以前72穴セルトレイに種を蒔いたマリーゴールドが大きくなったので、カボチャの畑に定植しました。 マリーゴールドは写真左が「グランドコントロール(タキイ種苗)」、右がダイソーのやつです。 タキイの方はセンチュウ防除効果が高いそうですが、背が高く倒伏しやすい…。 ダイソーの方が...
小型ビニールハウスを利用した「小さな農業」を応援するべく、農業資材の試用、野菜品種の試作(作型等の実
今回紹介するのは、パイプハウス資材で建てられた旧作業小屋。 2023年から野菜栽培用に転用しているミニハウスです。 主骨 : 22φ パイプハウス 間口 : 4.5m (2間半) 奥行 : 2.7m (1間半) 軒高 : 2.8m (肩高1.5m) ドア : 1000 × ...
来年(2024年)のトマトを作付け予定のビニールハウスです。 内部の誘引準備も終わったので、さっそく起耕しました。 この圃場は元々粘土質+石が多い事もあり、土壌改良目的でバーク堆肥や砂を繰り返し投入した経緯があります。 それこそ、除去した石(大きい物も含め)の分を補填するよ...
さて、冬は(暖房が無いと)栽培できる作物が限られる一方、キュウリのように日々収穫と管理作業に追われる…事もない時期です。 何もしなくて良い、と捉え、体力を充電して春に備えるも良し。 これまでできなかった作業を一気に消化するのも良し。 筆者の場合は後者になりました。 とりあえ...
2023年12月25日、今日は久々に天気が良かったので、少し面倒な作業を消化しました。 最近、美サンランイースター(MKVアドバンス)に張り替えたハウスなのですが、天窓(レンテンソー)がガラ空きなので防虫ネットを取り付ける事にしたのです。 防虫ネットは日本ワイドクロスのサン...
以前、梨地POフィルムの記事を書きましたが、 今回も同様のジャンルの製品の記事を書いていきます。 記事の対象になっているハウスは、 主骨 : 25φ パイプハウス 間口 : 5.4m (3間) 奥行 : 7.2m (4間) 軒高 : 3.45m (肩高1.8m) ドア : ...
はじめまして、農業実験屋のべるくろてーぷ改良型(id: nougyou-zikkenya)です。 このブログは2024年からはじめる予定だったのですが、本日(2023年12月19日)が大安と言う事もあり、最初の記事を書いてみようと思いました。 さて、今回の記事は、最近張り替...
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以前72穴セルトレイに種を蒔いたマリーゴールドが大きくなったので、カボチャの畑に定植しました。 マリーゴールドは写真左が「グランドコントロール(タキイ種苗)」、右がダイソーのやつです。 タキイの方はセンチュウ防除効果が高いそうですが、背が高く倒伏しやすい…。 ダイソーの方が...
今回は売り苗の残りを定植し、放置プレイ中だったナス「くろべぇ(渡辺採種場)」に支柱を設置しました。 ナスは1番花の真下の枝と、その上の分岐2本の計3本を主枝とするのが一般的です。 しかし、今の筆者は面倒なので、先述の3本をイボ竹に固定し、後は放置プレイです。 収穫と追肥、害...
キャットフード用のカボチャ「くりりん(武蔵野種苗園)」ですが、各つる1個目の人口交配が終了し、果実が肥大してきました。 株元から10節ギリギリくらいで着果させた玉は、太りが悪く小さいです。 やはり15節くらいで着果させた個体はカタログスペック通りのサイズ(1.7〜1.9kg...
初期の樹勢管理に失敗し、収穫の開始が遅れたトマト「愛夏(武蔵野種苗園)」ですが、やっと収穫できたので試食しました。 まぁ、管理も手が回ってないですね…。 でも、 1段目は色が付いてきました。 気温の高い時期なので、本来ならこのくらいの色の回りで収穫しないと、翌日には柔らかく...
筆者が今年も栽培している、と言っても今年限りの「TY秀福(カネコ種苗)」なのですが、6月の売り上げは前年の約1/5以下、と壊滅的な状況です。 まず、単純に数が取れない(まともに着果しない)。 1〜2段は突発的にバカでかい3L玉(400g↑)が出たりもするけど、基本的に玉が小...
生育中のキュウリ「クラージュ2(ときわ硏究場)」に続き、少し遅れていた「いろどりの夏(同)」も主枝摘芯を完了しました。 また、支柱も立てて力枝(子づる)の誘引準備も開始。 そろそろ親づるの収穫を開始も始まりそうだし、今年もやっと夏の雰囲気が出てきました。 また、このハウスと...
じゃがいも「キタカムイ」を あ あ
前日撤去した祝園キャベツの後に、人参「エルザ(ヴィルモランみかど)を蒔きました。 今回は省力化の為、最終株間(5〜6cm)でペレット種の1箇所2粒蒔きを試す事にしており、当初は紅映2号(丸種)を予定していたのですが、入荷が7月以降になるとの事で代替を探しました。 ペレット種...
正体不明の害獣に踏み荒らされ、ウリハムシモドキの猛攻に曝されたおいしい人参「紅映2号(丸種)」。 なんとか本葉が展開し、今日は雑草の除去と共に間引き→軽く土寄せ+追肥を行いました。 生種大量蒔きのメリットは、害虫被害などを受けた際に欠株が少なくなる事も1つ。 今回は痛感させ...
畑で保管しながら食う予定だった「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、芯の伸長が確認された個体があり、そろそろ限界かな?、と。 残っていた10数個を収穫→撤去し、一部は親戚に配布した後、大部分解体し、冷凍保存しました。 解体したキャベツの一部は、いなりも皮と煮てジャンク惣菜に...
生育中の「クラージュ2(ときわ硏究場)」ですが芯焼けで生育が停滞している個体を除き、主枝(親づる)12節で摘芯しました。 クラージュ2は生育が正常な個体だと、枝の動きは早い方だと思います。 節間も短めなので、主枝の摘芯位置は低い部類でしょう。 生育比較用に、同条件で栽培して...
プランター人参「べによし(渡辺農事)」の最終間引きを行いました。 かなり混み合っているので、丁度半分くらいの数にします。 べによしは7〜8cm程度が標準的な株間のようです。 この時期の間引き菜は、根の部分もそこそこ食えるサイズになっています。 まぁ、生育の良いものが抜けると...
4〜5月の売り苗の残りを定植した「祝園(渡辺採種場)」キャベツですが、順次収穫を開始しました。 痩せ地+乾燥+高温のトリプル打撃で、結球重は500gに満たない個体が続出…。 でも、玉がパンパンに締まっているから、早めに食わないと割れてしまうのでしょうな…。 その祝園キャベツ...
ここ2日、宮城県でも6月とは思えない記録的な猛暑になっており…、筆者宅の野菜で真っ先に影響が出たのがキュウリでした。 露地は全解放なので耐えているのですが、ハウスは天窓があっても凄まじい温度です。 キュウリは晴れの日だと、早朝と、帰宅してすぐの午後の2回、気持ち多めに灌水し...
今日の夕方になって、つるなしいんげんとじゃがいもに農薬をぶっ掛けていたのですが、もっと深刻な作物がありました。 ずばり、人参。 少し前にフォース粒剤の再開を決定して種を蒔いた「おいしい人参(紅映2号/丸種)」です。 例のウリハムシモドキが大量にいます。 作物上や周辺だけでな...
今年の4〜5月、売り苗用にしていた白菜「CR清雅65(石井育種場)」の売れ残りを定植し、今日収穫を迎えました。 まぁ、トンネル被膜も行わず、農薬散布も怠けていたわりには、上出来かもしれない。 害虫被害の葉を剥きまくった結果、1.2kgくらいになってしまいました。 元々痩せ地...
以前定植したつるなしいんげん、そして生育中のじゃがいもに、ウリハムシのような害虫が大量発生していました。 一般のウリハムシと違い、ウリ科以外にも広範囲の品目を暴食する雑食性。 当然豆科も加害対象で、つるなしいんげんは勿論、大豆などで甚大な被害を出した例もあるのだとか。 残念...
128穴トレイで育苗していたマリーゴールド「ボナンザ」をセンチュウ対策として追加定植しました。 まず、サツマイモの畝。 前回はやっつけ仕事で、マルチにシャベルを刺して穴をあけ、そのまま苗を突っ込んでいたのですが、半分以上の苗が死んでしまいました。 マリーゴールドの苗が暴風で...
トマト「TY秀福(カネコ種苗)」ですが、1段目の着色が進み、明日から収穫を開始できる状態になりました。 2023年、2024年は今年よりも栽植密度が高かった事もあって、あまり気にしていなかったのですが…。 この「TY秀福」と言う品種は、平均的な大玉トマト(桃太郎系やサカタ系...
カボチャの花が咲いてきたので、朝の仕事が増えました。 当地域では水田、畑地を問わず、ネオニコチノイド系農薬を多用している為か、ミツバチは殆どみかけず、スズメも居ないなぁ〜と言う状態。 露地であっても蜂がアテにならないなら、花が咲いている早朝に人工交配するしかありません。 ま...
6月は苗販売→野菜(トマト/キュウリ)販売に切り替わる忙しい時期でもあります。 キュウリは残念ながら供給過剰で価格が暴落しており、今後露地物が出てくると投げ売り必至ですが…、そっちはお盆過ぎ以降に照準を合わせているので現状は消化試合ですね。 その為、6月中はとにかく、価格が...
TY秀福に遅れて定植した豊作祈願1102(トキタ種苗)の収穫を開始しました。 このシリーズは早生であり、節間が短めなので、軒の低いハウスでも誘引できそうですが…。 比較的作りにくい部類の品種だと思います。 何故なら。 割れやすい、尻腐れが出やすい、棚持ちが悪い…からです。 ...
今回はガーデニング系でも人気のプランター野菜ネタです。 プランターでの野菜栽培は畑と異なり、何かと制限があったりする為、品目によっては諦めたり、品種を選ばないと満足な結果が得られない場合が多いのです。 一方で、筆者の場合は畑よりプランターの方が好結果を期待できる品目もあり、...
6月も後半に突入していますが、売り苗が終わっても手が回らず、あらゆる事が後手に回っております…。 今回はとりあえず、自宅から離れた露地圃場の近況を紹介します。 飼い猫のおやつ、サツマイモ(紅高系)は除草が追い付いていない。 時間を見つけてどうにかしたいけど、そんな事を考えて...
開戦から2週間くらい経つクラージュ2(ときわ硏究場)ですが、力枝4本の仮誘引が完了しました。 最終的な固定位置(イボ竹)まで早く伸ばしたいとは思うのですが、過去に力枝の更新間隔を長くして果長が極端に短くなったので、ここは4〜5節の更新で我慢。 そろそろ親づるの摘葉も終わり、...
以前の記事で育苗中だったスック(久留米原種育成会)ですが、 定植適期になったので販売、残りを定植しました。 少し硬めの生育と言うか、地上部が徒長しにくい感じはありますね。 根の張りは良い感じですが、台木の黒竜は子葉が黄化しやすいかも(ときわの台木に比べて)。 とりあえず、露...
6月7日より、トマト「TY秀福(カネコ種苗)」の収穫を開始しました。 少し基肥が効き過ぎた感じもあり、1段目が肥大しすぎ、3〜5段目で花が飛び気味です。 筆者の圃場は地下水位が高く、灌水量に制限などは行っていないですが、水分要求量の多いTY秀福はしっかりと味が乗ってくれます...
ここ3日で初夏獲り用ブロッコリーの「翠麟(トキタ種苗)」を収穫、販売しました。 脇芽は期待できそうにないので、このまま片付けて今後しばらくカボチャ畑になりますね。 翠麟は窒素過多で茎に穴が開きやすいと言う噂だったので、抑え気味にしたら大丈夫でした。 しかし、問題はそこではな...
今回は夏場のビニールハウスで話題になる「高温対策」についてです。 特に、我々が使っているような小型ビニールハウスは軒が低く、容積も小さい為、温度変化が急激であり、作物も何かと高温障害が出やすい。 また、熱中症のリスクが高いなど、作業者にとっても過酷な環境になりがちなのです。...
6月6日「大安」、苦戦中のキュウリ苗販売の終わりが見えてきた事は朗報と言えるでしょう。 残りの在庫は鉢上げ済み(2〜3日で定植適期になる)が100前後、ここまでくると気がラクになります。 そして本日は最後の接木分、自宅のミニハウス定植分を含む約30株を鉢上げしました。 久留...
今年のキュウリは、今のところ順調かなぁ〜と思います。 まだ、定植後に農薬散布は行っていないので、(梅雨が近い事もあり)近いうちにダコニール/ベルクートあたりをぶっ放しておこうかと思いますが…。 さて、生育状況は、親づる摘芯〜下側の力枝(4節止め)の仮誘引まで終了。 更新型つ...
プランターに定植したブロッコリー、おはよう(サカタのタネ)の頂花蕾が適期になったので、本日収穫しました。 残念な事に、リーフィー(挿し葉)が発生しており、売り物にはなりません。 この生理障害の発生は、プランターで乾燥しやすかった事や、5月に(コンクリートの上で)暑かった事、...
筆者の最近の頭痛の種は、間違いなくキュウリ苗(売苗)でしょう。 昨年は5月下旬にキュウリ苗が不足していた為容易に捌けたし、6月に入っても需要があり、6月15日くらいまで販売していました。 今年も同じ感覚で苗を作っていたら、5月20日くらいを境に急激に売れない状態が続き、頭を...
5月は農繁期につき、トマトの管理は完全に後手に回ってしまった結果、早速灰色かび病が発生。 別名「怠慢病」とも言われる灰色かび病は、細かい管理作業を的確に行っていれば、殆ど発生しないとも言われますが? とりあえず、収穫開始前ですが、下方向から発生しています。 1個だけ着色の早...
5月後半に行った事で、馬鈴薯の(追肥を兼ねた)土寄せがあります。 当初は育苗→定植の予定が上手くいかず、ほとんど直播同然になった事は以前書いていますが、 結局のところ例年と変わらないような状態になりました。 今回は2品種、合計10kgの種芋を使用していますが、左側2列の「き...
筆者は作付けするほぼ全ての野菜を自分で育苗しますが、唯一の例外がサツマイモです。 難易度が高く、非常に面倒臭いので、メジャーな品種であれば多少高くても購入苗スタートが確実な訳です。 また、サツマイモ苗(切り苗)の入手は年々困難になっていると実感。 最寄りのJAでも一般への販...
小型ビニールハウスに定植していたキュウリ、クラージュ2(ときわ硏究場)ですが、親づる摘芯が完了し、開戦間近になりました。 筆者は12節を確認後、その一つ上の部分を摘んでいます。 さて、キュウリの仕立て方なのですが、筆者は5年くらい前から更新型つる下ろし栽培に移行し、5月定植...
今回はカボチャの記事です。 2024年は「こふき(ナント種苗)」、「くり将軍(トキタ種苗)」の2品種を試していますが、本日摘芯したのは「こふき」の方ですね。 別圃場のくり将軍より、早く親づるが伸びてきました。 やはり、日当たりや気温の影響は大きい事を実感…。 筆者は2本仕立...
今年、キュウリの台木はGT-2(ときわ硏究場)の他、ぞっこん(同)、黒竜(久留米原種育成会)も試しています。 まだ接木の段階なので、生育特性の比較はできないですが、今回見ていくのは接木の作業性についてです。 まず、ぞっこん。 胚軸が伸び難いと言われていますが、発芽後に新聞紙...
カボチャの前作として、ビニールハウス横の露地スペースで栽培していたミニ白菜(舞の海/トキタ種苗)ですが、9割くらいは結球せず、失敗が確定しました。 しかも、結球していない個体は葉が硬く、とても売り物にはなりません。 これらは自家消費に回す他、事情を話して近所、親戚に配布する...