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2022/09/15

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  • 青色申告会で不動産取引の勉強をしてきた

    これまで簿記や税金の勉強は書籍やFPの受験対策でしかやっておらず,まともに講義を受けたのが初めてだったので,いろいろ勉強になった。 とくに不動産の場合は減価償却にもっていくまでの計算がややこしい。 例えば取得価額。たいていの本では「マンションの取得価額では土地は対象外。建物だけが減価償却の対象になる」からしか書いてないけど,不動産取引として見た場合には手数料と租税公課が関係してくる。 こういうところは専門家に聞かないと分からない。 購入した減価償却資産の取得価額には、原則として、その資産の購入代価とその資産を事業の用に供するために直接要した費用が含まれます。 No.5400 減価償却資産の取得…

  • Generative AI Foundations on AWS

    www.youtube.com 最近,「AWSもGenerative AIやってますよ」アピールが強くなってきた印象がある。 このYoutube動画は,Hands-on demoまであって,かなり力を入れてきた印象。 動かして試せるのは良い。

  • パートナー講師が足りません

    私の勤めている会社では,ちょっと信じられない規模の新人研修を扱っている。 その関係で,5月から7月にかけて,講師がまったく足りない。 Java,Spring frameworkが分かって,SQLが分かっていて,Mavenとかもそこそこ分かって,できちんと受講者をサポートできる人がなかなか見つかりません。フルスタックエンジニアである必要はない。ただ,受講者をサポートできる,というところでハードルが高い。 私が今年,ご一緒させていただいた講師チームは,"Our team is the Best of the best."とも言える超強力な布陣だった。各人の能力もずば抜けていたが,相乗効果で素晴らし…

  • 四ツ谷晶二,村井実「楕円関数と仲良くなろう」

    楕円関数と仲良くなろう: 微分方程式の解の全体像を求めて 作者:四ツ谷晶二,村井 実 日本評論社 Amazon 代数的整数論の前提知識になっているというので,軽いノリで読んでみた。 元は数学セミナーの記事だというのがすごい。こんな濃ゆい内容が一般向け雑誌の記事なのか。日本の数学愛好者はちょっとおかしいんじゃないか。 この本の素晴らしい点は,数式処理ソフトMapleのお話が最後におまけでついているところ。あくまでもテーマは楕円関数で,便利な実験道具としてMapleを使ってます,というスタンスが素晴らしい。 数式処理ソフトを道具にして数学ネタで遊ぶ,遊び方がよく分かる。 手計算は好きなんだけど,行…

  • 「容易に」

    数学書の「容易に」「明らかに」は,演習問題だ。著者によれば容易にできるはずなので,書き下してみる。 佐武一郎「線形代数学」p.241 一つの群Gが与えられているとする。Gの(K上の)ベクトル空間Vにおける(線形)表現とはGの各元gにVの正則一時変換を対応させる対応で, (1) を満たすものをいう。(1)から容易に を得る。 とあるので,どういうことかを書き下す。 (1)のgに1を代入する。 は1なので, となる。 この式は,同士をかけ合わせてもになることを表している。つまりは単位元。もう一つの方も,まずは(1)式にを代入する。 ところで,(逆元をかけると1になる。それが逆元の機能)。なので, …

  • Mattin H. Weissman,"An Illustrated Theory of Numbers"

    図解する整数論 作者:Martin H. Weissman,安福悠 丸善出版 Amazon すごく不思議な本を見つけた。 整数論を様々な図で確認するという本。p.118にガウス素数を図解してある。素数と名のつく数の図解は,どれをみても不思議な感じがする。「図解=Topology or Geometry」という条件反射をしていた自分が狭量だった。 この本の素晴らしいと思う点は,「図解を与えるだけでちょっとした実験数学になる」ということ。自由研究にちょうどよさそうだ。 セルオートマトンもアルゴリズムの図解と言える。 セルオートマトン 作者:Joel L. Schiff 共立出版 Amazon あと…

  • 数式が言葉だということ

    数学セミナー2023年8月号に「強非周期タイルの発見」(秋山茂樹)という記事がある。 内容は,発見者による以下のサイトに記載されている。 An aperiodic monotileAn aperiodic monotile 1枚のタイルで非周期的にどこまでも平面を埋めることができるという,この手のパズルが好きな人には驚愕の発見だ。発見過程でコンピュータを駆使しているところに現代的な雰囲気があるなーと思う。で,それとは別に「数式は言葉なんだな」と感じたことがある。 数学セミナーの記事中に以下の記述がある。 数論を学んだ人には分かりやすいのだが,六角格子の頂点間距離はという整数係数二次形式の平方根…

  • Weierstrassの準備定理

    久しぶりに永井保成「代数幾何学入門」で遊ぶ。 第5講「平面曲線の特異点解消」の冒頭の式 に対する の計算例で,は計算できることが分かっていたのだが,,が全然分からなかったのだ。 第4講のWeierstrassの準備定理が間違っているのかと思っていた。つい最近,堀川穎二,「複素代数幾何学入門」を読んで,記述が正しいことを確認できた。 「複素代数幾何学入門」では,証明が二つ紹介されている。 一つが永井本と同じ,形式的ベキ級数を使用した構成的な証明,もう一つが留数定理の応用。 代数幾何学の多項式が基本的に複素数係数であることと,代数学の基本定理からいって「複素数が怪しい」と思っていたら当たりだった。…

  • キーボードの打鍵音を識別する研究

    Zoom中にマイクが拾ったキーボードの音から93%の精度で入力内容を推測可能、スマホならなんと95%との研究結果 - GIGAZINE [2308.01074] A Practical Deep Learning-Based Acoustic Side Channel Attack on Keyboards なーるほど。こういう応用があるのか。まさに発想次第という感じ。これまで気づかなかったデータが,ある日突然意味を持つということがあるわけだ。 おもしろい,のだが,既存データもこういう観点で洗い出したらまた違った様相を見せるわけで・・・データの公開はさらに注意が必要になりそうだ。

  • 人を信じてまかせること

    自分はつくづく,「人を使う人」には向かないと思う。 本当にたまにだが,リーダーの仕事を肩代わりすることがある。 そういうときに痛感することが「人を信じて任せること」。 他者を信じて任せる これが難しい。相手に何を任せたのか。どこまではやってもらうか。自分は相手の成果物にどこまで指摘をすればいいのか。 私は技術者として「自分にできないことを他者にやらせない」のは当然だと思っている。自分にできないことは「お願い」することはあっても上から目線で「指示」はできない。これが技術力向上には効果的なのだが,チームワークとしてはどうなのか,とはいつも思う。 あと,相手にどこまで指示や依頼をしてよいものかどうか…

  • 山下純一,「数論とトポロジー」

    数論とトポロジー 作者:山下 純一 現代数学社 Amazon すごく丁寧に書いてあるのと,コンピュータで計算した図が直感的で良い。分厚いけれど,素人でもなんとか読破できる感じ。 p.119の図2は,準結晶の回析像か,と思ったけどちょっと違うか。 (蔡安邦,”固体構造の概念を変えた新秩序構造 〜準結晶〜” https://www.chart.co.jp/subject/rika/scnet/47/Snet47-2.pdf の図6にあるのが準結晶の解析像) 「数論とトポロジー」の中では図2に関係した話題は有理素数のお話のみ。準結晶,Penrose tilingとかの記載は一切ない。ただ,見た目が似…

  • 全国学力テスト 英語の成績

    予想された全国学テ「英語」の成績下落 - 希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2 全国学力テスト 英語で意見表明、正答率わずか4% 「使える英語」に課題 - 産経ニュース 全国学力テストの英語の成績が悲惨だった,という話。 地域差 私が気になるのは,全体の成績が低い,というよりも「地域差が出ている」ということ。お金があるところは義務教育も充実していて,お金が無いところは義務教育であっても教育が不十分。不平等を助長してしまっているのではないか。できる人を伸ばしたい,という気持ちも分からんではないのだが国策としてまずいのでは。 意見表明の能力 特に正答率が低いのが、英語のプレゼンテーションを聞き…

  • 新妻弘,「演習 群・環・体入門」正誤表

    演習 群・環・体入門作者:弘, 新妻共立出版Amazon代数学の独習書として最適な一冊であることは間違いない。勉強がてらに,発見した誤植を書きためていく。 この本は懇切丁寧に解答が記述されているので,誤植を発見するつもりで読書するくらいがちょうど良い。 一通り確認が終わったら出版社に連絡しよう。 手元の書籍は「2017年4月25日 初版13刷発行」。 ページ 誤 正 p.1 上から14行目 (i) a > b, (ii) a = b, (i) a (i) a > b, (ii) a = b, (iii) a p.120 下から12行目 p.120 下から6行目

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