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とまと文学部 https://tomatoma-tomato77.hatenablog.jp/

小説を書いています。SF的ですが人間の本質を描こうとしています。アンドロイド、スーパーコンピューター、人間の対比を描くことで人間の本質に迫ります。

とまと
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2022/03/14

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  • 喫茶プリヤ 第一章 七話~もう後戻りできない

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 自分が社長に就任した会社の社員が、エレベーターホールで相手を恫喝するような強い口調でまくしたてていた。 本当にこの会社の社長を務めていて大丈夫なのだろうか。 秀彦は出勤初日から不安を感じたが、歓迎会を開いてくれるというのを断る訳にもいかず、社員の有志に超高級クラブに連れてこられた。 「社長、じゃんじゃん飲んで下さい…

  • 喫茶プリヤ 第一章 六話~社長と呼ばれて

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 「秀彦さん、ごはん、できたわよ」 由梨子は毎朝、甲斐甲斐しく朝食を作ってくれた。 お披露目のパーティーも終わり、秀彦は由梨子との同居生活を始めた。 二人は由梨子の父、花村代議士が所有する高級マンションに引っ越してきた。 秀彦は大学生の頃から住んでいたアパートを引き払い、セレブ御用達の高級マンションで由梨子との新しい…

  • 喫茶プリヤ 第一章 五話~万歳三唱

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 画像はイメージです。 花村代議士から次の選挙での出馬を要請された秀彦は、フィロス電機を退職することになった。 まずは花村代議士の秘書として、政治の世界を勉強することから始める。 話はあれよあれよという間に進み、秀彦はフィロス電機での最後の日を迎えた。 出社最終日は夕方近くに会社に行き、技術開発部の同僚らに挨拶し見送ってもらうだけだったが…

  • 喫茶プリヤ 第一章 四話~政界の入り口

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 喫茶店・プリヤでスペシャルブレンドコーヒーを飲んで以来、秀彦は全てにおいて絶好調だった。 空子やマスターに一言お礼を言いたい。 そう思ってはいたが、秀彦は多忙を極めていた。 会社では技術開発部の技術者としてスカイゾーンプロジェクトに参加し、スーパーコンピューター・スカイゾーンの開発に着手していた。 仕事はスイスイ進…

  • 喫茶プリヤ 第一章 三話~逆玉に乗る

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 終業後、会社を出た秀彦は技術開発部のチーフ、遠山に言われた通り、白薔薇女子大の女子学生たちとの合コンが開かれるエプシロンという店にやって来た。 「お、来た来た。おーい、佐藤くん、こっちだこっちだ!」 合コンの幹事役の社員が店の奥の方にある個室から出てきて、秀彦を呼んでくれた。 「遅くなりました。ちょっと迷ってしまっ…

  • 喫茶プリヤ 第一章 三話~逆玉に乗る

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 終業後、会社を出た秀彦は技術開発部のチーフ、遠山に言われた通り、白薔薇女子大の女子学生たちとの合コンが開かれるエプシロンという店にやって来た。 「お、来た来た。おーい、佐藤くん、こっちだこっちだ!」 合コンの幹事役の社員が店の奥の方にある個室から出てきて、秀彦を呼んでくれた。 「遅くなりました。ちょっと迷ってしまっ…

  • 喫茶プリヤ 第一章 三話~逆玉に乗る

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 終業後、会社を出た秀彦は技術開発部のチーフ、遠山に言われた通り、白薔薇女子大の女子学生たちとの合コンが開かれるエプシロンという店にやって来た。 「お、来た来た。おーい、佐藤くん、こっちだこっちだ!」 合コンの幹事役の社員が店の奥の方にある個室から出てきて、秀彦を呼んでくれた。 「遅くなりました。ちょっと迷ってしまっ…

  • 喫茶プリヤ 第一章 二話~もう派遣じゃありません

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 とうとうフィロス電機に勤める派遣期間満了の日がやってきた。 最後の出社の日の朝だったが、秀彦はいつもと変わることなく出勤した。 出社した秀彦はやはりいつも通りに朝礼でその日の仕事を確認したが、それで最後の仕事かと内心、感傷的な気持ちになっていた。 「あ、佐藤くん、ちょっと…」 朝礼が終わると社員はそれぞれ自分のデス…

  • 喫茶プリヤ 第一章 一話~プリヤにいらっしゃいませ

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 佐藤秀彦は派遣社員。 大手の電機メーカー、フィロス電機の総務部に派遣されていた。 秀彦はアルバイトをしながら苦学して大学を卒業したものの空前の不況の中、非正規の派遣社員の身分に甘んじていた。 仕事は単調でアシスタント的なものしか与えられず、遣り甲斐などはなく、秀彦は日々に退屈していた。 「おい!佐藤!!さっき頼んだコピー、どうなってんん…

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