chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
さわやか易 https://blog.goo.ne.jp/kanouyuukougoo

易は難しい、易は解らないと挫折した方に、「さわやか易・講座」で解ったと言ってもらえれば幸いです。(猶興)

さわやか易
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2024/06/17

arrow_drop_down
  • 序卦伝(14)山雷頤(い)と沢風大過

    「山天大畜」は大いに蓄えるだった。蓄えることが出来れば、大いに養うことが出来る。「物蓄へられて然る後に養う序卦伝(14)山雷頤(い)と沢風大過

  • 序卦伝(13)天雷无妄と山天大畜

    「地雷復」は一陽来復で新しい時代の到来である。新しい時代を開く志士たちの志は、一点の妄念邪念もなく、至誠真実である。「復すれば則(すなわ)ち妄(ぼう)ならず、故に之を受くるに无妄(むぼう)を以てす。」上に天があり、下に雷がある。天も雷も上を目指すもの。しかも雷は活動である。この卦は一面、青天の霹靂を表す卦でもある。思いがけないことが起こる。天からの計りごとは実に見事な結果に導くもので、人の考えや計画など及びもつかない。結婚もそんなことがある。気が付いて見たら、この人と結婚していた。そんな「天雷无妄」もあるかも知れない。「无妄有りて、然る後に蓄(たくわ)ふ可し、故に之を受くるに大畜を以てす。」至誠真実の志をもって事に当たれば、大なるものを蓄えることが出来るだろう。大なるものとは、大なる財産だけではなく、大な...序卦伝(13)天雷无妄と山天大畜

  • 序卦伝(12)山地剝と地雷復

    「山火賁」は飾るである。飾るは行き過ぎると中身のないものになってしまう。中身がなく、うわべだけを取りつくすようになっては、もう頼りにならない。「飾りを致して然る後に亨(とお)れば則ち盡(つ)く、故に之を受くるに剝を以てす。剝とは剝(つ)くるなり。」人にしても企業にしても、外観ばかりにエネルギーを注ぐようになれば、実力は益々低下してしまう。人はうわべの礼儀だけになり、心の誠実は失われていく。企業も実績を隠し通すようになり、粉飾決算するようなる。それが、「山地剝」である。剝は剝ぎ取られて尽きてしまうこと。剝は剝製の剝であるから、外側だけ立派に見えるが中身はない。卦の形は、一番上にある陽爻が最後の砦で頑張っている形である。下からの陰の力が強く、ついに陽は追いつめられている。時代の終わりを意味することもある。「物...序卦伝(12)山地剝と地雷復

  • 序卦伝(11)火雷噬嗑(ぜいこう)と山火賁

    「風地観」は人々が見上げるだった。企業でも業界で見上げるように大きくなると、必ず外からの合併話が起きて来るものだ。「観る可くして而して後に合ふ所有り、故に之を受くるに噬嗑(ぜいこう)を以てす。嗑とは合ふなり。」噬(ぜい)は噛む、嗑(こう)は合う。嚙合わせることである。事業や人も大きく立派になると、さらに大きくなるために合同しようとする動きが出てくる。そうすると、必ず反対するもの、障害物が出てくるものだ。その障害物を嚙み砕いて進まなくてはいけない。それが「火雷噬嗑」の卦である。人の場合それは結婚話かも知れない。結婚話もそうそう簡単には済まない。やはり反対する者が出てくる。それはどちらかの親である場合もあるだろう。その反対を粘り強く、説得し、噛み砕いて先に進むことである。「物は以て苟くも合うて已む可からず、故...序卦伝(11)火雷噬嗑(ぜいこう)と山火賁

  • 序卦伝(10)地沢臨と風地観

    「山風蠱」は事故、事変だった。人の成長も社会の発展も、大きく前進するためには、難問題を解決した時ではないだろうか。人はしばしば挫折の後に飛躍するものである。「事有りて而して後に大なる可し、故に之を受くるに臨を以てす。臨とは大なるなり。」「山風蠱」の次に「地沢臨」があるのは、「天地否」の次に「天火同人」があるようなものだ。人間にしても、社会にしても、大きく飛躍するのは難問題を抱えた時なのかも知れない。スランプの後に好記録が出るようなものだ。人間も尺取虫のように、伸びたり縮んだりしながら前に進むようなものなのか。明治を迎えた日本を象徴する出来事として、勝海舟を艦長とする「咸臨丸」が始めてアメリカに渡った。この咸臨とはこの卦から名付けられたものである。「物大にして然る後に観る可し、故に之を受くるに観を以てす。」...序卦伝(10)地沢臨と風地観

  • 序卦伝(9)沢雷隋と山風蠱

    「雷地予」は楽しむだった。自分が楽しめば、必ず人が集まって来る。「予(たのし)めば必ず随う有り、故に之を受くるに隋を以てす。」「笑う門には福来る」楽しい人には友達が随ってくる。上に楽しむを表す兌(沢)があり、その下に行動を表す震(雷)が来ている。人間に配当すると、沢は少女、雷は長男にあたる。ちょうど、舞台で華やかな歌やダンスを披露する少女に大の男が追っかけをしているようなものか。追っかけも度が過ぎるとストーカーになってしまうので気を付けてもらいたい。隋には活動後の一休みという意味もある。雷は活動、沢は喜ぶだから、活動した後にゆっくりと寛ぎ、喜び楽しむのである。そんな時に親しい友人がやって来て、さらに喜びは増す。「笑う門には福来る」そうなれば、最も望ましい光景となる。「喜びを以て人に隋ふ者は、必ず事有り、故...序卦伝(9)沢雷隋と山風蠱

  • 序卦伝(8)地山謙と雷地豫

    「火天大有」という富裕の卦に続くものは、おごり高ぶるかと思いきや、意外に謙虚だった。この辺が、孔子を喜ばせ易に夢中にさせた由縁だろうか。易の配列には実に頭が下がる。「有(たも)つこと大なる者は、以て盈(み)つ可からず、故に之を受くるに謙を以てす。」財産もあり、人材も多く、国が豊かになっても、得意になってはいけない。富めば富むほど、大きくなれば大きくなるほど、謙虚でなければいけない。豊かな人がヘリ下り、謙虚であると、その豊かさは帰って輝きを放つものである。この卦の形は、高い山が地の下にあるというのだが、ここに意味がある。そもそも山と言っても、大地の一部である。高い高いと言っても偉大な大地には敵わない。そこで、自分がいくら高い山になったとしても、市民の一人、国民の一人と考えれば威張ることは出来なくなる。そう教...序卦伝(8)地山謙と雷地豫

  • 序卦伝(6)天火同人と火天大有

    泰平が長引いて、ついに乱世になった。乱世を終わらせ、新しい時代を切り開こうとする動きは始まる。志あるものの結束である。「物は以て否(ふさ)がるに終る可からず、故に之を受くるに同人を以てす。」乱世を終わらせ、新時代を開くには、一人や二人の力ではどうにもならない。多くの人が心を一つにして協同する必要がある。同人とは、同人誌などに使われるが、同じ趣味や志を持つ人同士が集まることである。この卦の形は、天は上を目指す。火もまた上を目指すものであることから、同じ志を持つものと表している。序卦伝(6)天火同人と火天大有

  • 序卦伝(6)地天泰と天地否

    「天沢履」は礼を守る卦であった。親子、兄弟、友人、職場でも、皆が礼儀を守れば、世界は安泰である。そこで、次にくるのは、「地天泰」である。「履ありて然る後に安し、故に之を受くるに泰を以てす。泰とは通ずるなり。」泰とは通ずる。上下の意思が通ずることである。卦の形をみると、地が上にあり、天が下にある。一見すると、逆さまのようであるが、ここに意味がある。すなわち、地はあくまで下を目指し、天はあくまで上を目指すものである。上にあるものが、下を目指し、下にあるものが上を目指すということは、上下の意思が通じ合うということになる。この卦は安泰を表し、易の卦の中でも最も安定した理想的な卦であるとする。易者の店ではこの卦が看板になっている。家庭内では親が子の意見に耳を傾け、職場内では経営者が社員の意見に耳を傾ける。意思の疎通...序卦伝(6)地天泰と天地否

  • 序卦伝(5)風天小畜と天沢履

    「水地比」は相親しむの卦であった。争いを止めて、人々が親しみあえば良いことが起こる。すなわち、蓄えが出来るようになる。次は畜えをを意味する「風天小畜」の卦となる。「比すれば必ず畜ふる所有り、故に之を受くるに小畜を以てす。」畜の意味は留める、貯える、養うである。一家よく和合し、一国よく和合するときは、貯蓄ができ、財政が豊かになるものである。それ故に、「水地比」の次に「風天小畜」が置いてある。「風天」といっても「フーテンの寅さん」とは関係ありません。「フーテン」は瘋癲と書いて、少し頭がおかしくなった人のことをいいます。易の「風天」は風(長女)が天(陽の男たち)を相手に慕われている様子を表しています。相撲部屋の女将さんと言ったところでしょうか。「物畜へられて然る後に禮(れい)有り。故に之を受くるに履(り)を以て...序卦伝(5)風天小畜と天沢履

  • 序卦伝(4)地水師と水地比

    「天水訟」は争いの卦であった。争いを起こすには、味方同士が団結する必要がある。そこで、次にくる卦は「地水師」である。「訟には必ず衆の起こること有り。故に之を受くるに師を以てす。師とは衆なり。」軍隊では独立して作戦を立てる戦略単位を師団という。師は衆であり、戦争である。訴訟、争いがエスカレートすると次第に規模が大きくなる。人と人の争いがが村と村との争いになり、団体と団体の争いが国と国、民族と民族の争いにまで発展する。それが戦争である。それゆえに、「天水訟」の次に「地水師」が置いてある。卦の形は目に見えないところ(地)に問題(水)が潜んでいる象である。「衆は必ず比する所有り。之を受くるに比を以てす。比とは比するなり。」比するということは親しむということである。大勢の人が集まる時には、必ずその中にリーダーがいる...序卦伝(4)地水師と水地比

  • 序卦伝(3)水天需と天水訟

    序卦伝の配列は、人間の成長過程を示すものでもあります。産みの苦しみを経て生まれ、蒙昧である赤ちゃんとなり、今度は養わなくてはなりません。そこで、次に来る卦は「水天需」となります。「物の穉(おさな)きは養はざる可(べ)からざるなり、故に之を受くるに需を以てす。需とは飲食の道なり。」需には「待つ」とか「求める」という意味もある。需は需要でもあり、人間の需要とするものは全てこの中に含まれている。肉体を養うばかりではなく、心を養うことも含まれている。心を養うには愛情をそそぐことである。卦の形は天の上に水があることから、人々が天からの雨を待っている象とみる。「飲食には必ず訟(うったえ)有り、故に之を受くるに訟(しょう)を以てす。」人間ばかりでなく生き物に共通するのは食べ物を求めての争いである。争いは生まれて、成長す...序卦伝(3)水天需と天水訟

  • 序卦伝(2)

    ☰(乾)と☷(坤)は万物の父と母ですので、易の配列は実質的には「水雷屯」から始まります。「天智有り、然る後に萬物生ず。天地の間に盈つる者は唯だ萬物なり。之を受くるに屯を以てす。屯とは盈つるなり。屯とは物の始めて生ずるなり。」屯という文字は、草が始めて地上に出ようとして苦しんでいる様を表しています。地上に芽を出した植物が全て成長することはありません。朝顔を種から育ててみると解りますが、いっせいに芽をだした朝顔の殆どは育ちません。何分の一しか育たないのです。それ程、生まれたものが順調に成長することは大変なことなのです。易の配列の始めに屯があることは、意味があることなのです。人間を含めて、動物や植物が生を得て、成長することは困難が伴うことを表しています。生命の成長と同じく、物事は全てがそうです。何か事業を始めよ...序卦伝(2)

  • 序卦伝(1)

    八卦を理解出来ましたら、次に六十四卦に進みます。八卦をそれぞれ上下に重ねると、8×8=64ですから、六十四卦となります。六十四卦の本文には、その卦の卦辞(かじ・卦の言葉)と6個の爻(こう)に対して爻辞(こうじ)が述べられています。爻辞は占いに使うために作られた言葉もあるので、ピンとこない言葉も多いのです。そうすると、いつの間にか意味不明で解らないということになりがちなのです。そこで、私がお勧めするのが、その前に、「序卦伝」を学ぶことです。「序卦伝」は孔子が作った易の参考書・十翼の一つで六十四卦の配列を説いてあるものです。安岡正篤先生も絶賛していますが、この配列が頭が下がるほど良く出来ているものなのです。配列を知ると同時に、易全体の輪郭のようなものが解ってきます。この配列と輪郭が解って、次に本文に進みますと...序卦伝(1)

  • 八卦の解説(4)艮(山)と兌(沢)

    最後は☶艮(ごん・山)と☱兌(だ・沢)になります。☰(乾)と☷(坤)の少男と少女です。☶艮(山)と☱兌(沢)も対をなすもので、二つの卦の相性は良く、互いに助け合う関係です。山のイメージは動かない、固い、山登りには努力、頑張りが必要です。一方の沢は楽しく、開放的です。川下りを想像すると、ワーワー、キャーキャーの歓声が聞こえそうです。☶☱艮(ごん・山)と兌(だ・沢)「艮は止(とど)まるなり。」(説卦伝)、自然では山、家族では少男、身体では手、動物では犬です。卦の形を見ると、陽爻が上でふさいでいるようにも見えます。そこから止める、抑える、守るというイメージになります。謹厳実直、頑固な人のイメージも湧いてきます。一方の兌(沢)は「説(よろこ)ぶなり。」(説卦伝)、自然では沢、家族では少女、身体では口、動物では羊で...八卦の解説(4)艮(山)と兌(沢)

  • 八卦の解説(3)坎(かん)と離(り)

    今回は坎(かん・水)と離(り・火)について説明いたします。乾(天)と坤(地)の中男と中女です。☵(坎・水)はが上下のの間にあり、☲(離・火)は反対にが上下のの間にあります。☵(坎・水)の特徴は上下の陰に中に陥っていると考えます。ちょうど水の中に陥ったと想像して下さい。そこから、困難に陥るという意味になり、坎は水の卦、困難の卦となります。☲(離・火)は上下が陽で発散していると考えます。発散するものは火です。そこから離の卦は火の卦となります。火は明るいものなので、文化、文明を表します。離婚や離別の離が何故火なのかと疑問に思う方もあるでしょう。(始め私も思いました。)この離は辞書を調べると解りますが、付くという意味があります。「離は麗(つ)くなり。」火は何かに付いて燃えるものから、そう呼ぶようになったようです。...八卦の解説(3)坎(かん)と離(り)

  • 八卦の解説(2)震(雷)と巽(風)

    今回は☳(震しん・雷)と☴(巽そん・風)について説明いたします。乾が父、母が坤であれば、☳(震しん・雷)は長男、☴(巽そん・風)は長女にあたります。三つの陽と陰は陽爻、陰爻と呼びますが、震(しん・雷)は下に陽爻が、巽(そん・風)は下に陰爻があるのが特徴で、その意味を表しています。☳☴震(しん・雷)と巽(そん・風)「震は動くなり」、下にある陽爻が上に昇ろうとして活動しているのです。自然では雷で、陽の気を盛んに発動するのです。家族では長男、動物では竜、身体では足にあたります。「極まりては健と為す。」ともあります。時には「乾」にも勝る勢いを表します。新しい世界を開く、始める、そのエネルギーを感ずるのは震(しん・雷)でしょう。「巽は入るなり」、一方の巽(そん・風)は自然では風で、風の如くどこにでも入ってきます。家...八卦の解説(2)震(雷)と巽(風)

  • 八卦の解説(1)

    易の基本は八卦(はっか)です。一般的に「はっけ」と呼ばれますが、正しい呼び方「はっか」です。この八卦をしっかり覚え、イメージすることが肝心です。ここを曖昧なままに先に進むと、いつの間にか何が何だか解らなくなってしまうので、「易は難しい」ということになります。八卦は、☰(乾)、☱(兌)、☲(離)、☳(震)、☴(巽)、☵(坎)、☶(艮)、☷(坤)ですが、この順番は陽に近い順になっています。しかし、八卦をより理解するために、私は始めに☰(乾)と☷(坤)、次に☳(震)と☴(巽)、そして次に☵(坎)と☲(離)、最後に☶(艮)と☱(兌)の順に覚えることをお勧めいたします。何故かと申しますと、孔子の作りました解説書(説卦伝)に述べていますが、☰(乾)と☷(坤)は人に配当すると父と母、☳(震)と☴(巽)は長男と長女、☵(...八卦の解説(1)

  • 陽と陰

    易は陽と陰の組み合わせだと言われます。では陽とは何か?陰とは何か?考えてみたい。陽気のイメージは明るく元気に溢れている。陰気のイメージは暗い、元気がないイメージである。又、男性的、女性的という分け方もある。しかし、陽が男性的で、陰が女性的かというとそうでもない。女性が陰というと、怒られるかも知れない。事実、女性の方が、明るく、陽気な人が多いようにも思われる。考えてみると、我々は物事を二つに分けて考える習慣があるようだ。左右に分けるという考えもある。大きいと小さい、高いと低い、固いと柔らかい、富めると貧しい、明るいと暗い、積極的と消極的、強いと弱い、表と裏、動物的と植物的、良いと悪い、酸性とアルカリ性、プラスとマイナスといった具合だ。二つに分けることによって、ある者がどちらに属するか、あるいはその中間にある...陽と陰

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、さわやか易さんをフォローしませんか?

ハンドル名
さわやか易さん
ブログタイトル
さわやか易
フォロー
さわやか易

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用