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  • 落ち椿

    4月の朝夜来の雨もあがって日の出前の空気は宝石のように輝いて外に出るのを誘っている、着替えて外にでた、玄関脇には雨に落された落ち椿の花群れ、❝さぁ~拾え❞と私を挑発する、この時期朝の仕事は椿の花拾い、庭の一角に野生化したオキザリスが緑の絨毯をなしている、なかにはこの絨毯に埋もれてかくれんぼしているかのような花もあった、そこで出来た一句、❝落ち椿緑に埋もれてかくれんぼ❞落ち椿の花は厄介だ、ほっとけばすぐにバラバラになる、花びらばかりか額片までも簡単に分散する、一日片付けなければ花びらを踏まずに玄関に近づけない、朝の貴重な時間を落ち椿の花拾いに奪われてしまう、季節を感じながらの仕事とはいえ半月ほども続くと恨めしくなる。落ち椿

  • ご祝儀

    アネモネご祝儀をもらった、何のご祝儀?と聞いてくれるなら自慢話になるが答えよう、昨日(4月19日)行きつけのカラオケスナックHに行った、11時半の開店直後に行ったけど既に常連の先客が5人ほどいた、行くと飲み物のつまみ程度の軽食がでる、雑談しながら食べ終えたところでカラオケが始まる、客の大半は顔見知りのじいちゃんばあちゃん、なかには名字は違うけど同じペアー出来て夫婦であるかのように振舞う組もある、添えない悩みを晴らしているのかもしれない、老いたりと言えどそれぞれに悩みを抱えていることを知る、それぞれが独り身となって暮らしを楽しむペアーもあろう、ここでは深い詮索は禁物、そうこうする内に人数も増えて14,5人を数えるようになる、この日歌った歌、かあちゃんの浜唄(福田こうへい)酒と泪と男と女(河島英吾)大阪しぐれ...ご祝儀

  • 諸葛菜(ショカッサイ)

    ご存じ今を盛りと咲き誇る花ダイコンである、ダイコン花とも言う、ところがこの花には更に別名がある、諸葛菜とも言うらしい、そこで1句思いついた、花ダイコン諸葛菜とは酒落臭い野菜の中でも最も平凡な部類と言ってもいいダイコンの名を持つ花に世界史にその名を記す諸葛孔明の名が付けられているとは!なんともこの落差は捨て置けない。諸葛菜(ショカッサイ)

  • わが読書

    いま写真にある本を読んでいる、「利休にたずねよ」著者:山本兼一出版:PHP研究所それも布団の上で目覚めた直後から目が疲れて読めなくなる頃までのわずか3~40分ほどの間、この本は4,5年前に買ってからその直後1度読んだ、だが当然ながら茶道で使われる言葉の意味など分からないものがあまりに多く内容など殆ど理解出来ていない、それをまた読みたくなって読み直している、もともと読書は根気がなくてあまり好きでない私ではあるが本のタイトル利休に惹かれて買い求めた、❝茶❞など全く無縁の世界ではあるが利休には大変興味がある、利休の❝美感❞と言うか❝わび、さび❞を具現した利休の世界を少しでも感じたくて興味が湧くのである、そこにこそ伝統的な日本の美の神髄が潜んでいるように感じている、本の内容はご存じ利休は秀吉によって死を命じられ果...わが読書

  • 四月 雨上がりの朝

    4月4日(金曜日)6時ちょっと前に目が覚めた、数日間続いた雨上がりの朝は清々しい、空気が輝いて見えるのは雨に閉じ込められていた心が解放される気分になるからだろう、外を歩きたくなって身支度を整えた、空気は未だ冷たい、薄手も防寒着がちょうどいい、土手の散歩道は南北に続く、南に行こうか?北に行こうか?取り合えず土手の外河川敷側で耕作している畑の様子を見て来よう、畑に大きなシカの足跡、夜中に散歩したらしい、摘み菜が摘みごろの芽を出している、畑の外の荒れ地にはツクシがいっぱい、散歩が終わったら摘みに来よう、そして毎年この時期を楽しみにツクシを食べていると言う友人にユーパックで送ってやろう、近くにあるKさんの山菜畑を覗いた、蕗の薹は伸びすぎて終わりを迎えていた、代わりにワラビがあちこちで顔を出している、土手に戻って南...四月雨上がりの朝

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