こんにちは。みちです。 11月アメンバー様募集を開始致します。 当ブログ小説は、基本的には繊細なユノさんがチャンミンさんと二人で幸せを見出すのを見守って頂く…
こんばんは。みちです。 今日20時からは「割れて砕けて裂けて散る」を公開予定です。なにやらものものしいタイトルどおり、途中の内容も重いです。 が、ラストは大…
「小さい嘘」をお読み頂き、ありがとうございました。 前作「電車は進むよどこまでも」の公開後に、急に降ってきた話でした。 小編「電車は進むよどこまでも」は、以…
こんばんは。みちです。 「ひばりが丘の二人ーあなたがいいー」をお読み頂きありがとうございました。「二人が乗り越えてきた道」とはいえ、つらい部分もあり、お気持…
こんばんは。みちです。 本日は突然の小編読み切り「電車は進むよどこまでも」でした。 明日からは、「ひばりが丘の二人ーあなたがいいー」を公開予定です。 時は少…
「Hot Hot Hot 秋深き」をお読み頂き、ありがとうございました。 個人的には、「脱出」でささくれ立っていた気持ちの整理にしたのですが、コメントを拝見…
こんばんは。みちです。本日は度々失礼しております。 「脱出」からの気持ちの転換に、明日からは「Hot Hot Hot 秋深き」を公開予定です。 前回の「Ho…
【念のためのご確認】アメンバー様承認にあたっての「コメント記入」について
こんばんは。みちです。 アメンバー申請頂きました、頂いている方々、ありがとうございます アメンバー承認にあたり、一部の方に念のため確認頂きたい事項があります…
「ブログリーダー」を活用して、みちさんをフォローしませんか?
こんばんは。みちです。 遅くなりましたが、5月アメンバー様募集を開始致します。 当ブログ小説は、基本的には繊細なユノさんがチャンミンさんと二人で幸せを見出す…
当サイト「降ってきた話」掲載小説(掲載予定含む)のご紹介です。随時更新しています。(前回の目次更新時以降に公開したものには、NEW!と記載しています)なお、…
こんばんは。みちです。 2023年4月19日深夜に開設した当ブログ「降ってきた話」も、ありがたいことに昨日で1年が過ぎました。 アメンバーの皆さま、お読み頂…
こんばんは。みちです。いつも「降ってきた話」をお読み頂きありがとうございます。 突然で恐縮ですが、1週間アメンバー様を募集します。 単純に脳内に降ってきた話を…
ユノはオペラ座を退団となった。幻のエトワールと散々惜しまれたが、ユノ自身は淡々と手続きを進めたようだった。 母校のアカデミーに補助教員として雇ってもらえる…
ユノが最終列車でもリヨン駅に来なかったあの晩、僕が掛け続けた電話は深夜になってつながり、出たのはパリの病院関係者だった。 ユノは事故に巻き込まれて意識不明の重…
アカデミーの1級上で、同じ縦割りグループだったウニョクヒョンは、アカデミー卒業後アメリカのニューヨークシティバレエ団に所属した。そのウニョクヒョンが、カンパニ…
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーは厳格な序列社会で、一握りのスターダンサーである最高位エトワールから、プルミエダンスーズ、スジェ、コリフェ、カドリーユの五つの…
その頃ユノは寮を出てパリのアパルトマンを借り始めた。エレベーターもないような古くて安い屋根裏部屋だった。 僕も、音楽院の夏休みは韓国へも帰省せずに、その部屋へ…
ユノヒョンがいなくなった後のアカデミーはまるで別世界のようで、今まで自分が冷静沈着で強い人間でいられたのはユノヒョンが隣にいたからだということを思い知らされた…
ユノヒョンは、最終学年の秋、卒業後の進路としてパリ・オペラ座バレエ団への入団が内定した。 ロシア、イギリス、ドイツ、フランスなど、各国の名だたるバレエ団からオ…
僕は使わなかった小遣いがある程度貯まっていたので、それで雰囲気の悪くないホテルを予約した。小旅行に誘うとユノヒョンはちょっと戸惑ったような表情を見せたが、一緒…
その頃、僕の家族は父の仕事の関係で、年の半分はアメリカに滞在していた。 週末に帰省と称して、誰もいなくて寂しいからとユノヒョンに懇願し、留守の実家に二人で帰る…
ユノヒョンはその夜、何も言わなかった。でも、ユノヒョンが何か受け止めようとしていることはよく分かった。 「チャンミン」 三日後の晩、ベッドに入ってすぐにユノヒ…
「この間、なんで一人になりたかったんですか?」 数日後の夜、ベッドで寝返りを打つユノヒョンに僕は単刀直入に切り出した。 ユノヒョンは毛布に伸ばした手を止めた。…
ある日、女子部との合唱練習の日に、同じ学年の女子から20通ぐらいの手紙の束を渡された。 「だからユノヒョンは今はその気ないって、いつも返信してるって言ってるよ…
翌15歳の夏、僕が夏期練習の間の週末に実家に戻ると、幼馴染のユナが来ていた。ユナは家族ぐるみで近しい間柄で同い年。幼稚園、小学校も、僕がアカデミーに入るまで同…
このアカデミーには男子部と女子部があったが、普段は全くと言っていいほど交流はなかった。 声楽科であれば発表会用の混声合唱、舞踊科であれば年に数回のデュエットの…
僕は座学、実技ともにがむしゃらに頑張り、その年も、その翌年の発表会でもソロ演目を担当し、4年生になると大部屋から抜け、卒業したシンドニヒョンと入れ代わるかたち…
翌年、4年生になったユノヒョンは、3年次の成績が学年1番だったので、二人部屋に移った。 4年生以上の成績優秀者は各寮で舎監という立場に就き、優秀者同士の二人部…
秋の発表会当日、控え部屋で緊張して震えている僕のところに、舞台衣装に着替えたチョン・ユンホがフラッと現れた。 黒髪を綺麗に撫で付けて金色のベストを着た彼は本物…
年に1回行われるアカデミーの発表会は、実際は公演と呼ぶに相応しい内容で有名だった。 生徒総出で行われるが、ソロなどの重要なパートは成績優秀者のみしか与えられな…