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映画を観るだけで、いい映画だった、いまいちな映画だったと感じるだけではもったいないと考え、このブログに映画の感想を書いていくことにしました。

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2023/04/01

  • チョコレート 洋画 2001年 113分 ☆☆☆

    <映画の感想>人種差別、死刑執行、自殺、交通事故といった重いテーマを重く扱っている作品です。 この作品の113分の中で、いろいろなことが起こり、息がつけません。 ハル・ベリーの激しい性描写には驚きました。 映画でこんなにすごい絡みを省略せずに表現しているのには何か意味があるのでしょうね。 <キーワード>2001年アカデミー主演女優賞 2002年銀熊賞 ハル・ベリー ピーター・ボイル マーク・フォースター <鑑賞の記録>04-20 チョコレート [DVD] ハル・ベリー Amazon チョコレート(字幕版) ビリー・ボブ・ソーントン Amazon ランキング参加中映画

  • ホタル 邦画 2001年 114分 ☆☆☆

    <映画の感想>知覧の特攻基地から飛び立った若者がホタルになって帰ってきたという話を元に作られた作品です。 実際に知覧の平和記念館に行ったときにこの話を聴き、興味を持ったことからDVDを借りて観ました。 重いテーマですが、日本人として忘れるべきではないことなので、一度は観てもらいたいです。 <キーワード>太平洋戦争中の鹿児島、特攻、人工透析、婚約高倉健 田中裕子 降旗康男 <鑑賞の記録>04-19 ホタル [Blu-ray] 高倉健 Amazon ホタル 高倉健 Amazon 文庫 ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子 (草思社文庫) 作者:赤羽礼子 石井宏 草思社 Amazon ランキング参加…

  • ティアーズ・オブ・ザ・サン 洋画 2003年 118分 ☆☆

    <映画の感想>アクション作品としては、そこそこ評価できます。 戦争映画ではなかなか取り上げられることのないナイジェリアを舞台にしているところもよかったと思います。 キャストも豪華です。 ただ、また観たいかと言われると、それほどでもないかなという作品です。 <キーワード>ブルース・ウィルス モニカ・ベルッチ アントワーン・フークア <鑑賞の記録>04-18 ティアーズ・オブ・ザ・サン [Blu-ray] ブルース・ウィリス Amazon ティアーズ・オブ・ザ・サン コレクターズ・エディション [DVD] ブルース・ウィリス Amazon ランキング参加中映画

  • 銀河鉄道の父 邦画 2023年 128分 ☆☆☆☆

    この記事にはネタバレが含まれていますので、ネタバレなしで映画を観たい方は、映画を観た後にこの記事を見ることをおすすめします。 <映画の感想>この映画は、「銀河鉄道の夜」を書いた宮沢賢治の父の話で、直木賞を受賞した原作を映画化したものです。 宮沢賢治に関する筆者の知識は、映画「幕が上がる」で出てきた演劇の場面と学生時代に学んだ「雨ニモマケズ」くらいだったため、この映画を観て、多くの気づきがありました。 まず、印象的だったのが、家と家業の存続を最優先に考える宮沢賢治の父である宮沢政次郎と自分のやりたいことを優先させる宮沢賢治の考え方の違いです。 民法の家制度や家督相続制度がなくなり、個人の尊重が何…

  • ミスティック・リバー 洋画 2003年 138分 ☆☆☆

    <映画の感想>豪華なキャストに惹かれて観ました。 ストーリーも悪くなかったと思います。 ただ、両手を挙げて絶賛するほどの作品かと言われると、悩ましいところです。 もっとも、観ないでよいかと聞かれれば、観た方がよいと答えます。 <キーワード>2003年アカデミー主演男優賞 助演男優賞 ショーン・ペン ティム・ロビンス クリント・イーストウッド <鑑賞の記録>04-17 ミスティック・リバー [Blu-ray] ショーン・ペン Amazon ミスティック・リバー (字幕版) ショーン・ペン Amazon ミスティック・リバー (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:デニス ルヘイン 早川書房 Amazo…

  • パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち 洋画 2003年 143分 ☆☆☆

    <映画の感想>スケールの大きな話で楽しめました。ジョニー・デップがいいですね。 また、「He's a pirate」の音楽が好きで、サントラを借りて何度も聴いています。聴くだけでわくわくしてくるのは、私だけではないと思います。 <キーワード>ジョニー・デップ オーランド・ブルーム ゴア・ヴァービンスキー <鑑賞の記録>04-16 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(期間限定) [Blu-ray] ジョニー・デップ Amazon パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (字幕版) ジョニー・デップ Amazon ランキング参加中映画

  • あずみ 邦画 2003年 142分 ☆☆

    <映画の感想>派手なアクションを見てすっきりしたい気分だったので、この作品を選びました。カメラワークがうまく、期待通りでした。 こういう作品は、ストーリーはあまり気にせず、アクションを楽しむのがいいですね。 <キーワード>上戸彩 原田芳雄 北村龍平 <鑑賞の記録>04-15 あずみ デラックス・エディション [DVD] 上戸彩 Amazon AZUMI-あずみ-(1) (ビッグコミックス) 作者:小山ゆう 小学館 Amazon ランキング参加中映画

  • となりのトトロ 邦画 1988年 88分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>ジブリ作品の名作です。 トトロを見るだけで元気になれます。まったりほのぼのとしたあの雰囲気に癒されること間違いなしです。 筆者の部屋にもどんぐり共和国で買ったトトロがいて、日々癒されています。 ストーリーもいいですが、「さんぽ」の歌や「The Wind Forest」の音楽もいいですね。 毎年のように日テレで放送されているので、筆者のブルーレイレコーダーとナスネには、いずれにも録画してあります。 となりのトトロと同時上映されていた「火垂るの墓」の放送もして欲しいところですが、刺激が強いから今の地上波での放送は難しいのでしょうか。 なお、筆者のジブリ映画ランキングは、5位「コクリコ…

  • ウインドトーカーズ 洋画 2002年 134分 ☆☆☆

    <映画の感想>第二次世界大戦で激しい戦場となったガダルカナル島が舞台となっています。 戦闘シーンはアクション映画として観る分にはいいのですが、やはり日本人が殺されるのは見ていて気分のいいものではないですね。 この作品には派手さだけを求めて、感動は求めていなかったので、その範囲では楽しめました。 <キーワード>ナバホ族、通信兵、ガダルカナル、太平洋戦争ニコラス・ケイジ アダム・ビーチ ジョン・ウー <鑑賞の記録>04-13 ウインドトーカーズ 特別編 [DVD] ニコラス・ケイジ Amazon ランキング参加中映画

  • 東京物語 邦画 1953年 136分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>日本映画を代表する小津監督の傑作という評判と原節子が見たくて、借りてきました。 古い映画だけに画質、音質はよいとはいえませんが、デジタルリマスター修復版とのことなので、当時よりはましなのでしょう。 この作品では戦後の古きよき日本が非常にうまく描かれています。また、戦後の町並みや生活が秀逸なカメラワークと間で表現されており、ハリウッド映画のように事件が起こったり、派手なアクションがあったりはしませんが、心に訴えるものがあるような気がします。 たまには、こういう映画を見るというのもいいものです。 <キーワード>尾道、大阪、熱海、東京、電報、うちわ、次男の嫁、若く潔癖な末娘、本音と建前…

  • 真実の行方 洋画 1996年 131分 ☆☆

    <映画の感想> 法廷サスペンスものが無性に見たくなり深く考えずに借りてきました。 この種の映画によくある、二転三転する展開を書いてしまうと面白さが激減するので、ここでは内容には触れません。 被告人役のエドワード・ノートン(1996年アカデミー助演男優賞ノミネート)の演技は一見の価値があります。 <キーワード>シカゴ、大司教、「ときどき記憶がなくなる」、プロボノ活動リチャード・ギア エドワード・ノートン グレゴリー・ホブリット <鑑賞の記録>04-11 真実の行方 [Blu-ray] リチャード・ギア Amazon 真実の行方 (字幕版) リチャード・ギア Amazon ランキング参加中映画

  • カサブランカ 洋画 1942年 103分 ☆☆☆

    <映画の感想>第二次世界大戦中に作られたということもあり、戦時色が強いです。ドイツ兵が歌い始めたら、フランス国歌でそれを遮る場面などもあります。1942年というと、まだドイツが優勢だったころですね。 ストーリーがとても練られているおり、歴史に残る作品というのも素直にうなずけます。 ラストシーンの名言を聞いた時には感動しました。 戦後に日本で公開された際に、こんなすごい映画を作れる国と戦争しても勝てないはずだという感想であふれたという話を何かの本で読んだのを思い出しました。 <キーワード>「君の瞳に乾杯」、as time goes by、フランス領モロッコ1943年アカデミー作品賞 監督賞 脚色…

  • 12人の優しい日本人 邦画 1991年 116分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>名作「十二人の怒れる男」の日本版です。パロディということで、内容はあまり期待せず観たのですが、とても楽しめました。 この作品では有罪か無罪かのみを決める陪審員制度の下で議論がなされています。殺意の有無、正当防衛の成否などが話し合いの中で二転三転し、結論に至るまでの過程がうまく表現されています。 日本人らしさがところどころに表れていて面白いです。 日本で行われている裁判員制度では、有罪無罪のみならず量刑まで一般人である裁判員が裁判官とともに評議をして決めることになります。感情や偏見に流されず論理的に考えることが求められる裁判員の重責を知るのによい一本だと思います。 <キーワード>ジ…

  • アミスタッド 洋画 1997年 155分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>アフリカから拉致された黒人が起こした事件(実際にあった史実)に絡み、奴隷制度、自由について考えさせられる作品です。 冒頭の反乱場面、奴隷船での残虐場面とショッキングな映像が多く、目が離せませんでした(かなりリアルです)。 中盤の弁護士ボールドウィン(マシュー・マコノヒー)の活躍もよいのですが、ジョン・クインシー・アダムズ(アンソニー・ホプキンス)の法廷での演説はそれをはるかに上回る素晴らしいものでした。 法廷のシーンで感動したいなら、まずこの作品をおすすめします。 <キーワード>人間とは何か、「自由は人が持つ 生まれながらの権利」、奴隷は物か人か、司法制度モーガン・フリーマン マ…

  • たそがれ清兵衛 邦画 2002年 129分 ☆☆☆

    <映画の感想> 日本アカデミー賞総なめ、アカデミー外国語映画賞ノミネートと評判がよかったことから迷わず観ました。 ただ、「七人の侍」のようなアクションや「壬生義士伝」のような感動を期待していた筆者としてはちょっと拍子抜けしました。 清兵衛の一生を描くなら、戊辰戦争での最期まで描いて欲しいと思いました。 多くの人が評価しているなかで、あまり肯定的に書かないのはどうかと思いますが、観る前の期待が強すぎたのかもしれません。宮沢りえの演技はとてもよかったです。 <キーワード>侍、下級武士、庄内、酒乱の夫、認知症の母真田弘之 宮沢りえ 山田洋次 <鑑賞の記録>04-07 たそがれ清兵衛 [Blu-ray…

  • ラストエンペラー 洋画 1987年 163分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>清朝最後の皇帝溥儀の人生を描いた作品です。壮大なスケールと場面展開には驚かされます。 映画を観ていて、栄枯盛衰という言葉が頭の中に浮かびました。 日本からは坂本龍一が音楽だけでなく、甘粕正彦役でも出演もしているのですね。史実とは異なる場面もあると思いますが、あの時代を知るのにはよいのではないでしょうか。 なお、この作品には、オリジナル全長版というのもあるようですね。 機会があれば、観てみたいところです。 <キーワード>故宮、3歳で皇帝、終戦、文化大革命1987年アカデミー作品賞 監督賞 脚色賞 撮影賞 作曲賞 美術監督賞 美術装置賞 衣装デザイン賞 編集賞 録音賞 ジョン・ローン…

  • ジョンQ 最後の決断 洋画 2002年 116分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>保険と医療について考えさせられる作品です。医師が究極の選択を迫られる場面があり、これについては多くの人の意見を聞いてみたいと思いました。 ファーストシーンは最初は何を言いたいのかわかりませんでしたが、これはラストへの布石だったのですね。こういう凝った作りは、個人的にとても好きです。 セリフやデンゼル・ワシントンの演技もよかったです。 <キーワード>心臓移植、医療保険の限界、病院ジャック、究極の選択デンゼル・ワシントン ジェームズ・ウッズ ニック・カサヴェテス <鑑賞の記録>04-05 ジョンQ -最後の決断- [DVD] デンゼル・ワシントン Amazon ジョンQ ―最後の決断…

  • ブリジット・ジョーンズの日記 洋画 2001年 97分 ☆☆

    <映画の感想>ヒュー・グラントに惹かれて観ました。 30代、未婚、子なしというブリジット・ジョーンズの日常を描いた作品です。 ヒュー・グラントが実は3枚目の役だったということが後半でわかり、面白かったです。 <キーワード>結婚、恋愛、ダイエット、弁護士レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント シャロン・マグアイア <鑑賞の記録>04-04 ブリジット・ジョーンズの日記 [Blu-ray] レネー・ゼルウィガー Amazon ブリジット・ジョーンズの日記(字幕版) レニー・ゼルウィガー Amazon ランキング参加中映画

  • キューティー・ブロンド ハッピーMAX 洋画 2003年 95分 ☆☆☆

    <映画の感想>邦題は何か安っぽいですが、原題は「LEGALLY BLONDE 2」と一目で続編とわかるタイトルになっています。 ハーバード・ロースクールを卒業し、弁護士になったエル(リース・ウィザースプーン)がワシントンで法案成立に向けて奮闘するさまが描かれています。 前作がとても面白かったので期待していたのですが、正直なところがっかりしました。 法律と政治に関する話で最後の演説で感動させようとしているのでしょうけど、それも不発でした。ただ、ファッションメインのコメディとしてなら面白いのかもしれません。 2作目が1作目を超えるのって本当に難しいのですね。 <キーワード>ブルーザー法案、動物実験…

  • エリン・ブロコビッチ 洋画 2000年 131分 ☆☆☆

    <映画の感想> 6価クロムによる公害を立証し、史上最高額の賠償金を得たエリン・ブロコビッチさんの実話をもとにした作品です。 ジュリア・ロバーツのパワフルな演技はとてもよかったです。下品な言葉遣いとのギャップも新鮮でした。 また、DVDならではの未公開映像も楽しめました(本物のエリン・ブロコビッチさんのインタビューもあります。)。 観終わってから、この作品がアカデミー主演女優賞を受賞していたと知り、納得しました。 <キーワード>調停、環境問題、裁判は時間がかかる、シングルマザー2003年アカデミー主演女優賞 ジュリア・ロバーツ アルバート・フィニー スティーブン・ソダーバーグ <鑑賞の記録>04…

  • ゴースト・オブ・ミシシッピー 洋画 1996年 130分 ☆☆

    <映画の感想>実話をもとにして作られたという作品です。 大きな流れは、「評決のとき」に似ているような気がしました。 「評決のとき」は、黒人が白人を殺して弁護士が無罪を主張しました。それに対し、本作品は、白人が黒人を殺し検察官が有罪を主張しました。 驚いたのは事件後30年経っているにもかかわらず、訴追できるという点です。 アメリカの法律が勉強したくなりますね。 <キーワード>人種差別、陪審裁判アレック・ボールドウィン ウーピー・ゴールドバーグ ロブ・ライナー <鑑賞の記録>02-17 ゴースト・オブ・ミシシッピー(字幕版) アレック・ボールドウィン Amazon ランキング参加中映画

  • フィラデルフィア 洋画 1993年 125分 ☆☆☆

    <映画の感想>友達の一押し映画だったので、優先的に見ました。 この映画でトム・ハンクスがアカデミー賞の主演男優賞を取ったというだけあって彼の演技は素晴らしいものでした。 アンドリュー・ベケット(トム)のライバルだったジョー・ミラー(デンゼル)の心の変化に着目して観るとよいと思います。 <キーワード>不当解雇、エイズ、偏見 1993年アカデミー主演男優賞 主題歌賞 1994年ベルリン国際映画祭男優賞トム・ハンクス デンゼル・ワシントン ジョナサン・デミ <鑑賞の記録>02-16 フィラデルフィア [Blu-ray] トム・ハンクス Amazon フィラデルフィア (1枚組) [DVD] トム・ハ…

  • マイノリティリポート 洋画 2002年 145分 ☆☆☆

    <映画の感想> 近未来ものはあまり好きではなかったのですが、評判がよかったので、観ることにしました。 個人的には「ジャスティス」にも出ていたコリン・ファレルの演技を楽しみにしていました。 感動したところは被疑者への権利告知の場面(内容に触れずに書いているので詳しくは作品をご覧下さい。)です。 <キーワード>プリコグ、予知、プライバシー、適正手続トム・クルーズ コリン・ファレル スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録>02-15 マイノリティ・リポート [Blu-ray] トム・クルーズ Amazon マイノリティ・リポート (字幕版) トム クルーズ Amazon ランキング参加中映画

  • ジャスティス 洋画 2001年 125分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>観る映画の予備知識はできるだけ入れないようにしているため、最初のほうは展開がよくわからず苦労しましたが、最後のほうで前後がつながり、非常に面白かったです。 多くの命を救うためにひとつの命を犠牲にすることが正当化されるのかという命題について非常に考えさせられるよい映画だと思います。 正論を唱えるロースクールの学生トミー・ハート(コリン・ファレル)の苦悩がよくわかります。 <キーワード>第二次世界大戦、ドイツ、捕虜収容所、軍事法廷ブルーズ・ウィルス コリン・ファレル グレゴリー・ホブリット <鑑賞の記録>02-14 ジャスティス Blu-ray ブルース・ウィリス Amazon ジャ…

  • 千と千尋の神隠し 邦画 2001年 125分 ☆☆☆

    <映画の感想> ネットの感想で、この作品は全体的に赤っぽいと聞いていたのですが、それほど気になりませんでした。 内容は典型的なアメリカ映画とは違い、一度見ただけではよくわからないような気がします。 2回目に観た際に、追記したいと思います。 <キーワード>2002年アカデミー長編アニメ賞 ベルリン国際映画祭金熊賞柊瑠美 夏木マリ 宮崎駿 <鑑賞の記録>02-13 千と千尋の神隠し [Blu-ray] ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 Amazon 千と千尋の神隠し [DVD] ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 Amazon 舞台「千と千尋の神隠し」(千尋役:上白石萌音)≪帝国劇場公演…

  • 私は貝になりたい 邦画 1959年 113分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想>以前、所ジョージ主演の「私は貝になりたい」をテレビで観て強い衝撃を受けました(1994年のリメイク版 私は貝になりたい(1994年版)|ドラマ・時代劇|TBSチャンネル - TBS)。 その後、加藤哲太郎氏の「私は貝になりたい」を読んで、この映画を観てみたいとずっと思っていました。 ネットでの評価も非常に高く、日本映画のすばらしさを実感する作品です。 最後の死刑執行の場面の直前で終わるところが、「デッドマン・ウォーキング」や「グリーンマイル」のような米国作品と異なるところだと思います。 最期まで映さなくて十分すぎるほど伝えたいことが伝わってきます。 <キーワード>フランキー・堺 …

  • マジェスティック 洋画 2001年 153分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>この「マジェスティック」は「ショーシャンクの空へ」、「グリーンマイル」に続くフランク・ダラボン監督の三作目の作品で、前二作品とも素晴らしかったので、観ることにしました。 前二作のような衝撃はありませんでしたが、心の奥にグッと来るものがあったように思います。特に最後のルークの演説では憲法の理念というか信念のようなものが表れていて感動しました。 <キーワード>ジム・キャリー マーティン・ランドー フランク・ダラボン <鑑賞の記録>02-11 マジェスティック [Blu-ray] ジム・キャリー Amazon マジェスティック (字幕版) ジム・キャリー Amazon ランキング参加中…

  • マディソン郡の橋 洋画 1995年 135分 ☆☆☆

    <映画の感想> ネットでの評価はそれほど高くなかったので、あまり期待せずに観ましたが、いい映画なのではないでしょうか。 特に最後の雨のシーンは感動しました。こういう恋もあるんですね。 続編はそれほど話題になりませんでしたね。 <キーワード>クリント・イーストウッド メリル・ストリープ クリント・イーストウッド <鑑賞の記録>02-10 マディソン郡の橋 [Blu-ray] クリント・イーストウッド Amazon マディソン郡の橋(字幕版) クリント・イーストウッド Amazon ランキング参加中映画

  • ショーシャンクの空に 洋画 1994年 143分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想>劇場ではあまり評価されなかったものの、ビデオ化後に有名になった名作です。 このあとはこうなるんだろうなという予想を次々に裏切ってくれて、心地よく観られます。 多くを語るより観てもらったほうが早いので、これ以上書きません。 <キーワード>ティム・ロビンス モーガン・フリーマン フランク・ダラボン <鑑賞の記録>02-09 ショーシャンクの空に [Blu-ray] ティム・ロビンス Amazon ショーシャンクの空に(字幕版) ティム・ロビンス Amazon ショーシャンクの空に [DVD] ティム・ロビンス Amazon ランキング参加中映画

  • スタンド・バイ・ミー 洋画 1986年 85分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>冒険映画の名作です。 川のシーンでぞっとしたという印象が強く残っています。 テレビでも定期的に放送されているので、この作品を観る機会は多いと思います。 <キーワード>ウィル・ウィートン リヴァー・フェニックス ロブ・ライナー <鑑賞の記録>02-08 スタンド・バイ・ミー [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] ウィル・ウィートン Amazon スタンド・バイ・ミー (字幕版) ウィル・ウィートン Amazon ランキング参加中映画

  • 十二人の怒れる男 洋画 1957年 96分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 公開から60年以上経った現在でも色褪せていない名作です。モノクロである点もよい味を出しています。 一般市民が人を裁くことの難しさを知るのに最適な映画だと思います。また、陪審制度だけでなく、「偏見」についても考えさせられます。 なお、この映画を参考にした日本の作品として、「12人の優しい日本人」があります。これも面白いです。 <キーワード>陪審制度、死刑制度1957年ベルリン国際映画祭金熊賞 国際カトリック映画事務局賞ヘンリー・フォンダ リー・J・コッブ シドニー・ルメット <鑑賞の記録>02-07 十二人の怒れる男 [Blu-ray] ヘンリー・フォンダ Amazon 十二人の…

  • デッドマン・ウォーキング 洋画 1995年 123分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>死刑という重いテーマを正面から扱ったの映画です。非常に考えさせられます。ラストシーンでは思わず目を背けたくなりました。 <キーワード>死刑制度・・・「グリーンマイル」では死刑の執行方法が電気椅子だったのに対し、この映画では、注射によるものでした(ガス室もあるみたいです)。また、被害者の遺族(陪審員にも?)には死刑が公開されるというところに、アメリカのすごさを感じました。1995年アカデミー主演女優賞 1996年ベルリン国際映画祭男優賞スーザン・サランドン ショーン・ペン ティム・ロビンス <鑑賞の記録>02-06 デッドマン・ウォーキング [DVD] スーザン・サランドン Ama…

  • 夜と霧 洋画 1955年 32分 ☆☆☆

    <映画の感想>高校生の時に背伸びをしてフランクルの「夜と霧」を読んだことがありましたが、そのときは難しくて途中で断念しました。この作品はホロコーストについてのドキュメンタリーです。 この映像の前には沈黙しかないような気がします。時間は短いですが、中身は濃いと思います。歴史を直視することが必要だと感じました。 <キーワード>第二次世界大戦中のユダヤ人強制収容所 <鑑賞の記録>02-05 夜と霧 (字幕版) ミシェル・ブーケ Amazon 夜と霧 新版 作者:ヴィクトール・E・フランクル みすず書房 Amazon ランキング参加中映画

  • ユー・ガット・メール 洋画 1998年 119分 ☆☆

    <映画の感想> AOL(アメリカオンライン)のチャット(現在ならlineでしょうか)で出会い、メールの交換が始まる。いいですね。 AOLへの接続がダイヤルアップだったのが、印象的でした。科学技術の進歩は速いですね。 なかなか真実を告げないジョーフォックス(トム・ハンクス)がもどかしくてよかったです。 <キーワード>トム・ハンクス メグ・ライアン ノーラ・エフロン <鑑賞の記録>02-04 ユー・ガット・メール [Blu-ray] メグ・ライアン Amazon ユー・ガット・メール [DVD] トム・ハンクス Amazon ユー・ガット・メール (字幕版) トム・ハンクス Amazon ランキン…

  • レオン 洋画 1996年 133分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>映画を観て鳥肌が立つほど感動した最初の作品です。 最後の音楽が流れたところで泣きそうになりました。あまり書くと面白さが半減するので、興味のある方は作品を観てください。 <キーワード>ジャン・レノ ナタリー・ホートマン リュック・ベッソン <鑑賞の記録>02-03 レオン 完全版/オリジナル版 4K UHD+Blu-ray(4枚組) ジャン・レノ Amazon レオン 完全版 [Blu-ray] ジャン・レノ Amazon レオン 完全版 (字幕版) ジャン・レノ Amazon ランキング参加中映画

  • 立証責任 洋画 1991年 162分 ☆☆

    <映画の感想> アメリカでは、裁判官の権力が強く、裁判に協力しないと法廷侮辱罪に問われるのですね。これが職権主義(アメリカ)と当事者主義(日本)の違いなのでしょうね。 内容的には、最後のどんでん返しがよかったです。 法律の専門的な映画だからか、DVDやブルーレイでは発売されていないようです。 <キーワード>インサイダー取引ヘクタ・エリゾンド ブライアン・デネヒー マイク・ローブ <鑑賞の記録>02-02 立証責任 [VHS] ワーナー・ホーム・ビデオ Amazon ランキング参加中映画

  • タイタニック 洋画 1997年 195分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 船上でのさまざまな人間関係がこの作品を単なる恋愛映画ではなく、感動の名作にしていると思います。 音楽隊が最後まで演奏を続けていたシーンでは涙があふれてきました。 なお、沈没の瞬間に「息を吸って」とジャック(レオナルド・ディカプリオ)が言ったときに、ローズ(ケイト・ウィンスレット)とともに息を吸ったのは私だけではないと信じたいです。 <キーワード>婚約者、氷山、カルネアデスの板1997年アカデミー作品賞 監督賞 撮影賞 主題歌賞 音楽賞 美術賞 衣装デザイン賞 視覚効果賞 音響効果賞 音響賞 編集賞レオナルド・ディカプリオ ケイト・ウィンスレット ジェームズ・キャメロン <鑑賞の…

  • ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 洋画 2003年 203分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想>映画の続編の場合、あとになればなるほどつまらなくなるものですが、この作品は一度に撮影されたということもあって、次の公開が待ち遠しい数少ない作品でした。 何といってもスケールの大きさと音響のすばらしさには圧巻されました。映画館で観るなら大きいスクリーン、自宅で観るなら5.1chのスピーカー環境で観ないと心から楽しめないことでしょう。 ストーリーは、これまでの伏線も今作で回収され、うまくまとまっています。 これからこの作品を観るなら、時間が長くなりますが、エクステンデッド・エディションの方をお勧めします。 <映画館情報(当時)> 新宿ミラノ座(歌舞伎町) 1072席(新宿ミラノ座の跡…

  • ダンサー・イン・ザ・ダーク 洋画 2000年 140分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 凄い映画です。重いです。観る人によっては後味の悪さを感じる人もいるかもしれません。落ち込んでいるときに観るとますます落ち込むかもしれないので、気分のよい時に観ることをお薦めします。 ミュージカルのシーンがところどころにありますから、名作「サウンド・オブ・ミュージック」を観てから観るとさらに楽しめると思います。 私は映画を観るときは何の知識もない状態で観るとが好きなので、主演女優は名もなき女優だろうと思って観ていたのですが、後で調べるとビョーク(アーティスト)でした。観終わってからこういう発見があるというのもいいものです。 <キーワード>2000年カンヌ国際映画祭パルムドール 主…

  • マトリックス リローデッド 洋画 2003年 138分 ☆☆

    <映画の感想>何を言いたかったのかがよくわからないまま終わってしまいました。派手な戦闘シーンやカーチェイスを見せたかったのでしょうか。 1作目を観終わった時点では早く2作目が観たいと思いましたが、今回は3作目を今すぐ観たいというふうには思いませんでした。3作目の公開初日の興行収入が2作目を下回ったのもわかる気がします。 哲学の知識があると、この映画をよく理解できるとあるサイトに書いてありましたが、本当なのでしょうか。 <キーワード>キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーンアンディ&ラシーウォシャスキ <鑑賞の記録>03-40 マトリックス リローデッド [Blu-ray] キアヌ・リーブ…

  • ボウリング・フォー・コロンバイン 洋画 2002年 120分 ☆☆

    <映画の感想>この映画はたとえ上記のような賞を取っていなかったとしても観たことでしょう。なぜなら、タイトルにあるコロンバイン高校の事件についての新聞記事やニュースの記事を大学1年の英語の授業で山ほど読まされ、強く記憶に残っていたからです。 本作は銃の問題についてドキュメンタリー形式で進んでいきます。ネットなどでは、かなり好意的な意見が多いですが、個人的にはあまり好きではありません。 被害者を連れてこられて、本人&カメラの前で銃についての好意的な意見なんて言えるわけありませんよね。言えるという人がいたら、よほど信念の強い人でしょう。 <キーワード>2002年アカデミードキュメンタリー長編賞 20…

  • マトリックス 洋画 1999年 136分 ☆☆

    <映画の感想> 正直な感想は、SFものはやっぱり合わないなあ、です。CGの多用はお金がかかってそうだなあと思うばかりで・・・ 特典映像で弾丸をよけるシーンを撮るのに、かなり苦労していることを知ることができた点はよかったです。 <キーワード>1999年アカデミー視覚効果賞 音響効果賞 音響賞 編集賞 キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシャーバーンアンディ&ラリー・ウォシャウスキ <鑑賞の記録>03-38 マトリックス (字幕版) キアヌ・リーブス Amazon マトリックス(吹替版) キアヌ・リーブス Amazon ランキング参加中映画

  • ロード・トゥ・パーディション 洋画 2002年 119分 ☆☆☆

    <映画の感想>友達にぜひ観るべきと薦められ、観た作品です。ギャングの世界をよく知らなかったため、話についていくのに戸惑いましたが、単純化すれば、家族を殺されたマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)による復讐劇です。 トム・ハンクスは「フォレスト・ガンプ」で走っていたり、「ユー・ガット・メール」で有能な実業家をしてたり、という印象が強かったので、今回のマフィア役は観ていて少し違和感がありました。 ただ、父と息子の関係という点では興味深い作品です。また、ラストシーンははらはらします。そして、全体の展開が「レオン」に似ているような気がしないでもないです。 <キーワード>2002年アカデミー撮影賞 ト…

  • ビューティフル・マインド 洋画 2001年 134分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 本作品はゲーム理論を構築し、ノーベル経済学賞を受賞した天才数学者の話です。映画は予備知識なしで観るのがモットーである私は「ジョン・ナッシュ」って「ナッシュ均衡」のナッシュだったら面白いなと思っていたら本当にこのナッシュでした。 「ナッシュ均衡」とは自分一人だけ一方的に行動を変更してもなんら有利にならないということが、社会の全員について成立しているような社会状態のことで、大学の法哲学の講義で習った覚えがあります。 この映画を一言で言うと、「愛は勝つ」でしょうか。シックスセンスのような面白さもあります。 <キーワード>2001年アカデミー作品賞 助演女優賞 監督賞 脚色賞 ラッセル…

  • キューティー・ブロンド 洋画 2001年 96分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 本作はファッションやブロンドの髪を中心に宣伝されていますが、ロースクールでの教育や入学試験などについても触れられており、法律を学ぶ人にお薦めの映画です。 失恋をバネに猛勉強し、ハーバード・ロースクールに入学、その後裁判において能力を発揮していくという単純な話ですが、ところどころに笑いの要素があったりして、非常に楽しめます。 疲れているときに観ると、間違いなく元気になれます。 <キーワード>「人を信じること、自分を信じること」リース・ウィザースプーン ルーク・ウィルソン ロバート・ルケティック <鑑賞の記録>03-35 キューティ・ブロンド〈特別編〉 [DVD] リーズ・ウィザー…

  • シカゴ 洋画 2002年 113分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> ミュージカルを映画化した作品は本当に名作が多いですね。ミュージカルの舞台を意識した場面がところどころにありました。 ジャンルとしてはミュージカル、コメディに分類されるようですが、広義の法廷ものと言ってもよいような気がします。 内容は見てのお楽しみということで触れません。敏腕弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)の活躍は見てて楽しいです。 やはりこういう作品は映画館の大画面で観たいですね。もちろん、ブロードウェーの本物のミュージカルが観たいことは言うまでもありません。 <キーワード>2002年アカデミー作品賞 助演女優賞 美術賞 衣装デザイン賞 音響賞 編集賞 キャサリン・ゼタ…

  • バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢ PART3 洋画 1990年 119分 ☆☆☆

    <映画の感想> 三作目では、西部開拓時代に遡ります。この三部作はロード・オブ・ザリングとは違い、順を追うにつれ、つまらなくなるような気がしますが、それでも全部観ないとしっくりこないでしょう。 ただ、同じような場面で同じようなセリフを言うところがいくつかあり、三部作ならではと感じます。 <キーワード>「未来は自分で作るのだ」マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録>03-33 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 (字幕版) マイケル・J・フォックス Amazon バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 (吹替版) マイケル・J・フォックス…

  • バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ PART2 洋画 1989年 108分 ☆☆☆

    <映画の感想> 一作目では過去に遡りましたが、今回は未来にも行きます。過去にどういうことをするかで未来が変わってしまうということを実感させてくれる作品です。 この作品にインスパイアされて制作された作品もたくさんありそうです。 <キーワード>マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録>03-32 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 (字幕版) マイケル・J・フォックス Amazon バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 (吹替版) マイケル・J・フォックス Amazon ランキング参加中映画

  • バック・トゥ・ザ・フューチャー 洋画 1985年 116分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 高校の英語の時間に何回かに分けて観たことはありますが、通して観るのは初めてです。時計台から電気を引っ張ってくるのは、他のものではエネルギーが弱いからだったのですね。時計台のシーンが印象に残っていたもので、その前後は忘れていました。 この作品のテーマソングを聞くとわくわくするのは私だけではないはずです。 <キーワード>1985年アカデミー音響効果編集賞 マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録>03-31 バック・トゥ・ザ・フューチャー (字幕版) マイケル・J・フォックス Amazon バック・トゥ・ザ・フューチャー (吹替版)…

  • マイ・フェア・レディ 洋画 1964年 173分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> ヒギンズ博士(レックス・ハリソン)が田舎娘のイライザ(オードリー・ヘップバーン)に淑女としての行儀を身につけさせ、社交界にデビューさせるという話です。 主演のオードリーの演技や声は最高です。音楽も作品に合っていて、印象に残ります。 <キーワード>1964年アカデミー作品賞 主演男優賞 監督賞 撮影賞(カラー) 音楽(編曲賞) 美術監督・装置賞(カラー) 衣装デザイン賞(カラー) 録音賞 オードリー・ヘップバーン レックス・ハリソン ジョージ・キューカー <鑑賞の記録>03-30 マイ・フェア・レディ 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray…

  • 独裁者 洋画 1940年 125分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 最後の演説をしたいがためにチャップリンはこの作品を作ったと言われています。 映画の制作時はヒトラーによるヨーロッパ侵略が盛んなときで、もしアメリカが戦争に負けていれば、処刑されていたかもしれません。 チャップリンだけあって、笑わせてくれる場面が随所にあり、楽しめます。 <キーワード>第二次世界大戦中のトメニア(当時のドイツを想定)チャールズ・チャップリン ジャック・オーキー チャールズ・チャップリン <鑑賞の記録>03-29 独裁者 The Great Dictator [Blu-ray] チャールズ・チャップリン Amazon 独裁者 (字幕版) チャールズ・チャップリン A…

  • 七人の侍 邦画 1954年 207分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>世界のクロサワとミフネの作品ということで、観てみました。作成年から考えるとあの激しいいくさの場面はすべて実写なのでしょうね。すごい迫力でした。 CGを多用した作品よりもこういう作品のほうが個人的には好きです。 <キーワード>「いくさに出て走れなくなったときは、死ぬときだ」1954年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞 三船敏郎 仲代達矢 黒澤明 <鑑賞の記録>03-28 七人の侍 4K リマスター 4K Ultra HD [Blu-ray] 三船敏郎 Amazon 七人の侍 4K リマスター [Blu-ray] 三船敏郎 Amazon 七人の侍 三船敏郎 Amazon ランキング参加中映…

  • 風と共に去りぬ 洋画 1939年 232分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 60年前に作られたとは思えないほどすばらしい作品です。さすがに音質は劣化していて聞きにくいですが、戦火の中を逃げるシーンなど、よくこんな大掛かりなセットが作れたなあというのが第一の感想です。 この映画を戦後に見た日本人はこんな作品を作る国に勝てるはずがないと思ったそうです。終わり方もすばらしかったですし。 <キーワード>南北戦争中のジョージア州、「時間を浪費するなかれ」、「Tomorrow is another day」1939年アカデミー作品賞 主演女優賞 助演女優賞 監督賞 脚色賞 撮影賞(カラー) 室内装置賞 編集賞 ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲイブル ヴィクター・フ…

  • サウンド・オブ・ミュージック 洋画 1964年 174分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 有名なミュージカルを映画化した作品です。 ドレミの歌やエーデルワイス、マイ・フェイバリット・シングスなどはこのミュージカルから生まれたらしいですね。 一般社会に入り込む戦争の影というものを感じられる名作です。 <キーワード>第二次世界大戦中のオーストリア、修道院、家庭教師1965年アカデミー作品賞 監督賞 ミュージカル映画音楽賞 編集賞 録音賞 ジュリー・アンドリュース クリストファー・ブラマー ロバート・ワイズ <鑑賞の記録>03-26 サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版 [AmazonDVDコレクション] ジュリー・アンドリュース Amazo…

  • 黄泉がえり 邦画 2003年 126分 ☆☆☆

    <映画の感想> 友達が3回映画館で観て、5回DVDで観たと言っていたので、興味を持ち、借りて観ました。 しかし、いつもテレビで見ている出演者がシリアスな役を演じているのを見て、最初から最後まで違和感を感じていました。ただ、RUIの歌はよかったです。 <キーワード>草なぎ剛 竹内結子 塩田明彦 <鑑賞の記録>03-25 黄泉がえり スタンダード・エディション [DVD] 草ナギ剛 Amazon 黄泉がえり 草彅剛 Amazon ランキング参加中映画

  • エレファント・マン 洋画 1980年 123分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 1980年のアカデミー賞8部門にノミネートされながらも無冠に終わった作品です。最近の映画にはあまりない重圧感を感じます。観た後も二、三日尾を引くほどの強烈なインパクトがあります。気軽に他人に勧められる映画ではないような気がします。 今思うと以前に観たことがあるのかもしれません。一部のシーンは見たことがあるようなあるようなないような。これが既視感(dejavu)というものなのでしょうか。 <キーワード>ジョン・ハート アンソニー・ホプキンス デヴィット・リンチ <鑑賞の記録>03-24 エレファント・マン (字幕版) (4K UHD) アンソニー・ホプキンス Amazon エレフ…

  • ブラス! 洋画 1996年 108分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 「戦場のピアニスト」同様、音楽が映画の重要な部分を占めている作品です。最後の感動的な団長のスピーチも違和感なく受け入れることができます。 映画に音楽が絡むと本当に感動しますね。 <キーワード>労働問題、炭鉱閉鎖問題、解雇、ブラスバンドピート・ポルストウェイト ユアン・マクレガー マーク・ハーマン <鑑賞の記録>03-23 ブラス! [DVD] ピート・ポスルスウェイト Amazon ブラス! [DVD] ユアン・マクレガー Amazon ランキング参加中映画

  • イル・ポスティーノ 洋画 1994年 109分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>漁師の息子がある大物詩人の専属の郵便配達員となり、その交流を描いた美しい作品です。詩を感じるセンスがないとつまらないかも知れません。 ほのぼのとしてゆったりした空気に癒されること間違いなしです。 <キーワード>隠喩(メタファー)の使い方1995年アカデミー音楽賞(オリジナルドラマ) マッシモ・トイロージ フィリップ・ノワレ マイケル・ラドフォード <鑑賞の記録>03-22 イル・ポスティーノ オリジナル完全版 [Blu-ray] マッシモ・トロイージ Amazon イル・ポスティーノ [DVD] フィリップ・ノワレ Amazon イル・ポスティーノ(字幕版) マッシモ・トロイージ…

  • E.T. 洋画 1982年 115分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>テレビでは何回か見たことがあるものの、じっくりと集中して観るのは初めてです。 月に自転車で上っていくシーンはいつ観てもいいものですね。 癒されたいときに観るのが良いと思います。 <キーワード>1982年アカデミー作曲賞 視覚効果賞 音響賞 音響効果編集賞 ヘンリー・トーマス ディー・ウォーレス スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録>03-21 「E.T.」製作40周年 アニバーサリー・エディション (4K ULTRA HD+Blu-rayセット)[4K ULTRA HD + Blu-ray] ディー・ウォーレス Amazon E.T. [Blu-ray] ディー・ウォーレス …

  • プラトーン 洋画 1986年 119分 ☆☆☆☆

    <映画の感想>激しい戦闘シーンなど目の離せないシーンが多く、緊張感があります。 メインは戦闘シーンですが、戦場という極限状態での精神状態の描写などもあり、アカデミー賞4部門を受賞したというのもうなずけます。 映画を観た後でも、強烈な印象が残る作品です。 <キーワード>ベトナム戦争、戦争倫理、「敵は自分のなかにいた」1986年アカデミー作品賞 監督賞 編集賞 録音賞 ベルリン国際映画祭監督賞 チャーリー・シーン トム・べレンジャー オリヴァー・ストーン <鑑賞の記録>03-20 プラトーン [Blu-ray] トム・ベレンジャー Amazon プラトーン (日本語字幕版) Tom Berenge…

  • フォー・ウェディング 洋画 1994年 108分 ☆☆

    <映画の感想> 「Four Wedding and a Funeral」という原題からわかるように、4つの結婚式と1つの葬式が出てきます。 この作品は大学4年の時に履修した「スクリーンイングリッシュ」という授業で教材に用いられました。その中で、場面ごとにおける「fuck」の意味の違いなどを学び、英語の奥深さを知りました。 イギリスの文化を知るのによいかもしれません。 <キーワード>ヒュー・グラント アンディ・マクダウェル マイク・ニューウェル <鑑賞の記録>03-19 フォー・ウェディング [Blu-ray] ヒュー・グラント Amazon フォー・ウェディング ヒュー・グラント Amazon…

  • ライフ・オブ・デビット・ゲイル 洋画 2002年 131分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 「評決のとき」では死刑を求刑する検察官を演じていたケヴィン・スペイシーが本作品では死刑囚を演じています。「あなたはこの結末に納得できますか・・・」というどんな結末なのかを期待させるキャッチコピーが気になっていたので、観ました。 実際場面が二転三転することから、ある程度映画を見慣れてないとよくわからないまま終わってしまいかねません。 テーマは死刑制度の是非というよくあるものですが、その切り口が面白いです。ここでネタをばらすとこれから観るであろう人に不親切なので、伏せておくことにします。 映画を観て考えたい人にはお薦めです。 <キーワード>死刑制度の是非、冤罪ケヴィン・スペイシー …

  • ローマの休日 洋画 1953年 118分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 映画好きなら絶対にはずせないと言われる不朽の名作です。70年も前の作品ですが、古さを感じることはありません。 ジョー・ブラッドレーの紳士的な対応にはあこがれますね。最後に追いかけないところも素晴らしい。この映画を観てローマに行きたくなった人は数え切れないほどいることでしょう。 アン王女のセリフもいいですよね。「You may ~~.」というのがいかにも王女らしくて。 ユーモアもいろいろなところにちりばめられていましたし、最高の評価以外は考えられません。 <キーワード>1953年アカデミー主演女優賞 原案賞 衣装デザイン賞(白黒) オードリー・ヘップバーン グレゴリー・ペック ウ…

  • 卒業 洋画 1967年 107分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> この映画のラストシーン(花嫁が教会から逃げるシーン)はあまりにも有名なので、そこからこの映画は単なる恋愛映画だと考えていましたが、実は深かったのですね。 大学卒業による将来への漠然とした不安などは誰にでもあることだと思います。 私はベンジャミンに感情移入して観ていたのですが、ミセス・ロビンソンに感情移入して観る人もいるみたいで・・・誰に感情移入するかでかなり見方も変わってきそうです。 <キーワード>1967年アカデミー監督賞 アン・バンクロフト ダスティン・ホフマン マイク・ニコルズ <鑑賞の記録>03-16 卒業 [Blu-ray] ダスティン・ホフマン(高岡健二) Amaz…

  • ニュー・シネマ・パラダイス 洋画 1989年 124分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 映画と映画館が好きになる映画です。どこかで聞いたことのある切ないメロディーが非常に効果的に使われています。 ラストシーンは感動すること間違いありません。映画について人から聞くのを実際に見るのでは天と地ほどにも違います。 映画にあまり興味のない人に是非観てもらいたいですね。なお、175分の完全版もあるようです。 <キーワード> 1989年アカデミー外国語映画賞 1989年カンヌ国際映画祭審査員特別賞 フィリップ・ノワレ サルヴァトーレ・カシオ ジュゼッペ・トルナトーレ <鑑賞の記録>03-15 ニュー・シネマ・パラダイス 4K UHD+Blu-ray(3枚組) フィリップ・ノワレ…

  • アイ・アム・サム 洋画 2001年 133分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 知的障害者を扱った作品で、重い内容でしたが、ところどころで流れるビートルズナンバーでそれを感じさせないところにうまさを感じました。 「デッドマン・ウォーキング」での死刑囚役に続き、知的障害者役という難役をこなしたショーン・ペンは必見です。また、ダコタ・ファニング演じるルーシーの愛らしさも見逃せません。 親権について争う法廷シーンや女性弁護士との打ち合わせシーンなどもありますので、法律を学ぶ人にとっても得るものは多々あると思います。 なお、DVDには特典映像があり、監督の解説や製作の裏話などを聞くことができます(ビートルズのオリジナルナンバーを映画で使うと使用料が高すぎるのでカバ…

  • ロード・オブ・ザ・リング 洋画 2001年 178分 ☆☆

    <映画の感想> 2作目を先に見ていたことから、あのような凄い戦闘シーンを期待していたのですが、そういうシーンはあまりありませんでした。 2作目を見たときは、なぜ危険なところに敢えて向かうのか、なぜ戦うのかがよくわかっていませんでした。これを見てその理由がはっきりわかりました。2作目を見てから1作目を見るとやはり「前作は序章に過ぎなかった」という気がしますね。 後日、3部作を通して観ると、1作目には1作目の良さがあることがわかります。 <キーワード>2001年アカデミー撮影賞 作曲賞 メイクアップ賞 視覚効果賞 イライジャ・ウッド イアン・マッケラン ピーター・ジャクソン <鑑賞の記録>03-1…

  • スパイ・ゾルゲ 邦画 2003年 182分 ☆☆☆

    <映画の感想> 時間が3時間と長いながらも楽しく観ることができました。 ネットではあまり評価が高くありませんが、私は好きです。 友達とこの作品の話をしたところ、見ている視点が違うことに驚かされました。私が流して観ていたところが、意外にすごいキャストだったりしたようです。同じ映画を観た人と感想を語れるのはうれしいですね。 <キーワード>朝日新聞記者、上海、ソ連の諜報員、「imagine」イアン・グレン 本木雅弘 篠田正浩 <鑑賞の記録>03-12 スパイ・ゾルゲ [DVD] アーティスト:イアン・グレン 東宝 Amazon ランキング参加中映画

  • チェンジング・レーン 洋画 2002年 98分 ☆☆☆

    <映画の感想> 「評決のとき」で被告人役を演じたサミュエル・L・ジャクソンの作品で、法廷ものということで観ました。これまでは、作品の内容で観る映画を決めていましたが、このごろはキャストにも注目するようになってきました。 この映画は接触事故を起こした一日を描いています。舞台はニューヨークで、今はなき世界貿易センタービルも映っています。DVDの特典映像で監督がこのカットを入れるか迷っていたと話していました。最近のDVDには特典映像がついているから楽しめますよね。 本編も期待していたより面白かったので、満足しています。前評判がよく、期待していたのに、実際に観てそれほどではなかった時の落胆がある一方で…

  • トゥー・ウィークス・ノーティス 洋画 2002年 101分 ☆☆

    <映画の感想> アバウト・ア・ボーイを観て、ヒューグラントに興味を持った私は、次にこの映画を観ました。 単なる恋愛ものかと思いきや、笑いの要素がたくさんあり、飽きることがありませんでした。日本人の観客を意識しているであろうところもいくつかあり、感心させられます。 内容は非常に楽しめるものですが、タイトルからはどのような映画なのかよくわからないところがちょっと・・・ 欧米では辞職願いは2週間前に出すものというところからこのタイトルがついたのでしょうけど、私は知りませんでした。 もっとタイトルがわかりやすければヒットしたような気がします。アメリカでは興収9000万ドルですからね。ちなみに、冒頭のヒ…

  • ライフ・イズ・ビューティフル 洋画 1998年 117分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 最初は英語の吹き替えで見たのですが、何か違和感を感じたため、イタリア語で観ました。 こういうことができるのがDVDのいいところですよね。 内容は「戦場のピアニスト」同様ホロコーストに関するものです。 でもこの作品はいたるところに笑いとユーモアがあふれていて、途中で間延びすることはありません。また、人が死ぬシーンも直接は出てきません。 イタリアの作品にもかかわらず、1999年のアカデミー主演男優賞を獲得しただけのものはあります。 <キーワード> 第二次世界大戦中のイタリア、平和的生存権1998年アカデミー主演男優賞 外国語映画賞 音楽賞1998年カンヌ国際映画祭グランプリ ロベル…

  • アバウト・ア・ボーイ 洋画 2002年 100分 ☆☆☆

    <感想>ヒュー・グラントファンの友達から薦められたので、久しぶりに観る映画としてこれを選びました。 何と言っても、最初のつかみがよかったです。ここにそのネタを書くと、これから見る人に不親切だと思うので書きませんが、洋楽好きの人は吹き出すこと必至です。 また、作品を通して音楽の使い方がうまく、観ていて心地よくなります。親の遺産で自由な生活をするなんてあこがれますね。 DVDの特典として未公開映像やインタビューがついており、本編同様楽しめました。作品の裏側がわかるのってうれしいですよね。 <キーワード> 38歳、無職、独身、シングルマザー、「killing me softly」 ヒュー・グラント …

  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 洋画 2002年 141分 ☆☆☆

    <映画の感想> レオナルド・ディカプリオ演じるフランク・W・アバグネイルが巧みに嘘をつき、それによりたくさんの人が振り回されるのを見るのは気持ちのいいものです。 自分の頭で考えているから、ルイジアナ州の司法試験にも合格するのでしょうね(この話は実話です)。 <キーワード> FBI、小切手偽造、パイロット レオナルド・ディカプリオ トム・ハンクス スティーブン・スピルバーグ <鑑賞の記録> 03-06 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [Blu-ray] レオナルド・ディカプリオ Amazon キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版) レオナルド・ディカプリオ Amazon ランキング参…

  • ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔 洋画 2002年 179分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 2002年のアカデミー賞音響効果賞と視覚効果賞を獲っただけあって、映像のスケールの大きさと臨場感に圧倒されっぱなしでした。 「中つ国」という究極の非日常のなかでつぎつぎと起こる出来事とそれを後押しする座席が震えるほどの音響。戦闘シーンは呼吸をするのを忘れるくらい迫力がありました。 これは映画館で観るべき映画でしょうね。1作目を観ていなくても十分ついていけましたが、本当に楽しむにはやはり1作目から観ないとダメですね。 <キーワード>イライジャ・ウッド ヴィゴ・モーテンセン ピーター・ジャクソン2002年アカデミー特殊効果賞 音響効果賞 <鑑賞の記録>番号 03-05 ロード・オブ…

  • 戦場のピアニスト 洋画 2002年 148分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 公開前から話題になっていて、アカデミー賞を3部門獲得した作品です。 この作品は多くの殺戮シーンが出てきます。中でも、車椅子の老人がナチスの親衛隊員によって窓から突き落とされるシーンは目をそむけそうになりました。約80年前に実際に行われていたとは信じがたい出来事が次々に起こるにもかかわらず、淡々とストーリーは進行していきます。 最後のドイツ人将校の前で弾くピアノシーンは予告編などで知っていたので、ああここで来るのかという感じでした。やっぱり予備知識なしで観て、観終わってからいろいろ調べるほうが私には向いているようです。 最後に、この映画はドイツ語の知識があったほうがよりよく観られ…

  • 壬生義士伝 邦画 2002年 140分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 何度観ても飽きることのない名作です。舞台は、幕末の新選組で、新選組の全盛期から衰退期までが丁寧に描かれています。 たまにテレビで放送されることもありますが、残虐なシーンはカットされていました。私も映画館でこのシーンを見たときは、ドキッとしたものです。 この作品を観て新選組に興味を持ち、新選組に関する書籍を買ったり、壬生義士伝のコミカライズ版を買ったりしています。コミカライズ版は、映画よりも掘り下げて表現されており、深い理解をすることができます。 <キーワード>新選組、沖田総司、斎藤一、吉村貫一郎中井貴一、佐藤浩市、堺雅人、滝田洋二郎 <鑑賞の記録>番号 03-04 ランキング参…

  • 理由 洋画 1995年 102分 ☆☆☆

    <映画の感想> 死刑判決の確定した在監者がさまざまな証拠により無罪になるというありきたりの話かと思っていたら、実は・・・ 最後にこのような展開になるなんて・・・ 意外性を求めるならお薦めの映画。検察官の重責についても考えさせられます。 <キーワード> 強制自白、冤罪 ショーン・コネリー、エド・ハリス、アーネ・グリムジャー <鑑賞の記録> 媒体 DVD 番号 03-03 ランキング参加中映画 理由 (字幕版) ショーン・コネリー Amazon

  • 評決のとき 洋画 1996年 149分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 筆者が高校生の時に映画館で観て、大きな影響を受けた作品がこの「評決のとき」でした。 当時は、文系に進むか理系に進むか迷っていた頃で、この作品が法学部進学の一因となったといっても過言ではないと思います。 久しぶりにDVDで観ましたが、ラストシーンを知っているだけに当時ほどの感動はありませんでした。ただ、結末を知っていても何度も見たくなる映画だと言えます。 アマゾンプライムでも観られますので、プライム会員の方には是非観ていただきたいです。 原作者のジョン・グリシャムの作品は、他にも「ペリカン文書」、「ザ・ファーム」、「依頼人」、「レインメーカー」、「ニューオーリンズ・トライアル」な…

  • ア・フュー・グッドメン 洋画 1992年 137分 ☆☆☆

    <映画の感想> 上官による命令で罪を犯すという点は「私は貝になりたい」と同様で、自己の意思によるものであったのかそれとも命令に忠実に行動しただけなのかが最大の焦点となっています。後半の上官への尋問の場面は迫力抜群です。 アメリカでは司法取引が頻繁に行われているようですね。そのうち日本でも司法取引が採用されるようになるのでしょうか。「認めれば傷害致死にするけど、認めないと殺人罪で起訴するぞ!」というように・・・ <キーワード> 間接正犯、軍事法廷、私的制裁 トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、ロブ・ライナー <鑑賞の記録> 媒体 DVD 番号 03-01 ランキング参加中映画 ア・フュー・グッ…

  • ホームシアタープロジェクター EPSON dreamio EH-LS500Bの紹介

    ホームシアターと言えば、プロジェクターによる大画面が一番重要なところだと思います。 これまでは、ソニーの65インチの液晶テレビ(KD-65X8500A 初期の4Kテレビ)で映画を観ていましたが、やっと念願のプロジェクターを購入することができました。 プロジェクターを選ぶにあたり、最も重視した点が、4K出力ができるものという点でした。4K放送や4Kに対応したゲームがあり、プロジェクターでも4Kを楽しみたかったからです。 ただ、4Kの解像度である3840x2160に対応した機種は、SONYのVPL-XW5000/Bのように価格がかなり高くなってしまうため、1920×1080ながら、「4K信号を入力…

  • ブルーレイレコーダー SONY BDZ-FBW2100

    この「ホームシアター紹介」のカテゴリーでは、筆者がホームシアターに使っているAV機器を紹介していきます。 初回はブルーレイレコーダーです。 映画をブルーレイディスクで観る時は、このブルーレイレコーダー(SONY BDZ-FBW2100)を使っています。 プロジェクターを買った際に、同時購入でブルーレイレコーダーが安くなるキャンペーンがあったため、これまで使用していた2代目のパナソニックのDMR-SUZ2060をテレビの録画専用機とし、この3代目をブルーレイディスク再生用兼音楽鑑賞用として使うことにしました。 このレコーダーをパソコンと同じネットワークにつなぐと、パソコンのハードディスクにある音…

  • ウィンストン・チャーチル 洋画 2017年 126分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> 副題がヒトラーから世界を救った男である通り、ウィンストン・チャーチルの1940年の行動が中心に描かれています。 イギリスを含む連合国が最終的に勝利したことは誰もが知っていますが、1940年の時点では、イギリスが譲歩し、ドイツと和平を結ぶことも検討していたことを知っていた人はあまり多くないのかもしれません。 地下鉄での市民との対話のシーンは、印象的でした。 「欠点があるから強くなれる。」、「違いがあるから賢くなれる。」という言葉には、考えさせられるものがありますね。 <鑑賞の記録> 日付 2023年3月1日(水) 場所 自宅 媒体 アマゾンプライム 番号 23-05 ランキング参…

  • アカデミー賞記録事典 2013年

    アカデミー賞受賞作品をまとめた本が欲しくなり、探してみたところ、見つかったのが、2013年に発売されたアカデミー賞記録事典でした。 受賞作品のデータはもちろんのこと、当時の時代背景やアカデミー賞授賞式の模様が記載されていて、映画好きにはたまらないものでした。 現在この本は、自由価格本になっているため、定価である3,850円よりも安く購入することができます。 掲載されているのが2012年度までのため、欲を言えば、そろそろ改訂版が発売されて欲しいところです。 今後は、アカデミー賞受賞作品を観た際には、アカデミー賞受賞の映画のカテゴリーにも分類していくことにします。 <購入の記録> 購入年月 202…

  • トップガン 洋画 1986年 110分 ☆☆☆

    <映画の感想> トップガンマーヴェリックを見て、前作も観たいと思っていたところ、アマゾンプライムビデオのおすすめ作品のところにトップガンが出ていて、急いで観ました。 1986年の作品ということで、画質はマーヴェリックよりも良くないですが、マーヴェリックのあのシーンの元ネタはここだったのかと思うところがたくさん出てきて、楽しく観ることができました。 続きものの作品は、やはり前作から観た方が楽しめますね。 マーヴェリックに出てくる「考えるな。動け。」の名言は、考えさせられますね。 私は、動く前に考える方なので、見習いたいと思いました。 <鑑賞の記録> 日付 2023年3月1日(水) 場所 自宅 媒…

  • トップガン マーヴェリック 洋画 2022年 131分 ☆☆☆☆

    <映画の感想> ツタヤの会員証の有効期限が迫っており、年会費220円と引き換えに1本レンタルできることから、何かよい作品はないかと探していたところ、トップガン マーヴェリックのブルーレイ版があったので、迷わず手に取りました。 君の名はと同じように映画館で何回も観る人がいると話題になった作品だったため、期待して観たところ、期待を裏切らない作品でした。 脚本がよくできているためか、いかにもハリウッド的な作品ではありますが、素直に感動できるものになっています。 前作を観た方が、ストーリーがよく理解できるでしょうから、観る機会があれば、是非観たいと思います。 なお、特典映像では、トム・クルーズのよい作…

  • キネマ旬報ベスト・テン 95回全史 2022年

    「死ぬまでに観たい映画1001本」は、外国で発売された本の日本語訳版であり、映画の選択は外国人が行っていると考えれらますが、この本は、日本の選考委員が日本映画と外国映画に分けて点数を付け、合計点の高い順にランキングしたものであり、身近な映画の掲載が多い気がします。 本の構成は、年ごとに、①日本映画ベスト・テン、②外国映画ベスト・テン、③日本映画ランキング全体、④外国映画ランキング全体、⑤日本映画界の状況、⑥外国映画界の状況、⑦個人賞、興行ベスト・テン、映画界10大ニュースが掲載されており、コラムとして、映画スター・映画監督ランキング、心に残る珠玉の10本等があります。 個人的には、キネマ旬報ベ…

  • 死ぬまでに観たい映画1001本 2022年

    アマゾンプライムなどのネット配信では、どれだけ時間があっても見切れないほどの映画が配信されています。 どの作品を観るかは、基本的にタイトル、出演者、あらすじなどから興味のあるものを観るようにしていますが、本で紹介されている作品を参考に選択するのもよいかと考え、複数の映画紹介本を購入しました。 その中で最も紹介されている作品数が多い本が、この「死ぬまでに観たい映画1001本」です。 この本は、第四版(グレイテスト・ショーマンが表紙のもの)が発売された際に書店で見つけ、気になっていたのですが、金額が高かったことから、買うのを見送ったところ、在庫がなくなって購入できなくなってしまいました。 今回第五…

  • 君の名は 邦画 2016年 107分 ☆☆☆☆☆

    <映画の感想> 1回目は映画館、2回目はWOWOWで観て、今回が3回目の鑑賞です。 アマゾンプライムでタブレットにダウンロードして観ました。 先日映画館ですずめの戸締りを観ていたため、久しぶりに名作を観たくなったのです。 映画館やテレビに比べ、タブレットは画面が小さいため、細かいところまで目が届き、作画の細かさに驚きました。 例えば、ラーメン店のシーンの本棚に並んでいる漫画の背表紙がドラゴンボールやこち亀と思われ、細かいところもリアルに描かれています。 3回目ということもあり、展開はすべて分かっているはずなのですが、後半は鳥肌が立ちっぱなしでした。RADWIMPSの音楽も作品にマッチしていまし…

  • 「ピピのホームシアター」開設

    私は、高校生の頃に観た映画の影響を受け、大学の学部を選択しました。 大学入学後から幅広く映画を観はじめ、これまでにタイトルを記録しているものだけで350本、記録していないものを含めると500本は映画を観てきました。 映画を観るだけで、いい映画だった、いまいちな映画だったと感じるだけではもったいないと考え、このブログに映画の感想を書いていくことにしました。 多くの映画を観るにあたり、自宅の環境を整えたいと考え、簡単なホームシアターも作りました。 本格的なホームシアターにあこがれ、ホームシアターを紹介する雑誌である「ホームシアターファイル」を読んだりしましたが、費用面等の事情から、とりあえず、エン…

  • ビッグアイズ 洋画 2014年 106分 ☆☆☆

    <映画の感想> 大きな目が印象的な絵画に関する実話を元にした作品です。 シングルマザーの弱みにつけこんだ画家志望の夫と夫に利用される妻の関係が、時間の経過とともに変化していくところに面白さがあると思いました。 法廷のシーンは、実際よりもかなり誇張されているように感じましたが、DVDの特典映像によると、実際の方がもっとすごかったようです。 風景画の作者は最後まで明らかにされなかったように感じました。 誰だったのでしょうか。 映画本編だけでなく、特典映像も必見の作品です。 <鑑賞の記録> 日付 2023年2月5日(日) 場所 自宅 媒体 DVD 番号 23-01 ランキング参加中映画 ビッグ・アイ…

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