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振り返りゲイのあれやこれ https://note.com/welcomeguys/

都内近郊を拠点に生きているゲイです。 若さも失いつつあり、キラキラとした(主観)思い出からギトギトした思い出の振り返りをメインに日常を綴ります。 完全に自己満ですが、よろしくお願いします。

じん
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2024/01/15

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  • 俺のせい?(後編)

    今までのいきさつはこちら。 三度目。 「注文してた練炭が今日届く。」という一行のメッセージ。 (んー、今までと方法が違うな...) 何かを実行するようなことは書かれていなかったが、すぐに行かなければならない衝動に駆られ、仕事を早退してヤツの家へ向かった。駐車場に車がなく、焦りながらもインターホンを鳴らした。 ヤツは留守にしていて、出てきたのはお母さんだった。 手短に自己紹介を済ませ今までの経緯を話した。そして"今回は本気かもしれない"ことを伝えた。 ポストを確認してもらうと、ヤツ宛の不在票が入っていた。中身はわからないが、とりあえず本人には隠しておこうということになった。

  • 俺のせい?

    「俺さ、今すっごい彼氏欲しいんだよね。恋愛したい。」 スマホ画面に表示されている「男一覧」をゆっくりスクロールしながらヤツは言った。 『アプリで彼氏なんか見つかるのかね...』 ヤツと同じ作業をしながら俺は答えた。 『最後に彼氏がいたのっていつだっけ?笑』 「もう忘れた。でもさ、彼氏作ってもきっと長続きはしないんだろうな...」 「2、3年後の自分が想像できないっていうか。多分それまでに自分で命絶ってる気がして 笑」 『また言ってる。楽な方法見つけてからにしな』 「ほんとそれ」 「あ、この子かわいい!メッセージ送っちゃおっと!」 ヤツとは、会うたびにくだらない話しかしないのだ

  • 差別用語 for ゲイ

    まぁ、大した話ではないんだけれとも。 メジャーどころのゲイYouTuberさんたち。 テレビ等に出ていなくても、ほぼタレントみたいなもので、YouTubeを生業にしている人たちから人気ドラァグクイーン、アーティストまで彼らには多くのファンがいる。 動画のコメントを読んでいると、女性(と思われる)ファンがかなり多い。 ノンケ男には入りにくい世界なのは昔から変わりなく、やっぱり女性の方が受け入れやすいのかな。 その女性(と思われる)ファンたちが書いているコメントに対してずっと違和感があった。 違和感を辿っていくと、原因はおそらくコメントの「馴れ馴れしさ」にあった。 「親しさ」ではなく

  • めんどくさい彼氏 その3(ゲイカップルの話)

    前回、前々回の話は記事の下にリンクを貼ったので、興味があったらそちらもぜひ。 今回はその彼と行った旅行の話。 移動 海外ビーチリゾートへのパッケージ旅行。 出発地は羽田ではなく成田だった。 前回「その2」で書いたように、当時の俺たちの生活拠点は次の3つ。 1. 俺んち 2. 彼の会社の寮 3. 彼の週末用マンション 一緒に前泊して成田空港へ向かう計画だったんだけど、成田までのアクセスがいちばん良いのは彼の寮だった。でも、そこに俺が泊まるわけにはいかないので、2番目にアクセスが良い週末用マンションを前泊地に選んだ。 さて、我らが3拠点の位置関係。 俺んち ⇔ 彼の寮:車で1時

  • ゲイの対談やらインタビューやら

    ゲイのYouTubeチャンネルが割と好きでいろいろ観ている。 個人が趣味でやっているチャンネルではなく、エンターテインメントとして運営されているチャンネル。 「しらスタ(のサブチャンネル)」「エンガブ」「2すとりーと」あたり。 9モンチャンネルまでいっちゃうとちょっとね。お腹いっぱい感ある... まぁ、そのチャンネルでインタビューみたいなものがあるじゃないですか。 「ゲイ自認はいつくらい?」「自認のきっかは?」というテンプレから「〇〇なエピソード」を教えてください的なものまで。 ゲイライフの中でこんなことがありました、LGBTQについてこんな風に考えていますとnoteを使ってテキ

  • ひとりが好き

    ひとりで過ごす時間が好き。 彼氏との同棲はあまり望まない。 ゲイ同士で結婚できるようになったとしても多分結婚しない。 家に帰ってきたときに誰もいないとホッとする。 誰も待っていない家に帰るのが好き。 あれ、俺ってちょっと変?笑

  • ごめんなさいというエネルギー

    彼氏と、友達と。 つまらないことでケンカになることはよくあることだ。 そしてケンカの原因ってのは、どちらか一方に原因があるときもあれば、ただの意地の張り合いの時もある。 厄介なのは「意地の張り合い」のケンカ。 前の記事に書いためんどくさい彼氏と付き合っていたときに「どうしたら相手を説き伏せることができるか」ではなく「どうしたら相手に"ごめんなさい"を言えるか」を考えるようになった。 すごくエネルギーを使うことだけど、相手の言い分を認めて自分の悪かったことを探してみて。 相手に「ごめん」 と言う。 そこまで気持ちを持っていく。 全てが全てうまくいくわけではないけれど「ごめん」と言

  • 追わない恋愛は相手を傷つける

    追いかける恋してますか? 掲示板で知り合った5歳年下の彼。 二丁目でフラフラしているところに偶然連絡があり、「こっちも二丁目にいるから会いましょう!」というノリで初対面。そこで後日のデートの約束をした。 泊りがけで行くほどの場所でもないのに泊りがけで八景島デート。 キリっとした眉で眼力強めな感じなのに、やんちゃ風でよく笑う姿はとても可愛かった。 横浜のホテルにチェックインし、コトを済ませベッドでウダウダしていると、「ねぇ、俺と付き合おうよ!」と屈託のない笑顔で言ってきた。 メッセージのやり取りをしていたとはいえ、その期間は一か月に満たない。ちゃんと会ったのもその日が初めて。でも

  • 性癖マイノリティー

    ちょっと感じたことを。 先日、"LGBTQのくくり”の記事を書くにあたり、トランスジェンダーの記事やらいろいろ読んでみたんだけど、そこに出てきた「トランスチェイサー」の存在。 トランスチェイサーの人たちって"くくり"としてはノンケなんだろうか。 (トランスチェイサー=性対象がニューハーフなどMtFの人) とあるトランスチェイサーの人へのインタビューによると以下のとおり。 ・恋愛対象や基本的な性的対象ははあくまでも女性。 ・中身も外見も女性でないと対象にならない。 ・ちんこが好き。 ・ちんこが好きだけど、男性やゲイは対象ではない。 見た目も中身も女性が好きだけど、ちんこが好き

  • モテるゲイとは

    ブレない 媚びない しゃしゃり出ない "イケメンマッチョ"なだけじゃだめ。

  • 当事者からみるLGBTQの話 ②LGBTQというくくり

    ゲイであることで差別されたことがありますか? 考えてみると「差別された」と思うことはない。 思春期の記憶と同性婚については別の記事に書くつもりなのでここでは省くが、世間のいろいろな制度・サービスで「男女のカップルや夫婦を想定しており同性カップルは想定外」というものは多い。でも、それって”差別”だろうか? ”不便”に感じることはあっても"差別"と感じたことは一度もない。「いいじゃん、カップルで同じ男湯に入れるんだから」くらいにしか考えていなかった。(楽観的すぎ) 少なくとも俺自身は、ゲイだから差別を受けた、差別されているとは思わない。 LGBTQというくくり LGBTQのうち「LG

  • お花見わっしょい

    東京で雪が降ったこの数日は、この冬でも一番寒さを感じた。 でも、来月の末には桜が咲き始める。 桜といえば花見。ゲイはお花見大好き。(偏見) でも、どうも"集団の花見"が好きではない。 花見に限らず「大人数でウェイ!」こそ正義だと考えてた時期もあった。 しかし、ある時に気が付いた。「俺、大人数苦手かも 」と。 ゲイのお花見。 どのグループに参加するにも20人以下にはならない。なぜ。 そして、複数案件からお誘いがあればどれかひとつを除いて断ることになる。 20人もいればさ、数時間でみんな好き勝手にどっか行っちゃうんだよね 笑。 で、いろんなゲイがわんさか彷徨い歩いているわけなんだけど

  • ワンナイトにも礼儀あり

    ※ゲイ同士の性描写がありますので、抵抗がある方はBackしてください。 ワンナイトで会うにしても、最低限のマナーというかそういうものって必要だと思う。目的が目的なので、細かいことまで気にしないという人も多いんだろうけど。 色々とドン引くことはあったけれど、ここではライトな出来事を書いてみる。 念入りすぎ その日は、相手の部屋におじゃますることになった。マッチングアプリのメッセージで家の住所を教えてもらい、Googleマップで調べるとすぐそばにコインパーキングがあるのを見つけた。 目的のコインパーキングに予定より少し早めに着き、到着の旨をメッセージで送る。 「あ、早かったですね

  • 離れゆく二人 -最後の幸せ-(ゲイの恋③)

    前回の話の続き。 (この記事でも補足しておくが、ここで書いている彼は「めんどくさい彼氏」とは別の人物である。) 手おくれ 夢のような夜から3年あまりが過ぎた頃。 彼に会うことは義務になってしまっていた。 会いたいから会うのではなく、「付き合っているんだから会っておかないと」という気持ち。 多分、それは彼もそう。 お互い干渉せず束縛もせず、それがいい関係だと思いこんでいた。 でも見方を変えてみると、衝突することを避けていたんだと思う。 相手に対する疑問や不満を自分の中で消化して解決してきた。 ある週末、友達とクラブで遊んでアフターアワーズまで行ったあと、彼の部屋に向かうもりで

  • めんどくさい彼氏 その2(ゲイカップルの話)

    元カレがこの記事を読んでいないこと前提で書いている。 笑い話にしてすまん。けど笑い話だ。 ということで、前回書いた元カレとのエピソード続編。 こんなことがあった。 大学進学で上京した息子に実家の親御さんが会いにくるというのはよくある話だ。 彼の実家は割と裕福で、「息子にいつでも会いに行けるように」と、彼が住む部屋とは別に家族用の広いマンションを大学近くに購入していた。 大学を卒業した後もそのマンションを売却せずにいたんだけど、就職した彼は会社の寮に住んでいたため、休日だけそのマンションで過ごすという使い方をしていた。 俺と一緒だったときも、週末はそこを拠点にすることが多かった

  • ゲイバーが苦手だった話

    若かりし頃。 ゲイバーに夢と希望を抱いていた。 しかし、二丁目のゲイバーにひとりで乗り込む勇気はなく、たいていは「友達の行きつけについていく」パターンだった。 そこで話が合いそうな店子がいると一人でも通うようになり、「仕事帰りに二丁目で一杯」なんて生活を数年間は送っていた。 通っていた店が数軒あったけど、お目当てのスタッフ(話ができる店子)がいなくなってしまうと、自然と足が遠のいた。 そう、俺は飲み屋で「話ができない」のであった。 コミュ障とかそういうのではなく、単なる人見知り。 なにを話していいのかわかんないんだよね。 俺は、それほど趣味も多くなく、当時からテレビを観ない人種だ

  • 肌のいとおしさ(ゲイの恋②)

    前回の①のつづき。 実際に会う前までは毎日メールの往復があった。 でも、会ってしまうと何を書いていいのかわからなくなってしまった。 何の目的で会うのか、ゴールはどこなのか。 それでも、少しでも気にかけて欲しくてメールを送り続けた。 一度だけしか会っていなくお互いをなにも知らない。 けど、彼からの返信に明らかにトキめいていた。 乙女っぷりが自分でも気持ち悪い。 ある日、「ごはん行こうよ」とメールを送った。 社交辞令の「ごはん行こうよ」ではなく、本気の「ごはん行こうよ」を送った。 「いいですね!いつにします?」と返事があり、なんとか「次」に繋がった。 そこから平日夜のごはんやらお

  • 言葉のいとおしさ(ゲイの恋)

    今日はちょっとキラキラした話。 めんどくさい彼氏ではない元カレの話です。 こんなことがあった。 見つけてしまった 友達と、あるクラブイベントに行ったときのこと。 一人フロアで踊ってたとき、ふと隣で踊っている彼をみつけて。 「うわ、イケメン!」 一目惚れなんてありえない派だったのに、すっかり一目惚れ。 そこから彼の近くを離れられなくなってしまったのだが、かと言って話かける勇気もない。 ほかに術もないので、無駄に彼の正面に踊り出てみたり、無駄にぶつかってみたり、無駄に足を踏んづけたり。 とまぁ、いろいろと偶然を装ってはみたものの、すべて失敗。 しまいには背を向けられ、遠く離れた場

  • 一回ヤってみるのはアリ ~ゲイの友達作り~

    ゲイの友達作りは簡単そうに見えて難しい。 ここでは、「どうしたらゲイの友達ができるか」という話ではなく、友達になれるかどうかの判断材料でエッチをしてみる、というものすごく偏った持論を書いていきます。 こんなことがあった。 まだマッチングアプリとかそんなものはなく、掲示板で出会いを探していたころ。 若かりし俺は、飲み屋がそれほど得意ではなく、一緒にクラブ(ゲイパーティー)に行けるような友達を探していた。 実際に会ってみて「楽しそうな人だなー」「話が合うなー」と思った人がいて、仲良くなれるかも!と次の約束をするんだけど、会うたびに相手の「ヤリたいオーラ」を感じることがあり、結局うまい

  • 当事者からみるLGBTQの話 ①当事者の意識

    まぁ、世間一般的には取り扱いにくい話題ですな。 ここでは、当事者=ゲイとして書いていきます。 ほっといてほしい 表に出て発信している人たちって、本人たちにその気があってもなくても、いわゆる「ゲイの代表」「ゲイの代弁者」として、あの人たちの発言がゲイの総意と捉えられがちなのかなと。 ゲイはみんな「認めてほしい」と想いを抱いていると思われるかもしれないが、実のところ「認めてもらたらいいなー」くらいの人が多いのも事実。 そして「今のままでいい。そっとしておいてほしい」という人もいるはずだ。 俺は、「認めてもらたらいいなー」「ほっといてほしい」という都合のいいタイプ。 もうずいぶん前の

  • めんどくさい彼氏(ゲイカップルの話)

    年下の元カレの話です。 元カレのことを面倒くさいとか言っちゃいけないんだけどね。 だいぶ前のことだし、もう笑い話ですよ。 こんなことがあった。 俺の職場と彼の職場が歩いて10分くらいの距離で。 お互いの職場から同じくらいの距離にある「TCAT(東京シティエアターミナル)」で仕事帰りに待ち合わせをして、「今日はこんなことがあったよ」「次の休みはどこに行こうか」なんて、会ってウダウダするのが楽しみだった。 まだ付き合いたての頃のカップルにありがちな光景ね。 付き合いたての頃って、とにかく会いたい。 なにをするわけでもなく、ただ会って顔見て話したい。 楽しい時期だよねー。 そう、俺らも

  • 最初に

    日々身の周りで起きていることはSNSで発信できるので、主に思い出話を書いていこうかなと思っています。 かつて個人サイト(年代バレる)やらブログ(放置中)やらを張り切って やっていましたが、画像の加工とか面倒くさいのでテキストメインでやっていこうかと。 noteの使い方自体あまりわかっていないし… ということでよろしくお願いします!

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