2022、末
『……2022年。虚しい年だった。それも、あまり良くない種類の虚しさだ。理由はハッキリしている。その時の面白さを重視しない・無駄な努力をする・我流を信じない。この三悪を取り揃えたからだ。これまでの自分の信条を否定した結果だ。虚しさとは「自己の喪失感」なのだと強く感じさせられた。生きていないと虚しい。当たり前すぎる話。 ここでいう無駄な努力とは形に残らない努力のことだ。形に残らない努力を人知れずひたすら積んできました、成果をあげる前に一発事故や大病に遭って崩れました、もう元には戻りません、そこで「僕すごく頑張ってきたんです、本当なんです」 誰が信じるか?証拠がない以上、おひとり孤独に無駄足踏みま…
2022/12/31 19:54