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2022/05/16

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  • PiDP-11を使う その20 一世風靡した BASICの巻

    記念すべき20回目になりました。今回は、Beginner'sAll-purposeSymbolicInstructionCode(BASIC)をに挑戦します。BASICとは、1964年に(第1回目の東京オリンピックの年)アメリカのダートマス大学(アイビー・リーグのメンバーで名門大学)でケメニーとカーツが開発したプログラミング言語です。1975年にマイクロソフトのビル・ゲーツとポール・アレンがインテルの8080マイクロプロセッサ(ALTAIR8800)用に移植してから、一世を風靡したのです。日本でも、多くのパーソナル・コンピュータに移植されて、1970年代後半から、1980年代前半の当時のBASICは、現在のOSの役割も担っていて、ファイルの管理、周辺機器の管理、プログラムのロード、保存なども、全てBASI...PiDP-11を使うその20一世風靡したBASICの巻

  • PiDP-11を使う その19 ブートストラップ・ローダの巻

    今回は、PDP-11のブートストラップについて解説します。そもそも、ブートストラップってなんでしょう。これです。ブーツの履き口についているリボン状のぶつです。ウエスタンスタイルのブーツでは、こんなのもあります。ブーツを履くとき、まず掴んで、履き口が動かないようにするものですね。Wikipediaによれば、「自分でブートストラップを引っ張って自分を引っ張り上げる(pulloneselfupbyone'sbootstraps)」という表現は19世紀に、不可能な動作の喩えとして存在した。」とのことでした。これが可能ならば、キリスト様のように、水の上も歩けますね。「コンピュータ、ソフトなければ、ただの箱」という言葉がありますが、コンピュータにソフトウエア(プログラム)ロードするには、悩ましい問題があります。電源を...PiDP-11を使うその19ブートストラップ・ローダの巻

  • PiDP-11を使う その18 紙テープを読むの巻

    紙テープを読むと言っても、アニメに出てくる鼻の大きな博士のことではありません。今回は、高速紙テープ・リーダ/パンチ装置の読み込みプログラムについて解説いたします。コントロール装置であるPC11のマニュアルに(http://www.bitsavers.org/pdf/dec/unibus/PC11_Reader-Punch_Manual.pdf)よれば、読み取りプログラムは以下の通りです。ーほぼ流れは、前回ご紹介したパンチのときと同じですが、リーダを起動する信号を送るINC命令を始めに発行してから、CSRを読みに行くところが異なっています。2では、紙テープを読むプログラムを書いてみましょう。紙テープの1フレームを読み込んで、8進数で、書き出して、対応するアスキーコードを打った後、改行するプログラムです。前回...PiDP-11を使うその18紙テープを読むの巻

  • PiDP-11を使う その17 紙テープに穴を開けるの巻

    では実際に、紙テープパンチ装置を使うプログラムを解説します。紙テープ・リーダ/パンチ装置(PC05)は、やはり、UNIBUSに接続されていて、メモリと同じようにアクセスします。PC05とUNIBUSを繋ぐにはPC11というコントロール装置が必要で、ソフトウェア的にはPC11を操作して、テープの読み書きをします。チューリング・マシンみたいでカッコいいですね。まず、パンチ装置の方ですが、CSRの番地は、177554番地、バッファは177556番地です。DECのマニュアル(http://www.bitsavers.org/pdf/dec/unibus/PC11_Reader-Punch_Manual.pdf)から引用します。制御用レジスタ(CSR)の番地は177554番地、バッファは、177556番地です。テレ...PiDP-11を使うその17紙テープに穴を開けるの巻

  • PiDP-11を使う その16 紙テープと高速紙テープ・リーダ/パンチ装置の巻

    今の若い人たちは、黒電話を見たことがない人が多いと思います。ましてや、中央のダイヤルを回して、電話番号を入力することを知らない人もいるかもしれません。黒電話の時代には、鑽孔(紙)テープというもので、コンピュータとデータをやり取りしていました。写真の左が5単位の電信用、右側がコンピュータで使われた8単位のテープです。鑽孔テープとはどんなものかというと、上質な紙でできたテープで、厚さは0.1mm(0.00394インチ)で、結構、腰がありました。テープの幅は25.4mm(1インチ)である。穴と穴の間隔はどちらの方向でも2.54mm(0.1インチ)です。データ用の穴の直径は1.83mm(0.072インチ)、テープを確実に送るように、フィード用の穴の直径は1.17mm(0.046インチ)穴が未使用のテープでも空いて...PiDP-11を使うその16紙テープと高速紙テープ・リーダ/パンチ装置の巻

  • PiDP-11を使う その15 5匹のカタツムリ サブルーチン版の巻

    ここまで来ると、プログラムを開発する準備が出来ましたが、なぜ、21世紀の今、PDP-11のような古いコンピュータを知ることが大切か、少し考えてみました。現在の主流は、X86アーキテクチャの流れを引くINTELCOREシリーズだと思われます。AMDの互換プロセッサもこの範疇に含まれるます。元をたどれば、インテルの8086マイクロプロセッサの命令に、その時々の必要性に応じる形で、拡張に拡張を重ねて、古い温泉旅館の新館、別館、別棟の大浴場のような初見では、何が、どこにあってどのように使うのか大変見通しの悪い構造になってしまいました。新たに、コンピュータアーキテクチャを学ぶ人は、どこから手をつければ良いのか、なぜこうなっているのか、迷える仔羊のようになっているのではないでしょうか。本当に同情いたします。以前に紹介...PiDP-11を使うその155匹のカタツムリサブルーチン版の巻

  • PiDP−11を使う その14 アドレッシング・モードの続きとサプルーチン・コール

    いきなりですが、PDP11のアドレシング・モードの説明のOHPです。PDP−11には八つのアドレアシングモードがあります。すでに、0n、27、37と解説しましたが、今回はもう少し系統的に説明します。いちどに、説明すると少しややこしいかもしれませんが、お付き合いお願いします。まず、間接モードです。これは、オペランドの指定する場所を、アドレスとして解釈するモードです。オペランドの高位3ビットで、アドレッシングを区別しますが、この一番下位の3ビット目が0を含む場合、すなわち、アドレシング指定が偶数の場合は、直接アドレッシング、奇数の場合(3ビット目が1)が、間接アドレシング・モードです。例えば、オペランドが0n(nは8進数で、0から7のレジスタを指定)の時は、レジスタnの内容が、オペレータの作用対象になります(...PiDP−11を使うその14アドレッシング・モードの続きとサプルーチン・コール

  • PiDP-11を使う その13 5匹のカタツムリの巻

    いよいよ、プログラムらしいプログラムに進みます。今回はカタツムリに見立てた@を5つターミナル・テレタイプに出力するプログラムを書いてみます。前回のテレタイプ出力命令に加えて、分岐命令を使ったループを見ていきましょう。プログラムの構造は次の通りです。1.繰り返しの回数5をR0レジスタに入れる。010200,0000052.テレタイプの状態レジスタをチェックします。132737,000200,1775643.テレタイプが出力可能(READY)になると上の命令を実行すると、Zフラグがリセットされます。それまで、ループします。XXは、戻るステップ数(オフセット)です。あとで計算します。0017XX、4.テレタイプに、@のアスキーコード100(8進数)を出力します。112737,000100,1775665.カウン...PiDP-11を使うその135匹のカタツムリの巻

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