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観たり読んだり備忘録 https://giccho.hateblo.jp/

片端から忘れてしまう観たものや読んだものを、記憶にとどめておくためにちょいちょいと走り書きとして残してます。 それ以外もちょこちょこと。

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2023/03/04

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  • 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)

    アマプラでトップページに出ていたので観た。テレビ版は一切見ていない。 東京都直轄の、大型車で救命室を丸ごと移動して救命活動を行う組織TOKYO MER。チーフドクター・喜多見の熱血過ぎる方針によって、関係各所から批判と波紋を呼びつつ、今日も精力的に活動を続けている。横浜ランドマークタワーで火災が発生。TOKYO MERにも出動指示が下る。しかし、そこには厚労省直轄のエリート集団、YOKOHAMA MERのメンバーも駆けつけており、協同活動を申し出る喜多見に対し、YOKOHAMA MERのリーダー鴨居チーフはそれを拒否する。救命活動の方針にも意見の食い違いがあり、現場へ急行するべきと主張する喜多…

  • 勇気爆発バーンブレイバーン(2024)

    2024年冬アニメとして大きな話題を呼んだ。毎回楽しく観ていたがとうとう終わってしまった。終盤以外のネタバレあり。 軍隊で日常的に人型のロボット兵器、ティタノストライドが運用されている時代、ハワイ・オワフ島で軍事演習が行われていたが、その最中に正体不明の侵略者・デスドライヴズが飛来し、周囲を無差別に攻撃し始めた。人類は必死に応戦するが、バリアに阻まれ攻撃が全く届かず、壊滅状態となる。陸上自衛隊自衛隊のティタノストライドパイロット、イサミ・アオも必死に戦うが、応戦むなしく危機に陥る。その時、人型の巨大ロボが目の前に現れ、自分に乗れと言う。イサミが搭乗したロボットはブレイバーンと名乗り、デスドライ…

  • 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003)

    もちろん今まで何度も何度も観ているが、Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」のプロモーションとして、Youtubeで期間限定公開されているのでまた観てしまった。盛大なネタバレあり。 世界は、人類の進化系であるオルフェノクの組織、スマートブレインが支配していた。わずかに生き残った人々は人類解放軍を結成し、この状況を打開しようと、スマートブレインが保有しファイズ以上の力を持つとされる「帝王のベルト」を奪取しようと画策するが、圧倒的劣勢により失敗に終わる。解放軍の象徴となっている園田真理は、仲間やカイザのベルトを持つ草加雅人からたしなめられながらも、オルフェノクにとらえ…

  • スパルタンX(1984)

    当時映画館で観て、テレビ放映されるたびに観ている映画。たまたまBSでやっていたのでまた観てしまった。 スペイン・バルセロナで移動車による軽食屋を営んでいる中国人のトーマス(ジャッキー・チェン)とデヴィッド(ユン・ピョウ)。二人はパン屋の2階に下宿しており、ワゴンを改造した調理場兼屋台の「スパルタン号」で日々商売に精を出している。心を病み精神病院に入院しているデヴィッドの父をお見舞いに訪れた二人。デヴィッドの父はそこで知り合った女性・グロリアと恋に落ちており、会いに来た二人にグロリアを紹介する。その傍らにいるグロリアの娘・シルヴィア(ローラ・フォルネル)の美しさに二人は一目ぼれする。しかし、夜の…

  • 少林寺(1982)

    気がついたらPrimeVideoにあった、昔ほんとに好きだった映画。さっそく観た。 中国・隋朝末期。東都では帝王を自称するワン将軍が暴政の限りを尽くし、人々が虐げられていた。武術家・張は仲間を救おうと将軍たちに立ち向かうが、多勢に無勢、叩きのめされる。張は殺される寸前に息子・小虎を逃がす。小虎は満身創痍になりながら少林寺にたどり着き、気を失う。少林寺では猛威を振るうワン将軍と因縁がありそうな者を受け入れるのに難色を示す高僧もいたが、受け入れられ、名を「覚遠」に変え、タン師匠の下で少林拳を学ぶ。少林寺付近の山の中で知り合った美しい少女・白無瑕の飼っていた犬を不注意で死なせてしまい、彼女の怒りを買…

  • 用心棒(1961)

    元旦のBS映画でやっていたのを撮り貯めしていた。ネタバレ注意。 刀を携えた一人の浪人が、宿場町・馬目宿へやってきた。この町では二つのヤクザの勢力がしのぎを削っていることを飲み屋の権爺に聞いた浪人は、酒代の代わりにこの町を平和にすると嘯く。丑寅の子分を挑発して、瞬く間に3人を切り捨てた浪人は、請われるまま対抗勢力の清兵衛一家へ足を向ける。そこで名を尋ねられた浪人は、窓の外の桑畑を眺めながら「桑畑三十郎、いやもうすぐ四十郎だがな」と堂々と偽名を名乗る。丑寅との決着をつけるために三十郎を雇い入れた丑寅だったが、払う報酬惜しさにあとで殺す算段をしていたことが三十郎にばれる。三十郎は決戦の場において報酬…

  • 三体III 死神永生 下(2010 劉慈欣)

    ※三体III 死神永生 上(2010 劉慈欣) - 観たり読んだり備忘録 を先に読んでこちらへ来てください。ネタバレ最注意! 地球側ではその解読に成功し、地球が生存するには3つの方法があることを知る。「掩体計画」は、木星などの陰に宇宙ステーションを建造することで、太陽が破壊された際の衝撃を受けずに生き延びる。「暗黒領域計画」は光の速度を低速にすることで人為的にブラックホールを作り、太陽系が安全であることを宇宙に知らしめる。「曲率推進」は空間を折りたたみ光と同じ速さで進む宇宙船を建造し、外宇宙へ逃げる。このうち、「曲率推進」は使用すると宇宙に明確な跡を残してしまい、暗黒森林攻撃を受けてしまうこと…

  • 三体III 死神永生 上(2010 劉慈欣)

    三体三部作の第三部。あらすじがすべてネタバレなのでご注意を。 また、興に乗って書いていたら長すぎて「HatenaBlog」に受け入れてもらえなかった。何か技があるのかもしれないがよくわからないので、上巻と下巻に分けて投稿する。こちらは上巻。下巻は以下。本ページはあらすじしか書いてないので、感想が読みたい場合は下巻閲覧を推奨。 三体III 死神永生 下(2010 劉慈欣) - 観たり読んだり備忘録 15世紀のコンスタンティノープル。東ローマ帝国がオスマン帝国に敗れようとしている中、「スルタン(オスマン帝国の長)を殺せる」と主張する女性が現れる。その暗殺は結果として失敗するが、その女性:ディオレナ…

  • 三体II 黒暗森林(2008 劉慈欣)

    三体三部作の二作目。盛大なネタバレに注意。 前作で地球三体組織は大きな打撃を加えられ、リーダーの葉文潔は逮捕された。葉文潔は逮捕される前、娘の同級生である羅輯に、宇宙社会学の概念と、猜疑連鎖・技術爆発というキーワードをヒントとして伝えた。地球人類は、三体星人たちの大きな特性として、自らの思考が電磁波として発信され交信する三体人のコミュニケーションの特性上、彼らが嘘という概念を知らず、思考=話すことであることを知る。相変わらず基礎科学を発展させることができず、技術革新を望めない地球人類は、この特性を利用し対抗するため、面壁計画を実行する。面壁人として選出された人物は、莫大な富と権限を与えられ、そ…

  • 三体(2008 劉慈欣)

    中国のSF作家・劉慈欣(リウ・ツーシン)の「三体」三部作の一作目。ネタバレいっぱいするので注意。かねがねすごいという噂は聞いていたが、ドラマ化が日本でもリリースされるという話を聞いて、これは読まねばなるまいと思ったのが昨年末。ちょうどBLACK FRIDAYのあたりで早川書房がAmazon Kindleブックの半額セールをやっていたので、思い切って三部作をすべてKindleで買ってしまった。普通に買ったら全部で1万円くらいだが、お得に買えてよかった。それがやっと全部読み終わったので、あらすじ(ネタバレあり)と感想を書く。 時は文化大革命の時代、親を非情な吊し上げで殺された女性・葉文潔は、外宇宙…

  • 仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024)

    仮面ライダーを視聴してきた中で平成一期が一番好みで黄金期だったが、その中でも一番キラキラしていたのが555(ファイズ)だった。その20年ぶりの劇場版が昨日封切られたということで、さっそく観てきた。 真理と草加、海堂、啓太郎の甥の条太郎たちは、クリーニング屋を経営しながら、オルフェノクの保護を行っていた。しかし北崎率いるスマートブレイン社は政府により企業再生され、オルフェノク撲滅のための組織と化していた。スマートブレイン社の仮面ライダーミューズが率いるライオトルーパー軍団がオルフェノクに襲い掛かる中、草加の仮面ライダーファイザとオルフェノクたちが対抗する。両者が対峙する中、乾巧が帰ってきた。仮面…

  • 不死身の保安官(1958)

    正月のBSで観た西部劇映画の一つ。ネタバレ注意。 19世紀半ば、ロンドンで叔父の銃器店を手伝っていたティブスは、アメリカに販路を広げようと一人大西洋を渡った。馬車で西部へ向かう途中、先住民に襲われるが、話せばわかると馬車を降りて先住民の一人に背後から話しかける。肝をつぶした先住民が立て続けにまくしたてるティブスの迫力に圧倒されて勝手に降参し、ティブスは先住民を追い払うことに成功する。目的地の町についたティブスは、全て偶然ではあるが荒くれ者たちに恐れ入らせることに成功し、町長から請われ保安官となる。また、ホテルの女主人ケイトと恋仲になる。早速町で銃器を売ろうと町はずれの家に訪問販売へ向かうが相手…

  • 荒野の決闘(1946)

    毎年お正月になぜかBSで西部劇をやっているが、今年もやっており、なんとなく観た。 アープ兄弟は一旗揚げようとカリフォルニアまで牛を連れて旅をしていた。荒野の中でクラントン一家と出会い、投手のオールド・マン・クラントンから執拗に牛を売るよう迫るがそれを固辞し、次の町トゥームストーンへ急ぐ。トゥームストーンで暴れるインディアンを制圧したワイアット・アープは、最初町長から保安官になるよう要請され断るが、牛の番として残していた四男ジェームズが射殺され、その仇を取るために保安官となる。酒場で知り合った気難しい賭場の元締め、ドク・ホリディ。常に周りへケンカを売るような彼の投げやりな態度を気にかけつつ、保安…

  • 牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔(2014)

    封切当時、映画館に見に行ったのかレンタルで借りたのか忘れたが、すぐ見た記憶がある。年始にまたテレビでやっていたので、もう10年ぶりに懐かしく視聴。ネタバレ御免。 黄金騎士GARO<牙狼>のシリーズはいくつかあるが、メインストリームの冴島綱牙ではなく、あとからできた道外流牙シリーズの方。道外流牙の最初のTVシリーズが終わり、次のTVシリーズに行く前の序章としての劇場版という位置づけ。 壮絶な戦いを経て、牙狼に黄金の輝きを再びもたらした流牙であったが、その代償として牙狼の鎧には、流牙の体調に不調をきたすほどのホラーの邪気がたまっており、その除去が必須となっていた。彼らがいるところからほど近いタウン…

  • カムイ外伝(2009)

    年始のTV映画で視聴。漫画は読んだことがないので、ストーリー含め初見。ネタバレ注意。 貧乏底辺の生まれで忍びの者になるしか道のなかったカムイ。その宿命に嫌気が差し、抜け忍となって逃亡するが、追い忍による執拗な追手は途絶えることがなく、彼らと戦い続けるカムイに安息の時はない。ある日カムイは、領主の馬の脚を斧で叩き切って盗み逃げた漁師・半兵衛を行き掛かりで助け、鄙びた漁村で彼の家族と暮らすことになった。半兵衛の妻・お鹿は抜け忍であり、幼いころのカムイが一戦交えたスガルであった。彼女は最初カムイに心を開こうとせず、自らの守る家族のためカムイを殺害しようとするが、カムイが同じ抜け忍であることを知り、彼…

  • グランド・ブダペスト・ホテル(2014)

    ほぼ前情報なしでアマプラ評価のみで視聴。 観光名所になっている銅像の前に訪れた女性。それはとある作家の像で、彼がズブロフカにある瀟洒なホテル、グランド・ブダペスト・ホテルへ滞在した際に見聞きしたことをにまとめた本が有名である。その本を読み始める女性・・・1968年。若き小説家はあまり流行っているとは言えない、シングルの客だけがチラホラと滞在している「グランド・ブダペスト・ホテル」に宿泊していた。そこでホテルのオーナーであり国一番の富豪と言われているゼロ・ムスタファと知り合う。彼もまたおひとり様でよくこのホテルに泊まりに来ているが、オーナーであるにもかかわらず、物置のような小さな部屋に泊まってい…

  • Fire TV Stick 4K Max(マックス)第2世代

    先日のBLACK FRIDAYでいろいろ購入したうちの一つ。 言わずと知れたFire Stickだが、最近はテレビに元々Androidベースのビューアーがついていて、それでYoutubeやアマプラ、Netflixなどが観られるようになっていることが一般的になってきたので、あまり使わなくなってきたという向きも聞く。うちはまだテレビが古いのと、知り合いのテレビを観させてもらった限りでは、テレビのクラスや値段にもよるのだと思うが、テレビ内蔵のビューアーは動きがもっさりしていて使いづらいなぁと感じたので、まだまだFire Stickは使うと判断した。また、最近部屋同士を有線LANでつないだり、WIFI…

  • バグダッド・カフェ(1987)

    なんとなく名前だけは以前から聞いていた。たまたまアマプラで視聴。 アメリカのモハーヴェ砂漠を貫くフリーウェイ。車で旅行していたドイツ人夫婦はそこで大喧嘩をして、旦那は車で去り、妻のジャスミンは徒歩でスーツケースを引っ張りながら、遠くに見える建物へ歩き出した。そこにはガソリンスタンドとモーテルを兼ねた「バグダッド・カフェ」があった。一方、バグダッド・カフェの女主人ブレンダは、ちっとも気が利かず働かない亭主サルに愛想をつかして叩き出し、子供たちにもぷんぷん怒り散らす。カフェはコーヒーマシンすら故障しており、開店休業状態となっていた。そこに訪れたジャスミン。モーテルの1号室に部屋を取り、部屋で荷物を…

  • さかなのこ(2022)

    ほぼ前情報なしにアマプラで観た。ネタバレ注意。といってもほぼさかなクンの半生だが・・・ 魚が大好きな小学生ミー坊は、毎日魚のことばかりを考え、水族館に行き、魚の絵を描き、魚を食べている。理解のある母、なんとか理解しようとする父、ほぼ諦めている兄に囲まれ、ミー坊は今日も魚だらけの一日を送る。学校の友達もそんなマイペースなミー坊に呆れながら、その一途な思いを実は評価している。ある日、学校の帰りに不審な男性がいた。彼はハコフグの帽子をかぶり、怪しいロングコートを着た、小学生からすると見るからに危なそうな男であったが、彼は魚好きであり、ミー坊と意気投合する。男に誘われてミー坊は彼の家に行き、水槽だらけ…

  • ドラゴンボール EVOLUTION(2009)

    Prime Videoでたまたま見かけて観た。 いや、もちろんわかりますとも。世界中から酷評を受けたかわいそうな映画だってことは。でもそういう映画ほど気になるのも事実じゃない?ということでダメなことはわかった上で、更に可能性を見出してみようじゃないか。 本来の超常的なパワーを隠し、通常の高校生としてアメリカのハイスクールにかよっていた、見かけはどう見ても白人の孫悟空。一人も友達がいない中、唯一の肉親である祖父によって格闘技の訓練を行わされており、その力は若い可能性によってますます強力に育っていったが、彼が18歳の誕生日、学校で知り合ったアジアン美人チチのパーティーに行っている間に襲撃され、祖父…

  • 次元大介(2023)

    Amazon Originalで観た。 長年使い慣れたコンバットマグナムに違和感を感じ、修理しようとするが、古い銃でメンテナンスできる職人がいない。次元は噂に聞いたガンスミス(銃職人)に会うため、日本の泥魚街へやってきた。銃職人・千春は時計屋に身をやつし余生を過ごしている老婦人で、もう引退していると最初はすげなく銃の修理を断られる。何度か訪れているうち、この店に銃を求めてやってくる少女・オトに出会った。次第にこの少女の不幸な生い立ちを知ることになり、行きがかり上ではあるが彼女と行動を共にする次元。そしてオトは泥魚街を仕切る組織に連れ去られ・・・ 正直なところ、ストーリーは地味で淡々としており、…

  • 銀の匙 Silver Spoon(2014)

    コミックはだいぶ前に読んでいたが、たまたまAmazonで見かけて実写劇場版を観た。 受験に失敗し、それまでの環境から逃れるためだけのために全寮制の農業高校、エゾノー酪農科学科に入学した八軒勇吾。夢を持って入学してきた同級生たちとの温度差に戸惑いと劣等感を感じつつ、牛の直腸検査や子豚が成長し解体されて肉になるまで、日々のニワトリの卵の採取や牛乳の搾乳など、日々の怒涛の実習事業へ懸命に取り組むことになり、次第にその魅力に目覚めていく・・・ コミックの実写化ということで、そのキャラクターと似た俳優が配役されるわけだが、本作のシンクロ率は相当高い。八軒の中島健人を始めとして、アキ=広瀬アリス、駒場=市…

  • プロメテウス(2012)

    リドリー・スコット監督作品で、「エイリアン」の前日譚として企画された作品。ネタバレありなので注意。 遥か昔の地球。人型でありながら人間ではない何かが黒い液体を飲み、巨大な滝つぼに身を投じながら体を霧消させ、DNAをこの地に拡散させていった。 時は流れて2089年。人類は複数の古代遺跡の中に、共通の未知の文明とその始祖と思われる惑星の存在を見出していた。惑星調査プロジェクトに出資したウェイランド社は、人類の起源を探すために、コールドスリープを使用した長距離航行で、優秀な科学者や技術者、彼らの世話をするアンドロイドなどを乗せた宇宙船を飛ばし、10年に及ぶ航海の後、始祖の惑星にたどり着いた。地上に降…

  • FIELDOOR 電動エアーポンプ

    前述のインフレータブルマット用として購入。 付属の袋を使うエア入れ法では相当大変だが、それ以外だと我が家には足踏み式のポンプと、電源が必要なコンセントタイプの電動ポンプしかなく、携帯式の電動ポンプを買うことにした。インフレータブルマット購入時、Amazonが同時購入パターンを提示してごり押ししてきた電動ポンプがあったのだが、そちらはだいぶ作りが大きくて、キャンプにもっていくのには抵抗があったのと、プールに行った時に子供の浮き輪を膨らますのにも使いたかったので、より小さいものが欲しかったので却下。この手の電動ポンプはAmazonだけでも相当多くの種類が販売されていて、正直どれを選んだらいいか悩ま…

  • コールマン(Coleman) エアーマット キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル

    車中泊およびテント泊時の二人用マットとして購入。 これまではKINGCAMPの厚さ3cmのインフレータブルマットを2枚重ねて使っていた。2枚あればすでに十分な厚さを感じていたのだが、この製品はシングルサイズのマットが真ん中でつながっているだけでのダブルサイズで、空気入れ口が二つ付いていて、それぞれで空気を入れる必要があり、難儀していた。インフレータブルとはいっても好みの状態まではとても空気が自動で入らず、かといって吸入口が独特の形をしていてエアポンプなどがつなぎにくい構造になっており、人力で口でプウプウ吹かないと空気が入れられないのがとても面倒。最終的には強引に足踏みエアポンプにつなげて使って…

  • ヤマハ サウンドバー SR-B30A

    以前はミニコンポを持っていて、それで音楽を聴いたりしていたが、まあ相当な安物で音質は悪く、音さえ聞こえればよいという程度だったこともあって次第に使わなくなり、何かの折に捨ててしまった。その後、旅行の際、とあるホテルの部屋にSONYのサウンドバーが置いてあって、「Bluetoothでつないで好きに使って」とあったので試したところ、その音の良さに驚いた。まあおそらくはそのホテルが防音に自信があったからこそのお試しであり、そもそも部屋の環境もよかったのだとは思うが、こんなにいいものなのかと感心した。それからいろいろと調べたり、家電量販店に行って試聴したりを繰り返し、最終的には本品にたどり着いた。 ま…

  • 秘める恋、守る愛(2019 高見澤俊彦)

    THE ALFEE 高見沢俊彦の小説2作目。 ミュンヘンを訪れた夫婦、直樹と有希恵。ドイツに留学している二人の娘・一恵を日本へ帰るよう説得するという目的だったが、直樹は若き頃にこの地へ留学しており、ドイツ人のアンナと恋に落ちた思い出に囚われていた。一方、有希恵は仕事にのめり込む夫に物足りなさと寂しさを感じ、心の隙間を埋めるべく不倫に走っていた。そして一恵もまた、両親には打ち明けられぬ秘密を抱えていた・・・ と書くと儚く脆い恋物語が展開するような気がしてしまうが、それぞれ心に傷は抱えていたとしても、あまり拗らせた人は出てこず、基本、根は素直な人たちばかりなので、ストーリーがあまり捻じれずにストレ…

  • 音叉(2018 高見澤俊彦)

    THE ALFEE 高見沢俊彦の処女小説。「特撮家族」が面白かったので読んでみた。 雅彦は親元から東京の大学に通いながら、グッド・スメルというダサい名前のバンドを組んでおり、デビューの話が持ち上がっていた。カッとなりやすく、でもいい加減な雅彦の性格もあり、デビューの話はなかなかまとまらないが、仲の良い友人でもあるバンドメンバーと、若者らしく体当たりの付き合いを行う中で絆を深めあう。そして、雅彦を取り巻くクラスメートや憧れの先輩など、女性たちにも大いに翻弄されながらも、自分がやりたいことは何なのかを模索する雅彦。そんな中、バンドの存続を揺るがす事件が起こるのだった・・・ タカミーはだいぶ文学青年…

  • 岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023)

    アマプラで見た。言わずと知れた「ジョジョの奇妙な冒険」第四部に登場する岸部露伴のスピンオフ作品が、更に独立した話となっているコミックの実写映画版。NHKのドラマは好きで全話観ていたが、そちらも本作もまだコミックは未見。 岸部露伴は少年週刊漫画誌で連載を持つ売れっ子の漫画家であり、人の心を本のように読むことができる「ヘブンズ・ドアー」のスタンド使い。漫画執筆にかける情熱はすさまじく、他のあらゆることを優先し、スタンドも躊躇なく使うほどである。新しい作品を執筆中、漫画家としてデビューしたての時に居候していた祖母の家で出会い、淡い恋心を抱いた女性・奈々瀬に聞いた「この世で最も黒く、邪悪な絵」のことを…

  • 特撮家族(2023 高見澤俊彦)

    THE ALFEEの高見沢俊彦が書いた3作目の小説。小説作者の場合は「澤」なのね。 THE ALFEEは中学生の頃から好きでずっと聞いていたが、最近は最新の音楽をチェックすること自体が億劫になり、彼らのCDも2~3年ごとに気がついた時まとめて買うくらいのペースになっている。そんな中、たまたま何かの動画を観ていたところ、最近小説を出したとのタカミー発言があり、「え?」と思って調べてみたら、もう小説を2作も上梓しており、本作が3作目とのこと。知らなかった。更に作品名に「特撮」が含まれており、特撮ファンの端くれとしては読まざるを得ない、ということで読んでみた。 銀行勤めをしている美咲は歴女で戦国武将…

  • Aterm WX7800T8(無線LANルータ)

    NECの無線LANルータ。 元々は同社のWX3600HPを使っていたのだが、我が家の諸々な都合上、一番端っこにある部屋にルータを置かざるを得ず、そうすると対角線上の反対にある部屋まではWIFIが届きづらくて難儀していた。まだまだ現役で販売中の機種だし、決して悪い製品ではないのだが、集合住宅で使用すると上下左右全ての部屋でWIFIを飛ばしているので競合がものすごいことになっており、WiFi Analyzerで確認すると見たこともない電波が最強を誇っていて、子供の使っている知育タブレットや妻のノートPCが頻繁に切れて「なんとかして!」と泣きつかれていた。TP-LINKの中継機を入れていたのだが、当…

  • Rakuten WiFi Pocket 2C(楽天モバイル)

    端末というか回線プランというか、両方セットの感想。 もともと住んでいる家を修繕することになり、1か月ちょっと、外の部屋を借りて住むことになった。従来は有線のネット回線を契約していたが、それだけのために借りた部屋に有線ネットを引くのは現実的ではなく、いろいろと検討した結果、ポケットWIFIで何とかしのごうという結論になった。楽天ではこのポケットルータ本体を実質1円で提供しており(諸条件あり、要ご確認)、回線のプランでは期間の縛り(最低利用期間を経過せずに解約すると違約金がかかる等)がないこと、月額MAX税込み3,278円で無制限使用ができるため、これはいい!と早速契約。契約して2日後にはポケット…

  • ANIARA アニアーラ(2019)

    アマプラのおすすめにひょこっと出てきたので、何の気なしに観始めたのだが、半分くらいを観終わる頃に「あれ?これはちょっと簡単な作品ではないぞ」と感じ出し、評価が星2個台と相当辛い点数がついていることにやっと気がついた。ひょえ~。でも頑張って観た。 原作はスウェーデンの小説家・詩人であるノーベル賞作家ハリー・マーティンソンが1956年に出版した詩。オペラ化もされ、おそらく地元では満を持しての映画化だったと思われる。放射能汚染により住めなくなった地球から火星へ移住するべく、8000人の乗客が巨大箱舟型宇宙船アニアーラ号へ搭乗した。豪華ホテルのような至れり尽くせりの内装やサービスが充実しており、何の不…

  • だが、情熱はある(2023 日本テレビ)

    いつもドラマはそのクールが終わってから感想を書いているが、現在10話まで放映され、残すところあと2話。オードリーのファンとしては、放映中の盛り上げに少しでも貢献するために今書く。 本ドラマはお笑い芸人・オードリーの若林正恭と、南海キャンディーズの山里亮太を主人公にした、事実を元にした半伝記的なドラマ。存命中かつ、どちらも売れっ子とはいえ中堅芸人が主人公のドラマというのは寡聞にしてあまり聞かない。それであれば、オードリーだけとか南海キャンディーズだけを、コンビ誕生~ブレイクのエピソードをやればいいのでは、というのが素人考えだが、それだとただの再現Vのようになってしまうし、そもそもはこの二人が「た…

  • ワンダーウーマン(2017)

    ちょっと前に「ワンダーウーマン1984」を先に観てしまい、「あ~、先にこっちを見ておけばよかった」と後悔していたので、時間を見つけて視聴。 約100年前。大神ゼウスにより創造された女戦士のアマゾン一族は外界とのかかわりを嫌い、結界を張ったセミスキラ島で暮らしながら、互いに競い合い、戦士としての腕を磨いていた。ダイアナはその中で、女王ヒッポリタの娘として成長していった。女王はダイアナに戦士になってほしくはなかったが、ダイアナ本人の強い希望で戦士としての修行を行い、非凡な才を見せるのだった。ある日、結界の間隙を縫って、ドイツ軍の船がセミスキラ島沿岸までやってきた。そこから逃げてきたアメリカ軍のスパ…

  • 地獄の田舎暮らし(2021 柴田 剛)

    生まれも育ちも現在地も結構な大都市で、ごみごみした風景にげんなりしている。どこまで行ってもアスファルトで、ちょっと高いところから見渡しても地平線まで人工物が埋まっている。コンサートや演劇、展覧会などに足しげく通うこともないし、お酒が飲めないので夜の街にも縁がなく、引きこもり体質であることもあって、都会にいるメリットをほとんど感じない。いつか経済的に許される日が来たら、自然が豊かな田舎に暮らして、澄んだ空気と木漏れ日、涼やかな気候、おいしい水や食べ物を味わい、夜は薪ストーブで焚火をして過ごしたい、と思うのも無理はないと我ながら思う。Youtubeで田舎の古い民家のリノベーションや地方移住の動画を…

  • おやすみ オポチュニティ(2022)

    Amazon Primeで公開されたドキュメンタリー映画。 2003年、NASAが火星に送り込んだ探査車(ローバー)、「オポチュニティ」と「スピリット」。これらは火星探査活動を行う前提で作られた。自律的に動き、様々なデータを取得して地球へ送信するのが彼らの役目である。地球で様々な実験や改造を繰り返し、決められた納期に間に合わせるために様々な工夫ないしは間に合わせの処置が施され、なんとか2台は期限に間に合い、火星へと打ち上げられたのだった。当初は90日程度が活動限界とされていたが、ありがたいことに強い嵐に見舞われたせいで、ローバーの太陽光パネルから粉塵が綺麗に取り去られており、オポチュニティとス…

  • 聖闘士星矢 The Beginning(2023)

    ネタバレがっつりしているのでこれから観る人はご注意を。もちろん事前に、「大爆死」「空席だらけ」などという情報は入っていたので、内容はおおよそ想像がついたが、小中高とこの漫画・アニメでお世話になりっぱなしであり、大きな影響を受けたコンテンツの実写ハリウッド劇場版とあっては、お布施を払わずにはおれない。ということで観てきた。GW中の平日朝8時半上映開始という早い時間だったからなのか、それとも不人気故なのか、観覧者は僕を入れて8人。少ない~。ほぼ全員、一人で観に来ている同世代のおっさんであった。まあそうなるよな。 星矢は地下の格闘場で戦う日々を送っていた。幼いころに生き別れとなった姉を探しながら。そ…

  • 太平洋ひとりぼっち(1963)

    子どものころ、一人でヨットで太平洋を横断する、子供向けに書かれた写真がいっぱい載っている本を買ってもらい、何度となく読み返していた。それが日本人初横断を達成した本作の元ネタとなっている堀江謙一氏なのか、別の方の話だったのかはもう覚えていないのだが、その印象がとても強く残っており、プライムビデオでたまたま見かけたので観た。 1962年、周りからの強い反対を押し切り、青年・堀江謙一は、まだ日本人では誰も成し遂げたことがない、ヨットによる単独太平洋横断の旅へと出発する。この度のためにヨットを設計・建造し、何度となくシミュレーションを繰り返し、持っていく道具や食料なども綿密に計算した。結局パスポートは…

  • シン・仮面ライダー(2023)

    庵野秀明監督の劇場版を観てきた。 物語は唐突に始まる。山中の峠道で、タンデム(二人乗り)のオートバイがトラック2台に猛スピードで終われている。運転しているのは本郷猛、後ろに乗っているのは緑川ルリ子。彼らはショッカーの構成員だったが、それを裏切り逃亡、本郷はバッタオーグへ姿を変えて追手と交戦し、ルリ子を救出、山中の隠れ家へ身を潜ませる。そこへ現れたルリ子の父・緑川弘は、本郷が自らの開発した昆虫と人間のオーグ面テーションプロジェクトの最高傑作であることを告げるが、ショッカーのクモオーグが現れ殺害され、ルリ子は攫われる。本郷はこれを追い、「仮面ライダー」を名乗って戦い勝利する。ルリ子の案内により第二…

  • ペリフェラル ~接続された未来~(2022)

    AMAZON ORIGINALの連続ドラマ。若い頃に読んでいたサイバーパンクのSF作家、ウイリアム・ギブスンが2014年と比較的最近に書いた短編が原作と聞いて興味が引かれ、観てみた。第一シーズンと思われる8話までを観終わったので書く。ネタバレあり。 今よりももう少し近未来、ネット接続や戦争に使われる技術など、様々なことが今よりも進歩している時代で、アパラチア山脈のふもとで冴えない人生を送っている若い女性フリンは、そのゲームの腕を買われて、兄・バートンからとある発売間瀬の製品のテストプレイを依頼される。それは完全なVRで行われるゲームで、まるで自分の体が別の現実の中に入ってしまったかのようなリア…

  • ロング・トレイル!(2015)

    アマプラで観た映画。 紀行文の作家である70代の男性ビル・ブライソンは、現在は故郷であるアメリカに帰っていたが、何か刺激のない毎日に物足りなさを覚えていた。ある日、近所を散歩していると、アメリカを代表する長距離遊歩道「アパラチアン・トレイル」を見かけ、それを走破したいという思いが日に日に強くなっていく。妻のキャサリンは、ビルが老齢であることから誰か一人一緒についていく人がいることを条件に旅立ちを許可する。ビルは様々な友人に声をかけたが片っ端から断られ、一人だけ乗ってくれたのが40年前にケンカ別れをして以来音信不通のカッツだった。旅の直前にカッツと再会したビルは、カッツが予想以上に老いており、膝…

  • いのちの車窓から(2017 星野源)

    ダ・ヴィンチで連載中のエッセイの書籍化。 これまで数冊の星野源エッセイを読んだ中で、一番今の星野源というか、スターになってからの星野源の様子が垣間見れた気がする。もちろん元々の陰キャで卑屈で遠慮がちな性格も垣間見えるのだが、直接的には語られないにせよ、不屈の闘志とあくなき好奇心、そして一つのことをやり続ける執着心が発揮された結果としてアーティスト・俳優として成功された様子がわかる。本作では特定の人物について語られていることが多いが、もちろんのことながらそれらの方々も、大泉洋・笑福亭鶴瓶・細野晴臣・吉田羊・ハマ-オカモト、そして新垣結衣等などの功をなされた有名人である。彼らが如何にスターかではな…

  • ジェレミー・クラークソン 農家になる(2021)

    プライムビデオオリジナルで、第2シーズンが終わったので記念に感想を書く。 BBCの「トップギア」という番組がある。そもそもは車紹介の番組だったが、ジェレミー・クラークソンがMCとして参加し、更にジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドが加わってからはすっかり「車をやたらめったらひどい言葉でこき下ろし、ごくたまに褒める」という車レビューと、高価な車を惜しげもなく使い倒してバカな企画を行うバラエティとしてすっかり定着し、世界中で楽しまれるビッグコンテンツとなった。ただ、ジェレミーが制作側と揉めて、3人とも番組を降板。別の人がMCを引き継いだが番組はあっという間に終了した。後任MC版の番組を一度だけ観…

  • 仮面ライダー龍騎20周年記念同窓会トークイベント

    本当にイベントにはぜひ行きたかったのだが全くチケットが取れず。あとで聞いたら3分で完売したとな。そりゃそうだよなぁ。先日開始された配信を早速視聴。胸が、胸が熱すぎる。何度泣きそうになったことか。歳をとると涙腺が緩んで仕方がないのだが、それを差し引いたとしても感慨深すぎて感情失禁に陥りそうになることがしばしばであった。 ただ好きなだけで、マニアやオタクと名乗るのはおこがましくてはばかられるのだが、平成第一期のライダーが好きである。その中でも三作目である「仮面ライダー龍騎」は非常に特殊で、13人のライダーが殺し合い、最後の一人になるまで戦い続けるという、「正義の味方」「勧善懲悪」のアンチテーゼにも…

  • 同志少女よ、敵を撃て(2021 逢坂冬馬)

    今年に入ってからAmazon Audibleを聴き始めた。デブ防止のために毎日行っている散歩の時、ただ黙々と歩くのに飽きてしまうので、最初は音楽を聴いていた。が、それもあっという間に飽き、次にオードリーのオールナイトニッポンをRadikoのタイムフリーやPCで録音したりして聴いていたのだがすぐにネタがつきた。他のサブスクもいろいろ検討して、その中でも月額が高いAudibleを正直選択したくなかったのだが、聴きたいコンテンツが一番多かったので仕方がない。その中でも本作はいずれ小説を読もうと思っていたところにAudibleの定額読み放題で聴取可能だったので飛びついた。それにしても表紙の絵とタイトル…

  • トロイ(2004)

    古代ギリシアのトロイア戦争を描いた大作映画。封切当時やたらとCMが流れていたのを思い出す。 スパルタとトロイの間で和平が結ばれた。しかし締結当日、トロイの王子パリスは、スパルタ王の妃であるヘレンと電撃的に恋に落ちてしまい、彼女をトロイへ連れ帰ってしまう。そのことを知ったパリスの兄・ヘクトル王子と、彼らの父であるトロイ王プリアモスは天を仰ぐが、パリスとヘレンを受け入れ、国家として彼らを守ろうとする。当然スパルタ王メネラオスは激怒し、兄であるミュケナイ王アガメムノンに助力を乞う。アガメムノンはトロイを征服する好機とみてギリシア連合軍を率い、トロイを滅ぼすための戦争を開始する。一方、アガメムノンの配…

  • そして生活は続く(2009 星野源)

    2013年版の文庫版で読んだが、元は2009年。「よみがえる変態」と一緒に読んだ。こちらが初のエッセイ集とのことで、またしても観る順番を間違えた。こっちから読むべきだったが、致し方なし。 日々の生活がとても苦手でつまらなくて、でもそれを面白がれたら楽しくなるのではという趣旨でエッセイが綴られているが、日常生活なんてそんなに客観的に面白いことが転がっていないことは読んでいる全員が常日頃から感じていることだろう。それを見る角度や切り口で面白く料理していくわけだが、そこに「なんで自分はこんなことができないのだろう?」という、ともすると後ろ向きな自虐になりそうなエッセンスを加え、それを茶化して表現した…

  • よみがえる変態(2019 星野源)

    原題「蘇る変態」(2014)が、文庫化された際に改題とのこと。文庫で読んだ。正直、楽曲もドラマもあまり触れる機会がなく、たまにオールナイトニッポンを聞く程度の接触度合いだったのだが、オードリーの若林さんつながりで気にはなっていた。たまたま何かのコラムで、病気をされた際の経験を本書に綴られていると知り、初めてエッセイを読んでみた。前半は一般的なエッセイなのだが、なんというかこんなに大っぴらにエロいこと書いてる人だったのか。いや、単にエロいことが書いてあるのではなく、甲斐性も行動力もない、要は一般的な男性が憧れとして性の対象を夢想する感じ。やたらと自慰をしているくだりが出てくるし・・・星野源ってこ…

  • ワンダーウーマン 1984(2020)

    予備知識なしにアマプラで見てしまったが、全部観た後にこれが第二作目だということを知った・・・やっぱりこういうのはフラッと観ちゃうと損することが多いな~。 1984年アメリカ。主人公:ワンダーウーマンことダイアナ・プリンスは、その知性を生かしてスミソニアン博物館で働きながら、ワンダーウーマンとして世の悪と戦っていた。職場の同僚として出会った、ナードっぽい地味な女性・バーバラは、FBIから盗品の鑑定を依頼されたが、その中に奇妙な石があり、「なんでも一つだけ願いをかなえる」と台座に書いてあった。ダイアナとバーバラが試しに願い事を言うと、本当に叶ってしまった。一方、事業家のマックスが博物館への援助者と…

  • テネット(2020)

    何の気なしにアマプラで見始めたのだが、今まで観た中で一番難解というか、知恵が必要な映画だった・・・ ウクライナ・キーウの劇場でテロ事件が発生。主人公はウクライナ警察に偽装した形で潜入したCIAのエージェントで、重要人物の救出と重要品の奪取を任務としていた。以降、主人公の名前が出てくることは一切なく、クレジットも「名もなき男」としか出てこない。作戦は失敗し、男はロシア側にとらえられて拷問を受け、歯に仕込んであった自決用の毒薬を飲み、意識が途絶える。しかし、男は見知らぬ船の中で再び意識を取り戻す。そこには一人の男がいて、「あれは君を試すための作戦だった」と明かし、第三次世界大戦を回避するための組織…

  • 燃えよデブゴン(1978)

    年始のNHK-BS1がよくやっている、映画をいっぱい放映している枠で観た。プライムビデオには有料でも掲載されてないのね・・・ 田舎で豚の世話をしていた小太りのウォンは、叔父が香港で屋台飯屋を経営しており、人手を求めていることから父に命じられ、香港へ旅立ち、叔父の店で働き始めた。店には日常的に料金を踏み倒すチンピラが来ており、なすがままの状態だったが、ウォンはブルース・リーに憧れ、日々鍛錬を行っていたおかげで武術の達人となっており、彼らを難なく撃退した。しかし、おかげで報復に会い、叔父は意気消沈し休業を余儀なくされる。職を失ったウォンは、レストランで知り合ったメイ・チェンを頼り、彼女がウェイトレ…

  • 仮面ライダーギーツ×リバイス movieバトルロワイヤル(2022)

    もちろん子供が見る前提のコンテンツであり映画なので、普段は劇場版仮面ライダーは観に行かないのだが、今回ばかりはどうしても観たくて、娘をダシに使い映画館へ足を運んだ。 映画は前半が仮面ライダーリバイスのパート。全ての戦いが終わり、温泉旅行に出かけた五十嵐一家。赤ん坊がいる。いつのまにか4人目の子供が生まれていた。マジか!今回はその子が身に宿す悪魔がストーリーの主軸となって話が進んでいく。そして中盤にギーツパート。メインキャラライダーが協力して、捕らえられたミニ悪魔を輸送出来たらゲームクリアという条件。輸送したいギーツ側の仮面ライダーと、悪魔を切り離されると弱ってしまう4人目の赤ちゃん兄弟のために…

  • シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2019)

    だいぶ前からアマプラで無料になっているのを見ており、なんとなく観た。たまたま選んだのが字幕版だったのだが、吹替版も無料であることを見た後に知った。山寺宏一版もちょっと見たかったが、字幕は字幕でなかなかよかった。 裏稼業「シティハンター」でその筋では知られるスイーパー(掃除屋)、ニッキー・ラーソン(吹替版では原作通り「冴羽瞭」。嗅いだ者を嗅がせた者の虜にしてしまう「キューピッドの香水」を警護する仕事の依頼を受けた瞭。しかし、開始早々何者かに香水を奪われてしまう。そして強奪された際、カバンがすり替わり、平凡なサラリーマンの男性が香水の入ったカバンを持って行ってしまった。彼の行方を追いつつ、香水を狙…

  • シン・ウルトラマン(2022)

    言わずと知れた庵野秀明監督作品。アマプラで観た。ネタバレ注意。 なぜか日本にしか現れない未知の生物「禍威獣」(かいじゅう)。通常の戦争兵器は彼らには聞かず、対応に苦慮した日本政府は、それぞれの道の専門家たちを集め、禍特対(カトクタイ)を設立。禍威獣への対策に追われていた。その中で突如あらわれた銀色の巨人。正体不明の巨人は禍威獣を倒し、飛び去って行った。新たに禍特対に配属された浅見は、銀色の巨人対策をメインに、禍特対のメンバーである神永とバディを組むことになった。しかし、神永は意味不明な質問を繰り返した後、禍特対メンバーの前から姿を消した。その頃、外星人であるザラブ星人が日本政府と接触し、日本に…

  • 劇場版「SHIROBAKO」(2020年)

    オリジナルテレビアニメの劇場版。 アニメ制作会社「武蔵野コーポレーション」は、『えくそだすっ!』『第三少女飛行隊』等の元請制作をこなし勢いづいていたが、オリジナルSF作品『タイム・ヒポポタマス』がメーカー側からの物言いにより制作中止になり、試練の時を迎えていた。古株の制作として社に残っていた宮森あおいは、二代目社長・渡辺からオリジナル劇場アニメの制作を提示される。『空中強襲揚陸艦SIVA』というタイトル、10か月後の公開だけが決まっていたその作品は、以前からのなじみであるウエスタン・エンタテイメント:葛城プロデューサーが持ち込んだ曰く付きの企画であった。無理難題に近い条件にひるむあおいだったが…

  • 仮面ライダーBLACK SUN(2022)

    AMAZONオリジナルドラマ。全10話。ネタバレ注意。 時は2022年。この世界では半世紀前に怪人-KAIJIN-が誕生し、人間と共存しつつも、摩擦や軋轢が絶えず、緊張が緩和しきれずにいた。街中では怪人排斥を叫ぶデモが行われ、国連では少女が怪人の差別撤廃を訴えていた。怪人は通常は人間と変わらない姿をしているが、力を開放したり興奮したりすると怪人の姿に変化し、パワーが増加したり、変身後の怪人の特性によって空が飛べたり、殺傷能力が高くなったりする。また、怪人には下級怪人や上級怪人、神官クラスなどの階層が存在しており、神官たちは日本政府の中枢に食い込み、人間と怪人、お互いの利益のために相手を利用して…

  • ドライブ・マイ・カー(2021)

    「仮面ライダーBLACK SUN」で感動したので西島秀俊つながりということと、アマプラでいつの間にか無料になっているのを発見したので観た。村上春樹も文芸映画もほとんど見ていないので、物知らず発言を最初にお詫び申し上げます。 舞台俳優の家福(かふく)は、愛妻の音(おと)と仲睦まじく日々を過ごしていた。音はセックスのあと、決まってある物語をつぶやくのだが、あとでそれを聞いても覚えていないのだった。家福はそれをメモで残しておき、あとで音に聞かせ、音はそれを脚本にすることで脚本家として成功している。また、家福は車に乗る際、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」のセリフを練習するため、音が相手方の方だけ吹き込…

  • 映画『ゆるキャン△』(2022)

    社会現象にもなった「ゆるキャン△」の劇場版。 高校生の頃、キャンプを共に楽しんだ仲間たちも社会人となり、それぞれの道を歩んでいた。東京の出版社で編集者となったリン、東京のアウトドアショップ店員となったなでしこ、山梨県の観光推進機構にUターン就職した千明、地元で小学校の先生となったあおい、横浜でトリマーとなった恵那。千明が立ち上げた地元再生計画に巻き込まれた形で再会を果たした5人。数年前に閉鎖された施設をキャンプ場に再生すべく、仕事の合間を縫って協力していく・・・ ストーリーに大きな起伏があるわけではなく、ヒーローや悪役がいるわけでもないので、引き込まれるような展開はないのだが、旧作でメインキャ…

  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)

    やっとここまで視聴が追いついた・・・スパイダーマンシリーズ最新作。ネタバレ全開につき注意。 ミステリオの嘘告発により、正体を明かされたばかりかあらぬ嫌疑までかけられたピーター。その影響はMJやネッドにも及び、MITへの入学も不合格とされてしまう。自分はともかく恋人や友人にまで被害が及んだことに悩むピーターから相談を受け、ピーターがスパイダーマンであるという事実を人々の記憶から消すための呪文を唱えたドクター・ストレンジ。途中でピーターが細かい注文をいくつも加えたことも相まって、呪文は失敗、異なる平行世界から様々なスパイダーマンの敵、ドクター・オクトパス、グリーン・ゴブリン、リザード、エレクトロ、…

  • スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム(2019)

    引き続き劇場版スパイダーマン学習の一環でアマプラで観た。 「アベンジャーズ/エンドゲーム」の戦いから8か月後。スパイダーマン=ピーターは、学校の企画でヨーロッパ修学旅行に参加していた。そこで片思い中のMJに告白することを決意するが、気負ってなかなか思うようにいかない。また、クラスメートのイケメン・ブラッドもMJに気があるようで、ピーターとしては気が気ではない。そんな中、ピーターはフューリーから呼び出しを受けるも、旅行最優先のため無視し続ける。ヴェネツィアについた一行は、早々に水の怪物に襲われるが、球体でガラス状の頭を持ち、両手から緑の怪光線を放つ男に助けられた。その夜、ヒューリーから招集された…

  • スパイダーマン:ホームカミング(2017)

    劇場版としては3人目のスパイダーマンであるトム・ホランド主演版。 オタク友達と学園生活をエンジョイしつつ、スパイダーマンとしてアベンジャーズの戦いに参加。アイアンマン=トニー・スタークからスパイダーマンスーツを提供されてウキウキと着込みながら、自分が活躍できる事件はないか街を巡回する日々。一方、8年前、ニューヨークで瓦礫撤去を任された業者トゥームスとその従業員が、外宇宙からの侵略者チタウリが残した残骸を撤去しようとしたところ、トニー・スタークと政府が設立した事業者にその仕事を奪われてしまう。トゥームスたちはチタウリが残した遺物を使用して武器を作り、翼の飛行怪人バルチャーとして悪事を働くようにな…

  • 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022)

    アマプラで無料になったので観た。 ジャブローの激戦を経た後、地球連邦軍はジオンの地球本拠地であるオデッサを叩くための反攻を開始した。ホワイトベースは補給を受けるためにベルファストへ赴くが、そこで通称「帰らずの島」と呼ばれる無人島の残置諜者相当任務である。アムロたちはモビルスーツで島に乗り込み捜索に乗り出すが、そこで子供たちがいるのを見る。そして一機のザクと戦闘になり、ガンダムごと崖から落ちて気を失うアムロ。気がつくと半ば廃墟となった建物のベッドに寝かされ、傷の手当てがされていた。ここには20人の子供たちと、元ジオン兵であるククルス・ドアンが助け合いながら生活していた・・・ おおよそはテレビシリ…

  • キャノンボール(1981)

    アメリカ東海岸をスタートとして、西海岸までの5000キロに及ぶ公道レース。到着しさえすれば法律違反やお互いの妨害など、自己責任においてなんでもあり。奇想天外な発想による破天荒なレースが繰り広げられる。 皆道を開けるだろうという推測から救急車で参戦したJJとビクター、神父のふりをしたモーリスとジェイミー、半ば本人的に登場するロジャー・ムーア、ハイテクカーを駆使する東洋人コンビ、スーパーカーを乗りこなす美女二人などなど・・・ ハリウッド映画というと真っ先にこれが思い浮かぶ。ストーリーはおおざっぱでいい加減だが、バブリーにスターたちを登場させ、派手なカーアクションと殴り合いと大笑い、みたいな典型的な…

  • 横浜駅SF 全国版(2017 柞刈湯葉)

    「横浜駅SF」の外伝的な短編が6編。■プロローグ北海道の青函トンネルで、横浜駅の構造遺伝界が侵食してくるのと戦うJR北日本の人々の話。■瀬戸内・京都編挫折を経て島に一人で済む人間、熊野シドウと、JR北日本から工作員として送り込まれ、任務を忠実にこなすハイクンテレケ。その交流、シドウとケイハの半生、ハイクンテレケとの別れ。■群馬編コーカソイド系の人種でエキナカの医者をしている青目先生と、スイカネットの制御や操作に詳しい二ジョー君。浅間山の噴火を予測し、住人を避難させる。■熊本編JR福岡の中で起きた殺人事件と、その被疑者になった中年の男、そして彼を助けるため奔走する若手女性社員。その中で判明した社…

  • 横浜駅SF(2016 柞刈湯葉)

    WEB小説サイト「カクヨム」のコンテストでSF部門大賞を受賞し、カドカワBOOKSで書籍化。日本SF対象候補にもなり、話題にもなったので存在は知っていたが、当時はあまりピンとこず、今になって読みたくなって読んだ。 冬戦争と呼ばれる世界大戦から200年が経過した。日本列島のうち、本州はほぼ増殖した横浜駅に覆われていた。戦争中に開発された人工知能であるJR統合知性体が、自己保存のために日本中に張り巡らされたネットワークノードが自律的に修復できるような機能を導入したところ、それが導入された横浜駅が制御不能となり、癌細胞のように日本中を覆いつくすようになっていった。そのため、本州の地表はほぼ横浜駅化さ…

  • アメイジング・スパイダーマン2(2014)

    アンドリュー・ガーフィールド主演版の2作目。 ピーターは恋人グウェンとの日常を満喫しつつ、スパイダーマンとしての活動を続けていた。彼の脳裏にあるのはグウェンの父親からの願いである指示でもある「グウェンに近づくな」。スパイダーマンには今後強大な敵が現れる可能性が高く、その関係が知れれば命が危険にさらされるのは必至だった。愛するグウェンとの関係を断つのは難しく、さりとて彼女の命が最優先であることは間違いなく、ピーターは葛藤する。苦しむ彼を見て、グウェンは自分から別れを切り出すのだった。一方、父親の死によりオズコープ社を継いだ、ピーターの旧友ハリーは、自分も父親と同じ早逝の血が流れていることを知り恐…

  • オクトローグ 酉島伝法作品集成(2020 酉島伝法)

    最近のSF小説を読んでないな~と思い、「SFが読みたい!2020年版」で1位になっていた本作を読んでみたが、久しぶりに読むSFとしてはだいぶ癖強めだった。 本書は8つの短編からなる短編集。・環刑錮(かんけいこ) 犯罪を犯すとミミズとかイソメとか系の環虫類に変身させられて ひたすら石交じりの土を食べさせられるという刑罰を受ける・金星の蟲(むし) 痔かと思ったら金星サナダムシというでかめの気色悪いのが お腹にいた・痕(あと)の祀り(まつり) ウルトラマンが戦った後の怪獣の死体処理班のお仕事・橡(つるばみ) 月の幽霊たちが地球に帰ってきた話・ブロッコリー神殿 異世界の植物界、華の精たちの話・堕天の塔…

  • アメイジング・スパイダーマン(2012)

    なんとなくアマプラを眺めていたところ、スパイダーマンがいろいろ見放題対象になっているのに気がついたのだが、これまでそんなにきっちり興味を持って観たことがなく、記憶も朧気であることが判明。少しだけ調べたところ、・サム・ライミ版初期3部作 全部観た・アメイジングスパイダーマン2作 なぜか2作目だけ観てた・MCU版3作 なぜか1作目だけ観てたという状態。なんでこんな歯抜け状態で観てたんだ・・・復習も含め、アメイジング~から見直すことにした。いろいろ細かいことを言えばアヴェンジャーズ系は全部観とけ的なことがあるようなのだが、ニワカなので基本的なことだけ抑えよう。 初期作と共通なのは、 主人公がピーター…

  • ムーンフォール(2022)

    アマプラでガンガン宣伝をやっていたのでそれにつられてつい観てしまった。 宇宙ステーションで船外活動を行っていた3人の宇宙飛行士は謎の飛行物体に襲われた。マーカスは死亡、ファウラーは意識を失った中、必死にファウラーを救出したハーパーは宇宙船を操縦して逃れる。しかしNASAはハーパーの言うことを信用せず、彼の過失として事件を処理。ハーパーは首となった。2021年、月の軌道が変わり、徐々に地球へ近づき始める。「月は巨大な人口建造物である」というトンデモ学説を支持するハウスマンが気付き、NASAへ警告を送るが相手にされない。たまたま子供たちへの体験談を話す科学セミナーで会ったハーパーとハウスマン。ハー…

  • フィリップス 5000 シリーズ 電気シェーバー 45枚刃 パーソナルフィット・シェイビング/Skin IQ テクノロジー S5582/27

    プライムデーで唯一買った品。 もともとパナソニックのラムダッシュの5枚刃のやつを2015年に買ってからずっと使い続けていたのだが、半年前に電池が持たなくなり、これは内蔵電池を換装して凌いだ。しかし、セットで使っていた洗浄乾燥機のうち乾燥部分が動かなくなり、そのため洗浄だけして中がドロドロのまま生乾きで終わってしまうという悪いサイクルに陥ってしまったことでほどなく全体的に壊れてしまい動かなくなった。もっとも、僕は男だてらに近所の皮膚科の医療レーザーでヒゲ脱毛を10回以上行っており、まあまあな範囲の髭が生えなくなっているため、量は少ない。しかし、レーザーは黒い毛に反応するため、白髪になってしまった…

  • トップガン・マーヴェリック(2022)

    言わずと知れた大ヒット映画を4DXで観てきた。 海軍のトップパイロットとして、昇進も拒みずっと現役でい続けたピート・”マーヴェリック”・ミッチェル大佐。テストパイロットとして新鋭戦闘機の速度の限界に挑み、必要以上にやりすぎて任務をクビに。次の任務として指令を受けたのが、「トップ・ガン」の教官として後進の指導に当たることであり、以前の仲間である「アイスマン」の指名だった。イキりまくっている若者たちへ指導を行うため、最初から全開でガツンとかますマーヴェリック。飛行訓練中に接触スレスレで割って入り技量を見せつけ、その後は自分との戦闘飛行訓練で圧倒的な技術の差を知らしめるのだった。生徒の中にはかつての…

  • ドラゴン・キングダム(2008)

    やたらとAmazonのおすすめに出まくってくるので根負けして観た。こういうの観ちゃうからおすすめ更に出てくるんだよな~。 ボストンに住むジェイソンは、カンフー映画が好きで憧れているオタク少年。今日も中華街の質屋でカンフー映画を買ってきた。帰り道で不良に絡まれ、脅されて質屋への強盗の案内をさせられ、激高した不良のリーダーが老主人に発砲、胸を撃たれる。ジェイソンも口封じのために不良に詰め寄られて絶体絶命になった時、手にした棍棒と共にビルから落下。あわや地面に激突と思われたその時、彼はなぜか古代の中国の農家で介抱を受けていたのだった。村に押し寄せた軍隊の兵たちの手から救ってくれたのは旅の学者ルーで、…

  • スキャナーズ(1971)

    デヴィッド・クローネンバーグ監督作品ということで、ご高名だけはかねがね伺っていたものの縁がなかった。たまたまAmazonで見かけて観た。 気の弱そうな青年、キャメロン・ベイルがショッピングセンターの中にあるフードコートで、他の客が残した食べ物を漁っているのを、蔑んでいる老婦人およびその連れ。ベイルが老婦人をじっと見つめると、彼女は突然苦しみだして倒れてしまう。その後、いきなり追われて麻酔銃で撃たれたベイルはとある地下の部屋へ連れ込まれ、自分がスキャナーと呼ばれる超能力者であることを知らされる。そして、訓練の後、同じスキャナーで人類の敵として跳梁しているレヴォックを倒すべく、スパイとして送り込ま…

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