昨年8月から仕事の関係でシンガポールに単身赴任することと相成りました。 当地シンガポールは旧英連邦ということもあり、商用電力は英国規格のBFタイプコンセント240V。またもや、スコットランド産のLINN MAJIK DSM3が大活躍です。 2023~2024年のシンガポールの電子工作・部品入手事情ですが、地下鉄Rochor駅近くにあるSum Lim SquareおよびそのRocher川対岸にあるSim Lim Towerの2箇所にショップが集結している状況です。…
オーディオ、アマチュア無線など、電子工作に係わるメモ・記録です。 https://hobby-electronics.seesaa.net/
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昨年8月から仕事の関係でシンガポールに単身赴任することと相成りました。 当地シンガポールは旧英連邦ということもあり、商用電力は英国規格のBFタイプコンセント240V。またもや、スコットランド産のLINN MAJIK DSM3が大活躍です。 2023~2024年のシンガポールの電子工作・部品入手事情ですが、地下鉄Rochor駅近くにあるSum Lim SquareおよびそのRocher川対岸にあるSim Lim Towerの2箇所にショップが集結している状況です。…
この半年間で、HF帯ホイップアンテナによる直接波受信と、主基板の電源パスコンのOS-CONへの換装を経て、FPGA FMチューナーのノイズフロアの…
10年前に製作したFPGA FMステレオ・チューナーの受信状態改善のため、今年以下の2つの対策を施しました。 1)ベランダに設置したHF帯ホイップアンテナによる直接波の受信 2)主基板上の電源パスコンを電解コンデンサからOS-CONに換装 この状態で、日曜午前11時のNHK-FM時報前後のノイズフロアを測定してみたところ、ノイズが相当(約6㏈)減少しておりましたので、結果等を記します。いつもと同様NHK-FM時報音直前のノイズ…
昨日のFPGA FMステレオ・チューナーの電源パスコンをOS-CONに換装したのに続き、SONYウォークマンWM-D6Cの電源パスコンも換装することにしました。対象はDC電源入力部分のC317(220μF10V、オリジナルのまま)、および主基板に搭載されたDC-DCコンバーター昇圧出力のパスコンC315(100μF25VニチコンMUSEへ90年代初め頃に一度換装済み)の2個です。
先般、LCRメーターで種々のコンデンサーの誘電損失を測定、一般の電解コンデンサーと比べて1桁程度OS-CONの特性が良いことを改めて認識しました。私のFPGA FMステレオ・チューナーの基板には1500μF6.3VのRubycon製MCZコンデンサーが搭載されていますが、これはPCマザーボードのような大電流消費、電源ノイズの多い過酷な環境でパス…
先日2回にわたって掲載した、一部のダイオードの立下り時に見られたオーバーシュートは、どうやらダイオードの逆回復特性に依存するもので、ダイオードの品種によって異なるもののようです。これは「普通の」整流用シリコンダイオードで最も顕著な特性なので、たまたま手元にあった「普通の」整流用ダイオードブリッジで、プローブの入力抵抗を3段階に変えて立下り波形の違いを測定しました。 立下り特性に着目するので、オシ…
前回測定したダイオード経由の方形波波形の違いが、ダイオードの逆電流特性の違いによるものではないかと仮説を立て、前回と測定回路を少しだけ変えて再測定をしましたので、その結果を掲載します。 まず、オシロスコープのプローブを含めた入力抵抗・入力容量をLCRメーターで測定します。入力抵抗は約1MΩ、入力容量は約102pFでした。
オシロスコープには校正用信号(CAL端子)として1kHz方形波が付属しているのが一般的です。これを使って、ダイオードの順方向電圧降下を測定したところ、ダイオードの品種によって観測波形そのものが大きく異なることに気づきました。原理・理由がよくわからないものの、手持ちのダイオード11種類の測定結果を以下に掲載します。
比較的安価ながら多機能なLCRメーター「DE-5000」を秋月電子通商で入手しました。手持ちの様々な種類、容量のコンデンサの誘電損失を測定した結果を以下に掲載します。
先日製作したTCD-D3用の9V電源アダプターの雑音スペクトラム特性について、条件を変えて測定してみました。 測定機器は、いつも使っているTASCAM UH-7000(業務用A/Dコンバーター)、Windows上のWaveSpectra Ver. 1.51Eです。今回は、2014年に同じ機器で測定した、旧作の電源アダプター(μPC2409AHF使用)のデータと比較できるよう、FFTのサンプル数を16384としました。 まずは、測定系のノイズフロアから(無接続・入力シ…
平成3年(1991年)に購入した、SONYの初代DATウォークマンTCD-D3のACアダプターを再製作しました。 勿論、購入時の付属品にはメーカー製のACアダプターが含まれていましたが、これが…
第一電波工業(株)の短波帯用モービルホイップアンテナHFxxCLシリーズの中で、21MHz帯用のHF15CLは、FM放送や航空無線が強力に入感することに以前気付いていたのですが、ふと、これをFPGA FMチューナーにつないでみたらどうか?と思い立ち、東京スカイツリーからのNHK-FM放送の受信テストと測定を行いました。
CQ出版社の「RFワールド No.52号」の特集で、Nano VNAの開発者である、高橋知宏氏 : edy555自らの手による記事や、その他の解説記事を読んで気になっていた、手軽な価格で入手可能なベクトルネットワークアナライザ。昔、高校生の頃に、地元企業がベクトルアナラ…
アマチュア無線のリグ(無線機)に安定化されたDC13.8V電源を供給する方法は、最近まで、トランス内蔵のアナログ方式(電源トランス+シリーズレギュレーター)かスイッチング方式の電源アダプターを使うかの2択でした。近年はこれに加え、USB-PD方式のACアダプ…
2013年に製作したFMチューナーの電源回路基板を、LT3045を使った超低雑音電源レギュレーターにアップグレードすることにしました。
新たな超低雑音レギュレーターICのLT3042/LT3045を使ってみたいと思い、先日eBayで見つけて注文した、中国製の3端子型モジュールが無事届きました(写真)。 …
1か月ほど前にひょんなことからアマチュア無線局を開局しようと思い立ち、リグ(無線機)、アンテナ(集合住宅のベランダにV/U2バンド八木)、卓上マイク等を調達して開局申請をし、11月初旬に無事局免が届きました。 リグの外部電源は昔から13.8V給電が主流で、…
昭和62年(1987年)に購入したSONYのウォークマンWM-D6Cを今回の帰国後に動かしてみたところ、テイクアップ側のリールが回らなくなっておりました。早送り・巻き戻しはきちんと動くので、ベルト劣化かなと中身を開けると、ゴムベルトが伸びきって緩んでいるととも…
今年6月に日本へ本帰国した後、久しぶりにFPGA FMチューナーを聴いたところ、気のせいか以前よりも音が良くなったように感じたので、S/N比や歪率を測定してみ…
注:本ブログの内容は、筆者個人の見解・感想・意見です。 9月下旬のとある日、久々に我が家のMAJIK DSMのソフトウェアのアップデートを行い、リリースノートを読んでいると、「Selekt DSMシリーズのサポート開始」という項目が目に留まりました。これは聴き…
この半年間で、HF帯ホイップアンテナによる直接波受信と、主基板の電源パスコンのOS-CONへの換装を経て、FPGA FMチューナーのノイズフロアの…
10年前に製作したFPGA FMステレオ・チューナーの受信状態改善のため、今年以下の2つの対策を施しました。 1)ベランダに設置したHF帯ホイップアンテナによる直接波の受信 2)主基板上の電源パスコンを電解コンデンサからOS-CONに換装 この状態で、日曜午前11時のNHK-FM時報前後のノイズフロアを測定してみたところ、ノイズが相当(約6㏈)減少しておりましたので、結果等を記します。いつもと同様NHK-FM時報音直前のノイズ…
昨日のFPGA FMステレオ・チューナーの電源パスコンをOS-CONに換装したのに続き、SONYウォークマンWM-D6Cの電源パスコンも換装することにしました。対象はDC電源入力部分のC317(220μF10V、オリジナルのまま)、および主基板に搭載されたDC-DCコンバーター昇圧出力のパスコンC315(100μF25VニチコンMUSEへ90年代初め頃に一度換装済み)の2個です。
先般、LCRメーターで種々のコンデンサーの誘電損失を測定、一般の電解コンデンサーと比べて1桁程度OS-CONの特性が良いことを改めて認識しました。私のFPGA FMステレオ・チューナーの基板には1500μF6.3VのRubycon製MCZコンデンサーが搭載されていますが、これはPCマザーボードのような大電流消費、電源ノイズの多い過酷な環境でパス…
先日2回にわたって掲載した、一部のダイオードの立下り時に見られたオーバーシュートは、どうやらダイオードの逆回復特性に依存するもので、ダイオードの品種によって異なるもののようです。これは「普通の」整流用シリコンダイオードで最も顕著な特性なので、たまたま手元にあった「普通の」整流用ダイオードブリッジで、プローブの入力抵抗を3段階に変えて立下り波形の違いを測定しました。 立下り特性に着目するので、オシ…
前回測定したダイオード経由の方形波波形の違いが、ダイオードの逆電流特性の違いによるものではないかと仮説を立て、前回と測定回路を少しだけ変えて再測定をしましたので、その結果を掲載します。 まず、オシロスコープのプローブを含めた入力抵抗・入力容量をLCRメーターで測定します。入力抵抗は約1MΩ、入力容量は約102pFでした。
オシロスコープには校正用信号(CAL端子)として1kHz方形波が付属しているのが一般的です。これを使って、ダイオードの順方向電圧降下を測定したところ、ダイオードの品種によって観測波形そのものが大きく異なることに気づきました。原理・理由がよくわからないものの、手持ちのダイオード11種類の測定結果を以下に掲載します。
比較的安価ながら多機能なLCRメーター「DE-5000」を秋月電子通商で入手しました。手持ちの様々な種類、容量のコンデンサの誘電損失を測定した結果を以下に掲載します。
先日製作したTCD-D3用の9V電源アダプターの雑音スペクトラム特性について、条件を変えて測定してみました。 測定機器は、いつも使っているTASCAM UH-7000(業務用A/Dコンバーター)、Windows上のWaveSpectra Ver. 1.51Eです。今回は、2014年に同じ機器で測定した、旧作の電源アダプター(μPC2409AHF使用)のデータと比較できるよう、FFTのサンプル数を16384としました。 まずは、測定系のノイズフロアから(無接続・入力シ…
平成3年(1991年)に購入した、SONYの初代DATウォークマンTCD-D3のACアダプターを再製作しました。 勿論、購入時の付属品にはメーカー製のACアダプターが含まれていましたが、これが…
第一電波工業(株)の短波帯用モービルホイップアンテナHFxxCLシリーズの中で、21MHz帯用のHF15CLは、FM放送や航空無線が強力に入感することに以前気付いていたのですが、ふと、これをFPGA FMチューナーにつないでみたらどうか?と思い立ち、東京スカイツリーからのNHK-FM放送の受信テストと測定を行いました。