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2024/03/19

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  • 2024年7月20日『貴族探偵』読書会 開催します

    2024年7月20日(土)13:30~石川県立図書館で麻耶雄嵩さんの『貴族探偵』読書会を開催します。『貴族探偵』は2010年に発売され、主人公は探偵ですが、推理は使用人にさせるという驚きの設定で2013年に続編『貴族探偵対女探偵』が発売されました。2017年には嵐の相葉雅紀さん主演でドラマ化されました。『貴族探偵』には「ウィーンの森の物語」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「こうもり」「加速度円舞曲」「春の声」の5つの短編が入っていますが、それらすべてを読んで来て、感想を語り合います。参加希望の方はお知らせください。2024年7月20日『貴族探偵』読書会開催します

  • 第47回例会『ある閉ざされた雪の山荘で』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第47回例会報告は2024年6月23日、参加者は9名で東野圭吾さんの『ある閉ざされた雪の山荘で』読書会を開催しました。新本格派全盛の頃の印象が強烈(実は新本格派の設定とは微妙に違うという意見もありますが)。理系の特質か、論理的な組み立て、硬質な文章が好きだったように思います。トリックもの、科学もの、学園推理もの、スポーツものなど、幅広いジャンルが特徴ですが、直木賞受賞と前後して人間ドラマ寄りになり、最近は"魂ふるえる“系(帯文)がほとんど。「上手くできているんだけど、前とはすっかり違うな~」と思っていたので、今回の例会を機会に以前出された作品ガイドを参照して、作風の変化を考えてみました。同じクローズドサークルの『白馬山荘殺人事件』(1986)と『仮面山荘殺人事件』(...第47回例会『ある閉ざされた雪の山荘で』読書会

  • 第46回例会『黒後家蜘蛛の会』「実を言えば」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第46回例会は2021年5月19日、参加者11名で『黒後家蜘蛛の会』の一編「実を言えば」(アイザック・アシモフ)を合評しました。「正直なところがトリック。自分も嘘をつかない。都合の悪いところははぶく。やましいから嘘をつく。自分と一緒だと思った」「本当のことを言わない。この人はくびだろう」「○○さんの顔が浮かんだ。嘘を言うことがあるが、社交辞令的に言うことがある。ゲストがなぜ悩んでいるのかと疑問に思った」「「もしくは」「および」がピンと来なかった。ゲストはどういう目的で来たのか。(←相談して無実という言い訳を探しに。食べられないのは悩んでいる振りでは)」「こじゃれた短編。アメリカ人好み。こういうレトリック物は多い。集まる会もよくあり、ここで話されたことは門外にもらして...第46回例会『黒後家蜘蛛の会』「実を言えば」読書会

  • 第44回例会映画「シャーロック・ホームズ2 シャドウゲーム」鑑賞&第45回例会会誌vol.4合評

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第44回例会は2012年3月18日、映画「シャーロック・ホームズ2シャドウゲーム」を劇場で鑑賞し、打ち上げ会を開きました。第45回例会は2012年4月21日、参加者9名で、◆会誌vol.4を合評しました。参加者の作品を中心に感想を言いました。◆近況報告読んだ本『ユリゴコロ』(沼田まほかる)『犯罪』(フェルディナント・フォン・シーラッハ)『ウォーキングデッド』『開かせていただき光栄です』(皆川博子)『猫柳十一弦の後悔』(北山猛邦)『天山の巫女ソニン』(菅野雪虫)『九つの殺人メルヘン』(鯨統一郎)『パラドックス学園』『ソフィー』(ガイバード)『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉)『家族八景』(筒井康隆)『三毛猫ホームズの推理』(赤川次郎)『映アムリタ』『パーフェクトフ...第44回例会映画「シャーロック・ホームズ2シャドウゲーム」鑑賞&第45回例会会誌vol.4合評

  • 第43回例会「東野圭吾のすべて」

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第43回例会は2012年2月18日、参加者10名で県立図書館の「東野圭吾のすべて」に参加しました。東野圭吾は高校生までまったく本を読まない少年でしたが、ミステリファンの姉から小峰元の『アルキメデスは手を汚さない』を渡されて、そこからミステリにはまりました。次に松本清張の『高校殺人事件』を読むと、高校の時に清張はほとんど読んでしまったそうです。就職して二年目に、長井彬の『原子炉の蟹』の後ろに乱歩賞の応募要項があることをみつけて、そこから乱歩賞への挑戦が始まりました。3度目の正直で『放課後』で受賞しました。この『放課後』というタイトルは金沢に旅行で来た時に、駅前にあった喫茶店の名前からつけたそうで、それがどこにあったのか、調べてみました。昭和50年の住宅地図には「茶房放...第43回例会「東野圭吾のすべて」

  • 第42回例会2011年に読んだ本のベスト

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第42回例会は2012年1月21日、参加者は15名で2011年に読んだ本のベストについて語り合いました。◆1『鍵のかかった部屋』貴志祐介2「幽霊妻」大阪圭吉3『狐火の家』貴志祐介4『長い廊下のある家』有栖川有栖5「邪馬台国はどこですか」鯨統一郎6『ゴーグル男の怪』(ドラマ)島田荘司7『絹靴下殺人事件』アントニー・バークリー8『貴族探偵』麻耶雄嵩9『谷崎潤一郎犯罪小説集』10『モーツアルトの子守唄』鮎川哲也その他『メルカトルはかく語りき』、『鬼面の研究』、『追想五断章』ドラマ「CSIシリーズ」「相棒10」「謎ときはデイナーのあとで」◆1位『空飛ぶ馬』北村薫2位『ビブリア古書堂の事件手帖ー栞子さんと奇妙な客人たち』三上延3位『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信4位『少女...第42回例会2011年に読んだ本のベスト

  • 第41回例会「乱歩の時代の挿絵師たち」

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第41回例会は2011年12月17日で参加者は11名で、県立図書館のおしゃべりサロン「乱歩の時代の挿絵師たち」(平野義久氏)に参加しました。◆近況報告『乱れからくり』(泡坂妻夫)『二流小説家』(デイヴィッド・ゴードン)『贖罪』(湊かなえ)「途上」(谷崎潤一郎)「父を失ふ話」「可哀相な姉」(渡辺温)『私は美人』(坂井順子)『遠野物語』。『クイーンのフルハウス』(エラリー・クイーン)『アミダサマ』(沼田まほかる)『告白』(湊かなえ)『ビブリア古書堂の事件手帖2』(三上延)『小袖物語』『鍵のかかった部屋』(貴志祐介)『邪馬台国はどこですか』(鯨統一郎)『文芸ミステリ』『贖罪』(イアン・マキューアン)『ファミリーポートレイト』(桜庭一樹)『コッペリア』(加納朋子)『殺人鬼フ...第41回例会「乱歩の時代の挿絵師たち」

  • 第40回例会能登ミステリツアー&牡蠣フルコース

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第40回例会報告2011年11月19日参加者は5名で、能登ミステリツアー&牡蠣フルコースでした。2年前の金沢ミステリツアーの続きとして、石川県のミステリファンとしては、松本清張の『ゼロの焦点』の舞台となった「ヤセの断崖」を見なければならないだろう、ということで、能登ミステリーツアーを企画しました。それに3年前好評だった穴水での牡蠣フルコースをセットにしました。能登ミステリツアーは、2年前の構想では「コスモアイル羽咋」と押水の「モーゼの墓」を加えていたのですが、「コスモアイル羽咋」は入館料のわりには…、「モーゼの墓」はたどり着くまでがたいへん、というご意見をいただき、外してしまいました。金沢を9時に出発すると、下道を通って一路「ヤセの断崖」に向かいました。あいにく雨が...第40回例会能登ミステリツアー&牡蠣フルコース

  • 第39回例会『緑のカプセルの謎』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第39回例会は2011年10月15日、参加者は9名で『緑のカプセルの謎』(ディクスン・カー)を読みました。「時代を感じることはなく、よくまとまっている」「謎が提示されて、それを解いていく形になっている」本作は、カーの代名詞でもある「密室殺人」ではなく、どちらかといえば地味な仕上がりの「心理トリック」もの。「カーは、いろいろな知識を埋め込んでいくので、長編は長い感じを受ける。だから短編の方が好きだな~。」「この本にも出てくるけれど、途中で知識の披露(密室の講義だったり、ここでは毒殺の講義だったり)があるので、カーという人は知識が深いんだね。」「クイーンは、謎ときに集中していくけれど、カーは、もっと読み物的な文章も加えてるよね。」「作中の人物では、ハウスキーパー的な存在...第39回例会『緑のカプセルの謎』読書会

  • 第38回例会「三本指の男」鑑賞

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第38回例会は2011年9月17日、参加者は10名で戸川さんが貸して下さった映画「三本指の男」を鑑賞しました。「途中寝てしまった。○○を忘れていた」「中尾彬の「本陣殺人事件」を前回観なかったが、何十年前かに深夜番組で観た。古文書の文章の続きがどうしてわかったのか不思議。原節子、きれいだった。寝ているのに眼鏡をしていた。杉村春子は若いのか年寄りなのかわからなかった。後半いらないかも」「『本陣殺人事件』を読んだが、名前と顔が一致しなかった。○○にビックリした。ラストあっけにとられているうちに終ってしまった」「○○○が変装してたのにビックリした。廊下での飛ばしあいに笑った。原節子すごいと思った。あまりおどろおどろしくなかった」「○○○、こんなのもありかと思った。二人死んで...第38回例会「三本指の男」鑑賞

  • 第37回例会「仮面舞踏会」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第37回例会は2011年8月20日、参加者は14名で『仮面舞踏会』(栗本薫)の合評でした。ある意味メジャーであり、且つマニアックな栗本薫のミステリ。これは、現在のネット社会について当時としてはかなり早く取り上げた作品であり、伊集院大介という名探偵を知っていただくにはちょうどいい作品。栗本女史は謎解きや理論よりも、その文体や雰囲気を中心に描いていました。したがって、本格好きな方にはかなり不満の残る作品であったかもしれません。しかしながら、広義のミステリとしては、伊集院大介という絶対的な名探偵が解決していく過程を見るのは、まるで水戸黄門(笑)を見ているようで、大変に心惹かれる作品だと思うのは私だけだったでしょうか。後味はともかくとして。「パソコンの2chをみている。人の...第37回例会「仮面舞踏会」読書会

  • 第36回例会「本陣殺人事件」鑑賞

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第36回例会は2011年7月16日、参加者は10名でATG製作の「本陣殺人事件」を観ました。1975年の映画で、中尾彬が金田一耕助を演じています。監督は高林陽一です。「こんなファッションの金田一なんだと思った。トリックを映像で見るとわかりやすかった。琴爪で指紋が残っていてすぐわかるだろう。切った手で何をしたのか?」「わかってからひっぱるひっぱる。解決してから30分ほど続く」「原作を2年前に読んだが、全く覚えていなかった。犯人もトリックも。原作に忠実なんですね」「スマートな金田一だった。三郎が背中を切ったのをどうやったのか、何度読んでもわからない。指紋でばれそう。横溝正史で機械密室物はこれくらいだと思う。面白いし珍しい。映画ひっぱりすぎ」「懐かしい感じ。金田一は石坂、...第36回例会「本陣殺人事件」鑑賞

  • 第35回例会『毒入りチョコレート事件』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第35回例会は2011年6月18日、参加者は14名で『毒入りチョコレート事件』(アントニ・バークリー)を合評しました。「34年ほど前に購入して読んだが、内容を忘れていて再読した。わかりづらい。読みづらい。最初の100ページ難航した。バークリーは昔『毒チョコ』くらいしか訳されていなくて、それを読んで「つまらない作家」だと思っていた。しかし最近バタバタ翻訳され、見直されてきた。『絹靴下殺人事件』はシェリンガムが活躍するミステリで、CSIのドラマにしてもいいくらいストーリー展開も速い。バークリーは面白いと思った。『毒チョコ』の6人6通りの解決というのは、必ずこれという真相ではないので、面白い」「最初なかなか入っていけなかった。推理に入るといろんな展開があり、楽しめた。イギ...第35回例会『毒入りチョコレート事件』読書会

  • 第34回例会「とむらい機関車」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第34回例会は2011年5月21日、参加者は12名で「とむらい機関車」(大阪圭吉)の合評でした。作品は戦前本格作品ですが、現在の新本格物とは違い、話し言葉主体の作品ではなく、いわゆる説明文が多いのが特徴の作品です。「初めて読む作家の作品。何故、機関車に轢かせて豚を殺すのかという謎から始まって、最後の落ちに意外性があり、探偵役の戸山助役の謎ときの過程も面白かった」「読みやすかった。キャラクターも無理が無くわかりやすいので、話の展開も無理がなかった。作者が鉄道マニアということもあり、リアリテイーがあっていい。70年以上前の作品という古さは感じなかった」「しっかりした話の構成だった。構成としては、江戸川乱歩や、横溝正史の「鬼火」にあるような、実はこんな話があって、不思議な...第34回例会「とむらい機関車」読書会

  • 第33回例会「冬の鬼」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第33回例会は2011年4月23日、参加者は9名で「冬の鬼」(道尾秀介)の合評をしました。道尾さんは2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー、『向日葵の咲かない夏』が本格ミステリとして注目を浴び、文庫版が70万部を超えるベストセラーになりました。4度直木賞候補になり、2010年5回目の『月と蟹』で受賞しました。今回は2009年の短篇集『鬼の跫音』の中から「冬の鬼」を読んで皆さんの感想をお聞きしました。・1月8日からスタートして、日が戻っているのでどんなストーリーかと思ったが、(略)。時間があれば後から読んでみたい。・日付に気付かずスラスラ読んだ。どんどやきに1人で行ったり、身体を洗ってやったりという場面が後でなるほどと思った。・日付が逆...第33回例会「冬の鬼」読書会

  • 第30回例会「2010年読んだ本ベストを語る」&「黄色い壁紙」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第30回例会は2011年1月22日、参加者は12名で「2010年読んだ本ベストを語る」と、シャーロット・パーキンズ・ギルマンの短編『黄色い壁紙』を当日読んで、合評をしました。合評した『黄色い壁紙』ですが、事前に質問を送りました。Q1今回の「黄色い壁紙」のような狂気と超自然の裡にあるような怪奇小説で、ご存知のものがありましたらぜひ教えてください。Q2近代的なゴースト・ストーリーは怪異の源を人間の内側に求めていくようですが、ゴースト・ストーリーに限らず、いわゆるミステリ全般で、そのような作品、ご自身がよくできた作品だと思われる作品を教えてください。(できれば日本のもの、海外のもの両方を)「感情のテンションがずっと一定なので、どこでおかしくなったのかわからない。そこがうま...第30回例会「2010年読んだ本ベストを語る」&「黄色い壁紙」読書会

  • 第29回例会『死神の精度』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第29回例会は2010年12月18日、参加者10名で『死神の精度』(伊坂幸太郎)を合評しました。伊坂作品自体が初めての方も何人かいらして、やはりミステリというよりエンターティメント作家というイメージが強いようでした。しかし、作品には概ね高い評価、感想がいただけました。共通の感想として、「テンポがよく読みやすい」「会話が面白い」「設定の割にSF的ではない」「短編だが、全体を通してミステリになっている」「生きる執着がなく、シニカルである」などがありました。他には、「文字だけで音楽や風景が浮かぶ」「文章が音楽のようなので残酷な描写も生々しくない」など文章の技術を評価する感想もありました。「成熟社会ならではの作風で、時代小説と比較するとライトで悪い意味ではなくエネルギッシュ...第29回例会『死神の精度』読書会

  • 第28回例会「ゼウスの息子たち」「ミュージック」読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第28回例会は2010年11月20日、参加者は8人で富山て開催しました。カレーうどんを食べた後、ガストで「ゼウスの息子たち」(法月綸太郎)を合評しました。犯人当てとして読んだのですが、犯人はわかるけど、理由がわからないという意見が。雑誌「ミステリーズ」掲載時には50%の正解率だったそうです。感想として「導入の神話が興味深い」「理由はわからないが、作家の傾向から犯人はわかった」「犯人当てで謎がはっきりとけるとすっきりする」「ダイイングメッセージで犯人の名前を言えば良かったのに(それを言っちゃ…)」「座布団1枚、だまされた」「星座・神話が好きなので楽しく読めた」「ギリシア神話は神が人間くさい。トロイの遺跡のように現実にあったことか神話かわからない」「だましてやろうという...第28回例会「ゼウスの息子たち」「ミュージック」読書会

  • 第27回例会「江戸川乱歩を語ろう」

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第27回例会は2010年10月23日で参加者は9名、県立図書館のトークイベント「江戸川乱歩を語ろう」への参加を例会としました。講師の学校での少年探偵団の読み聞かせの話、毎日新聞の小学生のよく読む本にまんが日本の歴史、三国志、に次いで少年探偵団シリーズが3位に入ったこと、「地獄の仮面」の男子生徒に人気の場面とその元になった大人版「吸血鬼」を朗読しての比較、谷崎潤一郎の「金色の死」と乱歩の「パノラマ島奇譚」の関連性、乱歩が谷崎にサインを求めたら断られたこと、など語り、参加者に好きな乱歩作品と乱歩との思い出を書かせると1人1人意見を求めました。参加者が自然に気楽に語れて、またその場にはかなり詳しい方々が(詳しすぎるほど詳しい方々が)いたので、楽しかったです。乱歩画像出典:...第27回例会「江戸川乱歩を語ろう」

  • 第26回例会大阪ミステリツアー

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第26回例会は2010年9月25日に2人で大阪の紀伊国屋梅田店で本格ミステリ作家クラブの記念イベントがあるということで、大阪ミステリツアーを例会としました。ただ大阪は遠いということと、帰宅が遅くなるということ、そして皆さんの様々な理由で、参加者は2人だけとなりました。金沢を朝6時頃に出発して大阪には10時前に着きました。高速を使って約4時間でした。駐車場に車をとめた後紀伊国屋梅田店に向かいました。梅田駅の中にあるだだっ広い書店です。そこではイベントのセッティング中でした。作家ごとのコーナーが設定されていて、その前の背の高い小テーブルでサインをしてもらえて、別の小さな部屋でトークショーをするという店員さんの話でしたが、それは無理があるだろう、大混乱に陥りそうな気がしま...第26回例会大阪ミステリツアー

  • 第25回例会『告白』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第25回例会2010年8月21日参加者は9名で『告白』(湊かなえ)を読んで感想を話し合った。『告白』は輝かしい様々な賞を受賞している一般的にも評価が高く人気の小説。◇結末で爽快感を持った3人「小生意気な良識のない少年Aにしてやったりと、いうところでしょうか?」「それとも、子どもを殺された母親の成功した復讐劇に万歳…なのか?」◇不快感を持った3人「読後感が最悪。罪のない5歳の子どもが何も考えない中学生に殺されるなど残酷で救われない話。ドラマチックな展開」「中学生レベルで破壊力のある爆弾は作れるのか?読ませる力量はあると思う」「救われない重い話。面白いが人にはお勧めできない」「本格ミステリではない。シリアス、リアリティがある。新しいタイプのミステリなのか」●面白かったが...第25回例会『告白』読書会

  • 第24回例会CD「悪魔人形」を聞く

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第24回例会は2010年7月15日に9名の参加者で開催し、CDドラマ『悪魔人形』を聞きました。このCDは戸川安宣氏からお借りし、速水奨、山口勝平、千葉繁、こおろぎさとみ、冬馬由美、冨永みーな、納谷悟朗等豪華声優陣によるものでした。71分もあって長かったですが、皆さん聴き入っていました。・いろんなことがほとんど放置されている。乱歩らしい。・『悪魔人形』の別バージョンを聞いたことがある。もっとアダルティだった。二十面相がもっと紳士的だと思っていたのに。・二十面相は後半、雑になる。変装もカニの宇宙人だったり、空飛ぶ宇宙人だったり、何をしたいのか分からない時がある。泥棒をしたいのか、少年探偵団をいじめたいのかわからない。『悪魔人形』は乱歩らしい作品。ミステリアスで大人が読ん...第24回例会CD「悪魔人形」を聞く

  • 第23回例会『そして扉が閉ざされた』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第23回例会は2010年6月19日に9名の参加者で行われ、『そして扉が閉ざされた』(岡嶋二人)の読書会でした。岡嶋二人さんは『焦茶色のパステル』で乱歩賞を受賞してデビューしました。日本には珍しい合作者で、泥臭くない都会的なミステリを書きましたが、やがてコンビを解消しました。『焦茶色のパステル』『あした天気にしておくれ』『99%の誘拐』『クラインの壺』などがオススメです。今回読んだ『そして扉が閉ざされた』は核シェルターに閉じこめられた男女4人が自分たちの中から過去の殺人の犯人を探さなければならない状況に陥るミステリです。・設定が面白かった。犯人はおーっとなった。なぜ閉じこめたのか最後までわからない。・面白かった。2日で一気読みした。設定が面白い。タバスコが偶然すぎて、...第23回例会『そして扉が閉ざされた』読書会

  • 第22回例会「幽霊の出るテラスの謎」(E・D・ホック)合評

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第22回例会報告は2010年5月15日で参加者は10名、エドワード・D・ホックの「「幽霊の出るテラスの謎」を読んで感想を語り合った。エドワード・D・ホックのサム・ホーソンシリーズは、ノースモントという町が舞台で不可能犯罪ばかり起こり、医者のサムが解決するという設定。今回はその中から「幽霊の出るテラスの謎」を結末を伏せて読んだ後、テラスから男がどのようにして消えたのかを考えてもらったが、誰も思いつかないようだった。結末部分を読むと、一応伏線があり、はでなトリックが使われていて、皆さん納得した様子だった。島田先生の大ファンもこのトリックには満足だった。現代を舞台にこのトリックではバカミスになるが、この時代ということで許される。テラスの仕掛けは重要な意味があるかと思ったが...第22回例会「幽霊の出るテラスの謎」(E・D・ホック)合評

  • 第20回例会『殉教カテリナ車輪』合評&第21回例会映画「シャーロック・ホームズ」鑑賞

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第20回例会は2010年2月20日で参加者は8名、『殉教カテリナ車輪』の合評でした。「歴代鮎川哲也賞の最高傑作。作者の才能が所々に溢れている」「美術を扱っているという点が新鮮」「それぞれ人物のキャラが立っているが、特に奥さんのキャラクターが頭に残る」「もったいなくて袋とじは開けていない」「『まかしの風景画』とうイギリスの作品を思い出した」という感想がありました。第21回例会は2010年3月20日で映画館でを観ました。第20回例会『殉教カテリナ車輪』合評&第21回例会映画「シャーロック・ホームズ」鑑賞

  • 第19回例会『小梅富士』読書会&『黄色い部屋はいかに改装されたか』

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第19回例会は2010年1月20日で参加者は10名でした。近況報告で上がったタイトルは、ドラマ「CSI」「CSINY」「CSIマイアミ」、『13の暗号』「二銭銅貨」、映画『ダークナイト』、『大聖堂は大騒ぎ』『自殺じゃない』、映画『バタフライエフェクト』、『殉教カテリナ車輪』『ヴィーナスの心臓』『1Q84』、映画『母なる証明』、『赤い指』、ゲーム「ウイッシュルーム」、ドラマ「デスパレートな妻たち」「相棒」、『ミステリージョッキー』『天外消失』『地獄の奇術師』『犬の力』上下『鉄の骨』『船に乗れ』『Another』『午前零時のサンドリヨン』『探偵小説のためのエチュード水剋火』短編の合評は都筑道夫さんの「小梅冨士」を読みました。「謎と論理のエンターティンメント」を実践したな...第19回例会『小梅富士』読書会&『黄色い部屋はいかに改装されたか』

  • 第18回例会『火刑法廷』読書会

    金沢ミステリ倶楽部の例会を振り返ります。第18回例会は2009年11月21日で参加者は6名、ジョン・ディクスン・カーの『火刑法廷』を合評しました。『火刑法廷』作品自体は、「超自然」の要素を入れた、カーとしてもチャレンジな一品で、この部分の理解、好み、に分かれるところが大きい作品だということは、今回の会合でも一致しました。第18回例会『火刑法廷』読書会

  • 6月例会『ウサギ料理は殺しの味』読書会

    6月15日(土)に県立図書館で6月例会『ウサギ料理は殺しの味』(ピエール・シニアック/藤田宜永訳)読書会を開催します。レストランのメニューにウサギ料理が載ると若い女が殺される!女占い師と彼女にほどこしを受けるホームレス、ウサギ料理が好きな男、金ではなく高級商店の新入荷品で上客を取る娼婦。絡み合う人間関係。ある日、「ウサギ料理をメニューに載せるな」という脅迫状がレストランに届く。この町に何が起きているのか?とてつもないブラック・ユーモアが横溢する仏ミステリの傑作。(東京創元社HPよりhttps://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488284022)参加したい方はお知らせください。今回はZOOMでの参加も募集します。6月例会『ウサギ料理は殺しの味』読書会

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