門ということで手にしてみたが、私には詳細すぎる。辞書的に使うのがいいかな。半導体は最新兵器にも使用されるとのこ
調子に乗ってもう1つ、ChatGPTの活用を行なってみた。こちらも長い間先送りにしていた英単語の整理である。仕事で同僚と会話をしている時に、意味が分からなかった単語を書き留め、書き溜めてきたのだが、これが400個近くになってしまった。適宜、日本語の意味を調べてエ
何冊か本を読み、ChatGPTをもっと活用してみたいと思った。まず手始めに着手したのが、ずっと面倒だと思って先延ばしにしていたブログの要約。少し前に「要綱」というカテゴリーを作成して、これまでに自分が書いてきたブログの内容で、特に重要なものをまとめ直しているの
◇2315 『AIの衝撃-人工知能は人類の敵か』 >小林雅一/講談社現代新書ChatGPTに関する情報を得てから読むと、時代の移り変わりの速さを感じさせられる。AIに関しては数年前にディープラーニングの原理などを少し勉強したことがある。根っからの文系頭の私には理解が
◇2314 『アフターChatGPT- 生成AIが変えた世界の生き残り方』 >山本康正/PHPビジネス新書堀江さんのAudibleを聞いた後だったので、活用方法については重複している点も多かった。第2章のAIの歴史は勉強になる。過去に何度か本を読んで勉強したことがあるが、改めて
◇2313 『堀江貴文のChatGPT大全-今やらないやつはバカ!』 >堀江貴文/幻冬舎ChatGPTの活用事例がたくさん紹介されており、自分も使ってみなければという気にさせられる。堀江貴文のというタイトルがついてはいるが、実際には各業界でChatGPTを使いこなしている人た
コスパとはコスト・パフォーマンスのことで費用対効果の英訳。これに対して最近若者たちの間で流行っているのがタイパ、つまりはタイム・パフォーマンスである。何かを得る際に必要な時間と、そこから得られる効果の比率のことをいうらしい。短時間で大きな効果が得られると
◇2312 『コーヒーが冷めないうちに』 >川口俊和/サンマーク出版ちょっと苦手なタイプの小説かな。。。こちらで知り合ったアメリカ人の方から紹介いただいた本。アメリカ人に日本の書籍を紹介してもらうというのも妙な話だが、本書は英訳されているらしい。たまたま
また泣かされてしまった。韓国ドラマはすごいな。。。自閉症の兄(サンテ)と、その兄を支える弟(ガンテ)の話。同じ関係性が『レインマン』でも描かれていたが、個人的にはこちらの方が好みだったな。兄を支えるために自分を抑えつけ、我慢を重ねる弟。昔、母親から「
◇2311 『わたしたちが孤児だったころ』 >カズオ・イシグロ/ハヤカワ文庫なんとも不思議な味わいの小説。私の読み手としての力量不足だろうか、ちょっと好みとは異なっていた。舞台は上海とロンドンを行き来する。主人公のバンクスは、幼少期を上海で過ごす。第二次
◇2310 『Iの悲劇』 >米澤穂信/文藝春秋気軽に読めるミステリー。それなりに面白かったが、米澤作品にしてはちょっと物足りないだろうか。とある過疎村を再生させようというプロジェクト。そこで発生する数々の「ちょっとした事件」。せっかく集まったIターンの移
日本にいた頃、眼科医から黄斑編成症の懸念があるので、定期的に眼科医を受診するようにと勧められていた。しかしながら、専門的な話を英語で行うのは難しいというハードルもあり、また自覚症状も特段悪化していなかったため、受診を先延ばしにしてしまっていた。それとは
◇2309 『おいしいごはんが食べられますように』 >高瀬隼子/講談社何だか怖いと思ってしまった小説。ホラーでも何でもないのだが、背筋がヒヤッとする。芥川賞受賞作品とのこと。Audibleで聴いた。ごくごく短い作品なので、1日で聴き終えたのだが、冒頭に書いた通り
◇2308 『可燃物』 >米澤穂信/文藝春秋筆者の意図とは異なるかもしれないが、気軽に楽しめる連作短編小説。こちらもAudibleにて。聴きながら、横山秀夫さんの小説に似ているように感じた。舞台が群馬県警であり、警察官が短編の中で事件を解決していくという構成から
アメリカの歯医者は高い。というのは、駐在前から話に聞いており、駐在が決まったら日本にいる間に歯医者に行って治療をしておくことを勧められていた。私も歯医者へ行き、特段問題ないことを確認して赴任した。その後、日本に帰国した際に、実家の近くの歯医者で歯石の除去
◇2307 『ザリガニの鳴くところ』 >ディーリア・オーエンズ/ハヤカワ文庫この結末をどのように捉えればよいのであろうか。。。全米500万部のベストセラーで映画化もされたとのことだが、最近ミステリーに疎くなっており、本書のことは知らなかった。Audibleでは、自
◯2306 『街とその不確かな壁』 >村上春樹/新潮社個人的には『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』の方が好みかな。◎ではなく◯を付けてしまった。珍しく村上春樹さんご自身が「あとがき」を書いていらっしゃる。ちょっと長くなるが、その大事な部分を引用
ドラマ『スノードロップ』の主演であるチョン・ヘインさんの演技が素晴らしかったので、他に出演作がないかと探してみたところ行き着いた作品。タイトルがイマイチだなと思いつつ、邦訳する時に変なタイトルをつけることもあるので、原作の韓国語のタイトルを検索してみた
◇2305 『頭のいい人が話す前に考えていること-結果は話す前に決まっている』 >安達裕哉/ダイヤモンド社ベストセラーとのことで、手にしてみたが。。。一番印象的だったのは、傾聴の部分。「相手の話を聞くときは、自分の言いたいことを考えながら聞くのではなく、
◇2304 『極権・習近平-中国全盛30年の終わり』 >中澤克二/日本経済新聞出版現在の中国の状況がよく理解できる本。筆者である中澤さんは、日経新聞にも中国関連の記事を連載されている。どこから情報を取っているのかと驚くほど、中国の権力闘争の裏舞台が描かれた
毎回ハラハラさせられる、12話。これだけのストーリーを中だるみなく、最後まで見させる脚本力に脱帽。面白いと評判だったので、見てみたのだが、第1話ではさほど引き込まなかった。こういった潜入ものは、いつバレるかとハラハラしっぱなしなので、心臓に悪く、あまり好
◇2303 『アリアドネの声』 >井上真偽/幻冬舎ドローンを災害救助に活用する様を描いた新感覚の小説。井上真偽さん(名前の方は「まぎ」と読むらしい)の作品は初めて。Amazonサイトでは読み方が分からなかったので調べてみたところ、筆者の情報も一緒に検索結果とし
◇2302 『菜根譚』 >洪自誠/講談社学術文庫中国古典は奥深く、読み応えがある。同じような内容が繰り返し語られているのは、教えを浸透させるためだろうか。『菜根譚』については、超訳的な書籍を過去に読んだことがある。著書や書籍の生い立ちについては、そちらの
芸術的な趣味を見つけたいと、試行錯誤しているところ。Apple Musicの期間限定無料聴き放題をトライ中なのだが、無料のうちにと思い、これまであまり縁のなかったジャズの名盤をいくつか聞いてみた。元々はパンクロックやオルタナティブ、グランジ系の音楽が好きなので、
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◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
たまたま仕事を早めに切り上げることができる日があったので、定時で仕事を終えて展示会に行ってきた。街中で見かけたチラシを見て、会社帰りに行けそうだと思っていたのだ。チケットは事前にオンラインで購入できるらしい。日本ではまだまだ紙のチケットを店頭で買うのが
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は
◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん
◇2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』 >中尾隆一郎/PHP研究所私とは少し読書傾向が違うと感じた。たまには傾向の違う本を読むことも必要かなと、興味のある箇所のみ拾い読み。以下が読んでみようかなと思った本の一覧であ