僧伽の結界と戒壇の関係について

僧伽の結界と戒壇の関係について

タイトルの通りなのだが、少しく気になる文章を見付けたので、学んでみたい。第一、結解僧界法〈律に云わく、時に世、飢饉なり。余処の比丘、王舎城に集まる。僧房、皆な空なり、人の守護すること無し。開するに因りて、各おの本界を解き、通じて一界を結ぶ。後の時、豊足して、通を解し已りて還た小界を結ぶ。又、初縁の時、界内に別衆集まらずに受戒と為す。遂に界外に小界を結んで受くることを開き、名づけて戒壇と曰う。若し受戒し竟りて応に捨てるべきは、坊内に於いて受戒を作す。又、比丘と為る将に受戒の人、壇処に至りて、賊に遇いて剥かるるは、因みに坊内に於いて受戒場を作ることを聴す。応に先に僧坊の界を捨て、然る後に界戒場を結ぶ。相い内地を除くと唱え、更に僧坊界を結ぶ。此れ則ち先づ戒場を結び後に大界を結ぶ。先づ界外を結ぶは、是れ対して小界...僧伽の結界と戒壇の関係について

2022/09/05 11:07