グレースとはカートリッジの名門メーカーであった品川無線のブランド名。F-8Lを筆頭とするF-8シリーズは、グレースが生んだ数あるカートリッジのなかでも最大のヒットを記録したMM型カートリッジの歴史的名機といえましょう。グレース F-8Lとは...
昭和38年生まれの昭和レトロ大好きオヤジがオリジナル写真とコラムを掲載しています。元気だった昭和を懐かしく振り返りましょう。
グレース F-8L – NHKと共同開発したMM型カートリッジの歴史的名機
グレースとはカートリッジの名門メーカーであった品川無線のブランド名。F-8Lを筆頭とするF-8シリーズは、グレースが生んだ数あるカートリッジのなかでも最大のヒットを記録したMM型カートリッジの歴史的名機といえましょう。グレース F-8Lとは...
「えっ、まだ食べたことないの!?」そんなふうにツッコミたくなるのが、長崎・佐世保生まれのご当地スナック「やまとの味カレー」です。お菓子売り場の片隅で、ひっそりでもどこか堂々とたたずむこの黄色いパッケージ。レトロなのに新鮮、シンプルなのにクセ...
日立 TRK-5260 – 多機能マイクが自慢のプレイ パディスコ
モノラルラジカセ進化のひとつのパターンに、本体に格納されるマイクにさまざまな機能を持たせた「多機能マイク」というものがありました。6ウェイマイクを搭載したTRK-5260の愛称は「プレイ パディスコ」。プレイ派のヤングを狙った遊び心あふれる...
昭和レトロ商品博物館 – ノスタルジックな気分に浸れる青梅の名物スポット
東京の西北部に位置する青梅市は恵まれた自然を活かした観光資源が豊富ですが、昭和レトロも街おこしの重要テーマになっています。古民家を利用した博物館には、昭和30年~40年代のくらしを思い起こさせるさまざまなアイテムが所狭しと並んでいます。昭和...
日産 シルビア(2代目) – グラマラスに豹変したスペシャルティーカー
初代が「クリスプカット」と呼ばれるシャープな造形に引き締まったプロポーションだったシルビアは、2代目で思い切り路線変更。アメリカンなテイストのスペシャルティーカーに豹変しました。日産 シルビア(2代目/S10型)とは日産 シルビア(2代目/...
パット・ベネター – パワフルかつ艶やかなボーカルでロック界を制圧
「声」というのは、その人のアイデンティティを決定づける要素のひとつ。とりわけ、ロックというジャンルにおいては、ギターやリズムの奥からでも浮かび上がる“あの声”が、時代や国境を越えてリスナーの心を貫くことがあります。1970年代末から80年代...
松田ペットのかんばん – じわじわくる味わいの手描きかんばん
超ローカルなネタです。新潟県長岡市にあるペットショップのかんばんです。街のいたるところで目にすると言っても過言でない露出量に圧倒されます。しかも一枚一枚、みんな微妙に違うところが味わい深い。ポップアート好きならハマることウケ合いです。松田ペ...
オンキョー A-820GT – サーボ技術に磨きをかけたフラッグシップモデル
オーディオ専業メーカーであったオンキョーが1981年に発売したプリメインアンプの最上位機種。サーボテクノロジーに磨きをかけ、AU-Dシリーズを擁する王者サンスイに挑みました。オンキョー A-820GTとはオンキョー A-820GTオンキョー...
昔ながらのお菓子って、ふとした時に食べたくなりませんか?駄菓子屋さんや観光地で見かけると、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれるアレ。そう、「ボンタンアメ」です。ボンタンアメとはオレンジ色のパッケージ、もちっとした食感、そして謎の透明フィルム...
いすゞ 117クーペ – ジウジアーロがデザインしたエレガントなクーペ
117クーペは1968年にデビューし1981年にピアッツアに道を譲るまで13年の長きにわたっていすゞのトップモデルでした。イタリアのカロッツエリア・ギア社に在籍していたジウジアーロによるエレガントなデザインはいつまでも色褪せません。いすゞ ...
サンヨー MR9600 – オーディオスペックの名に恥じない高音質ラジカセ
地味なブランドイメージとは裏腹に、他社とはひと味違うパンチの効いた製品を提案していたサンヨー。MR9600も可動式ツィーターを装備するなど70年代ラジカセのなかではトップクラスの高音質マシンでした。サンヨー MR9600(REC9600)と...
アステカイザー – アントニオ猪木も登場したSFプロレス活劇
テレビ番組名は『プロレスの星 アステカイザー』。文字通りプロレスが舞台となる特撮アクションでした。一見すると変身ヒーローのようですが、特殊樹脂でできたファイティングスーツをまとった生身の人間なのです。アステカイザーとはアイデアの源流はメキシ...
カルチャー・クラブ – 多様性を先取りした80年代のポップバンド
80年代の音楽シーンにおいて、個性的なビジュアルとキャッチーなメロディーで世界的な成功を収めたバンド「カルチャークラブ(Culture Club)」。ボーイ・ジョージを筆頭に、ポップとレゲエ、ソウルを融合させた独自の音楽性で多くのヒット曲を...
テクニクス EPC-205CmkⅡ – カンチレバーにチタンを採用したMM型カートリッジ
国産初のMM型カートリッジを生んだテクニクス(当時はナショナルブランド)の主力モデル、205シリーズの二代目モデル。カンチレバーには軽量化を狙いチタンパイプを採用しました。テクニクス EPC-205CmkⅡとはテクニクス EPC-205Cm...
東芝 RP-1700F – 周波数直読式BCLラジオのエントリーモデル
東芝のBCLラジオ、トライXシリーズの入門機です。先代のRP-1600Fで初搭載したスプレッドダイヤルを踏襲しつつ、短波の受信帯域を拡張するなど改良が加えられています。東芝 RP-1700F(トライX1700)とは東芝 RP-1700F19...
トヨタ セリカ(初代) – 若者の憧れだったトヨタ初のスペシャリティーカー
1970年、トヨタが満を持して発表した「セリカ」は日本の自動車市場に新たな潮流をもたらしました。セリカは「スペシャリティカー」という新たなカテゴリを切り開き、スポーティなデザインと手の届く価格で、多くの若者の心を掴みました。トヨタ セリカ(...
ピーター・フランプトン – 激しい浮き沈みを乗り越えてきたロック界の貴公子
ピーター・フランプトンは70年代のロックシーンを象徴するアーティストのひとりです。ギターが歌い、人間がそれに応えるような独特のプレースタイル「トーキング・ギター」を確立しました。ピーター・フランプトン/Peter Framptonとは197...
ソニー CF-1760 – メタルフェースがまぶしいラジカセ界の鉄仮面
ソニーのモノラルラジカセ「スタジオシリーズ」はCF-1980/1980Ⅱがあまりにも有名ですが、他のモデルもラインアップされていました。CF-1760は鉄仮面を思わせるメタルフェースが印象的です。ソニー CF-1760(スタジオ1760)と...
特急ほど停車駅が少なくないけれど、各駅停車に比べたらそこそこ速い急行電車。旧国鉄の457系車両は、直流・交流両用の急行電車として全国各地で庶民の脚として活躍しました。国鉄 急行型電車(457系)とは国鉄の直流急行型電車として活躍した153系...
デンオン PRA-2000 – 長岡鉄男氏が愛用したプリアンプ
デンオン(現デノン)が1979年に発売したプリアンプ。アナログディスクを最高のクオリティで再生することを狙い、新開発のリアルタイム・イコライザーを搭載。オーディオ評論家の長岡鉄男氏がリファレンス機として愛用したことでも知られています。デンオ...
エリック・カルメン – 音楽で心を語ることに一生を捧げたアーティスト
1970年代から1980年代にかけてアメリカの音楽シーンで活躍したシンガーソングライター。甘いメロディと心に響く歌詞で多くのリスナーに愛されてきましたが、2024年3月に他界。ロックバンド「ラズベリーズ(Raspberries)」のメンバー...
3人組ヒーロー『アクマイザー3』の続編として1976年よりテレビ放映された『超神ビビューン』。神をも超えるという大胆不敵なヒーローの誕生です。超神ビビューンとは超神ビビューンとうとう神を超えちゃったヒーローの誕生前作となる『アクマイザー3』...
ナショナル RS-4300 – スピーカーまわりのデザインがユニークなステレオラジカセ
ラジカセは性能や機能以外にもデザインという重要な差別化要素があります。RS-4300はラジカセの印象を決定づけるスピーカーまわりに大胆なデザインを取り入れたモデル。ユニークさが光ります。ナショナル RS-4300(Stereo MAC)とは...
東芝 RP-775F – いち早く周波数直読を実現したBCLラジオ
BCLファンの憧れだった周波数直読機能をソニーのスカイセンサー5900よりも先に実現していた先進的なラジオです。東芝 RP-775F(サウンドナナハンGS)とは東芝 RP-775F東芝初のBCLラジオ東芝のBCLラジオといえば「トライエック...
トヨタ パブリカ(初代) – 国民車構想へのトヨタからの回答
1961年(昭和36年)に登場したトヨタ初代パブリカは、日本の小型車市場に大きな革命をもたらした一台です。戦後の高度経済成長期における国民の生活水準向上やモータリゼーションの進展に伴い、多くの人々が手軽に所有できる自動車が求められる中で、パ...
ライオネル・リッチー – ソウルフルなメロディと温かな歌声で世界を魅了
ライオネル・リッチー(Lionel Richie)は、アメリカを代表するシンガーソングライター、音楽プロデューサー、そしてエンターテイナーです。その優れた作曲能力と独特の甘い歌声で、1970年代から現在に至るまで多くの人々を魅了し続けていま...
特急とき/181系 – 上野と新潟を結んだ上越線初の特急列車
特急ときは1962年(昭和37年)に登場し1982年に上越新幹線の各駅停車「とき」として生まれ変わるまで上野と新潟を結ぶ特急列車として活躍した、旧国鉄の在来線電車特急です。特急とき/181系とは特急とき国鉄初の特急型電車「こだま」から派生「...
スーパースコープ CRS-4800 – ダブルカセットの先駆けか
2台のカセットメカを搭載したダブルカセットが特徴のステレオラジカセです。ダビングやミキシングが1台でできるというのがアピールポイント。ダブルカセットの先駆け的ラジカセです。スーパースコープ CRS-4800とはスーパースコープ CRS-48...
ケンウッド KP-1100 – CD時代に生まれた最後の傑作プレーヤー
KP-1100はケンウッドがCD時代に敢えて世に問うたアナログレコードプレーヤーです。持てる技術をすべて投入し、CDに比肩しうるスペックを実現。アナログプレーヤー最後の傑作といえる名機です。ケンウッド KP-1100とはケンウッド KP-1...
昭和51年にテレビ朝日系列で放映された特撮ヒーロー番組『ザ・カゲスター』の主人公です。奇抜なルックスとひねりのないネーミングが超ユニークです。カゲスターとは姿影夫が変身してカゲスターに風村コンツェルンという大企業の社長令嬢・風村 鈴子(かざ...
ビクター FR-6600 – 登場が遅すぎたアナログ式周波数直読BCLラジオ
日本ビクターが満を持して1977年に市場投入した本格的BCLラジオ。しかし時すでに遅く、BCLラジオはアナログ式からデジタル式へのシフトが始まっていました。遅れてきた名機と言えましょう。ビクター FR-6600とはビクターのBCLラジオ F...
日産 フェアレディZ(初代) – アメリカでも大ヒットしたスポーツカー
フェアレディZは1969年に誕生した日産の看板スポーツカー。ロングノーズショートデッキの美しいスタイルにスポーティーかつ快適な乗り心地、そしてリーズナブルな価格設定がはまり北米で大ヒットしました。 フェアレディZ(初代/S30型)とは 源流
プリテンダーズ – クリッシー姉さん率いるイギリスのロックバンド
プリテンダーズはイギリスのロックバンドですが、アメリカ人女性のクリッシー・ハインドが実質的なリーダー。1978年に結成され、現在でもクリッシーを中心に活動を続ける息の長いバンドです。 プリテンダーズ/The Pretendersとは デビュ
小田急ロマンスカー – 憧れの展望席で知られるスーパーエクスプレス
運転席を2階に上げることで先頭車両の前列を展望席にした画期的な特急、小田急ロマンスカー。この記事では高度成長期以降に登場した昭和のロマンスカーを取り上げます。 小田急ロマンスカーとは 「ロマンスカー」といえば今では小田急の専売特許のようにな
果物をふんだんにつかった甘~い本物のジャムとは違って、ちょっとしょっぱいのが駄菓子の梅ジャム。ミルクせんべいに塗って食べるとちょうどいい味になります。 梅ジャムとは 今でも買える梅ジャム 元祖はクズの梅干しから 現在(2024年)販売されて
ソニー CF-3800 – 4スピーカー搭載の高級ステレオラジカセ
ステレオラジカセの名機・ジルバップが登場する前の1976年にソニーがラインアップしていたステレオラジカセ4機種のうちいちばん高価なモデルです。4つのスピーカーによるマトリクス方式で豊かな臨場感を再現。 CF-3800(stereo3800)
ダットサン サニー(初代) – マイカー時代をけん引した日産の代表的大衆車
日産の看板車種として、トヨタ・カローラと並んで日本の大衆車マーケットを長らくリードしたサニーの初代モデルです。サニーのために開発されたA型エンジンは実用性とタフさを兼ね備えた名機とされています。 サニー(初代・B10型)とは 初めにデビュー
カーリー・サイモン – セクシーな口元も魅力的な70年代を代表する女性シンガー
リンダ・ロンシュタットやキャロル・キング、ジョニ・ミッチェルらと並んで1970年代のアメリカを代表する女性シンガーのひとりです。特徴的な口元からは明るくエネルギッシュなセクシーさが感じられます。 カーリー・サイモン/Carly Simonと
オリオン ウメミンツ – しっかり梅の風味がするツブツブ駄菓子
日本人ならわかる味、梅フレーバーの駄菓子です。小さな粒にはしっかりと梅の風味が詰まっています。カリカリとした食感もまた楽しいです。 ウメミンツとは 2種類のパッケージがある梅ミンツ パロディ商品として誕生 梅ミンツが発売されたのは昭和48年
ウルトラマン・ファミリーの大黒柱、ファザー・オブ・ウルトラです。大きな角と立派な髭をたくわえた容姿は威厳に満ちています。 ウルトラの父とは 宇宙警備隊の初代隊長 姿勢が良いウルトラの父 ウルトラマンの故郷、M78星雲の光の国。かの地で結成さ
ビクター RC-505 – テレビ音声が聴けるチャンネル付きラジカセ
テレビの1~3chの音声が聴けるラジオやラジカセは本機以前から存在しましたが、RC-505はVHF全チャンネルに加えてUHFまで対応したテレビ放送フルカバーの本格派。チャンネル付きなのが泣かせます。 RC-505(TV505)とは ビクター
カクダイ クッピーラムネ – キッチュな動物キャラクターが愛らしい定番駄菓子
爽やかなくちどけが嬉しいラムネ菓子。駄菓子屋さんでおなじみなのは何といってもクッピーラムネでしょう。可愛らしい動物キャラクターからは色々なコラボ商品も生まれましたね。 クッピーラムネとは カクダイのクッピーラムネ もとは「グッピーラムネ」だ
日立 KH-2200 – 不人気だったのが幸いして今では稀少価値高し
家電メーカー各社がごぞって参入した1970年代後半のBCLブーム。内実はメーカーによって力の入れ具合はまちまちで、日立のサージラムはその平凡なスペックから人気を獲得するに至りませんでした。 KH-2200(サージラム2200)とは 日立 K
バーティ・ヒギンズ – 80年代のニッポン歌謡曲シーンにも見事にマッチ
70年代後半から80年代前半にかけて世界的に大流行したAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)。バーティ・ヒギンズもその時代を代表するアーティストのひとりですが、日本の歌謡曲とも相性バツグン。郷ひろみによるカバー曲が大ヒットしました。 バ
トヨタ カリーナ(初代) – 「足のいいやつ」で知られるセリカの兄弟車
アクション俳優の千葉真一に「足のいいやつ」と言わせたCMが記憶に残る昭和世代も多いはず。スポーツ感覚あふれる足回りとエンジンで、大人しいファミリーカーに飽き足らないクルマ好きから隠れた人気を博しました。 カリーナ(初代)とは 初代カリーナ4
シンプルで不器用な造形にポップなイラストや色づかい。ブリキのおもちゃは懐かしさ満点。昭和レトロ玩具の王様といえましょうか。錆びているのもまた味わいですね。 電車とバス 複雑な造形が得意ではないブリキ玩具にとって、シンプルな箱型でまにあう電車
ソニー FX-300 – ユニークな直方体フォルムのテレビ一体型ラジカセ
愛称『ジャッカル(Jackal)』で知られるソニーのテレビ一体型ラジカセです。他社製とは明らかに異なるフォルムのみならず宣伝イメージもユニーク。オブジェとしても魅力溢れる一台です。 FX-300(ジャッカル300)とは ソニーのテレビ内蔵ラ
ジェームズ・テイラー – アメリカの心を癒した弾き語りの名手
ジェームズ・テイラーは1948年生まれのミュージシャン。心の琴線に触れるアコースティックギターの響きと味わい深い歌声で1970年代よりアメリカを代表するシンガーソングライターのひとりとして活躍を続けています。 ジェームズ・テイラー/Jame
マツダ サバンナ(初代) – ロータリーの戦闘力でGT-Rの連勝を阻んだ名車
サバンナ RX-3としても知られるマツダのロータリーエンジン搭載車。国内レースで無敵を誇っていた日産・スカイラインGT-Rを打ち破る快挙によってロータリーエンジンの優秀さを世に知らしめました。 サバンナ(初代)とは A12エンジンを搭載する
円谷プロが「ウルトラシリーズ」以外に初めてチャレンジした巨大ヒーローがこのミラーマンです。第二次怪獣ブームのさなかに登場、視聴率争いでもなかなかに健闘したヒーローです。ちなみに裏番組は「シルバー仮面」でした。 ミラーマンとは 光がモチーフの
桃から生まれた桃太郎が鬼退治に向かうとて、おばあちゃんがこさえてくれたきびだんご。駄菓子屋さんで売っているきびだんごは果たして桃太郎と犬、猿、雉たちが口にしたものと同じなのでしょうか? きびだんごとは 日本一のきびだんご 桃太郎とは切っても
昔のおもちゃには電池はおろかゼンマイすら使わない動力源フリーのシンプルなものがたくさんありました。あえて言うなら子どもの身体が動力源。遊びながら自然に手足の上手な使い方を覚えたものでした。 メンコ メンコ 厚紙でできた円盤状のおもちゃ。色々
ナショナル RQ-568 – 3ウェイスピーカーで音質を極めたモノラルラジカセ
ラジカセがステレオ機に移行しつつあった70年代後半、モノラルタイプの最終形ともいえる尖ったラジカセが出現しました。ナショナルからは高音質化を極めるべくスピーカーを3ウェイ化したその名もHiFi MACが登場しました。 RQ-568(HiFi
クリストファー・クロスは80年代のAORブームを代表するアーティストのひとり。親しみやすいメロディと唯一無二のハイトーンボイスが魅力。「南から来た男」とは彼のデビューアルバムに付けられた邦題タイトルです。 クリストファー・クロス/Chris
プリンス・日産 グロリア(2代目) – 6気筒エンジン搭載グレードもあったハチマキグロリア
日産と合併する前のプリンス自動車が開発した高級車。ボディをぐるりと一周するモールが印象的なことから「ハチマキグロリア」とも呼ばれました。高級車の証である多気筒エンジンを搭載した上級グレードの「スーパー6」も。 グロリア(2代目)とは プリン
電化でくらしを快適に…家庭に様々な電化製品が入り込んでいき、それまでの手間や時間のかかる家事から人びとを解放していきました。冷蔵庫や洗濯機に代表されるように「白い色」をした製品が圧倒的に多かったことから、これらの生活家電は「白物家電」と呼ば
サンスイ AU-D907Limited – 人気プリメインアンプを徹底リファインした限定版
かつてオーディオ御三家「サントリパイ」の一角として特にプリメインアンプが人気を博したサンスイ。代表的なアンプ「07」シリーズの最上位機種「907」の系譜にはいくつか限定モデルが存在します。AU-D907Limitedはその第一弾です。 AU
今日の住宅とは違って外界との境界がユルかった昭和時代の木造家屋には、ハエや蚊などの虫やネズミが容易に入り込んだり住みついたりしていました。今回は迷惑な害虫や害獣対策のためのアイテム4点をご紹介します。 ネズミ捕り 捕獲した後が問題 家に住み
ミナツネ あんずボー – 凍らせるもよし、混ぜるもよしの万能選手
あんず製品の老舗、ミナツネのロングセラー駄菓子です。同社の『みつあんず』とならぶ看板商品です。いろいろな食べ方を楽しめるところがとても良いです。 あんずボーとは ミナツネのあんずボー 老舗ミナツネ謹製 『みつあんず』の記事に書いたように、メ
アイワ TPR-255 – 本格的BCLラジオにカセットを合体
海外短波放送を受信して楽しむBCLが流行した70年代半ばには、BCLラジオとカセットを合体したラジカセも登場しました。アイワのTPR-255は単体のBCLラジオにも匹敵する機能を備えた本格的なBCLラジカセでした。 TPR-255(BCL2
リンダ・ロンシュタット – カントリーからジャズまで歌いつくしたアメリカの恋人
リンダ・ロンシュタットは1970年代から80年代にかけて大活躍したアメリカの女性シンガーです。その音楽性はウエスト・コーストのポップ&ロックが良く知られるところですが、起点となったカントリーからスタンダード・ジャズまで幅広くカバー。まさに「
いすゞ ピアッツァ – ジウジアーロのスタディモデルをほぼ忠実に量産化
今日では商用車専業メーカーであるいすゞも、かつては特色のある乗用車を世に送り出していました。なかでも国産車屈指のエレガントなデザインで今日なお人気が高い117クーペ。その名車117クーペの後継車として同じくジョルジェット・ジウジアーロが手掛
ヒーローブーム真っ盛りの1972年、よみうりテレビがさいとう・たかをの漫画「バロム・1」を東映と組んでテレビ化しました。ふたりの少年の友情エネルギーで変身する、というのが斬新でした。 超人バロム・1とは 友情パワーで変身する超人バロム・ワン
ソニー CF-1980mark5 – 少しハデになったシリーズ最終モデル
モノラルラジカセの完成形とも称されるCF-1980Ⅱ(スタジオ1980Ⅱ)の後継モデルです。時代はステレオラジカセへの移行期にあたり、本機もモノラルラジカセの集大成としての位置づけだったと思われます。 CF-1980mark5とは 完成形の
Chuck Mangione – まさにフィール・ソー・グッドなフリューゲルホルンの天才奏者
チャック・マンジョーネはジャズから派生したフュージョンのジャンルにおいて70年代から80年代にかけて活躍したミュージシャンです。 Chuck Mangione(チャック・マンジョーネ)とは フリューゲルホルンはわが心の友 ジャズ・トランぺッ
日産 チェリー – ひと目見たら忘れられないユニークなスタイル
チェリーは日産初のFF車として登場しましたが、先進的なメカニズムよりもむしろユニークなスタイルによって記憶に残る一台といえましょう。セダンもありましたがユニークさが際立つクーペを取り上げます。 チェリーとは オーバーフェンダーで武装してみま
「~~餅」という商品名のついた駄菓子です。メーカーは複数社存在しますが、主流のパッケージデザインはどこも似たり寄ったり。一粒ずつつまようじで食べるお作法もまた楽しいのです。 餅系駄菓子とは シャンペンサイダー味の餅系駄菓子 元祖はさくらんぼ
パイオニア RK-888 – ウルフマン・ジャックがオススメしたモノラルラジカセの名機
1970年代に家電メーカーがこぞって参入したラジカセ市場に、オーディオ専業のパイオニアが満を持して参戦したのが1976年のこと。オーディオメーカーらしさ溢れるひと味違うラジカセは、ユニークなプロモーションとも相まってモノラルラジカセ時代を代
ASIA – プログレ界の巨人たちが結成したスーパーグループ
ASIA(エイジア)は1981年にイギリスで結成されたロックバンドです。並みのロックバンドではなく、1960年代後半のイギリスで大きなムーブメントとなったプログレッシブロック界の大物メンバーが集まった「スーパーグループ」です。 ASIA(エ
トヨタ クラウン(4代目) – 攻めたデザインが賛否両論をよんだクジラクラウン
レクサスを別にすればトヨタの最高級車であるクラウン。元来が保守的なデザインで日本らしい高級車のイメージリーダーでもあり続けたわけですが、4代目クラウンは思い切り攻めたデザインが異彩を放ちます。 クラウン(4代目)とは クジラクラウンらしさ溢
レコードアクセサリー(後編) – レコード演奏を楽しむためのわき役たち
アナログレコードを楽しむための様々なアクセサリーを紹介。前編ではレコードプレーヤー設置からカートリッジ取付までに使われるアクセサリーを取り上げました。後編はレコードを演奏するときに活躍するわき役たちを取り上げます。 ディスク・スタビライザー
レコードアクセサリー(前編) – プレーヤー設置からカートリッジ取付まで
アナログレコードの楽しみは、その音質もさることながら音が出るまでのプロセスにもあります。そのプロセスを彩る、レコードまわりの様々なアクセサリーを紹介します。前編ではレコードプレーヤー設置からカートリッジ取付までに使われるアクセサリーを取り上
ソニー サウンド1790 – スタジオシリーズの影に隠れたモノラルラジカセの名機
1970年代のソニーのラジカセ名機といえば、モノラル機ではスタジオ1980/1980MKⅡが挙げられますが、ミキシング機能にこだわらなければむしろ隠れた名機と呼びたいのがこのサウンド1790です。 サウンド1790(CF-1790/B)とは
Supertramp – アメリカで朝メシたべたいな、で大ブレーク
1970年代に活躍したイギリスのロックバンドです。デビュー当時のプログレ色を薄めてポップなメロディーを打ち出した6枚目のスタジオアルバム『ブレックファスト・イン・アメリカ』はアメリカや日本でも大ヒット。ジャケット写真もインパクトがありました
スバル 1000 – 先進のFFレイアウトを採用したスバル初の小型乗用車
航空機メーカーの血筋をひくスバルらしさを随所に発揮して軽自動車のスタンダードともなったスバル360。その後を受け、モータリゼーションの波に乗るべく開発されたスバル初の小型乗用車にも、独創的かつ先進的な技術が盛り込まれていました。 スバル10
ウルトラシリーズに登場した怪獣のなかではトップクラスの知名度を誇るであろうバルタン星人。「フォッフォッフォ・・」という不気味な笑い声がもれなくついてきます。 バルタン星人とは 人類の未来を暗示していた? バルタン星人が登場したのは、初代ウル
日立 パディスコ SRⅡ – 大口径のホワイトコーンを大出力で鳴らす愉悦
ラジオやラジカセといった、いわば若者向け家電の分野ではやや地味な存在だった印象のある日立ですが、パディスコシリーズで知られるラジカセには優秀で魅力的なモデルを揃えていました。本機は日立のモノラルラジカセの最高傑作といえましょう。 パディスコ
Cheap Trick – イケメン組とコミカル組のコンビネーションが絶妙なロックバンド
長髪でイケメンなふたり組とコミカルで憎めないオッサンふたり組による絶妙なコンビネーションが、ルックスだけでなくサウンドにもいかんなく発揮されたユニークなアメリカのロックバンドです。 Cheap Trickとは 日本で人気に火が付いた チープ
ダイハツ コンパーノ – オート三輪メーカーから生まれた和製イタリア車
今日では軽自動車の大手メーカーとして知られるダイハツが、かつてオート三輪から四輪車メーカーに飛躍を遂げるべく開発した、まるでイタリア車のような小型自動車。ラダーフレーム構造を活かし、セダンからピックアップトラックまで幅広い車種展開を行いまし
現代では喫煙は世の中から排除される流れになっていますが、昭和時代には子どもが憧れる「大人の嗜み」のひとつでありました。そんな時代背景もあり、タバコをモチーフにした様々な子ども向け商品が売られていました。ココアシガレットもそのひとつです。 コ
BOSTON – 奇才トム・ショルツのクリエイティビティが生んだ幻のバンド
工学系の名門MIT(マサチューセッツ工科大学)出身のトム・ショルツが結成したアメリカのロックバンド。実質的にはトムがプロデュースしたプロジェクトのようなまさに幻のバンドでした。 BOSTONとは デビューアルバム『幻想飛行』 奇才トム・ショ
ナショナル MAC ST-5 – 精かんで個性的なデザインが魅力的
ラジカセを選ぶポイントは機能や性能もさることながら、デザインが自分好みかどうかも重要です。個性的であればあるほど好き嫌いは別れますが、ズバリはまれば愛着もひとしお。MAC ST-5はそんな個性派ラジカセのひとつといえましょう。 STEREO
昭和時代には現代なら許されないようなユルい玩具がいろいろありましたが、少年少女の科学するココロを刺激するような商品もありました。今回はそんな科学っぽいオモチャを4点ご紹介します。 電子ブロック 憧れだった電子ブロック 学研の『電子ブロック』
マツダ コスモスポーツ – まさに宇宙へ飛び出しそうなロータリースポーツ
世界で初めて量産型ロータリーエンジンを搭載して颯爽と登場したコスモスポーツ。名前が表す通り、まさに宇宙へ飛び出さんばかりの自動車離れしたデザインも唯一無二。世界に誇る日本のスポーツカーです。 コスモスポーツとは マツダ コスモスポーツ ドイ
刑事ものと特撮ヒーローものを合体させたユニークな作品『ロボット刑事』。主人公の名前は単に「K」なのですが、子供たちのあいだでは「ロボット刑事K」が通称になっていました。 ロボット刑事Kとは 普段はオシャレなジェントルマン 黄色いハンチングに
The Knack – ビートルズの再来との触れ込みも一発屋として記憶に残るバンド
「~の再来」という冠言葉が新人や新製品のプロポーションに使われることがあります。The Knack(ザ・ナック)は畏れ多くも「ビートルズの再来」のうたい文句とともに彗星のごとく登場。シングルカットされた『マイ・シャローナ』は大ヒットとなりま
ソニー スカイセンサー5950 – BCLラジカセの真打登場
昭和時代の複合家電の王様・ラジカセが、1970年代後半にブームとなったBCLを取り込んで「BCLラジカセ」を生み出しました。ソニーからはアナログBCLラジオの名機・スカイセンサー5900にカセットを合体させたモデルが登場。その名も『スカイセ
水に溶かすとおいしい飲み物になる、というふれこみの駄菓子には粉末系とタブレット系の2種類ありました。パンチコーラは後者の代表格です。はたして本当に水に溶かすのが正解なのでしょうか? パンチコーラ SPとは SPはスペシャルの意味 正式名称は
ナショナル クーガ113 – 珍しい横長スタイルのBCLラジオ
BCLラジオのなかには、性能や機能はそこそこながらデザインに魅力を感じるものがあります。クーガ113は極端に横長のプロポーションが印象的な、まさにそんなBCLラジオのひとつと言えましょう。 クーガ113(RF-1130)とは クーガ3兄弟の
長らくトヨタの屋台骨を支えたと言って良い主力車種のコロナ。日産ブルーバードとのライバル関係は「BC戦争」と呼ばれ、熾烈な販売合戦が繰り広げられました。3代目コロナは初めて販売台数でブルーバードを追い越した記念すべきモデルです。 トヨタ コロ
キャベツ太郎 – どう見てもキャベツには見えないスナック菓子
昭和56年に発売された、比較的新しいスナック系の駄菓子です。名前に「キャベツ」が入っていますが、見た目がキャベツに似ていないうえに原材料にもキャベツは含まれていません。 キャベツ太郎とは 現役バリバリの駄菓子ですね。今どきの駄菓子屋さんだけ
ビクター BCL515 – あえてラジカセでBCLブームに参入
1970年代中~後期にブームとなったBCL。多くのメーカーはBCL向けに性能と機能を強化したラジオをラインアップしましたが、ビクターはまずラジカセで参入。ラジカセといっても決して侮れない本格的なBCLマシーンでした。 BCL515(RC-5
三菱 コルトギャランGTO – アメリカンマッスルカーの意匠を纏ったスポーツクーペ
日産・ブルーバードやトヨタ・コロナと同じセグメントで成功を収めたコルトギャランをベースに、アメリカで流行していたいわゆる「マッスルカー」のデザイン要素を取り入れたスポーティーなクーペです。高性能なDOHCエンジンを搭載したホットバージョンも
正義のヒーローでありながら、悪のココロも同居するという不完全な設定。その不完全さは外観にも表現されていて、それまでのヒーロー像を破壊するインパクトを持った独自の世界観が魅力的でした。 人造人間キカイダーとは 石森章太郎が生みの親 巨匠・石森
三菱 ジーガム505 – とても高性能なのに惜しいBCLラジオ
BCLラジオの勢力図は、ソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガが2強であとは第3勢力としてくくられてしまう様相でした。三菱電機のジーガムも第3勢力の一角です。ラジオでBCLの情報番組を提供したり高性能なBCLラジオを投入するなど大いに意
ホーロー看板は、当時を偲ばせる商品名や画像にホーローならではの独特な質感も加わって、昭和レトロを感じさせてくれる代表的なアイテムのひとつと言えるでしょう。今回は横書きを右から読ませる、特に古い時代のホーロー看板をご紹介します。 右からの表記
アイワ stereo 830 – システムアップの核となる実力派ラジカセ
システムアップというコンセプトを前面に打ち出したアイワのステレオラジカセです。豊富な外部端子を装備していることに加えて、大出力アンプにカセットデッキ並みのスペックを誇る高性能デッキメカを搭載した実力機です。 stereo 830(TPR-8
日産 プリンス・スカイライン(2代目) – スカイライン伝説を生んだ名車
スカイラインは、日産と合併する前のプリンス自動車に源流を持つ日本の高級スポーティーカーです。2代目はモデルライフの途中で会社の合併によりプリンス・スカイラインからニッサン・プリンス・スカイラインに車名変更されています。 スカイライン(2代目
昭和時代はあらゆる面で大らかというか、今風にいえば「ユル」い時代でもありました。ただそれは今日の視点で見るからであって、当時としてはごく普通だったのですね。ここではそんな昭和のユル玩具をご紹介します。現代なら発売即炎上も必至? 恐怖のバラバ
1970年代後半に盛り上がったBCLブーム。海外短波放送受信のための機能と性能を磨いたBCLラジオが大いに売れました。ソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガが人気を二分しましたが、第3勢力のなかにも魅力的な名機が。東芝のトライXもそんな
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グレースとはカートリッジの名門メーカーであった品川無線のブランド名。F-8Lを筆頭とするF-8シリーズは、グレースが生んだ数あるカートリッジのなかでも最大のヒットを記録したMM型カートリッジの歴史的名機といえましょう。グレース F-8Lとは...
「えっ、まだ食べたことないの!?」そんなふうにツッコミたくなるのが、長崎・佐世保生まれのご当地スナック「やまとの味カレー」です。お菓子売り場の片隅で、ひっそりでもどこか堂々とたたずむこの黄色いパッケージ。レトロなのに新鮮、シンプルなのにクセ...
モノラルラジカセ進化のひとつのパターンに、本体に格納されるマイクにさまざまな機能を持たせた「多機能マイク」というものがありました。6ウェイマイクを搭載したTRK-5260の愛称は「プレイ パディスコ」。プレイ派のヤングを狙った遊び心あふれる...
東京の西北部に位置する青梅市は恵まれた自然を活かした観光資源が豊富ですが、昭和レトロも街おこしの重要テーマになっています。古民家を利用した博物館には、昭和30年~40年代のくらしを思い起こさせるさまざまなアイテムが所狭しと並んでいます。昭和...
初代が「クリスプカット」と呼ばれるシャープな造形に引き締まったプロポーションだったシルビアは、2代目で思い切り路線変更。アメリカンなテイストのスペシャルティーカーに豹変しました。日産 シルビア(2代目/S10型)とは日産 シルビア(2代目/...
「声」というのは、その人のアイデンティティを決定づける要素のひとつ。とりわけ、ロックというジャンルにおいては、ギターやリズムの奥からでも浮かび上がる“あの声”が、時代や国境を越えてリスナーの心を貫くことがあります。1970年代末から80年代...
超ローカルなネタです。新潟県長岡市にあるペットショップのかんばんです。街のいたるところで目にすると言っても過言でない露出量に圧倒されます。しかも一枚一枚、みんな微妙に違うところが味わい深い。ポップアート好きならハマることウケ合いです。松田ペ...
オーディオ専業メーカーであったオンキョーが1981年に発売したプリメインアンプの最上位機種。サーボテクノロジーに磨きをかけ、AU-Dシリーズを擁する王者サンスイに挑みました。オンキョー A-820GTとはオンキョー A-820GTオンキョー...
昔ながらのお菓子って、ふとした時に食べたくなりませんか?駄菓子屋さんや観光地で見かけると、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれるアレ。そう、「ボンタンアメ」です。ボンタンアメとはオレンジ色のパッケージ、もちっとした食感、そして謎の透明フィルム...
117クーペは1968年にデビューし1981年にピアッツアに道を譲るまで13年の長きにわたっていすゞのトップモデルでした。イタリアのカロッツエリア・ギア社に在籍していたジウジアーロによるエレガントなデザインはいつまでも色褪せません。いすゞ ...
地味なブランドイメージとは裏腹に、他社とはひと味違うパンチの効いた製品を提案していたサンヨー。MR9600も可動式ツィーターを装備するなど70年代ラジカセのなかではトップクラスの高音質マシンでした。サンヨー MR9600(REC9600)と...
テレビ番組名は『プロレスの星 アステカイザー』。文字通りプロレスが舞台となる特撮アクションでした。一見すると変身ヒーローのようですが、特殊樹脂でできたファイティングスーツをまとった生身の人間なのです。アステカイザーとはアイデアの源流はメキシ...
80年代の音楽シーンにおいて、個性的なビジュアルとキャッチーなメロディーで世界的な成功を収めたバンド「カルチャークラブ(Culture Club)」。ボーイ・ジョージを筆頭に、ポップとレゲエ、ソウルを融合させた独自の音楽性で多くのヒット曲を...
国産初のMM型カートリッジを生んだテクニクス(当時はナショナルブランド)の主力モデル、205シリーズの二代目モデル。カンチレバーには軽量化を狙いチタンパイプを採用しました。テクニクス EPC-205CmkⅡとはテクニクス EPC-205Cm...
東芝のBCLラジオ、トライXシリーズの入門機です。先代のRP-1600Fで初搭載したスプレッドダイヤルを踏襲しつつ、短波の受信帯域を拡張するなど改良が加えられています。東芝 RP-1700F(トライX1700)とは東芝 RP-1700F19...
1970年、トヨタが満を持して発表した「セリカ」は日本の自動車市場に新たな潮流をもたらしました。セリカは「スペシャリティカー」という新たなカテゴリを切り開き、スポーティなデザインと手の届く価格で、多くの若者の心を掴みました。トヨタ セリカ(...
ピーター・フランプトンは70年代のロックシーンを象徴するアーティストのひとりです。ギターが歌い、人間がそれに応えるような独特のプレースタイル「トーキング・ギター」を確立しました。ピーター・フランプトン/Peter Framptonとは197...
ソニーのモノラルラジカセ「スタジオシリーズ」はCF-1980/1980Ⅱがあまりにも有名ですが、他のモデルもラインアップされていました。CF-1760は鉄仮面を思わせるメタルフェースが印象的です。ソニー CF-1760(スタジオ1760)と...
特急ほど停車駅が少なくないけれど、各駅停車に比べたらそこそこ速い急行電車。旧国鉄の457系車両は、直流・交流両用の急行電車として全国各地で庶民の脚として活躍しました。国鉄 急行型電車(457系)とは国鉄の直流急行型電車として活躍した153系...
デンオン(現デノン)が1979年に発売したプリアンプ。アナログディスクを最高のクオリティで再生することを狙い、新開発のリアルタイム・イコライザーを搭載。オーディオ評論家の長岡鉄男氏がリファレンス機として愛用したことでも知られています。デンオ...
今日では軽自動車の大手メーカーとして知られるダイハツが、かつてオート三輪から四輪車メーカーに飛躍を遂げるべく開発した、まるでイタリア車のような小型自動車。ラダーフレーム構造を活かし、セダンからピックアップトラックまで幅広い車種展開を行いまし
現代では喫煙は世の中から排除される流れになっていますが、昭和時代には子どもが憧れる「大人の嗜み」のひとつでありました。そんな時代背景もあり、タバコをモチーフにした様々な子ども向け商品が売られていました。ココアシガレットもそのひとつです。 コ
工学系の名門MIT(マサチューセッツ工科大学)出身のトム・ショルツが結成したアメリカのロックバンド。実質的にはトムがプロデュースしたプロジェクトのようなまさに幻のバンドでした。 BOSTONとは デビューアルバム『幻想飛行』 奇才トム・ショ
ラジカセを選ぶポイントは機能や性能もさることながら、デザインが自分好みかどうかも重要です。個性的であればあるほど好き嫌いは別れますが、ズバリはまれば愛着もひとしお。MAC ST-5はそんな個性派ラジカセのひとつといえましょう。 STEREO
昭和時代には現代なら許されないようなユルい玩具がいろいろありましたが、少年少女の科学するココロを刺激するような商品もありました。今回はそんな科学っぽいオモチャを4点ご紹介します。 電子ブロック 憧れだった電子ブロック 学研の『電子ブロック』
世界で初めて量産型ロータリーエンジンを搭載して颯爽と登場したコスモスポーツ。名前が表す通り、まさに宇宙へ飛び出さんばかりの自動車離れしたデザインも唯一無二。世界に誇る日本のスポーツカーです。 コスモスポーツとは マツダ コスモスポーツ ドイ
刑事ものと特撮ヒーローものを合体させたユニークな作品『ロボット刑事』。主人公の名前は単に「K」なのですが、子供たちのあいだでは「ロボット刑事K」が通称になっていました。 ロボット刑事Kとは 普段はオシャレなジェントルマン 黄色いハンチングに
「~の再来」という冠言葉が新人や新製品のプロポーションに使われることがあります。The Knack(ザ・ナック)は畏れ多くも「ビートルズの再来」のうたい文句とともに彗星のごとく登場。シングルカットされた『マイ・シャローナ』は大ヒットとなりま
昭和時代の複合家電の王様・ラジカセが、1970年代後半にブームとなったBCLを取り込んで「BCLラジカセ」を生み出しました。ソニーからはアナログBCLラジオの名機・スカイセンサー5900にカセットを合体させたモデルが登場。その名も『スカイセ
水に溶かすとおいしい飲み物になる、というふれこみの駄菓子には粉末系とタブレット系の2種類ありました。パンチコーラは後者の代表格です。はたして本当に水に溶かすのが正解なのでしょうか? パンチコーラ SPとは SPはスペシャルの意味 正式名称は
BCLラジオのなかには、性能や機能はそこそこながらデザインに魅力を感じるものがあります。クーガ113は極端に横長のプロポーションが印象的な、まさにそんなBCLラジオのひとつと言えましょう。 クーガ113(RF-1130)とは クーガ3兄弟の
長らくトヨタの屋台骨を支えたと言って良い主力車種のコロナ。日産ブルーバードとのライバル関係は「BC戦争」と呼ばれ、熾烈な販売合戦が繰り広げられました。3代目コロナは初めて販売台数でブルーバードを追い越した記念すべきモデルです。 トヨタ コロ
昭和56年に発売された、比較的新しいスナック系の駄菓子です。名前に「キャベツ」が入っていますが、見た目がキャベツに似ていないうえに原材料にもキャベツは含まれていません。 キャベツ太郎とは 現役バリバリの駄菓子ですね。今どきの駄菓子屋さんだけ
1970年代中~後期にブームとなったBCL。多くのメーカーはBCL向けに性能と機能を強化したラジオをラインアップしましたが、ビクターはまずラジカセで参入。ラジカセといっても決して侮れない本格的なBCLマシーンでした。 BCL515(RC-5
日産・ブルーバードやトヨタ・コロナと同じセグメントで成功を収めたコルトギャランをベースに、アメリカで流行していたいわゆる「マッスルカー」のデザイン要素を取り入れたスポーティーなクーペです。高性能なDOHCエンジンを搭載したホットバージョンも
正義のヒーローでありながら、悪のココロも同居するという不完全な設定。その不完全さは外観にも表現されていて、それまでのヒーロー像を破壊するインパクトを持った独自の世界観が魅力的でした。 人造人間キカイダーとは 石森章太郎が生みの親 巨匠・石森
BCLラジオの勢力図は、ソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガが2強であとは第3勢力としてくくられてしまう様相でした。三菱電機のジーガムも第3勢力の一角です。ラジオでBCLの情報番組を提供したり高性能なBCLラジオを投入するなど大いに意
ホーロー看板は、当時を偲ばせる商品名や画像にホーローならではの独特な質感も加わって、昭和レトロを感じさせてくれる代表的なアイテムのひとつと言えるでしょう。今回は横書きを右から読ませる、特に古い時代のホーロー看板をご紹介します。 右からの表記
システムアップというコンセプトを前面に打ち出したアイワのステレオラジカセです。豊富な外部端子を装備していることに加えて、大出力アンプにカセットデッキ並みのスペックを誇る高性能デッキメカを搭載した実力機です。 stereo 830(TPR-8
スカイラインは、日産と合併する前のプリンス自動車に源流を持つ日本の高級スポーティーカーです。2代目はモデルライフの途中で会社の合併によりプリンス・スカイラインからニッサン・プリンス・スカイラインに車名変更されています。 スカイライン(2代目