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はなちゃんのみそ汁 番外篇 https://hanamisosoup.com

妻は乳がんで他界。 残り少ない余命を覚悟して、幼い娘にみそ汁の作り方を教えました。あれから14年。 妻は家族に何を遺そうとしたのか。 その思いを娘に知ってほしくてブログを開設しました。 亡き妻と僕の“心の往復書簡”。

はなちゃんのパパです。音楽とお酒が好きです。毎年、妻の追悼コンサート「いのちのうた」を主催しています。最近、ウクレレを始めました。

hanamiso
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福岡市
出身
宮若市
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2022/06/25

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  • はなとねすたと時々ぱぱ

    ボンゴレを独り占め ブログ名を今日の記事タイトルに変更しようかって思うほど、娘の彼氏が頻繁に登場するこの頃。はなとねすたは楽しそうだし、読者の皆さんも好意的に受け止めてくださっているようなので、このペースで続けていくことにした。 昨夜は3人で、近所のイタリア料理店で晩ご飯。インスタグラムで動画をシェアしたところ、思いのほか反響が大きく、うれしくなったので、こちらでも紹介してみようと思う。 1分間のショート動画。2本連続で。きっと、笑えます。 youtu.be youtu.be kakiya 北海道産 活あさり 1kg 大粒 1個20~30g 国産 あさり 天然あさり 活あさり 浅利 味噌汁 焼…

  • 父、娘の説教に反論できず

    噛むことは生きること 深夜、吐き気を伴う腹痛で、トイレに駆け込んだ。 トイレから出て、床に横たわっていると、物音に気づいた娘が起きてきた。 娘は心配そうな表情で僕を見つめた。 「最近、ちょっと多いんじゃない」 実は、今年で4回目だった。 そのうちの2回は、下痢による脱水で血圧が急降下。失神を起こし、大騒ぎになった。 前回、病院で診察を受けていたので、今回の原因もある程度察しがついた。 娘が目をこすりながらこう言った。 「お酒を飲むな、とは言わない。パパのストレスにつながるからね。でもね、これだけは守って。食事はゆっくり。よく噛んで食べて」 「噛むことは生きること。よく噛んで食べなさい」 かつて…

  • 亡き妻直伝の勝負メシ

    最終面接の朝の食卓 娘の就職活動が大一番を迎えた。 きょうは、意中の会社の最終面接。 厳しい競争率の中、よくぞ、ここまで頑張った。 前日、部屋にこもって面接のシミュレーションを繰り返していた娘。 いつになく緊張しているみたいだが、これさえ食っときゃ大丈夫だ。 パパが作った渾身の一杯。具は、カボチャとエノキと豚カタ肉。 幸福を呼ぶフクロウの箸置き。 昔の話だが、パパも大切な取材や打ち合わせがあるとき、その日の朝は、いつも、ママが作ったみそ汁に元気をもらった。 だから、きっと、大丈夫。 ママ直伝のみそ汁は最強だから。 speed mao 癒される かわいい ふくろう 箸置き 5種類 セット Spe…

  • 亡き妻が娘に遺した言い伝え

    一粒の米の中には七人の神様がいる 久しぶりに、和風だしのパエリアを作った。 娘の彼氏、ねすたがたくさん食べてくれた。 パエリアを食べたのは、人生で初めてだったらしい。 作り手として、これほど、うれしいことはない。 食事中、娘がぽつりとつぶやいた。 「ねすた、残しちゃだめだよ。一粒の米の中には七人の神様がいるんだからね」 七人の神様とは、水、土、風、虫、太陽、雲、作り手。 どれかひとつでも欠けてしまうと、米を作ることができない。 自然の恵みと作り手の愛情がこもった米。 そうして作られた米を私たちは粗末にしてはいけない。 亡き妻が、5歳の娘に教えた言い伝えだ(諸説あり)。 16年ぶりに耳にした。 …

  • パパが喜ぶ味を熟知している娘

    夜更けに食べた娘の手料理 「今夜、ちょっと遅くなるけど、起きててね。パパに食べさせたいものがあるから」 ハイボールを飲むと、すぐに眠くなる。 だが、娘に「起きてて」と言われれば、待つしかない。 何を食べさせてくれるのだろうか。 眠い目をこすりながら、娘の帰宅を待った。 夜11時すぎ、台所から、バターが焼ける香りがしてきた。いつもならば、酔っ払って横になっている時間だが、娘の手料理が食べられるのならば、話は別だ。 「お待たせ〜。この味、パパ、絶対気に入ってくれると思うよ」 テーブルに運ばれてきたのはパイだった。 「こんな夜更けにスイーツかよ!」と思ったら、大間違いだった。 惣菜パイ。 パイ生地の…

  • 娘の彼氏が亡き妻にしてくれたこと

    感謝の牛タン 「母の日」の12日、大量の牛タンを買いに、車で郊外の大型スーパーに出かけた。 帰宅し、夕食の準備をしていると、娘がニコニコしながら近づいてきた。 僕が外出している際、娘の彼氏、ねすたがこんなことを言ったそうだ。 「きょうは『母の日』だね。お母さんにお祈りをしようよ」 妻が他界して今夏で16年。きっと、多くの人から「いつまで、引きずってんだよ」と思われていることだろう。だが、娘の彼氏のように、僕たち家族と一緒に妻を偲んでくれる人がいる。これほど、うれしいことはない。涙も出るが、元気も出る。やっぱり、死ぬまで引きずっていこうと思った。 幸せ気分に浸った2024年の「母の日」。その夜、…

  • 寝坊した朝はお手軽バーガー

    調理時間は5分 寝坊してしまった。 ご飯を炊いてない。 みそ汁の具材も切れている。 娘は早出のアルバイト。 今からじゃ、間に合わない。 そんなとき、バーガー用のバンズがあれば何とかなる。 娘の弁当用に冷凍していたフライドチキンをレンジでチン。 ソースは、マヨとオリーブオイル、からし、砂糖、黒こしょうを混ぜ混ぜ。 バンズを半分に切って、オーブントースターで温め、レタスとチキン、ソースを挟む。 ケンタッキー風チキンフィレバーガーの出来上がり〜。 調理時間は5分。 豪快にかぶりつく! やばいよ、うまいよ! スターゼン 骨なしフライドチキン (20個入り 計1.6kg(800g×2袋)) スターゼン …

  • 食べても食べても腹が減っていた頃

    夜と朝で10人分完食 久しぶりに大量のカレーを作った。 約10人分。 自分で言うのもなんだが、おかわりするほどうまかった。 娘と娘の彼氏ねすたも、カレーの出来をほめてくれた。 ねすたは3杯食べてくれた。 その翌日の朝食メニュー。 娘たちは、また、カレーを食べていた。 しかも、みそ汁とうどん付き。 もう一度言うけど、朝ごはんだ。 夜と朝で、10人分のカレーがきれいになくなった。 若さゆえか、食べても食べても腹が減るらしい。 勉強で脳をフル回転させ、夜はアルバイトで肉体労働。 そりゃ、腹は減る。 でも、体重は増えない。 うらやましい。 パパにもそんな時代があった。 西日本新聞入社時の販売店泊まり込…

  • 遠慮を知らない娘の彼氏

    決定的瞬間の画像入手 最近、缶ビールの減りが早い。 冷やしておいたビールを飲もうと思ったら冷蔵庫にない。 補充する。 飲んでないのに減っていく。 その繰り返し。 見当はついていたが、何も言わなかった。 先日、夕食と入浴を済ませ、寝室でYouTubeを見ていると、娘が写真を送ってきた。 やっぱり、こいつだった。 それ、エビスなんですけど。まあまあ値が高いんですけど 「く〜!! 部活の後のビールはうまい!」とか言ってたらしい コメと生卵の減り方も半端ない。 シャウエッセンはとうとう1本も食べないままだった。 遠慮を知らない、とつくづく思う。 サッポロ ヱビスビール [ ビール 350ml×24本 …

  • 連休中にどうしてもやりたかったこと

    意地でも楽しむ ゴールデンウィークが終わった。 特に予定は何も入れず、成り行きまかせで過ごした。 ただ一つ、やりたいことがあった。 しばらく遠ざかっていた自宅バルコニーでのバーベキューだ。 去年の今頃は、3日に一度ぐらいのペースでやっていたのに。 炭火をじっと見つめたい。 明るいうちからハイボールが飲みたい。 でも、1人じゃ寂しい。 そこで、近所に住む同年代の男性を呼び出した。 彼は、娘の同級生の父親。 ロックコンサートに一緒に行く仲の良い友人だ。 正午すぎ、芋焼酎「佐藤」の白と黒を手土産に来てくれた。 午前は小雨がぱらついていたが、天気予報は午後から曇り。 最初は順調だった。 ところが、いい…

  • 娘の彼氏が大絶賛のパパめし

    炙りホタテの大葉カルパッチョ風 最近作った料理の中では、群を抜いてうまかった。 娘いわく「お店の料理みたい」。 炙(あぶ)りホタテの大葉カルパッチョ風。 友人知人の家に出向いて作ってあげたくなるほど。娘の彼氏、ねすたも「たまんないです。これは」と大絶賛。 しかも、簡単。調理時間は約10分。おいしいポイントは、ガスバーナーでホタテの表面を炙ること。ガスバーナーがなければ、熱したフライパンで表面をさっと焼く。 マジでやばいぜ! ぜひ、作ってみてね。 おろしニンニクを忘れずに! ※材料はYouTubeの概要欄に添付。レシピはグリーンコープ生協と香蘭女子短期大学のコラボ企画です。 動画はこちら↓ yo…

  • 彼氏のつぶやきに娘が涙

    博多どんたくの夜 遠くから、にぎやかな音楽とアナウンスが聞こえてきた。 窓の外に目を向けると、花自動車が走っていた。 「博多どんたく港まつり」が始まった。 娘と彼氏のねすたに声をかけ、一緒に外を見た。 「きょう、ねすたと博多どんたくに行くんだけど、パパも合流する?」 最近、娘は自分たちのデートにパパも誘ってくれる。 もちろん「YES」。 親子で「どんたく」に行くのは、何年ぶりだろうか。 夕方、どんたくの本舞台がある福岡市役所前広場で待ち合わせ。 3人で人混みをぶらぶら歩きながら、途中、パチンコ屋で時間をつぶし、祇園町のラーメン居酒屋に入った。 食事中、ねすたが娘にこんな質問をした。 「はなちゃ…

  • 会社を辞めてウクレレにはまる

    “悪魔”のささやき 会社を早期退職したことを機に、わが家で始めたウクレレ講座。 もうすぐ2年になる。昨日は、ウクレレ講師の児玉さんを含む4人が集まった。 1人は妻をがんで亡くしたシングルファーザー。このほど、彼もめでたく大手の家電メーカーを早期退職。自由の身になった。 児玉さんも早期退職組。 3人ともに「やりたいことが自由にできる。辞めて正解だった」と振り返る。 残るひとりは公務員男性(40代)。 僕らの話を聞きながら、「そんな人生もありだよね」と思い始めている。 「こっちの世界においで〜」と、彼の耳元でささやく3人。 夜遅くまで、ビールを飲みながら人生を語り、ウクレレを演奏。 おっさん4人。…

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