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「あずさわ日記」に準じて新たに 「あずさわたより」を開始いたしました。 同じく光明思想の発信をとおして、 自己啓発のお役にたてればうれしいです。

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2022/11/21

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  • 座を下りたのであった

    そこで風穴和尚は「何ぞ進語せざる」(何故物言はぬのか)と、とがめる。「陂擬議す」で、陂長老は何か言ひたさうな格好で口をもぐもぐさせているのである。そこで風穴は拂子で長老を一つピシリと打って、「還って話

  • 泥砂の中をよちよち

    そのやうな時しもあれ、盧陂長老といふ人が、そこに進み出て、「それがし、鐡牛の機あり、(鐡牛の如き金剛重篤の堅信を得ました)されど師の印可の印形など押して貰はなくともよろしい、わたしは獨立獨歩、冷暖を自

  • 互いに悩んだり、

    自分は臨済の弟子ではない、別派を開くのだなどと言って、去って行かうと思っても、この鐡牛の心因は重く懸っていて誰々の弟子であることからは去ることが出來ない。それでは、師の住持するお寺にいつまでも自分も住

  • それは決して盲判ではない

    【解釈】風穴といふのは禪僧の名前である。臨濟禪師門下の秀逸である。彼は郢州の知事官舎にある禪堂にのぼって次のやうに説法したといふのである。曰く、「祖師の心印、状鐡牛の機に似たり」と。心印といふのは、「

  • 試みに擧せよ看ん。

    【本則】擧す。風穴(ふうけつ)、郢州(えいしゅう)の衙内(がない)に在って、上堂して云く、祖師の心印、状鐡牛(かたちてつぎゅう)の機に似たり、去れば即ち印住(いんじゅう)し、住すれば即ち印破(いんば)す。只(た)だ

  • 爽快なことでしょうか

    そこで人を導くのに“漸”と“頓”とがあることが解ったが、“漸”も“頓”も立てずに人を教化する底の人は一體これはどうした人かといふ意味が「或は頓漸を立せずんば、又作麼生」である。そんな人は「快人の一言、快馬の一

  • 悪いものは存在しない

    これが、この垂示にある「漸(ぜん)を論ずる」ことであり、“實相の直視單傳(ぢきしたんでん)”を常道とする禪家の手法から見れば、それは「常に反している」やうだけれどもそれは「道に合(かな)って」いるのである。“

  • 徐々に漸進的に理論的に説きさとして

    「あなたのその精神的ご苦労が肉體に影響して來るものですよ。そのご苦労が人相にもあらはれる。人相といふのは顔の皮膚にあらはれるのですけれども、内臓にも血管にも心の悩みがあらはれて、それが病気のもととなる

  • 「この先生には頼れる」

    これを生長の家の教化の方法を例にひいて言へば、生長の家では“縦の眞理”と“横の眞理”とがある。“縦の眞理”は「人間の實相は神の子完全圓滿、病気不幸あること無し」の眞理の單傳である。これは禪家の“頓”又は眞理の

  • 体験が肝心です

    第三十八則 風穴鐡牛機 【垂示】垂示に云く。若しぜんを論ぜば、也(ま)た常に返して道に合す。ねう市裏に七縦八横。若し頓(とん)を論ぜば、也た朕迹(ちんせき)を留めず。千聖も亦模索不著(もさくふじゃく)。儻(

  • 垂示に云く

    【解釈】人が行動を起こすにはこのやうに稲妻の如くあらはれて敵意を破砕するのでなければならないのである。禪師が學人を指導するにも、病者を癒すための一轉語を與へるのにもこの“掣電の機”を失っては効果は乏しい

  • 人が行動を起こすには

    第三十七旗を播げ、耳背後に雙劍(さうけん)を輪す。若し是、眼辨(まなこ)じ、手親しきにあらずんば、争(いか)でか能く構(かかは)り得んや。有る般底(はんてい)は低頭佇思(ていづちょし)し、意根下(いこんか)に卜度(

  • 人が行動を起こすには

    第三十七則 盤山三界無法 【垂示】垂示に云く。掣電の機、徒(いたず)らに佇思するに勞す。空に當る霹靂、耳を掩(おお)ふに諧ひ難し。脳門(なうもん)上に紅旗を播げ、耳背後に雙劍(さうけん)を輪す。若し是、眼辨

  • いくら説明しても

    【頌】頌に云く、大地繊挨(せんあい)を絶す。何人か眼開かざる。始めは芳草に隨って去り、又落花を逐うてかへる。るい鶴寒木に翹(つまだ)ち、狂猿古臺(きょうえんこだい)に嘯(うそぶ)く。長沙限り無きの意。咄。【解

  • 裸足であるのに

    すると觀喜踊躍(かんきようやく)全身が顫へて、両膝がカチカチと互に接蠋する程にふるへた。圖書館を出て道を歩くと、今まで物質の家々や塀や電柱だと思っていたものが物質ではなく、靈光を放って、カゲロフの如く

  • はじめから罪がないのであって

    彼女は眞宗王國といはれる名古屋で少女時代を過ごしたが、自分の家族も眞宗信者で「南無阿彌陀佛」と稱へれば、どんな罪人も罪あるままで、極楽浄土に救ひとられるといふことを常にきかされていた。併し彼女は成長し

  • 心豊かな神の子の

    芙きょといふのは蓮の葉のことである。ただ當り前に話しながら、實相の春風駘蕩(おおきくのびのびとしている様)の風光をめでる心がその語調にあらはれているのである。首座もさるもの、常に實相に住している長沙和

  • 行くところ必ず

    そこで本則に移るとするのである。大抵、禪問答といふものは、相手をやり込めるやうな意地悪な問答で、相手の悟境(ごきゃう)をためさうとするやうな一種の型にはまった窮屈さが感じられるものであるが、めづらしく

  • 参ろうでは有りませんか

    玄沙の岑和尚はある日、あやまって毒物を食したので全身に蕁麻疹が出來て、それが腫れあがり、化膿して膿が滴々と流れたのである。弟子の坊主がそれを見て、岑和尚に、「堅固法身いづこにありや」と禪問答をしかけた

  • 有名らしいです。

    わたしは玄沙の岑和尚のことを、『叡智の斷片』の中でとりあげたことがあるが、玄沙と長沙とでは名前は同じでも場所が異れば、別人だと思ふが、實相を直視した人の實例として悟りに同一のところがあるので茲に二人を

  • 機鋒峻烈とは、

    第三十六則 長沙一日遊山 【本則】擧す。長沙一日遊山して、歸って門首(もんしゅ)に至る。首座(しゅそ)問ふ、和尚什麼の處にか去來す、沙云く、遊山し來る。首座云く、什麼の處にか到り來る。沙云く、始めは芳草

  • 改めて参ります。

    此処にお詫びを申し上げたいと思います。小生、フェイスブックに“新編 生命の実相の世界を訪ねて”、ホームページ“あずさわたより”を発信させていただき、前者では現在(古事記と現代の預言)後者では、(碧巌録)を尊師

  • 我 行かん!

    徳の大小の問題ではないし、眞理の聽聞者も多少の問題ではないのである。凡聖同居、龍蛇混雑の現象世界の中にあって、何が實相で何が假相で、何が眞實で、何が夢中の創作で、非實在であるかを見分ける肉眼以上の一隻

  • 自分で斟酌する事が

    「其の時、文殊玻璃(はり)の盞子(さんす)を提起して言く“南方這箇(しゃこ)ありや”。著言く“尋常什麼を将てか茶を喫す”。無著無語、無著辭し去る。文殊、童子をして送らしむ。無著童子に問ふ“適來道(い)ふ前三三後三

  • 此れに勝る幸せは

    しかし、その「前三三後三三」といふ風に三三・五五に散らばっている初期の少数の聴聞者こそ将来大切な“道の先達”となる人であってイエスの一二弟子とか釋迦の十大弟子とかになる人なのである。本則にあらはれた文殊

  • 述懐の伴った解釈でございますね

    これで本則にある文面は終わっているのであるが、後世の禪人たちは、文殊の「前三三後三三」を問題にして「世間の数理では聞いたことのない数だ」とか、「数を超越している」とか、「文殊の答はシドロモドロで、文殊

  • 隣人を侮る勿れ

    その對話を日本の現代語に書き直してみたら次のやうになる。先づ文殊が問ふ。「近頃どこに居られましたかね」「南方にをりました」と無著は答へる。「南方では佛法はどんな具合に教化が維持されてをりますかな」「末

  • 求道者の手本で有ります

    翌朝、無著禪師が暇乞いして出かけようとすると、一人の童子が門外まで見送ってくれたので、禪師は、「このお寺は何といふお寺で、院主は何といふ高僧であるか」と童子にたづねると、童子は門の左右に立っている仁王

  • なんて素敵な事でしょう。

    【本則】擧す。文殊、無著に問ふ。近離什麼の處ぞ。無著云く、南方。殊云く、南方の佛法如何が住持す。著云く、末法の比丘少しk戒律を奉ず。殊云く、多少の衆ぞ。著云く、或は三百、或は五百。無著、文殊に問ふ、此

  • 風前の灯火では無かろうか。

    キリストは「眼は焔の如し」であったが、佛教では降魔の使命を有する明王にはその尊像を見ると、頂門に眼ある姿が往々彫刻されているのである。たとえば「胎蔵界曼荼羅」の金剛部院に配されている降魔の大黒天像は三

  • 失った現代人は実に多い

    明眼をもって、直ちに黒白を明かにし、玉石を甄別(けんべつ)し、龍蛇いづれかを見別けなければならぬ。それだから、人を導く宗教人や、一國の政治外交を司る總理や閣僚の椅子に坐るやうな人間は「頂門上に眼ある」

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