洋書を日本語で紹介し、日本の小説を英語で紹介する書評サイトです。小説に加え、国際関係・国際政治、近現代史、金融・経済、学習方法などがテーマです。新しい発見を提供できるように頑張ります。お時間のある時にお越し下さい!
【Book Review】Selfie no shi (Death of Selfie,) Yukiko Motoya, Shinchosha, 2024, 171 pages.
“Death of Selfie” is a strange book. The story begins w…
【書評】『セルフィの死』本谷有希子 新潮社 2024年 171頁
本書、本谷有希子の『セルフィの死』は不思議な一作だ。主人公のミクルが、知り合いのソラと会うために、乃木坂の待…
What is the difference between amateur writers and prof…
昨シーズン途中から怪我で欠場した、クオーターバックのダック・プレスコット選手の復調に今シーズンは期待がかかる。…
The purple and black cover shows a woman in a purple dr…
「サイバーバンク[1]」と聞いて思い浮かぶものを三つ挙げろと言われれば、真っ先に出てくるのは、ビートたけし、…
本書、”The Missing Persons League” (『行方不明者連盟行方不明者連盟』といった意…
【Book Review】Yomareru Kakugo, Sakuraba Kazuki, Chikumashobo Ltd., Tokyo, 2025, 171 pages.
『読まれる覚悟』 桜庭一樹 筑摩書房 東京 2025年 171頁。 I am constantly amaze…
【NFL観戦記】スーパーボウルLIX、カンザスシティ・チーフス対フィラデルフィア・イーグルス、ダラス・カウボーイズの2024年シーズンの振り返り
本サイトでイーグルスの事をこのような形で取り上げる日が来るとは。。。写真は1990年代前半のフィラデルフィア…
【書評】I, Asimov: A Memoir, Isaac Asimov, Bantam Books, New York, 1994, Kindle Edition, 578 pages.
本書 ”I, Asimov: A Memoir”によると、アメリカのSF作家御三家の一人として名を馳せた、著…
『When:完璧なタイミングを科学する』ダニエル・ピンク作 勝間和代訳 講談社 東京 2018年 317頁。 …
『国民総株主』前澤友作 幻冬舎 東京 2024年 198ページ。 I’ve been intrig…
When I picked up this book, “The Lean of the Daikannon,…
この本、“Hidden Potential” (まだ邦訳は出ていないようだが、意味としては『隠れた潜在能力』…
先日、国立国会図書館でシンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズの2013年7月下旬分の閲覧を申し込み、関西館…
昨年7月頃に登録利用者(IC)カードを作り、初めて入館して以来、それっきりになっていた国立国会図書館。せっか…
先日、近鉄奈良駅前の『書院』を出た後に向かったのがこの書店、『ふうせんかずら』[1]。なんと、東京でも見た事…
近鉄奈良駅周辺で面白そうな本屋がないか、ネットで検索すると出てきたのが『書院 SHOIN』という名の「滞在型…
ニューヨーク連邦準備銀行[1]が2006年に発行した「金融政策の物語」と題されたアメコミ風冊子。表紙はアメリカ…
【書評】 “Dune: Book One in the Dune Chronicles,” Frank Her…
先日、十一月の上旬に、京都四条河原町の近くにある丸善の京都本店を久しぶりに訪ねてみた。 中学、高校の頃、洋…
I’d never read any of Banana Yoshimoto’s books until th…
本書の著者、ポール・ウィルキンソン氏は2011年8月に亡くなるまで国際テロリズム論の専門家として活躍し、イギ…
【NFL観戦記】第13週ダラス・カウボーイズ対ニューヨーク・ジャイアンツ
ありがとう、マイク・マッカーシー。 こんなインターネットの片隅で言われても嬉しくはないだろうが、ダラス・カ…
今年、日経平均株価がバブル期につけた最高値を34年ぶりに更新し注目を集めたが、企業にとって、株価が上がる事は…
This book, Postwar Japanese Political History, covers t…
【NFL観戦記】第9週 ダラス・カウボーイズ対アトランタ・ファルコンズ
今週のカウボーイズのMVP賞は右肩を痛めながらも試合終盤に2ポイントコンバージョンを決めるガッツを見せてくれた…
【NFL観戦記】第8週 ダラス・カウボーイズ対サンフランシスコ49ers
今週のカウボーイズMVPはシーディー・ラム選手の発奮を促した、往年のスター選手で現在解説者を務める、トロイ・エ…
【NFL観戦記】第6週:ダラス・カウボーイズ対デトロイト・ライオンズ
ダラス・カウボーイズにとって厳しい試合になる事を覚悟しつつ、恐る恐るNFLゲームパスを開くと試合はまだファー…
先週の月曜日、10月7日に途中経過を確認する為NFLゲームパスのアプリを開くと、サード・クォーターの途中でピ…
【NFL観戦記】第4週目:ダラス・カウボーイズ対ニューヨーク・ジャイアンツ
試合の残り時間が10秒を切った場面で、ジャイアンツのクオーターバック、ダニエル・ジョーンズのパスをダラスの5…
【NFL観戦記】第3週目:ダラス・カウボーイズ対ボルチモア・レイブンズ
第4クォーター開始直後、6対28と3タッチダウン以上の差をつけられたカウボーイズ。ボルチモアの38ヤードライ…
【NFL観戦記】ダラス対ニューオーリンズ:19―44(1勝1敗)
ハーフタイム時点で35失点。この前のディフェンスの頑張りはどこへいったのだろうか。ニューオーリンズ・セインツ…
今回から新たに週一回ぐらいのペースで、自分が興味を惹かれた書評を取り上げていきたいと思う。こちらも英文媒体の…
アメリカンフットボールのプロリーグ、 National Football League(NFL)の2024年…
仕事でも私生活でも、目の前の事に集中して取り組める時間や回数を一日の中でなるべく増やしていきたいと思う。時間…
【学習】『本の読み方』平野啓一郎 株式会社PHP研究所 東京 2019年 (2006年刊行本に加筆・修正)245ページ。
ちょうどHow to Read a Bookを読み進めながら、内容をすこしずつ紹介している際中に見かけたのが…
【学習】『私とは何か:「個人」から「分人」へ』平野啓一郎 講談社 第5刷2013(第一刷発行は2012)
本書、『私とは何か』に登場する概念とよく似た話を耳にしたり、目にしたりする機会が時々ある。その都度、やっぱり…
この本、「戦後:1945年以降の欧州の歴史」[1]とその著者、トニー・ジャットはすこぶる評判がいい。 本書…
前回は本書の第5章から6章の内容を紹介した。能動的読書を行う上で読者が意識すべき四つの質問と、本の内容を自分…
歴史についての本を読んでみて、面白いと初めて思ったのは大学の頃、アメリカの歴史学者マイケル・べシュロス (M…
今回でこのシリーズは3回目。前回は本の概略を素早くつかむための手段として、飛ばし読み、および内容が難しい本を…
先日、日本橋の丸善で金融・経済関連で面白い本はないかな、と思いながら何気なく手に取ってみたのがこの本だった。…
【学習】Leviathan, Thomas Hobbes, Penguin Books, 2017 (First published in 1651), 631 pages.
学生の頃、国際関係論の講義の推奨読書リストによく載っていた気がする本の一つが、本書『リヴァイアサン』である。実…
【学習】How to Read a Book, Mortimer J. Adler and Charles Van Doren, Part 1, Chapters 3-4, pages 21-44.
前回は読書の技術と類型に関する内容を紹介した。その内容を三点にまとめると、理解を深めるための読書をする時は質問…
【Book Review】Tsumidemic, Michi Ichiho, Kobunsha, Tokyo, 2023, 270 pages.
*Updated the final paragraph after the book won the Nao…
【日記】本屋と図書館巡り:Infinity Books 紀伊國屋洋書専門店 北沢書店 国立国会図書館
Infinity Books 二十数年前には、洋書のSF小説や軍事スリラー等のペーパーバックを売っていた古本…
前回は読書の四類型の話と、1972年に出た改訂版と1940年の初版の違いに関する説明を詳説した序文の内容を要約…
本書『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』の著者、コーマック・マッカーシーは近年最高の米国人作家の一人…
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