季節が変わるころ 家を出て、頬にあたる風が変わるころ ふいに何かを思い出しそうになる 一体何を思い出そうとしているのか あの頃の楽しい思い出 かなしい気持ち 懐かしいあの場所 もう戻れないあのとき 何かを思い出しそうになって、それをいつも辿ってみるけれど、いつも失敗に終わってしまう わたしはどこにも辿り着かない いつも 春が来るとき 夏が来る前 秋を感じたとき 冬の寒さを思い出したとき 大切な何かを思い出しそうになる それは何だろう どこだろう だれだろう 「それ」にはいつも会うことが出来ないまま 季節の始まりが過ぎてゆく 「思
8月20日夜、東京都渋谷区の路上で15歳の女子生徒が親子に刃物で襲いかかるという事件が起きた。 犯行動機 この事件があちこちのチャンネルやネットニュースで報道されていたとき、私はまだニュースを見ていなかった。 「15歳の女の子がこういう理由で刺したらしいよ。 そんな理由で人を刺すなんて。」 と聞いてはじめて事件を知った。 犯人の女の子は不登校だったということで、同じような経験をしてることから私に伝えたのだと思う。 しかし私は 「でも分からないよ。本当の理由は。 私もそのくらいの頃自分の心を上手く言語化して話すことが出来なかった。 その子もひょっとしたらそうかもしれない。」
長年不登校だったわたしが一番よく聞かれた質問でした。 なぜ行かないのか? 先生や同級生、親など色々な人に何度も聞かれましたが、結局この質問に私は答えないまま大人になりました。 「行きたくない」 と答えることはあっても 「こうこうこう言う理由で私は行きたくありません」 と何となくでも「理由」を伝えたことは一度もありませんでした。 身体の不調を伝えることはあっても、大人たちが求めているのはそういうことではなく、おそらく根本的な問題の部分でしょう。 「行かない原因」を探って「対処」しよう、とするのは当然ですから、親、教師、と周りが一生懸命探ろうとします。 それは本人しか分からな
政府が「ギフテッド」の支援をする政策を発表した。 教育が難しく、不登校になってしまう子も多い。 ギフテッドについての関心が高まっている今、自身の経験を書こうと思う。 役に立つか立たないかは、今私が決めることでない。 私は中・高の6年間、不登校だった。 唯一通っていたと言える小学校時代も、1年生から休みが多く、もう義務教育が始まって既に予備軍だったのだと思う。 予備軍とは言っても数日休んで登校した日にテストがあり、そのテスト範囲丸ごと授業を受けていないなんてこともあったので、休みが多いのも不登校に含まれると言うのであれば約12 年間にわたる期間だ。 通常であれば学業に支障
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