インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
南インド🇮🇳バンガロール在住のライター、リサーチャー、セミナー講師など。MUSE CREATION (NGO) 主宰。Okaeri Ventures (Business)。
[Fukuoka 01] 🇯🇵ただいま、福岡! 今回は、九州界隈に1カ月弱の滞在予定。
バンガロールから成田までの直行便で帰国……。しかし、そこから福岡への乗り継ぎが、毎度なかなかの体力勝負。バンガロール発の国際線は、たいていの航空会社が「地味な機材」を用い、「最果てのゲート」を使われることが多い。 日本行きにしても然り。かつては香港やシンガポールを経由していたが、香港空港など、ターミ...
継続こそ力。諦めないで続ける。どんなに小さな種でも、撒き続けよう。自分の気づかないところで発芽し、花を咲かせ、実をつけているかもしれないのだから。
深夜。空港にて。日本へ飛ぶべくフライトを待っている。パンデミック明けから、年に一度の一時帰国を2度に増やした。年を重ねた母に会うのが目的だ。気分的には、3、4カ月に一度、帰っているような気がする高頻度。前回の旅で購入した昆布やら海苔やら和風だしやらを使い切れていないのに、もう帰国。今回は、ちゃんと考...
👘家族の記憶を紡ぎながら、色褪せない伝統衣装。着物ショーで躍動する半世紀前の和装
バンガロールにおけるファッション界の第一人者であるPrasad Bidapa。テキスタイルのプロモーターとして、またキュレーターとしても、各方面で活躍されている人物だ。彼と初めてお会いしたのは、パンデミック時代の3年前。マハラーシュトラ州に息づく古来インドのChandrakalaサリーに関する催しだ...
進化する無償のホスピスに見る光。緩和ケアのエキスパートとして、世界規模の研究機関に。
季節外れの大雨が降り続いていたバンガロール。火曜日、まるで雨間を縫うように晴れたひととき、バンガロール市街東部、ホワイトフィールドにあるホスピスを訪問した。 わたしは、2010年に初めて訪れて以来、今回6度目の訪問だった。どの団体でもそうだが、訪問するたびに、新たな発見や学びがある。特に今回は、それ...
🙏🇮🇳インド大財閥タタ・グループの元会長、ラタン・タタ氏の訃報を受けて。
我が父が他界してからの20年間は、年に一度、一時帰国をしていた。しかし、パンデミック明けからは、年に2回、帰るようにしている。福岡に暮らす母になるたけ会っておきたいというのが理由だ。今日、10月20日で86歳になった母。少々、物忘れが増えたようだが、それでも元気で一人で暮らせていることを、ありがたく...
🎇そして今年もHappy Diwali! 音楽に浸るパーティの夜。
ヒンドゥー教の新年を祝する光のお祭り、ディワリ。今年は10月31日だが、昨夜は一足先に、ディワリを祝うパーティが開かれた。わたしは今月末から1カ月弱、一時帰国するので、今年はディワリの花火や爆竹の大騒ぎからは免れそうだ。 パーティには、夫婦揃って、先日、アートスクールで開催されたテキスタイル・バザー...
🇯🇵カルナータカ州の伝統玩具「チャンナパトナ」。120年前に職人が、日本へ漆塗りの研修に行っていた!
バンガロール近郊、マイソールへ向かう途中に、チャンナパトナ (Channapatna)という村がある。ここは、木工玩具の故郷で、いくつかの工房がある。その一つであるマヤ・オーガニックは、ミューズ・クリエイションが毎年、ミューズ・チャリティバザールを実施していた時代に、何度か出店してもらったことがある...
途切れなく、息継ぎもせず、深く深く、昨夜から、耳鳴りの如く、 降り続ける雨。 南天竺(みなみてんじく)バンガロール。 年に何度か、こういう日がある。 雨音に紛れる、車のホーン、ポリスの警笛。 きっと外は、渋滞だろう。今日はこれから、お出かけなのに。 早めに家を出るとしよう。 ☔️ わずか半年前は、水...
[Maldives07 Soneva Fushi] 結局はGo Native👣原始回帰。よく寝て、よく食べ、よく働き、よく遊べ!
Soul Festivalのプログラム。結局は「おばあちゃんの知恵」的なことだったり、民間療法だったり、東洋医学の教えだったり、アーユルヴェーダ的伝承医学のようなものの「ありがたみ」を、再認識させられるような、内容だった。 それらが、「科学的に検証された」「実証例がある」という点において、世間的評価...
[Maldives06 Soneva Fushi] 👣 無人島漂着に憧れた子どものころを思い出す。海とジャングルが共在する楽園で地球を慈しむ。
「あおいあおい空だよ 雲のない空だよ サモアの島 常夏だよ〜♪」 小学一年生のとき、「今月の歌」で習った歌。この歌を通して初めて、わたしは「南の島」の存在を知ったように思う。その年の夏休みの出校日。生徒たちは暑い体育館に集い、映画を見た。無人島に漂着した子どもたちが、試行錯誤しながら、島での暮らしを...
[Maldives05 Soneva Fushi] 👣裸足で過ごすエコ・リゾート。心と身体、そして魂を磨く3泊4日のはじまり。
バロスでの静かな島の時間を過ごしてのち、船と水上飛行機を乗り継ぎ到着したソネヴァ・フシ。この島は、基本的に「土足禁止」。つまり、裸足で過ごす。片仮名で連記するのは抵抗があるが、簡単にまとめると、エコロジカルでサステナブルな環境な中、ラグジュリアスに、ウェルネスな時間を過ごす場所、である。 今回、ソネ...
[Maldives04 Baros✈︎] バロス島での序章を終えて。水上飛行機で次なる楽園フシ島へ
17年前のバロスでは、4泊滞在した。それでも短いと思えたが、今回はわずか2泊で別れを告げる。というのも、今回のモルディヴ旅を決めたのは、YPOのグループ旅での3泊が本番で、それだけでは少ないからと、前倒しで2泊、付け加えていたのだった。 わたしたち夫婦が属するグルーバル組織のYPOでは、年に数回の国...
[Maldives 03 Baros] 光を観る。観光。旅はいつでも、新たな視座を与えてくれる。
波音を聞きながら眠る。 波音を聞きながら目覚める。 日常から離れて、違う土地へ赴く。 いつもとは、違う景色を見て、新しい経験をする。 地球の美しさを再確認する。 自然の偉大さを肌身に感じる。 人類の叡智と愚かさに思いを馳せる。 久しぶりのビーチリゾートの、束の間の孤独も尊い。 米国在住時、カリブの島...
[Maldives 02 Baros] 🏝そして17年前と同じ、 小さな島BAROSへ。波音や鳥の声ばかりが聞こえる世界へ。
昨日の午後。バンガロールから空路2時間。モルディヴの首都、マレの空港に着陸した。 今、モルディヴは雨季の終盤。曇天で波が荒い。空港前の波止場からボートに乗る。ラフなライドで約20分。 到着したのはBAROS。17年前と同じ島だ。 モルディヴは、1192もの島々から構成されている。そのうち、人の暮らす...
[Maldives 01 Departure] ✈︎久しぶりというには遥か。今週は、海辺で過ごす
「バンガロールから飛行機で2時間。近いから、いつでも来られるね」 そう話したことが、つい最近のことのように思えるのだが……。 指折り数えれば、あれから17年! 旅の優先順位から落ち続けていたとはいえ、17年! 歳月の蓄積が泡沫(うたかた)の夢。 改めて、声を大にして言いたい。 海の向こうに憧憬す...
お祭り渦巻くインドの日常。振り回されぬよう自分のペースで、働く。遊ぶ。
🌱10月2日のガンディー生誕日を皮切りに、ナヴラトリ (Navaratri)、ダセラ(Dussehra)、そして、月末はヒンドゥー教のお正月、ディワリ(Diwali)……。今月に入って、インドのお祭りムードは加速している。世間は祝祭やらイヴェントやら集いやら旅やら、なんだかんだで賑々しい。かくいうわ...
A HUNDRED HANDS 手工芸品のバザールで、書道と折り紙のワークショップ開催
🌸昨日、ミューズ・クリエイションMuse Creation (NGO)は、インド各地からの手工芸が一堂に会するA Hundred Handsのバザールにて、書道と折り紙のワークショップを開催した。2月に続いて、今年は2度目の参加だ。2月は、ファッションスクールで開催されたこともあり、書道と折り紙のワ...
🇮🇳Gandhi Jayanti/10月2日。本日、ガンディ生誕記念日。そして国際非暴力の日
ことあるごとに、歴史は知っておいたほうがいいと言い続けて幾星霜。年を重ねるほどに、その重要性を実感する。わたしは学生のころ、大して勉強しなかった。歴史もほとんど関心がなかった。しかし、大学を卒業後、旅行ガイドブックの編集者になった1988。初めての海外取材で台湾を訪れることになってから、異国の歴史や...
【VASTRABHARANA 布の展示会 04】日曜日の午後、久しぶりに夫とデート。目的地はまたしても布の展示会😅
先週後半は、諸々立て込んでいたので、日曜日は家で静かに過ごす予定だった。しかし、布の展示会の写真を眺めているうちに、「もっと、じっくり見たい……」という気持ちが高まってきた。展示会の様子を捉えた写真は、すでに何枚もアップロードしている。ゆっくり巡ったかのように思われそうだが、ざっと回っただけで、じっ...
「ブログリーダー」を活用して、MIHO S. MALHAN * 坂田マルハン美穂さんをフォローしませんか?
インドに移住して20年。旧居を購入し、怒涛内装工事の果てに引っ越してから18年。「侘び寂び」よろしく、家の随所が傷んでいる。本来ならば、新居に完全移住したあとに旧居の内装工事にかかろうと思っていたが、当初の予定から5年遅れ。いつになるかわからない。そのうちにも、どんどん歳を取り、やがて自分のやる気が...
🏏インド移住前の米国在住時から、「クリケット」とは異様にインドの人々を盛り上げるスポーツだということは認識していた。普段は睡眠不足を嫌う夫が、4年に一度のクリケットのワールドカップ・シーズンには、開催されるその土地その土地の時間に合わせて、たとえそれが深夜でも、起きている。当時はインターネットで試合...
旅を減らしている今年はバンガロール滞在時間が長い。ゆえに、関心のあるイヴェントやお誘いいただいた催しには、極力、足を運んでいる。かつてなく、日本人コミュニティの集いにも参加していて、新鮮な気分だ。 先週の土曜日は、またしてもホワイトフィールドへ。同じ街とはいえ、これまで年に1、2回しか訪れていなかっ...
月に一度のミーティングのあと、麗しき我が友の誕生日を祝す。生花に彩られたケーキもまた、美しい。 インドでは、こうしてケーキを互いに食べさせ合うのがお決まりだ。だからって、口を開けすぎだ、自分。 誕生日の本人が、友人らをもてなすのもまた、インド。OberoiのWabi-Sabi(侘び寂び)にて、日本風...
モンスーンの到来が早い今年。このごろは、太陽が雲の向こうに隠れがち。そんな中、今週は外出が多かった。 火曜日の午前中は、恒例の女性の勉強会に参加した。この日の会場は、アーティストの友人、Jayaのお宅。彼女の描く情景は、我々の新居、旧居の随所を彩っている。勉強会(この日は作家のトークだった)が始まる...
2000年1月、父は末期の小細胞肺がんだと診断された。まだ62歳だった。民間医療も取り入れながら、抗がん剤治療を受け、一時期はかなり回復した。その後、再発、回復を繰り返し、2004年の今日、旅立った。 写真は2001年7月、わたしたちがニューデリーで結婚式を挙げたときのもの。一時的に回復していたころ...
わたしがホームページを立ち上げたのはニューヨーク在住時の2000年。メールマガジンを発行し、インターネット上にて発信をはじめた。そして、インド移住前の2005年にブログを開始した。以来、ほとんど毎日のように、何かしらの言葉を紡いでは、放ちてきた。 自分自身の在り方や関心や熱意の方向は、その時代時代に...
モンスーンにはまだ早い時節ながらも、大雨に見舞われているバンガロール。乾いた夏には水不足が叫ばれ、降れば降ったで道路が水没。街の随所が冠水し、いずれにしてもインフラストラクチャー不全の大都市だ。 仕方ない。なにしろ2001年の国勢調査では、約400万人だった人口が、25年後の現在は、東京都とほぼ同じ...
毎日が、目まぐるしく流れる。今年は旅も催しも減らしているのだが、このバンガロールを西へ東へ。 8月に大きなプロジェクトを控えている以外、今年は仕事を意識的に、思い切り、減らしている。その分、旧居の改築その他をやることになるので、結局は、あまりのんびりもしていられず。 ただ、本当に、ここ数年は体調管理...
数週間前、チェンナイにお住まいの日本人女性Aさんからご連絡があった。近々、ご帰任なさるとのことで、雛人形を引き取ってほしいという。わたしのブログをご覧になったうえで、活用してもらえるのではないかと思ったとのこと。 わたしの雛人形は、ガラスケース入りの小さなものだった。当時、若くて貧しかった両親が買っ...
バンガロールで二拠点生活を始めて、今月でちょうど3年になる。当初は1年以内に新居へ9割方、移る予定だったが、まだまだご近所さんの工事は現在進行形。4猫らは旧居で安住していることから、今だに新居はウィークエンドハウス状態だ。 「あの服はどっちの家?」「あの書類、ああ、忘れてきた!」「読みかけの本が……...
わたしが初めて「心理療法」という言葉に触れたのは、大学時代のことだ。わたしは文学部日本文学科を専攻していたが、中学や高校の授業では学ぶ機会のなかった「哲学」や「心理学」の世界を垣間見たいと、選択した。ユング心理学……中でも夢分析には強い関心を持ち、当時は毎日のように「夢日記」を記したものだ。そこには...
今週の月曜は、夕刻まで新居で過ごし、二組のゲストを迎えた。 午前中は、米国から旅行中の、夫のMIT(マサチューセッツ工科大学)アラムナイ(同窓生)の友人夫妻をお招きし、共にランチタイムを過ごす。インド系米国人のお二人は、インドにおけるMITアラムナイの活動にも尽力されている。 昨今の米国事情。トラン...
なぜ、インドとパキスタンは争っているのか。その背景を、5年前に制作したセミナー動画で説明しています。「パラレルワールドが共在するインドを紐解く」シリーズ全5本。本当は全部、見ていただきたいところですが、少なくとも②の 「広く浅く」インドの歴史(インド・パキスタン分離独立)の「6分30秒」あたりから3...
どういうことだろう。去年に比べると、旅も、仕事も、ミューズ・クリエイションの活動も、3割程度に抑えているはずなのに、気づけば5月も半ば。予定では、旧居の内装工事にかかっているころなのに。 ひとまずは、庭の柵の補強工事を終えた。向こう10年は安泰だろう。 翻って新居の広大な方の庭は、まだ、だだっ広いま...
わたしの夫は、北西インド、パンジャーブ州の出身だ。パンジャーブ州はパキスタンにもある。そもそもは、広大だった一つの州が、1947年のインド・パキスタン分離独立によって分断された。 1枚目の写真は、夫の母方の祖父母。夫の母方は、現在、パキスタン領となっているラホールの出自だ。祖母の両手首にあるバングル...
インドの伝統衣装であるサリーへの関心を端緒に、これまで20年余り、インドの伝統的なテキスタイルに親しんできた。あくまでも、「サリーが好き」だという嗜好の域だったテキスタイルへの関心。2年半前に「京友禅サリー」を通して日本の着物世界を垣間見、1年半前の一時帰国時に立ち寄った中古着物店で伝統的な着物のす...
先日、在ベンガルール日本国総領事館の中根総領事から晩餐のお招きを受けて、我々夫婦は総領事公邸へお伺いした。わたしは、先日の一時帰国時、自分のために購入し、「ナマステ福岡」でも着用した赤い京友禅サリーを選んだ。日本の色合いだな……と改めて思う。 昨年、わたしが急遽、コーディネートすることになったJWマ...
日曜の夜、バンガロール市街東部のホワイトフィールドへ赴いた。目的地は、和食レストラン「Hachi by Tenya」。新規開店前日の試食会に招かれたことから、浴衣姿で参上した。有松絞りのぶどう柄が気に入っている。 「Hachi by Tenya」というからには、日本の「天丼てんや」と関係があるのかし...
When I recently attended the Mysure Literature Festival, I wore an Indian bandhani (tie-dyed) saree on the first day and a Japanese Arimatsu Shibori y...
マイソールに行く前日、短期修行生のチネケさんと二人で、慈善団体を訪れた。わたしが彼女と行動できる時間は限られている。当初はバンガロール中心部を巡りつつ、この街の歴史や特徴などを説明しようと思っていた。しかし前日になり、急遽ニューアーク・ミッションへ連れていこうと閃いた。 💝New Ark Missi...
昨日は、正午にマイソールのホテルをチェックアウトして、バンガロールへと戻った。すでに記した通り、マイソール=バンガロール間のハイウェイが数年前に完備し、わたしが前回訪れた2021年とは道中の情景が大きく異なっていた。更にいえば、2003年の来訪時とは雲泥の差。別世界の情景だ。 マイソール=バンガロー...
昨日は7月7日「日曜日」だった。わたしと夫が、ニューヨークのリンカーンセンター前にあった大型書店、Barnes & Noble4階のスターバックスカフェで出会ったのも、1996年7月7日の「日曜日」だった。七夕の夜に書店でインド人男性と出会った日本人女性が、28年後の同じ日、インドの文学祭に招かれて...
これまで、この地を「マイソール(Mysore)」と記してきたが、正式名称は「マイスール(Mysuru)」だ。ボンベイ(ムンバイ)、カルカッタ(コルカタ)、マドラス(チェンナイ)……と、インドの都市名は英国統治時代に改称された。しかし、独立後は徐々に旧称が復活している。たとえばバンガロールの場合。「ベ...
北インドの大地を潤すは、聖なるガンジス川。一方のカーヴェリー川は、南インドの尊き水源、聖なる川だ。ここカルナータカ州のコダクにあるTalakaveriを源泉とするこの川は、インドの南端を潤しながら、東のベンガル湾へと流れ出る。 南インドに暮らす我々にとって、カーヴェリー川は命綱。この川が干上がれば、...
🇮🇳"The Alchemy of Crossing Over" ignites a fireside chat with extraordinary women. Join these phenomenal women who crossed over to discover themselves after breaking conventions, turning into a fitness legend, someone finding a purpose by turning author and chronicling epic senior journeys. A yoga practitioner and author with a new book unravelling the secrets of better sleep, a seasoned hypnotherapist sharing her journey, and a Japanese national taking to India with an amalgamation of cultures, thoughts and gestures. Together, they share their thoughts on crossing over and discovering the wellspring of joy that awaits on the other side.
明日より開催される文学祭に参加すべく、マイソールに来ている。バンガロールに次いで、カルナータカ州第2の都市。かつてここは、マイソール王国及びマイソール藩王国の首都であった。 わたしが初めてマイソールを訪れたのは2003年。インド移住前、ワシントンD.C.に暮らしていときだ。夫の家族とともにバンガロー...
JACKが、庭のテーブルの下で、丸くなっている。 日本から届く猛暑の知らせが遥か遠い。 今日から3泊4日でマイソールへ。 なかなか体調が「本調子」ではないお年ごろ。 自分の具合を監視しながら、食べるものも選ばねば。 身体を温め、滋養をつけるべく、今朝はご飯を炊き、味噌汁を作る。 ドライヴの旅。いつも...
宙ぶらりんの身の上にも慣れてきた昨今。ライフとは、そういうものなのだと、このごろは言い聞かせつつ。新居と旧居の二拠点ライフについて。 新居が「ほぼ完成」して早くも2年が過ぎた。本当ならば、4猫らを連れて、新居に落ち着きたいところだが、コミュニティ全体の工事が遅れに遅れに遅れている。周辺のヴィラが工事...
昨日金曜は朝より新居入り。片付けなどをして、午後、来訪者を迎える。大学3年生のチネケ千慶(ちせ)さん。昨年末より大学を休学し、お父様の母国であるナイジェリアにて3カ月ほどインターン生をしていたという。その後、数カ月前に1週間インドに滞在した際、この国にも関心を持ったという。 日本への一時帰国から戻っ...
バンガロールは、モンスーンの時節。風が強く、朝晩は肌寒いほど。 巡り巡ってこの季節も19回目。なんということだ。 今日は午前と午後、2本のミーティング。どちらも、インドの人々に、日本を伝えることが主旨。 少なくとも、今のわたしの周囲には、「インドのことを深く知りたい」という日本人よりも、「日本のこと...
こどものころのわたしは、ノスタルジアに固執する性分だった。2、3歳のころから「郷愁」や「懐かしさ」に敏感だった。当時の記憶をかなり鮮明に思い出せるが故、そのときの心情も蘇る。それは多くの人が生まれ持っていたにも関わらず、年齢を重ねると共に忘れゆく「前世の記憶」に起因するものだったかもしれない。 日本...
一昨日の夜、友人のNamuが、夫のVivekと共に経営するアートギャラリー「KYNKYNY」が主催するAvijit Duttaの個展のオープニング・パーティに訪れた。今やバンガロールの風物詩となっている「Vegan Market」の主催者でもあるNamuのことは、これまでも幾度か紹介してきた。とても...
昨夜は、久しぶりにソーシャルな夜。YPO主催のイヴェントに出席した。会場は市街中心部の高層ビルディング最上階にあるレストラン&バーの「風KAZE」。これまで夜景しか見たことはなかったが、夕暮れの眺望はまた絶景だ。3月4月の盛夏は過ぎて、モンスーンシーズンに入ったバンガロール。まさに高原の涼しい「風」...
1枚目の写真は、昨日購入した果物。ジャックフルーツと、ジャムン。そしてライチー。いずれも今が旬の果物だ。 特にジャックフルーツとジャムンは健康にとてもよいことでも知られる。 「神々の果物」とまで言われているジャムンの味は、渋い。決しておいしいとはいえない。しかしながら、ヴィタミンA、Cを多く含み、血...
パンデミック明けの2022年6月、久しぶりに訪れた銀座で見つけたこのお店「青花堂」。京焼・清水焼専門店とあるが、他にも日本各地の伝統工芸品が多彩に展示されている。 以来、一時帰国時には毎回訪れ、何かしら、自分へのお土産に購入している。中でも愛用しているのは、雷神が描かれたぐい呑み(昨年購入前に撮影)...
日本の記録は、まだまだ、ぼちぼち、続くのだ。前回、前々回の投稿。本の表紙写真は、今ひとつ「映えて」おらず、文章を読まれる人は少ないだろう。そもそも、毎回、Instagram文字数限度の2000文字ぎりぎりまで、投稿しがちな我が投稿。短文が主流の昨今にあっては、時代に逆行していることは理解している。 ...
Wabi-Sabi for Artists, Designers, Poets & Philosophers (Leonard Koren) 福岡の実家に近い香椎のイオンにある未来屋書店で、たくさんの本を購入したことは[JAPAN 11] にて記した。 華やかな表紙の書籍が並ぶ中、地味に目立っていた...
東京最終日に表参道へ立ち寄った目的は2つあった。ひとつは「壱の蔵」で襦袢を買うこと。もう一つは茶具の老舗「ことぶきや」で柄杓を買うことだった。 東京時代、数えきれないほど、この店の前を通過していたはずなのに、店内に入ったこともなければ、注意を払って店を見たこともなかった。あのころのわたしは、つくづく...