◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
2023年の11月半ばからAudibleを聴き始めている。以前にも書いたが、Kindleの読み上げ機能を活用していたので、耳からの読書についてはあまり抵抗感はなかった。機械音よりも人が読み上げる方が自然だし、漢字の読み間違えもない。人間が読むが故に、小説では過度に感情的にな
マクニカ社主催のオンラインイベントを聴講。登録すると1週間オンデマンドで聴講できるという、時差がある身にとっては、とてもありがたいシステム。たくさんの方が登壇されていたが、時間の関係で、落合陽一さんと入山章栄さんのビデオだけ見てみた。(ちなみに、マクニ
◇2269 『正体』 >染井為人/光文社何とも遣り切れない読後感なのだが、それが筆者の狙い。今回はネタバレを含まないと感想の書きようがないので、未読の方はご注意ください。主人公は冤罪で死刑宣告された、当時未成年の男性。彼は脱獄に成功し、488日間逃亡を続け
◇2268 『超訳・孫子の兵法』 >許成準/彩図社事例も多くて分かりやすいのだが、ちょっと私の肌には合わなかっただろうか。先日『孫子』の原初現代語訳を読み終えたのだが、何となくしっくり来なかった。そこでAudibleで本書を見つけたので、試しにと聴いてみたのだ。
私のブログは2003年から初めており、かれこれ20年。記事の総数は本日現在で4800件ほど。こうなってくると、自分で読み返すこともままならず、読んだ本の感想や引用を書き散らかしているだけのようにも思える。本の読み方については、人それぞれであろうが、これまでの読書
◇2267 『39歳からのシン教養』 >成毛眞/PHP研究所覚えなくていい、まとめなくていい、というメソッドが印象的。成毛さんの著書ということで、早速Audibleで聞いてみた。メソッド(ノウハウ)は前半部分に集約されている。その方法はとても簡単で、テレビを見るなど
◇2266 『光のとこにいてね』 >一穂ミチ/文藝春秋何とも切ない物語。でも、少しだけ明るい未来が待っていそうな予感。こちらもAudibleで。読書、と言えるかどうか分からないが、Audibleを聴き始めてからたくさんの作品に触れることができるようになった。車の運転を
物欲が少なくなってきたと言いつつ、ガジェットを買ってしまった。クリスマスには少し早いが自分へのご褒美として。購入したのはG-SHOCK。MTG-B1000D-1AJFというモデルだ。時々iPadで日本の雑誌をパラパラと眺めるのだが、ソーラー発電で電池交換が不要、GPS機能を備え付け
◇2265 『世界観をつくる-「感性×知性」の仕事術』 >水野学・山口周/朝日新聞出版「役に立つもの」と「意味のあるもの」というコンセプトが面白く、分かりやすかった。水野学さんのことは存じ上げなかったのだが、山口周さんとの対談ということでAudibleで聞いてみ
◇2264 『雨に消えた向日葵』 >吉川英梨/幻冬舎文庫最悪の結末を予想していたので、少しホッとしたが、未来はどうなるのだろうかと心配になってしまった。本書もAudibleで。どうも活字を読むよりも耳の方が楽だと思えるようになってきてしまった。活字は活字で大切だ
現在私はブログの執筆においてLivedoor Blogを活用している。Livedoorのブランドは残っているが運営はLINE社。よって、当面サービスが停止されることはないと思ってはいるのだが、バックアップも兼ねてnoteにも記事を投稿している。最初は直近の記事だけをLivedoor Blogの
◇2263 『超ミニマル主義』 >四角大輔/ダイヤモンド社体系的によくまとまっているが、目から鱗的なノウハウはなかった。40歳半ばくらいから、物欲が少しずつ減退してきており、いろんなものをシンプルに、ミニマルにしたいと思うようになってきた。時々、ミニマリス
◇2262 『告解』 >薬丸岳/講談社文庫薬丸岳さんの物語はいつも重く考えさせられる。今回は交通事故死の加害者の物語。冒頭のシーンで、主人公(籬翔太)が老婦人を轢き殺してしまうところは、少しでも油断をしたら、自分にも起こりうることかもしれないと、背筋が寒
サンフランシスコに出張に行った先、1時間ほど空き時間ができてしまった。せっかくなので美術館にでも行ってみようかと思い、周囲をGoogle Mapで検索すると、Intel Musiumというのがあるではないか。最近、半導体は色々と話題になっているので、見学してみることにした。
◇2261 『AI時代の人生戦略-「STEAM」が最強の武器である』 >成毛眞/SB新書成毛さんにしては当たり前のことをおっしゃっているように感じたが、2017年の著書であった。この時期でここまで語ることができるのはさすが。こちらもAudibleで聴いたもの。これからはSTEM
○2259 『月の満ち欠け』 >佐藤正午/岩波文庫何とも切ない、それでいてちょっとほっこりする読後感。佐藤正午さんの直木賞受賞作品。しばらく文学から遠ざかっていたので、この朗報を見落としていたのだが、佐藤さんの書く小説が改めて脚光を浴びたことを素直に喜び
最近は、日中は打ち合わせ、夕方も日本と打ち合わせ、夜に溜まったメールを処理したり、必要な資料を作成したりといった日常で、なかなか自分の時間が取れない。本来ならば、もう少し読書に時間を割きたいのだが、一仕事終えた後に、活字を追うのが辛くなってきた。そんな
◇2260 『ある男』 >平野啓一郎/文春文庫奇妙なストーリーとは裏腹に、とても落ち着いたラストシーン。読み応えのある作品だった。平野啓一郎さんは名前だけ知っていた存在。京都大学在学中に『日蝕』(1998年)で芥川賞を受賞し話題になったのを記憶している程度だっ
◇2258 『和文英訳のコツ-ことばの仕組みから学ぶ』 >畠山雄二/開拓社良い本だとは思うが、ちょっとマニアックだっただろうか。きちんとした英語を身につけるためには、英文の精読や和文英訳に取り組むべきだという話を聞いたことがある。まぁ確かにその通りだろう
東洋経済社からのメールをセミナー案内のメールを受領。よく見ると過去に開催されたオンラインセミナーのアーカイブ配信。なんと翌日までとのリマインダー。オリジナルのセミナーの開催案内を受け取っていたのかもしれないが、読み飛ばして無視してしまっていたのであろう。
◇2257 『これからの世界をつくる仲間たちへ』 >落合陽一/小学館落合さんの論理にきちんとついていけたかどうか不安。本書で語られている内容には、ついていけないところも多いと思いつつ、落合さんは私がついていけるギリギリの世代だろうか。もっとぶっ飛んだ若い
◇2256 『忘れる読書』 >落合陽一/PHP文庫古典なども読み込んでいてすごいなぁと只々感嘆。こちらもAudibleにて聴了。2.5倍速で2時間程度。これで読書と言えるのかちょっと不安だが、必要な情報は耳からであろうと脳内に入ってくるのだし、テレビやYoutubeで学習す
シリーズ2作目の加藤優が関係している5話だけを視聴。今でいうところのシーズン2。たまたまYoutubeで80年代の懐メロを聴いていて、中島みゆきさんの「世情」に辿り着いた。そこから金八先生の印象的なワンカットに行きつき、ドラマそのものを見てみたいなと思ったところ
2255 『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』
◇2255 『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』 >木部智之/KADOKAWA我が意を得たりという感覚の本だったが、だからこそ、わざわざ読まなくてもよかったかもしれない。こちらもAudibleで読了(聴了か?)。仕事を進める上でのスピードアップのノウ
【再読】 『イリュージョン』 >リチャード・バック/集英社文庫年齢を経てから手に取ると印象が変わってしまう本は多い。本書は不思議なことに、過去に読んだ頃を同じような感想を抱くことができた。普遍の書なのかもしれない。久しぶりに、本当にのんびりできる週末
◇2254 『爆弾』 >山田晃久/日経文庫面白かったが、何となく好きになれない作品だった。スズキタゴサクが不気味すぎたからだろうか。このミスで1位を受賞するなど、期待値の高い作品。文庫化されてから読もうかなと思っていたところ、Audible化されている。長編ミス
【再読】 『良い戦略、悪い戦略』 >リチャード・P・ルメルト/日本経済新聞社こちらも戦略に関して復習したくて、ポイントのみを読み返したもの。重要な部分だけに絞って読もうとすると、全体を読んだ時よりも記憶に定着しやすいかもしれないと感じた。まぁボリュームが
【再読】 『戦略策定概論-企業戦略立案の理論と実際』 >波頭亮/産業能率大学出版部戦略の体系を復習したくて部分的に再読。これまでは、パラパラと見返した程度では再読と言えないなと考え、ブログにはアップしてこなかったのだが、よくよく考えるとそもそも読書の目
◇2253 『火花』 >又吉直樹/文春文庫笑いにかける情熱に心が熱くなる反面、何とも寂しいラストに少し気持ちが萎んでしまった。芸人の又吉さんのデビュー作ということで、ずっと前から気にはなっていた。しかしながら、ベストセラーと呼ばれるものに抵抗があり(と書
さて、今回はセントルイスの観光編。治安が心配だったので、行動範囲をダウンタウンに限定してしまい、さほどたくさんの場所に行くことができたわけではなかったが、まぁこういった旅もたまには良いであろう。最初に訪れたのはホテルから歩いて5分(昼間は徒歩でも安全だ
サンクスギビングは久しぶりの4連休。本来ならば飛行機に乗ってどこかに出かけたいのだが、犬がいるので自動車での移動になってしまう。シカゴ近辺で行けるところは、ほぼ行き尽くしてしまったのだが、今回は治安が悪いという話を聞いていたため敬遠していたセントルイスを
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◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
たまたま仕事を早めに切り上げることができる日があったので、定時で仕事を終えて展示会に行ってきた。街中で見かけたチラシを見て、会社帰りに行けそうだと思っていたのだ。チケットは事前にオンラインで購入できるらしい。日本ではまだまだ紙のチケットを店頭で買うのが
◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は
◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん