◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
◎2151 『地球の未来のために僕が決断したこと-気候大災害は防げる』 >ビル・ゲイツ/早川書房久しぶりに◎(二重丸)の良書。出来るだけたくさんの人に読んでほしいと思った本。Amazonの欲しいものリストに入れておいたのだが、半額セールだったのが目に留まって購
9月上旬に日本から友人がシカゴに遊びに来る。ダウンタウンに行きたいというのだが、これまでほとんど行ったことがなく、案内するには不安だったので日帰りで下見に行ってきた。備忘の意味も兼ねて、イリノイ州の郊外からシカゴのダウンタウンへの行き方を書き留めておきた
中学校で習うような単語にも関わらず、いまだにどのように使い分けるか迷ってしまう単語がある。まずは「見る」という意味の単語。look, see, watch の3種類についてどの単語を使うのが適切なのか、とくに会話をしているとパッと出てこないことがある。例えばビデオ会議で
◇2150 『知らないと恥をかく世界の大問題13-現代史の大転換点』 >池上彰/角川新書世界情勢のトレンドがコロナ一辺倒から、ロシアのウクライナ侵攻に転換したと感じさせられる。まさに「現代史の大転換点」である。本書の12巻ではロシアの不気味な動きが取り上げら
殺人事件を追いかける刑事になっている私。バイクで死体を運ぶ犯人の足取りを追う。バイクでどうやって運ぶのかと疑問に思いつつ、捜査を続ける。目撃者を発見。荷台に括りつけて二人乗りをしているような格好で運んでいたらしい。足取りを追う途中で指紋を拭いたと思われ
○2149 『海馬を求めて潜水を』 >ヒルデ・オストビー&イルヴァ・オストビー/みすず書房記憶に関する考察がさまざまな角度からなされている良著。工場勤務時に知り合った本好きの先輩から紹介いただいた本。忙しくてなかなか手が出せなかったのだが、その方が出張さ
3日目は午前中をヨセミテで過ごして、午後からはサンフランシスコへ移動する予定。午前中は、もう少しヨセミテ公園内を見て回ろうと思っていたのだが、前日の疲れもあり、無理はしないことにした。地図を見るとホテルのすぐ目の前をマーセド川が流れている。地球の歩き方
2日目は初日に行けなかったミラー・レイクやハーフ・ドームといったトレッキングが必要なところに行こうかと思っていたのだが、ホテルでもらったパンフレットを見ているとモノ・レイク(Mono Lake)というところが面白そう。タイオガ・ロードという山間の道を2時間程度進む
8月は日本のお盆休みとタイミングを合わせて夏休みを取り、ヨセミテ国立公園に行ってきた。もともとはイエローストーンに行きたかったのだが、洪水被害で交通規制をしており、入場できないリスクがあったため、行先を変更。その後、ヨセミテでも山火事があり、一部は立ち入
先日、同僚と出張に行った時のこと。朝、ホテルのロビーで待ち合わせをしていたのだが、いつも時間に正確な同僚が現れない。先日、お酒を飲んでいたので調子が悪いのかと心配して、何度か電話をするが繋がらず。10分ほど経って、ようやく現れたのだが表情が暗い。どうした
最近出張が増えてきたというのは先日のブログに書いた通り。時間を有効に使うために早朝便が多く、2~4時間程度のフライトの最初の1時間は睡眠に充てる。仕事のメールは搭乗前にチェックして必要な返信などを終わらせておくことが多いので、機内での時間は主に読書に充て
アメリカにある拠点は早い段階ですべて実地で見ておきたいと思い、2週間に1度くらいのハイペースで出張を繰り返してきた。日本にいる頃は、バックオフィスの仕事がメインで出張などほとんど無く、いつも出張に出かけている営業が羨ましかったものだが、いざ自分が頻繁に出
『自壊する帝国』 >佐藤優/新潮文庫少し前の話だが、ロシアのブルブリス氏が逝去された。日経新聞(2022.06.20)の記事はこちら。ゲンナジー・ブルブリス氏(元ロシア国務長官)が19日、滞在先のアゼルバイジャンの首都バクーで死去した。76歳。タス通信が報じた。死
最近、WOWOWのドラマシリーズをよく視るようになった。本作品は玉山鉄二さん主演で製薬会社の隠蔽問題を描いた社会派ヒューマンサスペンス。堂場瞬一さんの小説が原作だそうだ。そういえば、堂場さんの名前はよく聞くがまだ小説は読んだことがないなぁ。ドラマを視始めてす
最近、何だか本を読む気がしない。一時期出社が解禁になったのだが、アメリカでも新型コロナウイルスの感染者が増加しており、現在は各地域の感染状況をモニタリングしながら、オフィスのオープン・クローズを決めている。結果として、しばらく在宅勤務が続いているのだ。
以前、イリノイの世界遺産を見にドライブに行った時のこと。高速道路から採石場が見えたのだが、これがなかなかの景色。残念ながら車を停めてみることは出来なかったのだが、面白い風景。自然にできた風景ではないのだが、人工的に山を切り崩して作られた景色は、なかなか
ブログを書き始めてから毎年恒例にしているのが、年初に立てる一年の計と、終戦記念日に行う世界情勢の定点観測。約半年に一度の更新なのだが、もうこんな時期かと月日が経つ速さに驚かされる。この2年程度はコロナ一色だった感があるが、今年最大の事件は何といってもロ
WOWOWで視聴。昨年の映画がもう見られるというのは嬉しい。WOWOWならではのサービスだ。主演は最近のお気に入りの西島秀俊さん。原作は村上春樹の短編。『女のいない男たち』という短編集の収録作品で、一度読んだことがあるのだがまったく覚えていない。短編というのは、
先日、とあるオンラインセミナーを受講した際に、海外では特に自分のアピールが大切という話を聞いた。まぁその通りだろうなぁと思いながら聞いていたのだが、その方は自分の写真にもこだわっているとのこと。日本人ならちょっと引いてしまうくらいインパクトのある写真を、
先日、約2年ぶりの健康診断を受診した。アメリカ赴任後はコロナのパンデミックで病院に行くのが怖くて受診を怠っていたのだ。50代になって初めての健康診断。概ね問題はなかったが、コレステロールの値が少しだけ高かった。アメリカで生活しているとどうしても肉食中心に
◇2148 『2030半導体の地政学-戦略物質を支配するのは誰か』 >太田泰彦/日本経済新聞出版社新聞などを読んでいれば、断片的には知っている知識だが、こうやって一冊に纏めていただくことによって、より半導体の重要性が理解できた良著。まずは現在における半導
こちらも後輩と話していて感じたこと。普段、あまり自分の昔話はしないようにしているのだが、ふとした話の流れで過去の経験談を話すことになった。その内容はさておき、若いうちに修羅場体験をした方がよいという話をした。そもそも私自身、当時産業再生機構のCOOだった冨
先日ある後輩から相談を受けた。彼は周りの人よりも少しだけ早く課長に昇進したのだが、周りからのやっかみを感じてしまうとのこと。私の勤務先では、部門によっては抜擢人事も進んでいるのだが、私の所属部門は比較的保守的なため、まだまだ年功色が強い。優秀な人には、早
歴史は時系列ではなくエピソードで記憶してもよいのかもしれない
歴史を学ぶことで人類がこれまで歩んできた道のりを知り、どういう場面でどういう決断をしたかを知ることができる。その疑似体験が現実社会でも活きてくる、というのはよく聞く話。「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」とは、まさにその通り。しかしながら、ある本を読ん
実家に帰省した際のこと。2階からときどきキーィッという変な音が聞こえると母親が言うので、見に行ってみた。キーィッという音はしないが、何やらバサバサという羽音のようなものが聞こえてくる。ガラクタの山をかき分けて納戸の奥の方に入っていくと、何とオウムのよ
先日視た『ダブルフェイス』が面白かったので、早速原作である『インファナル・アフェア』もhuluで視聴。 アンディ・ラウとトニー・レオンのダブル主演。潜入捜査官としてマフィアに入り込むヤン(トニー・レオン)と、そのマフィアから警察に潜入するラウ(アンディ・ラ
こちらも西島秀俊さん主演の作品。本作は香川照之さんとのダブル主演である。ヤクザに潜入捜査している刑事(西島さん)と、スパイとして警察に入り込んでいるヤクザ(香川さん)を巡るストーリー。潜入捜査ものは、いつ身元がバレるかと常にハラハラさせられる。心臓に悪
ドラマ『きのう何食べた?』を視てから、今更ながら俳優の西島秀俊さんの演技が良いなぁと思い、huluで出演作品をいくつか視てみた。正直、今ひとつの作品もあったのだが、その中から割と面白かったものについて、感想を書き留めておきたい。ちなみに、若い頃の西島さんは
コロナ禍で散髪に行けず、しばらく自分で髪を切っていたというのは過去のブログに書いた通り。その後、我ながら少し技術が向上し、結局日本人が経営している美容院は予約がなかなか取れないこともあって、ずっと自宅での散髪が続いている。頭頂部は指2本分、側面と後ろ
最近、民放のドラマで面白いと思えるものが少なくなったので、huluでWOWOWのドラマを視る機会が多い。5話完結のものが多くて、時間的にもちょうどよい。小説などをドラマ化するにはこれくらいがちょうどよい長さなのではないだろうか。さて今回は翔田寛さんという方の小説
◇2147 『ブラック・スワン-不確実性とリスクの本質』 >ナシーム・ニコラス・タレブ/ダイヤモンド社私にとっては理解が難しかった本。話があちこちに推移するため理解しづらく感じたのだが、筆者の構成の問題なのか、私の頭がついていけていないのか? たぶん後者だ
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◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2362 『伊藤忠-財閥系を超えた最強商人』 >野地秩嘉/ダイヤモンド社岡藤さんの経営理念が素晴らしい。最初に苦言を呈しておくと、あるテーマに対して、越後社長時代の発展期と岡藤社長時代の再成長期の記述が混在しており、読み手としては分かりづらい点が何箇所
ニューヨークタイムズで「「素数ゼミ」2024年アメリカで1兆匹の大量発生へ、221年に一度の数学と自然の神秘」という興味深い記事を見つけた。記事のリンクも貼っておくが、備忘のため一部を抜粋しておきたい。 ▼あのセミたちが、やってくる。米国の中西部や南東部で
◇2361 『イーロン・マスク-未来を創る男』 >アシュリー・バンス/講談社異能の人。イーロン・マスクの自伝だと思って読み始めたのだが、読みたかったのはウォルター・アイザックソン(スティーブ・ジョブズの自伝を書いた人)著の文藝春秋版だったようだ。とはいえ
寡聞にして出口さんがAPUの学長を退任されていることを知らなかった。Youtubeはあまり見ないようにしているのだが、たまたま見たい動画があったので視聴していたところ、レコメンドに出口さんの退任のご挨拶の動画が上がってきたのだ。慌てて、Googleで検索してみるとご退
◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い