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さわやか易 https://kanouyuukou.hatenablog.com/

易は難しい、易は解らないと挫折した方に、「さわやか易・講座」で解ったと言ってもらえれば幸いです。(猶興)

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2024/06/17

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    さわやか易・講座(基礎編)目次 47話 さわやか易・講座(上)目次 67話 さわやか易・講座(下) 目次68話 ユダヤ人の旅・目次44話 浮生は夢・目次 39話 姐さんの憲法論・目次40話 日本経済0成長の正体・目次27話 名僧たち「の求めたもの」目次 50話 「名曲はこうして生まれた」目次50話 「名画に学ぶ世界史」目次(前)40話 「名画に学ぶ世界史」目次(後)37話 以下は現在復旧編集中ですのでリンク出来ません。 アメリカを支配する者たち31話 20世紀からの世界史53話 南北朝鮮半島物語6話 ユダヤ系金融グループの世界支配6話 プーチンの挑戦8話 冷戦後の米中関係と日本10話 ~~~~…

  • 「20世紀からの世界史」目次(前)

    (1)20世紀はこうして始まった 2、義和団事件は中国のターニングポイント 3、日露戦争から激動の20世紀が始まる 4、孫文の夢、東洋の王道 5、ヴィルヘルム二世の世界政策 6、総力戦になった第一次世界大戦 7、禍根を残した秘密外交 8、20世紀最大のドラマ、ロシア革命(1) 9、20世紀最大のドラマ、ロシア革命(2) 10、20世紀最大のドラマ、ロシア革命(3) 11、ヴェルサイユ体制の問題 12、巨人・アメリカ、光と影の1920年代 13、インド独立の父、マハトマ(偉大な魂)ガンディー 14、中国国民党と中国共産党(1) 15、中国国民党と中国共産党(2) 16、世界大恐慌からナチス政権誕…

  • 「名画に学ぶ世界史」目次(後)

    41、フランス革命とナポレオン(5) 42、フランス革命とナポレオン(6) 43、ナポレオンが愛した女性たち 44、ナポレオン後のヨーロッパ 45、産業革命からの大変化 46、アヘン戦争はこうして起った 47、英雄になれなかったナポレオン3世(1) 48、英雄になれなかったナポレオン3世(2) 49、ドイツ統一への物語(1) 50、ドイツ統一への物語(2) 51、イタリア統一への物語 52、アメリカの飛躍的発展 53、パクス・ブリタニカの光と影 54、沈みゆくハプスブルク帝国(1) 55、沈みゆくハプスブルク帝国(2) 56、ロシアの南下政策 57、アヘン戦争後の中国 58、ドレフェス事件を考…

  • 「名画に学ぶ世界史」目次(前)

    (1)モナリザの描かれた時代 (2)レオナルド・ダ・ヴィンチのパトロンたち (3)レオナルド・ダ・ヴィンチと君主論 (4)ミケランジェロの宗教画 (5)十字軍の真実 6、フランスの暗黒時代 7、ミケランジェロ、その孤高の人生 8、ラファエルの恋 9、オスマン帝国の実力 10、ルターの宗教改革 11、コロンブスの真実 12、スペインのコンキスタドール 13、ハプスブルク家の物語(1) 14、ハプスブルク家の物語(2) 15、ハプスブルク家の物語(3) 16、フランス文化とメディチ家 17、もう一人のミケランジェロ 18、ルーベンスは名外交官 19、ベラスケスが見た17世紀のスペイン 20、レンブ…

  • 「名曲はこうして生まれた」目次

    (1)バッハの家族 (2)バッハの音楽修業 (3)バッハのワイマール時代 (4)バッハとレオポルト (5)バッハの晩年 (6)ハイドンの少年時代 (7)ハイドンとエステルハージ家 (8)ハイドンの大失敗 (9)弟・ミヒャエルとモーツァルト (10)ハイドンのロンドン公演 11、神童・モーツァルト誕生 12、モーツァルトの少年時代 13、モーツァルトの失恋 14、モーツァルトの大活躍 15、モーツァルトの死 16、ベートーヴェンの時代 17、ベートーヴェンとモーツァルト 18、ハイリゲンシュタットの遺書 19、ベートーヴェンとナポレオン 20、ベートーヴェンの「第九」とは 21、シューベルトの素…

  • 「名僧たちの求めたもの」目次

    (1)北面の武士 (2)亢龍悔いあり (3)璋子との出会い (4)蛍の舞う頃 (5)璋子の出家 6、花と月と歌 7、保元の乱 8、悲劇の崇徳上皇 9、平家の興亡 10、花のもとにて 11、親鸞の修業時代 12、師と伴侶 13、お先真っ暗 14、親鸞の苦悩 15、親鸞の心機一転 16、枕石寺伝説 17、親鸞と弁円 18、善人なおもて往生す 19、専修念仏とは何か 20、教信沙弥のように 21、道元の出生 22、道元の出家と渡宋 23、道元と典座 24、道元の心身脱落 25、道元と懐奘 26、道元の独立 27、道元の弟子たち 28、道元と権力 29、道元の愛語 30、道元の世界 31、日蓮はスーパ…

  • 日本経済0成長の正体・目次

    (1)デフレ経済 (2)グローバル化 (3)産業の空洞化 (4)実体経済と金融経済 (5)グローバル企業の税金 (6)グローバル企業の仕組み (7)アメリカの大失敗 (8)日本の貧困化 (9)日本のサラリーマンは第3身分 (10)イギリス病と日本経済 (11)移民は安易な解決策 (12)国の資産はこんなにある (13)プライマリー・バランス (14)財務省の緊縮財政 (15)消費税と法人税 (16)第2のWGIP (17)日米構造協議 (18)大蔵省落城 (19)財務省と大蔵省の違い 20、年功序列 21、田名角栄 22、小沢一郎 23、中川昭一 24、拒否できない日本 25、リーマンショック…

  • 姐さんの憲法論・目次

    (1)目から鱗が落ちる (2)前文はおかしい (3)諸国民の公正と信義 (4)政治道徳の法則 (5)仮の憲法 (6)マッカーサー・ノート (7)東京裁判 (8)君民共治 (9)戦前の日本 (10)ポーランド孤児救出 11、F・ルーズベルト大統領 12、筋金入りの民族 13、ワイマール憲法 14、自由と平等 15、日本共産党 16、共産主義 17、マルクスとユダヤ教 18、マルクスの理論 19、国民の意識 20、拉致問題は憲法問題 21、拉致被害者は救えた 22、日朝トップ会談 23、拉致問題と憲法 24、家族制度 25、画期的憲法 26、民主化運動 27、憲法研究会 28、天皇制をどうするか …

  • 姐さんの憲法論・目次

    (1)目から鱗が落ちる

  • さわやか易・講座(基礎編)目次47話

    1、ご挨拶 2、易の成り立ち 3、文王の生きた時代 4、孔子と易 5、安岡正篤先生の「易学入門」 (易の基本は八卦です。先ず、八卦を知ろう。) 6、陽と陰、そして八卦 7、八卦の解説(1)乾(天)と坤(地) 8、八卦の解説(2)震(雷)と巽(風) 9、八卦の解説(3)坎(水)と離(火) 10、八卦の解説(4)艮(山)と兌(沢) (易の配列を知ろう。先ずは上経30卦) 11、序卦伝(1)乾為天と坤為地 12、序卦伝(2)水雷屯と山水蒙 13、序卦伝(3)水天需と天水訟 14、序卦伝(4)地水師と水地比 15、序卦伝(5)風天小畜と天沢履 16、序卦伝(6)地天泰と天地否 17、序卦伝(7)天火同…

  • さわやか易・講座(上)目次 67話

    1、「乾為天」と「坤為地」は特別な卦 2、「乾為天」(その1)元亨利貞 3、「乾為天」(その2)初九、九二 4、「乾為天」(その3)九三、九四 5、「乾為天」(その4)九五、上九、用九 6、「坤為地」(その1)牝馬の貞 7、「坤為地」(その2)初六、六二 8、「坤為地」(その3)六三、六四 9、「坤為地」(その4)六五、上六、用六 10、六十二卦に取り組む前に 11、「水雷屯」(卦辞) 12、「水雷屯」(爻辞) 13、「山水蒙」(卦辞) 14、「山水蒙」(爻辞) 15、「水天需」(卦辞) 16、「水天需」(爻辞) 17、「天水訟」(卦辞) 18、「天水訟」(爻辞) 19、「地水師」(卦辞) 2…

  • さわやか易・講座(下) 目次

    (感動する) 1、「沢山咸」(卦辞) 2、「沢山咸」(爻辞) (夫婦の道) 3、「雷風恒」(卦辞) 4、「雷風恒」(爻辞) (遁れる道) 5、「天山遯」(卦辞) 6、「天山遯」(爻辞) (陽のエネルギーが盛んなこと) 7、「雷天大壮」(卦辞) 8、「雷天大壮」(爻辞) (日が昇る) 9、「火地晋」(卦辞) 10、「火地晋」(爻辞) (暗黒の世界) 11、「地火明夷」(卦辞) 12、「地火明夷」(爻辞) (家庭生活) 13、「風火家人」(卦辞) 14、「風火家人」(爻辞) (そむきあう) 15、「火沢睽」(卦辞) 16、「火沢睽」(爻辞) (困難を前にする) 17、「水山蹇」(卦辞) 18、「水…

  • 浮生は夢・目次

    (1)浮生は夢の如し (2)お墓の問題 3、フンコロガシに思う 4、衣食住楽 5、インドの宗教(1)~バラモン教 6、インドの宗教(2)~仏教とジャイナ教 7、インドの宗教(3)~大乗仏教 8、インドの宗教(4)~ヒンドゥー教 9、インドの宗教(5)~イスラム教 10、インドの宗教(6)~シク教 11、国民性と宗教 12、仏教の中国伝来(1)~三教 13、仏教の中国伝来(2)~仏図澄と鳩摩羅什 14、仏教の中国伝来(3)~法顕 15、三つの宗教は何が違う 16、一神教と多神教 17、三日三晩で悟った男 18、仏教の日本伝来(1)~蘇我家と物部家 19、仏教の日本伝来(2)~聖徳太子 20、仏教…

  • 「ユダヤ人の旅」目次

    (1)ユダヤ人についての何故? (2)乳と蜜の流れる土地 (3)ソドムとゴモラ (4)イサクとイシュマエル (5)モーセの十戒 (6)ダビデの孤独 (7)栄華を極めたソロモン (8)バビロン捕囚 (9)ギリシャのポリス (10)ペルシャ帝国物語 (11)アレクサンダー大王の奇跡 (12)ディアドコイ戦争とヘレニズム3国 (13)カルタゴとローマ (14)ローマ帝国の内乱と統一(1) (15)ローマ帝国の内乱と統一(2) (16)イエス・キリスト(1) (17)イエス・キリスト(2) (18)ユダヤ人のディアスポラ(民族離散) (19)ユダヤ人とキリスト教 (20)ササン朝ペルシャと東ローマ帝国…

  • ブログ開設19周年を迎えて

    ブログ開設19年のご挨拶を申し上げます。 長年親しんできたGOOブログが11月に終了とのことです。 案内に従い、他のブログに引っ越しをすることになりました。 ところが、19年もブログを続けていたにもかかわらず、引っ越しは簡単ではありませんでした。6月の中頃から、そろそろ始めようと思い立ち、アメーバブログへの案内手順に従うのですが、途中で何が何だか解からない。時間ばかりかかるだけで、ちっとも前に進まない。これにばかり、かかわる訳にもいかず、引っ越しは延々と出来ずじまいでいました。結局、アメーバブログは諦めました。 次に「はてなブログ」に引っ越しを完了した他のブロガーの記事を参考にしてようやく完了…

  • さわやか易・講座(基礎編) 目次

    1、ご挨拶 2、易の成り立ち 3、文王の生きた時代 4、孔子と易 5、安岡正篤先生の「易学入門」 (易の基本は八卦です。先ず、八卦を知ろう。) 6、陽と陰、そして八卦 7、八卦の解説(1)乾と坤 8、八卦の解説(2)震(雷)と巽(風) 9、八卦の解説(3)坎(水)と離(火) 10、八卦の解説(4)艮(山)と兌(沢) (易にはどんな卦があるか?序卦伝で64卦の配列を知ろう。先ず始めの30卦) 11、序卦伝(1)乾為天と坤為地 12、序卦伝(2)水雷屯と山水蒙 13、序卦伝(3)水天需と天水訟 14、序卦伝(4)地水師と水地比 15、序卦伝(5)風天小畜と天沢履 16、序卦伝(6)地天泰と天地否 …

  • 「火水未済」(爻辞)

    「火水未済」の各爻は、前半は混乱した時で要注意、後半は安定に向かう。 「初六、其の尾を濡らす。吝。」 初六は、身分の低い陽位にいる陰爻。能力才能はない。全体に未完成の時なので、軽挙妄動は慎まねばならない。なのに、進んで行こうとしたが、失敗した。残念だ。ここは、この卦の卦辞「未済(びせい)は亨る。小狐汔(ほとん)ど済(わた)らんとし、其の尾を濡らす。利しき攸无し。」の示す通りになっている。 「九二、其の輪を曳く。貞にして吉。」 九二は、中徳を備えた陰位にいる陽爻。軽挙妄動を戒めている。周囲が進もうとする車の車輪を、「未だ早い」とブレーキをかけている。正しい考えを貫けば吉である。この爻は、「水火既…

  • 「火水未済」(卦時)

    「火水未済」の卦は、事がまだ未完成である。 「未済(びせい)は亨る。小狐汔(ほとん)ど済(わた)らんとし、其の尾を濡らす。利しき攸无し。」 未済の卦は、良い卦である。子キツネが川を渡ろうとしたが、その尾が濡れてしまったので、引き返してきた。このままではいけない。 未済とは、未(ま)だ済(な)らない。つまり未完成である。前の卦、「水火既済」は完成であった。六十四卦の最後にこの「火水未済」が置いてある。常識で考えると、完成を表す「水火既済」が最後を締める方が相応しいように思う。未完成を表す「火水未済」が最後であるところが、易の奥深いところである。 この卦の特徴は、全ての爻が陰陽を逆になっている。つ…

  • 「水火既済」(爻辞)

    「水火既済」の各爻は、泰平を壊さぬように、注意している。 「初九、その輪を曳く。其の尾を濡らす。咎无し。」 初九は、身分は低いが、陽位にいる陽爻で、分別はしっかりしている。泰平の時代が壊れないように、慎重に処することを忘れない。車で川を渡ろうとしているが、勢いよく進まないように、「その輪を曳く」車輪にブレーキをかけている。「其の尾を濡らす」狐にとって尾を濡らすのは良くないことだが、ブレーキをかけてる途中で尾を濡らしてしまった。咎はないだろう。 「六二、婦(ふ)、其の茀(ふつ)を喪ふ。逐(お)ふ勿れ。七日にして得ん。」 六二は、中徳を備えた陰位にいる陰爻。ここでは慎重さを失わない夫人である。「茀…

  • 「水火既済」(卦辞)

    「水火既済」は事が成就した。ものごとが完成した。 「既済は、亨ること小なり。貞しきに利し。初めは吉、終りは乱る。」 良いことではあるが、大きな発展はない。正しい考え方を守ることが大事である。初めのうちは良いのだが、次第に問題が生じてくるだろう。 この卦の特徴は、初爻から上爻まで、全ての爻の陰陽正しい位置にある。また、易には応じると比するが重要であるが、この卦は全ての爻が正しく応じ、正しく比している。六十四卦の中で最も適材適所を得ていると言える。 序卦伝に、「物に過ぐるあるものは必ず済(な)る。故に之を受くるに既済を以てす。」とある。人に過ぎたる能力才能があり、人に過ぎたる努力をするものは必ず成…

  • 「雷山小過」(爻辞)

    「雷山小過」の各爻は、小人の蔓延る時代に処する道を示している。 「初六、飛鳥、以て凶。」 初六は、身分の低い陽位にいる陰爻。能力も才能もない。「飛鳥」は飛ぶ鳥。本来は陽位置であるので、元気に働かなくてはいけない。身分の低い初六は、何とか飛躍しようと試みたが、たちまち失敗した。大人しくしていなければいけなかった。凶である。 「六二、其の祖を過ぎ、其の妣(ひ)に遇ふ。其の君に及ばず、其の臣に遇ふ。咎无し。」 六二は、中徳を備えた陰位にいる陰爻。ここでは宮中の親族である。「其の祖」と「其の君」は君主と見る。「其の妣(ひ)」は亡き母であるが、ここでは祖母又は曾祖母と見る。しかし、小過の時代であるので、…

  • 雷山小過」(卦辞)

    「雷山小過」の卦は、小(陰)なるものが過ぎている。 「小過は亨る。貞しきに利し。小事に可なり。大事に可ならず。飛鳥(ひちょう)、之が音を遺す。上るに宜しからず、下るに宜し。大吉。」 小過は良いことである。正しい道を行けばそれで良い。小さいことに長けているが、大きいことは向いていない。「飛鳥(ひちょう)、之が音を遺す」例えば飛ぶ鳥に例えれば、鳴き声が聞こえてきたが、これ以上調子に乗って高く飛ぼうとせず、降りてくる方が良いだろう。それで大吉、上等である。 小(陰)に過ぎるのが、「雷山小過」で、大(陽)に過ぎるのが、「沢風大過」である。因みに、「沢風大過」の卦時は、「大過は、棟(むなぎ)撓(たわ)む…

  • 「風沢中孚」(爻辞)

    「風沢中孚」の各爻は、応じる爻によって吉凶が決まることを示している。 「初九、虞(おもんばか)れば吉。他有れば燕(やす)からず。」 初九は、身分の低い陽位にいる陽爻。新入社員と見ても良い。応じる爻は六四の陰爻である。「虞(おもんばか)れば吉」初九は応じている六四を信じて心を寄せている時は吉である。「他有れば燕(やす)からず」そうではなく、他に心をとられている時は安心しておれない。 「九二、鳴鶴(めいかく)、陰に在り。其の子、之に和す。我、好爵有り。吾、爾(なんじ)と之を靡(とも)にせん。」 九二は、中徳を備えた陰位にいる陽爻。九五とは陽どうしで正しく応じてはいないが、中徳を備えた者どうしは、例…

  • 「風沢中孚」(卦辞)

    「風沢中孚」の卦は、真実な誠の心に感動する。 「中孚は、豚魚(とんぎょ)吉。大川を渉るに利し。 貞しきに利し。」 「豚魚(とんぎょ)」とは、豚や魚。 すなわち、中孚の誠の心は、例えれば、豚や魚にも通じるものである。 吉である。 大きなことを成し遂げるのにも良いだろう。 正しい道を守ることである。 誠の心に感動するである。 中孚は、中は心の中、孚は、自然に人が感動すること。 孚の字は、爪の下に子であり、親鳥が卵を温めている姿である。 また、中孚の形は卵であり、真ん中の陰爻を黄味とし、外の陽爻を白味と殻であるとする。 この卦の象は、沢の上に風であり、沢の水が風によって時に大きく、時にさざ波となって…

  • 「水沢節」(爻辞)

    「水沢節」の各爻は、節の時に対処する道を述べている。 「初九、戸庭(こてい)を出(い)でず。咎无し。」 初九は、身分の低い、陽位にいる陽爻。「戸庭(こてい)」とは、家の庭である。統制の厳しい時に、初九は、自ら節制し、家の外には出ない。咎めはないだろう。 「九二、問庭を出(い)でず。凶。」 九二は中徳を備えた陰位にいる陽爻。ある位についている。戸庭も問庭も大きな違いはなく、やはり外に出ないで家の中にいる。九二が凶なのは、初九と違い官職についているからである。官職にある者は、統制厳しいとはいえ、言わねばならぬことは言い、行動すべきことは行動しなくてはいけない。ただじっとしているだけでは駄目である。…

  • 「水沢節」(卦時)

    「水沢節」は、節度、規律の道である。 「節は亨る。苦節は貞にす可からず。」 節度を大事にすることは良いことである。しかし、あまりに厳し過ぎるのは、良いとは言えない。 節とは、竹の節(ふし)である。物事にはすべて一定の規律がある。それを堅く守ることが節である。節度、節制、節義、礼節、節操、貞節、調節、バランスである。個人にとっても、国家にとっても、節はなくてはならない。 序卦伝に、「渙とは離るるなり。物は以て離るるに終る可からず、故に之を受くるに節を以てす。」とある。何か良いことがあり、大いに喜んで、有頂天になると気が緩んでしまう。気が緩むと物事は離れ散じ紛乱する。それではいけないと人は気を引き…

  • 「風水渙」(爻辞)

    「風水渙」の各爻は、離散の危機に処する道を説いたもの。 「初六、用つて拯(すく)ふに馬壮んなり。吉。」 初六は、身分の低い庶民である。離散の危機にも、自らは何も出来ない。しかし、幸いに上の九二が有能な賢者なので、頼ることにする。ここでの「馬」は九二のことである。つまり、初六は、離散の危機に、有能な九二によって救われる。吉である。 「九二、渙のとき其の机(き)に奔る。悔亡ぶ。」 九二は中徳を備えた陰位にいる陽爻。ここでは、能力才能のある官僚である。「机(き)」とは机やテーブルのことで、ここでは初六のことである。自分を頼る初六の庶民がいるので、自分もがんばれるのである。つまり、九二の官僚は、離散の…

  • 「風水換」(卦辞)

    「風水渙」は散る、散らす、悩みを一掃する 「渙は亨る。王、有廟(ゆうびょう)に假(いた)る。大川を渉るに利し。貞しきに利し。」 渙の時は、混乱を一掃しよう。新しい王が登場し、ご先祖をお霊屋に祭り、心を治め、身を修める。朝廷の百官、臣民、万民は皆天子の徳を仰ぎ、混乱は吹き散らされる。大川を渉るように、困難を克服する。正しい道を進めばよろしい。 序卦伝に、「兌は説(よろこ)ぶなり。悦びて後に之を散ず、故に之を受くるに渙を以てす。渙は離るるなり。」とある。人が悦ぶときは、気が大きくなる。気が大きくなると、散財してしまう。 渙の卦は、下に水、上に風である。風に吹かれて水が散り乱れている。散るとは、良い…

  • 「兌為沢」(爻辞)

    「兌為沢」の各爻は、素直に悦ぶ者、誘惑される者、誘惑する者。 「初九、和(やわら)ぎて悦ぶ。吉。」 初九は身分の低い陽位にいる陽爻。元気な若者である。「和(やわら)ぎて悦ぶ」とは、周囲に調和し、人と和合する。つまり、初九は、はなはだしき流れず、程よく悦び楽しんでいる。それゆえに吉である。 「九二、孚(まこと)ありて悦ぶ。吉。悔亡ぶ。」 九二は中徳を備えた陰位にいる陽爻。剛強なる能力と才能がある。しかし本来陰位置であるので、六三から誘惑を受ける。その誘惑に流されない誠の志を持っているので、吉であり、悔いも亡ぶのである。 「六三、来(きた)りて悦ぶ。凶。」 六三は、中徳を備えていない陽位にいる陰爻…

  • 「兌為沢」(卦辞)

    「兌為沢」の卦は、悦ぶであり、悦ばせるである。 「兌は亨る。貞(ただ)しきに利し。」 「兌は亨る」我も悦び、人も悦び、万物は生長発育する。「貞(ただ)しきに利し」大いに悦ぶときは、つい油断し、正しくない道に陥り易いので、それを戒めて正しい道を堅く守っておるのがよろしい。 序卦伝に、「巽は入るなり。入りて後に之を説(よろこ)ぶ、故に之を受くるに兌を以てす。兌とは説ぶなり。」とある。巽の卦は、受け入れてもらうために、巽順であることであった。それが、受け入れられたのであるから、素直に喜んでいる。 沢は山に振った雨が集まり、下へ下へと流れる。沢あればこそ、山を潤し、野を潤し、草木は繁茂する。鳥や動物た…

  • 「巽為風」(爻辞)

    「巽為風」の各爻は、それぞれの立場での巽順を表している。 「初六、進退す。武人の貞に利し。」 初六は、身分の低い陽位にいる陰爻。引っ込み思案である。そこで、行動する時は、武人のように自信を持って振舞えばよろしい。 「九二、巽して牀下(しょうか)に在り。史巫(しふ)を用ふること紛若(ふんじゃく)たり。吉にして咎无し。」 九二は中徳を備えた陰位にいる陽爻。巽順の徳を得た働き者である。「牀下(しょうか)」とは、祭壇の下で身分の低い者のこと。。「史巫(しふ)」とは、史は神様に人の意思を伝達する者、巫は神様のご託宣を人に伝達する者。「紛若(ふんじゃく)」とは、身を粉にして働く。つまり、九二は祭壇の前で、…

  • 「巽為風」(卦辞)

    「巽為風」の卦は、一つの世界に入ることである。 「巽は少しく亨る。往く攸有るに利し。大人を見るに利し。」 巽は風である。風はどこにでも入っていく。また、へりくだるという意味もある。巽順といい、頭を低くし、謙遜な態度で接することである。ですから、「少しく亨る」のである。その態度で進んで行くなら良い事がある。「大人を見るに利し」大切なことは、徳のある人物に出会うことである。 序卦伝に、「旅にして容れらるる所無し、故に之を受くるに巽を以てす。巽とは入るなり。」とある。国を失い、旅をする者は、自分を小さくして、へりくだり従順にして相手に受け入れてもらうことである。「旅」の次に「巽」があるのは、誠に道理…

  • 「火山旅」(爻辞)

    「火山旅」の各爻は、他国を旅する心得を説いている。 「初六、旅(りょ)にして瑣瑣(ささ)たり。斯(こ)れ其の災を取る所なり。」 初六は、身分低く能力もない。陽位にいる陰爻。「瑣瑣(ささ)たり」自信を失い小さくなっている。初六は、自信を失くし、おっかなびっくり旅をしている。そうすると、反って災いがやってくる。 「六二、旅にして次(やどり)に即(つ)く。其の資(し)を懐(いだ)く。童僕の貞を得。」 六二は、中徳を備えた陰位にいる陰爻。「次(やどり)」とは宿である。「資(し)」とは私財。つまり、六二は、他国を旅して、宿に逗留している。私財もあり、ついてきた召使いも、よく尽くしてくれる。中徳を備えてい…

  • 「火山旅」(卦辞)

    「火山旅」の卦は、国を追われた者が流浪の旅にでること。 「旅は少しく亨る。旅は貞にして吉。」 旅の時は、思い通りにはいかないが、いくらかは自分の志すところを為すことが出来る。正しい道を堅個に守っていれば吉を得られるだろう。 序卦伝に、「豊は大なるなり。大を窮むる者は必ず其の居を失う。故に之を受くるに旅を以てす。」とある。盛んなることの頂上に達するときは、必ず大いに衰え、自分の居る所をも失うようになる。やがて、ゆくえ定めぬ流浪の旅に出る。 上の卦は火であり、下の卦は山である。動かない山を旅館とみなして、その上を天地万物が一時身を寄せ、やがて去っていく。李白は「夫れ天地は萬物の逆旅(げきりょ)にし…

  • 「雷火豊」(爻辞)

    「雷火豊」の各爻は、盛大の時に、活躍する爻と活躍出来ない爻がある。 「初九、其の配主に遇ふ。旬(ひと)しと雖(いえど)も咎无し。往きて尚(たっと)ばるる有り。」 「其の配主」とは、親しく付き合う関係で、ここでは応じている九四のこと。「旬(ひと)しと雖(いえど)も咎无し」等しく陽爻どうしであるが、ここでは敵対せず、仲間として咎はない。つまり、初九は応じる九四の応援を得て、活躍している。明るさと活動の組み合わせで尊ばれるほどの大活躍が出来る。 「六二、其の蔀(ほう)を豊(おおい)にす。日中に斗(と)を見る。往きて疑蒺(ぎしつ)を得。孚有り發若(はつじゃく)すれば、吉。」 六二は、明るさの中心にいて…

  • 「雷火豊」(卦辞)

    「雷火豊」は、盛大なことである。 「豊は亨る。王、之に假(いた)る。憂ふる勿れ。日中(ひちゅう)に宜し。」 豊とは、実り多いこと。王の求めるところに至ったのである。心配することはない。天下に遍く照らすことを思えば、それで良い。「憂ふる勿れ」とは、もうこれが限界で、後は衰退するだろうと、考えてはいけない。 序卦伝に、「其の帰する所を得る者は必ず大なり、故に之を受くるに豊を以てす。豊とは大なるなり。」とある。物事は、その落ち着くところの場所がよろしきを得るときは、必ず盛んになり大きくなるのである。 この卦は、上が雷、下が火である。火は太陽であり、文明であり、明るさをあらわす。雷は活動である。つまり…

  • 「雷沢帰妹」(爻辞)

    「雷沢帰妹」の各爻は、それぞれの立場の女性の結婚について述べている。 「初九、妹(まい)を歸(とつ)がするに娣(てい)を以てす。跛(あしなえ)能く履む。往きて吉。」 「妹(まい)を歸(とつ)がするに」女が結婚するにあたって。「娣(てい)」とは、諸侯が結婚する時に、正夫人と一緒に親類の女が何人かついて行く習慣があり、その人を娣という。この初九はそんな女である。初九は陽位にいる陽爻なので、気が強い女だと想像できる。「跛(あしなえ)能く履む」足が不自由だが良く歩くことが出来る。つまり、初九は、正夫人について行く娣である。足が不自由ではあるが、精いっぱい働き、身分相応なことは出来ている。割り切って進ん…

  • 「雷沢帰妹」(卦辞)

    「雷沢帰妹」の卦は、女が男に嫁ぐ。しかし、問題の多い結婚。 「帰妹は、往けば凶。利しき攸(ところ)无し。」 帰妹(きまい)は結婚することであるが、何故凶なのか。それを説いているのである。 前の卦は「風山漸」であった。ゆっくりと進むことであった。卦辞には、「漸は、女歸(とつ)ぎて吉。貞しきに利し。」最大限の誉め言葉である。結婚には男が順序と礼節を重んじて、多くのしきたりを踏んで、時間をかけて、婚礼に至るのである。この結婚は大変良い結婚の仕方であると述べていた。しかるに、今回の「雷沢帰妹」は卦辞に、「帰妹は、往けば凶。利しき攸(ところ)无し。」最悪の言葉になっている。何故か。女の方から一方的に男に…

  • 「風山漸」(爻辞)

    「風山漸」の各爻は、人間の成長を渡り鳥の鴻(こう)に例えて、成長し、やがて大空へ飛び立つまでを表している。 「初六、鴻、干(みぎわ)に漸(すす)む。小子(しょうし)は厲(あやう)し。言有れども咎无し。」 初六は、未だ力足らない若者、社会人1年生である。水の上にいた若鳥が水際から陸に上がって来た。「小子(しょうし)」小人には危険なことである。批判を受けるだろうが、あわてず、騒がずに進むなら咎はないだろう。 「六二、鴻、磐(おおいし)に漸む。飲食衎衎(かんかん)たり。吉。」 「磐(おおいし)」は大きい石であり安定している。「飲食衎衎(かんかん)」は、飲食を楽しんでいる様。六二は、中徳を備えた陰位の…

  • 「風山漸」(卦辞)

    「風山漸」の卦は、ゆっくりと伸び進んで行くことである。 「漸は、女歸(とつ)ぎて吉。貞しきに利し。」 「女歸(とつ)ぎて吉」この卦は、ゆっくりと進むの具体例として、男女が順序を踏んで結婚することを表しており、目出度いことである。正しい道に従うならば、良いことである。 序卦伝に、「艮とは止まるなり。物は以て止まるに終る可からず、故に之を受くるに漸を以てす。漸とは進なり。」前卦の艮はじっとしている卦であった。ここから、物事はゆっくりと動き出すのである。 伸び進むという意味の卦は、三つある。「火地晋」、「地風升」、「風山漸」である。このうち、最も勢い良く伸びるのは、「火地晋」であるが、「火地晋」の次…

  • 「艮為山」(爻辞)

    「艮為山」の各爻は、じっとしている時代に各身分の対処する道を述べている。 「初六、其の趾(あし)に艮(とど)まる。永貞に利し。」 初六は身分の低い陽位にいる陰爻。力もなく才能もない。「趾(あし)に艮(とど)まる」とは、身分の低い者は社会の最下層であるのだ、身体に例えれば、足である。その階級は余計な動きをせず、じっとしていれば良い。「永貞に利し」そうするなら、末永く悪いことはないだろう。 「六二、其の腓(ひ)に艮(とど)まる。其の隨(ずい)を拯(すく)はず。其の心、快(こころよ)からず。」 六二は、中徳を備えた陰位にいる陰爻。志は正しい。しかし、じっとしている時代に、上にいる九三に従ってじっとし…

  • 「艮為山」(卦時)

    「艮為山」は山の如く、じっとして動かないこと。 「其の背に艮(とど)まり、其の身を獲(え)ず。其の庭に行き、其の人を見ず。咎无し。」 「其の背に艮(とど)まり」とは、背中はもともと表情を表さない部分であるが、その背中がびくともせず、じっとしている。「其の身を獲(え)ず」とは、自分を忘れて無我の境地にいること。「其の庭に行き、其の人を見ず」とは、外にあっても誰にも接触せず、例え人に会おうとも、一切心を動かさない。そのような境地であれば、咎はないだろう。 序卦伝に、「震とは動くなり。物は以て動くに終る可からず。故に之を受くるに艮を以てす。艮とは止まるなり。」とある。「震為雷」は激動の時に、いかに処…

  • 「震為雷」(爻辞)

    「震為雷」の各爻は、世の中が動き出す時に、いかに処するかを述べている。 「初九、震来るとき虩虩(げきげき)たり。笑言啞啞(あくあく)たり。吉。」 動く時代の中心であり、この卦の主爻である。初九は身分の低い陽位の陽爻であるが、ここでは新時代を築く勇者である。 「虩虩(げきげき)」も「笑言啞啞(あくあく)」も卦辞の言葉と同じであるので、説明は省略する。つまり、天下の烈しい活動を起こす原動力になるのが初九であるので、懼れるようなことも、実行し、ついには大笑いして祝杯を上げる。吉である。 「六二、震来るとき厲(あやう)し。憶(おもんばか)りて貝(ばい)を喪(うしな)ひ、九陵(きゅうりょう)に躋(のぼ)…

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