バイバイと手を振りその背中を見送る見えなくなったところで君とした約束の続きを歩き疲れたらいつでもおいで休みたくなったらいつでも戻っておいで
詩とは、読み手の想うままに…。 僕が見た『感情』と『風景』をここに残す。 いつかあなたの心に響く日が来る事を願う。 Since 2005. #詩 #写真詩
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バイバイと手を振りその背中を見送る見えなくなったところで君とした約束の続きを歩き疲れたらいつでもおいで休みたくなったらいつでも戻っておいで
何か形にしたいと思いながらずっと形にできずにいたあの頃の僕はもういないのだから単なる文字の羅列だったこの場所が一冊に集約した僕の世界へそれを創り出して終わりにしたい
貫き通したプライドと塗り重ねた自信振り切ったこぶしに迷いはない貫き通した嘘と塗り重ねた上面の笑顔振り切ったこぶしになんの迷いもない決して僕だけがそうではないのだから
真夜中にまたあの頃の君に逢いに行く僕の方が随分と年上になってしまったけれど時間を経てもなお輝く伝わる言葉と景色と呼吸その感性だけは未だに無視できないのだから僕はあの頃の君がずっと好きだ一生叶わない想いでもずっと好きでいよう
いつか見た景色をまた辿りたいと思ういつか見た夢をまた想い返したいと思う1周廻りきった後で一緒に2周目を巡りたいゆったりした小舟で二人だけでゆっくりと巡りたい
僕らは日々なにと戦いどうすればその戦いの終結を迎えることができるのだろうなにとも戦わなくていいさかさまからみた世界にいつ届くことができるだろう
この汚れた手で作り出す美しい一本のみちを決して否定したりしない放棄したものの数だけそれ以上に大切なものを離さず握りしめる生き方その時その時点での正義を主張するためでなくその先の光を示せるよう始めから僕の意志は何も変わっていない汚した手を綺
気づいたことと言えば僕の夢を叶えるのはもう僕じゃないのだと…僕の回りの人々の笑顔が目的に他ならないのだからだから僕は想いを託すのだと…僕は託すはずのバトンをできるだけ受け取り易くいつか君たちに託す君たちが前を向いたまま受け取れるように丁寧
あっという間に訪れる春であってもようやく辿り着く春だとしてもまた再び春と出逢えるのならもう少し頑張っていようと思う欠けた部分を探す旅も持ち主不在の荷物を届ける旅ももう続ける必要はないのだからここまでの道程が僕の解だった今ここにある形が全てだっ
遠くの方で呼ばれた気がして探すのだけれど姿すらなく雑踏と騒音にまみれるもう君は変わってしまった後であの頃のそのままの君には一生逢うことができないそれだけが唯一の心残り
空から降る無数の白とてもちいさく脆い結晶僕の掌に落ちてくるけどあたたかさですぐにとけるカタチある一瞬の美しさと次の瞬間になくなる儚さなんのわだかまりもなくそうやってとけあえたらいい
どうしたって人なのだからとびきり綺麗でひときわ汚い美しい花を茎から切り落として汚れた手でそれを愛でるように今日も生きるものの息吹を奪い取って明日を生きるのだからどうしたって人でしかない少なからず自分のためだけに奪う綺麗ぶるものに虫唾が走るだ
君になんと言われようとどんな汚い言葉をぶつけられてもそれをすべて飲み込む覚悟でいたそれだけ君が正しいのを理解していた相対しようともどうしてもすれ違ってしまう宿命であるのならばそれをすべて受け入れる覚悟でいたたぶん君は既にそうしていると想うから
人間なんてものはぱっと目の前から消えてもう二度と逢えないなんて事すらあるのだからそのくらい脆く儚く護らなければならない存在なのだからあとどれだけ逢うことができるだろう誰もいなくなった後の僕が生きる範囲の世界で
尊い核心をつく詩も突如何を言っているか分からない詩も全ては君の中を通って紡ぎ出されたのだからその言葉の一つ一つを愛さずにはいられなかった濃厚な感性を搾り取って味わうようなひとときどれだけ時が経とうとも僕の目で初めて見た君の文字の羅列に一点の
何度も遠ざけてはその度に大切さを再認識するようなそんな逢い方だった君の持つ純粋さと不器用でも真っすぐでとげとげしい想いがいつも内臓をえぐった戻りながら進む僕と振り返りらずに進む君に交差する点はもうないだから今も美しいまま
そもそもはじめから正しさなど存在しなかったのだ僕が固執して嫉妬した正しさは自分が作った幻想だったのだ僕の人生はこの通りだった数々の分岐があったように見えて実は一本道でしかなかったのだどう歩んでもこの一通りしか辿り着かなかったのだかつて砂浜に描いたあるべき
やっぱりどう頑張っても本当に欲しいものは簡単には得られないよう出来ているのだからこのまま得られず死ぬのか得られるまで積み重ねるのかこんなことが未だによぎる逃げたい自分がいる一瞬の喜びに満足してまたそれなりに生きるのか突き詰めて牛耳るくらいの生き方をしたい
小さな幸せを積み上げることが生きるために必要な栄養だと積み上げたものをしっかり実感して一日を終えるのだとそれが僕にはできなかったから後世へそれを伝える義務があるあの時できなかったからこそいま出来ることがあると思うんだ
残された日をどう生きるか僕らは考えるべきだ今ある日常がこれからもずっと続くとは限らないのだから当たり前にできていたこと後回しにしてきたことその中から今すべきことを選んでその手で取らなければならない大切なものをより大切に手放すべきものを手放して
今の僕を構成する成分がひとつたりとも欠けないよう日々継ぎ足して維持する染まったままの手を隠して欠けていくほどに溢れる言葉で行間を埋める全ては明日を描くため明日に立ち向かうため自己嫌悪と自己満足でよいそれを許すことができるのもそれを
結局塞ぎ込んで一人になる心の奥にしまった想いはいつも宛先不明の手紙になる一時的な淋しさなど忙しさで忘れてしまえば良いけど断続的に襲ってくるあの頃の風景や感情はいつも凌ぐのが難しいけどこの痛みが消えてしまえば僕は普通の人でなくなる気がして…だからいつもその
子供のころ家族が嫌で仕方なかった家庭を顧みない父価値観がずれていた母意思疎通できず荒んでいく心疑心暗鬼と自信喪失の先は最悪の状態だった家族という強制的な塊は舵が効かず一度沈没したその舵を今、自分が取っている荒波に飲まれようとも明く
どう足掻いても今一歩届かないことは直感的に分かっていたただなるべく近くへ少しでも長く居られることを望んだ何とか叶えたい要望と決して叶わない願望もう諦める他なかったその日はとても清々しく青々とした空の新緑の透き通る若葉の日だった
もうこれ以上繋ぎ止める術はなくただただ手からすり抜ける砂のように当たり前に見送るこれで何度目の最後か何度目の覚悟だったかまた遅れてやってくる悲しみの傷の深さに少しだけ身構える
冒した罪と犠牲にした時間決して見えない罪の重さをずっと心に背負っていく誰かの心を傷つけても罰はないだけど傷つけたその事実を僕はずっと心に背負っていく
今存在している君ではなくあの頃の君に会いたかった繊細で感性の冴え渡る思考規格外な言葉の選び方今でも心に残る言葉たちはとうとう僕では辿り着けなかったけどあの頃の君はもういないだから二度と会うことはないブロトピ:詩を書きましたブロトピ:ブロ
散りゆく花も朽ちてゆく木もいずれ終わりを迎えるのだから永遠にすら思えた僕の道も何がゴールかも分からないまま終わりに向かってのびてゆく胸に刺さったままの悔いと使命自ら決めたゴールへ道を紡ぐブロトピ:詩を書きましたブロトピ:ブログ更新のお知らせブ
探し当てた宝物の価値など別の物差しで測る必用はない片手に収まるほどしかなくても僕たちにとってそれらが喜びとなり満足となるよう生き抜いていくことそれだけを意識するだけでいいそしてそれを大事にしよう共有していつか笑い話をしよう
結局のところ嘘でも本当でも僕にとってはどうでもいいそれを信じられるなら僕にとって見えたものがすべて本当なだけだもっと言えば付いた嘘の意図さえ見えなければいいこの世の中のほとんどは僕にとって見えないこと取るに足らないことだ
君の考えなど分かる訳がなかった分かる訳ないからこそそこに思いや優しさを巡らせた分かれない部分をそれでカバーすることで知ろうとした分からなさより先に君にしてあげられることを探した
なるほどたしかにただの備忘といえばそれまでその時の感情や風景を忘れないように残しているただそれだけにしたくなかった独自の世界をここに作りたい
全くと言っていいほど君の面影の記憶がなくむしろ言葉であったり繊細な感性であったり君から発せられたものとその時の風景や感情が僕の中に残っているそうであるべきだと思うそうでなければならない何もかもが新鮮なままで記憶に留められるとしたらず
ある時突然理屈だったり物言いだったりに嫌気が差すことがあるこの曖昧な重さや思いが時折襲ってきては大切さを内側からぼんやりさせるだから自問自答する本当に大切なものは何か残していきたいものは何か
これ以上行けないと思った上でその先へとても歩ける場所でなくともそこへ進もうと思ったなら意志が伴ったわけでなく進めるうちに辿り着く偶然に開けた道の先そこで自分の意志と再会する
またひとつ得てまたひとつ失うずっとその繰り返しきっと昔から続いてきたまたひとつ得てまたひとつ失うそうやって道が出来てその歩みで人が出来る最後に得たものをぎゅっと握りしめる
逢わなくなって尊さを認識する逢えなくなって噛み締めた衝動かけがえのない存在であると君も想うだろうか弱さやずるさ狡猾さやあざとさ君が満たす世界そこに浸る充足ブロトピ:詩を書きましたブロトピ:ブログ更新のお知らせブロトピ:今日のブログ更新ブロトピ:作品ブロト
自分と向きあうことが圧倒的に足りていなかった本音を押し殺した上で苦悩と幸福を甘んじて受けた自分が有耶無耶になってでも人のために生きる時間を重視してその役割を全うすることこそ自分の使命だと感じていた充足すべきは自分のために生きること
ぴったりと正解に合わせることに意味も価値も狙いもなかった自分の心に嘘を付くことなく必要なものを必要と言うことただそれだけで僕の生き方が白黒ではなくなるのだと残された時間と限られた期限造られた仕切りの外側へ問う
力強く自分を肯定するその小さな背中に思わず涙腺が緩んだその言葉をずっと待ち望んでいたすっと探していたと気づいた小さな背中が言う当たり前のように僕は自分だ、と