invert II 覗き窓の死角 相沢 沙呼(講談社)
城塚翡翠シリーズの第三作。第一作「medium−霊媒探偵城塚翡翠−」がなかなかの出来だったので、最終話まで読んだ時の衝撃は大きかった。これは著者のもくろみ通りの驚きではなく、こんな事をしたいがための伏線だったのかという衝撃、一言でいえば幻滅だった。最終話で伏線が回収された後には「荒れ野」しか残されていなかった。魅力に乏しく、ただただ自らの能力を過大評価している名探偵もどきのヒロインと、それを過剰に持…
2023/08/06 10:04
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#霊媒探偵
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