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自死遺族の集い 夕なぎ https://ameblo.jp/yuunagi-kashiwa

千葉県柏市で自死で子供を喪った方を対象に当事者だけで運営する自助グループ。定期的に自死遺族の集いを開催します

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2023/07/28

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  • 心の穴をそのまま受け入れること

    子どもを喪うこと。その意味を知る日が来ることを想像したこともなかった。 息子を腕に抱いた日、私は新しい命のぬくもりに包まれ母になった。 小さな手、小さな足、つ…

  • この季節は

    十一年前の五月、連休明けに息子は入院して自宅から居なくなりました。二か月後、今度はこの世界からも姿を消して帰って来ることはありませんでした。 だから四月下旬か…

  • 第十回『夕なぎ』わかち合い開催報告

    4月13日 柏市文化交流・複合施設 パレット柏にてわかち合いを行いました。 参加者は10名 自己紹介と短く近況を伝えていただいたあとふたつのグループに分かれて…

  • 第十回『夕なぎ』分かち合い開催のお知らせ

    春、花や木、自然は毎年忘れずに美しい風景を届けてくれます。 でも、その鮮やかな季節の到来に寂しさを感じたりもします。 今年も、テレビに映し出される入社式の光景…

  • 毎年春になると街には桜の花が咲き誇ります。 かつてはその景色を、新しい始まりや明日への希望を感じながら眺めていました。 卒業式や入学式、暖かな春の風に舞う花び…

  • 不自由な心

    ある本を読んでいて「心身の不自由」という言葉に出会いました。 「身体の不自由」という言葉は知っていましたが「心の不自由」「身体と共に心も不自由」という言葉は初…

  • 第九回『夕なぎ』分かち合い開催報告

    2月9日柏市文化・交流複合施設パレット柏にて分かち合いを行いました。 参加者は11名 自己紹介をしていただいた後3つのグループに分かれて話し合いました。 今回…

  • 第九回『夕なぎ』分かち合い開催のお知らせ

    今日は立春。春とは名ばかり、まだまだ寒い日が続きそうですね。 デパートを覗くと色とりどりのバレンタインデーのチョコレートが目を引きます。 息子が好きだったのは…

  • いつもそばに

    深く青く澄み渡った空は宇宙なんかじゃなくてきっとあの子が暮らす天の国に繋がっている。 そう思って見上げる空の底は限りなく果てしなくて、天の国のなんて遠いことか…

  • 年末年始に思ったこと

    お正月が明けてなんだかホッとしています。 息子のことがあってから、年末年始は玄関にお正月飾りを飾るほかは何もせず、自宅で過ごすことにしています。 今回も五日ほ…

  • どう考えるか

    我々の人生はありがたい順境ばかりではない。 辛い逆境も含めて全てが導かれているんだ その不運と見える時に、不幸と見える出来事が意味のある出来事であることに気が…

  • 第八回 『自死遺族の集い 夕なぎ』分かち合い開催報告

    『夕なぎ』は自死でお子さんを喪った方を対象に分かち合いを行っている自助グループです。  12月8日(日)柏市文化・交流複合施設パレット柏にて分かち合いを行いま…

  • 第八回 『夕なぎ』分かち合い開催のお知らせ

    長く続いた厳しい猛暑が収束したと思ったら早くも十二月。今年も暮れようとしています。 毎年この時期になると年末年始のことが頭をよぎります。 考えてどうなるという…

  • 答え

    思いがけないきっかけから「自己分析を語る」という心理学の専門書を貸していただきました。 初版は1971年、五十年以上前に出版された書籍です。 内容は、5人の執…

  • 生きることと感情について

    命にかかわる病気などで死を意識したり考えた経験のある人は「ああ、今年も一年過ごせた」と、誕生日のたびに感謝の気持ちが湧いてくることがあるといいます。 長生きす…

  • 運転免許証

    運転免許証更新の手続きをしてきました。いわゆるペーパードライバーで、実際に運転はしないのですが、更新だけはしています。 十年前、息子が亡くなってやっと四十九日…

  • 息子が空に還った日から、私はその続きを生きてはいないと思うことがあります。 あの日まで病と闘いつつも、二人で未来を思い描きながら歩いていた道。 けれど途中で息…

  • 第七回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    玄関先のコキアが大きな球体になってあとは赤く色づくのを待つばかり。 その隣にはツメレンゲという名の多肉植物が年々数を増やしています。 多肉植物といえば、息子が…

  • 複雑な思い

    「人間にとって最も大切なのは命の長さだと思っている人は多い しかし、私が出会った人をふり返ってみてその人の命が素晴らしい命だと思える人においては ごく少数の例…

  • また来ん春……

    また来ん春…… また来ん春と人は云うしかし私は辛いのだ春が来たつて何になろあの子が返つて来るぢやない おもへば今年の五月にはおまへを抱…

  • ランドセル

    押入れの中の息子のランドセル、捨てられないでいます。 なかなか馴染めなかった小学校を卒業して、私立の中学校に通い始めてしばらくした頃、一度処分しようとしたこと…

  • 第六回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催報告

    「夕なぎ」は自死でお子さんを喪った方限定で分かち合いを行っている自助グループです。  8月18日(日)柏市文化交流施設パレット柏にて第六回『自死遺族の集い 夕…

  • 第六回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    七月からの猛暑日と熱帯夜で、疲れがたまってここのところ自宅に引きこもりがちになっています。 近くのスーパーへ買い物に行くのにも外に出る一歩を躊躇してしまい、か…

  • 素敵なことがあなたを待っている

    素敵なことなんてないと思っていたけれど 息子も私も一緒に頑張って生きていたと思えることも 生きている世界は違っても心は繋がっていると思えることも きっといつか…

  • 十年が過ぎて

    十年目の命日を迎えました。 瞬時に起こった出来事によって、生と死を見つめつつ生きてきた十年間でした。 当初、孤独と絶望、嵐のような激情の渦に飲み込まれて生きる…

  • 七月は

    あの年の今頃、息子はもう入院していて自宅には居ませんでした。 私は、何年かに一度開催する仕事のイベントが終わったところで、約二十日ほどの休暇を取っている最中。…

  • 第五回『夕なぎ』分かち合い開催報告

    6月16日(日)柏市文化交流施設パレット柏にて第五回『自死遺族の集い 夕なぎ』の分かち合いを開催いたしました。 参加してくださった方は9名 分かち合いでのルー…

  • ブログ 永遠の眠りと 第五回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    最近脳裏に浮かぶようになった映像。 それは永遠の眠りについた柩のなかの息子の顔。 頭部以外は損傷が激しいらしく白い布団が掛けられていて、額には包帯が巻かれてい…

  • 友人からの電話

    十五年ぶりに中学校時代の友人から電話がありました。 彼女は遠方に暮らしているけれど、実家は私が住んでいる市内にあります。 電話は、昨年彼女のお母様が他界されて…

  • 部屋

    そこに居ないときには開けておくのが習慣だったから、息子の部屋のドアは今も開け放してある。 冬の間は換気をする必要がないので、閉めたままの窓。 エアコンも使わな…

  • 引き留めるもの

    息子を喪ってから何を考えていたか。茫漠とした悲しみのなか、それは直ちにこの世を去ることではなかった。 一人になった身だからこそ始末しておかなければならないこと…

  • 母の想い

    十人程で執り行った息子の葬儀には皆、濃紺やグレーの服装で参列しました。 私の母が「孫(息子の名前)の葬儀に黒い服は着たくない」と言ったからです。 何事につけ古…

  • 衝撃のあとに

    ドラマチックな人生など望んでいなかったのにとてつもない衝撃は突然やってくるのだとあのとき知った。 息子が自ら命を絶ってしまったのだ。 多少の起伏はあったものの…

  • 【複製】第四回『夕なぎ』分かち合い開催報告

    2024年4月14日(日) あと少しで夏日に届くくらいまで気温が上がった春の日。 柏市文化・交流複合施設「パレット柏」にて第四回『自死遺族の集い 夕なぎ』の分…

  • 第四回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    新しい年度が始まって、いよいよ春本番というところですね。 駅を通ると、定期券売り場には連日長蛇の列が。 今年は随分混んでいるなと思ったのですが、昨年まではコロ…

  • 最後の言葉

    「お母さんはやさしいんだね」と息子は電話で言いました。最後の言葉でした。 亡くなる三日前の夕方、仕事を終えて庭木の手入れをしている最中。入院中の息子から電話が…

  • 言えなかったこと

    七月がくると、息子がなくなって十年になります。 息子が亡くなったことを知っているのは、ごく限られた身内と、たった一人の、息子の親友だけです。 ほとんどの人には…

  • 本心

    服薬中にもかかわらず飲酒した息子は昏睡状態に陥ってしまい集中治療室に運び込まれた。 ベッドに横たわっている別人のような息子。 医師からは「これ以上眠り続けると…

  • ロンドンデリーの歌

    ロンドンデリーの歌(Londondery Air)は様々な歌詞によって歌われるアイルランドの民謡で、ダニーボーイ(Danny Boy)のタイトルで有名です。 …

  • 考えさせられた言葉とご縁

    まだ読み始めたばかりなので題名は差し控えますが、ある犯罪被害者遺族の方が書かれた本のなかに、とても考えさせられる一文がありました。 それは精神科医の「ありのま…

  • 第三回『夕なぎ』分かち合い開催報告

    2024年2月11日(日) 日差しに僅かばかりの春を感じる日曜日。 柏市文化・交流複合施「パレット柏」にて第三回『自死遺族の集い 夕なぎ』の分かち合いを開催し…

  • 第三回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    ゆうべは雪。立春を過ぎてから降る雪を 春の雪 と称するようですが、昨日の夜は雷も伴って 春の雪 と呼ぶにはいささか激しい降り方でした。 寒がりの私は、「靴下に…

  • 思い出レスキュー

    「思い出レスキュー」に修理・補正サービスを依頼していた息子の写真、受け取りにいってきました。 何を思ったのか息子が破いて折り曲げてしまった19歳の時の写真。ど…

  • 後悔。

    何の前触れもなく、心の奥底の一点に向かって吸い込まれてゆくような悲しみの感情と共に、息子のことが脳裏に浮かぶことがあって、短い時間ではあるものの、思いは深い。…

  • 日記

    リビングの本棚を整理しました。 本ばかりではなく、人間ドックの結果や町会名簿、その他沢山のファイルが並んでいる棚。 仕切りを隔てて隣には、郵便物や冊子、ノート…

  • 呼吸器内科へ

    先週の金曜日は通院の日でした。 気管支拡張症と非結核性抗酸菌症(肺NTM症)で三ヶ月に一度呼吸器内科を受診しています。 明らかな症状が現れたのは、息子が亡くな…

  • 新しい年のご挨拶

    新しい年が始まりました。 年明け早々、大きな地震があり、甚大な被害が明らかになってきているようです。自宅でも揺れを感じ、日本海側から数秒で関東地方まで伝わる速…

  • 冬に咲いたタツナミソウ

    玄関を出たところに、大好きな花、白いタツナミソウが一本だけ咲いています。タツナミソウは本来、春から初夏にかけて咲く多年草で、冬に咲くのは始めてです。しかも、群…

  • 自分を責め続けた日々

    ずいぶん長い間,、自責の念に苛まれていた。 当初、事の次第を知らせたごく近しい親類十人程で執り行った葬儀の際、私に責任の所在を問う者はなかった。 父親代わりの…

  • 第二回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催報告

    2023年12月10日(日) 12月とは思えないような暖かな陽気のなか柏市文化・交流複合施設「パレット柏」にて第二回「自死遺族の集い 夕なぎ」を開催いたしまし…

  • 第二回『自死遺族の集い 夕なぎ』開催のお知らせ

    長く続いた猛暑の夏から、秋を飛び越して、あっという間に冬が到来しました。 街はクリスマス一色。きらびやかなイルミネーションに彩られ、うきうきした様子の人々で溢…

  • しぐさ

    あの日のことは思い出したくない ときには それ以前も それ以後も 思い出したくない頭の中をカラッポにしたくなる でも 息子のことは忘れたくない息子を忘れること…

  • 親友くんからのメール

    君の親友くんが送ってくれたメール。 君との思い出の場所に行ってきましたって写真が添付してある。君も親友くんも好きだった、のどかな風景。阿字ヶ浦の海、静かに佇む…

  • なにかの拍子にふと思い出してしまういまだに行けない駅がある。 息子は、最寄りの駅から旅立ってしまった。 三ヶ月が過ぎようとするころ、思いきって行ってみようと思…

  • 母子手帳

    ずっと引き出しに眠っていた母子手帳。見るのは何年振りでしょう。  期せずして授かった子供です。嬉しさでいっぱいでした。 エコー写真はそら豆のようでこれが人間に…

  • カルテ

    心の病を治療するなか、息子は亡くなりました。大学四年生、二十三歳でした。 診察室に家族も同伴できる病院。一緒に通った五年間。 当初、何か月かで治癒すると思って…

  • ローズマリー

    うす紫色の小さな花をつけた花壇のローズマリー ローズマリーの花言葉は数多くあり、その中でもよく知られているのが「変わらぬ愛」「思い出」「追憶」そして「あなたは…

  • 開催報告 第一回『自死遺族の集い 夕なぎ』

    猛暑から、あっという間に秋雨の候になり、季節の移ろいのはやさに驚くばかりです。 10月8日、パレット柏にて第一回「自死遺族の集い 夕なぎ」を開催いたしました。…

  • 第一回『自死遺族の集い 夕なぎ』 開催のお知らせ

    夏が終わり、秋の涼しさを感じる頃になりました。ここ数日のうちに、気温がかなり下がる予報もでています。急激に季節が移り変わるのでしょうか。  第一回『自死遺族の…

  • 逢いたい

    たまらなく逢いたくなることがあります。 目に浮かぶのは 陽気で溌溂とした笑顔。生き生きと輝きに満ちた姿。 手に触れることもできました。声を聴くこともできました…

  • 私にとって「分かち合い」は

    子どもがこの世を去ったその日から、一人でいます。 翌々日には葬儀、その次の日からは仕事をせざるを得ない状況でした。どんな日常を送っていたのか、残っている記憶は…

  • あの頃と今と

    あの子が高校生だった頃、約束もしていないのに時々駅で待ちました. 学校での課外活動がない日は、降車駅まで真っ直ぐ帰ってくることが多かったので、時間の目安がつけ…

  • あの日のこと

    あの日、警察から電話がありました。たちの悪いいたずらのような内容。信じられなかった。 でも、事実でした。 到底自分の身に起こったとはとは思えない電話を受けたの…

  • 買い換えました

    子どもの、寝具カバー一式買い換えました。使っている頃のままにしていたら、シミが出てきてしまって。 あの子の部屋の時は止まったままだけれど、実際の時間は刻まれて…

  • 集いの名前 夕なぎと 宇多田ヒカルさんの「夕凪」

    夕なぎ昼の海風から、夜の陸風へと風向きが変わる夕方に、無風になる時間のことを夕なぎと呼びます。 夕なぎの海は、静かで穏やかです。 遺族の集いに足を運んでくださ…

  • はじめまして

    「自死遺族の集い 夕凪」のブログに訪問していただきありがとうございます。 「自死遺族の集い 夕凪」は千葉県柏市で、自死でお子さんを喪った方を対象に、当事者だけ…

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自死遺族の集い 夕なぎ
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