ファッション業界に入り約30年経った人間が感じた偏った見解を語る 転職、将来業界に入りたいと言う人だけではなく、この業界のリアルを知ってほしい。
衣装制作を主な生業にしているデザイナーである。衣装制作というのは一口では纏められないくらい様々なデザイン制作となる。ビジネスとして考えると、学校などの制服案件企業の制服案件(依頼型、コンペ型)アイドルなどの複数制服デザイン案件コンサート、舞
以前に書いた、タイプ別のデザイナーで、タイプBのデザイナーとは、大手企業やOEMの会社と契約し(もしくは属し)、主に大きい属性の消費者(以前はマスマーケットという言葉で使われることが多かった)に向けてデザインをするタイプのデザイナーである。
世の中にはネット用語で原価厨という呼ばれる、原価が何%だから店頭価格で買うのは馬鹿らしいという者がいる。こういった人たちは生地から全て自分で作ってみればいいと思う。それこそ素材も糸も繊維から作ればいい。全て自分でできればコストは0だが、1着
さて華やかな現実はこのくらいでいいだろうか。次は、辛い現実だ。お金の話である。10代からデザイナーになることを夢見て、一心不乱にデザインの勉強をした人間が、ブランドを作り、いきなり社会に出てみた。多少売れたとしても利益が出ていない、なんて事
すごく簡単に考えるとわかるのだが、店頭価格10,000円のワンピースを2,000円で作ったとしよう。製作コスト20%だ。クオリティもデザインもそこまで良くない。これを今人気のモデルや芸能人に着せてPRしたとする。今だとSNSなどが一般的だ。
タイプAのデザイナーはよくファッションショーを行う。コロナ禍で無観客など様々な手法がとられたが、一般的にはモデルがランウェイを歩きそのシーズンのコレクションを発表するというものだ。ファッションショーというのはあまり馴染みのあるものではない。
前回紹介したAタイプに関しては最初、多くの人がこのポジションに憧れるであろう。自身でデザインしたものが店頭に並び、表参道のようなオシャレな街で見かけるオシャレな人が着ている風景を思い描いているに違いない。デザインして作るのは簡単ではないが、
ここからは、実際に各職種ごとに「その職種がどういったことをやっているのか」「何が課題なのか」「2023年以降どう動くべきか」など私の経験と予想を交えて伝えていきたいと思う。ファッション業界に入り、将来はデザイナーになりたいという人はすごく沢
[ファッションに憧れ、学ぶ] 〜年代別超偏見的考察とアドバイス〜
ファッションを専門で教えてくれる学校は、この日本でも数多くある。都心でも有名なところだと、「文化服装学院」、「エスモードジャポン」、「ドレスメーカー学院」、各有名芸術系大学のファッション系コース、異業種からの転職支援学校のようなものもある。
「ファッション業界」「デザイナー」憧れの職業!かくいう私も10代の頃、山奥の田舎町でファッションに目覚め、その魅力的な世界に憧れ、将来はこの業界で働くことを誓った1人である。10代の若さに任せてヨーロッパへ単身飛び込み、右も左もわからず毎日
「ブログリーダー」を活用して、tm-tradeさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。