いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は法華経方便品における「十如是を3回読むこと」についてです。 これについて創価学会自体は「三遍読に功徳まさる」(『一念三千法門』創価学会旧全集版412ページ)とし、さらには「我が身が尊い仏である」ことを三つの側面①仏の現実を見つめる智慧②仏の慈悲の行動③仏の覚った法そのものという三つを称えるために3回唱えるのだそうです。 https://www.sokanet.jp/blog/66.html ここで創価学会が公式に引用している日蓮遺文は『一念三千法門』(真蹟不存)のみです。そして同抄から読み解かれる「仏の三つの側面」とはいわゆる「空仮中の三諦」「…