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スフィンゴ脂質（sphingolipid）

スフィンゴ脂質（sphingolipid）のページを更新スフィンゴ脂質（sphingolipid）とは、長鎖塩基成分としてスフィンゴイド類を含む複合脂質の総称である。すなわち、スフィンゴイドに脂肪酸がアミド結合したセラミドを共通構造とし、それに糖がグリコシド結合したスフィンゴ糖脂質とリン酸および塩基が結合したスフィンゴリン脂質とに分類される。他の複合脂質にはスフィンゴイドの代わりにグリセロールを含むものが知られており、それらはグリセロ脂質と呼ばれ複合脂質を大きく二つに分類づけている。スフィンゴ脂質の分布はもっぱら動物界であり、植物界・酵母には少数存在するのみである。動物界ではスフィンゴイドとしてスフィンゴシンを含む場合が多いが、植物界ではフィトスフィンゴシンを含むものが代表的である。つまり量の差はあれ両者...スフィンゴ脂質（sphingolipid）

2023/10/25 16:21

[複合脂質]食生活について語ろう

・複合脂質CompoundlipidふくごうししつリポイドLipoidともいわれアルコールと脂肪酸以外にリン酸、窒素化合物、糖、硫酸などを含んでいる複雑な脂質でリン脂質、糖脂質、硫脂質(りゅうししつ)に分けられる。生体中で中性脂肪ほど多くはないが脳、神経組織、膜、細胞壁に含み特に脳に多く存在する。リン脂質(レシチン・ケファリンCephalin[リン酸＋エタノールアミン]など)、糖脂質(ケラシンCerasin、フレノシンPhrenosin、ネルボンNervonなど)、硫脂質(セレブロン硫酸Cerebronsulphate；脳脂質中にイオウを含む)がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[複合脂質]食生活について語ろう

2022/12/22 05:18

[誘導脂質]食生活について語ろう

・誘導脂質Derivedlipidゆうどうししつ脂肪酸を含むさまざまの化合物で単純脂質、複合脂質を加水分解して得られる物質。脂肪酸、アルコール、ステロール、有機塩基(水溶液中で水酸化物イオンを生ずる物質)類をいう。テルペン、ステリン類、カロチン系色素、ビタミンA、D、E（脂溶性ビタミン）も含まれる。誘導脂質は、血液やホルモンの成分になっている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[誘導脂質]食生活について語ろう

2022/09/22 16:48