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  • 鬩ぎ合ひ

    鬩ぎ合ってゐるもの同士は お互ひ鬩ぎ合ってゐるといふ自覚はないが、 それを鳥瞰するものが現れると そのものによりどちらも一歩も退かぬ鬩ぎ合ひの様がよく見通せる。 だからといって 鳥瞰するものは黙したまま何にも語らぬ。 全 […]

  • 冬将軍襲来

    斃れたものの上に 冷たくも美しい雪を降り積もらせ 疾風怒濤の日本海の海鳴りが轟く。 肉体から離れし白き聖霊は 己の肉体の周りを一巡りし さうして己の生に別れを告げた。 それら聖霊たちの援軍を受け 冬将軍はその力を遺憾なく […]

  • 妄想する日常 七

    生成AIの登場により、社会は猥雑になりつつある。生成AIで作られた猥褻画像はもちろん、社会の紊乱を狙ったFake情報にも溢れ返ってゐる。つまり、ネット環境は渾沌の中にある。情報は最早人間にその真贋は判断出来ず、人心はFa […]

  • 存在することの気怠さ

    唯、存在するだけで 途轍もなく気怠いこの有り様は 生きてゐる限り終はりは迎へまい。 気怠さ故に眠れず、徹夜して東の夜空を見上げると 明けの明星が煌煌と輝くが、 金星、即ちVenusも気怠く見えてしまふのは 多分に私の心の […]

  • 自在なる時間

    時間にはとても私的だが、 滾滾こんこんと湧き出るといふ心像を持ってゐる。 それはいつしかFractalと結びつき 時間はFractalの一事象といふことに固執してゐる。 古くは去来現こらいげんといふ今でいふ過去、未来、現 […]

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